JP4781947B2 - 防水コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、防水機能を備えた防水コネクタに関するものである。
従来、自動車用ワイヤハーネス等に適用されるコネクタとしては、防水機能を有したいわゆる防水コネクタが各種開発されている。
例えば、従来の防水コネクタとしては、図7、図8および図9に示すように、雌コネクタ120と、雄コネクタ130と、この雌コネクタ120と雄コネクタ130との間に設けられるホルダー140とを有する防水コネクタ100がある。
この雌コネクタ120は、電線1が接続される雌端子2と、雌端子2を係止する雌ハウジング121とを有し、この雌ハウジング121は、雌端子2が挿入される複数の雌端子収容室122と、雌端子2を係止する複数の雌端子係止部123とを有している。また、雄コネクタ130は、図略の電線に接続される雄端子3と、雄端子3を保持する雄ハウジング131とを有し、この雄ハウジング131は、雌コネクタ120側に突出して複数の雄端子3をそれぞれ保持する複数の雄端子保持部132を有している。
ホルダー140は、弾性部材からなる略板状のシール部材150を有するとともに、雌ハウジング121のうち前記雌端子収容室122が開口する前端面との間で当該シール部材150を押圧する押圧部141と、当該押圧部141から雌コネクタ120側に延びて雌ハウジング121の前端部分を囲むような形状を有する側壁143とを有している。そして、この押圧部141には、前記複数の雄端子保持部132を挿通可能な複数の第一挿通孔141aが設けられている。また、前記シール部材150には、この第一挿通孔141aと対応する位置に、前記複数の雄端子保持部132を挿通可能な第二挿通孔150aが設けられている。
以上のような従来の防水コネクタ100では、前記シール部材150をホルダー140の押圧部141と雌ハウジング121の前端面との間で弾性変形させることで、シール部材150の雌ハウジング121側の端面と雌ハウジング121の前端面とを密着させるとともに、前記シール部材150の第二挿通孔150aの内周部分と雄ハウジング131の雄端子保持部132の外周部分とをそれぞれ密着させることで、雌ハウジング121の外周部分からの浸水と雄端子保持部132からの浸水とを抑止して、雌端子収容室122内への浸水を抑制している。
このような従来の防水コネクタは、例えば特許文献1に開示されている。
特開2003−297479号公報
前記のような防水コネクタにおいて、自動車等に用いられるものでは省スペース化の要望から防水コネクタ自身の小型化が求められている。
しかしながら、前記の防水コネクタ100では、シール部材150に設けられた第二挿通孔150aの内周部分と前記雄端子保持部132の外周部分とをそれぞれ密着させることによって防水しているため、シール部材150の各第二挿通孔間150aに前記雄端子保持部132の外周部分に密着可能な十分な弾性部材を確保せねばならない。従って、このシール部材150の第二挿通孔間150aの距離、ひいては雄端子3間の距離および雌端子2間の距離を小さくすることができないため、防水コネクタの小型化が難しいという問題がある。また、雄ハウジング131に雄端子3の数に応じた複数の雄端子保持部132を設けるとともに、シール部材150にこの雄端子保持部132に対応した複数の第二挿通孔150aを設けねばならず、雄ハウジング131およびシール部材150の構造が複雑化してしまう。
本発明は、このような事情に鑑み、防水機能を確保するとともに小型化可能な防水コネクタの提供を目的とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、電線が接続される複数の雌端子および当該複数の雌端子を保持する雌ハウジングを備える雌コネクタと、電線が接続される複数の雄端子および当該複数の雄端子を保持する雄ハウジングを備える雄コネクタと、当該雄ハウジングと前記雌ハウジングのいずれか一方に係止され、前記雄コネクタと前記雌コネクタとを嵌合させた際に、この嵌合部分を囲むようにして設けられるホルダーとを備え、前記雌ハウジングは、前記複数の雌端子がそれぞれ後方から挿入される複数の雌端子収容室と、この複数の雌端子収容室内に挿入された雌端子をそれぞれに係止する複数の雌端子係止部とを有し、前記雄ハウジングは、前記雌コネクタ側に突出する雄端子保持部を有し、当該雄端子保持部は、その外周面よりも内側の領域内で、これら複数の雄端子をこの雄端子保持部の端面から前記雌コネクタ側に突出するように一括して保持するような形状を有し、前記ホルダーは、前記雌コネクタと雄コネクタとの嵌合部分を囲むような形状を有するコネクタ収容壁と、弾性部材からなり、当該コネクタ収容壁の内周部分に全周にわたって設けられるシール部材とを有し、当該シール部材は、筒状を有し内周部分に前記雌端子収容室が開口する前記雌ハウジングの前端部分の外周部分が挿入された状態で、当該雌ハウジングの前端部分の外周部分を一括して囲むような形状を有する雌側シール部材と、筒状を有し内周部分に前記雄ハウジングの雄端子保持部の外周部分が挿入された状態で、当該雄ハウジングの雄端子保持部の外周部分を一括して囲むような形状を有する雄側シール部材とを有し、前記雄端子保持部は、前記雄側シール部材の内周部分に挿入された状態で、この雄側シール部材の内周部分において、保持している前記複数の雄端子どうしの間にわたって延びる形状を有し、当該雌側シール部材と雄側シール部材のうち前記ホルダーを係止する側のハウジングの外周部分を囲むシール部材は、当該係止状態において、その内周部分がこの係止する側のハウジングの外周部分に密着することで、このハウジングの外周部分と前記ホルダーのコネクタ収容壁の内周部分との隙間を密閉し、前記雌側シール部材と雄側シール部材のうち他方のシール部材は、前記雌コネクタと前記雄コネクタとの嵌合時に、その内周部分が他方のハウジングの外周部分に密着することで、このハウジングの外周部分と前記ホルダーのコネクタ収容壁の内周部分との隙間を密閉することを特徴とする防水コネクタを提供する(請求項1)。
このような構成によれば、雌側シール部材によって、ホルダーのコネクタ収容壁の内周部分と雌ハウジングの雌端子収容室が開口する前端部分の外周部分とが密閉されるので、雌ハウジングとホルダーとの間から雌端子収容室内に水が浸入するのを抑制することができる。また、雄端子保持部を、雌コネクタ側に突出させるとともに、その外周面よりも内側の領域内で、これら複数の雄端子を一括して保持するように構成しているので、雄側シール部材によってこの雄端子保持部の外周部分とホルダーのコネクタ収容壁の内周部分とを密閉すれば、雄端子保持部とホルダーとの間から雄端子側に水が浸入するのを一括して抑制することができる。そのため、雄端子間にシール部材を設ける必要がないので、端子間の距離を小さくすることができる。従って、雄コネクタ、ひいては防水コネクタの小型化を図ることが可能になる。すなわち、従来のように複数の雄端子保持部を設けて雄端子を個々に保持し、シール部材によってこの複数の雄端子保持部の外周部分をそれぞれ密閉する場合に比べて、簡単な構成で、かつ確実に防水機能を確保することができるとともに防水コネクタの小型化が可能になる。
また本発明において、前記シール部材が前記コネクタ収容壁に接着剤等により接着される、あるいは、このシール部材が二色成形やインサート成形により前記コネクタ収容壁と一体に成形されるのが好ましい(請求項2、3、4)。
このような構成によれば、シール部材すなわち雄側シール部材および雌側シール部材とコネクタ収容壁とを確実に密着させることができるので、雄側シール部材および雌側シール部材とコネクタ収容壁との隙間からの浸水を確実に抑止することができる。また、ホルダーを雄ハウジングあるいは雌ハウジングに係合する際にこの雄側シール部材あるいは雌側シール部材のずれを抑制することができ、この雄側シール部材および雌側シール部材による防水機能をより確実に確保することが可能になる。また、予め一体に成形しておけば、組み付け効率を向上させることができる。
また本発明において、前記雌ハウジングは、前記ホルダーを係止するためのホルダー係止部と、前記雄コネクタをロックするためのロック部を有し、前記ホルダーは、前記ホルダー係止部と係合することによって前記雌側シール部材の内周部分を前記雌ハウジングの前端部分の外周部分に密着させることができるホルダー被係止部を有するとともに、前記雄ハウジングは、前記ロック部にロックされることによって前記雄側シール部材の内周部分を前記雄端子保持部の外周部分に密着させることができるとともに、前記雄コネクタと雌コネクタとを嵌合させることができる被ロック部を有するのが好ましい(請求項5)。
このような構成によれば、ホルダーを雌ハウジングに係止することで、雌側シール部材を雌ハウジングにより確実に密着させることができる。また、雄ハウジングを雌ハウジングにロックすることで雄コネクタと雌コネクタとを確実に嵌合させることができるとともに、雄側シール部材を雄ハウジングにより確実に密着させることができる。
また本発明において、前記コネクタ収容壁は、前記雌側シール部材が設けられた部分よりも後方に延びる形状を有し、前記ホルダー係止部と前記ホルダー被係止部とが係合した係合状態において、前記雌ハウジングの外周部分は、前記雌側シール部材と密着する前端部分よりも後方において、前記コネクタ収容壁の内周部分に当接する形状を有するのが好ましい(請求項6)。
このような構成によれば、雌ハウジングの後方部分において雌ハウジングの径方向の移動を抑制することができるので、雌ハウジングの位置ずれを抑止することができる。
また本発明において、前記雌端子係止部が、前記雌端子を係止可能な係止位置と、この係止位置から退避して前記雌端子の係止状態を解除する係止解除位置との間で弾性変位可能な形状を有しており、前記ホルダーが、前記雌コネクタ側に突出するとともに前記複数の雌端子収容室にそれぞれ挿入されて、前記雌端子係止部が前記係止位置から係止解除位置に弾性変位するのを抑制する複数の二重係止部を有するのが好ましい(請求項7)。
このような構成によれば、雌端子が雌端子係止部と二重係止部とによって二重係止されるので、雌端子の抜けをより確実に抑制することができる。
また本発明において、前記複数の二重係止部が、前記複数の雄端子を前記雌端子収容室にそれぞれ案内する複数の案内部を有するのが好ましい(請求項8)。
このような構成によれば、雌端子に対する雄端子のずれが抑制されるので、雌端子と雄端子との嵌合を容易にすることができる。
以上のように、本発明によれば、防水機能を確保しつつ小型化することのできる防水コネクタを提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る防水コネクタの実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係る防水コネクタ10の断面図であり、本防水コネクタ10は、雌コネクタ20と雄コネクタ30とホルダー40とを有している。図1に示すように、雌コネクタ20は、電線1が接続される雌端子2と、樹脂等からなる雌ハウジング21とを有している。また、雄コネクタ30は、図略の電線が接続される雄端子3と、樹脂等からなる雄ハウジング31とを有している。図2は雌ハウジング21とホルダー40とを分解して示す断面図であり、図3はホルダー40が装着された雌コネクタ20の断面図であり、図4は、ホルダー40が装着された雌コネクタ20と雄コネクタ30とを分解して示す断面図であり、図5はホルダー40を雄コネクタ30側から見た正面図であり、図6はホルダー40を雌コネクタ20側から見た背面図である。
雌ハウジング21は、図1および図2に示すように、雌端子2を後方から挿入可能な複数の雌端子収容室22と、この、雌端子収容室22に挿入された雌端子2をそれぞれ係止する複数の雌端子係止部23とを有している。この雌端子係止部23は、雌端子収容室22の内周壁上面に設けられており、この内周壁の上側面から前端側に向かって斜め下方に膨出するような形状を有している。この形状のため、この雌端子係止部23の前端部分は上方に弾性変位可能であり、雌端子2はその前端部分でこの雌端子係止部23を上方に押し上げつつ雌端子収容室22に挿入される。そして、雌端子2の上面に設けられた被係止部2bと雌端子係止部23の前端部分とが係合することによって、雌端子2はこの雌端子係止部23に係止される。
また、前記雌端子収容室22は雌ハウジング21の前端面で開口しており、この開口部分から雄端子3が挿入可能なように構成されている。雌ハウジング21の外周部分上面には、ホルダー40を係止するための上部本係止突起25a(ホルダー係止部)と雄ハウジング31をロックするためのロック用アーム26(ロック部)が設けられている、また、雌ハウジングの外周部分下面には、仮係止突起25bと下部本係止突起25c(ホルダー係止部)とが軸方向の前後に並ぶようにして設けられている。これら上部本係止突起25a、仮係止突起25bおよび下部本係止突起25cはそれぞれ外方に突出しており、ロック用アーム26は、上下方向に弾性変位可能なような形状を有している。
前記仮係止突起25bは、雌ハウジング21に雌端子2が挿入される前にホルダー40を雌ハウジング21に仮係止するためのものである。そして、この仮係止突起25bは、後述するホルダー40の下部被係止孔43bと係合することにより、図3に示すように、雌ハウジング21の前端部分とシール部材50とが接触していない状態でホルダー40を仮係止する。また、この仮係止状態では、後述するホルダー40の二重係止部44の位置は、図4に示すような雌端子係止部23に係止された雌端子2の前端面よりも前方になる。
一方、前記上部本係止突起25aと下部本係止突起25cとは、雌端子2が前記雌端子係止部23によって係止された後に、ホルダー40を雌ハウジング21に本係止するためのものである。そして、これら本係止突起25a、25cは、後述するホルダー40の上部被係止孔43aと下部被係止孔43bとそれぞれ係合することにより、図4に示すように、雌コネクタ20の前端部分の外周部分がシール部材50の内周部分に密着した状態で、ホルダー40を雌コネクタ20に本係止する。このとき、ホルダー40の二重係止部44は、雌端子収容室22内に挿入されて、雌端子2の上方に配置される。
さらに、雌ハウジング21の外周部分は、前方に向けて凹むような形状を有しており、後述する雌側シール部材51と密着する前端部分とその後方部分とで径方向の大きさが異なる。すなわち、この雌ハウジング21の外周部分は、その前端部分から後方に向けて径方向に大きくなり、後方部分においてその外周部分が後述するホルダー40のコネクタ収容壁41の内周部分に当接するような形状を有している。
雄ハウジング31は、図1および図4に示すような基部35と、この基部35の外周部分から雌コネクタ20側に延びるフード33とを有している。
前記基部35の中央部分からは、雌コネクタ20側に雄端子保持部32が突出している。この雄端子保持部32は、図1に示すようにホルダー40の内周部分に挿入可能な大きさを有し、その外周面より内側の領域内で全ての雄端子3を一括して保持している。また、これらの雄端子3は、雄端子保持部32の端面32aから雌コネクタ20側に突出しており、この突出部分と雌端子2とが嵌合する。
前記フード33はその内側に雌コネクタ20およびホルダー40を収容可能な形状を有している。また、このフード33の外周部分には、前記雌ハウジング21に設けられたロック用アーム26にロックされるロック用突起34(被ロック部)が設けられている。そして、このロック用突起34と前記ロック用アーム26とが係合することで、雌コネクタ20と雄コネクタ30との嵌合がロックされる。
ホルダー40は、コネクタ収容壁41とシール部材50とを備えている。コネクタ収容壁41は、樹脂等により成形されて、雌コネクタ20と雄コネクタ30との嵌合部分を囲むような形状を有する。シール部材50は、ゴム等の弾性部材からなり前記コネクタ収容壁41の内周部分に全周にわたって設けられる。このコネクタ収容壁41の外周部分には、前記雌ハウジング21に設けられた上部本係止突起25aに係止される上部被係止孔43a(ホルダー被係止部)と、前記仮係止突起25bおよび下部本係止突起25cに係止される下部被係止孔43b(ホルダー被係止部)とが形成されている。
前記コネクタ収容壁41にはこれと一体に隔壁42が形成されている。この隔壁42は、後述する複数の二重係止部44を支持するものであって、シール部材50の軸方向中央部分に設けられている。そして、この隔壁42に支持された複数の二重係止部44は、雌コネクタ20側に突出するようにして前記雌端子収容室23にそれぞれ対応した位置に設けられている。この二重係止部44は、雌端子係止部23が振動等により上方へ弾性変位するのを抑制するためのものである。この二重係止部44は、図1に示すように、雌端子収容室22内に挿入されて雌端子2の上方に配置されることにより、この雌端子係止部23の前端部分が弾性変位して雌端子2の係止状態から退避するのを規制している。また、この二重係止部44には、雄コネクタ30側に雄端子3を雌端子収容室22内に案内するための案内孔(案内部)44aがそれぞれ形成されている。
シール部材50は、図2、図5および図6に示すように、前記隔壁42を挟んで雌コネクタ20および雄コネクタ30側にそれぞれ設けられる雌側シール部材51と雄側シール部材52とからなる。雌側シール部材51と雄側シール部材52とはそれぞれ略筒状の形状を有し、コネクタ収容壁41の内周部分に取り付けられている。具体的には、コネクタ収容壁41の内周部分に接着材等によって接着されているか、もしくは、二色成形、インサート成形によりコネクタ収容壁41と一体に成形されており、予めコネクタ収容壁41の内周部分に密着した状態で取り付けられている。また、この雌側シール部材51と雄側シール部材52の内周部分には、径方向内側に突出する密着用凸部51a,52aがそれぞれ全周にわたって設けられている。そして、この各内周部分には、雌コネクタ20の前端部分と雄端子保持部32とがそれぞれ挿入可能となっている。
次に、以上の構成要素を組み付ける方法について説明する。
まず、図2および図3に示すように雌ハウジング21にホルダー40を仮係止する。具体的には、ホルダー40のコネクタ収容壁41内に雌ハウジング21の前端部分を挿入する。そして、雌ハウジング21に設けられた仮係止突起25bとコネクタ収容壁41に設けられた下部被係止孔43bとを係合する。このとき、雌側シール部材51は雌ハウジング21の前端面と接触していない。また、この時点で、ホルダー40の二重係止部44は雌端子収容室22内に挿入される。しかし、二重係止部44の端面は、雌端子係止部23に係止された状態における雌端子2の前端面よりも前方に位置している。
次に、電線1が接続された複数の雌端子2を、雌端子収容室22内に挿入する。そして、雌端子2の上部に設けられた被係止部2bと雌ハウジング21に設けられた雌端子係止部23とを係合する。この係合により、雌端子2は雌端子収容室22内に保持される。このとき、前記のように、ホルダー40と雌ハウジング21とはまだ仮係止状態であって、雌側シール部材51と雌ハウジング21とは密着していない状態である。すなわち、雌ハウジング21は径方向に若干移動することができるので、雌端子2の雌端子収容室22への挿入を比較的容易に行うことができる。
次に、図4に示すように雌ハウジング21にホルダー40を本係止する。具体的には、雌ハウジング21の外周部分によって前記雌側シール部材51を径方向外側に押圧しつつ、この雌ハウジング21の前端部分を雌側シール部材51の内周部分に挿入する。そして、ホルダー40の上部被係止孔43aと雌ハウジング21の上部本係止突起25aとを係合する。さらに、ホルダー40の下部被係止孔43bと雌ハウジング21の下部本係止突起25cとを係合して、ホルダー40を雌ハウジング21に本係止する。
このとき、前記雌側シール部材51は、前記のように雌ハウジング21の外周部分に押圧されることで弾性変形し、雌ハウジング21の外周部分に密着する。シール部材50は、前記のように、ホルダー40に接着あるいは一体に成形されている。従って、この雌側シール部材51の弾性変形によって雌ハウジング21とホルダー40との隙間が密閉される。特に、シール部材51に密着用凸部51aを設けておけば前記隙間をより確実に密閉することができる。このようにして、雌ハウジング21とホルダー40との隙間が密閉されると、雌ハウジング21の複数の雌端子収容室22の外側が一括して雌側シール部材51で囲まれることになるので、この雌端子収容室22内に外部から水が浸入するのが抑制される。
また、前記本係止時には、ホルダー40の二重係止部44が雌端子係止部23に係止された雌端子2の上方に挿入される。そのため、雌端子係止部23が雌端子2を係止する係止位置から、この係止状態を解除する係止解除位置へと上方に移動しにくくなるので、雌端子2がより確実に雌端子収容室22内に保持されることになる。また、前記本係止時には、雌ハウジング21の前端面と隔壁42の端面とが当接するとともに、雌ハウジング21の外周部分のうち雌側シール部材51と対向する部分より後方部分とホルダー40のコネクタ収容壁41の内周部分とが当接している。
次に、このホルダー40が装着された雌コネクタ20に雄コネクタ30を嵌合する。まず、図4に示すように、雄コネクタ30の雄端子保持部32に複数の雄端子3を挿通させる。このとき、これら複数の雄端子3が雄端子保持部32の端面32aから雌コネクタ20側に突出するようにしておく。そして、雄側シール部材52の内周部分に雄端子保持部32を挿入しつつ、前記フード33の内周部分にホルダー40および雌コネクタ20を挿入していく。このとき、雄側シール部材52は雄端子保持部32の外周部分によって径方向外側に押圧される。そして、この押圧によって、雄側シール部材52は弾性変形して雄端子保持部32の外周部分に密着する。前記挿入は、雄ハウジング31のフード33の外周部分に設けられたロック用突起34と雌ハウジング21のロック用アーム26とが係合して、雄コネクタ30と雌コネクタ20とがロックされるまで行う。そして、このホルダー40および雌コネクタ20の挿入により、複数の雄端子3は、ホルダー40の二重係止部44に設けられた案内部44aに案内されつつ、各々対応する雌端子収容室22内に挿入される。その結果、複数の雄端子3は対応する雌端子2とそれぞれ電気的に接続される。
ここで、前記のように雄側シール部材52はコネクタ収容壁41に密着した状態で固定されているので、この雄側シール部材52が雄端子保持部32の外周部分に密着することによって雄ハウジング31の外周部分とコネクタ収容壁41の内周部分とは密閉される。すなわち、複数の雄端子3のうち雄端子保持部32の端面32aから雌コネクタ20側に突出する部分の外側が、雄側シール部材52によって一括して囲まれる。従って、複数の雄端子3が突出する側に外部から水が浸入するのを確実に抑制することができる。特に、雄側シール部材52に前記のように密着用凸部52aを設けておけば、この密閉をより確実にすることができる。
以上のようにして、雌コネクタ20と雄コネクタ30とを互いに嵌合させて電気的に接続し、防水コネクタ10の組み付けが終了する。
以上のように、本防水コネクタ10では、雄コネクタ30に複数の雄端子3を一括して保持する雄端子保持部32を設けているので、雄側シール部材52によって雄端子保持部32の外周部分を一括して囲むように構成することで、雄端子保持部32の端面32aから突出する雄端子3側に外部から水が浸入するのを抑制することができる。すなわち、雄側シール部材52によって雄端子保持部32とコネクタ収容壁41との間を密閉し浸水を抑止できる。従って、複数の雄端子保持部32間にそれぞれシール部材を設ける必要がなくなるので、雄端子3間の距離を小さくすることができ、雄コネクタ30ひいては防水コネクタ10の小型化を図ることが可能になる。また、雄コネクタ30およびシール部材50の形状を簡素化することができる。
同様に、本防水コネクタ10では、雌側シール部材51を雌ハウジング21の前端部分を囲むようにして設け、この雌側シール部材51によって雌ハウジング21の前端部分の外周部分とホルダー40のコネクタ収容壁41との間を密閉することで、コネクタ収容壁41と雌ハウジング21との間から雌端子収容室22が開口する前端面に水が浸入するのを抑制することができる。
また、前記のように雄側シール部材52および雌側シール部材51を、雄端子保持部32の外周部分および雌ハウジング21の外周部分とホルダー40のコネクタ収容壁41との間で径方向に押圧して弾性変形させるよう構成すれば、軸方向に押圧することでシール部材を弾性変形させる場合に比べて、防水コネクタ10の軸方向の振動に伴ってシール部材に対する押圧力が変動して防水機能が低下するのを抑制することができる。
また、前記のようにホルダー40のコネクタ収容壁41とシール部材50とを一体に成形しておけば、シール部材50とコネクタ収容壁41とを確実に密着させることができるとともに、シール部材50の内周部分に雌ハウジング21および雄端子保持部32を挿入する際に、雌側シール部材51および雄側シール部材52がずれるのを抑制することができる。従って、コネクタ収容壁41と両シール部材51,52との隙間からの浸水を確実に抑制することができる。さらに、前記のように一体に成形した場合には、組み付けの手間を削減することができる。
また、前記のように、ホルダー40の雄側シール部材52と雌側シール部材51との間に隔壁42を設け、この隔壁42に雌端子係止部23の弾性変位を抑制する二重係止部44を設けておけば、雌端子2をより確実に雌端子収容室22内に保持することが可能になる。従って、振動等により雌端子2に接続された電線1に引っ張り力が加えられたとしても、雌端子2の位置ずれを抑制でき雄端子3との接続不良を抑止することができる。
また、前記のように、二重係止部44に雄端子3を雌端子収容室22に案内する案内部44aを設けておけば、雌端子2と雄端子3の位置ずれを抑制することができ、雌端子2と雄端子3とを容易に嵌合させることが可能になる。
また、前記のように、雌ハウジング21の外周部分を前方に向けて凹むような形状にし、この外周部分とホルダー40のコネクタ収容壁41の内周部分とが当接するようにしておけば、雌ハウジング21のホルダー40に対する径方向のずれを抑制することができる。
ここで、雌側シール部材51と雄側シール部材52とは一体に成形されたものであってもよいし、別体であってもよい。
また、前記実施形態では、雌ハウジング21にホルダー40を仮係止および本係止して、雌端子2およびホルダー40を固定する場合について示したが、本係止のみとしてもよい。
また、前記実施形態では、ホルダー40を雌ハウジング21に係止する場合について示したが、雄ハウジング31に係止してもよい。
また、前記実施形態では、雄端子3を雄端子保持部32に挿入して保持する場合について示したが、雄端子3と雄端子保持部32とを二色成形等により一体に成形してもよい。
本発明の実施形態に係る防水コネクタの断面図である。 図1に示す防水コネクタの雌ハウジングとホルダーとを分解して示す分解断面図である。 図1に示す防水コネクタの雌ハウジングと雌端子とを分解して示す分解断面図である。 図1に示す防水コネクタを分解して示す分解断面図である。 図1に示す防水コネクタのホルダーの正面図である。 図1に示す防水コネクタのホルダーの背面図である。 従来の防水コネクタの断面図である。 図7に示す従来の防水コネクタのホルダーの断面図である。 図7に示す従来の防水コネクタのホルダーの正面図である。
符号の説明
1 電線
2 雌端子
3 雄端子
10 防水コネクタ
20 雌コネクタ
21 雌ハウジング
22 雌端子収容室
23 雌端子係止部
30 雄コネクタ
31 雄ハウジング
32 雄端子保持部
33 フード
40 ホルダー
41 コネクタ収容壁
42 隔壁
44 二重係止部
44a 案内部
50 シール部材
51 雌側シール部材
52 雄側シール部材

Claims (8)

  1. 電線が接続される複数の雌端子および当該複数の雌端子を保持する雌ハウジングを備える雌コネクタと、
    電線が接続される複数の雄端子および当該複数の雄端子を保持する雄ハウジングを備える雄コネクタと、
    当該雄ハウジングと前記雌ハウジングのいずれか一方に係止され、前記雄コネクタと前記雌コネクタとを嵌合させた際に、この嵌合部分を囲むようにして設けられるホルダーとを備え、
    前記雌ハウジングは、前記複数の雌端子がそれぞれ後方から挿入される複数の雌端子収容室と、この複数の雌端子収容室内に挿入された雌端子をそれぞれに係止する複数の雌端子係止部とを有し、
    前記雄ハウジングは、前記雌コネクタ側に突出する雄端子保持部を有し、
    当該雄端子保持部は、その外周面よりも内側の領域内で、これら複数の雄端子をこの雄端子保持部の端面から前記雌コネクタ側に突出するように一括して保持するような形状を有し、
    前記ホルダーは、前記雌コネクタと雄コネクタとの嵌合部分を囲むような形状を有するコネクタ収容壁と、弾性部材からなり、当該コネクタ収容壁の内周部分に全周にわたって設けられるシール部材とを有し、
    当該シール部材は、筒状を有し内周部分に前記雌端子収容室が開口する前記雌ハウジングの前端部分の外周部分が挿入された状態で、当該雌ハウジングの前端部分の外周部分を一括して囲むような形状を有する雌側シール部材と、筒状を有し内周部分に前記雄ハウジングの雄端子保持部の外周部分が挿入された状態で、当該雄ハウジングの雄端子保持部の外周部分を一括して囲むような形状を有する雄側シール部材とを有し、
    前記雄端子保持部は、前記雄側シール部材の内周部分に挿入された状態で、この雄側シール部材の内周部分において、保持している前記複数の雄端子どうしの間にわたって延びる形状を有し、
    当該雌側シール部材と雄側シール部材のうち前記ホルダーを係止する側のハウジングの外周部分を囲むシール部材は、当該係止状態において、その内周部分がこの係止する側のハウジングの外周部分に密着することで、このハウジングの外周部分と前記ホルダーのコネクタ収容壁の内周部分との隙間を密閉し、
    前記雌側シール部材と雄側シール部材のうち他方のシール部材は、前記雌コネクタと前記雄コネクタとの嵌合時に、その内周部分が他方のハウジングの外周部分に密着することで、このハウジングの外周部分と前記ホルダーのコネクタ収容壁の内周部分との隙間を密閉することを特徴とする防水コネクタ。
  2. 請求項1に記載の防水コネクタであって、
    前記シール部材が前記コネクタ収容壁に接着剤等により接着されることを特徴とする防水コネクタ。
  3. 請求項1に記載の防水コネクタであって、
    前記シール部材が二色成形により前記コネクタ収容壁と一体に成形されることを特徴とする防水コネクタ。
  4. 請求項1に記載の防水コネクタであって、
    前記シール部材がインサート成形により前記コネクタ収容壁と一体に成形されることを特徴とする防水コネクタ。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の防水コネクタであって、
    前記雌ハウジングは、前記ホルダーを係止するためのホルダー係止部と、前記雄コネクタをロックするためのロック部を有し、
    前記ホルダーは、前記ホルダー係止部と係合することによって前記雌側シール部材の内周部分を前記雌ハウジングの前端部分の外周部分に密着させることができるホルダー被係止部を有し、
    前記雄ハウジングは、前記ロック部にロックされることによって前記雄側シール部材の
    内周部分を前記雄端子保持部の外周部分に密着させることができるとともに、前記雄コネクタと雌コネクタとを嵌合させることのできる被ロック部を有することを特徴とする防水コネクタ。
  6. 請求項5に記載の防水コネクタであって、
    前記コネクタ収容壁は、前記雌側シール部材が設けられた部分よりも後方に延びる形状を有し、
    前記ホルダー係止部と前記ホルダー被係止部とが係合した係合状態において、前記雌ハウジングの外周部分は、前記雌側シール部材と密着する前端部分よりも後方において、前記コネクタ収容壁の内周部分に当接する形状を有することを特徴とする防水コネクタ。
  7. 請求項5または6に記載の防水コネクタであって、
    前記雌端子係止部が、前記雌端子を係止可能な係止位置と、この係止位置から退避して前記雌端子の係止状態を解除する係止解除位置との間で弾性変位可能な形状を有しており、
    前記ホルダーが、前記雌コネクタ側に突出するとともに前記複数の雌端子収容室にそれぞれ挿入されて、前記雌端子係止部が前記係止位置から係止解除位置に弾性変位するのを抑制する複数の二重係止部を有することを特徴とする防水コネクタ。
  8. 請求項7に記載の防水コネクタであって、
    前記複数の二重係止部が、前記複数の雄端子を前記雌端子収容室にそれぞれ案内する複数の案内部を有することを特徴とする防水コネクタ。
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