JP4780806B2 - 情報再生装置及び方法、並びにコンピュータプログラム - Google Patents

情報再生装置及び方法、並びにコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、例えばDVDプレーヤやBDプレーヤやHD DVDプレーヤ等の情報再生装置及び方法、並びにコンピュータをこのような情報再生装置として機能させるコンピュータプログラムの技術分野に関する。
DVD−Video(DVDビデオ)規格では、圧縮符号化方式の一例であるMPEG(Moving Picture Expert Group)1又はMPEG2により圧縮符号化されたビデオ情報をDVD等の光ディスクに記録する際に準拠する規格である。DVD―Video規格によれば、映画一本程度のコンテンツ情報を、1枚の光ディスク上に記録可能な程度にまで、記録データの圧縮符号化及び高密度記録化が進められてきている。DVD−Video規格は、主として、映画等のタイトルが収められたパッケージソフトを作成し、該パッケージソフトをユーザに販売する目的で定められている。つまり、DVD−Video規格は、いわばROM用(言い換えれば、再生用)の規格として定められている。他方で、DVD−Video規格においては、主として再生専用のタイトルを記録するために定められていることから、ユーザの自由な編集が制限されている。特に、例えばCMや本編が離散的に配列するテレビ番組等のタイトルを、ユーザがCMを編集しながら記録する用途には向いていない。これに起因して、DVD−Video規格においては、再生するタイトルを選択したり、タイトルの再生の態様(例えば、字幕や音声等)を選択するためのメニューは、パッケージソフトに初めから納められているタイトルに関する操作のみを考慮して作成されている。このため、DVD−Video規格においては、メニューに関しても、ユーザの自由な編集が制限されている。
そこで、DVD−Video規格とは別に、特許文献1に示すDVD−VR(Video Recording)規格が定められている。DVD−VR規格では、例えばCMや本編が離散的に配列するテレビ番組等のタイトルを、ユーザがCMを編集しながら記録する、或いは記録後に編集することができる。つまり、DVD−VR規格は、いわば記録用(言い換えれば、録画用)の規格として定められている。そして、DVD−VR規格においては、ユーザによる編集を考慮した記録用の規格であることから、メニューに関しても、ユーザ或いは情報再生装置側において適宜作成することができる。
特開平04−162261号公報
ところで、DVD−Video規格に準拠したタイトルと、DVD−VR規格に準拠したタイトルとが、1枚の光ディスクに記録されることが想定され得る。この場合、例えば、独自に作成することができるDVD−VR規格に準拠したタイトルのメニューとして、DVD−Video規格に準拠したタイトルと、DVD−VR規格に準拠したタイトルとのいずれを再生するかを選択可能なメニューを作成すれば、該メニューを用いることで、双方のタイトルのうちユーザが所望のタイトルを適切に再生することができる。
しかしながら、DVD−Video規格に準拠したタイトルのメニューに対するユーザの自由な編集が制限されているため、DVD−Video規格に準拠したタイトルのメニューにおいては、DVD−VR規格に準拠したタイトルが存在することが考慮されていない。つまり、DVD−Video規格に準拠したタイトルのメニューにおいては、ユーザにより適宜記録されるDVD−VR規格に準拠したタイトルを再生するためのメニューが考慮されていない。このため、DVD−Video規格に準拠したタイトルの再生動作が一度開始されてしまうと、その後は、DVD−VR規格に準拠したタイトルの再生動作へ切り替えることができないという技術的な問題点が生じ得る。
この場合、光ディスクを一旦情報再生装置からイジェクトすれば(つまり、それまでの動作を完全にリセットすれば)、DVD−Video規格に準拠したタイトルの再生動作が一度開始された後であっても、DVD−VR規格に準拠したタイトルの再生動作を開始することができるとも考えられる。しかしながら、この手法は、ユーザにイジェクト動作及び再ローディング動作を強制させることになり、好ましい手法であるとは到底言えない。
上述した技術的な問題は、DVD−Video規格に準拠したタイトルと、DVD−VR規格に準拠したタイトルとが記録された光ディスクに限らず生じ得る。つまり、ある規格(特に、ユーザによる記録が考慮されない再生用の規格)に準拠したタイトルと、他の規格(特に、ユーザによる記録が行われる際に用いられる記録用の規格)に準拠したタイトルとが記録されている光ディスクについても、上述した技術的な問題点は十分に生じ得る。
本発明は、例えば上述した従来の問題点に鑑みなされたものであり、例えば1枚の情報記録媒体に再生用の規格に準拠したデータ及び記録用の規格に準拠したデータの双方が記録されている場合であっても、双方のデータを適切に再生することを可能とならしめる情報再生装置及び方法、並びにコンピュータをこのような情報再生装置として機能させるコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求の範囲第1項に記載の情報再生装置は、再生用の規格に準拠した第1データと、記録用の規格に準拠した第2データとの夫々が記録された情報記録媒体を再生する情報再生装置であって、前記第1データ又は前記第2データを再生する再生手段と、前記再生手段が前記第1データを再生している場合に、前記第1データの再生を停止した後に前記再生手段が前記第2データの再生を開始するように前記再生手段を制御する制御手段と、前記再生手段が前記第1データを再生している場合に、当該情報再生装置独自の独自ボタンを前記第1データに重ねて表示する表示手段とを備え、前記制御手段は、前記再生手段が前記第1データを再生しているときに前記独自ボタンが選択及び実行された場合に、前記再生手段が前記第2データの再生を開始するように前記再生手段を制御する。
上記課題を解決するために、請求の範囲第1項に記載の情報再生方法は、再生用フォーマットに準拠した第1データと、記録用フォーマットに準拠した第2データとの夫々が記録された情報記録媒体を再生する情報再生方法であって、前記第1データ又は前記第2データを再生する再生工程と、前記再生工程が前記第1データを再生している場合に、前記第1データの再生を停止した後に前記再生工程が前記第2データの再生を開始するように前記再生工程を制御する制御工程と、前記再生工程が前記第1データを再生している場合に、情報再生装置独自の独自ボタンを前記第1データに重ねて表示する表示工程とを備え、前記制御工程は、前記再生工程が前記第1データを再生しているときに前記独自ボタンが選択及び実行された場合に、前記再生工程が前記第2データの再生を開始するように前記再生工程を制御する。
上記課題を解決するために、請求の範囲第13項に記載のコンピュータプログラムは、再生用フォーマットに準拠した第1データと、記録用フォーマットに準拠した第2データとの夫々が記録された情報記録媒体を再生する情報再生装置であって、前記第1データ又は前記第2データを再生する再生手段と、前記再生手段が前記第1データを再生している場合に、前記第1データの再生を停止した後に前記再生手段が前記第2データの再生を開始するように前記再生手段を制御する制御手段と、前記再生手段が前記第1データを再生している場合に、当該情報再生装置独自の独自ボタンを前記第1データに重ねて表示する表示手段とを備え、前記制御手段は、前記再生手段が前記第1データを再生しているときに前記独自ボタンが選択及び実行された場合に、前記再生手段が前記第2データの再生を開始するように前記再生手段を制御する情報再生装置に備えられたコンピュータを制御する再生制御用のコンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、前記再生手段、前記制御手段及び前記表示手段として機能させる。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施の形態から明らかにされよう。
本実施例に係る光ディスクの一の基本構造を示した概略平面図であり、該光ディスクの概略断面図と、これに対応付けられた、その半径方向における記録領域構造の図式的概念図である。 本実施例に係る情報再生装置の基本構成を概念的に示すブロック図である。 BDMVデータ用のメニュー画面及びBDAVデータ用のメニュー画面の夫々を概念的に示す平面図である。 情報再生装置独自の追加ボタンが表示されたBDMVデータ用のメニュー画面を概念的に示す平面図である。 本実施例に係る情報再生装置における状態の遷移の態様を概念的に示す状態遷移図である。 追加ボタンが表示される前及び追加ボタンが表示された後の夫々のBDMVデータ用の第1のメニュー画面を概念的に示す平面図である。 追加ボタンが表示される前及び追加ボタンが表示された後の第1のメニュー画面において、夫々のボタンを選択するときの遷移関係を概念的に示す平面図である。 追加ボタンが表示される前及び追加ボタンが表示された後の夫々のBDMVデータ用の第2のメニュー画面を概念的に示す平面図である。 追加ボタンが表示される前及び追加ボタンが表示された後の第2のメニュー画面において、夫々のボタンを選択するときの遷移関係を概念的に示す平面図である。 変形例に係る情報再生装置が備えるリモコンを概念的に示す斜視図である。
符号の説明
10 光ディスク
100 情報再生装置
112 光ピックアップ
113 信号記録手段
121 CPU
128 ボタン表示部
129 動作制御部
131 リモコン
132 状態遷移用操作ボタン
305 追加ボタン
以下、発明を実施するための最良の形態として、本発明の情報再生装置及び方法、並びにコンピュータプログラムに係る実施形態の説明を進める。
(情報再生装置の実施形態)
本発明の情報再生装置に係る実施形態は、再生用の規格に準拠した第1データと、記録用の規格に準拠した第2データとの夫々が記録された情報記録媒体を再生する情報再生装置であって、前記第1データ又は前記第2データを再生する再生手段と、前記再生手段が前記第1データを再生している場合に、前記再生手段が前記第2データの再生を開始するように前記再生手段を制御する制御手段とを備える。
本発明の情報再生装置に係る実施形態によれば、再生手段の動作により、映像や音声等を含む第1データが再生される。第1データは、再生用の規格(言い換えれば、再生専用の記録媒体にデータを記録する際に用いられる規格)に準拠している。同様に、再生手段の動作により、映像や音声等を含む第2データが再生される。第2データは、記録用の規格(言い換えれば、記録可能な記録媒体にデータを記録する際に用いられる規格)に準拠している。つまり、本実施形態に係る情報再生装置は、1枚の情報記録媒体に記録された第1データと第2データとの夫々を再生することができる。
本実施形態では特に、制御手段の動作により、再生手段が第1データを再生している場合に、再生手段が第2データの再生を開始するように、再生手段の動作が制御される。より具体的には、制御手段の動作により、再生手段が第1データを再生しているときに後述する各種条件が満たされた場合に、再生手段が第2データの再生を開始するように、再生手段の動作が制御される。つまり、本実施形態においては、制御手段の動作により、第1データが再生される状態から、第2データが再生される状態へと、再生手段の動作が切り替えられる。
ここで、再生用の規格に準拠した第1データは、予めオーサリングされることで作成されるため、第1データ以外のデータが情報記録媒体上に同時に記録されることが想定されていない。このため、該第1データの再生が一旦開始されると、第1データの再生に関する操作以外の操作(例えば、第2データの再生を行う操作)は提供されない。つまり、第1データの再生シーケンス等に従って再生を進める限りは、第2データを再生することができない。
しかるに、本実施形態によれば、再生用の規格に準拠した第1データの再生が開始された後であっても、情報再生装置が独自に備える制御手段の動作により、記録用の規格に準拠した第2データを再生することができる。特に、第1データの再生が開始された後において第2データの再生を開始するために、情報記録媒体を情報再生装置からイジェクトすることによって、情報再生装置の動作を一旦リセットする必要もない。つまり、ユーザは、比較的容易に、第1データが再生される状態から、第2データが再生される状態へと、再生手段の動作を切り替えることができる。
加えて、記録用の規格に準拠した第2データは、ユーザにより適宜記録される(又は、追記される)ことが想定されている。このため、情報記録媒体上に第1データが記録されていることを考慮して第2データを記録することができる。従って、第2データ中に、第2データが再生される状態から、第1データが再生される状態へと、再生手段の動作を切り替えるためのデータ(例えば、後述のメニュー)を盛り込むことができる。このため、本実施形態においては、第1データが再生される状態から第2データが再生される状態へと、又は第2データが再生される状態から第1データが再生される状態へと、再生手段の動作を適切に切り替えることができる。
もちろん、第1データの再生が開始されていない場合には、制御手段の動作によらず、再生手段が第2データを再生することができることは言うまでもない。要は、本実施形態に係る情報再生装置が備える制御手段は、第1データの再生が開始された後に、ユーザにわずらわしい或いは煩雑な操作を行わせることなく、第2データの再生を開始させることができるという点において、優れた効果を発揮している。
このように、本発明の情報再生装置に係る実施形態によれば、1枚の情報記録媒体に再生用の規格に準拠した第1データ及び記録用の規格に準拠した第2データの双方が記録されている場合であっても、第1データ及び第2データの夫々を適切に再生することができる。
本発明の情報再生装置に係る実施形態の一の態様は、前記制御手段は、前記再生手段が前記第1データを再生している場合に、前記再生手段が前記第2データに含まれるメニュー(つまり、第2データ用のメニュー)の再生を開始するように前記再生手段を制御する。
この態様によれば、1枚の情報記録媒体に再生用の規格に準拠した第1データ及び記録用の規格に準拠した第2データの双方が記録されている場合であっても、第1データ及び第2データの夫々を適切に再生することができる。
本発明の情報再生装置に係る実施形態の他の態様は、前記制御手段は、前記再生手段が前記第1データに含まれるメニューを再生している場合に、前記再生手段が前記第2データの再生を開始するように前記再生手段を制御する。
この態様によれば、1枚の情報記録媒体に再生用の規格に準拠した第1データ及び記録用の規格に準拠した第2データの双方が記録されている場合であっても、第1データ及び第2データの夫々を適切に再生することができる。
本発明の情報再生装置に係る実施形態の他の態様は、前記第1再生手段が前記第1データを再生している場合に、当該情報再生装置独自の独自ボタンを前記第1データに重ねて表示する表示手段を更に備え、前記制御手段は、前記再生手段が前記第1データを再生しているときに前記独自ボタンが選択及び実行された場合に、前記再生手段が前記第2データの再生を開始するように前記再生手段を制御する。
この態様によれば、表示手段の動作により、例えば第1データに重ねて、情報再生装置独自の(言い換えれば、第1データには依存しない)独自ボタンが表示される。例えば、第1データが映像を含んでいている場合には、該映像に重ねて独自ボタンが表示される。そして、制御手段は、再生手段が第1データを再生しているときに独自ボタンが選択及び実行された場合に、再生手段が第2データの再生を開始するように再生手段を制御する。これにより、ユーザは再生手段の動作を切り替えるための独自ボタンを視認することができると共に、ユーザの所望のタイミングで再生手段の動作を切り替えることができる。
上述の如く表示手段を備える情報再生装置の態様では、前記表示手段は、前記第1データに含まれるメニューに重ねて前記独自ボタンを表示するように構成してもよい。
このように構成すれば、第1データに含まれるメニューを用いて、第1データに関する操作を行うと共に、再生手段の動作を切り替えることができる。
上述の如く表示手段を備える情報再生装置の態様では、前記表示手段は、前記第1データに含まれる第1データ用ボタンが表示される位置とは異なる位置に前記独自ボタンを表示するように構成してもよい。
このように構成すれば、独自ボタンと第1データ用ボタンとが重なって表示されなくなる。つまり、第1データに含まれる第1データ用ボタンの操作に影響を与えることなく、独自ボタンを表示することができる。
上述の如く表示手段を備える情報再生装置の態様では、前記表示手段は、前記第1データに含まれる第1データ用ボタンと前記独自ボタンとが略均等に配置されるように前記独自ボタンを表示するように構成してもよい。
このように構成すれば、第1データに含まれる第1データ用ボタンとバランスを保ちながら、独自ボタンを表示することができる。尚、「第1データ用ボタンと独自ボタンとが略均等に配置される」とは、既存の第1データ用ボタンに違和感を与えないような位置に独自ボタンを配置することを示す趣旨である。
上述の如く表示手段を備える情報再生装置の態様では、前記表示手段は、前記第1データに含まれる第1データ用ボタンに応じたサイズを有する前記独自ボタンを表示するように構成してもよい。
このように構成すれば、第1データに含まれる第1データ用ボタンとバランスを保ちながら、独自ボタンを表示することができる。
上述の如く表示手段を備える情報再生装置の態様では、前記表示手段は、前記第1データに含まれる第1データ用ボタンを選択する際の遷移関係を、前記第1データに含まれる第1データ用ボタン及び前記独自ボタンの夫々を選択する際の遷移関係を追加しながら、前記独自ボタンを表示するように構成してもよい。
このように構成すれば、第1データ用ボタンの選択動作と同様に、独自ボタンを選択することができる。これにより、情報再生装置独自の(言い換えれば、第1データには依存しない)独自ボタンと、第1データ用ボタンとの整合性を保つことができる。
上述の如く表示手段を備える情報再生装置の態様では、前記表示手段は、前記再生手段が前記第1データの再生を開始してから一定時間が経過した後に、前記独自ボタンを表示するように構成してもよい。
このように構成すれば、一定時間は、独自ボタンが表示されない(つまり、オリジナルの)第1データが再生される。従って、第1データに含まれる映像(特に、意味を持つ或いは重要な映像)に、意図せずして独自ボタンが重なってしまうことで、該映像をユーザが全く視聴できなくなってしまう恐れを防ぐことができる。つまり、該映像をユーザは少なくとも一定時間は視聴することができる。
本発明の情報再生装置に係る実施形態の他の態様は、前記再生手段が前記第2データの再生を開始するように、前記制御手段に対して前記再生手段を制御させるための入力指示を行うための入力手段を更に備え、前記制御手段は、前記再生手段が前記第1データを再生しているときに前記入力手段により前記入力指示が行われた場合に、前記再生手段が前記第2データの再生を開始するように前記再生手段を制御する。
この態様によれば、ユーザがリモコン等の入力手段を用いて入力指示を行うことで、再生手段の動作を切り替えることができる。
本発明の情報再生装置に係る実施形態の他の態様は、前記制御手段は、前記再生手段が前記第1データの再生を開始してから一定時間が経過した後に(特に、ユーザからの操作が行われない状態が一定時間継続した後に)、前記再生手段が前記第2データの再生を開始するように前記再生手段を制御する。
この態様によれば、ユーザの操作を介することなく、再生手段の動作を切り替えることができる。
本発明の情報再生装置に係る実施形態の他の態様は、前記再生用の規格は、DVD−Video規格、BD−Video規格及びHD DVD−Video規格の少なくとも1つを含んでおり、前記記録用の規格は、DVD−VR規格、BD―VR規格及びHD DVD−VR規格の少なくとも1つを含む。
この態様によれば、上述の既知の各種規格において、上述した各種利益を享受することができる。
(情報再生方法の実施形態)
本発明の情報再生方法に係る実施形態は、再生用フォーマットに準拠した第1データと、記録用フォーマットに準拠した第2データとの夫々が記録された情報記録媒体を再生する情報再生方法であって、前記第1データ又は前記第2データを再生する再生工程と、前記再生手段が前記第1データを再生している場合に、前記再生手段が前記第2データの再生を開始するように前記再生工程を制御する制御工程とを備える。
本発明の情報再生方法に係る実施形態によれば、上述した本発明の情報再生装置に係る実施形態が有する各種利益と同様の利益を享受することができる。
尚、上述した本発明の情報再生装置に係る実施形態における各種態様に対応して、本発明の情報再生方法に係る実施形態も各種態様を採ることが可能である。
(コンピュータプログラムの実施形態)
本発明のコンピュータプログラムに係る実施形態は、再生用フォーマットに準拠した第1データと、記録用フォーマットに準拠した第2データとの夫々が記録された情報記録媒体を再生する情報再生装置であって、前記第1データ又は前記第2データを再生する再生手段と、前記再生手段が前記第1データを再生している場合に、前記再生手段が前記第2データの再生を開始するように前記再生手段を制御する制御手段とを備えるに情報再生装置(つまり、上述した本発明の情報再生装置に係る実施形態(但し、その各種態様を含む))に備えられたコンピュータを制御する再生制御用のコンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、前記再生手段及び前記制御手段のうち少なくとも一部として機能させる。
本発明のコンピュータプログラムに係る実施形態によれば、当該コンピュータプログラムを格納するROM、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク等の記録媒体から、当該コンピュータプログラムをコンピュータに読み込んで実行させれば、或いは、当該コンピュータプログラムを、通信手段を介してコンピュータにダウンロードさせた後に実行させれば、上述した本発明の情報再生装置に係る実施形態を比較的簡単に実現できる。
尚、上述した本発明の情報再生装置に係る実施形態における各種態様に対応して、本発明のコンピュータプログラムに係る実施形態も各種態様を採ることが可能である。
本発明のコンピュータ読取可能な媒体内のコンピュータプログラム製品に係る実施形態は、再生用フォーマットに準拠した第1データと、記録用フォーマットに準拠した第2データとの夫々が記録された情報記録媒体を再生する情報再生装置であって、前記第1データ又は前記第2データを再生する再生手段と、前記再生手段が前記第1データを再生している場合に、前記再生手段が前記第2データの再生を開始するように前記再生手段を制御する制御手段とを備えるに情報再生装置(つまり、上述した本発明の情報再生装置に係る実施形態(但し、その各種態様を含む))に備えられたコンピュータにより実行可能なプログラム命令を明白に具現化し、該コンピュータを、前記再生手段及び前記制御手段のうち少なくとも一部として機能させる。
本発明のコンピュータプログラム製品に係る実施形態によれば、当該コンピュータプログラム製品を格納するROM、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク等の記録媒体から、当該コンピュータプログラム製品をコンピュータに読み込めば、或いは、例えば伝送波である当該コンピュータプログラム製品を、通信手段を介してコンピュータにダウンロードすれば、上述した本発明の情報再生装置に係る実施形態を比較的容易に実施可能となる。更に具体的には、当該コンピュータプログラム製品は、上述した本発明の情報再生装置に係る実施形態として機能させるコンピュータ読取可能なコード(或いはコンピュータ読取可能な命令)から構成されてよい。
尚、上述した本発明の情報再生装置に係る実施形態における各種態様に対応して、本発明のコンピュータプログラム製品に係る実施形態も各種態様を採ることが可能である。
本実施形態のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施例から更に明らかにされよう。
以上説明したように、本発明の情報再生装置に係る実施形態によれば、再生手段と、制御手段とを備える。本発明の情報再生方法に係る実施形態によれば、再生工程と、制御工程とを備える。本発明のコンピュータプログラムに係る実施形態によれば、コンピュータを再生手段及び制御手段として機能させる。従って、1枚の情報記録媒体に再生用の規格に準拠したデータ及び記録用の規格に準拠したデータの双方が記録されている場合であっても、双方のデータを適切に再生することができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
(1) 情報記録媒体
初めに、図1を参照して、本発明の情報再生装置に係る実施例の再生対象となる情報記録媒体としての光ディスクについて説明を進める。ここに、図1(a)は、本実施例に係る光ディスクの一の基本構造を示した概略平面図であり、図1(b)は、該光ディスクの概略断面図と、これに対応付けられた、その半径方向における記録領域構造の図式的概念図である。
図1(a)及び図1(b)に示されるように、本実施例に係る光ディスク10は、例えば、DVDと同じく直径12cm程度の大きさを有している。そして、光ディスク10は、透明基板13上に記録層等が積層されている。そして、この記録層の各記録領域には、例えば、センターホール11を中心にスパイラル状或いは同心円状に、例えば、グルーブトラック及びランドトラック等のトラックが交互に設けられている。また、このトラック上には、データがECCブロックという単位で分割されて記録される。ECCブロックは、データをエラー訂正可能なデータ管理単位である。
本実施例では特に、図1(b)に示すように、光ディスク10には、センターホール11を中心として、内周側に再生専用のROMエリア11が配置されており、該ROMエリア11の外周側には記録可能エリア12が配置されている。
ROMエリア11は、再生専用の記録エリアであって、ユーザがデータを記録することはできない。ROMエリア11には、本発明における「再生用の規格」の一具体例を構成するBD(Blu−ray)−ROMのVideo規格に準拠した、本発明における「第1データ」の一具体例を構成するBDMVデータが記録されている。BDMVデータは、例えば、オーサーにより予めオーサリングされた映画等のデータである。
記録可能エリア12は、ユーザがデータを記録可能な記録エリアである。記録可能エリア12には、本発明における「記録用の規格」の一具体例を構成するBD−VR(Video Recording)規格に準拠した、本発明における「第2データ」の一具体例を構成するBDAVデータが記録されている。BDAVデータは、例えば、ユーザにより記録された各種テレビ番組等である。
尚、本発明における「再生用の規格」の一具体例を構成するDVD−Video規格に準拠したデータがROMエリア11に記録されており、本発明における「記録用の規格」の一具体例を構成するDVD−VR規格に準拠したデータが記録可能エリア12に記録されていてもよい。
また、本実施例に係る光ディスク10は、図1(a)及び図1(b)に示すような単一の記録層を備える光ディスクに限定されず、複数の記録層を備える光ディスクであってもよい。例えば、複数の記録層のうち一の記録層の全体がROMエリア11であり且つ複数の記録層のうち他の記録層の全体が記録エリア12であってもよい。或いは、例えば、複数の記録層のうち一の記録層の一部及び他の記録層の一部がROMエリア11であり且つ複数の記録層のうち一の記録層の他の一部及び他の記録層の他の一部が記録エリア12であってもよい。
更には、光ディスク10は、必ずしもROMエリア11と記録可能エリア12との夫々を備えていなくともよい。例えば、光ディスク10は、ROMエリア11のみを備えていてもよい。この場合、ROMエリア11にBDMVデータ及びBDAVデータの夫々が記録される。或いは、光ディスク10は、記録可能エリア12のみを備えていてもよい。この場合、記録可能エリア12にBDMVデータ及びBDAVデータの夫々が記録される。
まとめると、1枚の光ディスク10上に、再生用の規格に準拠したデータと、記録用の規格に準拠したデータとの夫々が記録されていれば、後述する情報再生装置による再生動作の対象となる。
(2) 情報再生装置の基本構成
続いて、図2を参照して、本実施例に係る再生装置100の基本構成について説明を進める。ここに、図2は、本実施例に係る情報再生装置100の基本構成を概念的に示すブロック図である。
図2に示すように、情報再生装置100は、実際に光ディスク10がローディングされ且つコンテンツの再生が行なわれるディスクドライブ110と、該ディスクドライブ110におけるコンテンツの再生を制御するパーソナルコンピュータ等のホストコンピュータ120とを備えている。
ディスクドライブ110は、光ディスク10、スピンドルモータ111、光ピックアップ112、信号再生手段113、CPU(ドライブ制御手段)114、メモリ115、データ入出力制御手段116及びバス117を備えて構成されている。また、ホストコンピュータ120は、CPU121、メモリ122、操作/表示制御手段123、操作ボタン124、表示パネル125、及びデータ入出力制御手段126、バス127及びデコーダ130を備えて構成される。
スピンドルモータ111は光ディスク10を回転及び停止させるもので、光ディスク10へのアクセス時に動作する。より詳細には、スピンドルモータ111は、図示しないサーボユニット等によりスピンドルサーボを受けつつ所定速度で光ディスク10を回転及び停止させるように構成されている。
光ピックアップ112は、光ディスク10への記録再生を行うために、例えば図示しない半導体レーザ素子と、コリメータレンズ及び対物レンズ等から構成される。より詳細には、光ピックアップ112は、光ディスク10に対してレーザービーム等の光ビームを、再生時には読み取り光として第1のパワーで照射し、記録時には書き込み光として第2のパワーで且つ変調させながら照射する。
信号再生手段113は、後述のデコーダ130と共に本発明における「再生手段」の一具体例を構成しており、CPU114の制御を受けながらスピンドルモータ111と光ピックアップ112を制御することで、光ディスク10に記録されたデータの再生を行う。より具体的には、信号再生手段113は、例えば、レーザダイオードドライバ(LDドライバ)及びヘッドアンプ等によって構成されている。レーザダイオードドライバは、例えば駆動パルスを生成し、光ピックアップ112内に設けられた半導体レーザ素子を駆動する。ヘッドアンプは、光ピックアップ112の出力信号、即ち、光ビームの反射光を増幅し、該増幅した信号を出力する。
CPU(ドライブ制御手段)114は、信号再生手段113及びメモリ115と、バス117を介して接続され、各種制御手段に指示を行うことで、ディスクドライブ110全体の制御を行う。通常、CPU114が動作するためのソフトウェア又はファームウェアは、メモリ115に格納されている。
メモリ115は、再生用のデータのバッファ領域や、信号再生手段113で使用出来るデータに変換する時の中間バッファとして使用される領域などディスクドライブ110におけるデータ処理全般において使用される。また、メモリ115はプレーヤ機器としての動作を行うためのプログラム、即ちファームウェアが格納されるROM領域と、再生用のデータが一時的に格納される或いはファームウェアプログラム等の動作に必要な変数が格納されるRAM領域などから構成される。
データ入出力制御手段116は、ディスクドライブ110に対するホストコンピュータ120からのデータ入出力を制御する。ディスクドライブ110とSCSIや、ATAPIなどのインタフェースを介して接続されている外部のホストコンピュータ120から発行されるドライブ制御命令は、データ入出力制御手段116を介してCPU114に伝達される。また、再生されたデータも同様にデータ入出力制御手段116を介して、ホストコンピュータ120とやり取りされる。
操作/表示制御手段123はホストコンピュータ120に対する動作指示受付と表示を行うもので、操作ボタン124による各種指示(例えば、再生開始指示や再生停止指示等)をCPU121に伝える。CPU121は、操作/表示制御手段123からの指示情報を元に、データ入出力手段126を介して、ディスクドライブ110に対して制御命令(コマンド)を送信し、ディスクドライブ110全体を制御する。同様に、CPU121は、ディスクドライブ110に対して、動作状態をホストコンピュータ120に送信するように要求するコマンドを送信することができる。これにより、ディスクドライブ110の動作状態(例えば、再生実行状態や再生停止状態)が把握できるためCPU121は、操作/表示制御手段123を介して蛍光管やLCDなどの表示パネル125にディスクドライブ110の動作状態を出力することができる。
デコーダ130は、上述の光ピックアップ112と共に本発明における「再生手段」の一具体例を構成しており、ディスクドライブ110において再生されたデータをデコードすることで、映像データや音声データを生成する。生成された映像データや音声データは、ディスプレイやスピーカ等の外部出力機器へ出力され、映像として表示されたり、音声として出力される。
CPU121は、ホストコンピュータ120全体の制御を行う。特に、CPU121は、CPU121上で動作するコンピュータプログラムにより、CPU121上で論理的に実現される構成であるボタン表示部128と、動作制御部129とを備えている。
ボタン表示部128は、本発明における「表示手段」の一具体例を構成しており、光ディスク10に記録されているBDMVデータ用のメニュー画面上に、情報再生装置100独自のボタンを表示可能に構成されている。
動作制御部129は、本発明における「制御手段」の一具体例を構成しており、ボタン表示部128の動作により表示されたボタンがユーザにより選択及び実行された場合に、BDAVデータ用のメニュー画面を表示するように、ディスクドライブ110及びホストコンピュータ120を制御する。
尚、ボタン表示部128や動作制御部129の詳細な動作については、後に詳述する(図3以降参照)。
メモリ122は、ホストコンピュータ120が使用する内部記憶装置であり、例えばBIOS(Basic Input/Output System)等のファームウェアプログラムが格納されるROM領域、オペレーティングシステムや、アプリケーションプログラム等の動作に必要な変数等が格納されるRAM領域などから構成される。
(3) 動作例
続いて、図3から図5を参照して、本実施例に係る情報再生装置100の動作例について説明する。ここに、図3は、BDMVデータ用のメニュー画面及びBDAVデータ用のメニュー画面の夫々を概念的に示す平面図であり、図4は、情報再生装置100独自の追加ボタンが表示されたBDMVデータ用のメニュー画面を概念的に示す平面図であり、図5は、本実施例に係る情報再生装置100における状態の遷移の態様を概念的に示す状態遷移図である。
図3(a)に示すように、BDAVデータにテレビ番組A、テレビ番組B、ニュース番組が含まれている場合には、これらの番組のいずれを再生するかをユーザに選択させるメニュー画面を表示するためのメニューデータを、情報再生装置100がBDAVデータを元にして作成している。具体的には、テレビ番組Aを再生するためにユーザにより選択及び実行されるボタン(或いは、サムネイル画像(以下同じ))201、テレビ番組を再生するためにユーザにより選択及び実行されるボタン202、ニュース番組を再生するためにユーザにより選択及び実行されるボタン203を含むメニュー画面を表示するためのメニューデータを、BDAVデータを元に情報再生装置100が作成する。このメニューデータに基づくメニュー画面は、一般的には、BDAVデータの再生を行う際には、まず一番初めに表示される。
更に、BDAVデータは、ユーザにより適宜光ディスク10へ記録される(或いは、追記される)ことが想定されているため、光ディスク10上にBDMVデータが記録されている場合には、該BDMVデータが光ディスク10上に記録されていることを考慮してBDAVデータを作成することができる。より具体的には、図3(a)に示すように、BDMVデータを再生するためにユーザにより選択及び実行されるボタン204を表示するBDAVデータ用のメニュー画面と合わせて生成し、表示することができる。ボタン204がユーザにより選択及び実行された場合には、図3(b)に示すBDMVデータ用のメニュー画面が表示される。
図3(b)に示すように、BDMVデータが映画である場合には、該映画の再生に関連する操作を行うためのメニュー画面を表示するためのメニューデータがBDMVデータ中に含まれる。具体的には、チャプターを選択するためにユーザにより選択及び実行されるボタン301、字幕を選択するためにユーザにより選択及び実行されるボタン302、音声を選択するためにユーザにより選択及び実行されるボタン303及び特典映像を再生するためにユーザにより選択及び実行されるボタン304を含むメニュー画面を表示するためのメニューデータがBDMV中に含まれる。
ここで、BDMVデータは、予めオーサリングされることで作成されるため、BDMVデータ以外のデータが光ディスク10上に同時に記録されることが想定されていない。従って、BDMVデータ用のメニュー画面には、BDMVデータ以外のデータに関連する操作を行うためのボタンは含まれていない。言い換えれば、BDMVデータ用のメニュー画面には、BDMVデータ内で完結する操作を行うためのボタンのみが含まれている。このため、BDMVデータの再生が一旦開始されると、BDMVデータの再生シーケンス等に従って或いはBDMVデータ用のメニュー画面を用いて再生を進める限りは、BDAVデータを再生することができない。つまり、BDMVデータを再生している途中で、BDAVデータの再生に切り替えることができない。
そこで、本実施例に係る情報再生装置100は、図4に示すように、ボタン表示部128の動作により、BDMVデータ用のメニュー画面上に、BDAVデータ用のメニュー画面を表示する(つまり、BDAVデータ用のメニュー画面へ戻る)ためにユーザにより選択及び実行される追加ボタン305が表示される。この追加ボタン305は、本発明における「独自ボタン」の一具体例を構成しており、BDMVデータ中に含まれているボタンではなく、情報再生装置100自身の機能(つまり、ボタン表示部128の機能)によりBDMVデータ用のメニュー画面上に表示されるボタンである。
追加ボタン305がユーザにより選択及び実行された場合には、CPU121中の動作制御部129の制御の下に、BDMVデータ用のメニュー画面の表示を終了し、図3(a)に示されるBDAVデータ用のメニュー画面が表示される。つまり、メモリ中にバッファリングされたBDAVデータ用のメニュー画面を表示するためのメニューデータが再生されてもよいし、或いは、光ディスク10から改めてBDAVデータを取得して、メニュー画面を情報再生装置100が生成し、表示してもよい。
ここで、追加ボタン305をBDMVデータ用のメニュー画面に表示する情報再生装置100の動作状態の遷移の態様についてより詳細に説明する。図5に示すように、情報再生装置100の状態が、電源がOFFである状態を示す電源OFF状態にあるときに、電源がONに切り替えられると、情報再生装置100の状態は、データを再生していない状態を示す非再生状態に遷移する。他方、情報再生装置100の状態が非再生状態にあるときに、電源がOFFに切り替えられると、情報再生装置100の状態は、電源OFF状態に遷移する。
情報再生装置100の状態が非再生状態にあるときに、再生開始の指示がなされると、情報再生装置100の状態は、データを再生している状態を示す再生状態に遷移する。他方、情報再生装置100の状態が再生状態にあるときに、光ディスク10を情報再生装置100からイジェクトする指示や再生停止の指示がなされると、情報再生装置100の状態は、非再生状態に遷移する。
本実施例においては、情報再生装置100の状態が再生状態に遷移すると、情報再生装置100は、まず、BDAVデータが再生されるBDAV再生環境下に置かれる。このため、情報再生装置100の状態が再生状態に遷移すると、初めに、図3(a)に示すようなBDAVデータ用のメニュー画面が表示される。従って、該メニュー画面を用いて、BDAVデータ中に含まれる所望のデータを再生することができる。例えば、図3(a)に示すメニュー画面であれば、ボタン201が選択及び実行されると、テレビ番組Aが再生される。ボタン202が選択及び実行されると、テレビ番組Bが再生される。ボタン203が選択及び実行されると、ニュース番組が再生される。
ここで、BDAVデータ用のメニュー画面中に含まれるボタン204が選択及び実行されると、情報再生装置100は、動作制御部129の制御の下に、BDMVデータが再生されるBDMV再生環境に置かれる。このため、BDAVデータ用のメニュー画面中に含まれるボタン204が選択及び実行されると、初めに、図4に示すようなBDMVデータ用のメニュー画面が表示される。従って、該メニュー画面を用いて、所望の字幕及び音声で、且つ所望のチャプターから映画を再生することができる。或いは、該メニュー画面を用いて、特典映像を再生することができる。
このとき、ボタン表示部128の動作によりBDMVデータ用のメニュー画面中に表示される追加ボタン305が選択及び実行されると、情報再生装置100は、動作制御部129の制御の下に、BDAVデータが再生されるBDAV再生環境に置かれる。このため、BDMVデータ用のメニュー画面中に含まれる追加ボタン305が選択及び実行されると、BDAVデータ用のメニュー画面が表示される。従って、該メニュー画面を用いて、BDAVデータ中に含まれる所望のデータを再生することができる。
このように、本実施例に係る情報再生装置100によれば、再生用の規格であるBD−Video規格に準拠したBDMVデータの再生が開始された後であっても、記録用の規格であるBD−VR規格に準拠したBDAVデータを再生することができる。特に、BDMVデータの再生が開始された後においてBDAVデータの再生を開始するために、光ディスク10を情報再生装置100からイジェクトすることによって、情報再生装置100の動作を一旦リセットする必要もない。つまり、ユーザは、比較的容易に、BDMVデータが再生される状態(つまり、図5におけるBDMV再生環境)から、BDAVデータが再生される状態(つまり、図5におけるBDAV再生環境)へと、情報再生装置100の状態を切り替えることができる。ユーザは、比較的容易に、BDAVデータが再生される状態(つまり、図5におけるBDAV再生環境)から、BDMVデータが再生される状態(つまり、図5におけるBDMV再生環境)へと、情報再生装置100の状態を切り替えることができることも言うまでもない。
更に、BDMVデータが再生される状態から、BDAVデータが再生される状態へと、情報再生装置100の状態を切り替えるためにユーザにより選択及び実行される追加ボタン305は、BDMVデータ中に含まれているボタンではなく、情報再生装置100自身の機能によりBDMVデータ用のメニュー画面上に表示されるボタンである。従って、BDMVデータを作成するためのオーサリングの態様やオーサリングの結果作成されたBDMVデータの状態に関係なく、BDMVデータが再生される状態から、BDAVデータが再生される状態へと、情報再生装置100の状態を切り替えることができる。
尚、BDMVデータが再生される状態から、BDAVデータが再生される状態へと、情報再生装置100の状態を切り替えるためにユーザにより選択及び実行される追加ボタン305をBDMVデータ用のメニュー画面に表示することに加えて又は代えて、BDMVデータ用のメニュー画面が表示されてから一定時間経過した後に、BDAVデータ用のメニュー画面が表示されるように構成してもよい。つまり、BDMVデータ用のメニュー画面が表示されてから一定時間経過した後に、BDMVデータが再生される状態から、BDAVデータが再生される状態へと、情報再生装置100の状態が切り替えられてもよい。これにより、ユーザに何ら特別な操作をさせることもなく、BDMVデータが再生される状態から、BDAVデータが再生される状態へと、情報再生装置100の状態を切り替えることができる。
また、BDMVデータが再生される状態から、BDAVデータが再生される状態へと、情報再生装置100の状態を切り替えるためにユーザにより選択及び実行される追加ボタン305は、BDMVデータ用のメニュー画面が表示されてから一定時間経過した後に、BDMVデータ用のメニュー画面上に表示されるように構成してもよい。つまり、BDMVデータ用のメニュー画面が表示されてから一定時間経過するまでは、追加ボタン305が表示されないように構成してもよい。これにより、初めのうちはBDMVデータ用のメニュー画面の全体をユーザが視認することができる。このため、BDMVデータ用のメニュー画面中の映像等に追加ボタン305が意図せずして重なってしまうことにより、該映像をユーザが見逃す或いは全く視認することができないという不都合を相応に防止することができる。
また、上述の実施例では、BDAVデータが再生される状態から、BDMVデータが再生される状態へと、情報再生装置100の状態を切り替える際には、情報再生装置100が生成するBDAVデータ用のメニュー画面に含まれるようにボタン204を表示し、選択及び実行するように構成している。
(4) ボタンの具体的表示態様
続いて、図6から図9を参照して、本実施例に係る情報再生装置100により表示される追加ボタン305の具体的な表示の態様について説明する。ここに、図6は、追加ボタン305が表示される前及び追加ボタン305が表示された後の夫々のBDMVデータ用の第1のメニュー画面を概念的に示す平面図であり、図7は、追加ボタン305が表示される前及び追加ボタン305が表示された後の第1のメニュー画面において、夫々のボタンを選択するときの遷移関係を概念的に示す平面図であり、図8は、追加ボタン305が表示される前及び追加ボタン305が表示された後の夫々のBDMVデータ用の第2のメニュー画面を概念的に示す平面図であり、図9は、追加ボタン305が表示される前及び追加ボタン305が表示された後の第2のメニュー画面において、夫々のボタンを選択するときの遷移関係を概念的に示す平面図である。
図6(a)に示すように、追加ボタン305が表示される前のBDMVデータ用のメニュー画面に、ボタン(#1)、ボタン(#2)及びボタン(#3)の3つのボタンが含まれているとする。尚、「#1」、「#2」及び「#3」の符号は、ボタンの識別番号を示している。
追加ボタン305が表示される前のBDMVデータ用のメニュー画面に含まれる3つのボタン(#1)、ボタン(#2)及びボタン(#3)を選択する際には、図7(a)に示すように選択対象が遷移する。
具体的には、ボタン(#1)が選択されているとする。このとき、操作ボタン124が備える十字キーの上ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#1)のままである。操作ボタン124が備える十字キーの右ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#2)へ遷移する。操作ボタン124が備える十字キーの下ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#1)のままである。操作ボタン124が備える十字キーの左ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#3)へ遷移する。
同様に、ボタン(#2)が選択されているとする。このとき、操作ボタン124が備える十字キーの上ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#2)のままである。操作ボタン124が備える十字キーの右ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#3)へ遷移する。操作ボタン124が備える十字キーの下ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#2)のままである。操作ボタン124が備える十字キーの左ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#1)へ遷移する。
同様に、ボタン(#3)が選択されているとする。このとき、操作ボタン124が備える十字キーの上ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#3)のままである。操作ボタン124が備える十字キーの右ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#1)へ遷移する。操作ボタン124が備える十字キーの下ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#3)のままである。操作ボタン124が備える十字キーの左ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#2)へ遷移する。
このようなメニュー画面に対して追加ボタン305を表示する際には、以下の条件を考慮することが好ましい。具体的には、まず、既存のボタン(#1)、ボタン(#2)及びボタン(#3)と重ならないような位置に、追加ボタン305が表示されることが好ましい。更には、既存のボタン(#1)、ボタン(#2)及びボタン(#3)の配列を考慮して、該配列に適合する或いは不当に配列を乱さない位置に、追加ボタン305が配置されることが好ましい。更には、既存のボタン(#1)、ボタン(#2)及びボタン(#3)の大きさや形状等を考慮して、該大きさや形状等に適合する或いは不当に大きさや形状が異なり過ぎない大きさや形状で、追加ボタン305が表示されることが好ましい。
これらのことを考慮することで、例えば、図6(b)に示すように追加ボタン305が配置される。具体的には、ボタン(#1)、ボタン(#2)及びボタン(#3)に重ならない位置であるボタン(#1)、ボタン(#2)及びボタン(#3)の下側に、追加ボタン305が表示される。尚、ここでは、追加ボタン305の識別番号は、「#4」にて示している。
追加ボタン305が表示されることにより、BDMVデータ用のメニュー画面に含まれる4つのボタン(#1)、ボタン(#2)及びボタン(#3)、並びに追加ボタン305を選択する際には、図7(b)に示すように選択対象が遷移する。
具体的には、ボタン(#1)が選択されているとする。このとき、操作ボタン124が備える十字キーの上ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#1)のままである。操作ボタン124が備える十字キーの右ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#2)へ遷移する。操作ボタン124が備える十字キーの下ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#4)へ遷移する。操作ボタン124が備える十字キーの左ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#3)へ遷移する。つまり、操作ボタン124が備える十字キーの下ボタンが押下されたときの遷移関係が変更される。
同様に、ボタン(#2)が選択されているとする。このとき、操作ボタン124が備える十字キーの上ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#2)のままである。操作ボタン124が備える十字キーの右ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#3)へ遷移する。操作ボタン124が備える十字キーの下ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#4)へ遷移する。操作ボタン124が備える十字キーの左ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#1)へ遷移する。つまり、操作ボタン124が備える十字キーの下ボタンが押下されたときの遷移関係が変更される。
同様に、ボタン(#3)が選択されているとする。このとき、操作ボタン124が備える十字キーの上ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#3)のままである。操作ボタン124が備える十字キーの右ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#1)へ遷移する。操作ボタン124が備える十字キーの下ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#4)へ遷移する。操作ボタン124が備える十字キーの左ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#2)へ遷移する。つまり、操作ボタン124が備える十字キーの下ボタンが押下されたときの遷移関係が変更される。
また、ボタン(#4)が選択されているとする。このとき、操作ボタン124が備える十字キーの上ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#1)へ遷移する。操作ボタン124が備える十字キーの右ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#4)のままである。操作ボタン124が備える十字キーの下ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#4)のままである。操作ボタン124が備える十字キーの左ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#4)のままである。
これにより、追加ボタン305をBDMVデータ用のメニュー画面に表示した後であっても、操作ボタン124を操作することで夫々のボタンを好適に選択することができる。
尚、夫々のボタンを選択するときの遷移関係は、BDMVデータ中に含まれるデフォールトの遷移関係を示すデータをメモリ122等に格納しておき、追加ボタン305の表示に伴って該メモリ122中に格納されたデータを更新することが好ましい。
別の態様のボタン配置についても説明する。
図8(a)に示すように、追加ボタン305が表示される前のBDMVデータ用のメニュー画面に、ボタン(#1)、ボタン(#2)及びボタン(#3)の3つのボタンが含まれているとする。
追加ボタン305が表示される前のBDMVデータ用のメニュー画面に含まれる3つのボタン(#1)、ボタン(#2)及びボタン(#3)を選択する際には、図9(a)に示すように選択対象が遷移する。
具体的には、ボタン(#1)が選択されているとする。このとき、操作ボタン124が備える十字キーの上ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#1)のままである。操作ボタン124が備える十字キーの右ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#2)へ遷移する。操作ボタン124が備える十字キーの下ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#1)のままである。操作ボタン124が備える十字キーの左ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#3)へ遷移する。
同様に、ボタン(#2)が選択されているとする。このとき、操作ボタン124が備える十字キーの上ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#2)のままである。操作ボタン124が備える十字キーの右ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#3)へ遷移する。操作ボタン124が備える十字キーの下ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#2)のままである。操作ボタン124が備える十字キーの左ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#1)へ遷移する。
同様に、ボタン(#3)が選択されているとする。このとき、操作ボタン124が備える十字キーの上ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#3)のままである。操作ボタン124が備える十字キーの右ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#1)へ遷移する。操作ボタン124が備える十字キーの下ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#3)のままである。操作ボタン124が備える十字キーの左ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#2)へ遷移する。
このようなメニュー画面に対して追加ボタン305を表示する際には、上述した条件を考慮することで、例えば、図8(b)に示すように追加ボタン305が配置される。具体的には、ボタン(#1)、ボタン(#2)及びボタン(#3)と同一の大きさを有する追加ボタン305が、ボタン(#1)、ボタン(#2)及びボタン(#3)の配列を乱すことなく該配列に新たに加わるように表示される。尚、ここでは、追加ボタン305の識別番号は、「#4」にて示している。
追加ボタン305が表示されることにより、BDMVデータ用のメニュー画面に含まれる4つのボタン(#1)、ボタン(#2)及びボタン(#3)、並びに追加ボタン305を選択する際には、図9(b)に示すように選択対象が遷移する。
具体的には、ボタン(#1)が選択されているとする。このとき、操作ボタン124が備える十字キーの上ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#1)のままである。操作ボタン124が備える十字キーの右ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#2)へ遷移する。操作ボタン124が備える十字キーの下ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#1)のままである。操作ボタン124が備える十字キーの左ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#4)へ遷移する。つまり、操作ボタン124が備える十字キーの左ボタンが押下されたときの遷移関係が変更される。
同様に、ボタン(#2)が選択されているとする。このとき、操作ボタン124が備える十字キーの上ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#2)のままである。操作ボタン124が備える十字キーの右ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#3)へ遷移する。操作ボタン124が備える十字キーの下ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#2)のままである。操作ボタン124が備える十字キーの左ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#1)へ遷移する。つまり、ボタン(#2)に関しては、遷移関係は変わらない。
同様に、ボタン(#3)が選択されているとする。このとき、操作ボタン124が備える十字キーの上ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#3)のままである。操作ボタン124が備える十字キーの右ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#4)へ遷移する。操作ボタン124が備える十字キーの下ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#4)へ遷移する。操作ボタン124が備える十字キーの左ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#2)へ遷移する。つまり、操作ボタン124が備える十字キーの右ボタンが押下されたときの遷移関係が変更される。
また、ボタン(#4)が選択されているとする。このとき、操作ボタン124が備える十字キーの上ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#4)のままである。操作ボタン124が備える十字キーの右ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#1)へ遷移する。操作ボタン124が備える十字キーの下ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#4)のままである。操作ボタン124が備える十字キーの左ボタンが押下されたときには、選択対象となるボタンは、ボタン(#3)へ遷移する。
尚、上述した条件を必ずしも考慮しなくともよい。つまり、BDMVデータが再生される状態からBDAVデータが再生される状態へと情報再生装置100の状態を切り替える効果を享受するという観点からは、少なくとも追加ボタン305がBDMVデータ用のメニュー画面に表示されれば足りる。
(5)変形例
続いて、図10を参照して、本実施例に係る情報再生装置100の変形例について説明する。ここに、図10は、変形例に係る情報再生装置101が備えるリモコン131を概念的に示す斜視図である。
図10に示すように、変形例に係る情報再生装置101は、上述したボタン表示部128に代えて、状態遷移用操作ボタン132を備えるリモコン131を備えている。状態遷移用操作ボタン132或いはリモコン131は、本発明における「入力手段」の一具体例を構成している。
変形例においては、BDMVデータが再生されている(或いは、BDMVデータ用のメニュー画面が表示されている)ときに状態遷移用操作ボタン132がユーザにより押下されると、その旨を示す信号が、リモコン131から赤外線等を用いて情報再生装置101へ伝えられる。その結果、動作制御部129は、上述した情報再生装置100と同様に、BDMVデータが再生される状態から、BDAVデータが再生される状態へと、情報再生装置100の状態を切り替える。これにより、変形例に係る情報再生装置101においても、上述した各種利益を相応に享受することができる。
尚、リモコン131を上述の情報再生装置100と組み合わせることで、BDMVデータ用のメニュー画面上に追加ボタン305を表示しつつ、リモコン131に備えられた状態遷移用操作ボタン132による操作を行ってもよい。
尚、上述の実施例では、情報記録媒体の一例として光ディスク10、並びに情報記録装置の一例として光ディスク10に係るプレーヤについて説明したが、本発明は、光ディスク及びそのプレーヤに限られるものではなく、他の高密度記録或いは高転送レート対応の各種情報記録媒体並びにそのプレーヤにも適用可能である。
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴なう情報再生装置及び方法、並びにコンピュータプログラムもまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。

Claims (13)

  1. 再生用の規格に準拠した第1データと、記録用の規格に準拠した第2データとの夫々が記録された情報記録媒体を再生する情報再生装置であって、
    前記第1データ又は前記第2データを再生する再生手段と、
    前記再生手段が前記第1データを再生している場合に、前記第1データの再生を停止した後に前記再生手段が前記第2データの再生を開始するように前記再生手段を制御する制御手段と、
    前記再生手段が前記第1データを再生している場合に、当該情報再生装置独自の独自ボタンを前記第1データに重ねて表示する表示手段と
    を備え、
    前記制御手段は、前記再生手段が前記第1データを再生しているときに前記独自ボタンが選択及び実行された場合に、前記再生手段が前記第2データの再生を開始するように前記再生手段を制御することを特徴とする情報再生装置。
  2. 前記制御手段は、前記再生手段が前記第1データを再生している場合に、前記第1データの再生を停止した後に前記再生手段が前記第2データに含まれるメニューの再生を開始するように前記再生手段を制御することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の情報再生装置。
  3. 前記制御手段は、前記再生手段が前記第1データに含まれるメニューを再生している場合に、前記第1データの再生を停止した後に前記再生手段が前記第2データの再生を開始するように前記再生手段を制御することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の情報再生装置。
  4. 前記表示手段は、前記第1データに含まれるメニューに重ねて前記独自ボタンを表示することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の情報再生装置。
  5. 前記表示手段は、前記第1データに含まれる第1データ用ボタンが表示される位置とは異なる位置に前記独自ボタンを表示することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の情報再生装置。
  6. 前記表示手段は、前記第1データに含まれる第1データ用ボタンと前記独自ボタンとが略均等に配置されるように前記独自ボタンを表示することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の情報再生装置。
  7. 前記表示手段は、前記第1データに含まれる第1データ用ボタンに応じたサイズを有する前記独自ボタンを表示することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の情報再生装置。
  8. 前記表示手段は、前記第1データに含まれる第1データ用ボタンを選択する際の遷移関係を、前記第1データに含まれる第1データ用ボタン及び前記独自ボタンの夫々を選択する際の遷移関係を追加しながら、前記独自ボタンを表示することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の情報再生装置。
  9. 前記表示手段は、前記再生手段が前記第1データの再生を開始してから一定時間が経過した後に、前記独自ボタンを表示することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の情報再生装置。
  10. 前記再生手段が前記第2データの再生を開始するように、前記制御手段に対して前記再生手段を制御させるための入力指示を行うための入力手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記再生手段が前記第1データを再生しているときに前記入力手段により前記入力指示が行われた場合に、前記再生手段が前記第2データの再生を開始するように前記再生手段を制御することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の情報再生装置。
  11. 前記制御手段は、前記再生手段が前記第1データの再生を開始してから一定時間が経過した後に、前記第1データの再生を停止した後に前記再生手段が前記第2データの再生を開始するように前記再生手段を制御することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の情報再生装置。
  12. 再生用フォーマットに準拠した第1データと、記録用フォーマットに準拠した第2データとの夫々が記録された情報記録媒体を再生する情報再生方法であって、
    前記第1データ又は前記第2データを再生する再生工程と、
    前記再生工程が前記第1データを再生している場合に、前記第1データの再生を停止した後に前記再生工程が前記第2データの再生を開始するように前記再生工程を制御する制御工程と、
    前記再生工程が前記第1データを再生している場合に、情報再生装置独自の独自ボタンを前記第1データに重ねて表示する表示工程と
    を備え、
    前記制御工程は、前記再生工程が前記第1データを再生しているときに前記独自ボタンが選択及び実行された場合に、前記再生工程が前記第2データの再生を開始するように前記再生工程を制御することを特徴とする情報再生方法。
  13. 再生用フォーマットに準拠した第1データと、記録用フォーマットに準拠した第2データとの夫々が記録された情報記録媒体を再生する情報再生装置であって、前記第1データ又は前記第2データを再生する再生手段と、前記再生手段が前記第1データを再生している場合に、前記第1データの再生を停止した後に前記再生手段が前記第2データの再生を開始するように前記再生手段を制御する制御手段と、前記再生手段が前記第1データを再生している場合に、当該情報再生装置独自の独自ボタンを前記第1データに重ねて表示する表示手段とを備え、前記制御手段は、前記再生手段が前記第1データを再生しているときに前記独自ボタンが選択及び実行された場合に、前記再生手段が前記第2データの再生を開始するように前記再生手段を制御する情報再生装置に備えられたコンピュータを制御する再生制御用のコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、前記再生手段、前記制御手段及び前記表示手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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