JP4783328B2 - 屋外用間仕切り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、マンションなどの集合住宅の各戸を仕切るためにベランダ、バルコニー等に設けられる屋外用間仕切り装置に関する。
一般にこの種の間仕切りはマンション、アパート等の集合住宅のバルコニーやベランダに設置されるものであり、その間仕切りにより隣接する各世帯ごとにバルコニーやベランダ等を仕切っている。
そして、その取付構造としては、間仕切り本体の基部はアングル材、連結ボルト、アングル材及びタッキングねじを介してベランダ躯体及び建築物へ固定するもの(例えば特許文献1)や、間仕切り本体は、取付部材を介して取り付けられ、この取付部材は建物の壁部やバルコニーに形成された垂壁部に固定されるアンカーボルトと、L型の取付片と、この取付片と間仕切りの枠とを固定するボルト,ナット等の締着部材とを備えたもの(例えば特許文献2)などがあり、また、間仕切りの枠は、縦方向と横方向の枠体をビスなどにより組み立ててなる。
また、前記間仕切りの枠の断面形状は方形以外でも、円形のもの(例えば特許文献3)も知られている。
実開平2−18089号公報 実開平5−58702号公報 特開平8−144577号公報
上記のように、間仕切り本体は取付部材等により建物の垂壁部などに沿って固定されるため、間仕切り本体と建物側の垂壁部との間に隙間が発生し、折角、間仕切り本体により隣りと仕切っているにもかかわらず、前記隙間から隣りのバルコニーの一部が見えるという不具合があった。
そこで、本発明は、このような問題を解決しようとするもので、間仕切り本体周囲の隙間を塞ぐことができる屋外用間仕切り装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、間仕切り本体を屋外の固定部に取り付けた屋外用間仕切り装置において、前記間仕切り本体の外側と前記固定部との隙間を塞ぐ隙間カバーと、この隙間カバーを前記間仕切り本体に固定する固定手段とを備えるものである。
また、請求項の発明は、前記固定手段は、前記仕切り本体に固定するネジである。
また、請求項の発明は、前記隙間カバーは、両側で前記間仕切り本体に当接する基端部を備えるものである。
また、請求項の発明は、一対の前記カバー本体を備えものである。
また、請求項の発明は、前記隙間カバーは、両側の前記基端部を備えた当接体を備え、この当接体に、前記固定部に当接するカバー本体を取り付ける取付部を設けたものである。
請求項1の発明によれば、隙間カバーにより、間仕切り本体の外側と固定部との間の隙間が塞がれ、間仕切り本体により仕切られた隣の空間が目に入ることがない。
そして、固定手段により隙間カバーを固定するため、間仕切り本体側に特別な加工を施す必要がなく、間仕切り本体には汎用品を用いながら、各種の間仕切り本体に使用することができる。
また、請求項の発明によれば、間仕切り本体にネジを螺着することにより、隙間カバーを簡便に固定することができる。
また、請求項の発明によれば、間仕切りの枠体は、縦方向と横方向の枠体をビスなどにより組み立てられ、枠体の外面にビスの頭部が位置していても、このビスの頭部を挟んで両側で、基端部が間仕切り本体に当接するため、固定にビスが邪魔にならない。また、両側で間仕切り本体に当接するため、平面以外でも、間仕切り本体の外枠の曲面にも隙間カバーを固定することができる。
また、請求項の発明によれば、カバー本体が前記固定部に当接することにより、隙間を塞ぐことができる。
また、請求項の発明によれば、両側のカバー本体が固定部に当接することにより、一層確実に隙間を塞ぐことができる。
また、請求項の発明によれば、当接体にカバー本体を取り付け、その当接体を間仕切り本体に固定することにより、隙間を塞ぐことができる。そして、間仕切り装置の大きさ種類や隙間などの条件により、当接体とカバー本体とを組み合わせて使用することができる。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。各実施例では、従来とは異なる新規な屋外用間仕切り装置を採用することにより、従来にない屋外用間仕切り装置が得られ、その屋外用間仕切り装置を夫々記述する。
参考例1
以下、本発明の屋外用間仕切り装置を添付図面を参照して説明する。図1〜図5は、本発明の参考例1を示し、同図に示すように、間仕切り装置1は、間仕切り本体2と、この間仕切り本体2をバルコニー等の固定部に取り付ける取付手段たる取付部材21とを備える。
前記間仕切り本体2は、アルミニウムまたはその合金製からなる外枠11の略中央に該外枠11と同材質からなる横枠体12が横設されるとともに、前記外枠11内のパネル13が装着されている。前記外枠11は上,下枠体14,14Aと、この下枠体14Aの端部から立設された前,後枠体15,15Aとを有する。それら上,下枠体14,14Aと前,後枠体15,15Aの断面形状は、図1及び図2に示すように断面略矩形の枠状部16に凹溝部17が一体に形成されている。
そして、前記パネル13は不燃性の硅酸カルシウム板等からなり、その端部を押え部材18を介して前記凹溝部17に挿入配置し前記外枠11の上下に取付けられ、また、同様に横枠体12にも、上下パネル13,13の端部を挿入配置して取り付けられ、それら上,中,下MPパネル13,13,13のいずれかは避難の際、人力で壊すことが可能なものが用いられる。尚、前記前,後枠体15,15Aが間仕切り本体2の外側縦部分である。また、図5に示すように、前記上,下枠体14,14Aと前記前,後枠体15,15Aは組立用ネジ19により組み立てられ、前,後枠体15,15Aに挿通した組立用ネジ19を上,下枠体14,14Aのビスホール(図示せず)に螺合し、上,下枠体14,14Aに挿通した組立用ネジ19を前,後枠体15,15Aのビスホール(図示せず)に螺合し、組立用ネジ19の頭部19Aは枠体14,14A,15,15Aの外面に位置する。尚、組立用ネジ19は、幅方向の左右と中央の3箇所に並んで用いられ、これらの頭部19A,19A,19Aの間には間隔が設けられている。
図中101は建物の壁部、102は前記建物の壁部101から外側に形成されたバルコニー躯体であり、前記バルコニー躯体102上方の空間を仕切るように、取付部材21により前記間仕切り本体2が取り付けられる。前記取付部材21は、図3に示すように、前記建物の壁部101やバルコニー躯体102に形成された垂直部たる垂壁部103や支柱104に固定されるアンカーボルト22と、L型の取付片23と、この取付片23と前記外枠11とを固定するボルト,ナット等の締着部材24とを備え、前記取付部材21により、後枠体15Aが建物の室内側壁部101に固定されると共に、前枠体15が支柱104に固定されている。尚、この支柱104は、前記垂壁部103と上の庇部105に固定されている。
そして、それら壁部101,バルコニー躯体102及び支柱104により固定部を構成している。
前記後枠体15Aと前記壁部101との間の隙間Sには、隙間カバー30が設けられる。この隙間カバー30は、前記組立用ネジ19の頭部19Aを挟んだ左右方向(パネル13の厚さ方向)両側で、前記間仕切り本体2の後枠体15Aの外面20に当接する基端部31,31と、これら基端部31,31を連結する連結部32と、この連結部32の両側から外側に突出するカバー本体33,33とを一体に備え、図1に示す断面形状が長さ方向に連続する。
間隔を置いて配置した前記基端部31,31との間には、凹部34が設けられ、この凹部34内に中央の前記頭部19Aがほぼ収納される。前記基端部31,31の端部には、相互の間が基端に向って開く傾斜面31A,31Aが形成されている。尚、傾斜面31Aは、隙間カバー30の中心軸方向に対して、45度を超え、かつ90度未満の角度をなす。また、前記連結部32の両端は前記基端部31,31の外側まで延設され、この延設された端部から前記カバー本体33,33が先端側に向って突設されると共に、これら両側のカバー本体33,33の間隔が先端に向って狭くなるように形成されている。また、前記基端部31,31は、連結部32から基端側に向ってほぼ平行に突設されている。
隙間カバー30は、弾性変形可能な合成樹脂やゴム等によって形成することができ、或いは、カバー本体33,33側を弾性変形可能な材質の材料を用いて形成し、他の連結部32及び基端部31,31を硬質な材料を用いて形成してもよい。また、前記カバー本体33は、全体的にフィン状に形成され、先端部に向かうにしたがって薄肉状となっている。さらに、隙間カバー30は、カバー本体33が固定部に当接した後、変形するように、隙間Sの寸法より基端と先端との変形前における寸法Wを大きく形成している。尚、隙間カバー30は、ほぼ左右対称である。
前記連結部32の中央にはネジ41を挿通する透孔36が穿設されており、この透孔36は隙間カバー30に複数設けることができる。尚、ネジ41には、その頭部にマイナスドライバーなどが係合する工具係合部が設けられている。また、前記透孔36に対応して、前記後枠体15Aに貫通孔42を穿設し、この貫通孔42にネジ41を螺合したり、透孔である貫通孔42に挿通した前記ネジ41の先端に、図示しないナット体を螺合したりして、基端部31,31を頭部19A,19Aの間で後枠体15Aの外面に当接することにより、後枠体14Aに隙間カバー30を固定する。
また、図4に示すように、この例では、後枠体15Aと同様に、前枠体15と支柱104との隙間S及び上枠体14と庇部105との隙間Sに、それぞれ隙間カバー30が設けられている。尚、この例では、庇部105はバルコニー躯体102の下面である。
次に、間仕切り装置1の据付について説明すると、工場で間仕切り本体2を製造し、ネジ41により、前,後枠体15,15A及び上枠体14に隙間カバー30を固定する。そして、間仕切り本体2の前後を複数の取付部材21により、支柱104と壁部101に固定し、バルコニー躯体102上に間仕切り装置1を設ける。この場合、両側のカバー本体33,33の間隔が先端に向って狭くなるように形成されているから、図3に示すように、カバー本体33,33の先端間が狭まるように変形し、カバー本体33,33の先端外側面が固定部に確実に密着し、また、取付部材21の取付片23などと干渉することがない。尚、現場で、固定部の固定する前に、間仕切り本体2に隙間カバー30を固定すればよい。
このように隙間Sを隙間カバー30により塞ぐから、室内からバルコニーに出入りする際などに、隙間Sから隣りが見えることがない。
このように本参考例では、請求項1に対応して、間仕切り本体2を屋外の固定部たる壁部101に取り付けた屋外用間仕切り装置において、間仕切り本体2の外側と壁部101との隙間Sを塞ぐ隙間カバー30と、この隙間カバー30を間仕切り本体2の外枠11の外周に固定する固定手段たるネジ41とを備えるから、隙間カバー30により、間仕切り本体2の外側と固定部との間の隙間Sが塞がれ、間仕切り本体2により仕切られた隣の空間が目に入ることがない。
そして、ネジ41により隙間カバー30を固定するため、間仕切り本体2側に特別な加工を施す必要がなく、汎用的な各種の間仕切り本体2に用いることができる。
また、このように本参考例では、請求項に対応して、前記固定手段は、仕切り本体2に固定するネジ41であるから、間仕切り本体2にネジ41を螺着するなどすることにより、隙間カバー30を簡便に固定することができる。この場合、外枠11にネジ41を螺着してもよいし、外枠11に挿通したネジ41にナット体(図示せず)を螺着して固定してもよい。
また、このように本参考例では、請求項に対応して、隙間カバー30は、両側で間仕切り本体2の外枠11に当接する基端部31,31を備え、間仕切りの外枠11は、縦方向と横方向の枠体14,14A,15,15Aが組立用ネジ19などにより組み立てられ、外枠11の外面20に組立用ネジ19の頭部19Aが位置していても、この頭部19Aを挟んだ両側で、基端部31,31が間仕切り本体2に当接するため、固定に組立用のビス19が邪魔にならない。また、両側で間仕切り本体2に当接するため、平面以外でも、間仕切り本体2の外枠11の曲面にも隙間カバー30を安定して固定することができる。
また、このように本参考例では、請求項に対応して、隙間カバー30は、固定部たる壁部101に当接するカバー本体33を備えるから、カバー本体33が壁部101に当接することにより、隙間を塞ぐことができる。
また、このように本参考例では、請求項に対応して、一対のカバー本体33,33を備えるから、両側のカバー本体33,33が固定部に当接することにより、一層確実に隙間Sを塞ぐことができる。
また、参考例上の効果として、間仕切り本体2の外側縦部分たる外枠11の後枠体15Aに隙間カバー30を設けたから、屋外への出入りなどの際に目につき易い縦方向の隙間Sを塞ぐことができる。また、隙間カバー30のカバー本体33は先端に向って薄くなる略帯状をなし、そのカバー本体33の先端を固定部たる壁部101に当接するから、その先端が変形して当接し、隙間Sを確実に塞ぐことができる。また、両側のカバー本体33,33の間隔が先端に向って狭くなるように形成されているから、両側のカバー本体33,33の先端が中央側に向いて変形し、スムーズに壁部101の面に当接する。
参考例2
図6は、本発明の参考例2を示し、上記参考例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、枠体14,14A,15,15Aの枠状部16は断面形状が略円形であり、この外面20が曲面形状をなす枠体15Aに間仕切り本体2をネジ41により固定する。この場合、両側の基端部31,31は頭部19Aを挟んで傾斜面31A,31Aが枠体の外面に当接するから、相互の間が基端に向って開く傾斜面31A,31Aが枠体の曲面状の外面20に沿うように当接することにより、安定した固定構造が得られる。尚、実施例1と同様に、パネル13は押え部材18により凹溝部17に取り付けられる。尚、円形以外でも、曲面状の外面20を有する各種の外枠に適用可能である。
このように本参考例においては、上参考例1と同様な作用・効果を奏する。
参考例3
図7は、本発明の参考例3を示し、上記各参考例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、参考例1に比べて左右幅の狭い枠体14,14A,15,15Aに隙間カバー30を固定する例であり、組立用ネジ19の頭部19Aを挟んで両側で基端部31,31が枠体の外面20に当接する。尚、参考例1と同様に、パネル13は押え部材18により凹溝部17に取り付けられる。
このように本参考例では、上記各実施例と同様な作用・効果を奏する。
参考例4
図8は、本発明の参考例4を示し、上記各参考例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、実施例1に比べて幅の広い外枠11を示し、幅方向両側に断面方形の枠状部45,45を設け、これら枠状部45,45の間に前記凹溝部17を設け、前記パネル13の端部を前記凹溝部17に挿入配置し、左右方向のボルト(図示せず)を枠状部45とパネル13端部と枠状部45に挿通し、ナット(図示せず)を螺合して外枠11にパネル13が取り付けられる。尚、組立用ネジ19は、幅方向の1箇所で、外枠11が組み立てられている。
このように本参考例では、上記各参考例と同様な作用・効果を奏し、また、この例のように、複数の組立用ネジ19,19,19の頭部19A,19A,19Aが外面20に位置する場合でも、頭部19A,19A,19Aの間で、基端部31,31を外面11に当接することにより、安定した固定状態が得られる。
参考例5
図9〜図10は、本発明の参考例5を示し、上記各参考例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、上記実施例1の枠体を備えた間仕切り本体2において、変形例の隙間カバー30Aを用いている。
この隙間カバー30Aは、前記カバー本体33,33の先端を湾曲連結部33Aにより連結した略U字状の連結カバー体51を備え、この連結カバー体51を前記連結部32に一体に設けている。尚、ネジ41は、前記連結カバー体51に孔(図示せず)を穿設して、透孔36に挿通する。
そして、間仕切り本体2を固定すると、図10に示すように、連結カバー体51の先端側が固定部たる壁部101などに当接して潰れるように変形し、連結カバー体51の先端側の外面が固定部に面接触で当接する。
このように本参考例では、上記各参考例と同様な作用・効果を奏し、また、この例では、カバー本体33,33の先端を湾曲連結部33Aにより連結したから、両側のカバー本体33,33の間にごみが侵入し難い構造が得られ、かつ壁部101などに当接して潰れるように変形し、連結カバー体51の先端側の外面が固定部に面接触で当接するから、気密性の高い当接状態が得られる。
参考例6
図11は、本発明の参考例6を示し、上記各参考例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、上記参考例2の枠体を備えた間仕切り本体2において、前記隙間カバー30Aを用いた例であり、本参考例においても、上記各参考例と同様な作用・効果を奏する。
参考例7
図12は、本発明の参考例7を示し、上記各参考例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、上記参考例3の枠体を備えた間仕切り本体2において、前記隙間カバー30Aを用いた例であり、本参考例においても、上記各参考例と同様な作用・効果を奏する。
参考例8
図13は、本発明の参考例8を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、上記実施例4の枠体を備えた間仕切り本体2において、前記隙間カバー30Aを用いた例であり、本実施例においても、請求項1〜5に対応して、上記各実施例と同様な作用・効果を奏する。
図14〜図15は、本発明の実施例を示し、上記各参考例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、この例では、上記参考例1の枠体を備えた間仕切り本体2において、変形例の隙間カバー30Bを用いている。
この隙間カバー30Bは、前記基端部31,31と連結部32とを一体に備えた当接体61を備え、この当接体61は左右方向両側に、先端側に向って突出する腕部62,62を設け、この腕部62の先端に、ほぼ断面半円状の係合突部63が形成され、この係合突部63の両側には段部64,64が形成されている。尚、両側の腕部62,62の間隔が先端に向って狭くなるように形成されている。そして、前記係合突部63が、カバー本体33Aを取り付ける取付部である。
また、この例では、カバー本体33Aは、前記当接体61と別体に設けられ、そのカバー本体33Aは、弾性変形可能なゴム等によって形成され、略一定幅の帯状をなす。前記カバー本体33Aは、全体的にフィン状に形成され、先端部に向かうにしたがって薄肉状となっており、そのカバー本体33Aの基端には、嵌合溝65を有する断面C字状の係合受部66が形成され、この係合受部66に嵌合溝65が嵌合する。また、この嵌合溝65の開口縁には、前記段部64,64に係止する楔状突起67,67を内側に向かって突出形成されている。前記楔状突起63の先端部には前記係合突部63を誘い込むテーパ部68が形成されている。そして、両側のカバー本体33A,33Aの先端が予め斜め内側を向くように形成されている。
尚、後枠体15Aなどは、図に示す断面形状が長手方向全長に連続し、隙間カバー30Bは後枠体15Aと略同一長さである。
このように、当接体61とカバー本体33Aとが別体からなるため、少なくともカバー本体33Aが弾性変形可能なものであればよく、当接体61は枠体と同様にアルミニウムまたはその合金製としたり、カバー本体33Aと同様に合成樹脂やゴム等から形成することができる。
そして、テーパー部67により嵌合溝65に係合受部66を挿入するようにして、腕部62にカバー本体33Aを取り付けた後、当接体61の透孔36にネジ41を挿入し、このネジ41を外枠11の枠体に挿通して固定することにより、枠体に隙間カバー30Bを固定する。あるいは、逆に、枠体に当接体61を取り付けた後、腕部62にカバー本体33Aを取り付けてもよい。
尚、この例の隙間カバー30Bは、上記各参考例の枠体14,14A,15,15Aに用いることができる。
このように本実施例では、請求項1に対応して、上記各参考例と同様な作用・効果を奏し、また、この例では、請求項に対応して、隙間カバー30Bは、両側で間仕切り本体2の外枠11に当接する基端部31,31を有する当接体61を備え、この当接体61に、固定部たる壁部101に当接するカバー本体33Aを取り付ける取付部たる係合突部63を設けたから、当接体61にカバー本体33Aを取り付け、その当接体61を間仕切り本体2の外枠11に固定することにより、隙間Sを塞ぐことができる。そして、間仕切り装置の大きさ種類や隙間などの条件により、当接体61とカバー本体33Aとを組み合わせて使用することができ、汎用性に優れたものとなる。
参考例9
図16及び図17は、本発明の参考を示し、上記各参考及び実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、同図のハッチングに示すように、隙間カバー30,30Aにおいて、両側の基端部31,31及び連結部32の一部又は全部からなる当接体61Aを、アルミニウムまたはその合金などの硬質材料から形成し、他のカバー本体33側を合成樹脂やゴム等から形成する。尚、当接体61Aとカバー本体33側とは、接合箇所71において、接着などの適宜手段により一体に接合されている。
このように本参考例では、上記各参考例と同様な作用・効果を奏し、また、この例のように、当接体61Aとカバー本体33側は別材質のものを用いることができ、隙間カバー30,30Aの固定部に当接する部分が弾性変形可能な所定の弾力性を有する材質から形成されていればよい。
図18は、本発明の実施例を示し、上記各参考及び実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、この例では、上記参考例よりバルコニー躯体102が前後方向に幅広であり、そのバルコニー躯体102の前後幅方向中央に、固定部たる支柱106を立設し、この支柱106の上部は上の庇部105に固定され、前記支柱106の前後にそれぞれ隙間カバー30,30A,30Bのいずれかを配置している。
このように本実施例では、上記各参考及び実施例と同様な作用・効果を奏し、また、この例では、広いバルコニーを仕切ることができると共に、支柱106両側の隙間S,Sを塞ぐことができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、下枠体とバルコニー躯体との間の隙間に、隙間カバーを設けてもよい。また、取付手段は各種の構造のものを用いることができる。また、実施例では、後枠体の上下に取付手段を設けたが、後枠体に取付手段を設けなくてもよく、すなわち固定部は取付手段を設けない箇所も含む。さらに、前枠体と垂壁部との間などにも、隙間カバーを設けることができる。また、隙間カバーの先端は、間仕切り本体の厚さ方向の外側、内側のどちら側に向けてもよい。また、ボルトもネジに含まれる。
本発明の参考例1を示す固定状態の隙間カバーの断面図である。 同上、固定前の隙間カバーの断面図である。 同上、使用状態の隙間カバー回りの断面図である。 同上、全体断面図である。 同上、枠体の要部の拡大正面図である。 本発明の参考例2を示す固定状態の隙間カバーの断面図である。 本発明の参考例3を示す固定状態の隙間カバーの断面図である。 本発明の参考例4を示す固定状態の隙間カバーの断面図である。 本発明の参考例5を示す固定状態の隙間カバーの断面図である。 同上、使用状態の隙間カバー回りの断面図である。 本発明の参考例6を示す固定状態の隙間カバーの断面図である。 本発明の参考例7を示す固定状態の隙間カバーの断面図である。 本発明の参考例8を示す固定状態の隙間カバーの断面図である。 本発明の実施例を示す隙間カバーの断面図である。 同上、要部の拡大断面図である。 本発明の参考を示す隙間カバーの断面図である。 同上、他の隙間カバーの断面図である。 本発明の実施例を示す全体断面図である。
1 間仕切り装置
2 間仕切り本体
11 外枠(外側部分)
12 横枠体
13 パネル
14 上枠体
14A 下枠体
15 前枠体
15A 後枠体(外側縦部分)
19 組立用ビス
20 外面
30,30A,30B 隙間カバー
31 基端部
32 連結部
33,33A カバー本体
41 ネジ(固定手段)
61 当接体
63 係合突部(取付部)
101 壁部(固定部)
102 バルコニー躯体
103 垂壁部
104,106 支柱(固定部)
105 上の庇部(固定部)

Claims (2)

  1. 間仕切り本体を屋外の固定部に取り付けた屋外用間仕切り装置において、
    前記間仕切り本体の外側と前記固定部との隙間を塞ぐ隙間カバーと、この隙間カバーを前記間仕切り本体に固定するネジとを備え、
    前記隙間カバーは、両側で前記間仕切り本体に当接する基端部を有する当接体を備え、この当接体に、前記固定部に当接するカバー本体を取り付ける取付部を設けたことを特徴とする屋外用間仕切り装置。
  2. 一対の前記カバー本体を備える特徴とする請求項記載の屋外用間仕切り装置。
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