JP2007314233A - 蓋付き高気密容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
容器体口頸部へ螺合させたキャップ本体頂壁の中央部へ穿設した開口を、該頂壁後部上面へ、開蓋方向に付勢させて枢着させた蓋板で閉塞させ、該蓋板前部と頂壁前部とに設けたロック装置で蓋板の開閉が自在にロックさせた蓋板付き容器を、高気密容器として収納物の酸化等がなく、収納物の新鮮な状態を永く保持可能とした。
【解決手段】
口筒22下端に外向きフランジ23を付設した剛性合成樹脂製基体21の少くとも外周部下面と口筒の外周面と上面とを弾性板28で覆ってインサート成形したシール部材24を設け、該シール部材外周部をパッキントとして容器体口頸部上面をキャップ本体頂壁7との間で挟持させると共に、又上記口筒22をキャップ本体頂壁中央部に穿設した開口6に通して起立させ、又上記蓋板8閉蓋時に該蓋板から垂設したシール筒32が、口筒上面を覆う弾性筒部分28aに圧接して容器体口部が気密に閉塞されるよう設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は蓋付きの高気密容器に関する。
容器本体上面を蓋体で閉塞すると共に該蓋体中央部に穿設した取出し口を、蓋体後部上面へ開蓋方向へ付勢して枢着させた蓋板で閉塞し、該蓋板前部と蓋体前部とに設けたロック装置で蓋板の開閉が自在にロックさせた蓋板付き容器が知られている(特許資料1)。
特開2001−97421公報。
本発明は上記のような蓋板付き容器を高気密の容器として、該容器内へ収納させた収納物の成分気散や酸化等することが少く、永く新鮮な状態を保つことが可能に形成したものである。
第1の手段として、容器体1口頸部へ螺合させたキャップ本体4の頂壁7中央部が有する開口6を開蓋方向に付勢されて頂壁後部上面へ枢着された蓋板8で閉塞させ、該蓋板と頂壁前部に設けたロック装置9で蓋板の開閉が自在にロックさせた蓋板付き容器であって、
口筒22下端に外向きフランジ23を付設した剛性合成樹脂製基体21の外向きフランジ外周部の下面と、口筒22の外周面および上面とを、弾性板28で覆ってインサート成形したシール部材24を設け、該シール部材の外周部をパッキンとして容器体口頸部の上端面とキャップ本体頂壁7との間で挟持させると共に、弾性板で外面を覆合させた口筒22を開口6から起立させ、
又上記蓋板8からシール筒32を垂下させて、蓋板閉蓋時にシール筒32が口筒上面を覆う弾性板部分へ圧接して、口筒22の筒孔が形成する容器体口部を気密に閉塞可能とした。
第2の手段として上記第1の手段を有すると共に、上記蓋体枢着部分前方のキャップ本体頂壁後部に適当数の透孔29を穿設しておき、又口筒22外面を覆う弾性板下端から外向きフランジ23上面に沿って弾性板を延長して該延長部分から上記透孔に通して伸縮板30を起立させ、
更に蓋板後部下面から押圧板31を垂下させて、蓋板閉蓋時に押圧板31が弾性に抗して伸縮板30を圧縮し、上記ロック開放操作で伸縮板30が押圧板31を押上げ可能とし、これ等押圧板31と伸縮板部分30とで上記開蓋方向への蓋板付勢を行った。
請求項1のようにシール部材24を、剛性合成樹脂製基体21と弾性板とをインサート成形して一体成形することで、容器体口頸部の上端面や、キャップ本体頂壁に穿設した開口6の内面や、蓋板8から垂設したシール筒32等と、気密に圧接する部分だけを弾性板で覆った、剛性の合成樹脂製の部材とすることが出来、よってそのシール部材24を剛性が大で変形し難く、しかも他物と気密に接することを要する要部だけは弾性に富む部材とすることが出来、よって高気密の容器を形成することが出来る。
請求項2のようにすることで、蓋板8の開蓋方向付勢を、該蓋板枢着部へ金属製スプリングを装着させて形成しなくてもよく、よってその開蓋方向付勢を容易に行うことが出来、又容器本体を合成樹脂材だけで形成できるから、合成樹脂製部材と金属製部品とで成形した容器の場合のように廃棄処理に際して合成樹脂材と金属製部品とを分離させなくてよい。
以下図面について説明する。まず従来公知の事項について簡単に説明すると、1は周壁2上部をキャップ螺合用口頸部3とする容器体で、その口頸部外面へはキャップ本体4の周壁5を螺合させており、該周壁上端には内向きフランジ状に、中央部を開口6した頂壁7を付設させている。
キャップ本体頂壁7の後部上面へは、開蓋方向へスプリング等で付勢させて、上記開口6を開閉する蓋板8が枢着させてあり、該蓋板前部と頂壁前部とにロック装置9を設け、頂壁前部から起立させた第1フック10と、蓋板前部から垂下させた第2フック11とが蓋板倒伏により係合して該蓋板閉塞状態が保持され、又レバー式押釦12の前部押下げにより押釦後部が蓋板前部を押上げて上記両フックの係合が外れて開蓋し、該開蓋状態から蓋板前部を押下げすると再び両フックが係合して閉蓋状態を保つよう設けている。
本発明は、口筒22下端に外向きフランジ23を付設した剛性合成樹脂製の基体21要部へエラストマー等弾性板をインサート成形で一体に付設したシール部材24を設け、該シール部材の外向きフランジ外周部を容器体口頸部上端面とキャップ本体頂壁下面との間へ嵌合させてパッキンとし、又短筒22を開口6に通し起立させている。図示例では上記基体21の外向きフランジ23の外周部下面を凹部に形成すると共に、その外周面へほぼ等間隔に複数の縦溝25を穿設し、又上記外向きフランジの外周部上面を***させて該***部上面へ、上記縦溝と連続させて複数の放射状溝26を穿設し、上記外向きフランジ外周部下面の凹部内と、縦溝25内と、放射状溝26内と、上部***部よりも内方の基体外向きフランジ部分上面と、口筒外周面と、口筒上端面上とを弾性板28で覆合させている。口筒上端面を覆合する弾性板部分内周面には突条を周設させることが望ましい。
図示例では蓋体頂壁後部の蓋板枢着部分前方の左右両部に透孔29を穿設し、該透孔に通して蓋体後部の外向きフランジ内周部上面を覆う弾性板部分から起立させた伸縮板30を上方へ突出させ、又蓋板後部からは押圧板31を垂下させて、蓋板閉蓋時に上記伸縮板を弾性に抗して圧縮させ、又押釦12の押下げ操作による、第1、第2フック10、11の係合解除で上記伸縮板30が弾性復元して開蓋するよう設けた。
蓋板8からはシール筒32が垂下させてあり、閉蓋時にそのシール筒32が既述シール部材24の短筒22の上部内面、つまり基体21の短筒上面を覆う弾性板が形成する弾性筒部分28a内面へ嵌合するよう設けている。尚その弾性筒部分28a内径は、上記口筒22内径よりも小内径としている。既述キャップ本体頂壁7の内周面にも突条を周設させて、該突条を口筒22外面を覆合する弾性板部分外面へ気密に圧接させている。
図5が第2実施形態を示す。第1実施形態と同一部分については同一符号を付することで説明を省略し、異なる部分についてだけ説明すると、蓋板8から垂下させたシール筒32は、弾性筒部分28aの上部外面へ気密に嵌合できるよう設けており、又そのシール筒が囲む蓋板部分の外周部から小径の第2シール筒33を垂下させて、閉蓋時にその第2シール筒33下面が上記弾性筒部分28a上面へ圧接するよう設けている。
既述両実施形態にあっては、シール部材24の基体21の外向きフランジ外周面と、該外周面上部の***部上面とへ縦溝25と放射状溝26とを設けて、これ等両溝内に、外向きフランジ外周部下面を覆う弾性板と、上記***部よりも内方の外向きフランジ部分上面および口筒上面および口筒22外面を覆う弾性板部分とを、上記両溝内へ嵌合する、複数の紐状弾性板部分で連続させたが、それ等外向きフランジ外周面およびその外向きフランジ外周部上面の全面を弾性板で覆合させてもよい。但し上記のように放射状溝26を設けて、キャップ本体4を容器体口頸部外面へ螺合し締付けたとき、それ等放射状溝間の外向きフランジ外周部の上面部分がキャップ本体頂壁7の外周部下面へ直接圧接するよう設けることで、その締付けを確実とすることが出来る。
は本発明容器の縦断面図である。 図1容器要部の拡大断面図である。 キャップ本体の上面図である。 図1容器の一部を切欠いた正面図である。 第2実施形態で示す、容器要部の拡大断面図である。
符号の説明
1 容器体 4 キャップ本体
6 開口 7 頂壁
8 蓋板 9 ロック装置
21 基体 22 口筒
23 外向きフランジ 24 シール部材
30 伸縮板 31 押圧板
32 シール筒 33 第2シール筒

Claims (2)

  1. 容器体1口頸部へ螺合させたキャップ本体4の頂壁7中央部が有する開口6を開蓋方向に付勢されて頂壁後部上面へ枢着された蓋板8で閉塞させ、該蓋板と頂壁前部に設けたロック装置9で蓋板の開閉が自在にロックさせた蓋板付き容器であって、
    口筒22下端に外向きフランジ23を付設した剛性合成樹脂製基体21の外向きフランジ外周部の下面と、口筒22の外周面および上面とを、弾性板28で覆ってインサート成形したシール部材24を設け、該シール部材の外周部をパッキンとして容器体口頸部の上端面とキャップ本体頂壁7との間で挟持させると共に、弾性板で外面を覆合させた口筒22を開口6から起立させ、
    又上記蓋板8からシール筒32を垂下させて、蓋板閉蓋時にシール筒32が口筒上面を覆う弾性板部分へ圧接して、口筒22の筒孔が形成する容器体口部を気密に閉塞可能とした
    ことを特徴とする蓋板付き高気密容器。
  2. 上記蓋体枢着部分前方のキャップ本体頂壁後部に適当数の透孔29を穿設しておき、又口筒22外面を覆う弾性板下端から外向きフランジ23上面に沿って弾性板を延長して該延長部分から上記透孔に通して伸縮板30を起立させ、
    更に蓋板後部下面から押圧板31を垂下させて、蓋板閉蓋時に押圧板31が弾性に抗して伸縮板30を圧縮し、上記ロック開放操作で伸縮板30が押圧板31を押上げ可能とし、これ等押圧板31と伸縮板部分30とで上記開蓋方向への蓋板付勢を行った
    ことを特徴とする請求項1記載の蓋板付き高気密容器。
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