JP2012017164A - エレベータレール支持装置 - Google Patents

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英夫 山中
Yukiomi Mizuno
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Abstract

【課題】 カーテンウオール工法の高層ビルでは建屋床を支持するH形鋼の梁に備えられたベースプレートにレールブラケットを取付けそれにエレベータレールを固定する。
しかし各階の階間高さが一定なら問題ないがある階のみ階間高さが高いと。レール支持スパンによってレールに掛かる負荷が3乗に比例して高くなり、レールサイズをアップしなければならなかった。レールサイズが単にアップするだけならまだ良いが、取付けスペースも大きくなり配置できない場合もある。またサイズアップに関連し各機器類が大きくなりエレベータ全体にコストが上がるといった問題がでる。
【解決手段】 この発明に係るエレベータのレール支持装置は、階高の高い階のベースプレートに箱状の複数のレール取付け穴のあるレールブラケットを用意してレールを支持した。
【選択図】図10

Description

この発明は、昇降するエレベータかご、または釣合いおもりを案内するガイドレールを昇降路に固定するレール支持装置に関するものである。
近年高層ビルはカーテンウオール工法により造られているのが多い。前記カーテンウオール工法では建屋床、梁、柱が構造体となり壁は軽量気泡コンクリートなどのため壁にエレベータのレールを直接取付けることはできない。フロア毎に建屋床を支持する構造体の梁に大型のH形鋼の梁が使われているのが一般的である。通常この梁は昇降路にむき出しで表面を耐火被覆で覆われており、エレベータのレールブラケットを溶接すると耐火被覆がはがれるため、エレベータのレール取付け部分に厚鋼板のベースプレートが工場で取付けられて、その部分のみ耐火被覆されていないためそこにレールブラケットを溶接し取付ける。
またエレベータのレール付近に前記H形鋼の梁が無い場合(特に複数のエレベータが並ぶ場合のエレベータとエレベータの間)は昇降路の前側と背面側の梁を繋ぐ中間ビームを用意して、それにベースプレートを取付けレールブラケットを取付けている。
前記各階のフロアの梁毎にレールブラケットを取り付ける方法をエレベータ業界用語
では1フロア1ブラケット方式と称している。
以上説明した1フロア1ブラケット方式の従来例として特許文献1の図18、図19図にベースプレートにレールブラケットを取付けレールを支持する図が示されている。
それらの建屋とレールの関係図として本稿図1から図5に詳細を示す。(図1は昇降路平面図、図2は昇降路縦断面図、図3は図1のA部詳細図、図4は図1のB部詳細図、図5は図1のC部詳細図である)。
また昇降路がコンクリート壁で施工された従来のエレベータのレール取付け例は前記先行文献1の図20、図21図に示されているので参考に表した。
特開2002−326777号公報
先行文献1の図20、図21図に示した昇降路壁がコンクリート構造の場合のレール取付けは原則として、壁の何処へでもアンカーボルトでレールブラケットを取付けることができる。
しかし前記カーテンウオール工法の1フロア1ブラケット方式の場合は原則として建屋床を支持するH形鋼の梁のベースプレートを介してレールブラケットを取付けレールを固定する。このため各階間高さが同じなら問題ないが本稿の図2に示すように例えば各階間高さが4mで連続して、ある階のみ例えば4.5mならばレールに掛かる負荷は計算上支持スパンの3乗に比例するため、4mと4.5mの差では4.5×4.5×4.5/4×4×4=約1.42倍になる。このため階高4.5mになるとレールのサイズをアップしなければならないといった問題がでる。レールサイズが単にアップするだけならまだ良いが、取付けスペースも大きくなり配置できない場合もある。またサイズアップに関連し各機器類が大きくなりエレベータ全体にコストが上がるといった問題がでる。
この発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、各階間高さが一定で、一部階高が高い特定階のレールの支持方法を得るものである。
この発明に係るエレベータのレール支持装置は、階高の高い特定階の階はベースプレートに箱状の複数のレール取付け穴のあるレールブラケットを用意してレールを支持した。
これにより本来ならば階高が高い特定階のレール支持スパンに合わせレール強度を計算すると、レールサイズを大きくしなければならなかったものを、他の一定階のレールサイズと同じで対応することができエレベータコストを低減することができる。
従来の1フロア1ブラケット方式のレール支持方法の昇降路平面図。 従来の1フロア1ブラケット方式のレール支持方法の昇降路縦断面図。 図1の矢視Aの詳細斜視図。 図1の矢視Bの詳細斜視図。 図1の矢視Cの詳細斜視図。 この発明の実施の形態1における昇降路平面図。 この発明の実施の形態1における昇降路縦断面図。 この発明の実施の形態1におけるかごのレールの内、梁側の箱状レールブラケットの三面図(正面図、側面図、平面図)。 この発明の実施の形態1におけるかごのレールの内、中間ビーム側の箱状レールブラケットの三面図(正面図、側面図、平面図)。 図9の箱状レールブラケット斜視図。 この発明の実施の形態1における釣り合いおもりレールの箱状レールブラケットの三面図(正面図、側面図、平面図)。 この発明の実施の形態2における図7相当の昇降路縦断面図。 この発明の実施の形態2におけるかごのレールの内、中間ビーム側の箱状レールブラケットの二面図(正面図、側面図)。
以下、本発明のエレベータレール支持装置の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図6はこの発明の実施の形態1における昇降路平面図、図7はこの発明の実施の形態1における昇降路縦断面図、図8はこの発明の実施の形態1におけるかごのレールの内、梁側の箱状レールブラケットの三面図(正面図、側面図、平面図)、図9はこの発明の実施の形態1におけるかごのレールの内、中間ビーム側の箱状レールブラケットの三面図(正面図、側面図、平面図)、図10は図9の箱状レールブラケットの斜視図、図11はこの発明の実施の形態1における釣り合いおもりレールの箱状レールブラケットの三面図(正面図、側面図、平面図)である。
この発明の実施の形態1におけるエレベータのレール支持方法は高層ビルのカーテンウオール工法のフロア毎の床を支持する梁にベースプレートを介してレールブラケットを取り付ける、1フロア1ラケット方式におけるレール支持装置である。
各フロアの階間高さが一定であり特定階のみ階間高さが高いとき、特定階のレールブラケットを箱状に枠組みして上下にレール取付け穴を形成した。
図8は建屋梁側のレール取付けを示す、箱状レールブラケット17は略三角形状で上下のレールブラケット17a,17bを左右の柱17cで繋ぎ、背面は斜め材17dで上部レールブラケット17aと下部レールブラケット17bの背面を斜めに繋いだ。また各部材に掛かる捻りに対応するため筋交い補強板17e,17fを要部に入れた。
図9、10は中間ビーム側のレール取付けを示し、箱状ブラケット18は上下のレールブラケット18aを4隅の柱18bで繋いだ。また各部材に掛かる捻りに対応するため筋交い補強18cと筋交い補強板18dを要部に入れた。
図11は釣り合いおもり側のレール取付けを示し、箱状レールブラケット18は略三角形状で上下のレールブラケット19a、19bを左右の柱19cで繋ぎ、背面は斜め材19dで上部レールブラケット19aと下部レールブラケット19bを繋いだ。また捻りに対応するため筋交い補強板19e,19fを要部に入れた。
以上により階間高さの高い特定階のレールを、前記箱状のレールブラケットの上下の取付け穴部にレールを取付けることでレール取付けスパンを他の一定階と同じにすることができ、レールサイズをアップしなくても対応できる。
実施の形態2.
図12はこの発明の実施の形態2における図7相当の昇降路縦断面図、図13はこの発明の実施の形態2におけるかごのレールの内、中間ビーム側の枠体状レールブラケットの二面図(正面図、側面図)である。
前記実施の形態1では階間高さの高い特定階に箱状のレールブラケットを採用することでレール支持スパンを他の一定階と同じにしたが、本実施の形態2の発明においては図12に示すように、特定階のフロア大梁のH形鋼の上下のフランジにベースプレート14を取付け、おのおのにレールブラケット14aを取付ける。
またエレべータの回りに梁が無い場合は前後の梁を結ぶ中間ビームに取付けたベースプレート15の下面に図13に示すように箱状のレールブラケット20を取付けた。
前記箱状のレールブラケットは上部のレールブラケット20aと下部レールブラケット20bを4隅の柱20cにて繋ぎ、捻りに対応するため筋交い補強20dと筋交い補強板20eを入れた。
この箱状レールブラケットの上下にレールを取付ける。
これにより略H形鋼の梁高さ分レール取付けスパンを低くすることができ、他の一定階と同じレール支持スパンにすることができる。
1 かご
2 かごの戸
3 乗り場の戸
4 釣り合いおもり
5 昇降路壁
6 昇降路壁
7 昇降路壁
8 建屋フロア大梁
9 建屋フロア大梁
10 建屋フロア大梁
11 中間ビーム
12 かごガイドレール
13 釣り合いおもりレール
14 ベースプレート
14a レールブラケット
15 ベースプレート
15a レールブラケット
16 ベースプレート
16a レールブラケット
17 箱状レールブラケット
17a レールブラケット部材
17b レールブラケット部材
17c レールブラケット部材
17d レールブラケット部材
17e 筋交い補強板
17f 筋交い補強板
18 箱状レールブラケット
18a レールブラケット部材
18b レールブラケット部材
18c 筋交い補強
18d 筋交い補強板
19 箱状レールブラケット
19a レールブラケット部材
19b レールブラケット部材
19c レールブラケット部材
19e 筋交い補強板
19f 筋交い補強板
20 箱状レールブラケット
20a レールブラケット部材
20b レールブラケット部材
20c レールブラケット部材
20d 筋交い補強
20e 筋交い補強板

Claims (3)

  1. エレベータの昇降するかごを案内するガイドレールのレールを支持する梁のベースプレートおよび中間ブームに取付けたベースプレートに支持ブラケットを溶接しレールを支持するものにおいて、
    前記レールブラケットを箱状に枠組みして複数のレール取付け穴を備えたことを特徴とするエレベータレール支持装置。
  2. 前記箱状の枠組みは斜め筋交いが備えられていることを特徴とする請求項1項に記載のエレベータレール支持装置。
  3. 前記レールを支持する梁の上下それぞれのフランジにベースプレートを備え前記それぞれのベースプレートにレールブラケットを取付けたことを特徴とする請求項1項および請求項2項に記載のエレベータレール支持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103848320A (zh) * 2014-03-03 2014-06-11 中建一局集团第二建筑有限公司 一种高层建筑外用电梯导轨的附着节点及其附着施工方法
JP2014172713A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Hitachi Ltd 昇降路内機器取付け用ブラケットへの引掛かり防止構造を有するエレベーター装置
CN107311010A (zh) * 2017-08-31 2017-11-03 西继迅达(许昌)电梯有限公司 复式导轨支架及其安装方法

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