JP4781832B2 - 基板処理システム、基板処理装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

基板処理システム、基板処理装置、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、半導体基板、液晶表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板等(以下、単に「基板」と称する)に所定の処理を行う基板処理装置の動作を監視コントローラによって監視する技術に関する。
周知のように、半導体や液晶ディスプレイなどの製品は、上記基板に対して洗浄、レジスト塗布、露光、現像、エッチング、層間絶縁膜の形成、熱処理、ダイシングなどの一連の諸処理を施すことにより製造されている。従来より、これらの諸処理は複数の処理ユニットを組み込んだ基板処理装置において行われている。基板処理装置に設けられた搬送ロボットが各処理ユニットに基板を順次搬送し、各処理ユニットが基板に所定の処理を行うことによって該基板に一連の処理が施されるのである。
一方、近年における半導体デザインルールの急速な微細化の進展に伴って、基板の品質管理に対する要求水準も益々厳しいものとなっており、基板処理装置の各処理ユニットをより厳密に管理することが求められている。このため、例えば特許文献1には、基板処理装置とは別体のデータ収集コントローラを設け、それによって処理ユニットの動作状態の経時的変化までをも収集して監視するシステムが提案されている。このような専用のデータ収集コントローラを設けて処理ユニットの動作状態の経時的変化等を監視することにより、将来的な処理ユニットの故障予測も可能となり、より厳密な処理ユニットの管理を行うことができる。
特開2004−25057号公報
従来のシステムでは、上記専用のデータ収集コントローラが処理ユニットの動作状態の経時的変化を解析した結果は、より上位のホストコンピュータ等に報告され、処理ユニットの作動部に故障が生じる可能性のある場合は、ホストコンピュータ等が故障予告の表示を行っていた。
しかしながら、そのような故障予告情報等を基板処理装置側で把握することができなかったために、基板処理装置周辺で作業を行うオペレータが直ちに故障予告を認識することができず、トラブル対処やメンテナンス対応が遅れがちになるという問題があった。なお、将来的な故障予告ではなく、処理ユニットの作動部に現に故障やトラブルが生じているような場合は、基板処理装置がアラーム発報を行っていた。すなわち、従来においては、基板処理装置側で故障予告情報や実際の故障情報の一元的な管理がなされていなかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、基板処理装置側にて作動部の動作異常に関する情報を一元的に管理することができる基板処理技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、基板に所定の処理を行う基板処理装置と、当該基板処理装置の動作を監視する監視コントローラとを接続した基板処理システムにおいて、前記基板処理装置に、前記所定の処理のための動作を行う作動部と、前記作動部の動作情報を検出する検出部と、前記作動部の動作を管理する主制御部と、を備え、前記監視コントローラに、前記検出部から伝達された前記作動部の動作情報に基づいて前記作動部の動作状態の経時的変化を示す動作状態遷移情報を取得する取得部と、前記動作状態遷移情報が異常である場合に前記作動部の動作状態が異常である旨の警告信号を前記主制御部に伝達する教示部と、を備え、前記主制御部に、前記教示部から前記警告信号を受けたときに、前記作動部に故障が生じる可能性がある旨の警告を発報する警告発報部を備える
また、請求項の発明は、請求項1の発明に係る基板処理システムにおいて、前記教示部に前記警告信号としてアラームコードを前記主制御部に伝達させ、前記主制御部に、複数のアラームコードと複数の対処情報とを1対1にて対応付けたアラームファイルを有させるとともに、当該アラームファイルを検索して前記教示部から伝達されたアラームコードに対応する対処情報を取得させている。
また、請求項の発明は、基板に所定の処理を行う基板処理装置において、前記所定の処理のための動作を行う作動部と、前記作動部の動作情報を検出する検出部と、前記作動部の動作を管理する主制御部と、基板処理装置の動作を監視する監視コントローラとを備え、前記監視コントローラに、前記検出部から伝達された前記作動部の動作情報に基づいて前記作動部の動作状態の経時的変化を示す動作状態遷移情報を取得する取得部と、前記動作状態遷移情報が異常である場合に前記作動部の動作状態が異常である旨の警告信号を前記主制御部に伝達する教示部と、を備え、前記主制御部に、前記教示部から前記警告信号を受けたときに、前記作動部に故障が生じる可能性がある旨の警告を発報する警告発報部を備える
また、請求項の発明は、請求項3の発明に係る基板処理装置において、前記教示部に前記警告信号としてアラームコードを前記主制御部に伝達させ、前記主制御部に、複数のアラームコードと複数の対処情報とを1対1にて対応付けたアラームファイルを有させるとともに、当該アラームファイルを検索して前記教示部から伝達されたアラームコードに対応する対処情報を取得させている。
また、請求項の発明は、基板処理装置が備えるコンピュータによって実行されることにより、前記基板処理装置が請求項3または請求項4に記載の基板処理装置として動作するプログラムである。
また、請求項の発明は、請求項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
請求項1の発明によれば、動作状態遷移情報が異常である場合に作動部の動作状態が異常である旨の警告信号を基板処理装置の主制御部に伝達するため、基板処理装置側にて作動部の動作異常に関する情報を一元的に管理することができる。また、教示部から警告信号を受けたときに、作動部に故障が生じる可能性がある旨の警告を発報するため、基板処理装置周辺で作業を行うオペレータが直ちに故障予告を認識することができ、迅速なトラブル対処やメンテナンス対応が可能となる。
また、請求項の発明によれば、警告信号としてアラームコードを主制御部に伝達し、主制御部は、複数のアラームコードと複数の対処情報とを1対1にて対応付けたアラームファイルを有するとともに、当該アラームファイルを検索して教示部から伝達されたアラームコードに対応する対処情報を取得するため、警告信号を受けたときの確実な対処が可能となる。
また、請求項の発明によれば、動作状態遷移情報が異常である場合に作動部の動作状態が異常である旨の警告信号を主制御部に伝達するため、基板処理装置側にて作動部の動作異常に関する情報を一元的に管理することができる。また、教示部から警告信号を受けたときに、作動部に故障が生じる可能性がある旨の警告を発報するため、基板処理装置周辺で作業を行うオペレータが直ちに故障予告を認識することができ、迅速なトラブル対処やメンテナンス対応が可能となる。
また、請求項の発明によれば、警告信号としてアラームコードを主制御部に伝達し、主制御部は、複数のアラームコードと複数の対処情報とを1対1にて対応付けたアラームファイルを有するとともに、当該アラームファイルを検索して教示部から伝達されたアラームコードに対応する対処情報を取得するため、警告信号を受けたときの確実な対処が可能となる。
また、請求項の発明によれば、基板処理装置が備えるコンピュータにプログラムを実行させるだけで、その基板処理装置を請求項3または請求項4に記載の基板処理装置として動作させることができる。
また、請求項の発明によれば、基板処理装置が備えるコンピュータに記録媒体を読み取らせてプログラムを実行させるだけで、その基板処理装置を請求項3または請求項4に記載の基板処理装置として動作させることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る基板処理装置の平面図である。また、図2は基板処理装置の液処理部の正面図であり、図3は熱処理部の正面図であり、図4は基板載置部の周辺構成を示す図である。なお、図1から図4にはそれらの方向関係を明確にするためZ軸方向を鉛直方向とし、XY平面を水平面とするXYZ直交座標系を付している。
本実施形態の基板処理装置RFは、半導体ウェハ等の基板に反射防止膜やフォトレジスト膜を塗布形成するとともに、パターン露光後の基板に現像処理を行う装置である。なお、本発明に係る基板処理装置の処理対象となる基板は半導体ウェハに限定されるものではなく、液晶表示装置用のガラス基板等であっても良い。
本実施形態の基板処理装置RFは、インデクサブロック1、バークブロック2、レジスト塗布ブロック3、現像処理ブロック4およびインターフェイスブロック5の5つの処理ブロックを並設して構成されている。インターフェイスブロック5には本基板処理装置RFとは別体の外部装置である露光ユニット(ステッパ)EXPが接続配置されている。また、本実施形態の基板処理装置RFおよび露光ユニットEXPはホストコンピュータ100およびデータ収集サーバ200とLAN回線(図示省略)を経由して接続されている。
インデクサブロック1は、装置外から受け取った未処理基板をバークブロック2やレジスト塗布ブロック3に払い出すとともに、現像処理ブロック4から受け取った処理済み基板を装置外に搬出するための処理ブロックである。インデクサブロック1は、複数のキャリアC(本実施形態では4個)を並べて載置する載置台11と、各キャリアCから未処理の基板Wを取り出すとともに、各キャリアCに処理済みの基板Wを収納する基板移載機構12とを備えている。基板移載機構12は、載置台11に沿って(Y軸方向に沿って)水平移動可能な可動台12aを備えており、この可動台12aに基板Wを水平姿勢で保持する保持アーム12bが搭載されている。保持アーム12bは、可動台12a上を昇降(Z軸方向)移動、水平面内の旋回移動、および旋回半径方向に進退移動可能に構成されている。これにより、基板移載機構12は、保持アーム12bを各キャリアCにアクセスさせて未処理の基板Wの取り出しおよび処理済みの基板Wの収納を行うことができる。なお、キャリアCの形態としては、基板Wを密閉空間に収納するFOUP(front opening unified pod)の他に、SMIF(Standard Mechanical Inter Face)ポッドや収納基板Wを外気に曝すOC(open cassette)であっても良い。
インデクサブロック1に隣接してバークブロック2が設けられている。インデクサブロック1とバークブロック2との間には、雰囲気遮断用の隔壁13が設けられている。この隔壁13にインデクサブロック1とバークブロック2との間で基板Wの受け渡しを行うために基板Wを載置する2つの基板載置部PASS1,PASS2が上下に積層して設けられている。
上側の基板載置部PASS1は、インデクサブロック1からバークブロック2へ基板Wを搬送するために使用される。基板載置部PASS1は3本の支持ピンを備えており、インデクサブロック1の基板移載機構12はキャリアCから取り出した未処理の基板Wを基板載置部PASS1の3本の支持ピン上に載置する。そして、基板載置部PASS1に載置された基板Wを後述するバークブロック2の搬送ロボットTR1が受け取る。一方、下側の基板載置部PASS2は、バークブロック2からインデクサブロック1へ基板Wを搬送するために使用される。基板載置部PASS2も3本の支持ピンを備えており、バークブロック2の搬送ロボットTR1は処理済みの基板Wを基板載置部PASS2の3本の支持ピン上に載置する。そして、基板載置部PASS2に載置された基板Wを基板移載機構12が受け取ってキャリアCに収納する。なお、後述する基板載置部PASS3〜PASS10の構成も基板載置部PASS1,PASS2と同じである。
基板載置部PASS1,PASS2は、隔壁13の一部に部分的に貫通して設けられている。また、基板載置部PASS1,PASS2には、基板Wの有無を検出する光学式のセンサ(図示省略)が設けられており、各センサの検出信号に基づいて、基板移載機構12やバークブロック2の搬送ロボットTR1が基板載置部PASS1,PASS2に対して基板Wを受け渡しできる状態にあるか否かが判断される。
次に、バークブロック2について説明する。バークブロック2は、露光時に発生する定在波やハレーションを減少させるために、フォトレジスト膜の下地に反射防止膜を塗布形成するための処理ブロックである。バークブロック2は、基板Wの表面に反射防止膜を塗布形成するための下地塗布処理部BRCと、反射防止膜の塗布形成に付随する熱処理を行う2つの熱処理タワー21,21と、下地塗布処理部BRCおよび熱処理タワー21,21に対して基板Wの受け渡しを行う搬送ロボットTR1とを備える。
バークブロック2においては、搬送ロボットTR1を挟んで下地塗布処理部BRCと熱処理タワー21,21とが対向して配置されている。具体的には、下地塗布処理部BRCが装置正面側に、2つの熱処理タワー21,21が装置背面側に、それぞれ位置している。また、熱処理タワー21,21の正面側には図示しない熱隔壁を設けている。下地塗布処理部BRCと熱処理タワー21,21とを隔てて配置するとともに熱隔壁を設けることにより、熱処理タワー21,21から下地塗布処理部BRCに熱的影響を与えることを回避しているのである。
下地塗布処理部BRCは、図2に示すように、同様の構成を備えた3つの塗布処理ユニットBRC1,BRC2,BRC3を下から順に積層配置して構成されている。なお、3つの塗布処理ユニットBRC1,BRC2,BRC3を特に区別しない場合はこれらを総称して下地塗布処理部BRCとする。各塗布処理ユニットBRC1,BRC2,BRC3は、基板Wを略水平姿勢で吸着保持して略水平面内にて回転させるスピンチャック22、このスピンチャック22上に保持された基板W上に反射防止膜用の塗布液を吐出する塗布ノズル23、スピンチャック22を回転駆動させるスピンモータ24およびスピンチャック22上に保持された基板Wの周囲を囲繞するカップ(図示省略)等を備えている。
図3に示すように、インデクサブロック1に近い側の熱処理タワー21には、基板Wを所定の温度にまで加熱する6個のホットプレートHP1〜HP6と、加熱された基板Wを冷却して所定の温度にまで降温するとともに基板Wを当該所定の温度に維持するクールプレートCP1〜CP3とが設けられている。この熱処理タワー21には、下から順にクールプレートCP1〜CP3、ホットプレートHP1〜HP6が積層配置されている。一方、インデクサブロック1から遠い側の熱処理タワー21には、レジスト膜と基板Wとの密着性を向上させるためにHMDS(ヘキサメチルジシラザン)の蒸気雰囲気で基板Wを熱処理する3個の密着強化処理部AHL1〜AHL3が下から順に積層配置されている。なお、図3において「×」印で示した箇所には配管配線部や、予備の空きスペースが割り当てられている。
このように塗布処理ユニットBRC1〜BRC3や熱処理ユニット(バークブロック2ではホットプレートHP1〜HP6、クールプレートCP1〜CP3、密着強化処理部AHL1〜AHL3)を多段に積層配置することにより、基板処理装置RFの占有スペースを小さくしてフットプリントを削減することができる。また、2つの熱処理タワー21,21を並設することによって、熱処理ユニットのメンテナンスが容易になるとともに、熱処理ユニットに必要なダクト配管や給電設備をあまり高い位置にまで引き延ばす必要がなくなるという利点がある。
図5は、搬送ロボットTR1を説明するための図である。図5(a)は搬送ロボットTR1の平面図であり、(b)は搬送ロボットTR1の正面図である。搬送ロボットTR1は、基板Wを略水平姿勢で保持する2個の保持アーム6a,6bを上下に近接させて備えている。保持アーム6a,6bは、先端部が平面視で「C」字形状になっており、この「C」字形状のアームの内側から内方に突き出た複数本のピン7で基板Wの周縁を下方から支持するようになっている。
搬送ロボットTR1の基台8は装置基台(装置フレーム)に対して固定設置されている。この基台8上に、ガイド軸9cが立設されるとともに、螺軸9aが回転可能に立設支持されている。また、基台8には螺軸9aを回転駆動するモータ9bが固定設置されている。そして、螺軸9aには昇降台10aが螺合されるとともに、昇降台10aはガイド軸9cに対して摺動自在とされている。このような構成により、モータ9bが螺軸9aを回転駆動することにより、昇降台10aがガイド軸9cに案内されて鉛直方向(Z方向)に昇降移動するようになっている。
また、昇降台10a上にアーム基台10bが鉛直方向に沿った軸心周りに旋回可能に搭載されている。昇降台10aには、アーム基台10bを旋回駆動するモータ10cが内蔵されている。そして、このアーム基台10b上に上述した2個の保持アーム6a,6bが上下に配設されている。各保持アーム6a,6bは、アーム基台10bに装備されたスライド駆動機構(図示省略)によって、それぞれ独立して水平方向(アーム基台10bの旋回半径方向)に進退移動可能に構成されている。
このような構成によって、図5(a)に示すように、搬送ロボットTR1は2個の保持アーム6a,6bをそれぞれ個別に基板載置部PASS1,PASS2、熱処理タワー21に設けられた熱処理ユニット、下地塗布処理部BRCに設けられた塗布処理ユニットおよび後述する基板載置部PASS3,PASS4に対してアクセスさせて、それらとの間で基板Wの授受を行うことができる。
次に、レジスト塗布ブロック3について説明する。バークブロック2と現像処理ブロック4との間に挟み込まれるようにしてレジスト塗布ブロック3が設けられている。このレジスト塗布ブロック3とバークブロック2との間にも、雰囲気遮断用の隔壁25が設けられている。この隔壁25にバークブロック2とレジスト塗布ブロック3との間で基板Wの受け渡しを行うために基板Wを載置する2つの基板載置部PASS3,PASS4が上下に積層して設けられている。基板載置部PASS3,PASS4は、上述した基板載置部PASS1,PASS2と同様の構成を備えている。
上側の基板載置部PASS3は、バークブロック2からレジスト塗布ブロック3へ基板Wを搬送するために使用される。すなわち、バークブロック2の搬送ロボットTR1が基板載置部PASS3に載置した基板Wをレジスト塗布ブロック3の搬送ロボットTR2が受け取る。一方、下側の基板載置部PASS4は、レジスト塗布ブロック3からバークブロック2へ基板Wを搬送するために使用される。すなわち、レジスト塗布ブロック3の搬送ロボットTR2が基板載置部PASS4に載置した基板Wをバークブロック2の搬送ロボットTR1が受け取る。
基板載置部PASS3,PASS4は、隔壁25の一部に部分的に貫通して設けられている。また、基板載置部PASS3,PASS4には、基板Wの有無を検出する光学式のセンサ(図示省略)が設けられており、各センサの検出信号に基づいて、搬送ロボットTR1,TR2が基板載置部PASS3,PASS4に対して基板Wを受け渡しできる状態にあるか否かが判断される。さらに、基板載置部PASS3,PASS4の下側には、基板Wを大まかに冷却するための水冷式の2つのクールプレートWCPが隔壁25を貫通して上下に設けられている(図4)。
レジスト塗布ブロック3は、バークブロック2にて反射防止膜が塗布形成された基板W上にレジストを塗布してレジスト膜を形成するための処理ブロックである。なお、本実施形態では、フォトレジストとして化学増幅型レジストを用いている。レジスト塗布ブロック3は、下地塗布された反射防止膜の上にレジストを塗布するレジスト塗布処理部SCと、レジスト塗布処理に付随する熱処理を行う2つの熱処理タワー31,31と、レジスト塗布処理部SCおよび熱処理タワー31,31に対して基板Wの受け渡しを行う搬送ロボットTR2とを備える。
レジスト塗布ブロック3においては、搬送ロボットTR2を挟んでレジスト塗布処理部SCと熱処理タワー31,31とが対向して配置されている。具体的には、レジスト塗布処理部SCが装置正面側に、2つの熱処理タワー31,31が装置背面側に、それぞれ位置している。また、熱処理タワー31,31の正面側には図示しない熱隔壁を設けている。レジスト塗布処理部SCと熱処理タワー31,31とを隔てて配置するとともに熱隔壁を設けることにより、熱処理タワー31,31からレジスト塗布処理部SCに熱的影響を与えることを回避しているのである。
レジスト塗布処理部SCは、図2に示すように、同様の構成を備えた3つの塗布処理ユニットSC1,SC2,SC3を下から順に積層配置して構成されている。なお、3つの塗布処理ユニットSC1,SC2,SC3を特に区別しない場合はこれらを総称してレジスト塗布処理部SCとする。各塗布処理ユニットSC1,SC2,SC3は、基板Wを略水平姿勢で吸着保持して略水平面内にて回転させるスピンチャック32、このスピンチャック32上に保持された基板W上にレジスト液を吐出する塗布ノズル33、スピンチャック32を回転駆動させるスピンモータ36およびスピンチャック32上に保持された基板Wの周囲を囲繞するカップ(図示省略)等を備えている。
図3に示すように、インデクサブロック1に近い側の熱処理タワー31には、基板Wを所定の温度にまで加熱する6個の加熱部PHP1〜PHP6が下から順に積層配置されている。一方、インデクサブロック1から遠い側の熱処理タワー31には、加熱された基板Wを冷却して所定の温度にまで降温するとともに基板Wを当該所定の温度に維持するクールプレートCP4〜CP9が下から順に積層配置されている。
各加熱部PHP1〜PHP6は、基板Wを載置して加熱処理を行う通常のホットプレートの他に、そのホットプレートと隔てられた上方位置に基板Wを載置しておく基板仮置部と、該ホットプレートと基板仮置部との間で基板Wを搬送するローカル搬送機構34(図1参照)とを備えた熱処理ユニットである。ローカル搬送機構34は、昇降移動および進退移動が可能に構成されるとともに、冷却水を循環させることによって搬送過程の基板Wを冷却する機構を備えている。
ローカル搬送機構34は、上記ホットプレートおよび基板仮置部を挟んで搬送ロボットTR2とは反対側、すなわち装置背面側に設置されている。そして、基板仮置部は搬送ロボットTR2側およびローカル搬送機構34側の双方に対して開口している一方、ホットプレートはローカル搬送機構34側にのみ開口し、搬送ロボットTR2側には閉塞している。従って、基板仮置部に対しては搬送ロボットTR2およびローカル搬送機構34の双方がアクセスできるが、ホットプレートに対してはローカル搬送機構34のみがアクセス可能である。
このような構成を備える各加熱部PHP1〜PHP6に基板Wを搬入するときには、まず搬送ロボットTR2が基板仮置部に基板Wを載置する。そして、ローカル搬送機構34が基板仮置部から基板Wを受け取ってホットプレートまで搬送し、該基板Wに加熱処理が施される。ホットプレートでの加熱処理が終了した基板Wは、ローカル搬送機構34によって取り出されて基板仮置部まで搬送される。このときに、ローカル搬送機構34が備える冷却機能によって基板Wが冷却される。その後、基板仮置部まで搬送された熱処理後の基板Wが搬送ロボットTR2によって取り出される。
このように、加熱部PHP1〜PHP6においては、搬送ロボットTR2が常温の基板仮置部に対して基板Wの受け渡しを行うだけで、ホットプレートに対して直接に基板Wの受け渡しを行わないため、搬送ロボットTR2の温度上昇を抑制することができる。また、ホットプレートはローカル搬送機構34側にのみ開口しているため、ホットプレートから漏出した熱雰囲気によって搬送ロボットTR2やレジスト塗布処理部SCが悪影響を受けることが防止される。なお、クールプレートCP4〜CP9に対しては搬送ロボットTR2が直接基板Wの受け渡しを行う。
搬送ロボットTR2の構成は、搬送ロボットTR1と全く同じである。よって、搬送ロボットTR2は2個の保持アームをそれぞれ個別に基板載置部PASS3,PASS4、熱処理タワー31,31に設けられた熱処理ユニット、レジスト塗布処理部SCに設けられた塗布処理ユニットおよび後述する基板載置部PASS5,PASS6に対してアクセスさせて、それらとの間で基板Wの授受を行うことができる。
次に、現像処理ブロック4について説明する。レジスト塗布ブロック3とインターフェイスブロック5との間に挟み込まれるようにして現像処理ブロック4が設けられている。レジスト塗布ブロック3と現像処理ブロック4との間にも、雰囲気遮断用の隔壁35が設けられている。この隔壁35にレジスト塗布ブロック3と現像処理ブロック4との間で基板Wの受け渡しを行うために基板Wを載置する2つの基板載置部PASS5,PASS6が上下に積層して設けられている。基板載置部PASS5,PASS6は、上述した基板載置部PASS1,PASS2と同様の構成を備えている。
上側の基板載置部PASS5は、レジスト塗布ブロック3から現像処理ブロック4へ基板Wを搬送するために使用される。すなわち、レジスト塗布ブロック3の搬送ロボットTR2が基板載置部PASS5に載置した基板Wを現像処理ブロック4の搬送ロボットTR3が受け取る。一方、下側の基板載置部PASS6は、現像処理ブロック4からレジスト塗布ブロック3へ基板Wを搬送するために使用される。すなわち、現像処理ブロック4の搬送ロボットTR3が基板載置部PASS6に載置した基板Wをレジスト塗布ブロック3の搬送ロボットTR2が受け取る。
基板載置部PASS5,PASS6は、隔壁35の一部に部分的に貫通して設けられている。また、基板載置部PASS5,PASS6には、基板Wの有無を検出する光学式のセンサ(図示省略)が設けられており、各センサの検出信号に基づいて、搬送ロボットTR2,TR3が基板載置部PASS5,PASS6に対して基板Wを受け渡しできる状態にあるか否かが判断される。さらに、基板載置部PASS5,PASS6の下側には、基板Wを大まかに冷却するための水冷式の2つのクールプレートWCPが隔壁35を貫通して上下に設けられている(図4)。
現像処理ブロック4は、露光処理後の基板Wに対して現像処理を行うための処理ブロックである。現像処理ブロック4は、パターンが露光された基板Wに対して現像液を供給して現像処理を行う現像処理部SDと、現像処理に付随する熱処理を行う2つの熱処理タワー41,42と、現像処理部SDおよび熱処理タワー41,42に対して基板Wの受け渡しを行う搬送ロボットTR3とを備える。なお、搬送ロボットTR3は、上述した搬送ロボットTR1,TR2と全く同じ構成を有する。
現像処理部SDは、図2に示すように、同様の構成を備えた5つの現像処理ユニットSD1,SD2,SD3,SD4,SD5を下から順に積層配置して構成されている。なお、5つの現像処理ユニットSD1〜SD5を特に区別しない場合はこれらを総称して現像処理部SDとする。各現像処理ユニットSD1〜SD5は、基板Wを略水平姿勢で吸着保持して略水平面内にて回転させるスピンチャック43、このスピンチャック43上に保持された基板W上に現像液を供給するノズル44、スピンチャック43を回転駆動させるスピンモータ45およびスピンチャック43上に保持された基板Wの周囲を囲繞するカップ(図示省略)等を備えている。
図3に示すように、インデクサブロック1に近い側の熱処理タワー41には、基板Wを所定の温度にまで加熱する5個のホットプレートHP7〜HP11と、加熱された基板Wを冷却して所定の温度にまで降温するとともに基板Wを当該所定の温度に維持するクールプレートCP10〜CP13とが設けられている。この熱処理タワー41には、下から順にクールプレートCP10〜CP13、ホットプレートHP7〜HP11が積層配置されている。一方、インデクサブロック1から遠い側の熱処理タワー42には、6個の加熱部PHP7〜PHP12とクールプレートCP14とが積層配置されている。各加熱部PHP7〜PHP12は、上述した加熱部PHP1〜PHP6と同様に、基板仮置部およびローカル搬送機構を備えた熱処理ユニットである。但し、各加熱部PHP7〜PHP12の基板仮置部およびクールプレートCP14はインターフェイスブロック5の搬送ロボットTR4の側には開口しているが、現像処理ブロック4の搬送ロボットTR3の側には閉塞している。つまり、加熱部PHP7〜PHP12およびクールプレートCP14に対してはインターフェイスブロック5の搬送ロボットTR4はアクセス可能であるが、現像処理ブロック4の搬送ロボットTR3はアクセス不可である。なお、熱処理タワー41に組み込まれた熱処理ユニットに対しては現像処理ブロック4の搬送ロボットTR3がアクセスする。
また、熱処理タワー42の最上段には、現像処理ブロック4と、これに隣接するインターフェイスブロック5との間で基板Wの受け渡しを行うための2つの基板載置部PASS7,PASS8が上下に近接して組み込まれている。上側の基板載置部PASS7は、現像処理ブロック4からインターフェイスブロック5へ基板Wを搬送するために使用される。すなわち、現像処理ブロック4の搬送ロボットTR3が基板載置部PASS7に載置した基板Wをインターフェイスブロック5の搬送ロボットTR4が受け取る。一方、下側の基板載置部PASS8は、インターフェイスブロック5から現像処理ブロック4へ基板Wを搬送するために使用される。すなわち、インターフェイスブロック5の搬送ロボットTR4が基板載置部PASS8に載置した基板Wを現像処理ブロック4の搬送ロボットTR3が受け取る。なお、基板載置部PASS7,PASS8は、現像処理ブロック4の搬送ロボットTR3およびインターフェイスブロック5の搬送ロボットTR4の両側に対して開口している。
次に、インターフェイスブロック5について説明する。インターフェイスブロック5は、現像処理ブロック4に隣接して設けられ、レジスト塗布処理が行われてレジスト膜が形成された基板Wをレジスト塗布ブロック3から受け取って本基板処理装置RFとは別体の外部装置である露光ユニットEXPに渡すとともに、露光済みの基板Wを露光ユニットEXPから受け取って現像処理ブロック4に渡すブロックである。本実施形態のインターフェイスブロック5には、露光ユニットEXPとの間で基板Wの受け渡しを行うための搬送機構55の他に、レジスト膜が形成された基板Wの周縁部を露光する2つのエッジ露光ユニットEEW1,EEW2と、現像処理ブロック4内に配設された加熱部PHP7〜PHP12、クールプレートCP14およびエッジ露光ユニットEEW1,EEW2に対して基板Wを受け渡しする搬送ロボットTR4とを備えている。
エッジ露光ユニットEEW1,EEW2(2つのエッジ露光ユニットEEW1,EEW2を特に区別しない場合はこれらを総称してエッジ露光部EEWとする)は、図2に示すように、基板Wを略水平姿勢で吸着保持して略水平面内にて回転させるスピンチャック56や、このスピンチャック56に保持された基板Wの周縁に光を照射して露光する光照射器57などを備えている。2つのエッジ露光ユニットEEW1,EEW2は、インターフェイスブロック5の中央部に上下に積層配置されている。このエッジ露光部EEWと現像処理ブロック4の熱処理タワー42とに隣接して配置されている搬送ロボットTR4は上述した搬送ロボットTR1〜TR3と同様の構成を備えている。
また、図2に示すように、2つのエッジ露光ユニットEEW1,EEW2の下側には基板戻し用のリターンバッファRBFが設けられ、さらにその下側には2つの基板載置部PASS9,PASS10が上下に積層して設けられている。リターンバッファRBFは、何らかの障害によって現像処理ブロック4が基板Wの現像処理を行うことができない場合に、現像処理ブロック4の加熱部PHP7〜PHP12で露光後の加熱処理を行った後に、その基板Wを一時的に収納保管しておくものである。このリターンバッファRBFは、複数枚の基板Wを多段に収納できる収納棚によって構成されている。また、上側の基板載置部PASS9は搬送ロボットTR4から搬送機構55に基板Wを渡すために使用するものであり、下側の基板載置部PASS10は搬送機構55から搬送ロボットTR4に基板Wを渡すために使用するものである。なお、リターンバッファRBFに対しては搬送ロボットTR4がアクセスを行う。
搬送機構55は、図2に示すように、Y方向に水平移動可能な可動台55aを備え、この可動台55a上に基板Wを保持する保持アーム55bを搭載している。保持アーム55bは、可動台55aに対して昇降移動、旋回動作および旋回半径方向への進退移動が可能に構成されている。このような構成によって、搬送機構55は、露光ユニットEXPとの間で基板Wの受け渡しを行うとともに、基板載置部PASS9,PASS10に対する基板Wの受け渡しと、基板送り用のセンドバッファSBFに対する基板Wの収納および取り出しを行う。センドバッファSBFは、露光ユニットEXPが基板Wの受け入れをできないときに、露光処理前の基板Wを一時的に収納保管するもので、複数枚の基板Wを多段に収納できる収納棚によって構成されている。
以上のインデクサブロック1、バークブロック2、レジスト塗布ブロック3、現像処理ブロック4およびインターフェイスブロック5には常に清浄空気がダウンフローとして供給されており、各ブロック内でパーティクルの巻き上がりや気流によるプロセスへの悪影響を回避している。また、各ブロック内は装置の外部環境に対して若干陽圧に保たれ、外部環境からのパーティクルや汚染物質の進入などを防いでいる。
また、上述したインデクサブロック1、バークブロック2、レジスト塗布ブロック3、現像処理ブロック4およびインターフェイスブロック5は、本実施形態の基板処理装置RFを機構的に分割した単位である。各ブロックは、各々個別のブロック用フレーム(枠体)に組み付けられ、各ブロック用フレームを連結して基板処理装置RFが構成されている。
一方、本実施形態では、基板搬送に係る搬送制御単位を機械的に分割したブロックとは別に構成している。本明細書では、このような基板搬送に係る搬送制御単位を「セル」と称する。1つのセルは、基板搬送を担当する搬送ロボットと、その搬送ロボットによって基板が搬送されうる搬送対象部とを含んで構成されている。そして、上述した各基板載置部が、セル内に基板Wを受け入れるための入口基板載置部またはセルから基板Wを払い出すための出口基板載置部として機能する。すなわち、セル間の基板Wの受け渡しも基板載置部を介して行われる。なお、セルを構成する搬送ロボットとしては、インデクサブロック1の基板移載機構12やインターフェイスブロック5の搬送機構55も含まれる。
本実施形態の基板処理装置RFには、インデクサセル、バークセル、レジスト塗布セル、現像処理セル、露光後ベークセルおよびインターフェイスセルの6つのセルが含まれている。インデクサセルは、載置台11と基板移載機構12とを含み、機械的に分割した単位であるインデクサブロック1と結果的に同じ構成となっている。また、バークセルは、下地塗布処理部BRCと2つの熱処理タワー21,21と搬送ロボットTR1とを含む。このバークセルも、機械的に分割した単位であるバークブロック2と結果として同じ構成になっている。さらに、レジスト塗布セルは、レジスト塗布処理部SCと2つの熱処理タワー31,31と搬送ロボットTR2とを含む。このレジスト塗布セルも、機械的に分割した単位であるレジスト塗布ブロック3と結果として同じ構成になっている。
一方、現像処理セルは、現像処理部SDと熱処理タワー41と搬送ロボットTR3とを含む。上述したように、搬送ロボットTR3は熱処理タワー42の加熱部PHP7〜PHP12およびクールプレートCP14に対してアクセスすることができず、現像処理セルに熱処理タワー42は含まれない。この点において、現像処理セルは機械的に分割した単位である現像処理ブロック4と異なる。
また、露光後ベークセルは、現像処理ブロック4に位置する熱処理タワー42と、インターフェイスブロック5に位置するエッジ露光部EEWと搬送ロボットTR4とを含む。すなわち、露光後ベークセルは、機械的に分割した単位である現像処理ブロック4とインターフェイスブロック5とにまたがるものである。このように露光後加熱処理を行う加熱部PHP7〜PHP12と搬送ロボットTR4とを含んで1つのセルを構成しているので、露光後の基板Wを速やかに加熱部PHP7〜PHP12に搬入して熱処理を行うことができる。このような構成は、パターンの露光を行った後なるべく速やかに加熱処理を行う必要のある化学増幅型レジストを使用した場合に好適である。
なお、熱処理タワー42に含まれる基板載置部PASS7,PASS8は現像処理セルの搬送ロボットTR3と露光後ベークセルの搬送ロボットTR4との間の基板Wの受け渡しのために介在する。
インターフェイスセルは、外部装置である露光ユニットEXPに対して基板Wの受け渡しを行う搬送機構55を含んで構成されている。このインターフェイスセルは、搬送ロボットTR4やエッジ露光部EEWを含まない点で、機械的に分割した単位であるインターフェイスブロック5とは異なる構成となっている。なお、エッジ露光部EEWの下方に設けられた基板載置部PASS9,PASS10は露光後ベークセルの搬送ロボットTR4とインターフェイスセルの搬送機構55との間の基板Wの受け渡しのために介在する。
次に、本実施形態の基板処理装置RFの制御機構について説明する。図6は、制御機構の概略を示すブロック図である。同図に示すように、本実施形態の基板処理装置RFは、メインコントローラ(主制御部)MC、セルコントローラCC、ユニットコントローラUCの3階層からなる制御階層を備えるとともに、データコントローラDCを備えている。メインコントローラMC、セルコントローラCC、ユニットコントローラUCおよびデータコントローラDCのハードウェアとしての構成は一般的なコンピュータと同様である。すなわち、各コントローラは、各種演算処理を行うCPU、基本プログラムを記憶する読み出し専用のメモリであるROM、各種情報を記憶する読み書き自在のメモリであるRAMおよび制御用アプリケーションやデータなどを記憶しておく磁気ディスク等を備えている。
第1階層のメインコントローラMCは、基板処理装置RF全体に1つ設けられており、装置全体の管理を主に担当する。メインコントローラMCは、後述するセルコントローラCCの上位コントローラとして各セルコントローラCCに指示を与えるとともに、各セルコントローラCCからの情報を受ける。また、メインコントローラMCには入力機器としてのキーボードKBおよびディスプレイとして機能するメインパネルMPが接続されている。メインコントローラMCは、キーボードKBから入力された種々のコマンドおよびパラメータを受け付けるとともに、メインパネルMPに各種情報を表示する。なお、メインパネルMPをタッチパネルにて構成し、メインパネルMPからメインコントローラMCに入力作業を行うようにしても良い。
また、メインコントローラMCにはメモリーデバイスを接続することが可能である。本実施形態のメモリーデバイスはメモリーカード99である。基板処理装置RFの制御機構が実行する後述の各処理が記述されたプログラムが記録されたメモリーカード99をメモリーカードスロットMSに装着することにより、メインコントローラMCは当該プログラムを読み出して基板処理装置RFにインストールすることができる。基板処理装置RFの各コントローラのCPUがそのプログラムを実行することにより、各コントローラが後述の各処理を行う。なお、上記のプログラムは、例えばホストコンピュータ100等からネットワーク経由にてダウンロードしてインストールするようにしても良い。また、メモリーカード99に代えてCD−ROMやDVD等の他の記録媒体を使用することもでき、その場合はCD−ROMやDVD等に上記のプログラムが記録され、メインコントローラMCに接続された専用の光学ディスクユニット(例えば、CD−ROMの場合はCD−ROMドライブ、DVDの場合はDVDドライブ)によってそのプログラムが読み出される。
第2階層の制御機構としては、セルコントローラCCの他に、図示を省略するスピンコントローラ、ベークコントローラ、インデクサコントローラ、インターフェイスコントローラ、エッジ露光コントローラ等が設けられている。セルコントローラCCは、6つのセル(インデクサセル、バークセル、レジスト塗布セル、現像処理セル、露光後ベークセルおよびインターフェイスセル)のそれぞれに対して個別に設けられている。セルコントローラCCは、メインコントローラMCとユニットコントローラUCとの間の中位コントローラである。各セルコントローラCCは、対応するセル内の基板搬送管理を主に担当する。具体的には、各セルのセルコントローラCCは、所定の基板載置部に基板Wを置いたという情報を、隣のセルのセルコントローラCCに送り、その基板Wを受け取ったセルのセルコントローラCCは、当該基板載置部から基板Wを受け取ったという情報を元のセルのセルコントローラCCに返すという情報の送受信を行う。このような情報の送受信はメインコントローラMCを介して行われる。そして、各セルコントローラCCはセル内に基板Wが搬入された旨の情報を受け取ったときに、搬送ロボットを制御してセル内で当該基板Wを所定の手順に従って循環搬送させる。
一方、スピンコントローラやベークコントローラは、セル内のユニット管理を主に担当する。例えば、スピンコントローラは、下地塗布処理部BRC、レジスト塗布処理部SCおよび現像処理部SDのそれぞれに一つずつ設けられており、レジスト塗布処理部SCに対応するスピンコントローラは3つの塗布処理ユニットSC1,SC2,SC3の管理を担当する。同様に、現像処理部SDに対応するスピンコントローラは5つの現像処理ユニットSD1,SD2,SD3,SD4,SD5の管理を担当する。具体的には、スピンコントローラやベークコントローラ等は、後述のユニットコントローラUCを介して処理ユニットの作動部を管理する。
また、第3階層のユニットコントローラUCは、例えばモータ制御機器、温度制御機器、ロボット制御機器等を備え、処理ユニットを直接制御する下位コントローラである。ユニットコントローラUCとしては、例えばスピンサーボコントローラやヒータコントローラが設けられている。スピンサーボコントローラは、スピンコントローラの指示に従ってスピンユニット(塗布処理ユニットおよび現像処理ユニット)における基板回転を直接制御するものである。具体的には、スピンサーボコントローラは、例えばスピンユニットのスピンモータを制御して基板Wの回転数を調整する。また、ヒータコントローラは、ベークコントローラの指示に従って熱処理ユニット(ホットプレート、クールプレート、加熱部等)を直接制御するものである。具体的には、ヒータコントローラは、例えばホットプレートに内蔵されたヒータを制御してプレート温度等を調整する。また、ユニットコントローラUCは、処理ユニットの作動部の動作情報を検出する各種センサ(温度センサ、回転数センサ、電流計、圧力センサ等)の検出結果をセルコントローラCC、スピンコントローラ、ベークコントローラ等および後述のデータコントローラDCに報告する。
複数のユニットコントローラUCは、データコントローラDCとも接続されている。データコントローラ(監視コントローラ)DCは、ユニットコントローラUCから伝達された処理ユニットの作動部の動作状態を分析して動作状態遷移情報を取得し、その動作状態遷移情報が異常である場合にはメインコントローラMCに警告信号を発信する。このデータコントローラDCの処理については、さらに後述する。また、データコントローラDCは、装置外部のデータ収集サーバ200とも接続されており、ユニットコントローラUCから伝達された処理ユニットの作動部の動作状態をデータ収集サーバ200に送信する。
また、基板処理装置RFに設けられた3階層からなる制御階層のさらに上位の制御機構として、基板処理装置RFとLAN回線を介して接続されたホストコンピュータ100が位置している(図1参照)。ホストコンピュータ100は、各種演算処理を行うCPU、基本プログラムを記憶する読み出し専用のメモリであるROM、各種情報を記憶する読み書き自在のメモリであるRAMおよび制御用アプリケーションやデータなどを記憶しておく磁気ディスク等を備えており、一般的なコンピュータと同様の構成を有している。ホストコンピュータ100には、本実施形態の基板処理装置RFが通常複数台接続されている。ホストコンピュータ100は、接続されたそれぞれの基板処理装置RFに処理手順および処理条件を記述したレシピを渡す。ホストコンピュータ100から渡されたレシピは各基板処理装置RFのメインコントローラMCの記憶部(例えばメモリ)に記憶される。
データ収集サーバ200もLAN回線を介して基板処理装置RFと接続されている。データ収集サーバ200は、データコントローラDCから伝達された情報を収集して蓄積するとともに、それを表示する機能を有する。
なお、露光ユニットEXPには、上記の基板処理装置の制御機構から独立した別個の制御部が設けられている。すなわち、露光ユニットEXPは、基板処理装置のメインコントローラMCの制御下で動作しているものではなく、単体で独自の動作制御を行っているものである。もっとも、このような露光ユニットEXPもホストコンピュータ100から受け取ったレシピに従って動作制御を行っており、露光ユニットEXPにおける露光処理と同期した処理を基板処理装置が行うこととなる。
次に、本実施形態の基板処理装置の動作について説明する。ここでは、まず、基板処理装置における一般的な基板Wの循環搬送の概略手順について簡単に説明する。以下に説明する処理手順は、ホストコンピュータ100から受け取ったレシピの記述内容に従ったものである。
まず、装置外部から未処理の基板WがキャリアCに収納された状態でAGV等によってインデクサブロック1に搬入される。続いて、インデクサブロック1から未処理の基板Wの払い出しが行われる。具体的には、インデクサセル(インデクサブロック1)の基板移載機構12が所定のキャリアCから未処理の基板Wを取り出し、上側の基板載置部PASS1に載置する。基板載置部PASS1に未処理の基板Wが載置されると、バークセルの搬送ロボットTR1が保持アーム6a,6bのうちの一方を使用してその基板Wを受け取る。そして、搬送ロボットTR1は受け取った未処理の基板Wを塗布処理ユニットBRC1〜BRC3のいずれかに搬送する。塗布処理ユニットBRC1〜BRC3では、基板Wに反射防止膜用の塗布液が回転塗布される。
塗布処理が終了した後、基板Wは搬送ロボットTR1によってホットプレートHP1〜HP6のいずれかに搬送される。ホットプレートにて基板Wが加熱されることによって、塗布液が乾燥されて基板W上に下地の反射防止膜が形成される。その後、搬送ロボットTR1によってホットプレートから取り出された基板WはクールプレートCP1〜CP3のいずれかに搬送されて冷却される。なお、このときにクールプレートWCPによって基板Wを冷却するようにしても良い。冷却後の基板Wは搬送ロボットTR1によって基板載置部PASS3に載置される。
また、基板載置部PASS1に載置された未処理の基板Wを搬送ロボットTR1が密着強化処理部AHL1〜AHL3のいずれかに搬送するようにしても良い。密着強化処理部AHL1〜AHL3では、HMDSの蒸気雰囲気で基板Wを熱処理してレジスト膜と基板Wとの密着性を向上させる。密着強化処理の終了した基板Wは搬送ロボットTR1によって取り出され、クールプレートCP1〜CP3のいずれかに搬送されて冷却される。密着強化処理が行われた基板Wには反射防止膜を形成しないため、冷却後の基板Wは搬送ロボットTR1によって直接基板載置部PASS3に載置される。
また、反射防止膜用の塗布液を塗布する前に脱水処理を行うようにしても良い。この場合はまず、基板載置部PASS1に載置された未処理の基板Wを搬送ロボットTR1が密着強化処理部AHL1〜AHL3のいずれかに搬送する。密着強化処理部AHL1〜AHL3では、HMDSの蒸気を供給することなく基板Wに単に脱水のための加熱処理(デハイドベーク)を行う。脱水のための加熱処理の終了した基板Wは搬送ロボットTR1によって取り出され、クールプレートCP1〜CP3のいずれかに搬送されて冷却される。冷却後の基板Wは搬送ロボットTR1によって塗布処理ユニットBRC1〜BRC3のいずれかに搬送され、反射防止膜用の塗布液が回転塗布される。その後、基板Wは搬送ロボットTR1によってホットプレートHP1〜HP6のいずれかに搬送され、加熱処理によって基板W上に下地の反射防止膜が形成される。さらにその後、搬送ロボットTR1によってホットプレートから取り出された基板WはクールプレートCP1〜CP3のいずれかに搬送されて冷却された後、基板載置部PASS3に載置される。
基板Wが基板載置部PASS3に載置されると、レジスト塗布セルの搬送ロボットTR2がその基板Wを受け取って塗布処理ユニットSC1〜SC3のいずれかに搬送する。塗布処理ユニットSC1〜SC3では、基板Wにレジストが回転塗布される。なお、レジスト塗布処理には精密な基板温調が要求されるため、基板Wを塗布処理ユニットSC1〜SC3に搬送する直前にクールプレートCP4〜CP9のいずれかに搬送するようにしても良い。
レジスト塗布処理が終了した後、基板Wは搬送ロボットTR2によって加熱部PHP1〜PHP6のいずれかに搬送される。加熱部PHP1〜PHP6にて基板Wが加熱処理されることにより、レジスト中の溶媒成分が除去されて基板W上にレジスト膜が形成される。その後、搬送ロボットTR2によって加熱部PHP1〜PHP6から取り出された基板WはクールプレートCP4〜CP9のいずれかに搬送されて冷却される。冷却後の基板Wは搬送ロボットTR2によって基板載置部PASS5に載置される。
レジスト塗布処理が行われてレジスト膜が形成された基板Wが基板載置部PASS5に載置されると、現像処理セルの搬送ロボットTR3がその基板Wを受け取ってそのまま基板載置部PASS7に載置する。そして、基板載置部PASS7に載置された基板Wは露光後ベークセルの搬送ロボットTR4によって受け取られ、エッジ露光ユニットEEW1,EEW2のいずれかに搬入される。エッジ露光ユニットEEW1,EEW2においては、基板Wの周縁部の露光処理が行われる。エッジ露光処理が終了した基板Wは搬送ロボットTR4によって基板載置部PASS9に載置される。そして、基板載置部PASS9に載置された基板Wはインターフェイスセルの搬送機構55によって受け取られ、露光ユニットEXPに搬入され、パターン露光処理に供される。本実施形態では化学増幅型レジストを使用しているため、基板W上に形成されたレジスト膜のうち露光された部分では光化学反応によって酸が生成する。なお、エッジ露光処理が終了した基板Wを露光ユニットEXPに搬入する前に、搬送ロボットTR4によってクールプレートCP14に搬入して冷却処理を行うようにしても良い。
パターン露光処理が終了した露光済みの基板Wは露光ユニットEXPから再びインターフェイスセルに戻され、搬送機構55によって基板載置部PASS10に載置される。露光後の基板Wが基板載置部PASS10に載置されると、露光後ベークセルの搬送ロボットTR4がその基板Wを受け取って加熱部PHP7〜PHP12のいずれかに搬送する。加熱部PHP7〜PHP12では、露光時の光化学反応によって生じた生成物を酸触媒としてレジストの樹脂の架橋・重合等の反応を進行させ、現像液に対する溶解度を露光部分のみ局所的に変化させるための加熱処理(Post Exposure Bake)が行われる。露光後加熱処理が終了した基板Wは、冷却機構を備えたローカル搬送機構(加熱部PHP7〜PHP12内の搬送機構:図1参照)によって搬送されることにより冷却され、上記化学反応が停止する。続いて基板Wは、搬送ロボットTR4によって加熱部PHP7〜PHP12から取り出され、基板載置部PASS8に載置される。
基板載置部PASS8に基板Wが載置されると、現像処理セルの搬送ロボットTR3がその基板Wを受け取ってクールプレートCP10〜CP13のいずれかに搬送する。クールプレートCP10〜CP13においては、露光後加熱処理が終了した基板Wがさらに冷却され、所定温度に正確に温調される。その後、搬送ロボットTR3は、クールプレートCP10〜CP13から基板Wを取り出して現像処理ユニットSD1〜SD5のいずれかに搬送する。現像処理ユニットSD1〜SD5では、基板Wに現像液を供給して現像処理を進行させる。やがて現像処理が終了した後、基板Wは搬送ロボットTR3によってホットプレートHP7〜HP11のいずれかに搬送され、さらにその後クールプレートCP10〜CP13のいずれかに搬送される。
その後、基板Wは搬送ロボットTR3によって基板載置部PASS6に載置される。基板載置部PASS6に載置された基板Wは、レジスト塗布セルの搬送ロボットTR2によってそのまま基板載置部PASS4に載置される。さらに、基板載置部PASS4に載置された基板Wは、バークセルの搬送ロボットTR1によってそのまま基板載置部PASS2に載置されることにより、インデクサブロック1に格納される。基板載置部PASS2に載置された処理済みの基板Wはインデクサセルの基板移載機構12によって所定のキャリアCに収納される。その後、所定枚数の処理済み基板Wが収納されたキャリアCが装置外部に搬出されて一連のフォトリソグラフィー処理が完了する。
以上のような処理手順は、ホストコンピュータ100から受け取ったレシピの記述内容に従ってメインコントローラMCがセルコントローラCC、スピンコントローラ、ベークコントローラ等およびユニットコントローラUCを介して装置内の各処理ユニットや搬送ロボットの作動部の動作を管理することにより円滑に実行される。ここで「作動部」とは、上記一連のフォトリソグラフィー処理のための動作を行う駆動部、機構部等の総称であり、具体的には例えば、レジスト塗布処理部SCのスピンモータ36、レジスト塗布処理部SCのレジスト吐出ポンプ、加熱部PHP7〜PHP12のヒータ等が該当する。
作動部には、障害及び故障に発展するような変調を含む動作異常が生じることもある。このような動作異常に関する情報を本実施形態の基板処理装置RFにおいては、以下のようにして管理している。図7は、作動部の動作異常に関する情報の管理内容を示す図である。
上述したように、メインコントローラMCがセルコントローラCC、スピンコントローラ、ベークコントローラ等およびユニットコントローラUCを介して装置内の作動部80の動作を管理している。より直接的には、ユニットコントローラUCの制御機器81(モータ制御機器、温度制御機器、ロボット制御機器等の総称)が作動部80を制御する。そして、作動部80の動作情報は検出部82(温度センサ、回転数センサ、電流計、圧力センサ等の各種センサの総称)によって検出される。作動部80の動作情報とは、作動部80の動作状態を示すパラメータであって、具体的には例えばスピンモータ36の回転数、塗布ノズル33からのレジスト吐出流量、加熱部PHP7〜PHP12のプレート温度等が該当する。
このときに、作動部80の動作状態が予め設定されている所定範囲内から外れている場合、例えばスピンモータ36の回転数が予め設定されている所定回転数範囲から外れているような場合は、ユニットコントローラUCからセルコントローラCC、スピンコントローラ、ベークコントローラ等を介してメインコントローラMCに作動部80に障害が生じている旨が伝達され、メインコントローラMCがメインパネルMPにアラーム発報を行うとともに、必要に応じて制御機器81が作動部80の停止等の措置を講じる。一方、作動部80の動作状態が予め設定されている所定範囲内から外れているか否かにかかわらず、検出部82によって検出された作動部80の動作情報がユニットコントローラUCからデータコントローラDCに動作情報信号として伝達される。具体的には、検出部82のアナログ出力信号がデータコントローラDCに伝達される。
データコントローラDCの取得部83は、ユニットコントローラUCから伝達された動作情報信号を蓄積することによって作動部80の動作状態遷移情報を取得する。「動作状態遷移情報」とは、動作情報信号を蓄積した結果として構築される作動部80の動作状態の経時的変化を示す情報である。そして、取得部83は、動作状態遷移情報が異常であるか否かを判定する。具体的には、データコントローラDCの記憶部85内に格納されている正常な作動部80の動作状態の経時的変化パターンと上記取得した動作状態遷移情報とを対比することによって、動作状態遷移情報が異常であるか否かを判定する。
その結果、取得した動作状態遷移情報が正常な動作状態の経時的変化パターンから所定以上に乖離している場合には作動部80の動作状態が異常とであると判定され、教示部84が作動部80の動作状態が異常である旨の警告信号をメインコントローラMCに伝達する。例えば、取得されたスピンモータ36の回転数の経時的変化が正常な経時的変化パターンから所定以上に乖離している場合には、スピンモータ36の動作状態が異常とであると判定され、その旨の警告信号がメインコントローラMCに伝達される。なお、作動部80の動作状態が予め設定されている上記所定範囲内からも外れているような場合は、データコントローラDCによる分析を待たずにメインコントローラMCに障害が発生している旨が伝達されるため、教示部84からメインコントローラMCに警告信号が伝達されるのは、直ちに障害であるとまでは言えないまでも動作状態の経時的変化が正常なパターンから乖離していて近い将来作動部80に故障が生じる可能性がある場合である。
一方、取得した動作状態遷移情報が正常な動作状態の経時的変化パターンから所定以上に乖離していない場合には作動部80の動作状態が正常と判定される。この場合は、当然にデータコントローラDCから警告信号は発信されない。
本実施形態では、教示部84は警告信号としてアラームコードをメインコントローラMCに伝達する。データコントローラDCの記憶部85内には予め動作状態遷移情報の種別とアラームコードとを対応付けたデータベースが格納されており、教示部84が如何なるアラームコードを発信するかは該データベースを検索することによって決定する。例えば、動作状態遷移情報の種別がスピンモータ36の回転数である場合には、教示部84はアラームコード”101”をメインコントローラMCに伝達する。
警告信号としてのアラームコードを教示部84から受けたメインコントローラMCでは、作動部80に故障が生じる可能性がある旨の警告を警告発報部87が発報する。具体的には、メインコントローラMCの記憶部88に複数のアラームコードと複数の対処情報とを1対1にて対応付けたアラームファイル89が格納されており、警告発報部87が当該アラームファイル89を検索して教示部84から伝達されたアラームコードに対応する対処情報を取得する。
図8は、アラームファイル89の一例を示す図である。同図の例では、複数のアラームコードに対して対処情報として「表示テキスト」および「システム制御コード」が1対1にて対応付けられている。「表示テキスト」は警告発報時に表示するテキストであり、「システム制御コード」はメインコントローラMCが実行すべき制御内容を示すコードである。例えば、教示部84から警告信号としてのアラームコード”101”を受けたメインコントローラMCにおいては、警告発報部87がアラームファイル89を検索してアラームコード”101”に対応する表示テキスト”モータ回転異常予告”およびシステム制御コード”1”を取得する。そして、警告発報部87はメインパネルMPに表示テキスト”モータ回転異常予告”を表示するとともに、システム制御コード”1”に従ってホストコンピュータ100にスピンモータ36の動作異常を報告する。同様に、教示部84から警告信号としてのアラームコード”211”を受けたメインコントローラMCにおいては、警告発報部87がアラームファイル89を検索してアラームコード”211”に対応する表示テキスト”吐出量異常予告”およびシステム制御コード”1”を取得する。そして、警告発報部87はメインパネルMPに表示テキスト”吐出量異常予告”を表示するとともに、システム制御コード”1”に従ってホストコンピュータ100にレジスト吐出ポンプ動作異常を報告する。
なお、システム制御コードとしては”1”以外にも設定できることは勿論であり、例えば、対象となっている作動部80の動作を停止するコード設定を行うようにしても良い。また、以上において、取得部83および教示部84はデータコントローラDCのCPUが記憶部85に格納された分析ソフト86を実行することによって実現される処理部であり、警告発報部87はメインコントローラMCのCPUが記憶部88に格納されたソフト(図示省略)を実行することによって実現される処理部である。
このようにすれば、作動部80に現に障害が発生している場合だけでなく、近い将来作動部80に故障が生じる可能性があるような場合までも含めて基板処理装置RFのメインコントローラMC側にて作動部80の動作異常に関する情報を一元的に管理することができる。そして、メインコントローラMCから作動部80に故障が生じる可能性がある旨の警告をメインパネルMPに発報するようにすれば、基板処理装置RF周辺で作業を行うオペレータが直ちに故障予告を認識することができ、迅速なトラブル対処やメンテナンス対応が可能となる。また、メインコントローラMCから作動部80に故障が生じる可能性がある旨の警告をホストコンピュータ100に報告するようにすれば、ホストコンピュータ100側でも作動部80の動作異常に関する情報を一元的に管理することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記の例に限定されるものではない。例えば、上記実施形態においては、基板処理装置RFの内部にデータコントローラDCを備えていたが、これに限定されるものではなく、データコントローラDCを基板処理装置RFの外部に設けるようにしても良い。例えば、データ収集サーバ200の内部にデータコントローラDCを設けるようにしても良い。このようにした場合であっても、取得した動作状態遷移情報が正常な動作状態の経時的変化パターンから所定以上に乖離している場合には、作動部80の動作状態が異常である旨の警告信号をデータコントローラDCからメインコントローラMCに伝達する。これにより、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、データコントローラDCが監視する作動部80の動作情報としては上述の例に限定されるものでないことは勿論であり、基板処理装置RFに含まれる全ての駆動部、機構部等の動作情報が対象となる。
また、本発明に係る基板処理装置の構成は図1から図4に示したような形態に限定されるものではなく、複数の処理部に対して搬送ロボットによって基板Wを循環搬送することによって該基板Wに所定の処理を行うような形態であれば種々の変形が可能である。
本発明に係る基板処理装置の平面図である。 図1の基板処理装置の液処理部の正面図である。 図1の基板処理装置の熱処理部の正面図である。 図1の基板処理装置の基板載置部の周辺構成を示す図である。 搬送ロボットを説明するための図である。 制御機構の概略を示すブロック図である。 作動部の動作異常に関する情報の管理内容を示す図である。 アラームファイルの一例を示す図である。
符号の説明
1 インデクサブロック
2 バークブロック
3 レジスト塗布ブロック
4 現像処理ブロック
5 インターフェイスブロック
12 基板移載機構
21,31,41,42 熱処理タワー
55 搬送機構
80 作動部
82 検出部
83 取得部
84 教示部
87 警報発報部
89 アラームファイル
99 CD−ROM
100 ホストコンピュータ
BRC1〜BRC3,SC1〜SC3 塗布処理ユニット
CC セルコントローラ
CP1〜CP14 クールプレート
DC データコントローラ
EXP 露光ユニット
HP1〜HP11 ホットプレート
MC メインコントローラ
MP メインパネル
PASS1〜PASS10 基板載置部
PHP1〜PHP12 加熱部
RF 基板処理装置
SD1〜SD5 現像処理ユニット
TC 搬送ロボットコントローラ
TR1〜TR4 搬送ロボット
UC ユニットコントローラ
OU 光学ディスクユニット
W 基板

Claims (6)

  1. 基板に所定の処理を行う基板処理装置と、当該基板処理装置の動作を監視する監視コントローラとを接続した基板処理システムであって、
    前記基板処理装置は、前記所定の処理のための動作を行う作動部と、前記作動部の動作情報を検出する検出部と、前記作動部の動作を管理する主制御部と、を備え、
    前記監視コントローラは、前記検出部から伝達された前記作動部の動作情報に基づいて前記作動部の動作状態の経時的変化を示す動作状態遷移情報を取得する取得部と、前記動作状態遷移情報が異常である場合に前記作動部の動作状態が異常である旨の警告信号を前記主制御部に伝達する教示部と、を備え
    前記主制御部は、前記教示部から前記警告信号を受けたときに、前記作動部に故障が生じる可能性がある旨の警告を発報する警告発報部を備えることを特徴とする基板処理システム。
  2. 請求項1記載の基板処理システムにおいて、
    前記教示部は前記警告信号としてアラームコードを前記主制御部に伝達し、
    前記主制御部は、複数のアラームコードと複数の対処情報とを1対1にて対応付けたアラームファイルを有するとともに、当該アラームファイルを検索して前記教示部から伝達されたアラームコードに対応する対処情報を取得することを特徴とする基板処理システム。
  3. 基板に所定の処理を行う基板処理装置であって、
    前記所定の処理のための動作を行う作動部と、
    前記作動部の動作情報を検出する検出部と、
    前記作動部の動作を管理する主制御部と、
    基板処理装置の動作を監視する監視コントローラと、
    を備え、
    前記監視コントローラは、前記検出部から伝達された前記作動部の動作情報に基づいて前記作動部の動作状態の経時的変化を示す動作状態遷移情報を取得する取得部と、前記動作状態遷移情報が異常である場合に前記作動部の動作状態が異常である旨の警告信号を前記主制御部に伝達する教示部と、を有し、
    前記主制御部は、前記教示部から前記警告信号を受けたときに、前記作動部に故障が生じる可能性がある旨の警告を発報する警告発報部を備えることを特徴とする基板処理装置
  4. 請求項3記載の基板処理装置において、
    前記教示部は前記警告信号としてアラームコードを前記主制御部に伝達し、
    前記主制御部は、複数のアラームコードと複数の対処情報とを1対1にて対応付けたアラームファイルを有するとともに、当該アラームファイルを検索して前記教示部から伝達されたアラームコードに対応する対処情報を取得することを特徴とする基板処理装置。
  5. 基板処理装置が備えるコンピュータによって実行されることにより、前記基板処理装置が請求項3または請求項4に記載の基板処理装置として動作することを特徴とするプログラム
  6. 請求項5に記載のプログラムを記録してあることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体
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