JP4785255B2 - 自動2輪車用サイドスタンド装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は自動2輪車用サイドスタンド装置に係り、特に外観をすっきりさせることができるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動2輪車用サイドスタンド装置は、自動2輪車の車体側面下部に設けたスタンドブラケットへサイドスタンドの上部を回動中心軸により回動自在に取付けるとともに、サイドスタンドとスタンドブラケット間へリターンスプリングを取付け、このリターンスプリングの反転スプリング作用により、サイドスタンドを使用位置又は収納位置のいずれかへ回動付勢するようになっている(一例として、特開平11−208546号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のようなサイドスタンドにおいては、リターンスプリングが比較的大きく外観され易いため、すっきりした外観を得られるよう、外観性向上が求められていた。そこで本願発明はこのような要請の実現を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本願の自動2輪車用サイドスタンド装置に係る第1の発明は、自動2輪車の車体側方下部へサイドスタンドを回動自在に取付け、リターンスプリングにより収納位置と使用位置のいずれかへ回動付勢するようにした自動2輪車用サイドスタンド装置において、
前記回動中心軸近傍の車体側にカム部を設け、このカム部に乗り上げ部とこれを挟んだ両側に中心距離の小さい第1及び第2の係止凹部を設け、使用位置又は収納位置のとき、これら第1又は第2係止凹部のいずれか一方へ選択的に係合し、中間位置では乗り上げ部上を摺動する係止部材をサイドスタンド側へ設けて、これを前記リターンスプリングでカム部側へ押圧付勢するとともに、
一端を前記係止部材に当接した前記リターンスプリングの他端に当接してこのリターンスプリングの弾発力を調整するアジャスタを設けたことを特徴とする。
【0005】
第2の発明は、自動2輪車の車体側方下部へサイドスタンドを回動自在に取付け、リターンスプリングにより収納位置と使用位置のいずれかへ回動付勢するようにした自動2輪車用サイドスタンド装置において、
前記リターンスプリングを外観されにくいようにサイドスタンドへ内蔵させたことを特徴とする。
【0006】
【発明の効果】
第1の発明によれば、サイドスタンドの回動中心軸近傍の車体側にカム部を設け、このカム部に乗り上げ部とこれを挟んだ両側に中心距離の小さい第1及び第2の係止凹部を設け、サイドスタンド側に設けられた係止部材をリターンスプリングでカム部側へ押圧付勢することにより、係止部材を使用位置又は収納位置のとき、これら第1又は第2係止凹部のいずれか一方へ選択的に係合し、中間位置では乗り上げ部上を摺動させるように構成した。
【0007】
このため、サイドスタンドを回動させてもリターンスプリングが横振れしなくなるので、リターンスプリングをサイドスタンドへ沿わせて配設することにより外観されにくくできる。したがってサイドスタンドをすっきりとした状態で設けることができるから、外観性を向上できる。
【0008】
第2の発明によれば、リターンスプリングを外観されにくいようにサイドスタンドへ内蔵させたので、サイドスタンドをすっきりとした状態で設けることができるから、外観性を向上できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本願発明の一実施例を説明する。まず、本願発明が適用された自動2輪車の全体構造を概説する。図1はこの自動2輪車の左側面図、図2は同右側面図である。これらの図に明らかなように、前輪1を支持するフロントフォーク2は上部をボトムブリッジ3及びトップブリッジ4を介して車体フレーム5の前部6へ支持され、ハンドル7にて回動自在になっている。車体フレーム5の前部にはヘッドライト8が取付けられ、その左右両側にフロントウィンカ9が取付けられている。
【0010】
車体フレーム5は、鍛造等で形成された前部6と、これから車体中心に沿って略水平に後方へ延びる1本のメインフレーム10と、前部6から斜め下がりに後方へ延びる1本のダウンフレーム11と、メインフレーム10の後部から後方へ略水平に延出する左右一対のシートレール12と、メインフレーム10の後部から斜め下がりに後方へ延出する左右一対のセンターフレーム13と、このセンターフレーム13の下端とシートレール12の後端を斜めに連結してセンターフレーム13との間に側面視略V字状の空間を形成する左右一対のリヤフレーム14とを備える。これら各フレーム部材はいずれも鉄やアルミ合金等の適宜金属よりなるパイプであり、本実施例では丸パイプになっている。
【0011】
ダウンフレーム11の下部は空(又は油)冷直列4気筒式4サイクルエンジン15におけるクランクケース16の前部へ連結される。また、クランクケース16の後方上部はセンターフレーム13の中間部から斜め下がり前方へ延出するエンジンハンガ19にてセンターフレーム13と連結され、これにより、車体フレーム5はエンジン15を構成部品の一部とするダイアモンドフレームになっている。
【0012】
また、センターフレーム13及びリヤフレーム14の各下端部はボス状のピボット部20にて相互に連結され、この左右のピボット部20にてピボット軸(図には表れない)によりリヤスイングアーム21の前端を回動自在に軸支するとともに、ピボット軸に支持されている後述するハンガ兼用ブラケット22にてクランクケース16の後方下部が支持される。
【0013】
リヤスイングアーム21の後端部には、後輪23が回転自在に支持され、ドリブンスプロケット24と、クランクケース16の後部に設けられたスプロケットカバー25の内側収容されているドライブスプロケット(図には見えていない)間に巻き掛けられたチェーン26により駆動される。リヤスイングアーム21の後部とシートレール12の後部間には、リヤクッションユニット27が設けられ、後輪サスペンションを構成している。
【0014】
メインフレーム10の上には燃料タンク28が支持され、その後方に隣接して配置されたシート29がシートレール12上に支持される。その後端は一体に斜め上方へ突出するバックレスト部29aをなす。なお、シート29は本実施例の場合シングルシートであるが、これをダブルシートに代えることは任意に可能である。
【0015】
バックレスト29aの背面に接して側面視略三角形状をなすテールカウル30が設けられる。テールカウル30は樹脂等の適宜材料からなる部材であり、バックレスト29aに接する前部斜面31側が最も上下幅の広い部分であり、ここから後方へ向かって先細り状に延出し、後端32は鋭角状をなしている。
【0016】
この後端32近傍にテールユニット33が取付けられている。テールユニット33は左右一対の板金状フレーム34の各後端にライセンスプレート35を取付け、さらに板金状フレーム34の側面に左右リヤウインカ36を取付けかつ図には表れないライセンスランプ等を一体化したものである。
【0017】
図中の符号40はフロントブレーキホースであり、左右一対で設けられ、ハンドルレバーのマスターシリンダ(図示省略)と前輪1の左右に一対で設けられたデュアルブレーキのブレーキキャリパ41の間へ接続されている。ブレーキキャリパ41はキャリパブラケット42を介してフロントフォーク2の下部へ支持され、左右一対のブレーキディスク43へ摺接する。
【0018】
符号44はオイルクーラ、45はエアクリーナである。エアクリーナ45は電子噴射ユニット46を介してエンジン15のシリンダヘッド18における吸気口17へ接続して電子噴射ユニット46からシリンダヘッド18の吸気口17へ混合気を供給する。符号47はエアクリーナケースのカバーであり、シートレール12、センターフレーム13及びリヤフレーム14で囲まれた略三角形の空間内に配置される。なお、図2に示すように、車体右側におけるこの略三角形の空間内にはバッテリ48及びヒューズボックス49が収容されている。
【0019】
排気はシリンダヘッド18の排気口より排気管50を介して車体後方のマフラー51へ導かれる。排気管50は2本づつ車体の左右へ別れて集合し、さらに車体の左右に配置される一対のマフラー51へそれぞれ接続する。
【0020】
符号52及び53はマフラー51を支持するパイプ状のステーであり、このうち上側のステー52はリヤフレーム14の中間部から後方へ延出し、下側のステー53はハンガ兼用ブラケット22の後端部から後方へ延出し側面視略三角形状をなしている。
【0021】
図1に示す車体の左側に設けられるハンガ兼用ブラケット22は、前方側にチェンジペダル54、中央側にサイドスタンド55がそれぞれ回動自在に支持され、かつサイドスタンド55の後方にステップ56が取付けられている。さらに図2に明らかなようにハンガ兼用ブラケット22の前方下部は前方へ突出してエンジンハンガ57をなし、ここでクランクケース16の下部を支持している。
【0022】
図2に示す車体右側のハンガ兼用ブラケット22は、車体左側のものと同様構造をなすが、こちら側にはチェンジペダル54の代わりにブレーキペダル58が設けられている。
【0023】
次に、サイドスタンドについて説明する。図3はサイドスタンドを一部破断して示す側面図、図4はその4−4線断面図、図5は図3の5−5線断面図、図6はサイドスタンド側の構成部品を示す図、図7は作用を示す図である。
【0024】
まず、図3〜5において、サイドスタンド55は鉄等の適宜金属からなる全体として略円筒状をなす部材であり(図5参照)、その上端部は平板状に平行する二股部60をなし、それぞれの対向位置に取付穴61が形成されている。
【0025】
また、軸方向へ形成される軸穴62は、上部側が細径部63をなし、この部分におけるサイドスタンド55の肉厚が厚くなって軸穴62との境に段部64が形成されている。
【0026】
サイドスタンド55は中間部の下方寄り部分が屈曲部65をなし、ここで軸穴62が外方へ開放されている。屈曲部65より下方は内方が開放された凹部66をなし、かつ下端はさらに屈曲して偏平状をなす接地部67となっている(図4参照)。
【0027】
細径部63内には係止部材70の細径部71が摺動自在に貫通してその突出部は取付穴61の近傍まで突出している。一方、係止部材70の他端は軸穴62内を移動する太径部72をなし、段部64により抜け出しを防止されている。
【0028】
太径部72の一端部は軸穴62内へ収容されたリターンスプリング73の一端部が当接し、かつこのリターンスプリング73により段部64へ押し当てられる方向へ付勢され、細径部71が二股部60側へ突出するように図の上方へ付勢される。リターンスプリング73の他端は、屈曲部65近傍における軸穴62の開放端から挿入されたアジャスタ74に当接している。
【0029】
図6にも示すように、アジャスタ74は外周に雄ネジ75が設けられ、サイドスタンド55の屈曲部65近傍部内周面に形成された雌ネジ部77へ締結される。アジャスタ74の軸方向一端面には六角穴76が形成され、これに工具を入れて回すことによりアジャスタ74の位置を変化させてリターンスプリング73の弾発力を調整できる。このとき、凹部66が屈曲部65より屈曲しているので、アジャスタ74に対する工具の操作が容易になる。
【0030】
図6はAに係止部材70、Bにアジャスタ74を示し、Cとしてアジャスタ74の六角穴76が形成された端面を示す。また、Dとして係止部材70をAにおける状態と90°違いで示し、EとしてDの図上方から係止部材70を見た状態を示す。これらの図に明らかなように、細径部71の突出端71aは平板状をなして互いに平行する二股部をなし、この突出端71a間にローラ78が支軸79を中心にして回動自在に支持されている。
【0031】
再び図3及び図4において、サイドスタンド55はスタンドブラケット80へ回動自在に取付けられる。スタンドブラケット80は、金属をプレスや鋳造等して得られる部材であり、車体側へ重ねられる本体部81と、その下方へ連続してかつ外側方へ斜めに張り出すように屈曲する斜面部82を備え、本体部81は取付穴83にて車体側であるハンガ兼用ブラケット22へ取付けられ、かつ略直角に折り曲げられた屈曲部84にて回り止めされる。
【0032】
斜面部82には中央部に取付穴85が設けられ、斜面部82を挟んでサイドスタンド55の二股部60を重ね、その取付穴61を一致させることにより回動中心軸86により連結一体化され、サイドスタンド55がスタンドブラケット80に対して回動自在に連結される。
【0033】
斜面部82の端面で二股部60間へ入る部分にはカム部87が形成され、カム部87は乗り上げ部88と、その両側に形成される第1係止凹部89及び第2係止凹部90によって構成される。第1係止凹部89及び第2係止凹部90の各回動中心軸86からの中心距離は、乗り上げ部88における回動中心軸86からの中心距離よりも小さなっている。また乗り上げ部88の中心距離は、第1係止凹部89から第2係止凹部90側へ向かって次第に小さくするように変化する。
【0034】
第1係止凹部89にはサイドスタンド55を使用位置としたとき、リターンスプリング73に押されて突出する係止部材70のローラ78が係合し、第2係止凹部90には同じくサイドスタンド55を収納位置にしたときローラ78が係合する。また、サイドスタンド55を使用位置と収納位置の中間で回動するとき、ローラ78が乗り上げ部88へ乗り上げて転動するようになっている、このとき、リターンスプリング73は押し込まれた係止部材70により圧縮される。
【0035】
図4中の符号91はスタンドスイッチであり、例えば回動中心軸86と同軸で車体内側となる二股部60へ取付一体化されるロータリスイッチとして構成され、サイドスタンド55の回動位置を検出する公知のものである。
【0036】
次に、本実施例の作用を説明する。図7のAは使用位置、Bは中間状態、Cは収納位置を示し、まずAでは、サイドスタンド55が使用位置にあり、係止部材70がリターンスプリング73により押し出されてローラ78が第1係止凹部89へ係合している。この状態からサイドスタンド55を収納位置にするため、サイドスタンド55を跳ね上げると、まず係止部材70を介してリターンスプリング73を圧縮させることにより、ローラ78が乗り上げ部88上へ乗り上げる。
【0037】
この位置は係止部材70の軸線が乗り上げ部88の第1係止凹部89側端部へ重なる位置であり、かつ乗り上げ部88は第2係止凹部90側へ次第に中心距離を小さくするように変化するので、ローラ78は乗り上げた勢いと、リターンスプリング73による押し戻される力により乗り上げ部88を転動して第2係止凹部90へ入りここで再び係合して回動を停止する。
【0038】
逆に、CからAへ変化させる場合も反対操作により簡単かつ確実にできる。このとき、リターンスプリング73を圧縮バネとして使用するので、サイドスタンド55をA又はCへ確実に回動させることができ、しかもローラ78を設けたことにより回動がより軽快になる。
【0039】
しかも、従来のようにリターンスプリング73が回動中心軸86をえて設けられないため、使用位置と収納位置間でサイドスタンド55を回動させても、リターンスプリング73が横振れしない。したがって、リターンスプリング73を比較的細いパイプ状のサイドスタンド55内へ収容し、かつ全く外観させないようにできるので、外観をすっきりと構成させることができる。
【0040】
また、アジャスタ74を設けることにより、リターンスプリング73の弾力調整を簡単に行うことができ、サイドスタンド55の回動を常時最適状態に維持できる。そのうえ、サイドスタンド55の屈曲部65を利用してアジャスタ74の調整作業を容易に行えるようになっている。そのうえさらに、スタンドスイッチ91を車体内方側へ配設できる。従来はリターンスプリングとの干渉により、このような配置は不可能であった。
【0041】
図8は別実施例であり、この図は図5と同様にサイドスタンド55の横断面を示す。この例では、サイドスタンド55を略V字形断面に形成し、車体内方へ開放された凹部空間100を設け、この中へリターンスプリング101を設ける。
【0042】
このリターンスプリング101は前実施例におけるリターンスプリング73と同様の押しバネとして構成されたものでも、従来例のような反転スプリングとして使用するコイルスプリングのいずれも使用できる。後者の場合は凹部空間100の横幅を拡大するようにサイドスタンド55を形成することにより、リターンスプリング101の横ブレを可能にする。
【0043】
このようにしても、リターンスプリング101はサイドスタンド55の凹部空間100内へ収容され、リターンスプリング101をサイドスタンド55へ内蔵したことになるので、外部から見えにくくすることができ、やはりすっきりした外観を可能にする。
【0044】
なお、本願発明は上記各実施例に限定されず種々に変形や応用が可能であり、例えば、第1実施例の押しバネ及び係止部材70のカム部87に対する係合構造は必ずしもサイドスタンド55へ内蔵するものではなく、従来のように露出させて設けてもよい。この場合でも、これらの機構をサイドスタンド55の車体内方側面へ添わせれば基本的に横ブレしない機構であるから、やはり外観されにくく、すっきりした外観にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の適用された自動2輪車の全体左側面図
【図2】同上右側面図
【図3】実施例に係るサイドスタンドの断面図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】図3の5−5線断面図
【図6】内蔵部品を説明する図
【図7】作用を説明する図
【図8】別実施例に係るサイドスタンドの横断面図
【符号の説明】
5:車体フレーム、13:センターフレーム、14:リヤフレーム、20:ピボット部、22:ピボット部ブラケット、55:サイドスタンド、70:係止部材、73:リターンスプリング、74:アジャスタ、78:ローラ、80:スタンドブラケット、88:乗り上げ部、89:第1係止凹部、90:第2係止凹部、100:凹部空間、101:リターンスプリング

Claims (6)

  1. 自動2輪車の車体側方下部へサイドスタンドを回動自在に取付け、リターンスプリングにより収納位置と使用位置のいずれかへ回動付勢するようにした自動2輪車用サイドスタンド装置において、
    前記回動中心軸近傍の車体側にカム部を設け、このカム部に乗り上げ部とこれを挟んだ両側に中心距離の小さい第1及び第2の係止凹部を設け、使用位置又は収納位置のとき、これら第1又は第2係止凹部のいずれか一方へ選択的に係合し、中間位置では乗り上げ部上を摺動する係止部材をサイドスタンド側へ設けて、これを前記リターンスプリングでカム部側へ押圧付勢するとともに、
    一端を前記係止部材に当接した前記リターンスプリングの他端に当接してこのリターンスプリングの弾発力を調整するアジャスタを設けたことを特徴とする自動2輪車用サイドスタンド装置。
  2. 自動2輪車の車体側方下部へサイドスタンドを回動自在に取付け、リターンスプリングにより収納位置と使用位置のいずれかへ回動付勢するようにした自動2輪車用サイドスタンド装置において、
    前記リターンスプリングを外観されにくいようにサイドスタンドへ内蔵させたことを特徴とする自動2輪車用サイドスタンド装置。
  3. 前記係止部材がサイドスタンドの使用位置で前記第1係止凹部へ係合し、収納位置で第2係止凹部へ係合するとともに、
    前記カム部の乗り上げ部における前記回動中心軸からの中心距離は、前記第1係止凹部側から第2係止凹部側へ向かって次第に小さくなるように変化することを特徴とする請求項1に記載した自動2輪車用サイドスタンド装置。
  4. 前記乗り上げ部上を摺動する係止部材がローラーであることを特徴とする請求項1に記載した自動2輪車用サイドスタンド装置。
  5. 前記サイドスタンドは略円筒状をなし、その軸穴内に前記リターンスプリングを収容するとともに、
    前記サイドスタンドの中間部に屈曲部を形成し、この屈曲部近傍に前記軸穴の開放端を設け、この開放端から前記アジャスタを前記軸穴内へ挿入したことを特徴とする請求項に記載した自動2輪車用サイドスタンド装置。
  6. 前記アジャスタは外周に雄ネジを設け、前記サイドスタンドの前記軸穴の開放端近傍部内周面に形成された雌ネジ部へ締結し、前記アジャスタを回すことにより前記リターンスプリングの弾発力を調整することを特徴とする請求項に記載した自動2輪車用サイドスタンド装置。
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