JP4785045B2 - 蓋板付き容器 - Google Patents

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本発明は蓋板付きの容器に関する。
容器本体上面を蓋体で閉塞すると共に該蓋体中央部に穿設した取出し口を、蓋体後部上面へ開蓋方向へ付勢して枢着させた蓋板で閉塞し、該蓋板前部と蓋体前部とに設けたロック装置で蓋板の開閉が自在にロックさせた蓋板付き容器が知られている(特許資料1)。
特開2001−97421公報。
本発明は上記ロック機構を容易に形成できて、該ロック機構の一部としての押釦の構成および取付けも簡易であるよう設けたものである。
第1の手段として、容器体1口頸部へ螺合させたキャップ本体4の頂壁6中央部に穿設した取出し口7を頂壁後部上面に開蓋方向へ付勢させて枢着させた蓋板11で閉塞させ、該蓋板前部と頂壁前部とに設けたロック装置12で蓋板の開閉が自在にロックさせた蓋板付き容器であって、
上記ロック装置を、キャップ本体頂壁6の前部から起立させた第1フック13と、蓋板前部から垂下させた第2フック14と、上記頂壁6の前部上へ前後方向中間部を支点とする揺動が可能に枢着させた揺動板部を含む押釦15とで形成し、
この押釦15は、上記支点より後方へ揺動板部の後半部を介してアーム47を突出し、また支点より前上方へ突出した揺動板部の前半部の前端から前壁44を垂設して、この前壁から後方へ突出させた弾性板45後部をキャップ本体周壁5の前面上端部分へ係合させており、
このキャップ本体周壁5の前面上端部分を、周壁起立面上端から上後方への外面張出し弯曲面46に形成し、
上記両フックが係合する閉蓋状態から、上記弾性板45の弾性に抗して上記揺動板部の前半部を押下げすることで上記アーム47が蓋板11前部を押上げて上記両フックの係合を外して開蓋し、該開蓋状態から押釦15を離すと、弾性板45が弾性復元して押釦15が元位置へ復帰可能に形成した。
第2の手段として、上記第1の手段を有するとともに、上記押釦15の枢着を、上記揺動板部下面から肉薄ヒンジ41を介し垂設したアンカー42を、キャップ本体頂壁6前部へ穿設した上部小内径で下部大内径の透孔43内へ上方からの強制押込みにより、上方抜出し不能に嵌合させて行った。
の手段として、上記第1、又は第2の手段を有すると共に、上記第2フック14を第1フック13の前方へ位置させ、かつこれ等両フックの左右両側に押釦15後面の左右両側から後方突出させた左右一対のア−ム47を位置させた。
請求項1記載のようにすることで、上記揺動板部の前半部の押下げ状態を除いて、押釦は水平状態を保持することとなり、よって蓋板前部押下げによる、キャップ本体頂壁の前部から起立する第1フックと、蓋板前部から垂下する第2フックとの係合を容易かつ確実に行うことができる。
またキャップ本体周壁5の前面上端部分を周壁起立面上端から上後方への外面張出し弯曲面46に形成することで、押釦前部を下方へ、又後部を上方へ、上記支点を中心として弾性変位させることが容易であり、又押釦の揺動板部の前半部の押下げ解放により押釦15を元の位置へ弾性復帰させることが容易かつ確実とすることが出来る。
請求項2のようにすることで、押釦15下面から垂下するアンカー42をキャップ本体頂壁前部に穿設した上部小径でかつ下部大径の透孔43内へ強制押込みすることで、押釦15をキャップ本体頂壁へ装着させることが出来、その押釦の装着が容易である。
請求項のようにすることで、蓋板前部を押釦後部左右から突出させたアーム47により確実に開蓋させることが容易となる。
以下図面について説明すると、1は、周壁2上部をキャップ螺合用口頸部3とする容器体で、その口頸部外面へはキャップ本体4の周壁5を螺合させており、該キャップ本体頂壁6は、中央部を取出し口7として開口し、該開口周縁からは第1シール筒8を起立している。又周壁内面との間にパッキン嵌合用間隙をおいて第1短筒9を垂設している。
キャップ本体頂壁の後部上面には、開蓋方向へスプリング10により付勢させて、上記取出し口7を開閉する蓋板11が枢着させてあり、該蓋板前部と頂壁前部とにロック装置12を設け、頂壁前部から起立させた第1フック13と、蓋板前部から垂下させた第2フック14とが蓋板倒伏により係合して該蓋板閉塞状態が保持され、又レバー式押釦15の前部押下げにより押釦後部が蓋板前部を押上げて上記両フックの係合が外れて開蓋し、該開蓋状態から蓋板前部を押下げすると再び両フックが係合して閉蓋状態を保つよう設けている。
既述第1シール筒8へは、蓋板11下面へ直接ないし間接に付設した弾性第2シール筒21を気密に嵌合させる。該弾性第2シール筒は、リング状板22外周から第2短筒23を垂下し、該第2短筒下端に付設した外向きフランジ24を介して上外方へ筒部を拡開する、例えばエラストマーで形成した弾性部材25を設け、上記外向きフランジ24外周から上外方へ起立する筒部で形成した。該弾性部材25のリング状板22は剛性の合成樹脂製円板26の外周部上面へ載置した状態でインサート成形して第1シール部材27を形成し、上記リング状板22よりも内方の円板部分から起立させた第2シール筒28を、蓋板11の中央部下面から垂設した第1係止筒29内面へ嵌着して固定し、又蓋板11から第3短筒30を垂下させて該第3短筒30を上記第2短筒23外面へ嵌合させ、上記弾性第2シール筒21外面を、第1シール筒8内面へ気密に嵌合させている。
第1シール筒8の上部内面へは突条を周設して第1シール筒上端内面から突条の内端までを下内方へのテーパ面としており、蓋板閉塞時にテーパ面に接し摺動して弾性第2シール筒21が第1シール筒8の上部内へ嵌合するよう設けている。その嵌合の際、弾性第2シール筒21は第1シール筒8の上部内面へ接してその下降を邪魔され、よって外向きフランジ24の外周部は上方へ押し上げられることとなるが、第3短筒30下面が外向きフランジ24上面へ接して外向きフランジ24の上昇を阻止するため、弾性第2シール筒21は第1シール筒8の上部内へ押込みされることとなる。
既述第1短筒9と、キャップ本体周壁5の上部とのあいだに、特殊パッキン31を嵌合させている。該特殊パッキンは、リング32の下面へエラストマー等弾性板33を付設した状態にインサート成形で一体成形して形成したもので、弾性板33は図示のようにリング32内面と下面とに接するよう断面L字状に形成してもよく、又リングの下面および内外両面へ接するよう断面凹字状に形成してもよい。その特殊パッキンはキャップ本体周壁の上部と第1短筒9との間へ緊密に嵌合させている。
本発明にあっては、既述ロック装置12の一部としてのレバー式押釦15を、図2が示すように平板部(揺動板部)の前後方向中間部から肉薄ヒンジ41を介してアンカー42を垂下させ、該アンカーを、キャップ本体頂壁6の前部に穿設された、上部が小内径でかつ下部を大内径とする透孔43内へ強制押込させて抜出し不能に嵌合させ、又平板部の前半部は上前方へ弯曲させて突出させ、該前端から前壁44を垂下させると共に該前壁下端からやや上後方へ傾斜させて弾性板45を突出させ、該弾性板後端部を、周壁前部上面が形成する、上後方への外面張出し弯曲面46上へ載置させた。又平板部の後面左右両端からは既述第1、第2フック13、14の左右側方へ位置させてアーム47を後方突出させている。
図示例においては押釦15の前部押下げにより肉薄ヒンジ41を中心とする回動で、押釦前部は下降して弾性板45は二点鎖線で示すように上記外面張出し弯曲面46へ一部を接して上前方への後方張出し弯曲板形状に弾性変形し、又このとき既述両アームが蓋板11前部を押上げ、両フックの係合を外して開蓋する。該押釦前部押下げ状態から押釦を離すと図2の実線のように押釦は弾性板45の復元により元の位置へ復帰し、該状態からの蓋板閉蓋で第1フックと第2フックとは係合して閉蓋状態を保つこととなる。
尚既述アンカー42は、その下端前部と後部とにそれぞれ下後方への、又下前方への傾斜面を形成して透孔43内へ強制押込み時に透孔上端前縁と透孔上端後縁との間へアンカー下端部が嵌合し、該嵌合状態からの強制押下げによりアンカーが透孔内へ嵌合するよう設けている。又アンカーの上面後部には切欠きを設けてその透孔内へのアンカー嵌合時に透孔後面に設けた下向き段部下面がその切欠き内へ係合してアンカーの上方抜出しを不能としている。
既述実施例にあっては、キャップ本体頂壁中央の取出し口7の開口周縁から第1シール筒8を起立させて、該第1シール筒へは蓋板11下面へ直接ないし間接に付設した弾性第2シール筒21を気密に嵌合させ、又キャップ本体周壁と該キャップで本体頂壁から垂設した第1短筒9との間に特殊パッキン31を嵌合させたが、これ等は蓋板付き容器を高気密の容器とするために設けたものであり、このような高気密容器とする必要がない場合は、上記構成としなくてもよい。
但し、既述ロック装置とすることで、蓋板11の開閉蓋を迅速に行うことが出来るから、そのロック装置を上記高気密容器に設けることで、より有効に作用させることが出来る。
本発明容器の縦断面図である。 図1要部の拡大断面図である。 蓋板を外した状態で示す図1容器の平面図である。 図1容器を前方からみた半断面図である。
符号の説明
4 キャップ本体 6 頂壁
7 取出し口 8 第1シール筒
11 蓋板 12 ロック装置
13 第1フック 14 第2フック
15 押釦 21 第2シール筒
22 リング状板 27 第1シール部材
31 特殊パッキン 41 肉薄ヒンジ
42 アンカー 45 弾性板
46 外面張出し弯曲面 47 アーム

Claims (3)

  1. 容器体(1)口頸部へ螺合させたキャップ本体(4)の頂壁(6)中央部に穿設した取出し口(7)を頂壁後部上面に開蓋方向へ付勢させて枢着させた蓋板(11)で閉塞させ、該蓋板前部と頂壁前部とに設けたロック装置(12)で蓋板の開閉が自在にロックさせた蓋板付き容器であって、
    上記ロック装置を、キャップ本体頂壁(6)の前部から起立させた第1フック(13)と、蓋板前部から垂下させた第2フック(14)と、上記頂壁(6)の前部上へ前後方向中間部を支点とする揺動が可能に枢着させた揺動板部を含む押釦(15)とで形成し、
    この押釦(15)は、上記支点より後方へ揺動板部の後半部を介してアーム(47)を突出し、また支点より前上方へ突出した揺動板部の前半部の前端から前壁(44)を垂設して、この前壁から後方へ突出させた弾性板(45)後部をキャップ本体周壁(5)の前面上端部分へ係合させており、
    このキャップ本体周壁(5)の前面上端部分を、周壁起立面上端から上後方への外面張出し弯曲面(46)に形成し
    上記両フックが係合する閉蓋状態から、上記弾性板(45)の弾性に抗して上記揺動板部の前半部を押下げすることで上記アーム(47)が蓋板(11)前部を押上げて上記両フックの係合を外して開蓋し、該開蓋状態から押釦(15)を離すと、弾性板(45)が弾性復元して押釦(15)が元位置へ復帰可能に形成したことを特徴とする、蓋板付き容器。
  2. 上記押釦(15)の枢着を、上記揺動板部下面から肉薄ヒンジ(41)を介し垂設したアンカー(42)を、キャップ本体頂壁(6)前部へ穿設した上部小内径で下部大内径の透孔(43)内へ上方からの強制押込みにより、上方抜出し不能に嵌合させて行った
    ことを特徴とする請求項1記載の蓋板付き容器。
  3. 上記第2フック(14)を第1フック(13)の前方へ位置させ、かつこれ等両フックの左右両側に押釦(15)後面の左右両側から後方突出させた左右一対のア−ム(47)を位置させたことを特徴とする、請求項1、又は2記載の蓋板付き容器。
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