JP4790039B2 - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば洗濯から乾燥まで通して行える洗濯乾燥機に関する。
従来、洗濯乾燥機内に設けられる排水経路に排水トラップを設けた洗濯乾燥機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この洗濯乾燥機に備わる排水トラップでは、排水手段の下流側に接続される排水ホースを略U字状に変形させ、この変形させた部分に排水手段から排出される排水を貯留して排水トラップを形成している。
この洗濯乾燥機によれば、排水トラップによって下水からの臭気が洗濯乾燥機を介して室内側等へ逆流するのを防止することができる。
なお、一般的に、集合住宅等における洗濯乾燥機の設置場所の床面には、防水パンが設けられている。防水パンは、洗濯乾燥機の排水ホースが接続される排水孔を有しており、この排水孔には、床内に施設された排水配管が接続されている。
このような防水パンでは、排水孔の内部に排水トラップを設けたものが知られており、このように排水トラップを有する防水パンでは、洗濯乾燥機側に排水トラップを有していなくても、防水パン側で臭気の逆流を好適に防止することができる。
特開2008−110088号公報
ところで、特許文献1の洗濯乾燥機では、排水ホースを専用のホルダに保持してU字形に変形することで排水トラップを設けていたので、排水トラップの形成に手間がかかり、組付性や生産性に劣るという問題を有していた。
また、排水ホースをU字形に変形することで排水トラップが形成されているので、排水トラップを設置するための設置スペースを、洗濯機の外枠筐体のベース部等に対して広く確保する必要があった。
また、設置場所における排水トラップの有無に対応して、洗濯乾燥機に排水トラップを容易に付加または除去したいという要望があった。
本発明は、前記従来の問題を解決するものであり、組付性や生産性に優れ、しかも、設置スペースが小さくて済むとともに、設置場所における排水トラップの有無に対応して、排水トラップを容易に付加または除去することができる洗濯乾燥機を提供することを目的とする。
本発明は、洗濯物が投入される内槽と、前記内槽を収容して洗濯水を溜める外槽と、前記外槽からの排水が通流する排水路を開閉して排水の排出を制御する排水手段と、前記排水手段に接続された排水ホースと、前記外槽を内置する外枠筐体のベース部に設けられた排水ホース取出口と、を備える洗濯乾燥機において、前記排水ホースは、前記排水ホース取出口において、前記排水手段との間に所定の下り勾配を有して当該ホース内の排水が排出される第1の取出位置と、前記排水手段との間に排水トラップを形成する第2の取出位置とをとり得ることを特徴とする洗濯乾燥機。
本発明によれば、排水ホース取出口において、第1,第2の取出位置に排水ホースを位置させることができ、第1の取出位置とすることにより、排水トラップを除去した排水ホースの取り出しが可能であり、また、第2の取出位置とすることにより、排水トラップを付加した排水ホースの取り出しが可能となる。
本発明によれば、組付性や生産性に優れ、しかも、設置スペースが小さくて済むとともに、設置場所における排水トラップの有無に対応して、排水トラップを容易に付加または除去することができる洗濯乾燥機が得られる。
本実施形態の洗濯乾燥機の外観斜視図である。 本実施形態の洗濯乾燥機の内部構造を側面から見たときの一部断面概略図である(排水ホース取出口を模式的に図示)。 本実施形態の洗濯乾燥機に適用される排水ユニットの設置位置を説明するための斜視図である。 排水ユニットを示す図であり、(a)は右斜め上方から見たときの斜視図、(b)は筐体を断面として右斜め上方から見たときの斜視図である。 排水ユニットを示す図であり、(a)は右側面図、(b)は左側面図である。 筐体を示す図であり、(a)は右側面図、(b)は模式断面図である。 筐体を示す図であり、(a)は正面図、(b)は背面図、(c)は左側面図である。 筐体内における排水の流れを示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
<洗濯乾燥機1の外装>
図1に示す実施形態の洗濯乾燥機1は、鋼板で形成された側面板2aと、合成樹脂で形成されたベース部2bと、合成樹脂で形成されたトップカバー3とで外枠筐体となるケースCが形成されている。
図2に示すトップカバー3は、中央部に衣類等の洗濯物出入れ口3aを有しており、この洗濯物出入れ口3aを開閉するための外蓋体4が設けられている。なお、図2では、実線で外蓋体4の閉状態を示し、二点鎖線で外蓋体4の開状態を示している。
<トップカバー3>
洗濯物出入れ口3aが形成されるトップカバー3は、必要に応じて、複数の部材を組み合わせて構成され、洗濯乾燥機1の上部を覆うように嵌め込んで取り付けネジによって側枠(図示せず)に固定される。
トップカバー3に形成した洗濯物出入れ口3aは、基部ヒンジh1(図2参照)によりトップカバー3に回転自在に取り付けた外蓋体4によって、開閉自在に構成されている。
図2に示すように、トップカバー3における外蓋体4の当接面3bの左側の前縁部分には、粉末洗剤を投入する粉末洗剤投入箱3dが形成されている。粉末洗剤投入箱3dの底面は、投入された粉末洗剤が洗剤投入口13に円滑に流下するように形成されている。
図1に示すように、トップカバー3の前側に配置されるスイッチ実装面3cには、電源をオン・オフするための押しボタン式の電源スイッチSW1と、外蓋体4を開閉操作するための外蓋開閉指示スイッチSW2と、洗剤量検出指示スイッチSW3とが実装されている。
<外蓋体4>
図2に示す洗濯物出入れ口3aを開閉する外蓋体4は、合成樹脂で形成され、トップカバー3の洗濯物出入れ口3aを開閉自在とするように基部ヒンジh1に回転自在(図の矢印α1、α2方向)に設けられる後蓋部4b(図1参照)と、後蓋部4bの前縁に中間ヒンジh2(図2参照)によって屈伸自在に連結された前蓋部4aとを有している。
外蓋体4は、電動または手動で、洗濯物出入れ口3aを開閉動作する。
図1に示す外蓋体4の前蓋部4aには、外蓋体4を手動開閉する際にユーザが指先を挿し入れるように前蓋部4aの後端部を凹ませて形成される取っ手部4a2と、該取っ手部4a2の開口を塞ぐようにネジリバネ等で回転可能に弾性支持される取っ手蓋部4a1と、この取っ手蓋部4a1の手前側に連なって洗濯乾燥機1を操作・動作表示するための操作表示パネル4a3とが設けられている。
なお、図2においては、取っ手蓋部4a1、取っ手部4a2、操作表示パネル4a3の構成は省略して示している。
操作表示パネル4a3は、図1に示すように、外蓋体4の前蓋部4aの上面に配置され、主として該外蓋体4を閉じた状態で操作される操作ボタンbuと洗濯乾燥機1の動作状態を表示する表示パネルPとが、パネル制御回路基板(図示せず)に接続され設けられている。パネル制御回路基板は、図示しない主制御基板、電力用制御基板等にバスラインで接続されている。
<外蓋体4の開閉>
図1に示す外蓋体4を、電動で開閉駆動する電動開閉駆動機構は、後蓋部4bを、基部ヒンジh1(図2参照)を支点にして開閉駆動電動機で駆動して起伏動作(図2の矢印α1、α2参照)させるとともに、前蓋部4aを中間ヒンジh2(図2参照)廻りに従動させて、前蓋部4a、後蓋部4bを折り畳んだ開状態(図2の二点鎖線参照)と、前蓋部4a、後蓋部4bを広げて平坦にした閉状態(図2の実線参照)との開閉動作を行っている。
あるいは、この構成に代えて、中間ヒンジh2(図2参照)の位置において後蓋部4bと前蓋部4aが、開/閉状態とするように開閉駆動電動機で屈伸駆動することによって開閉動作するように構成してもよい。
この外蓋体4の開/閉制御のために、外蓋体4の全開/全閉状態を検出するための外蓋全開検出センサ、外蓋全閉検出センサ(図示せず)が設けられている。
一方、ユーザが外蓋体4を手動で開閉動作する際には、ユーザが取っ手蓋部4a1を指先で押圧することによって、取っ手蓋部4a1が後退転動して指先を取っ手部4a2内に挿入して取っ手部4a2をつかみ、外蓋体4の前蓋部4aを上げ下げすることで、外蓋体4の開閉が行われる。
外蓋体4を開閉駆動する電動開閉駆動機構は、ユーザが手で外蓋体4を開閉駆動操作するときに大きな機械的負荷抵抗とならないように、開閉駆動電動機の形態を考慮したり、動力伝達系にクラッチ機構を介在させたりすることが望ましい。
<外槽5>
図2に示すように、洗濯乾燥機1のケースC内には、洗濯水を溜める外槽5が、ケースCの上端四隅部に設けた隅板に係止し垂下させた4本の吊り部材(図示せず)で支持され、洗濯乾燥機1内の中心部に縦向きに配置されている。
吊り部材は、ばね等の弾性材と空気など流体の粘性による減衰機構を有する防振機構を備えている。この防振機構を介して、外槽5が、防振支持され、脱水運転起動時等の振れ回り運動が抑制されている。
外槽5は、軸方向に長い有底円筒形状を呈しており、合成樹脂で形成されている。外槽5は、その下部の側壁に水位検出のためのエアトラップ5aが形成され、エアチューブc1を介して水位検出手段である感圧式の水位検出センサc2に接続され、その底部には排水兼排気口5bが設けられている。また、外槽5の底部の外側には、鋼板製の取付ベース18を介して洗濯脱水駆動装置10が取り付けられている。
外槽5内には、衣類等の洗濯物19が投入され、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥が行われる内槽6が回転自在に同心的に設けられている。
<外槽上カバー9>
図2に示すように、内槽6が収容された外槽5の上側開口端には、外槽5と内槽6の間の間隙を覆うべく、内側衣類投入口9aを備えた外槽上カバー9が取り付けられている。
外槽上カバー9の内側衣類投入口9aは、図示しない内蓋によって開閉自在に覆われるが、ここでは内蓋の説明は省略する。
外槽上カバー9には、内槽6内に向けて開口され洗い工程時に循環される洗濯水等の水(排水)を内槽6内に散水する散水口11と、乾燥工程時に乾燥用の空気を内槽6内に噴出する噴気口12とが取り付けられる。また、外槽上カバー9には、内槽6と外槽5の間の間隙に向けて開口する態様で、洗剤投入口13と給水口14とが取り付けられる。洗剤投入口13は、蛇腹管j1を介して粉末洗剤投入箱3dに接続されている。
<内槽6>
外槽5内に配置される内槽6は、洗濯兼脱水槽であり、ステンレス鋼板を用いて、軸方向に長い有底円筒形状に形成されている。
内槽6の周壁には、通水および通風のための***6aが形成され、その上縁部に、高速回転の脱水工程時に洗濯物19の偏りと反対方向にバランス用の流体が移動して洗濯物19の偏りによる振動を抑制する流体バランサー6bを備えている。内槽6は、脱水工程時には高速で回転して、洗濯物19に含まれる水分を遠心力により洗濯物19から分離して脱水孔より排出する遠心脱水が行なわれる。
内槽6内の内底面部の中央には、洗濯物19を上下動、攪拌等して洗濯、すすぎ等を行う回転翼30が回転自在に設けられている。回転翼30は、洗濯脱水駆動装置10によって回転駆動され、正転/逆転を繰り返して洗濯、すすぎ等を行う。また、乾燥運転でも回転翼30は、正転/逆転を繰り返して乾燥が行なわれる。
<洗濯脱水駆動装置10>
洗濯脱水駆動装置10は、可逆回転型のコンデンサ分相単相誘導電動機、インバータ駆動電動機等を使用した駆動電動機と電磁操作クラッチ機構と遊星歯車減速機構を内蔵し、駆動電動機と電磁操作クラッチ機構を制御することによって、内槽6を静止させた状態で回転翼30を繰り返し正逆(往復)回転させる撹拌駆動モードや、内槽6と回転翼30を一体的に同一方向に回転させる脱水駆動モード等を選択的に実行する駆動機能を有している。
<洗い工程時の洗濯水の循環>
次に、洗い工程時に洗濯水を内槽6から外槽5に排出して再びこれを給水して循環する構成について説明する。
図2に示す外槽5の排水兼排気口5bは、蛇腹管j2と排水管k1とを介して、排水装置100および循環ポンプP1に接続されている。
循環ポンプP1は、ケースCのベース部2bに取り付けられ、その出水口は、内部配管k2と蛇腹管j3と糸屑フィルタf1が着脱可能に設置される内部配管k3を介して散水口11に接続されている。
また、排水装置100は、図3に示すように、ベース部2bの左前部に取り付けられており、出水口となる接続口102(図4参照、)には、排水ホース17が接続されている。排水ホース17は、ベース部2bの左右側部に設けられた排水ホース取出口200を通じて外部に導出されている(図では左側からの導出を示す)。
排水装置100および排水ホース取出口200の詳細は後記する。
本実施形態の洗濯乾燥機1では、前記した排水兼排気口5b、蛇腹管j2、排水管k1、循環ポンプP1、内部配管k2,k3、蛇腹管j3、および散水口11で、洗濯水循環機構を構成している。
この洗濯水の循環が行われる洗い工程においては、洗濯物19に含まれる洗濯水に加え、最低水位(回転翼30が沈む程度から内槽6の内底面から1/2の高さ寸法の水位)の洗濯水が付与され、洗濯が行われるようになっている。
<乾燥機構の構成>
ケースC内の後側部には、乾燥工程において洗濯物19から吸湿した水分を含む空気を、冷却除湿板22の外面上を流れる冷却水で冷却して除湿するための冷却除湿機構20(図2参照)が設置されている。
冷却除湿機構20は、乾燥空気循環系を構成している。乾燥空気循環系は、乾燥工程における外槽5内の湿潤した空気を排水兼排気口5bから吸い出し、これを冷却除湿板22の外面上を流れる冷却水で冷却除湿して絶対湿度を低下させる系と、この系により絶対湿度を低下させた空気を加熱して、内槽6内に上方から吹き込む系とを有している。
冷却除湿機構20は、排水兼排気口5bから、蛇腹管j4を介して、接続された乾燥用空気の通風路である冷却除湿風路21を備える。
この冷却除湿風路21内に冷却除湿板22が設置されるとともに、乾燥用空気に含まれる糸屑を除去する糸屑フィルタf2と、乾燥用空気を送風するための電動送風機23と、除湿後の乾燥用空気を加熱するためのヒータHpとが設けられる。
具体的には、冷却除湿風路21は、排水兼排気口5bを入口として、蛇腹管j4から上方に向けて伸びるように上昇風路21a1が設けられ、上昇風路21a1内に冷却除湿板22が設置される。そして、上昇風路21a1の上端部から折り返して下方に向けて伸びる下降風路(図示せず)を設け、この折り返し部に糸屑フィルタf2が着脱可能に設置される。下降風路内には該下降風路内を流れる空気の湿度に感応する湿度センサ(図示せず)が設置される。この下降風路の下端部に電動送風機23の吸気口が接続され、この電動送風機23の排気口から上方に向けて伸びる上昇風路21a2が設けられる。
上昇風路21a2の先は、空気加熱管k4と蛇腹管j5を介して前記の噴気口12に接続される。空気加熱管k4内には、乾燥工程時の乾燥用の循環空気を加熱するPTCヒータ等のヒータHpが内装される。
<排水装置100>
図4に示すように、排水装置100は、排水電磁弁110と、横配管120と、縦配管130とを備えて構成されている。
排水電磁弁110は、電磁コイル111と、この電磁コイル111の励磁により駆動される図示しない弁体を備えた弁部112とを有している。電磁コイル111の上面には、端子部113が設けられており、この端子部113には、図示しないハーネスを介して電磁コイル111を励磁するための電力が供給されるようになっている。
なお、電磁コイル111に供給される電力は、洗濯乾燥機1の運転モード等に合わせて図示しない制御装置(ECU)の指令等に基づいて供給される。なお、電磁コイル111は絶縁材等で被覆されている。
弁部112は、横配管120の前端部に配置されている。横配管120の前部の下部には、縦配管130が接続されており、弁部112は、横配管120と縦配管130との連通・遮断(開閉)を切り替えるようになっている。横配管120の前端部周壁には、弁部112を嵌合固定するための図示しない嵌合突起が設けられている。
ここで、横配管120の後端部には、前記した排水管k1が接続されており、横配管120には、排水管k1を通じて外槽5から排出された洗濯水等の排水が通流するようになっている。
そして、図示しないECUの制御により、排水電磁弁110の電磁コイル111が励磁され、弁部112の図示しない弁体が横配管120と縦配管130とを連通する方向に移動して開かれると、横配管120から縦配管130に排水が流れる。
また、図示しないECUの制御により、電磁コイル111が消磁され、弁部112の図示しない弁体が横配管120と縦配管130との連通を遮断する方向に戻されて(付勢手段等によって戻されて)閉じられると、横配管120から縦配管130への排水の通流が遮断される。
すなわち、電磁コイル111の励磁・消磁を切換えることによって、排水の排出・非排出が制御されるようになっている。
横配管120は、前部121が大径とされ、後部122が小径とされた段付き配管であり、前部121の周壁には、ベース部2b(図3参照、以下同じ)に取付固定するための取付部121a(図3参照)が形成されている。また、前部の下部には、縦配管130が直交するように接続されており、その連結部の連通部分に位置するように、排水電磁弁110の図示しない弁体が配置されている。
また、横配管120の側部(ここでは右側部)には、分岐口123が形成されており、この分岐口123には、循環用配管124の下流端が接続されている。循環用配管124の上流端は、循環ポンプP1(図2参照)に接続されている。これにより、排水電磁弁110の電磁コイル111が消磁されて図示しない弁体が閉じられている状態で、循環ポンプP1が作動すると(例えば、洗濯水を循環して洗濯を行う洗い工程中の作動)では、排水管1kから横配管120に流入した排水が、分岐口123から循環用配管124に流れて循環ポンプP1から循環路となる内部配管k2(図2参照)に供給されるようになっている。
縦配管130は、上端部が横配管120の前部121の下部に接続されており、前記したように排水電磁弁110が開かれると、横配管120から排水が流入するようになっている。縦配管130の下部は、後方へ折曲されて延設されており、その後部の接続口102に排水ホース17が接続されている。つまり、排水ホース17は、排水電磁弁110との間に所定の高低差を有して配置されることとなり、縦配管130を通じて通流する排水をスムーズに流すようになっている。
排水ホース17は、図3に示すように、ベース部2bの底部に設けられた平面視略U字形の排水ホースガイド40内に保持されて、ベース部2bの側壁2b1に設けられた排水ホース取出口200または右側壁2b2に設けられた排水ホース取出口200に導かれ、外部に導出されている。
排水ホース17は、径方向に変形可能な可撓性を有しており、後記するように、ユーザが指先で径方向に押圧することによって、扁平状に変形するようになっている。
排水ホース取出口200は、ベース部2bの左右側壁2b1、2b2で同一の構造とされているので、ここでは左側方の側壁2b1に設けられる排水ホース取出口200について説明する。なお、排水ホース取出口200は、別体とされた取出部部材200’(図5(b)参照)を側壁2b1(2b2)に組み込むことで構成される例を示したが、これに限られることはなく、排水ホース取出口200を側壁2b1、2b2に一体的に設けてもよい。
排水ホース取出口200では、図5(a)に示すように、排水ホースガイド40の上壁41が上方へ湾曲して膨出形成されている。排水ホース17は、図6(a)に示すように、排水ホース取出口200において、排水ホースガイド40の上流側と略同じ高さで直線状に取り出される第1の取出位置と、図6(b)に示すように、排水ホース取出口200において、排水ホースガイド40の上壁41に沿うように、第1の取出位置よりも上方へ傾斜させた状態で側方へ取り出される第2の取出位置とをとり得るようになっている。ここで、第2の取出位置は、第1の取出位置に配置された排水ホース17の上面17aよりも高い位置に排水ホース17が配置されるように設定されている。別言すれば、第1の取出位置に配置される排水ホース17と第2の取出位置に配置される排水ホース17とは、上下方向において、排水ホース17同士の配置位置が干渉することのない所定の間隔を隔てて配置されている。これによって、第2の取出位置に排水ホース17を配置すると、後記するように、排水装置100との間に排水トラップを構成するようになっている。
側壁2b1には、図5(b)に示すように、第1の取出位置に対応するように排水ホース17の外径φ1よりもわずかに大きい断面丸形の挿通孔201が設けられており、また、第2の取出位置に対応するように同様の挿通孔202が設けられている。
2つの挿通孔201、202は、上下に並設されており、2つの挿通孔201、202の間には、これらを連通する連通部203が形成されている。この連通部203の内面は、アール状とされており、その間には、図5(c)に示すように、扁平状に変形させた状態の排水ホース17’が挿通可能となっている。つまり、排水ホース17は、扁平状に変形させた状態(排水ホース17’の状態)で連通部203を通じて、上下2つの挿通孔201、202の間を移動可能である。
したがって、第1の取出位置に排水ホース17を配置した状態から扁平状に変形させることによって、第2の取出位置に排水ホース17を移動させることができ、また、これとは逆に、第2の取出位置に排水ホース17を配置した状態から扁平状に変形させることによって、第1の取出位置に排水ホース17を移動させることができる。
ここで、第1の取出位置では、図7に示すように、上流側の排水装置100との間に排水ホース17が所定の高低差H1を有して配置される。
一方、第2の取出位置は、前記したように、第1の取出位置に配置された排水ホース17の上面17aよりも高い位置に排水ホース17が配置されるように設定されているので、第2の取出位置に排水ホース17を位置させると、排水装置100と挿通孔202との間には、排水ホース17の前記高低差H1を利用した排水トラップが形成されることとなる。したがって、この部分に排水の一部が貯溜されるようになり、排水ホース17の下流側から臭気が上がってきた場合にも、これを排水トラップで好適に遮断することができる。
本実施形態の洗濯乾燥機1は、このように排水ホース取出口200において、排水ホース17を第1の取出位置と第2の取出位置に設定することができるので、例えば、洗濯乾燥機1の設置場所に配置された防水パン等に排水トラップが設備される場合には、第1の取出位置に排水ホース17を配置して通常の排水が行われるように設定することができる。
また、防水パン等に排水トラップが設備されていない場合には、第2の取出位置に排水ホース17を移動させて配置し、排水ホース17の前記した高低差H1で排水トラップを構成することができる。これにより、臭気の逆流を排水トラップで好適に阻止することが可能となる。
次に、本実施形態の洗濯乾燥機1の動作を、第2の取出位置に排水ホース17を配置して排水トラップを構成した場合について説明する。
まず、給水工程で、図示しないECUによって給水電磁弁等が開かれ、水道水等が外槽5に流入する。このとき、排水装置100の排水電磁弁110は消磁されており、弁体は閉じられている。なお、図2では、水道水が内槽6内に注がれるように図示されているが、実際には内槽6と外槽5との間から外槽5に注がれる構成になっている。水道水の一部は、冷却除湿風路21に流れ、冷却除湿板22に付着した糸屑等が洗浄される。
次に、洗い工程では、ECUの制御によって、洗濯脱水駆動装置10が回転駆動されて回転翼30が回転される。このとき、回転翼30は、休止、右回転、左回転を行う。この回転翼30の回転によって、洗濯物19に付着していた汚れが洗濯水へ溶出する。洗い工程において排水装置100の排水電磁弁110は消磁されたままであり、排水管k1を通じて外槽5から排出された洗濯水は、横配管120から分岐口123を通じて循環用配管124を流れ、循環ポンプP1で汲み上げられて再び内槽6に供給される。所定時間、洗い工程を行うと、洗濯物19に付着していた汚れが大部分、洗濯水へ溶出する。
そして、排水工程に進み、ECUは、回転翼30を停止し、排水装置100の排水電磁弁110を開き、汚れた洗濯水を洗濯乾燥機1の外部へ排出する。
このとき、洗濯水(排水)は、排水管k1から排水装置100の横配管120に流入し、横配管120から縦配管130に流入する。そして、洗濯水は、縦配管130から排水ホース17に流れ、第2の取出位置から洗濯乾燥機1の外部へ排出される。
このような排水の間、排水ホース17は、洗濯水で満たされた状態となり、排水装置100と第2の取出位置の間に排水トラップが構成される。これによって、排水トラップに遮断されて、排水ホース17の下流側から臭気が上がってきても、これが排水装置100を通じて上流側の外槽5に逆流することが阻止される。
所定時間経過し、汚れた洗濯水の大部分が外部に排出されると、脱水工程に進み、洗濯物19に含まれている洗濯水が脱水される。脱水工程では、排水装置100の排水電磁弁110は、開かれたままであり、排水トラップを介して排水が継続される。
所定時間、脱水工程を行うと、給水工程に進み、排水装置100の排水電磁弁110が閉じられて、所定水量の水道水等がすすぎ水として内槽6内に貯溜される。
すすぎ工程では、回転翼30を回転させて洗濯物19をすすぎ、洗濯物19に含まれている洗剤分および汚れを洗濯水へ溶出させる。所定時間、洗濯物19をすすいだら、排水工程へ移り、回転翼30を停止するとともに、排水装置100の排水電磁弁110を開いてすすぎ水を外部へ排水する。このときにも排水ホース17による排水トラップの作用により、排水ホース17の下流側等から臭気が上がってきてもこれが好適に遮断される。
乾燥工程では、ECUが、排水装置100の排水電磁弁110を閉じ、電動送風機23およびヒータHpの運転を開始する。これにより、ヒータHpで加熱された乾燥用空気は、洗濯物19に含まれている水分を抜き取り、その後、排水兼排気口5bから冷却除湿機構20の乾燥空気循環系により循環される。その過程で、内槽6内の洗濯物19が乾燥される。
このときにも排水ホース17による排水トラップの作用により、排水ホース17の下流側から臭気が上がってきてもこれが好適に遮断され、排水装置100の上流側に臭気が逆流することがない。
以下では、本実施形態において得られる効果を説明する。
(1)排水ホース取出口200において、第1,第2の取出位置に排水ホース17を位置させることができ、第1の取出位置とすることにより、排水トラップを除去した排水ホースの取り出しが可能であり、また、第2の取出位置とすることにより、排水トラップを付加した排水ホースの取り出しが可能となる。
したがって、洗濯乾燥機1の設置場所に配置された防水パン等に排水トラップが設備される場合には、第1の取出位置に排水ホース17を配置して通常の排水が行われるように設定することができる。
これに対して、防水パン等に排水トラップが設備されていない場合には、第2の取出位置に排水ホース17を移動させて配置し、排水ホース17の高低差H1で排水トラップを構成することができる。これにより、防水パン等に排水トラップが設備されていない場合でも、洗濯乾燥機1側で簡単に構成した排水トラップで臭気の逆流を好適に阻止することができる。
したがって、設置場所における排水トラップの有無に対応して、排水トラップを容易に付加または除去することができ、設置場所に排水トラップが設備されているか否かをいちいち考慮する必要がない。これにより、設置性に優れた洗濯乾燥機1が得られる。
(2)既存の排水ホース17を利用して、必要に応じて排水トラップを構成することができるので、排水ホース17の配索等に変更を加える必要がなく、組付性や生産性に優れる。しかも設置スペースが小さくて済むとともに、排水トラップを安価に構成することができる。
(3)排水ホース17は、上下2つの挿通孔201、202の間を移動可能に設けられているので、第1の取出位置おまたは第2の取出位置に容易に位置させることができ、排水トラップの除去あるいは付加を容易に行うことができる。
(4)排水ホース17は扁平状に変形可能な可撓性を有しており、扁平状に変形させた状態で連通部203を通じて上下2つの挿通孔201、202の間を移動可能であるので、第1の取出位置おまたは第2の取出位置に容易に位置させることができ、排水トラップの除去あるいは付加を容易に行うことができる。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は前期実施形態に限定されるものではなく本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
例えば、図8(a)(b)に示すように、排水ホース取出口200に着脱可能な板状部材205を設け、この板状部材205に、天地を逆さにしたときに第1の取出位置と第2の取出位置に対応する位置となる挿通孔206を形成して、この挿通孔206に排水ホース17を挿通して保持するように構成してもよい。
このような構成によれば、排水ホース取出口200に対する板状部材205の天地を入れ替えることによって、第1の取出位置あるいは第2の取出位置に排水ホース17を簡単に位置させることができ、排水トラップの除去あるいは付加を簡単に行うことができる。
また、図4に示すように、縦配管130にオーバーフロー配管21bを接続して、給水時に上昇風路21a等から排出されるオーバーフロー排水を縦配管130に流すようにしてもよい。
このように構成することによって、何らかの異常で外槽5における水位が上昇した場合には、オーバーフロー配管21bを通じて排水装置100の縦配管130に給水された水が排水され、排水トラップを通じて排水ホース17から外部に排水される。したがって、排水トラップに遮断されて排水ホース17等からの臭気がオーバーフロー配管21bに逆流することが阻止される。なお、異常時には、所定時間経過後に給水電磁弁等が閉じられて給水が停止される。
1 洗濯乾燥機
1k 排水管
2b ベース部
5 外槽
6 内槽
17 排水ホース
30 回転翼
100 排水装置
110 排水電磁弁
120 横配管
130 縦配管
200 排水ホース取出口
201 挿通孔(第1の取出位置)
202 挿通孔(第2の取出位置)
203 連通部

Claims (5)

  1. 洗濯物が投入される内槽と、
    前記内槽を収容して洗濯水を溜める外槽と、
    前記外槽からの排水が通流する排水路を開閉して排水の排出を制御する排水手段と、
    前記排水手段に接続された排水ホースと、
    前記外槽を内置する外枠筐体のベース部に設けられた排水ホース取出口と、を備える洗濯乾燥機において、
    前記排水ホースは、前記排水ホース取出口において、
    前記排水手段との間に所定の高低差を有して排水を排出する第1の取出位置と、前記排水手段との間に排水トラップを形成する第2の取出位置とをとり得ることを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 前記排水ホースの取出口には、前記第1の取出位置および前記第2の取出位置に前記排水ホースを保持する保持手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の洗濯乾燥機。
  3. 前記保持手段は、前記第1の取出位置および前記第2の取出位置に対応して設けられた、上下2つの挿通孔であることを特徴とする請求項2に記載の洗濯乾燥機。
  4. 前記排水ホースは前記上下2つの挿通孔の間を移動可能に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の洗濯乾燥機。
  5. 前記排水ホースは、扁平状に変形可能な可撓性を有しており、
    前記上下2つの挿通孔の間には、これらを連通する連通部が形成されており、
    前記排水ホースは、扁平状に変形させた状態で前記連通部を通じて、前記上下2つの挿通孔の間を移動可能であることを特徴とする請求項4に記載の洗濯乾燥機。
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