JP4784167B2 - エレベータの据付作業用足場装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータの据付作業時に使用する足場装置に関するものである。
昇降路上方に機械室が設置されていない機械室レスエレベータ装置等では、エレベータ機器類を昇降路内に据え付ける際、先ず、昇降路のピット底面から足場を組み上げて、資材や機器類を揚重及び運搬する工具等を昇降路頂部に設置していた。しかし、昇降行程が長いエレベータ装置では、大量の足場を組み上げなければならないため、作業効率が著しく悪化するという問題が生じていた。
このため、据付作業に必要な高さにのみ設置することができる据付作業用足場装置も提案されている。かかる構成を有するエレベータの据付作業用足場装置の従来技術として、例えば、エレベータ昇降路の屋上開口縁部の前後端部間に渡って設けられた2本の支持梁と、この支持梁間に渡って設置された伸縮式の複数の足場板とを備え、乗場側から見て左右の昇降路壁間距離に合わせて伸縮させた上記足場板を適当な位置でストッパによって固定することにより、左右の昇降路壁間に渡って足場板を配置することができるようにしたものが開示されている(特許文献1参照)。
特開2001−278564号公報
特許文献1記載のエレベータの据付作業用足場装置を使用することにより、昇降路の屋上開口部のみに足場装置を組み上げることが可能となる。しかし、昇降路屋上開口縁部の前後端部間に渡って設けられた2本の支持梁の間隔が乗場出入口の間口寸法によって制限されてしまうため、左右の昇降路壁間に渡って足場装置を組み上げるためには、伸縮自在に構成された特殊な上記足場板を採用しなければならなかった。このため、足場装置全体の重量が増加して足場装置の据付作業性を悪化させるとともに、コスト高を招来する要因となっていた。また、上記足場板では、左右の昇降路壁間距離が間口寸法と比較して大幅に大きい場合には対応が困難となり、さらに、エレベータ巻上機等の揚重やメインロープ等の配置に合わせて任意に開口部を形成することができず、エレベータの据付における作業効率が悪化するという問題もあった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、エレベータの昇降路形状や据付作業に合わせて足場板の配置を変更することができるとともに、据付及び解体が容易で安価に構成することができるエレベータの据付作業用足場装置を提供することである。
この発明に係るエレベータの据付作業用足場装置は、エレベータの昇降路固定体に着脱自在に設けられた第一固定手段と、この第一固定手段に着脱自在に設けられ、エレベータの乗場出入口を間に挟んで対向する一側昇降路壁及び他側昇降路壁間に渡って配置された複数の第一支持梁と、昇降路の乗場側及び奥側に設けられた第一支持梁間に跨って配置され、第一支持梁の長手方向に移設可能な複数の第二支持梁と、この第二支持梁を第一支持梁に着脱自在に固定する第二固定手段と、第二支持梁に着脱自在に設けられて足場板を支持するとともに、第二支持梁の長手方向に移設可能な足場板固定手段とを備え、第二固定手段は、第一支持梁及び第二支持梁間に配置された取付金と、取付金とによって第一支持梁の上部を挟持する下側固定金と、取付金とによって第二支持梁の下部を挟持する上側固定金とを備えたものである。
この発明に係るエレベータの据付作業用足場装置によれば、エレベータの昇降路形状や据付作業に合わせて足場板の配置を変更することができるとともに、据付及び解体が容易で安価に構成することができる。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1におけるエレベータの据付作業用足場装置の斜視図である。図1において、エレベータ昇降路1は、エレベータの乗場出入口2が形成された乗場側昇降路壁1aと、この乗場側昇降路壁1aに対向して昇降路1の奥側に設けられた奥側昇降路壁1bと、乗場出入口2を間に挟んで左右に対向するように設けられた一側昇降路壁1c及び他側昇降路壁1dとにより四方が囲まれている。また、昇降路固定体からなる一側昇降路壁1c及び他側昇降路壁1dには、互いに対向するように各昇降路壁1c及び1dに配置されて一対を成した複数組の第一取付金3a及び3bが設けられている。ここで、一側昇降路壁1cの所定の高さに設けられた第一取付金3aは略L字状を呈しており、その上面が昇降路1内に突出するように、一側昇降路壁1cの乗場側と奥側とに所定の間隔を有して1つずつ配置されている。一方、他側昇降路壁1dの所定の高さに設けられた第一取付金3bは、各第一取付金3aに対向するように他側昇降路壁1dの乗場側と奥側とに所定の間隔を有して1つずつ配置されている。そして、この第一取付金3bは、第一取付金3aと同様に略L字状を呈しており、その上面が昇降路1内に突出するように配置されている。
また、互いに対向するように設けられて一対を成した各第一取付金3a及び3bに跨って、H鋼等からなる第一支持梁4a及び4bが水平に設けられている。即ち、第一支持梁4a及び4bは、その長手方向が昇降路1の乗場から見て左右方向(以下、「間口方向」という)となるように一側昇降路壁1c及び他側昇降路壁1d間に渡って配置され、昇降路1の乗場側と奥側とに互いに略平行に設けられている。
なお、図2は図1に示す据付作業用足場装置の要部斜視図であり、上記第一取付金3bと第一支持梁4a端部との取付部分を拡大したものである。図2において、略L字状を呈する第一取付金3bは、その上面が略水平となるように配置されて、下端部が他側昇降路壁1dに突設されたアンカーボルト5に取付ナット5aを介して着脱自在に固定されている。そして、取付金3bの上面に第一支持梁4aの端部が載置され、この第一支持梁4aの端部が、第一取付金3bとこの第一取付金3bに取付ボルト6によって締結固定された第一固定金7とにより強固に挟持されている。ここで、実施の形態1における第一固定手段は、第一取付金3a及び3b、取付ボルト6及び第一固定金7により構成されている。なお、第一支持梁4aの端部は、取付ボルト6を弛緩することにより第一取付金3bから容易に取り外すことが可能である。また、第一支持梁4aの他の端部及び第一支持梁4bの両端部も、上記と同様の構成により、第一取付金3a又は3bに着脱自在に固定されている。
また、図1に示すように、昇降路1の乗場側に配置された第一支持梁4a及び奥側に配置された第一支持梁4b間に跨って、複数の第二支持梁(図1においては4本の第二支持梁8a乃至8d)が互いに略平行に設けられている。この第二支持梁8a乃至8dは、第一支持梁4a及び4bと同様にH鋼等からなり、その長手方向が第一支持梁4a及び4bに直交するように、昇降路1の乗場側から奥側に至る方向(以下、「奥行方向」という)に配置されている。ここで、第二支持梁8a乃至8dは、第一支持梁4a及び4bの長手方向に対して任意の位置及び任意の間隔にそれぞれ配置され、後述する第二固定手段9により、その乗場側端部が第一支持梁4aに、また、奥側端部が第一支持梁4bにそれぞれ着脱自在に固定されている。
また、第二支持梁8a乃至8dには、後述する縦枠固定手段10を介して高さの微調整が可能な縦枠脚部11が、同様に後述する足場板固定手段12を介して足場板13がそれぞれ設けられている。なお、第二支持梁8a乃至8d上に設けられた上記縦枠脚部11及び足場板13、縦枠脚部11に立設された縦枠14、縦枠14間に渡って設けられた手摺15、手摺15を縦枠14に固定するために縦枠14に設けられた手摺枠15a、縦枠14間に交差して設けられた交差筋交16等は、全て安価で入手が容易な規格品又は汎用品で構成されている。
図3は図1に示す据付作業用足場装置の要部組立図、図4は図3に示す据付作業用足場装置の要部組立完成時の正面図、図5はその側面図であり、第一支持梁4aと第二支持梁8a、並びに、第二支持梁8aと縦枠脚部11との各取付部分を詳細に示したものである。図3乃至図5において、第二支持梁8aの乗場側端部を第一支持梁4aに固定する場合、先ず、昇降路1の間口方向に渡って設けられた第一支持梁4aの上面の所定位置に第二取付金17を配置する。そして、取付ボルト18及び取付ナット19により、第二固定金20を第二取付金17に対して下方から固定する。この時、第二取付金17と第二固定金20とにより第一支持梁4aの上部を挟持するように配置した状態で取付ボルト18を締め付け、第二取付金17を第一支持梁4aに強固に固定する。
次に、第一支持梁4aの上部に固定された第二取付金17の上面に、第二支持梁8aの乗場側端部を配置する。そして、取付ボルト21及び取付ナット22により、第三固定金23を第二取付金17に対して上方から固定する。この時、第二取付金17と第三固定金23とにより第二支持梁8aの下部を挟持するように配置した状態で取付ボルト21を締め付け、第二支持梁8aを第二取付金17に強固に固定する。ここで、実施の形態1における第二固定手段9は、第二取付金17、第二固定金20、第三固定金23、取付ボルト18及び21、取付ナット19及び22により構成されており、第二支持梁8aの奥側端部も、上記と同様の構成により、第二固定手段9を介して第一支持梁4bに固定されている。
なお、第二支持梁8aは、第二固定手段9の取付ボルト18又は21を弛緩することにより、第一支持梁4a及び4bから容易に取り外すことが可能である。また、H鋼からなる第一支持梁4aの上部はその長手方向に渡って同じ形状を呈しているため、第二固定手段9を第一支持梁4aの任意の位置で固定することができる。即ち、取付ボルト18を弛緩させた後、第二取付金17を第一支持梁4a及び4bの長手方向にスライドさせて適当な位置で再度取付ボルト18を締め付けることにより、第二支持梁8aを第一支持梁4a及び4bの長手方向に容易に移設することが可能となる。なお、第二支持梁8b乃至8dも、その各端部が上記と同様の構成により第二固定手段9を介して第一支持梁4a又は4bに着脱自在に固定され、第一支持梁4a及び4bの長手方向に移設可能に構成されている。
また、第二支持梁8aを第一支持梁4a及び4bに取り付けた後、縦枠脚部11を第二支持梁8aに固定するには、先ず、昇降路1の奥行方向に渡って設けられた第二支持梁8aの上面の所定位置に、縦枠脚部11を配置する。そして、取付ボルト24及び取付ナット25により、縦枠取付金26を縦枠脚部11に対して下方から固定する。この時、縦枠脚部11の下部と縦枠取付金26とにより第二支持梁8aの上部を挟持するように配置した状態で取付ボルト24を下方から締め付け、縦枠脚部11を第二支持梁8aに強固に固定する。ここで、実施の形態1における縦枠固定手段10は、縦枠取付金26、取付ボルト24及び取付ナット25により構成されている。
なお、縦枠脚部11は、取付ボルト24を弛緩させることにより第二支持梁8aから容易に取り外すことが可能である。また、H鋼からなる第二支持梁8aの上部はその長手方向に渡って同じ形状を呈しているため、縦枠固定手段10を介して縦枠脚部11を第二支持梁8aの任意の位置で固定することができる。即ち、取付ボルト24を弛緩させた後、縦枠取付金26及び縦枠脚部11を第二支持梁8aの長手方向にスライドさせて適当な位置で再度取付ボルト24を締め付けることにより、縦枠脚部11を第二支持梁8aの長手方向に容易に移設することが可能となる。なお、第二支持梁8a乃至8dには、第二支持梁8a乃至8dの長手方向に移設可能に構成された縦枠固定手段10を介して、複数の縦枠脚部11が着脱自在に固定されている。
また、図6は図1に示す据付作業用足場装置の要部組立図、図7は図6に示す据付作業用足場装置の要部組立完成時の斜視図であり、足場板13の取り付けに必要な足場板固定手段12と第二支持梁8aとの取付部分を詳細に示したものである。図6及び図7において、昇降路1の奥行方向に配置された第二支持梁8aには、その上面両端部に略L字状を呈する足場板取付金27が設けられている。この足場板取付金27は、その上部が互いに対向するように第二支持梁8a上面の所定位置に配置され、その下部が、第二支持梁8a上面に載置されて取付ボルト28、取付ナット29及び第四固定金30により第二支持梁8aの上部に固定されている。この時、足場板取付金27の下部と第四固定金30とにより第二支持梁8aの上部を挟持するように配置した状態で取付ボルト28を下方から締め付け、足場板取付金27を第二支持梁8aに強固に固定する。
また、各足場板取付金27には、互いに対向するその各上部に、中心軸が略一直線状となるように貫通孔27aが形成されている。パイプ状を呈する支持軸31は、上記貫通孔27aに挿通されて足場板取付金27にその両端部が支持されており、その両端部には、支持軸31が貫通孔27aから外れることを防止する抜け止め32が、足場板取付金27よりも外側となる位置にそれぞれ設けられている。なお、第二支持梁8b及び8dの上部にも、上記と同様の構成により、支持軸31が足場板取付金27等を介して固定されている。
そして、上記足場板13は、第二支持梁8a及び8bに設けられた各支持軸31、並びに、第二支持梁8b及び8dに設けられた各支持軸31に跨って設けられている。ここで、足場板13は、その両端部に設けられたフック13aが支持軸31に掛止されており、昇降路1の間口方向及び奥行方向に渡って敷き詰められている。なお、支持軸31に作用する負荷が大きい場合には、図6及び図7に示すように、貫通孔33aを備えた支持金33を足場板取付金27の間に配置し、支持軸31の中間部をこの支持金33により支持するようにしても良い。ここで、実施の形態1における足場板固定手段12は、足場板取付金27、支持金33、支持軸31、抜け止め32、第四固定金30、取付ボルト28及び取付ナット29により構成されている。
この足場板固定手段12は、抜け止め32の解除及び取付ボルト28の弛緩により、第二支持梁8a乃至8dから容易に取り外すことが可能である。また、第二支持梁8a乃至8dの上部はその長手方向に渡って同じ形状を呈しているため、足場板取付金27を第二支持梁8a乃至8dの任意の位置で固定することができる。即ち、取付ボルト28を弛緩させた後、足場板取付金27を第二支持梁8a乃至8dの長手方向にスライドさせて適当な位置で再度取付ボルト28を締め付けることにより、足場板固定手段12を第二支持梁8a乃至8dの長手方向に容易に移設することが可能となる。
かかる構成により、足場板固定手段12が設けられた第二支持梁8a乃至8d間に渡って足場板13が取り付けられる。また、第二支持梁8a乃至8dに設けられた上記縦枠脚部11は、この足場板13の周囲を取り囲むように配置されており、この縦枠脚部11に縦枠14を立設させて手摺15を適宜設置することにより、足場板13の周囲を取り囲む安全柵が形成される。なお、図1においては、縦枠脚部11に立設された縦枠14の上方にさらに縦枠14a及び手摺15b並びに足場板13bが設けられて、作業用の足場が2段に構成されている。また、乗場と昇降路1内の足場板13との間には、足場板13cと手摺15cとにより、保守作業員が乗場から足場板13へ移動する際に通る乗降通路が形成されている。
この発明の実施の形態1におけるエレベータの据付作業用足場装置によれば、エレベータの据付作業時、作業の必要な高さにのみ足場装置を設置することが可能であり、昇降路1のピット底面から足場を組み上げることを要しない。さらに、第二支持梁8a乃至8dが第一支持梁4a及び4bの長手方向(昇降路1の間口方向)の任意の位置に、また、縦枠脚部11及び足場板固定手段12が第二支持梁8a乃至8dの長手方向(昇降路1の奥行方向)の任意の位置に配置することができてその位置調整が容易であるため、昇降路1のサイズや据付作業内容等に合わせて、足場装置のレイアウトを自由に変更することが可能となる。
なお、足場板13の配置や取り外しによって任意の位置に開口部を形成することができるため、機器類の取付作業スペースや揚重スペースを容易に確保でき、釣合い重りやガイドレール設置後にも、同一の部材を使用してこれらの機器類を避けるように配置することが可能となる。また、足場板固定手段12、縦枠脚部11、第二支持梁8a乃至8d、並びに、第一支持梁4a及び4b等の全ての部材が、取付ボルトの締結及び弛緩により着脱自在に構成されているため、溶接等が不要で足場装置の組立及び解体が容易であり、据付作業に要する時間を短縮することができる。
また、第一支持梁4a及び4b、並びに、第二支持梁8a乃至8d上に組み立てられる縦枠14や足場板13、手摺15等は、全て安価で入手し易い規格品や汎用品で構成することができるため、特殊な形状の部品等を必要とせず、足場装置全体のコストを低減させることも可能である。なお、縦枠14等を規格品や汎用品で構成することができるため、図1に示すように足場装置を多段に構成して、昇降路1の頂部及び中間階における据付作業も容易に対応可能となる。
ここで、図8はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの据付作業用足場装置を使用した保守作業を示す図であり、最上階の乗場高さに上記据付作業用足場装置が設置された状態を示している。また、図9は他の保守作業を示す図であり、中間階に上記据付作業用足場装置が設置された状態を示している。図8及び図9において、昇降路1の頂部又は中間階において据付作業行う場合には、足場装置を2段或いは3段以上に構成することにより、所望の高さにおいて作業を行うことができる。なお、図8においては、昇降路1の奥側に揚重スペースを確保して、昇降路1頂部の揚重梁1eを介して揚重物を昇降させる場合について示されているが、第二支持梁8a乃至8d、並びに、足場板13の配置を変更することにより、昇降路1の左右や中央部に揚重スペースを確保することも可能である。
実施の形態2.
図10は、この発明の実施の形態2におけるエレベータの据付作業用足場装置の要部斜視図であり、実施の形態2の図2相当図である。図10において、34はエレベータ装置が設置された建物の鉄骨梁であり、H鋼等の昇降路固定体から構成される。そして、鉄骨梁34の上面に載置された取付板35とこの取付板35に取付ボルト36によって締結固定された第五固定金37とにより鉄骨梁34の上部が挟持されて、取付板35が鉄骨梁34に固定されている。また、取付板35の上面に第一支持梁4aの端部が載置され、取付板35とこの取付板35に取付ボルト38により締結固定された第六固定金39とにより第一支持梁4aの下部が挟持されて、第一支持梁4aが取付板35に固定されている。
かかる構成を有することにより、第一支持梁4a及び4bを所定の高さの鉄骨梁34に強固に固定することが可能となる。したがって、昇降路1が昇降路壁1a乃至1dに所定の強度が備えられていない鉄骨梁構造の場合や、所望の高さにアンカーボルト5が設置されていない場合には、有効な手段となる。なお、第一支持梁4aの端部は、取付ボルト38を弛緩することにより取付板35から容易に取り外すことが可能である。その他は実施の形態1と同様の構成及び効果を奏する。
この発明の実施の形態1におけるエレベータの据付作業用足場装置の斜視図である。 図1に示す据付作業用足場装置の要部斜視図である 図1に示す据付作業用足場装置の要部組立図である。 図3に示す据付作業用足場装置の要部組立完成時の正面図である。 図3に示す据付作業用足場装置の要部組立完成時の側面図である。 図1に示す据付作業用足場装置の要部組立図である。 図6に示す据付作業用足場装置の要部組立完成時の斜視図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの据付作業用足場装置を使用した保守作業を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータの据付作業用足場装置を使用した他の保守作業を示す図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータの据付作業用足場装置の要部斜視図である。
符号の説明
1 昇降路
1a 乗場側昇降路壁
1b 奥側昇降路壁
1c 一側昇降路壁
1d 他側昇降路壁
1e 揚重梁
2 乗場出入口
3a、3b 第一取付金
4a、4b 第一支持梁
5 アンカーボルト
5a、19、22、25、29 取付ナット
6、18、21、24、28、36、38 取付ボルト
7 第一固定金
8a、8b、8c、8d 第二支持梁
9 第二固定手段
10 縦枠固定手段
11 縦枠脚部
12 足場板固定手段
13、13b、13c 足場板
13a フック
14、14a 縦枠
15、15b、15c 手摺
15a 手摺枠
16 交差筋交
17 第二取付金
20 第二固定金
23 第三固定金
26 縦枠取付金
27 足場板取付金
27a、33a 貫通孔
30 第四固定金
31 支持軸
32 抜け止め
33 支持金
34 鉄骨梁
35 取付板
37 第五固定金
39 第六固定金

Claims (6)

  1. エレベータの昇降路固定体に着脱自在に設けられた第一固定手段と、
    この第一固定手段に着脱自在に設けられ、エレベータの乗場出入口を間に挟んで対向する一側昇降路壁及び他側昇降路壁間に渡って配置された複数の第一支持梁と、
    昇降路の乗場側及び奥側に設けられた前記第一支持梁間に跨って配置され、前記第一支持梁の長手方向に移設可能な複数の第二支持梁と、
    この第二支持梁を前記第一支持梁に着脱自在に固定する第二固定手段と、
    前記第二支持梁に着脱自在に設けられて足場板を支持するとともに、前記第二支持梁の長手方向に移設可能な足場板固定手段と
    を備え
    前記第二固定手段は、
    前記第一支持梁及び前記第二支持梁間に配置された取付金と、
    前記取付金とによって前記第一支持梁の上部を挟持する下側固定金と、
    前記取付金とによって前記第二支持梁の下部を挟持する上側固定金と
    を備えたことを特徴とするエレベータの据付作業用足場装置。
  2. 前記下側固定金及び前記上側固定金は、ボルトを用いて前記取付金に固定され、
    前記下側固定金を前記取付金に固定する前記ボルトが、前記第二支持梁の一側に配置され、
    前記上側固定金を前記取付金に固定する前記ボルトが、前記第二支持梁の他側に配置された
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの据付作業用足場装置。
  3. 前記第一固定手段は、
    前記一側昇降路壁及び前記他側昇降路壁のアンカーボルトに互いに対向するように設けられて一対を成した少なくとも二組以上の第一取付金と、
    一対を成した前記第一取付金に跨って配置された前記第一支持梁を前記第一取付金に着脱自在に固定する第一固定金と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの据付作業用足場装置。
  4. 前記第一固定手段は、
    建築物の鉄骨梁に互いに対向するように設けられて一対を成した少なくとも二組以上の取付板と、
    一対を成した前記取付板に跨って配置された前記第一支持梁を前記取付板に着脱自在に固定する固定金と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータの据付作業用足場装置。
  5. 前記足場板固定手段は、
    前記第二支持梁に着脱自在に設けられ、前記第二支持梁の長手方向に移設可能な足場板取付金と、
    この足場板取付金に支持されて前記足場板が掛止される支持軸と
    を備えたことを特徴とする請求項1から請求項の何れかに記載のエレベータの据付作業用足場装置。
  6. 前記第二支持梁に着脱自在に設けられて縦枠を支持するとともに、前記第二支持梁の長手方向に移設可能な縦枠固定手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載のエレベータの据付作業用足場装置。
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