JP4788337B2 - エレベータ用防火防煙シャッター装置及びそれを備えたエレベータ装置 - Google Patents

エレベータ用防火防煙シャッター装置及びそれを備えたエレベータ装置 Download PDF

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この発明は、エレベータの乗場出入口に設けられるエレベータ用防火防煙シャッター装置及びそれを備えたエレベータ装置に関するものである。
火災時に最も怖いのは煙であり、その拡散した煙は天井面から徐々に下降してくる。従来のエレベータ用防火防煙シャッター装置は、エレベータ乗場の天井部分に設置されている火災感知器からの信号で自動的に下降を開始するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
また、エレベータに火災時管制機能が設けられている場合、例えば、JEAS−A408「防火設備との連動管制運転方式に関する標準」に示される如く、火災感知の直後に、エレベータは避難階に直行し、運転を停止する。
特開2002−306622号公報
従来のエレベータ用防火防煙シャッター装置では、火災時は火災時管制運転となり、シャッター(スクリーン)が乗場床面まで完全に下降するため、エレベータを利用して避難することはできない。そのため、火災階に避難者が取り残され、まだエレベータで避難できる状態、例えば乗場の天井部分に煙が進入してきた初期の段階であった場合でも、エレベータは避難用として運転することができないという問題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、火災時に避難用エレベータとして最大限運行可能なシステムとするため、天井部分から充満して下降してきた煙が乗場床面から任意の高さより上にある場合は、防火防煙スクリーンの下降を制御して、煙の高さ位置より任意の寸法下方の高さ位置までスクリーンを下降して停止させるエレベータ用防火防煙シャッター装置を提供するものである。
また、防火防煙スクリーンが途中で停止しているときは、スクリーンを持上げてかごに乗り込めるようにしたエレベータ用防火防煙シャッター装置を提供するものである。
さらに、天井部分から充満して下降してきた煙が乗場床面から任意の高さより下方の場合は、エレベータは火災時管制運転に切り替わり、防火防煙スクリーンは乗場床面まで下降するようにしたエレベータ装置を提供するものである。
この発明に係るエレベータ用防火防煙シャッター装置は、エレベータの乗場出入口上部に設けられ、火災発生時に防火防煙スクリーンが下降して乗場出入口を塞ぐように構成されたものにおいて、防火防煙スクリーンの下端部に設けられた煙感知器と、防火防煙スクリーンを下降の途中で停止させるための停止手段とを備え、火災発生時に、防火防煙スクリーンを徐々に下降させながら、エレベータ乗場の天井部から充満して下降してくる煙の高さ位置を煙感知器で検知し、検出した高さより任意の寸法下方まで防火防煙シャッターを下降させてから、停止手段により防火防煙シャッターを停止させるように構成したものである。
また、この発明に係るエレベータ装置は、乗場床面からの煙の高さ位置が所定の高さよりも下方となった時、エレベータは火災時管制運転に切り替わり、防火防煙スクリーンを乗場床面まで下降させるようにしたものである。
この発明によれば、エレベータが火災時管制運転に入りまでの時間を最大限遅くできるので、火災の初期段階に、避難者がいればエレベータによる救出が可能となる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ用防火防煙シャッター装置を示す側断面図、図2は図1の矢視A方向から見た乗場の正面図、図3は図2のB−B線に沿った断面図、図4は防火防煙スクリーンが下降した状態を示す図1相当図、図5は防火防煙スクリーンが下降した状態を示す図2相当図、図6は防火防煙スクリーン装置の要部構成を示す斜視図、図7は防火防煙スクリーンボックス内の構造を上方から見た平面図、図8は図7のE−E線に沿った断面図、図9は防火防煙スクリーンが下降する時の状態を示す図8相当図、図10は図7のP−P線に沿った断面図、図11は防火防煙スクリーンが下降する時の状態を示す図10相当図、図12は防火防煙スクリーンが持上げられた時の状態を示す図8相当図、図13は防火防煙スクリーンが持上げられた時の状態を示す図10相当図、図14はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ用防火防煙シャッター装置の動作を示すフローチャートである。
図1〜図6において、1はエレベータのかご、2はかごの戸、3は乗場の戸、4は乗場出入口を構成する乗場三方枠の縦枠、5は乗場三方枠の幕板、6は幕板5の背面に設置された防火防煙スクリーンボックス、7は防火防煙スクリーン、8は防火防煙スクリーン7の下端部に取り付けられたスクリーンおもり、9はスクリーンおもり8に取り付けられた煙感知器、10は縦枠4に対向して設けられたスクリーンガイド、11は手動閉鎖装置、12は巻取りシャフト、13はスクリーン制御ボックス、14はエレベータ乗場の天井部、20はエレベータ乗場の床面、21は火災時に乗場の天井面14から徐々に下降してくる煙である。
次に、上記防火防煙スクリーンボックス6の概略構成を図7により説明する。
防火防煙スクリーン7はスクリーン巻取りロール31に巻き付けられている。スクリー
ン巻取りロール31の両端にシャフト32が突出している。スクリーン巻取りロール31
の両端に突出しているシャフト32は支持金33で軸支される。スクリーン巻取りロール
31の両端に突出しているシャフト32に直結して、スクリーン下降調速装置34、ラチ
ェット装置40、および回転検出装置60が設けられている。防火防煙スクリーン7は一
定の速度で下降するように、スクリーン下降調速装置34を装備している。一般的に、防
火防炎スクリーン7に装備されているため、詳細な説明は省略する。防火防煙スクリーン
7を持上げたときは巻取り機構により、スクリーン巻取りロール31に巻き付けられる。
一般的に、防火防煙スクリーン7に装備されているため、詳細な説明は省略する。また、
防火防煙スクリーン7が勝手に下降しないよう、ラチェット機構40が装備されている。
なお、一般的に、エレベータにおける防火防煙シャッターにラチェット機構は装備されて
おり、火災時にはラチェットが開放されスクリーンが下降する。また、保守・点検時に乗
場などに設置された手動閉鎖装置11からワイヤー等を介してラチェットの係合、開放が
行えるようになっている。スクリーン巻取りロール31から突出しているシャフト32の
一方に、スクリーン下降調速装置34(機構の詳細は省略)が装備されている。同様に、
シャフト32の一方にラチェット装置40が装備されている。また同様に、シャフト32
の一方に回転検出装置60が装備されている。
次に、上記ラチェット装置40の概略構成を図8により説明する。
この発明の防火防煙シャッター装置における作動等の構成は、下記のようなラチェット装置40とすることで達成できる。防火防煙スクリーン7の下端のスクリーンおもり8により防火防煙スクリーン7は矢印F方向に引っ張られており、ラチェット41は常に矢印G方向に回転力が掛かっている。これにより、図8に示すように、常時はレバー42にラチェット41が係合されていて、防火防煙スクリーン7が矢印F方向に下降できない状態である。この状態は、防火防煙スクリーン7が全く下降していない状態、もしくはスクリーンが途中で停止している状態、もしくはスクリーンが完全に乗場床面20まで降りているときの状態、のいずれかの場合である。また、シャフト32にラチェット41が嵌合されている。このラチェット41に係合するレバー42は固定軸43を回転中心として回動可能となっている。レバー42の固定軸43の反ラチェット側に連結具44がピン45で連結されている。連結具44と電磁アクチュエータ46とがワイヤー47で連結されている。電磁アクチュエータ46の端部はピン48で固定金具49に回転可能に連結されている。電磁アクチュエータ46は制御装置(図示せず)からの制御に基づく作動電源によりロッド46aが伸縮する。図8はロッド46aが伸びている状態である。50は電磁アクチュエータ46に接続されたケーブルである。また、レバー42の固定軸43と連結具44との間のレバー42に設けられた穴51に引っ張りバネ52が係止され、引っ張りバネ52の反穴51側は固定具53に係止されており、引っ張りバネ52の引っ張り力により、レバー42は常にレバー42の先端がラチェット41に係合するように付勢されている。
図9は防火防煙クリーン7が下降する場合を示しており、火災時や、保守点検等に、ラチェット41に係合されていたレバー42の係合を外し、防火防煙スクリーン7を下降させる時の状態を示す。
火災発生時(図14のステップS1参照)は制御装置(図示せず)からの作動電源によ
り電磁アクチュエータ46のロッド46aを吸引する(引込める)。電磁アクチュエータ
46のロッド46aが吸引され、連結されているワイヤー47が矢印H方向に引き上げら
れると、レバー42のピン45側が引張りバネ52の引っ張り力に抗して固定軸43を回
転中心として引き上げられる。レバー42のラチェット41側先端部のラチェット41と
の係合が外れ、スクリーン巻取りロール31に巻かれた防火防煙スクリーン7が該スクリ
ーン7の下端のスクリーンおもり8の重量により矢印F方向に下降する(図14のステッ
プS2参照)。なお、防火防煙スクリーン7はスクリーン下降調速装置34(図示せず)
によりほぼ一定の速度で下降する。防火防煙スクリーン7はスクリーンおもり8に取り付
けた煙感知器9により、図4に示すように、乗場ホールの天井部14から充満して下降し
てくる煙21を検知しながら下降する(図14のステップS3及びS4参照)。図4に示
すように、煙感知器9が煙を感知しなくなった高さ位置から、防火防煙スクリーン7を更
に所定のD寸法下降させた後、防火防煙スクリーン7をその高さ位置で途中停止させる(
図14のステップS5及びS6参照)。なお、所定のD寸法下降の手段は後述する。
図4に示すように、防火防煙スクリーン7が途中で停止した状態において、避難者が防
火防煙スクリーン7を手で持上げたことを検知したら、エレベータかごの呼びが登録され
、エレベータかごが当該階に向かって、避難用として運転させることができる(図14の
ステップS7及びS8参照)。また、防火防煙スクリーン7は再度下降し、煙感知器9が
煙を感知しなくなった高さ位置から、防火防煙スクリーンを更に所定のD寸法下降させた
後、防火防煙スクリーン7をその高さ位置で停止させる(図14のステップS7及びS9
参照)。また、乗場床面20からの煙の高さ位置が所定の高さより下方となったら、エレ
ベータは火災時管制運転に切り替わり、防火防煙スクリーン7は乗場床面20まで完全に
下降させてエレベータを利用できないようにする(図14のステップS10参照)。
次に、回転検出装置60の概略構成を図10、図11により説明する。
シャフト32に回転検出器60のカム61が嵌合されている。スイッチ62と、カム61との取合いが図10に示すような状態に配設されている。スイッチ62は、スイッチレバー62aが矢印L方向(正方向)に回転したときはスイッチ62の接点Lが、また矢印M方向(逆方向)に回転したときはスイッチ62の接点Mが、「入」となるように構成されたものである。
図11は防火防煙クリーン7が下降する場合を示しており、防火防煙スクリーン7が下降する際、カム61が矢印G方向に回転し、カム61の凸部61aがスイッチ62のスイッチレバー62aを蹴り上げ、矢印L方向に回転させた状態を示す。スイッチレバー62aが矢印L方向に回転すると、スイッチの接点Lが「入」となる。ここで、火災時に防火防煙スクリーン7は下降しながら、スクリーンおもり8に取り付けた煙感知器9により天井部14から充満して下降してきた煙を感知するが、煙感知器9が煙を感知しなくなったら、天井部14から充満して下降してきた煙の高さ位置は「煙感知器9が煙を感知しなくなった」位置まで、と判断する。その「煙感知器9が煙を感知しなくなった」位置から、例えばカム61の凸部61aによるスイッチレバー62aが矢印L方向に6回回転したら、つまり、スイッチの接点Lが6回「入」となったら(スクリーン巻取りロール31が、ほぼ1回転したら)、図8に示すように、電磁アクチュエータ46のロッド46aを押出して、ラチェット41にレバー42を係合させてスクリーン巻取りロール31の回転を阻止して防火防煙スクリーン7の下降を途中で停止させる。そして、これが防火防煙クリーン7を下降の途中で停止させるための停止手段である。
次に、火災時に当該階からエレベータで避難する利用者がある場合について説明する。
エレベータで避難しようとする利用者は、途中で停止している防火防煙スクリーン7のお
もり部を上方に持上げる(図14のステップS7参照)。防火防煙スクリーン7を持上げ
ると、巻取り機構(一般的に、スクリーンに装備されているため、具体的説明は省略する
。例えば、電気掃除機のコード巻取り機構みたいなもの)により、スクリーン巻取りロー
ル31に巻き付けられる。このとき、ラチェット41は図12に示すように、矢印K方向
に回転する。レバー42は引っ張りバネ52の張力に抗して矢印J方向に回動して逃げる
。このとき、電磁アクチュエータ46のロッド46aが押出された状態であっても、ワイ
ヤー47は可撓性があるため、図12に示すように屈曲することで「逃がす」ことができ
る。このときの回転検出装置60は図13のような状態となる。つまり、防火防煙スクリ
ーン7を持上げることにより、カム61は矢印K方向に回転する。カム61の凸部61a
がスイッチレバー62aを蹴り上げ、矢印M方向(逆方向)に回転させる。スイッチレバ
ー62aが矢印M方向に回転すると、スイッチの接点Mが「入」となる。そこで、スイッ
チ62の接点Mが「入」となった場合は、利用者が防火防煙スクリーン7を持上げてエレ
ベータで避難するものと判断し、エレベータかごの呼びを登録して、かごを当該階に向か
わせる(図14のステップS8参照)。利用者がかごに乗り込んでエレベータの戸が閉ま
った後、防火防煙スクリーン7は再度煙の高さ位置に応じて一定の高さの位置で停止する
(図14のステップS5及びS6参照)。さらに煙が下降すると、防火防煙スクリーン7
は煙を感知しない高さ位置から所定のD寸法下降させた後、停止させる。乗場床面20か
ら煙の高さが、所定の位置(例えば乗場床面20から1mの高さ)となるまでは、上記の
スクリーン下降を繰り返す(図14のステップS9参照)。そして、乗場ホールの天井部
14から充満して下降してくる煙の高さ位置が、乗場床面20から例えば1m以下の高さ
となったら、エレベータは火災時管制運転に切り替わり、防火防煙スクリーン7を乗場床
面20まで下降させることにより、エレベータでの避難を不可とさせる(図14のステッ
プS10参照)。
上記の制御の方法として、例えば、防火防煙スクリーン7が下降していない通常の状態
から任意の高さ位置(図4のC寸法が例えば1mのとき)まで下降したときまでの、図1
1に示すカム61の凸部61aによりスイッチレバー62aが矢印L方向に仮に30回蹴
り上げられたとすると(つまり、スイッチ62の接点Lが30回「入」となったとすると)、乗場ホールの天井部14から充満して下降してくる煙の高さ位置が、乗場床面20
から1mの高さとなったと判断し、エレベータは火災時管制運転に切り替わり、防火防煙
スクリーン7を乗場床面20まで下降させ、エレベータでの避難を不可とする。
上記の、例えば、利用者が防火防煙スクリーン7を持上げたときなど(エレベータで避難しようとしている利用者がいることなど)、防火防煙シャッターの作動状態等がエレベータ監視盤で確認できるように構成する。なお、防火防煙スクリーン7は停止中でなく 、下降の途中であっても、防火防煙スクリーン7を持上げれば同様の動作が行われることはもちろんである。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、防火防煙スクリーン7の下端のスクリーンおもり8に煙感知器9を取り付けたが、これとは別に熱感知器を取り付けても良いし、煙感知器9の代わりに熱感知器を取り付けても良い。これにより、煙の高さ位置の検出のみでなく、或いは煙の高さ位置の検出に代わり、エレベータ乗場の温度を検知してエレベータの運転が可能かどうか判断することができる。
実施の形態3.
火災時に、防火防煙スクリーン7が途中で停止している時に利用者がエレベータ乗場に
接近してきた場合、例えば「スクリーンを持上げるとエレベータが来ます」などとアナウ
ンスを行うようにすると良い。これにより、スクリーンを持上げるとエレベータかごの呼
び登録がされることを利用者に認識させて、利用者が当該乗場から容易にエレベータで避
難できるようにすることが可能である。
実施の形態4.
火災時に、防火防煙スクリーン7が降下した後、手動で持上げられた場合、エレベータ
に自動的に乗場呼びを発生させるだけでなく、エレベータの監視盤に避難者が居ることを
伝えるための信号を送信するようにすることもできる。これにより、スクリーンを持上げ
るとエレベータかごの呼び登録がされることを利用者に認識させて、利用者が当該乗場か
ら容易にエレベータで避難できるようにすることが可能である。
この発明の実施の形態1におけるエレベータ用防火防煙シャッター装置を示す側断面図である。 図1の矢視A方向から見た乗場の正面図である。 図2のB−B線に沿った断面図である。 防火防煙スクリーンが下降した状態を示す図1相当図である。 防火防煙スクリーンが下降した状態を示す図2相当図である。 防火防煙スクリーン装置の要部構成を示す斜視図である。 防火防煙スクリーンボックス内の構造を上方から見た平面図である。 図7のE−E線に沿った断面図である。 防火防煙スクリーンが下降する時の状態を示す図8相当図である。 図7のP−P線に沿った断面図である。 防火防煙スクリーンが下降する時の状態を示す図10相当図である。 防火防煙スクリーンが持上げられた時の状態を示す図8相当図である。 防火防煙スクリーンが持上げられた時の状態を示す図10相当図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ用防火防煙シャッター装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 かご
2 かごの戸
3 乗場の戸
4 乗場三方枠の縦枠
5 乗場三方枠の幕板
6 防火防煙スクリーンボックス
7 防火防煙スクリーン
8 スクリーンおもり
9 煙感知器
10 スクリーンガイド
11 手動閉鎖装置
12 巻取りシャフト
13 スクリーン制御ボックス
14 乗場の天井部
20 乗場の床面
21 煙
31 スクリーン巻取りロール
32 シャフト
33 支持金
34 スクリーン下降調速装置
40 ラチェット装置
41 ラチェット
42 レバー
43 固定軸
44 連結具
45、48 ピン
46 電磁アクチュエータ
46a ロッド
47 ワイヤー
49、53 固定金具
50 ケーブル
51 穴
52 引っ張りバネ
60 回転検出装置
61 カム
62 スイッチ
62a スイッチレバー

Claims (9)

  1. エレベータの乗場出入口上部に設けられ、火災発生時に防火防煙スクリーンが下降して前記乗場出入口を塞ぐように構成されたエレベータ用防火防煙シャッター装置において、
    前記防火防煙スクリーンの下端部に設けられた煙感知器と、
    前記防火防煙スクリーンを下降の途中で停止させるための停止手段とを備え、
    火災発生時に、前記防火防煙スクリーンを徐々に下降させながら、エレベータ乗場の天井部から充満して下降してくる煙の高さ位置を前記煙感知器で検知し、検出した高さより任意の寸法下方まで前記防火防煙シャッターを下降させてから、前記停止手段により前記防火防煙シャッターを停止させるように構成したことを特徴とするエレベータ用防火防煙シャッター装置。
  2. 停止手段は回転検出装置を備え、前記回転検出装置は、煙感知器が煙を感知しなくなった位置から、更に前記防火防煙スクリーンが所定寸法下降したことを検出した時、前記防火防煙スクリーンの下降を停止することを特徴とする請求項1記載のエレベータ用防火防煙シャッター装置。
  3. 下降の途中で停止中の防火防煙スクリーンが持上げられた時、エレベータのかご呼びを登録し、かごを当該乗場階に向けて運転させるようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエレベータ用防火防煙シャッター装置。
  4. 下降の途中で停止中の防火防煙スクリーンが持上げられた時、停止手段の回転検出装置の逆方向への回転を検出してエレベータのかご呼びを登録し、かごを当該乗場階に向けて運転させるようにしたことを特徴とする請求項2記載のエレベータ用防火防煙シャッター装置。
  5. 煙感知器は、防火防煙スクリーンの下端部のスクリーンおもりに装備したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のエレベータ用防火防煙シャッター装置。
  6. 煙感知器に加えて熱感知器を、防火防煙スクリーンの下端部のスクリーンおもりに装備したことを特徴とする請求項5記載のエレベータ用防火防煙シャッター装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載のエレベータ用防火防煙シャッター装置において、乗場床面からの煙の高さ位置が所定の高さよりも下方となった時、エレベータは火災時管制運転に切り替わり、防火防煙スクリーンを乗場床面まで下降させるようにしたことを特徴とするエレベータ装置。
  8. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載のエレベータ用防火防煙シャッター装置において、防火防煙スクリーンが下降の途中で停止し、かつ利用者がエレベータ乗場に接近してきた時、スクリーン持上げ操作を促すアナウンスを行うことを特徴とするエレベータ装置。
  9. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載のエレベータ用防火防煙シャッター装置において、下降の途中で停止中の防火防煙スクリーンが持上げられた時、エレベータの監視盤に避難者が居ることを伝えるための信号を送信することを特徴とするエレベータ装置。
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