JP4730360B2 - 防水コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車の電気系統等に用いて好適な防水コネクタに関するものである。
一般に、自動車の電気系統に用いられる防水コネクタは、インナーハウジングとアウターハウジングが別部品からなる組立式のものであり、この防水コネクタは、図35に示すように、互いに嵌合可能な雄側コネクタ100と雌側コネクタ101とからなる。
雄側コネクタ100は、絶縁樹脂材からなる楕円筒形のアウターハウジング103を備えており、このアウターハウジング103は、相手コネクタ嵌合部103Aと、この相手コネクタ嵌合部103Aに連なる中空部104を有していて、この中空部104には、インナーハウジング105と、このインナーハウジング105の外周に被着された金属シェル112が挿嵌してある。そして、このインナーハウジング105には端子収容室106が形成してあり、端子収容室106にはシールド線107の絶縁芯線108に接続されたターミナルである雄側接続端子109が収容してある。この場合、相手コネクタ嵌合部103Aから端子収容室106の先側に雄側リテーナ110を挿入することで、ランス111を押し下げて雄側接続端子109を固定するようにしてある。
そして、シールド線107は防水用シール部材114を挿通しており、防水用シール部材114は中空部104とシールド線107の間を水密状態に封止している。
また、雌側コネクタ101は雄側コネクタ100と略同様に構成してあり、絶縁樹脂材からなる楕円筒形のアウターハウジング203は相手コネクタ嵌合部203Aと、この相手コネクタ嵌合部203Aに連なる中空部204を有しており、この中空部204にはインナーハウジング205とこのインナーハウジング205の外周に被着された金属シェル214が挿嵌してあり、このインナーハウジング205の端子収容室206にはシールド線207の絶縁芯線208に接続されたターミナルである雌側接続端子209が収容してある。この場合、相手コネクタ嵌合部203Aから端子収容室206の先側に雌側リテーナ210を挿入することで、ランス211を押して下げて雌側接続端子209を固定するようにしてある。
また、雌側コネクタ101のインナーハウジング205の外壁面にはシール部材212が装着してあるし、また、シールド線207は防水用シール部材213を挿通しており、防水用シール部材213は中空部204とシールド線207の間を水密状態に封止している。
このように構成された雄側コネクタ100と雌側コネクタ101とが結合されると、雄側接続端子109が雌側接続端子209に挿入され、雄側コネクタ100のインナーハウジング105と、雌側コネクタ101のインナーハウジング205とは、先端面同士で当接状態となる。同時に、雄側コネクタ100のアウターハウジング103は、雌側コネクタ101の相手コネクタ嵌合部203Aに挿入される。この際、シール部材212が雄側コネクタ100のアウターハウジング103の内壁面と雌側コネクタ101のインナーハウジング205の外壁面との間に位置して防水するようになる(特許文献1参照)。
特開平8−138798号公報
しかしながら、上記した従来の防水コネクタは大型であったために小型化が望まれていた。このような防水コネクタを小型化した場合、雄側コネクタ100の相手コネクタ嵌合部103Aが小さくなって、相手コネクタ嵌合部103Aから雄側リテーナ110を端子収容室106の先側に挿入操作する操作性が悪くなり、雄側リテーナ110の挿入操作に治具等が必要になるし、同様に、雌側コネクタ101でも、相手コネクタ嵌合部203Aが小さくなって、相手コネクタ嵌合部203Aから雌側リテーナ210を端子収容室212の先側に挿入操作する操作性が悪くなり、雌側リテーナ210の挿入操作に治具等が必要になるという問題が生じていた。
また、小型化の際に、雄側リテーナ110及び雌側リテーナ210の操作性を良くするために、雄側リテーナ110を相手コネクタ嵌合部103Aまで伸ばし、また、雌側リテーナ210を相手コネクタ嵌合部203Aまで伸ばそうとしても、雄側コネクタ101と雌側コネクタ102とを、雄側接続端子109を雌側接続端子209に対向させて配置した状態で対峙させた際に、雄側リテーナ110と雌側リテーナ210とが対向する位置関係にあるために、伸ばすことができない。
また、シール部材212を、雄側コネクタ100のアウターハウジング103の内壁面と雌側コネクタ101のインナーハウジング205の外壁面との間に位置させて防水させていたために、シール部材212の厚さ分、防水コネクタが大型化するという問題があった。
本発明は上記の問題点を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、雄側リテーナ及び雌側リテーナの挿入操作に治具等を使用することなく雄側リテーナ及び雌側リテーナの挿入操作を行なうことができて挿入操作性が良くなり、小型化が可能になる防水コネクタを提供することである。
上記の目的を達成するための本発明に係る防水コネクタは、一方の相手コネクタ嵌合部を有し、且つこの一方の相手コネクタ嵌合部に雄側リテーナを挿入して、この雄側リテーナで雄側ランスを押圧して雄側接続端子を雄側コネクタハウジングに固定する雄側コネクタと、他方の相手コネクタ嵌合部を有し、且つこの他方の相手コネクタ嵌合部に雌側リテーナを挿入して、この雌側リテーナで雌側ランスを押圧して雌側接続端子を雌側コネクタハウジングに固定する雌側コネクタを備えた防水コネクタであって、雄側コネクタと雌側コネクタとを、雄側接続端子を雌側接続端子に対向させて配置した状態で対峙させた際に、雄側ランスと雌側ランスとが、コネクタ挿抜方向に直交する方向に互いに離間させて配置されると共に雌側ランスは雄側ランスに対して反転した逆向きであり、雄側リテーナと雌側リテーナとが前記直交方向に互いに離間させて配置され、前記雄側リテーナが前記一方の相手コネクタ嵌合部内に延出されており、前記雌側リテーナが前記他方の相手コネクタ嵌合部内に延出されていることを特徴とする。
かかる構成により、雄側リテーナを雄側コネクタの一方の相手コネクタ嵌合部の、例えば開口部まで延出させ、雌側リテーナを雌側コネクタの他方の相手コネクタ嵌合部の、例えば開口部まで延出させても、雄側リテーナが雌側リテーナに干渉することがなく、このために、雄側リテーナを雄側コネクタの一方の相手コネクタ嵌合部の、例えば開口部まで延出させることができると共に、雌側リテーナを雌側コネクタの他方の相手コネクタ嵌合部の、例えば開口部まで延出させることができる。このために、雄側リテーナ及び雌側リテーナの挿入操作に治具等を使用することなく雄側リテーナ及び雌側リテーナの挿入操作を行なうことができて挿入操作性が良くなり、相手コネクタ嵌合部の小型化が可能になって、防水コネクタの小型化が可能になる。
また、本発明に係る防水コネクタは、上記した本発明に係る防水コネクタにおいて、雄側コネクタハウジングに、雌側コネクタの外壁を構成する雌側コネクタハウジングが挿入されるシール嵌挿部を設け、このシール嵌挿部にシール部材を嵌挿し、このシール部材の閉鎖断面を雌側コネクタハウジングの閉鎖断面と同等にして、この雌側コネクタハウジングの端面でシール部材の端面を押圧するようにしたことを特徴とする。
かかる構成により、シール部材の厚みが防水コネクタの大きさに影響することがなく、防水コネクタの小型化に寄与することができる。
また、本発明に係る防水コネクタは、上記した本発明に係る防水コネクタにおいて、シール嵌挿部の端面部にシール挿入溝部を形成し、シール部材の押圧時に、シール部材の一部をシール挿入溝部に挿入させるようにしたことを特徴とする。
かかる構成により、シール部材の押圧時に、シール部材の一部がシール挿入溝部に挿入されるために、防水力を向上させることができる。
また、本発明に係る防水コネクタは、上記した本発明に係る防水コネクタにおいて、雄側コネクタハウジングに、雄側ケーブル挿通部と、この雄側ケーブル挿通部の背面側に位置する雄側バックカバー装着部を設けると共に、雌側コネクタハウジングに、雌側ケーブル挿通部と、この雌側ケーブル挿通部の背面側に位置する雌側バックカバー装着部を設け、雄側ケーブル挿通部に、雄側接続端子に接続されたケーブルを保持した雄側ケーブル用シール部材を挿入すると共に、雄側バックカバー装着部に雄側バックカバーを装着して、この雄側バックカバーで雄側ケーブル用シール部材を押圧して、この雄側ケーブル用シール部材を変形させて雄側ケーブル用シール部材を雄側ケーブル挿通部に押し付け、雌側ケーブル挿通部に、雌側接続端子に接続されたケーブルを保持した雌側ケーブル用シール部材を挿入すると共に、雌側バックカバー装着部に雌側バックカバーを装着して、この雌側バックカバーで雌側ケーブル用シール部材を押圧して、この雌側ケーブル用シール部材を変形させて雌側ケーブル用シール部材を雌側ケーブル挿通部に押し付けるようにしたことを特徴とする。
かかる構成により、雄側バックカバーで雄側ケーブル用シール部材を押圧して、この雄側ケーブル用シール部材を変形させることで、雄側ケーブル用シール部材を雄側ケーブル挿通部に押し付けてケーブル側の防水力を向上させることができるし、雌側バックカバーで雌側ケーブル用シール部材を押圧して、この雌側ケーブル用シール部材を変形させることで、雌側ケーブル用シール部材を雌側ケーブル挿通部に押し付けてケーブル側の防水力を向上させることができる。
本発明に係る防水コネクタによれば、雄側リテーナを雄側コネクタの一方の相手コネクタ嵌合部の、例えば開口部まで延出させ、雌側リテーナを雌側コネクタの他方の相手コネクタ嵌合部の、例えば開口部まで延出させても、雄側リテーナが雌側リテーナに干渉することがなく、このために、雄側リテーナを雄側コネクタの一方の相手コネクタ嵌合部の、例えば開口部まで延出させることができると共に、雌側リテーナを雌側コネクタの他方の相手コネクタ嵌合部の、例えば開口部まで延出させることができる。このために、雄側リテーナ及び雌側リテーナの挿入操作に治具等を使用することなく雄側リテーナ及び雌側リテーナの挿入操作を行なうことができて挿入操作性が良くなり、相手コネクタ嵌合部の小型化が可能になって、防水コネクタの小型化が可能になる。
また、本発明に係る防水コネクタによれば、シール部材の厚みが防水コネクタの大きさに影響することがなく、防水コネクタの小型化に寄与することができる。
また、本発明に係る防水コネクタによれば、シール部材の押圧時に、シール部材の一部がシール挿入溝部に挿入されるために、防水力を向上させることができる。
また、本発明に係る防水コネクタによれば、雄側バックカバーで雄側ケーブル用シール部材を押圧して、この雄側ケーブル用シール部材を半径方向に変形させることで、雄側ケーブル用シール部材を雄側ケーブル挿通部に押し付けてケーブル側の防水力を向上させることができるし、雌側バックカバーで雌側ケーブル用シール部材を押圧して、この雌側ケーブル用シール部材を半径方向に変形させることで、雌側ケーブル用シール部材を雌側ケーブル挿通部に押し付けてケーブル側の防水力を向上させることができる。
以下、本発明に係る防水コネクタの実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る防水コネクタにおける雄側コネクタと雌側コネクタとの結合直前の状態を断面で表わした説明図、図2は同雄側コネクタと雌側コネクタとの結合状態を断面で表わした説明図、図3は雄側コネクタを背面側から見た一部分解した斜視図である。なお、図1においてコネクタ挿抜方向を符号イで示す。
図1に示すように、防水コネクタは雄側コネクタAと雌側コネクタBから構成してある。雄側コネクタAは、図3乃至図10に示すように、絶縁樹脂材からなる筒形の雄側コネクタハウジング2を有しており、この雄側コネクタハウジング2は、背面が閉塞端部3であり、その内部は一方の相手コネクタ嵌合部である相手コネクタ嵌合部4にしてある(図8参照)。
そして、この相手コネクタ嵌合部4の閉塞端部3側は環形状のシール嵌挿部5にしてあり、このシール嵌挿部5の端面部5aには環状のシール挿入溝部6が形成してある。また、雄側コネクタハウジング2には、図8において上部に、シール嵌挿部5に開口するようにした係止孔5bが形成してあり、また、図8に示すように、後述する端子収容室形成部10にはシール嵌挿部5に開口する係止凹部5cが設けてある。
また、雄側コネクタハウジング2には、図9において上側に位置させてロック挿入部7が形成してあり、このロック挿入部7にはロック係止穴8が設けてある。また、雄側コネクタハウジング2の閉塞端部3には雄側ケーブル挿通部9が設けてある。
雄側コネクタハウジング2の閉塞端部3には相手コネクタ嵌合部4内に突入するようにして端子収容室形成部10が設けてあり、この端子収容室形成部10には、図10に示すように、コネクタ挿抜方向イに対して直交する方向(図10において上下方向)に複数の端子収容室11が設けてあり、これらの端子収容室11の上面側は開放している。そして、これらの端子収容室11の背面側は雄側ケーブル挿通部9に通じている。
また、図9に示すように、端子収容室形成部10の先端面部10aには端子収容室11に通じる端子挿入孔12が設けてあり、また、図10に示すように、端子収容室形成部10には、両端側の端子収容室11の外側に位置させてコネクタ挿抜方向イに沿う突起挿入溝部13が形成してある。
また、図8及び図9に示すように、雄側コネクタハウジング2の閉塞端部3には、端子収容室11と同数個の雄側ランス14が片持ち状に突設してあり、これらの雄側ランス14は端子収容室11の開放面上に位置している。また、閉塞端部3には、雄側ランス14を覆うようにしてリテーナ嵌合壁部15が突設してあり、このリテーナ嵌合壁部15と端子収容室形成部10との間に雄側リテーナ嵌合部16が形成してある。そして、リテーナ嵌合壁部15には係止用切欠き部17aと係止孔部17が形成してある。
また、雄側コネクタハウジング2の閉塞端部3の外面には雄側バックカバー装着部18が設けてある。この雄側バックカバー装着部18は、図3に示すように、閉塞端部3の外面に雄側ケーブル挿通部9を囲むようにして突設された環状突起部19と、雄側コネクタハウジング2の閉塞端部3の両側面部に形成された係合凹部20を有しており、環状突起部19には、図3において上、下部に係合突起21が設けてあり、また、係合凹部20には係合突起22が設けてある。
図11乃至図15に雄側リテーナ23を示す。この雄側リテーナ23は、レバー部24の先部にランス押圧部25を形成して構成してある。このランス押圧部25は、プレート状の挿入部26の裏面部26aに段部よりなる衝合部27Aを形成して、この衝合部27Aより先側を押え部27Bにし、裏面部26aに複数の仕切り壁部28を設けて、押え部27Bを複数に仕切った構成である。そして、ランス押圧部25の両側に位置する両側壁部25a,25bの底面部にはガイド突起部29Aが突設してあるし、ランス押圧部25の表面部の中央には係止突起部29Bが突設してある。
図16乃至図18にシール部材30を示す。このシール部材30は環状の部材本体30Aを有しており、この部材本体30Aの外周面には複数のリップ部31が形成してあり、また、シール部材30の外周部の図17において上部中央には係止突起部32が突設してあり、また、シール部材30の内周部の図17において下部中央には係止突起部33が突設してある。そして、シール部材30の閉鎖断面は、雌側コネクタBの外壁を構成する後述する雌側コネクタハウジング60の相手コネクタ嵌合部62側の部位60Aの閉鎖断面と同等にしてある。
図19及び図20に雄側ケーブル用シール部材36を示す。この雄側ケーブル用シール部材36は、雄側ケーブル挿通部9の断面形状と同じ形状の部材本体36Aを有しており、この部材本体36Aの外周面には複数のリップ部37が形成してあり、また、部材本体36Aの外周部の図19において上、下部中央には係止突起部37a,37bが突設してある。また、部材本体36Aの面部には複数のケーブル挿通孔38が形成してある。
また、図3に雄側バックカバー40を示す。この雄側バックカバー40は、雄側コネクタハウジング2の雄側バックカバー装着部18に装着されるものであって、この雄側バックカバー40は、雄側バックカバー装着部18の形状と同じ形状の部材本体40Aを有しており、この部材本体40Aの外周面の図3において上、下部中央に係止用切欠き部41が形成してある。また、部材本体40Aの外周面の図3において左、右側部中央には係止片部42が突設してあり、これらの係止片部42には係止孔部43が設けてある。そして、部材本体40Aの面部には複数の雄側ケーブル挿通孔44が形成してある。
また、図1に示すように、雄側接続端子45は、圧着部46と嵌合部47と雄側接触子48を有している。
そして、図1に示すように、雄側コネクタハウジング2のシール嵌挿部5にはシール部材30が挿入してある。この場合、シール部材30の係止突起部32が雄側コネクタハウジング2の係止孔5bに係止されると共に、係止突起部33が係止凹部5cに係止される。そして、シール部材30の端面部30aがシール嵌挿部5の端面部5aに当接している。
そして、図1に示すように、ケーブルであるシールド線50を、雄側バックカバー40の雄側ケーブル挿通孔44に挿通し、さらに、雄側ケーブル用シール部材36のケーブル挿通孔38に挿通した後に雄側接続端子45の圧着部46に圧着接続する。
そして、図1に示すように、雄側接続端子45を、雄側ケーブル挿通部9に挿入した後に、その嵌合部47を端子収容室11に嵌合収容する。この場合、雄側接触子48が端子挿入孔12を貫通して相手コネクタ嵌合部4内に突入する。そして、雄側ケーブル挿通部9に雄側ケーブル用シール部材36を嵌挿する。
そして、図3において、雄側バックカバー40を、雄側コネクタハウジング2の雄側バックカバー装着部18の環状突起部19に嵌合し、雄側バックカバー40の係止用切欠き部41に係止突起部21を係止し、係止片部42を係止凹部20に挿入して、これらの係止片部42の係止孔部43に係止突起部22を係脱可能に係止することで、雄側バックカバー装着部18に雄側バックカバー40を装着し、この雄側バックカバー40を雄側ケーブル用シール部材36に押し付けることで、この雄側ケーブル用シール部材36を変形させて雄側ケーブル用シール部材36を雄側ケーブル挿通部9の周面に押し付けてシールド線50と雄側ケーブル挿通部9とを封止する。
また、図21に示すように、雄側コネクタハウジング2の雄側リテーナ嵌合部15に雄側リテーナ23を嵌挿する。この場合、雄側リテーナ23の一対のガイド突起部29Aが、図10に示す端子収容室形成部10に設けた一対の突起挿入溝部13の先側(図10において左端側)に摺動可能に挿入し、ランス押圧部25の係合突起部29Bをリテーナ嵌合壁部15の係止用切欠き部17aに衝合させる。この状態では、ランス押圧部25は複数個の雄側ランス14を押圧しておらず、レバー部24の端部は相手コネクタ嵌合部4外に突出している。
図11、図21、図22に示すように、上記した状態では、雄側リテーナ23がプリセット状態であって、この雄側リテーナ23は、雄側接続端子45をセット(固着)していない。この雄側リテーナ23で、雄側接続端子45をセット(固着)する場合には、雄側リテーナ23を、そのレバー部24を操作して押し込むことにより、雄側リテーナ23のランス押圧部25の係合突起部29Bをリテーナ嵌合壁部15の係止用切欠き部17aから、このリテーナ嵌合壁部15の内面側に移動させて、この係合突起部29Bをリテーナ嵌合壁部15の係止孔部17に係脱可能に係合させると共に、ランス押圧部25の押え部27Bで雄側ランス14を押圧し、且つ衝合部27Aを雄側ランス14の端部に衝合させ押え部27Bで雄側ランス14を押えて、これらの雄側ランス14で雄側接続端子45の嵌合部47を押し付けて雄側接続端子45をセット(固着)する。
図1、図23乃至図28に示すように、雌側コネクタBは、絶縁樹脂材からなる筒形の雌側コネクタハウジング60を有しており、この雌側コネクタハウジング60は、背面側が閉塞端部61であり、その内部は他方の相手コネクタ嵌合部である相手コネクタ嵌合部62にしてある。
そして、雌側コネクタハウジング60には、図26において上側に位置させて片持ち片状のロック部63が設けてあり、このロック部63には係合突起部63aが設けてある。また、雌側コネクタハウジング60の閉塞端部61には雌側ケーブル挿通部64が設けてある。
雌側コネクタハウジング60の閉塞端部61には端子収容室形成部65と雌側リテーナ嵌合部68が設けてあり、この端子収容室形成部65には、図28に示すように、コネクタ挿抜方向イに対して直交する方向(図28において上下方向)に複数の端子収容室66が設けてあり、これらの端子収容室66は、図26において下面側が開放している。そして、これらの端子収容室66は雌側ケーブル挿通部64に通じている。また、図26に示すように、端子収容室形成部65の先端面部には端子収容室66に通じる端子挿入孔67が設けてある。
また、図27及び図28に示すように、雌側リテーナ嵌合部68の底面部には、一対のレール部69がコネクタ挿抜方向イに平行して形成してあり、これらレール部69は端子収容室66の図26において下方側に延長している。そして、レール部69にはリテーナ用ストッパ部70Aが突設してある。また、雌側リテーナ嵌合部68の底面部には、レール部68の外方に位置させてガイド用溝部71がコネクタ挿抜方向イに形成してあり、図26に示すように、これらのガイド用溝部71にリテーナ用ストッパ部70Bが突設してある。
また、図26に示すように、雌側コネクタハウジング60の閉塞端部61には、端子収容室66と同数個の雌側ランス72が片持ち状に突設してあり、これらの雌側ランス72は端子収容室66の開放面下に位置している。
また、雌側コネクタハウジング60の閉塞端部61の背面側には雌側バックカバー装着部73が設けてある。この雌側バックカバー装着部73は、図25に示すように、閉塞端部61の外面に雄側ケーブル挿通部64を囲むようにして形成された環状突起部19Aを有しており、この環状突起部19Aには、図25において上、下部に係合突起21Aが設けてあり、また、図25において左、右部に係合突起22Aが設けてある。
図29乃至図34に雌側リテーナ74を示す。この雌側リテーナ74は、プレート状のリテーナ本体74Aを備えており、このリテーナ本体74Aの先部には複数のランス押圧部75が形成してある。これらのランス押圧部75は、図32に示すように、リテーナ本体74Aの表面部74aの先部に段部76を形成して、この段部76より先側を押え部78にし、表面部74aに複数の仕切り壁部79を設けて、押え部78を複数に仕切った構成である。
また、図33に示すように、リテーナ本体74Aの裏面部74bには、一対のレールガイド溝部80が仕切り壁部79と平行に形成してあり、これらのレールガイド溝部80には、その先側に当接部81が設けてある。また、リテーナ本体74Aの裏面部74bの先側には、その両側に位置させてガイド突起部81Aが突設してある。
また、図1に示す雌側接続端子82は、圧着部83と嵌合部84と雌側接触子85を有している。また、図1に示すように、雌側バックカバー装着部73に装着される雌側バックカバー40Bは、雄側バックカバー装着部18に装着される雌側バックカバー40と同構成であるために、同じ符号を付して説明を省略する。また、雌側ケーブル用シール部材36Bは、雄側ケーブル用シール部材36と同構成であるために、同じ符号を付して説明を省略する。
そして、図1に示すように、ケーブルであるシールド線90を、雌側バックカバー40Bの雌側ケーブル挿通孔44に挿通し、さらに、雌側ケーブル用シール部材36Bのケーブル挿通孔38に挿通した後に雌側接続端子82の圧着部83に圧着接続する。
そして、図1に示すように、雌側接続端子82を、雌側ケーブル挿通部64に挿入した後に、その嵌合部84を端子収容室66に嵌合収容する。そして、ケーブル挿通部64に雌側ケーブル用シール部材36Bを嵌着する。
そして、雌側バックカバー40Bを雌側バックカバー装着部73の環状突起部19Aに嵌合し、雌側バックカバー40Bの係止用切欠き部41に係止突起部21Aを係止し、係止片部42の係止孔部43に係止突起部22Aを係脱可能に係止することで、雌側バックカバー装着部73に雌側バックカバー40Bを装着し、この雌側バックカバー40Bを雌側ケーブル用シール部材36Bに押し付けることで、この雌側ケーブル用シール部材36Bを変形させて雌側ケーブル用シール部材36Bを雌側ケーブル挿通部64の周面に押し付けてシールド線90と雌側ケーブル挿通部64とを封止する。
そして、図34に示すように、雌側コネクタハウジング60の雌側リテーナ嵌合部68に雌側リテーナ74を嵌挿する。この場合、雌側リテーナ74の一対のレールガイド溝部80に雌側リテーナ嵌合部68のレール部69を摺動可能に挿入して、雌側リテーナ74側の当接部81をリテーナ用ストッパ部70A(図26,図27,図28に明記)に当接すると共に、雌側リテーナ74側のガイド突起部81Aがガイド用溝部71側のリテーナ用ストッパ部70B(図26,図27に明記)に当接する。この場合、雌側リテーナ74のランス押圧部75の押え部78は雌側ランス72を押圧していない。
上記した状態では、雌側リテーナ74がプリセット状態であって、この雌側リテーナ74は、雌側接続端子82をセット(固着)していない。この雌側リテーナ74で、雌側接続端子82をセット(固着)する場合には、雌側リテーナ74を押し込むことにより、図2に示すように、雌側リテーナ74のランス押圧部75の押え部78で雌側ランス72を押圧し、これらの雌側ランス72に雌側接続端子82の嵌合部84を押し付けて雌側接続端子82をセット(固着)する。
次に、雄側コネクタAにおける雄側接触端子45、雄側ランス14及び雄側リテーナ23と、雌側コネクタBにおける雌側接触端子82、雌側ランス72及び雌側リテーナ74との配置関係を説明する。
図1に示すように、雄側コネクタAと雌側コネクタBとを、雄側接続端子45を雌側接続端子82に対向させて配置した状態で対峙させた際に、雌側接続端子82が雄側接続端子45に対して反転した逆向きであり、雄側ランス14と雌側ランス72とが、コネクタ挿抜方向イに直交する方向(図1において上下方向)に互いに離間させて配置されると共に、雌側ランス72は雄側ランス14に対して反転した逆向きであり、雄側リテーナ23と雌側リテーナ74とが、コネクタ挿抜方向イの直交方向に互いに離間させて配置されると共に、雌側リテーナ74は雄側リテーナ23に対して反転した逆向きである。
したがって、雄側リテーナ23を雄側コネクタAの相手コネクタ嵌合部4の開口部まで延出させ、雌側リテーナ74を雌側コネクタBの相手コネクタ嵌合部62の開口部まで延出させても、雄側リテーナ23が雌側リテーナ74に干渉することがなく、このために、雄側リテーナ23を相手コネクタ嵌合部4の開口部まで延出させることができると共に、雌側リテーナ72を相手コネクタ嵌合部62の開口部まで延出させることができる。
次に、雄側コネクタAと雌側コネクタBとの挿抜を説明する。雌側コネクタハウジング60側の部位60Aを雄側コネクタAの相手コネクタ嵌合部4に嵌合して、雄側接続端子45の雄側接触子48を雌側接続端子82の雌側接触子85に挿入し互いに接触させる。同時に、雌側コネクタBのロック部63を雄側コネクタAのロック挿入部7に挿入して係合突起部63aをロック係止穴8に係脱可能に係合し、雌側コネクタBを雄側コネクタAに結合する。
この場合、雌側コネクタハウジング60の部位60Aをシール嵌挿部5に挿入して、この部位60Aの端面でシール部材30の端面を押圧し、このシール部材30の変形により雌側コネクタハウジング60と雌側コネクタハウジング2との間の水密を保持する。一方、シール部材30の押圧時に、シール部材30の一部がシール挿入溝部6に挿入して防水力の向上に寄与することになる。
また、雄側コネクタAと雌側コネクタBとの結合を解除する場合には、ロック部63を押えて、係合突起部63aをロック係止穴8から外し、雌側コネクタBを引き抜くことで行なわれる。
上記した本発明の実施の形態によれば、雄側リテーナ23を相手コネクタ嵌合部4の、例えば開口部まで延出させ、雌側リテーナ74を相手コネクタ嵌合部62の、例えば開口部まで延出させても、雄側リテーナ23が雌側リテーナ74に干渉することがなく,雄側リテーナ23を雄側コネクタAの相手コネクタ嵌合部4の、例えば開口部まで延出させることができると共に、雌側リテーナ74を雌側コネクタBの相手コネクタ嵌合部62の、例えば開口部まで延出させることができるために、雄側リテーナ23及び雌側リテーナ74の挿入操作に治具等を使用することなく雄側リテーナ23及び雌側リテーナ74の挿入操作を行なうことができて挿入操作性が良くなり、相手コネクタ嵌合部4,62の小型化が可能になって、防水コネクタの小型化が可能になる。
また、本発明の実施の形態によれば、雄側コネクタハウジング2に、雌側コネクタBの外壁を構成する雌側コネクタハウジング60の相手コネクタ嵌合部62側の部位60Aが挿入される環状のシール嵌挿部5を設け、このシール嵌挿部5にシール部材30を嵌挿し、このシール部材30の閉鎖断面を部位60Aの閉鎖断面と同等にして、この雌側コネクタハウジング60の端面でシール部材30の端面を押圧するようにしたことにより、シール部材30の厚みが防水コネクタの大きさに影響することがなく、防水コネクタの小型化に寄与することができる。
また、本発明の実施の形態によれば、シール嵌挿部5の端面部5aに環状のシール挿入溝部6を形成し、シール部材30の押圧時に、シール部材30の一部をシール挿入溝部6に挿入させるようにしたことにより、シール部材30の押圧時に、シール部材30の一部がシール挿入溝部6に挿入されるために、防水力を向上させることができる。
また、本発明の実施の形態によれば、雄側バックカバー40で雄側ケーブル用シール部材36を押圧して、この雄側ケーブル用シール部材36を変形させることで、雄側ケーブル用シール部材36を雄側ケーブル挿通部9に押し付けてケーブル側の防水力を向上させることができるし、雌側バックカバー40Bで雌側ケーブル用シール部材36Bを押圧して、この雌側ケーブル用シール部材36Bを変形させることで、雌側ケーブル用シール部材36Bを雌側ケーブル挿通部64に押し付けてケーブル側の防水力を向上させることができる。
本発明に係る防水コネクタによれば、雄側リテーナ及び雌側リテーナの挿入操作性がよくなり、相手コネクタ嵌合部の小型化が可能になって、防水コネクタの小型化が可能になるという効果を有しており、例えば、自動車の電気系統に用いて好適な防水コネクタ等に有用である。
本発明に係る防水コネクタにおける雄側コネクタと雌側コネクタとの結合直前の状態を断面で表わした説明図である。 同雄側コネクタと雌側コネクタとの結合状態を断面で表わした説明図である。 雄側コネクタを背面側から見た一部分解した斜視図である。 雄側コネクタの平面図である。 同雄側コネクタの側面図である。 同雄側コネクタの正面図である。 同雄側コネクタの背面図である。 図6のA−A線に沿う断面図である。 図6のB−B線に沿う断面図である。 図6のC−C線に沿う断面図である。 雄側リテーナの平面図である。 同雄側リテーナの正面図である。 同雄側リテーナの側面図である。 同雄側リテーナの裏面図である。 図12のD−D線に沿う断面図である。 シール部材の平面図である。 同シール部材の正面図である。 図17のE−E線に沿う断面図である。 雄側ケーブル用シール部材(雌側ケーブル用シール部材)の正面図である。 雄側ケーブル用シール部材(雌側ケーブル用シール部材)の平面図である。 雄側接続端子のプレセット状態の説明図である。 雄側接続端子のセット状態の説明図である。 雌側コネクタの側面図である。 同雌側コネクタの正面図である。 同雌側コネクタの背面図である。 図24のF−F線に沿う断面図である。 図24のG−G線に沿う断面図である。 図24のH−H線に沿う断面図である。 雌側リテーナの正面図である。 同雌側リテーナの側面図である。 図29のI−I線に沿う断面図である。 同雌側リテーナの平面図である。 同雌側リテーナの裏面図である。 雌側接続端子のプレセット状態の説明図である。 従来のコネクタにおける雄側コネクタと雌側コネクタとの結合直前の状態を断面で表わした説明図である。
符号の説明
イ コネクタ挿抜方向
A 雄側コネクタ
B 雌側コネクタ
2 雄側コネクタハウジング
3 閉塞端部
4 相手コネクタ嵌合部(一方の相手コネクタ嵌合部)
5 シール嵌挿部
5a 端面部
6 シール挿入溝部
9 雄側ケーブル挿通部
10 端子収容室形成部
11 端子収容室
13 突起挿入溝部
14 雄側ランス
15 リテーナ嵌合壁部
16 雄側リテーナ嵌合部
17a 係止用切欠き部
17 係止孔部
18 雄側バックカバー装着部
19 環状突起部
20 係合凹部
21 係合突起
22 係合突起
23 雄側リテーナ
24 レバー部
25 ランス押圧部
26 挿入部
27A 衝合部
27B 押え部
28 仕切り壁部
29A ガイド突起部
29B 係止突起部
30 シール部材
32 係止突起部
33 係止突起部
36 雄側ケーブル用シール部材
36B 雌側ケーブル用シール部材
40 雄側バックカバー
40B 雌側バックカバー
45 雄側接続端子
46 圧着部
47 嵌合部
48 雄側接触子
60 雌側コネクタハウジング
61 閉塞端部
62 相手コネクタ嵌合部(他方の相手コネクタ嵌合部)
63 ロック部
64 雌側ケーブル挿通部
65 端子収容室形成部
66 端子収容室
68 雌側リテーナ嵌合部
69 レール部
70A リテーナ用ストッパ部
71 ガイド用溝部
70B リテーナ用ストッパ部
72 雌側ランス
73 雌側バックカバー装着部
74 雌側リテーナ
75 ランス押圧部
78 押え部
79 仕切り壁部
80 レールガイド溝部
81 当接部
81A ガイド突起部
82 雌側接続端子
83 圧着部
84 嵌合部
85 雌側接触子

Claims (4)

  1. 一方の相手コネクタ嵌合部を有し、且つこの一方の相手コネクタ嵌合部に雄側リテーナを挿入して、この雄側リテーナで雄側ランスを押圧して雄側接続端子を雄側コネクタハウジングに固定する雄側コネクタと、他方の相手コネクタ嵌合部を有し、且つこの他方の相手コネクタ嵌合部に雌側リテーナを挿入して、この雌側リテーナで雌側ランスを押圧して雌側接続端子を雌側コネクタハウジングに固定する雌側コネクタを備えた防水コネクタであって、
    前記雄側コネクタと前記雌側コネクタとを、前記雄側接続端子を前記雌側接続端子に対向させて配置した状態で対峙させた際に、前記雄側ランスと前記雌側ランスとが、コネクタ挿抜方向に直交する方向に互いに離間させて配置されると共に前記雌側ランスは前記雄側ランスに対して反転した逆向きであり、前記雄側リテーナと前記雌側リテーナとが前記直交方向に互いに離間させて配置され、前記雄側リテーナが前記一方の相手コネクタ嵌合部内に延出されており、前記雌側リテーナが前記他方の相手コネクタ嵌合部内に延出されていることを特徴とする防水コネクタ。
  2. 前記雄側コネクタハウジングに、前記雌側コネクタの外壁を構成する前記雌側コネクタハウジングが挿入されるシール嵌挿部を設け、このシール嵌挿部にシール部材を嵌挿し、このシール部材の閉鎖断面を、前記雌側コネクタハウジングの閉鎖断面と同等にして、この雌側コネクタハウジングの端面で前記シール部材の端面を押圧するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の防水コネクタ。
  3. 前記シール嵌挿部の端面部にシール挿入溝部を形成し、前記シール部材の押圧時に、前記シール部材の一部を前記シール挿入溝部に挿入させるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の防水コネクタ。
  4. 前記雄側コネクタハウジングに、雄側ケーブル挿通部と、この雄側ケーブル挿通部の背面側に位置する雄側バックカバー装着部を設けると共に、前記雌側コネクタハウジングに、雌側ケーブル挿通部と、この雌側ケーブル挿通部の背面側に位置する雌側バックカバー装着部を設け、前記雄側ケーブル挿通部に、前記雄側接続端子に接続されたケーブルを保持した雄側ケーブル用シール部材を挿入すると共に、前記雄側バックカバー装着部に雄側バックカバーを装着して、この雄側バックカバーで前記雄側ケーブル用シール部材を押圧して、この雄側ケーブル用シール部材を変形させて前記雄側ケーブル用シール部材を前記雄側ケーブル挿通部に押し付け、前記雌側ケーブル挿通部に、前記雌側接続端子に接続されたケーブルを保持した雌側ケーブル用シール部材を挿入すると共に、前記雌側バックカバー装着部に雌側バックカバーを装着して、この雌側バックカバーで前記雌側ケーブル用シール部材を押圧して、この雌側ケーブル用シール部材を変形させて前記雌側ケーブル用シール部材を前記雌側ケーブル挿通部に押し付けるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかの一に記載の防水コネクタ。

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