JP4785460B2 - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像された動画像データを符号化する技術に関する。
現在、アナログ画像信号をデジタル画像信号に変換して、磁気テープや光ディスクなどに記録し再生可能な、デジタルビデオカメラなどの撮像装置が普及している。これらの撮像装置のうち、特に、DVD−Rなどのディスク媒体に画像信号(データ)を記録する装置では、画像データをMPEG方式で符号化して記録することが一般的である。
MPEG方式による符号化では、フレーム間の動き補償予測符号化を用いることで、動画像データの情報量(データ量)を効率よく圧縮することができる。MPEG方式では、1フレームの静止画像をマクロブロックと呼ばれるブロックに分割し、各ブロックに対してDCT(離散コサイン変換)処理、量子化処理を施した後、可変長符号化を行う。そこに、前述のフレーム間の動き補償予測符号化を組み合わせることで、高い圧縮率を得ることができる。
符号化される動画像データの各フレームは、I、P、Bの三つのピクチャタイプに分類される。Iピクチャは、フレーム内符号化を行うフレームであり、他のフレームの情報を参照することなく単独で符号化及び復号化することができる。換言すれば、Iピクチャではフレーム間の動き補償予測符号化を使用しない。したがって、一般にIピクチャは次に説明するP、Bピクチャに比較して符号量(データ量)を多く必要とする。
Pピクチャは、過去のI又はPピクチャの画像信号を参照して予測した画像信号との差分を符号化(動き補償予測符号化)する、いわゆるフレーム間予測符号化を行う。したがって、PピクチャはIピクチャに比べて符号量を削減することが可能である。
Bピクチャは、過去のI又はPピクチャに加えて、未来のI又はPピクチャの画像信号も参照して予測した画像信号との差分を符号化(動き補償予測符号化)する、いわゆる双方向フレーム間予測符号化を行う。したがって、BピクチャはPピクチャよりさらに符号量を削減することが可能である。
このような符号化方式では、フレーム間の相関(差分)を利用して符号化するため、フレーム間の相関が低く、動き補償の困難な場合に、符号化した画像データの画質が劣化するという問題があった。
このような問題を解決する方法として、特許文献1は、撮像開始、停止、フェード、ズームなど、撮像装置の制御情報に基づいて、符号化特性を変化させて画像データの符号化を行う方法を開示する。また、特許文献2は、撮影開始、停止、レンズ駆動、露出、ホワイトバランス、手ぶれなど、撮像装置の制御情報をもとに撮像シーンの重要度、撮像環境を判断して、ビットレートを最適に設定する方法を開示する。
特開平7−107466号公報 特開2002−369142号公報
しかしながら、上記従来の方法では、符号化特性やビットレートの調整はIピクチャを挿入するなどして行うため、フレーム間の相関が低くなるとIピクチャが増加し、符号化効率が低下するという問題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、符号化効率を低下させることなく、画質の劣化を抑制する、動画像データの符号化技術を提供することを目的とする。
レンズ、絞り、光電変換素子、及び、信号処理部を有し、光学像を撮像して動画像データを生成する撮像手段と、前記動画像データの各フレーム画像に対して、フレーム内符号化又はフレーム間予測符号化を行って、1枚のフレーム内符号化ピクチャと複数枚のフレーム間予測符号化ピクチャとからなる画像グループを繰り返し出力する符号化手段と、前記撮像手段の動作を制御するための撮像パラメータの変更を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記符号化手段から情報を取得することによって、前記符号化手段によってフレーム内符号化されるフレーム画像の位置を判定し、当該位置に合わせて前記撮像パラメータを変更するよう制御するものであって、当該位置に合わないタイミングで前記撮像パラメータを変更する所定の指示を受けつけた場合には、前記所定の指示に応じた撮像パラメータの変更内容を一時的にメモリに記憶して、次にフレーム内符号化されるフレーム画像の位置に合わせて前記メモリに記憶された変更内容に従って前記撮像パラメータを変更することを特徴とする。
また、本発明の撮像方法は、レンズ、絞り、光電変換素子、及び、信号処理部を有し、光学像を撮像して動画像データを生成する撮像手段と、前記動画像データの各フレーム画像に対して、フレーム内符号化又はフレーム間予測符号化を行って、1枚のフレーム内符号化ピクチャと複数枚のフレーム間予測符号化ピクチャとからなる画像グループを繰り返し出力する符号化手段と、を備える撮像装置における撮像方法であって、前記撮像手段の動作を制御するための撮像パラメータの変更を制御する制御工程を備え、前記制御工程は、前記符号化手段から情報を取得することによって、前記符号化手段によってフレーム内符号化されるフレーム画像の位置を判定し、当該位置に合わせて前記撮像パラメータを変更するよう制御するものであって、当該位置に合わないタイミングで前記撮像パラメータを変更する所定の指示を受けつけた場合には、前記所定の指示に応じた撮像パラメータの変更内容を一時的にメモリに記憶して、次にフレーム内符号化されるフレーム画像の位置に合わせて前記メモリに記憶された変更内容に従って前記撮像パラメータを変更することを特徴とする。
なお、その他の本発明の特徴は、添付図面及び以下の発明を実施するための最良の形態の記載によっていっそう明らかになるものである。
以上の構成により、本発明によれば、符号化効率を低下させることなく、画質の劣化を抑制する、動画像データの符号化技術を提供することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
<デジタルビデオカメラ100の構成>
図1は、本発明の撮像装置として使用可能なデジタルビデオカメラ100の構成を示すブロック図である。
デジタルビデオカメラ100は、レンズ101、絞り102、CCD103を備える。レンズ101から入射した光学像は、絞り102で光量を調節され、CCD103に結像する。
ビデオライト104は、動画撮像時に補助光を照射するために点灯することができるライトである。
CCD103は、結像した光学像を光信号から電気信号に変換する光電変換を行い、得られた電気信号を信号処理部105に送る。
信号処理部105は、CCD103から送られてきた電気信号に輝度補正やホワイトバランス処理、フェードなどのデジタルエフェクト処理などの信号処理を施し、符号化処理部106に送る。信号処理部105はまた、ディスプレイ107に画像データとして表示するのに適した形で電気信号に信号処理を施すこともできる。
ディスプレイ107は、信号処理部105から送られてきた電気信号から構成される画像データを表示することにより、電子ビューファインダとして機能する。また、画像再生時に画像データを表示することもできる。
符号化処理部106は、信号処理部105から送られてきた電気信号を、静止画像データの場合はJPEG形式に、動画像データの場合はMPEG形式に符号化し、磁気テープ108又はDVDメディア109に記録する。
磁気テープ108は例えばDVカセットであり、DVDメディア109は例えばDVD−RやDVD−RAMなどである。これらはデジタル信号(データ)を記録可能であればいかなるものでもよく、例えばHDD(ハードディスクドライブ)に画像データを記録してもよい。
制御部110は、デジタルビデオカメラ100全体を制御するマイクロコンピュータである。制御部110は制御プログラムを保持するROM(不図示)、デジタルビデオカメラ100の設定(制御情報)を記録するSRAM(不図示)、制御プログラム実行時の一時作業領域として使用されるDRAM(不図示)などを含む。制御部110は制御プログラムを実行することにより信号処理部105や符号化処理部106を制御したり、以下に説明するレンズ制御部112などを制御したりする。
操作部111は、ユーザがデジタルビデオカメラ100に指示を与えるためのインタフェースであり、電源ボタン(不図示)や撮像開始ボタン(不図示)などを含む。
レンズ制御部112は、レンズ101のフォーカス、ズームなどの制御を行う。
絞り制御部113は、絞り102の制御を行い、併せてシャッタースピードの制御を行うことで、露出制御を行う。
CCD制御部114は、CCD103の電荷の蓄積、読み出しなどの制御を行う。
ビデオライト制御部115は、ビデオライト104の点灯、消灯及び発光量の制御を行う。
<デジタルビデオカメラ100の外観>
図2は、デジタルビデオカメラ100の外観を示す斜視図である。図1と同じ要素については同じ符号を付し、説明を省略する。
マイク201は、撮像時に音声を記録するためのものである。
ファインダ202は、ユーザがこれを覗き込むことにより、被写体に照準を合わせたり被写体を確認したりすることができる。ファインダ202は、光学ファインダでも電子ビューファインダでもよい。
動画用トリガースイッチ203はプッシュボタンであり、ユーザがこれを操作することにより、動画撮像開始及び終了をデジタルビデオカメラ100に指示することができる。
静止画用トリガースイッチ204はプッシュボタンであり、ユーザがこれを操作することにより、静止画の撮像をデジタルビデオカメラ100に指示することができる。
モードダイアル205は回転式のスイッチであり、例えば画像データを再生する「再生モード」、被写体の撮像を行う「カメラモード」、電源をOFFにする「電源OFFモード」などを備える。ユーザはモードダイアル205を操作することにより、デジタルビデオカメラ100にモードの変更を指示することができる。
操作パネル206は、上述した操作以外の操作、例えば画像データの選択や消去などをユーザがデジタルビデオカメラ100に指示するためのボタンを集めたパネルである。
なお、動画用トリガースイッチ203乃至操作パネル206は、図1の操作部111に含まれるものである。
ディスプレイ107は図1を参照して説明した通りであるが、デジタルビデオカメラ100に対して開閉可能であり、デジタルビデオカメラ100から開いている状態で、さらに水平方向にも回転可能である。
スピーカ207は、画像データを再生するときに音声を出力するためのものである。
バッテリ208は、デジタルビデオカメラ100に電力を供給するためのものであり、デジタルビデオカメラ100に対して着脱可能である。
<レンズ101等の制御のタイミング>
本実施形態では、動画像データの画質劣化を抑制するために、制御部110がデジタルビデオカメラ100のレンズ制御部112等を介してレンズ101等を制御するタイミングを調整する。制御部110は、レンズ101等を制御することにより、撮像時のズーム、フォーカス、露出、ホワイトバランスなどを変更する。以下、レンズ101等の制御により変更可能な、ズーム、フォーカス、露出、ホワイトバランス等をまとめて、「撮像パラメータ」と呼ぶ。
例えば、被写体が遠くに移動した場合などに、撮像パラメータ(この例ではフォーカス)を変化させると、符号化処理部106が符号化する対象となる画像データが大きく変化する可能性がある。したがって、前述のように、フレーム相関が低くなり、画質が劣化する可能性がある。
そこで、本実施形態では、制御部110が符号化処理部106から受け取る情報に基づき、撮像パラメータを変更するタイミング(レンズ101等を制御するタイミング)を調整する。
図3は、本実施形態において、撮像パラメータ変更処理のタイミングを概略的に説明する図である。図3において、I、P、Bの付された長方形は動画像データのIピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャの各フレームを示す。「t」は時間軸を示し、右に行くほど新しいフレームである。「GOP」はGroup of Picturesの略であり、MPEG方式の符号化における基本単位を示す。「パラメータ変更」の文字とその上の矢印は、この矢印が示すタイミングで撮像パラメータを変更することを示す。
なお、GOPには、少なくとも1つのIピクチャが含まれ、本実施形態では特に、GOPの先頭はIピクチャとする。
図3に示すように、本実施形態では、Iピクチャの直前で撮像パラメータの変更を行う。これは、Iピクチャは符号化に際してフレーム間予測を行わないため、Iピクチャの直前で撮像パラメータ変更によるフレーム相関の低下が発生しても、画質の劣化につながらないためである。
なお、本実施形態ではGOPの先頭以外にはIピクチャは存在しないものとして説明するが、MPEG規格ではGOPの途中にIピクチャを使用してもよいことになっている。したがって、図3に示すようなGOPの切れ目(最終フレーム)に限らず、GOPの途中であってもIピクチャとその1つ前のピクチャの間であれば、撮像パラメータを変更してもよい。以下の説明において、「GOPの切れ目」と表現するものは、「Iピクチャとその1つ前のピクチャの間」と読み替えてもよい。
図4は、図3を参照して概説した撮像パラメータ変更処理の流れを詳細に示すフローチャートである。デジタルビデオカメラ100の電源がONの状態で動画用トリガースイッチ203が押されると、本フローチャートの処理が開始する。
ステップS401で、制御部110は不図示のSRAMから撮像パラメータの初期値を読み出す。次いで、制御部110は読み出した撮像パラメータを信号処理部105、レンズ制御部112乃至ビデオライト制御部115に設定する。これにより、ズーム、露出、ホワイトバランス、ビデオライト、デジタルエフェクトなどを制御する撮像パラメータの初期値が定まる。
ステップS402で、符号化処理部106は信号処理部105から送られてきた電気信号をMPEG形式で符号化し、磁気テープ108又はDVDメディア109に記録する。ここでの処理がすなわち動画撮像(記録)処理である。また、図示しないが、制御部110が操作部111から撮像終了指示を受けると、本フローチャートの処理は終了する。
ステップS403で、制御部110は符号化処理部106から、現在GOPにおけるどのフレームを符号化しているかを示す情報を取得し、現在符号化しているフレームがGOPの切れ目であるかどうかを判定する。現在符号化しているフレームがGOPの切れ目でない場合、撮像パラメータを変更することなくステップS402に戻る。GOPの途中で撮像パラメータを変更すると、それに伴うフレーム相関の低下により、画質が低下する可能性があるからである。換言すれば、制御部110はGOPの途中で撮像パラメータを変更することを禁止し、例えばフォーカス追従などの必要が生じても、GOPの切れ目までは不変の撮像パラメータで撮像処理を行う。この場合、被写体のフォーカスがずれたままとなり、画質に悪影響を与える可能性も否定できない。しかし、GOPの途中で撮像パラメータを変更して再びフォーカスを合わせると、フレーム相関の低下による画質劣化という問題が発生する。本実施形態では、フレーム相関の低下による画質劣化をより重視し、制御部110はGOPの途中では撮像パラメータを変更しない。
なお、制御部110が操作部111からズーム変更の指示を受けたり、被写体の明るさが変化することにより絞りを変更する必要が生じたりした場合は、対応する撮像パラメータの変更を不図示のDRAMに一時的に記憶する。
一方、現在符号化しているフレームがGOPの切れ目である場合、撮像パラメータ変更に伴うフレーム相関の低下が画質劣化を引き起こす可能性が低いため、ステップS404に進み、以下のように撮像パラメータの変更を行う。
ステップS404で、制御部110はフォーカス変更やズーム変更のために撮像パラメータを変更してレンズ101を駆動する必要があるかどうかを判定する。ここでは、被写体の変化や操作部111からの指示による撮像パラメータ変更に加えて、前述のように不図示のDRAMに記憶されている撮像パラメータの変更が存在するかを判定する。以下、本フローチャートにおいて判定を行う各ステップにおいて、同様に、不図示のDRAMに記憶されている撮像パラメータの変更が存在するかを判定するものとする。撮像パラメータを変更する必要がある場合はステップS405に進み、必要がない場合はステップS406に進む。
ステップS405で、制御部110はレンズ制御部112に、レンズ101の制御に対応する撮像パラメータを設定(変更)し、レンズ制御部112はレンズ101のフォーカス変更やズーム変更などの制御を行う。
ステップS406で、制御部110は露出の変更のために撮像パラメータを変更する必要があるかどうかを判定する。撮像パラメータを変更する必要がある場合はステップS407に進み、必要がない場合はステップS408に進む。
ステップS407で、制御部110は絞り制御部113に、絞り102の制御に対応する撮像パラメータを設定(変更)し、絞り制御部113は絞り102を絞ったり開放したりする。
ステップS408で、制御部110は画像データのホワイトバランスの変更のために撮像パラメータを変更する必要があるかどうかを判定する。撮像パラメータを変更する必要がある場合はステップS409に進み、必要がない場合はステップS410に進む。
ステップS409で、制御部110は信号処理部105に、ホワイトバランス処理の制御に対応する撮像パラメータを設定(変更)する。これ以降は、信号処理部105は新たに設定されたパラメータに基づいてCCD103から送られてきた電気信号に対してホワイトバランス処理を行う。
ステップS410で、制御部110はビデオライト104の点灯、消灯、発光量変更などのために、撮像パラメータを変更する必要があるかどうかを判定する。撮像パラメータを変更する必要がある場合はステップS411に進み、必要がない場合はステップS412に進む。
ステップS411で、制御部110はビデオライト制御部115に、ビデオライト104の制御に対応する撮像パラメータを設定(変更)し、ビデオライト制御部115はビデオライト104の点灯、消灯、発光量変更などを行う。
ステップS412で、制御部110は画像データにフェードなどのデジタルエフェクトを施すために撮像パラメータを変更する必要があるかどうかを判定する。撮像パラメータを変更する必要がある場合はステップS413に進み、必要がない場合はステップS402に戻る。
ステップS413で、制御部110は信号処理部105に、デジタルエフェクトの制御に対応する撮像パラメータを設定(変更)する。これ以降は、信号処理部105は新たに設定されたパラメータに基づいてCCD103から送られてきた電気信号に対してデジタルエフェクトを施す。次いで、ステップS402に戻る。
このように、デジタルビデオカメラ100は、撮像終了指示を受けるまで、以上の処理を繰り返す。
なお、ステップS404乃至ステップS413において変更される撮像パラメータの種類は一例に過ぎず、例えば手ぶれ補正に関する撮像パラメータなどについても変更の必要を判定してよい。すなわち、フレーム相関を低下させ、画質劣化を引き起こす可能性のある、あらゆる撮像パラメータを判定の対象としてよい。
また、制御部110はGOPの切れ目という限られた時間で撮像パラメータを変更する必要があり、この時間内に変更が完了しなかった場合、S404乃至ステップS413のいずれのステップからでもステップS402に戻る。このとき、制御部110は完了しなかった変更の内容を不図示のDRAMに記憶し、次のGOPの切れ目で変更を行う。
また、ステップS404乃至ステップS413の処理は、本実施形態では時系列に順を追って説明したが、実際には任意の順に実行してよく、並行して実行してもよい。
<第1の実施形態のまとめ>
以上説明したように、本実施形態によれば、デジタルビデオカメラ100は現在符号化しているフレームがGOPの切れ目である場合にのみ、撮像パラメータの変更を行う。また、GOPの切れ目以外で撮像パラメータを変更する必要が生じた場合は、変更の内容を不図示のDRAMに一時的に記憶し、GOPの切れ目で実際の変更を行う。
これにより、MPEG符号化においてGOP内でフレーム相関が低下することを抑制でき、画質の劣化を抑制することができる。また、Iピクチャの割合を増やさないため、符号化効率の低下を抑制し、符号量(データ量)の増大を抑制することができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、図1のデジタルビデオカメラ100は現在符号化しているフレームがGOPの切れ目である場合にのみ、撮像パラメータの変更を行うものとした。第2の実施形態では、撮像パラメータの変化量が所定の閾値よりも小さい場合は、デジタルビデオカメラ100はGOPの途中であっても撮像パラメータの変更を行う(許可する)形態を説明する。
本実施形態によれば、撮像パラメータの変化量が小さければGOPの途中でも撮像パラメータを変更するため、撮像環境により適した撮像パラメータで撮像を行うことが可能となる。一方で、撮像パラメータの変化量が小さければフレーム相関の低下も相対的に小さくなり、画質劣化がそれほど問題とならない。
なお、本実施形態において、デジタルビデオカメラ100の構成は第1の実施形態と同様でよいため、その説明を省略する。
図5は、第2の実施形態における、撮像パラメータ変更処理の流れを詳細に示すフローチャートである。本フローチャートにおいて、図4と同じ処理を行うステップには同じ符号を付し、説明を省略する。第1の実施形態と同様、デジタルビデオカメラ100の電源がONの状態で図2の動画用トリガースイッチ203が押されると、本フローチャートの処理が開始する。また、図示しないが、第1の実施形態と同様、制御部110が操作部111から撮像終了指示を受けると、本フローチャートの処理は終了する。
ステップS501で、制御部110は符号化処理部106から、現在GOPにおけるどのフレームを符号化しているかを示す情報を取得し、現在符号化しているフレームがGOPの切れ目(最終フレーム)であるかどうかを判定する。現在符号化しているフレームがGOPの切れ目でない場合、第1の実施形態と異なり、ステップS502に進む。
一方、現在符号化しているフレームがGOPの切れ目である場合、撮像パラメータ変更に伴うフレーム相関の低下が画質劣化を引き起こす可能性が低いため、ステップS404に進み、第1の実施形態と同様に撮像パラメータの変更を行う。
ステップS502乃至ステップS507では、撮像パラメータ変更により画質劣化を引き起こす可能性があるため、撮像パラメータ変更の制御を短い周期で行う必要のある撮像パラメータに限り、一定条件の下、変更を行う。撮像パラメータ変更の制御を短い周期で行う必要のある撮像パラメータとは、例えばレンズ101及び絞り102の制御に関する撮像パラメータである。なぜなら、例えばフォーカスがずれると画質に悪影響を及ぼす可能性が高いため、GOPの途中であっても可能な限りフォーカスの調整を行うことが好ましいからである。
ステップS502で、制御部110はフォーカス変更やズーム変更のために撮像パラメータを変更してレンズ101を駆動する必要があるかどうかを判定する。ここでは、被写体の変化や操作部111からの指示による撮像パラメータ変更に加えて、前述のように制御部110の不図示のDRAMに記憶されている撮像パラメータの変更が存在するかを判定する。以下、本フローチャートにおいて判定を行う各ステップにおいて、同様に、不図示のDRAMに記憶されている撮像パラメータの変更が存在するかを判定するものとする。撮像パラメータを変更する必要がある場合はステップS503に進み、必要がない場合はステップS505に進む。
ステップS503で、制御部110は撮像パラメータの変化量が所定の閾値以下であるかどうかを判定する。所定の閾値は、デジタルビデオカメラ100の製造時等に不図示のSRAMに記録しておく。また、ユーザが操作部111を介して閾値を変更できるようにしてもよい。撮像パラメータの変化量が所定の閾値以下でない場合、撮像パラメータを変更するとフレーム相関が大きく低下する可能性があるため、撮像パラメータを変更せずにステップS505に進む。この場合、対応する撮像パラメータの変更を制御部110の不図示のDRAMに一時的に記憶する。撮像パラメータの変化量が所定の閾値以下の場合、ステップS504に進む。
ステップS504で、制御部110はレンズ制御部112に、レンズ101の制御に対応する撮像パラメータを設定(変更)し、レンズ制御部112はレンズ101のフォーカス変更やズーム変更などの制御を行う。
ステップS505で、制御部110は露出の変更のために撮像パラメータを変更する必要があるかどうかを判定する。撮像パラメータを変更する必要がある場合はステップS506に進み、必要がない場合はステップS402に戻る。
ステップS506で、制御部110は撮像パラメータの変化量が所定の閾値以下であるかどうかを判定する。撮像パラメータの変化量が所定の閾値以下でない場合、撮像パラメータを変更するとフレーム相関が大きく低下する可能性があるため、撮像パラメータを変更せずにステップS402に戻る。この場合、対応する撮像パラメータの変更を制御部110の不図示のDRAMに一時的に記憶する。撮像パラメータの変化量が所定の閾値以下の場合、ステップS507に進む。
ステップS507で、制御部110は絞り制御部113に、絞り102の制御に対応する撮像パラメータを設定(変更)し、絞り制御部113は絞り102を絞ったり開放したりする。次いで、ステップS402に戻る。
このように、デジタルビデオカメラ100は、撮像終了指示を受けるまで、以上の処理を繰り返す。
なお、ステップS502乃至ステップS507において変更される撮像パラメータの種類は一例に過ぎず、撮像パラメータ変更の制御を短い周期で行いたければ、ホワイトバランス処理等に関する撮像パラメータなどについても変更の必要を判定してもよい。すなわち、フレーム相関を低下させ、画質劣化を引き起こす可能性のある、あらゆる撮像パラメータを判定の対象としてよい。判定の対象としない撮像パラメータ、すなわち、GOPの途中では一切変更しない撮像パラメータは、例えば閾値を0とすることで設定することができる。
また、ステップS502乃至ステップS507の処理は、本実施形態では時系列に順を追って説明したが、実際には任意の順に実行してよく、並行して実行してもよい。
<第2の実施形態のまとめ>
以上説明したように、本実施形態によれば、撮像パラメータの変化量が所定の閾値よりも小さい場合は、デジタルビデオカメラ100はGOPの途中であっても撮像パラメータの変更を行う(許可する)。撮像パラメータの変化量が所定の閾値よりも大きい場合は、変更の内容を不図示のDRAMに一時的に記憶し、GOPの切れ目で実際の変更を行う。
これにより、第1の実施形態における利点に加えて、撮像パラメータの変化量が小さければGOPの途中でも撮像パラメータを変更するため、撮像環境により適した撮像パラメータで撮像を行うことが可能となる。一方で、撮像パラメータの変化量が小さければフレーム相関の低下も相対的に小さくなり、画質劣化がそれほど問題とならない。
[第3の実施形態]
第1及び第2の実施形態では、動画像撮像時における撮像パラメータの変更について説明した。第3の実施形態では、動画像撮像時に静止画像を撮像する場合の撮像パラメータの変更について説明する。
静止画撮像はしばしばフラッシュの発光を伴い、これにより、撮像環境が変化してフレーム相関の低下を引き起こす可能性がある。したがって、本実施形態は、動画撮像時に静止画撮像が行われた場合の動画像データの画質劣化を抑制するという意義がある。
<デジタルビデオカメラ100の構成>
図6は、本実施形態におけるデジタルビデオカメラ100の構成を示すブロック図である。ストロボ601、メモリカード602、ストロボ制御部603が追加された以外は、第1の実施形態と同様であり(図1参照)、同じ構成要素には同じ符号を付し、説明を省略する。
ストロボ601は、静止画像撮像時にフラッシュとして使用するためのものである。
メモリカード602は、符号化処理部106が信号処理部105から送られてきた電気信号をJPEG形式に符号化したものを、静止画像データとして記録するための記憶媒体である。なお、静止画像データは磁気テープ108やDVDメディア109に記録しても構わない。
ストロボ制御部603は、ストロボ601の発光量および発光タイミングなどの制御を、制御部110の指示に従って行うものである。
<レンズ101等の制御のタイミング>
図7は、動画像撮像時に静止画像を撮像する場合の、撮像パラメータ変更処理の流れを詳細に示すフローチャートである。本フローチャートは第1の実施形態(図4)と異なり、デジタルビデオカメラ100に電源が投入された時点で処理が開始する。
ステップS701で、制御部110は不図示のSRAMから撮像パラメータの初期値を読み出す。次いで、制御部110は読み出した撮像パラメータを信号処理部105、レンズ制御部112乃至ビデオライト制御部115に設定する。これにより、ズーム、露出、ホワイトバランス、ビデオライト、デジタルエフェクトなどを制御する撮像パラメータの初期値が定まる。
ステップS702で、制御部110は操作部111の静止画用トリガースイッチ204(図2)から静止画撮像指示を受信したかどうかを判定する。静止画撮像指示を受信すると、ステップS703に進む。静止画撮像指示を受信しなければ、受信するまでステップS702で待つ。
なお、図示しないが、制御部110が操作部111から電源OFFの指示を受けると、本フローチャートの処理は終了する。また、制御部110が操作部111の動画用トリガースイッチ203(図2)から動画撮像指示を受けると、デジタルビデオカメラ100は動画撮像処理を開始する。動画像撮像中は、符号化処理部106は信号処理部105から送られてきた電気信号をMPEG形式で符号化し、磁気テープ108又はDVDメディア109に記録する。
ステップS703で、制御部110はストロボ601の発光が必要かどうかを判定する。ここでの判定は、例えば不図示の明るさセンサから被写体や撮像環境の明るさを受け取ることにより行う。ストロボ601の発光が必要でない場合は、静止画撮像により撮像環境が変化することはないので、ステップS707に進み、静止画撮像処理を行う。このとき、動画像撮像中であり、静止画像撮像以外の要因で撮像パラメータを変更する必要があれば、第1の実施形態と同様の方法で撮像パラメータ変更処理を行う。ストロボ601の発光が必要な場合は、ステップS704に進む。
ステップS704で、制御部110はデジタルビデオカメラ100が動画像撮像中かどうかを判定する。動画像撮像中でなければ撮像パラメータの変更を考慮する必要がないため、ステップS706に進む。動画像撮像中の場合は、ステップS705に進む。
ステップS705で、制御部110は符号化処理部106から、現在GOPにおけるどのフレームを符号化しているかを示す情報を取得し、現在符号化しているフレームがGOPの切れ目(最終フレーム)であるかどうかを判定する。現在符号化しているフレームがGOPの切れ目でない場合、ステップS704に戻る。GOPの途中でストロボ601を発光すると、撮像環境(具体的には、被写体の輝度など)が変化し、それに伴うフレーム相関の低下により、画質が低下する可能性があるからである。したがって、現在符号化しているフレームがGOPの切れ目になるまで静止画像撮像処理を遅らせる。現在符号化しているフレームがGOPの切れ目であれば、ステップS706に進む。
ステップS706で、制御部110はストロボ制御部603を介してストロボ601を発光し、ステップS707に進む。
ステップS707で、符号化処理部106は信号処理部105から送られてきた電気信号をJPEG形式で符号化し、メモリカード602に記録する。次いでステップS702に戻り、次の静止画像撮像指示を待つ。
<第3の実施形態のまとめ>
以上説明したように、本実施形態によれば、動画像撮像中にストロボ601の発光が必要な静止画撮像処理を行う場合、制御部110はGOPの切れ目まで待って静止画撮像処理を行う。
これにより、動画撮像時に静止画撮像が行われた場合の動画像データの画質劣化を抑制することができる。
[その他の実施形態]
上述した各実施の形態の処理は、各機能を具現化したソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は装置に提供し、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても実現することができる。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれている。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含むものである。
本発明の撮像装置として使用可能なデジタルビデオカメラ100の構成を示すブロック図である。 デジタルビデオカメラ100の外観を示す斜視図である。 第1の実施形態における、撮像パラメータ変更処理のタイミングを概略的に説明する図である。 第1の実施形態における、撮像パラメータ変更処理の流れを詳細に示すフローチャートである。 第2の実施形態における、撮像パラメータ変更処理の流れを詳細に示すフローチャートである。 第3の実施形態におけるデジタルビデオカメラ100の構成を示すブロック図である。 動画像撮像時に静止画像を撮像する場合の、撮像パラメータ変更処理の流れを詳細に示すフローチャートである。
符号の説明
100 デジタルビデオカメラ
110 制御部

Claims (8)

  1. レンズ、絞り、光電変換素子、及び、信号処理部を有し、光学像を撮像して動画像データを生成する撮像手段と、
    前記動画像データの各フレーム画像に対して、フレーム内符号化又はフレーム間予測符号化を行って、1枚のフレーム内符号化ピクチャと複数枚のフレーム間予測符号化ピクチャとからなる画像グループを繰り返し出力する符号化手段と、
    前記撮像手段の動作を制御するための撮像パラメータの変更を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記符号化手段から情報を取得することによって、前記符号化手段によってフレーム内符号化されるフレーム画像の位置を判定し、当該位置に合わせて前記撮像パラメータを変更するよう制御するものであって、当該位置に合わないタイミングで前記撮像パラメータを変更する所定の指示を受けつけた場合には、前記所定の指示に応じた撮像パラメータの変更内容を一時的にメモリに記憶して、次にフレーム内符号化されるフレーム画像の位置に合わせて前記メモリに記憶された変更内容に従って前記撮像パラメータを変更することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記符号化手段によってフレーム内符号化されるフレーム画像を撮像する直前に前記撮像パラメータを変更するよう制御し、当該フレーム画像の撮像中に前記撮像パラメータの変更が完了しなかった場合、完了しなかった撮像パラメータの変更内容を一時的に前記メモリに記憶して、次にフレーム内符号化されるフレーム画像の位置に合わせて前記メモリに記憶された完了しなかった撮像パラメータの変更内容に従って前記撮像パラメータを変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記符号化手段によってフレーム内符号化されるフレーム画像の直後のフレーム画像から次にフレーム内符号化されるフレーム画像の直前のフレーム画像までの各フレーム画像を撮像している間に前記所定の指示を受けつけた場合には、前記所定の指示に応じた撮像パラメータの変更内容を一時的に前記メモリに記憶することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記位置に合わないタイミングで前記撮像パラメータを変更する指示を受けつけた場合に、当該指示に応じた撮像パラメータの変化量が閾値以下であるか否かを判定する判定手段を有し、
    前記判定手段によって前記変化量が前記閾値以下でないと判定されたときは、前記指示は前記所定の指示であるとして、前記指示に応じた撮像パラメータの変更内容を一時的に前記メモリに記憶し、
    前記判定手段によって前記変化量が前記閾値以下であると判定されたときは、前記位置に関わらず、前記指示に従って前記撮像パラメータをすぐに変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像パラメータは、ズーム、フォーカス、露出、ホワイトバランス、ビデオライト、デジタルエフェクトのうち少なくともいずれかの制御に関するパラメータであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. レンズ、絞り、光電変換素子、及び、信号処理部を有し、光学像を撮像して動画像データを生成する撮像手段と、
    前記動画像データの各フレーム画像に対して、フレーム内符号化又はフレーム間予測符号化を行って、1枚のフレーム内符号化ピクチャと複数枚のフレーム間予測符号化ピクチャとからなる画像グループを繰り返し出力する符号化手段と、を備える撮像装置における撮像方法であって、
    前記撮像手段の動作を制御するための撮像パラメータの変更を制御する制御工程を備え、
    前記制御工程は、前記符号化手段から情報を取得することによって、前記符号化手段によってフレーム内符号化されるフレーム画像の位置を判定し、当該位置に合わせて前記撮像パラメータを変更するよう制御するものであって、当該位置に合わないタイミングで前記撮像パラメータを変更する所定の指示を受けつけた場合には、前記所定の指示に応じた撮像パラメータの変更内容を一時的にメモリに記憶して、次にフレーム内符号化されるフレーム画像の位置に合わせて前記メモリに記憶された変更内容に従って前記撮像パラメータを変更することを特徴とする撮像方法。
  7. レンズ、絞り、光電変換素子、及び、信号処理部を有し、光学像を撮像して動画像データを生成する撮像手段と、
    前記動画像データの各フレーム画像に対して、フレーム内符号化又はフレーム間予測符号化を行って、1枚のフレーム内符号化ピクチャと複数枚のフレーム間予測符号化ピクチャとからなる画像グループを繰り返し出力する符号化手段と、を備える撮像装置のコンピュータに、
    前記撮像手段の動作を制御するための撮像パラメータの変更を制御する制御工程を実行させるプログラムであって
    前記制御工程は、前記符号化手段から情報を取得することによって、前記符号化手段によってフレーム内符号化されるフレーム画像の位置を判定し、当該位置に合わせて前記撮像パラメータを変更するよう制御するものであって、当該位置に合わないタイミングで前記撮像パラメータを変更する所定の指示を受けつけた場合には、前記所定の指示に応じた撮像パラメータの変更内容を一時的にメモリに記憶して、次にフレーム内符号化されるフレーム画像の位置に合わせて前記メモリに記憶された変更内容に従って前記撮像パラメータを変更することを特徴とするプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムを記録したコンピュータ可読記録媒体。
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