JP4780052B2 - 電動機付き過給機 - Google Patents

電動機付き過給機 Download PDF

Info

Publication number
JP4780052B2
JP4780052B2 JP2007187853A JP2007187853A JP4780052B2 JP 4780052 B2 JP4780052 B2 JP 4780052B2 JP 2007187853 A JP2007187853 A JP 2007187853A JP 2007187853 A JP2007187853 A JP 2007187853A JP 4780052 B2 JP4780052 B2 JP 4780052B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow path
forming member
air flow
electric motor
path forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007187853A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009024576A (ja
Inventor
政宏 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP2007187853A priority Critical patent/JP4780052B2/ja
Publication of JP2009024576A publication Critical patent/JP2009024576A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4780052B2 publication Critical patent/JP4780052B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Supercharger (AREA)

Description

本発明は、電動機付き過給機に関する。より詳しくは、本発明は、電動機と、電動機を内部に収納するハウジングとを備え、このハウジング内に電動機を冷却するための冷却液が流れる冷却空間を形成した電動機付き過給機に関する。
過給機(ターボチャージャ)は、エンジンからの排ガスにより駆動され、吸入空気を圧縮してエンジンへ供給する装置である。過給機は、その基本構成として、エンジンからの排ガスにより回転駆動されるタービンインペラと、タービンインペラが一端に固定された回転軸と、回転軸の他端に固定されターンインペラと一体的に回転するコンプレッサインペラと、を備える。この構成で、エンジンからの排ガスによりタービンインペラとコンプレッサインペラとが一体的に回転駆動され、これにより、コンプレッサインペラが吸入空気を圧縮してエンジンへ供給する。
過給機のうち、電動機が内蔵されたものを電動機付き過給機という。電動機は、回転軸の加速を補助し、コンプレッサインペラからエンジンへの圧縮空気を増大させる。このような電動機付き過給機は、例えば特許文献1に記載されている。
図7は、特許文献1に記載された電動機付き過給機の構成図である。図7に示すように、電動機付き過給機は、タービンインペラ61、回転軸63、コンプレッサインペラ65、ハウジング67、電動機69、空気流路形成部材71、冷却空間形成部材73を備える。
タービンインペラ61、回転軸63、コンプレッサインペラ65は上述したものと同じである。
ハウジング67は、タービンインペラ61、回転軸63、コンプレッサインペラ65、電動機69、空気流路形成部材71、冷却空間形成部材73などを内部に収納する。ハウジング67は、タービンインペラ61を内部に収納するタービンハウジング67aと、回転軸63を回転可能に支持する軸受75を内部に収納する軸受ハウジング67bと、コンプレッサインペラ65を内部に収納するコンプレッサハウジング67cと、からなる。
電動機69は、回転軸63に固定されるモータロータ69aと、モータロータ69aの半径方向外側にてハウジング67内に固定されモータロータ69aを回転駆動するモータステータ69bと、を有する。
空気流路形成部材71は、コンプレッサインペラ65からの圧縮空気を回転軸63の半径方向外方へ案内する環状の圧縮空気流路77(図7の例では、ディフューザ流路)を形成する。
冷却空間形成部材73は、冷却液が流れる冷却空間73aを形成する。また、冷却空間形成部材73は、モータステータ69bおよび空気流路形成部材71に接触するように配置されている。従って、特許文献1では、冷却空間73a内の冷却液により、モータステータ69bおよび空気流路形成部材71の両方を冷却できる。
このように、特許文献1では、電動機69(即ち、モータステータ69b)を冷却できることで、電動機69の性能低下を防止できる。
また、特許文献1では、空気流路形成部材71を冷却できることで、過給機の圧縮効率・信頼性の低下を防止できる。即ち、過給機のコンプレッサインペラ65へ吸入される空気にオイルミストが含まれる場合があり、この場合、空気流路形成部材71の圧縮空気流路形成面にオイルミストが付着する。さらに、コンプレッサインペラ65により圧縮された圧縮空気が高温になり、この圧縮空気の熱により、圧縮空気流路形成面に付着したオイルミストが炭化する。その結果、圧縮空気流路形成面に炭化層が固化堆積し、圧縮空気流路77を狭め、過給機の圧縮効率・信頼性を低下させてしまう。これに対し、特許文献1では、上述のように、空気流路形成部材71を冷却できるので、オイルミストの炭化を防止でき、過給機の圧縮効率・信頼性の低下を防止できる。
なお、コンプレッサインペラへの吸入空気にオイルミストが含まれる場合とは、例えば、過給機を備えた自動車において、オイルミストを含む自動車の排気ガスにおける窒素酸化物を除去するために排気ガスをコンプレッサインペラの吸入空気に還流する場合や、エンジンからのブローバイガス(ピストンとシリンダのごくわずかな隙間から漏れたオイルミストを含む未燃焼ガス)をコンプレッサインペラの吸入空気に還流する場合である。
特開2007−46570号公報 「電動機付過給機」
しかし、圧縮空気流路形成面にオイルミストが付着することを、より確実に防止するために、空気流路形成部材の冷却性をさらに向上させることが望まれる。
そこで、本発明の目的は、コンプレッサインペラからの圧縮空気を回転軸の半径方向外方へ案内する圧縮空気流路を形成する空気流路形成部材を備える電動機付き過給機であって、空気流路形成部材の冷却性を大幅に向上できる電動機付き過給機を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明によると、エンジンの排ガスにより回転駆動されるタービンインペラと、該タービンインペラが固定される回転軸と、該回転軸に固定され吸入空気を圧縮してエンジンへ送出するコンプレッサインペラと、前記回転軸を回転可能に支持するハウジングと、該ハウジング内に設けられ前記回転軸を回転駆動する電動機と、を備えた電動機付き過給機であって、
前記ハウジング内には、コンプレッサインペラからの圧縮空気を回転軸の半径方向外方へ案内する圧縮空気流路の流路面の少なくとも一部を形成する空気流路形成部材が設けられ、
前記ハウジング内には、前記電動機の前記半径方向外方にて、前記電動機を冷却する冷却液が流れる冷却空間が形成されており、該冷却空間と圧縮空気流路との間に、空気流路形成部材の少なくとも一部が位置し、
前記冷却空間は、前記冷却液が空気流路形成部材に接触するように形成されている、ことを特徴とする電動機付き過給機が提供される。
上記構成では、前記ハウジング内には、前記電動機の前記半径方向外方にて、前記電動機を冷却する冷却液が流れる冷却空間が形成されており、該冷却空間と圧縮空気流路との間に、空気流路形成部材の少なくとも一部が位置し、前記冷却空間は、前記冷却液が空気流路形成部材に接触するように形成されているので、冷却液と空気流路形成部材との直接接触により、空気流路形成部材の冷却性を大幅に向上できる。
従って、例えばコンプレッサインペラに吸気される空気がオイルミストを含んでいる場合に、オイルミストが圧縮空気流路で炭化することを防止できる。
本発明の好ましい実施形態によると、前記電動機は、前記回転軸に固定されるモータロータと、該モータロータの半径方向外側にて前記ハウジングに固定され該モータロータを回転駆動するモータステータと、を有し、
前記ハウジング内には、モータステータの前記半径方向外方に位置し前記冷却空間の内面の少なくとも一部を形成する冷却空間形成部材が設けられ、
冷却空間形成部材は、空気流路形成部材に接触する接触面を有し、該接触面と圧縮空気流路との間に、空気流路形成部材の少なくとも一部が位置し、
冷却空間形成部材には、冷却空間の一部を構成する貫通孔が前記接触面に開口するように形成されている。
上記構成では、冷却空間形成部材の貫通孔は、冷却空間の一部を構成し、冷却空間形成部材における空気流路形成部材との接触面に開口するので、冷却液は貫通孔を通って空気流路形成部材に接触することができる。
本発明の好ましい実施形態によると、前記接触面に接触する空気流路形成部材の面には、前記貫通孔からの冷却液を受け入れる窪み部が形成されている。
上記構成では、冷却空間形成部材の前記接触面に接触する空気流路形成部材の面には、前記貫通孔からの冷却液を受け入れる窪み部が形成されているので、窪み部内の冷却液により空気流路形成部材を冷却できる。これにより、空気流路形成部材の冷却性を一層向上できる。
本発明の好ましい実施形態によると、前記電動機は、前記回転軸に固定されるモータロータと、該モータロータの半径方向外側にて前記ハウジングに固定され該モータロータを回転駆動するモータステータと、を有し、
前記モータステータと空気流路形成部材との間には、熱伝導性のモールド材が充填され、これにより、前記モータステータと空気流路形成部材とは一体化されている。
上記構成では、モータステータと空気流路形成部材との間には、熱伝導性のモールド材が充填され、これにより、前記モータステータと空気流路形成部材とは一体化されているので、モールド材が伝熱材として作用し、冷却液は空気流路形成部材を介してモータステータを冷却できる。従って、モータステータの冷却性も向上できる。
さらに、上記構成では、モータステータと空気流路形成部材とを1つの部品とすることができるので、部品点数が減り過給機の組み立て能率も向上できる。
本発明の好ましい実施形態によると、前記貫通孔は前記回転軸の軸方向に延びて前記接触面に開口し、該軸方向から見た該開口の形状は、前記回転軸の周方向に延びた環状または円弧状になっている。
上記構成では、前記貫通孔は前記回転軸の軸方向に延びて前記接触面に開口し、該軸方向から見た該開口の形状は、前記回転軸の周方向に延びた環状または円弧状になっているので、空気流路形成部材が冷却液と接触する領域を周方向に延ばして大きくできる。これにより、空気流路形成部材と冷却液との接触面積を大きくできる。
本発明の好ましい実施形態によると、前記接触面に接触する空気流路形成部材の面には、前記貫通孔からの冷却液を受け入れる窪み部が形成され、
前記軸方向から見た前記窪み部の形状は、前記回転軸の周方向に延びた環状または円弧状になっている。
上記構成では、前記軸方向から見た前記窪み部の形状は、前記回転軸の周方向に延びた環状または円弧状になっているので、冷却液を受け入れる窪み部を周方向に延ばして大きくできる。これにより、空気流路形成部材と冷却液との接触面積をさらに大きくできる。
本発明の好ましい実施形態によると、空気流路形成部材は、前記モータステータにおける、前記回転軸の半径方向の内方端付近まで、または、前記内方端よりも回転軸の軸心側まで延びている。
上記構成では、空気流路形成部材は、前記モータステータにおける、前記回転軸の半径方向の内方端付近まで、または、前記内方端よりも回転軸の軸心側まで延びているので、空気流路形成部材により、モータステータとコンプレッサインペラ側とを仕切ることができる。
本発明の好ましい実施形態によると、空気流路形成部材は、前記回転軸の半径方向の内方端側に、回転軸側との間をシールするためのシール部を有する。
上記構成では、空気流路形成部材は、前記回転軸の半径方向の内方端側に、回転軸側との間をシールするためのシール部を有するので、コンプレッサインペラ側の圧縮空気がシール部を超えて漏れることを抑制できる。なお、シール部は、回転軸側との間をシールするラビリンスシール構造やシールリングを用いたものであってよい。
上述した本発明によると、コンプレッサインペラからの圧縮空気を回転軸の半径方向外方へ案内する圧縮空気流路を形成する空気流路形成部材を備える電動機付き過給機において、空気流路形成部材の冷却性を大幅に向上できる。
本発明を実施するための最良の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態による電動機付き過給機10の構成図である。図1に示すように、本実施形態による電動機付き過給機10は、タービンインペラ3、コンプレッサインペラ5、ハウジング7、電動機9、空気流路形成部材11、冷却空間形成部材13などを備える。
タービンインペラ3は、回転軸15の一端部(図1で左端部に)に固定され、エンジンからの排ガスにより回転駆動される羽根である。この例では、タービンインペラ3は回転軸15と一体的に形成されているが、タービンインペラ3を回転軸15と別の部品として作製し、回転軸15に取り付けてもよい。
コンプレッサインペラ5は、回転軸15の他端部(図1で右端部に)に固定され吸入空気を圧縮しエンジンへ送出する羽根である。即ち、コンプレッサインペラ5は、タービンインペラ3が上記排ガスにより回転駆動されることで、タービンインペラ3および回転軸15と一体的に回転駆動され、吸入空気を圧縮してこの圧縮空気をエンジンへ燃焼用ガスとして送出する。
ハウジング7は、タービンインペラ3、回転軸15およびコンプレッサインペラ5を内部に収納し、軸受(例えば、後述の軸受メタル25)を介して回転軸15を回転可能に支持する。ハウジング7は、タービンハウジング7a、軸受ハウジング7bおよびコンプレッサハウジング7cから構成される。
タービンハウジング7aは、内部にタービンインペラ3を収納する。また、タービンハウジング7aの内部には、スクロール室17、環状の流路19および排気口21が形成されている。スクロール室17には、エンジンからの排ガスが導入される。環状の流路19は、回転軸15の軸方向(以下において、軸方向は回転軸15の軸方向を意味する)から見た形状が環状であり、スクロール室17に導入された排ガスをタービンインペラ3まで回転軸15の半径方向(以下において、半径方向は回転軸15の半径方向を意味する)内方に案内する。排気口21は、タービンインペラ3を回転駆動した排ガスを過給機10の外部に排出する。さらに、流路19には、複数のノズル翼23が周方向に一定の間隔で配置されている。図1の例では、ノズル翼23は、可変ノズル翼であり、可変ノズル翼の間に形成される流路面積を変化できるが、本発明はこれに限定されず固定ノズル翼やノズル翼のない形態であってもよい。
軸受ハウジング7bの内部には、軸受メタル25、スラストベアリング27などが設けられる。軸受メタル25は、軸受ハウジング7b内に設けられ、回転軸15から半径方向荷重を受けて回転軸15を回転可能に支持する。スラストベアリング27は、軸受ハウジング7bに固定され、回転軸15に設けられたスラストカラー29から軸方向荷重を受けて回転軸15の軸方向移動を規制する。なお、符号31は、軸受メタル25、スラストベアリング27、スラストカラー29に潤滑油を供給するための潤滑油流路を示し、符号33は、上記の潤滑油を排出するための油排出口を示している。
コンプレッサハウジング7cは、内部にコンプレッサインペラ5を収納する。また、コンプレッサハウジング7cの内部には、吸入口35、圧縮空気流路37およびスクロール室39が形成されている。吸入口35は、過給機10の外部の空気を吸入する。圧縮空気流路37は、吸入口35から吸入されコンプレッサインペラ5により圧縮された空気を半径方向外方に案内する。圧縮空気流路37により案内されてきた圧縮空気はスクロール室39を通って図示しない吐出口から過給機外部へ吐出されエンジンへ供給される。なお、図1の例では、圧縮空気流路37は、軸方向から見た場合に環状であるディフューザ流路である。また、ディフューザ流路37には、周方向に複数のベーン(図示せず)を間隔を置いて配置してもよい。
電動機9は、モータロータ9aとモータステータ9bを有する。モータロータ9aとモータステータ9bによりブラシレスの交流電動機が構成されてよい。また、この交流電動機は、回転軸15の高速回転(例えば少なくとも10〜20万rpm)に対応でき、かつ加速時の回転駆動と減速時の回生運転ができることが好ましい。過給機10が車両に搭載される場合に、上記の交流電動機の駆動電圧は、車両に搭載されたバッテリの直流電圧(例えば12V)と同一あるいはそれより高いことが好ましい。
モータロータ9aは、回転軸15に固定され、磁性材料で構成されてもよく、永久磁石で構成されてもよい。
モータステータ9bは、モータロータ9aの半径方向外側にてハウジング7に固定されモータロータ9aを回転駆動する。モータステータ9bは、回転軸15の周方向に間隔を置いて複数配置されてよい。図2は、図1のモータステータ9b付近の部分拡大図である。図2に示すように、各モータステータ9bは、鉄心41と鉄心41の周りに巻回される巻線(コイル)43とを有する。これら鉄心41と巻線43とは、モールド材45に埋め込まれて一体的に構成される。図2の例では、モータステータ9bは、鉄心41がモールド材45に埋め込まれた部分である鉄心部47と、巻線43がモールド材45に埋め込まれた部分である巻線部49とから構成されている。また、モータステータ9bの巻線には、ハウジング7の外部から電流を供給するためのケーブル51が接続されている。
空気流路形成部材11は、ハウジング7内に設けられ、図1、図2の例では、軸受ハウジング7bとコンプレッサハウジング7cとの間に挟まれて固定される。空気流路形成部材11は、コンプレッサインペラ5からの圧縮空気を回転軸15の半径方向外方へ案内する上記の圧縮空気流路37の流路面の少なくとも一部を形成する。図1、図2の例では、空気流路形成部材11は、軸方向から見た場合、中心部に回転軸15が通る孔が開いた略環状であり、空気流路形成部材11は圧縮空気流路37のタービンインペラ3側の流路面を形成し、圧縮空気流路37のコンプレッサインペラ5側の流路面はコンプレッサハウジング7cにより形成されている。しかし、本発明はこれに限定されず、空気流路形成部材11が圧縮空気流路37の流路面の少なくとも一部を形成していればよく、場合によっては、空気流路形成部材11が圧縮空気流路37の流路面の全てを形成してもよい。
また、空気流路形成部材11は、冷却空間形成部材13に接触するように配置される。冷却空間形成部材13に接触する空気流路形成部材11の面には、後述の貫通孔13dからの冷却液を受け入れる窪み部11aが形成されている。また、空気流路形成部材11には、上記のケーブル51を通すためのケーブル孔11bが半径方向に貫通している。
また、空気流路形成部材11は、冷却空間形成部材13と接触し回転軸15の半径方向外側に位置する外方部11cと、該外方部11cから回転軸15の半径方向内方に延びモータステータ9bと圧縮空気流路37またはコンプレッサインペラ5との間に位置する内方部11dと、該内方部11dの半径方向内方に結合され、半径方向の内方端側に回転軸15側との間をシールするためのシール部11eと、を有する。図2の例では、シール部11eは、回転軸15側との間のラビリンスシールを構成するラビリンスシール部である。図2の例では、ラビリンスシール部11eは、回転軸15に固定されたモータロータ9aの一部との間をシールするようになっており、軸方向に間隔を置いて半径方向内方に突出する2つの突起部を有する。なお、本発明によると、シール部11eは、ラビリンスシール部に限定されず、回転軸15側との間にシールリングを用いる構成等の他の適切なものであってよい。図3は、シール部11eと回転軸15側との間にシールリング16を取り付けた場合の構成を示すシール部11e付近の構成図である。
図2の例では、空気流路形成部材11は、モータステータ9bにおける、半径方向の内方端よりも回転軸15の軸心側まで延びているが、空気流路形成部材11がモータステータ9bの内方端付近まで延びる構成としてもよい。
冷却空間形成部材13は、ハウジング7(図1、図2の例では、軸受ハウジング7b)内に設けられ、モータステータ9bの半径方向外方に位置し冷却空間13aの内面の少なくとも一部を形成する。図1の例では、冷却空間形成部材13は、半径方向内部に円筒状空間を有するスリーブであり、軸受ハウジング7bの内面との間に冷却空間13aを形成している。しかし、本発明はこれに限定されず、冷却空間形成部材13が冷却空間13aの内面の少なくとも一部を形成していればよく、場合によっては、冷却空間形成部材13が冷却空間13aの内面の全てを形成してもよい。即ち、冷却空間形成部材13の内部に冷却空間13aを形成してもよい。
冷却空間13aは、電動機9(即ち、モータステータ9b)の半径方向外方に位置し、冷却空間13aおよびモータステータ9bと圧縮空気流路37との間に、空気流路形成部材11が位置する。冷却空間13aには、電動機9(即ち、モータステータ9b)を冷却する冷却液が流れる。この冷却液は、過給機10の外部から冷却空間13aに供給され、冷却空間13aを流れ、その後、過給機10の外部に排出されるようになっている。なお、冷却液は、好ましくは冷却水であるが、冷却油など他の冷却液であってもよい。また、冷却空間形成部材13が冷却空間13aの内面の全てを形成する場合には、冷却空間13aおよびモータステータ9bと圧縮空気流路37との間に、空気流路形成部材11の一部が位置する。
冷却空間形成部材13は、空気流路形成部材11に接触する第1の接触面13bと、モータステータ9bの半径方向外方に位置しモータステータ9bに接触する第2の接触面13cと、を有する。第1の接触面13bと圧縮空気流路37との間に、空気流路形成部材11が位置し、第1の接触面13bは、軸方向を向き空気流路形成部材11と軸方向に接触する。第2の接触面13cは、図2の例では、巻線部49の半径方向外面と接触する半径方向内面と、巻線部49の軸方向内面と接触する軸方向面と、鉄心部47の半径方向外面と接触する半径方向内面と、を有する。なお、冷却空間形成部材13が冷却空間13aの内面の全てを形成する場合には、第1の接触面13bと圧縮空気流路37との間に、空気流路形成部材11の一部が位置する。
また、冷却空間形成部材13には、冷却空間13aの一部を構成する貫通孔13dが第1の接触面13bに開口するように形成されている。即ち、貫通孔13dは、冷却空間13aから冷却空間形成部材13を貫通するように形成され、これにより、貫通孔13dが冷却空間13aの一部を構成するようになっている。貫通孔13dの第1の接触面13bにおける上記開口を通して貫通孔13dに連通する窪み部11aが、冷却空間形成部材13(即ち、第1の接触面13b)に接触する空気流路形成部材11の面に形成されている。これにより、貫通孔13dからの冷却液が窪み部11aに受け入れられる。
なお、符号53は、Oリングなどのシール部材を示し、シール部材53により冷却空間13a内の冷却液の漏れを防止する。また、冷却空間形成部材13と空気流路形成部材11との接触面は、例えば固体又は液体ガスケットによりシールする。
また、本実施形態によると、モータステータ9bと空気流路形成部材11との間には、熱伝導性の上記のモールド材45が充填され、これにより、モータステータ9bと空気流路形成部材11とは一体化されている。図1、図2の例では、モータステータ9bを、鉄心部47と巻線部49を上記のモールド材45で一体的に形成する時に、空気流路形成部材11も上記のモールド材45により一体的にモールド成型する。例えば、所定の型に対し(型の内部に)、鉄心41、巻線43および空気流路形成部材11を配置し、型にモールド材45を注入して、モータステータ9bと空気流路形成部材11との間にモールド材45が充填された形態で、モータステータ9bと空気流路形成部材11とを一体的に形成できる。
このモールド材45は、高い熱伝導性を有することが好ましい。また、このモールド材45は、低い熱膨張係数を有することが好ましい。このようなモールド材45は、例えば、熱伝導度が10−4cal/cm・sec・℃であり熱膨張係数が10−6cm/cm/℃であるSTYCAST 2850FT(日本エイブルスティック株式会社 エマーソン & カミング カンパニーの製品)であってよい。
図4は、図2のIV―IV線断面図であり、図5は、図2のV―V線断面図である。貫通孔13dは回転軸15の軸方向に延びて第1の接触面13bに開口し、図4に示すように、貫通孔13dおよび貫通孔13dの開口の該軸方向から見た形状は、回転軸15の周方向に延びた円弧状になっている。第1の接触面13bに接触する空気流路形成部材11の面に形成された窪み部11aの軸方向から見た形状も、図5に示すように、回転軸15の周方向に延びた円弧状になっている。即ち、貫通孔13dと窪み部11aとは、軸方向から見た場合に互いに重なっており、窪み部11aは、貫通孔13dから軸方向に連続するように形成されている。
図4において、ボルト55により冷却空間形成部材13が空気流路形成部材11に固定されており、貫通孔13dおよび窪み部11aはボルト55が存在しない領域において、円弧状に延びている。なお、ボルト55の半径方向位置を貫通孔13dおよび窪み部11aの半径方向位置からずらす場合や、ボルト55以外の手段で冷却空間形成部材13を空気流路形成部材11に固定する場合には、貫通孔13dおよび窪み部11aが連続的に1周して環状に形成されてもよい。なお、理解を容易にするため、図4、図5におけるボルト55の周方向位置と、図2におけるボルト55の周方向位置とを異ならせている。
上述した実施形態の電動機付き過給機10によると、ハウジング7内には、電動機9の半径方向外方にて、電動機9を冷却する冷却液が流れる冷却空間13aが形成されており、冷却空間13aと圧縮空気流路37との間に、空気流路形成部材11の少なくとも一部が位置し、冷却空間13aは、冷却液が空気流路形成部材11に接触するように形成されているので、冷却液と空気流路形成部材11との直接接触により、空気流路形成部材11の冷却性を大幅に向上できる。
従って、例えばコンプレッサインペラ5に吸気される空気がオイルミストを含んでいる場合に、オイルミストが圧縮空気流路37で炭化することを防止できる。
また、冷却空間形成部材13の貫通孔13dは、冷却空間13aの一部を構成し、冷却空間形成部材13における空気流路形成部材11との接触面に開口するので、冷却液は貫通孔13dを通って空気流路形成部材11に接触することができる。
冷却空間形成部材13の第1の接触面13bに接触する空気流路形成部材11の面には、貫通孔13dからの冷却液を受け入れる窪み部11aが形成されているので、窪み部11a内の冷却液により空気流路形成部材11を冷却できる。これにより、空気流路形成部材11の冷却性を一層向上できる。
さらに、モータステータ9bと空気流路形成部材11との間には、熱伝導性のモールド材45が充填され、これにより、モータステータ9bと空気流路形成部材11とは一体化されているので、モールド材45が伝熱材として作用し、冷却液は空気流路形成部材11を介してモータステータ9bを冷却できる。従って、モータステータ9bの冷却性も向上できる。
しかも、モータステータ9bと空気流路形成部材11とを1つの部品とすることができるので、部品点数が減り過給機10の組み立て能率も向上できる。
貫通孔13dは回転軸15の軸方向に延びて第1の接触面13bに開口し、該軸方向から見た該開口の形状は、回転軸15の周方向に延びた環状または円弧状になっているので、空気流路形成部材11が冷却液と接触する領域を周方向に延ばして大きくできる。これにより、空気流路形成部材11と冷却液との接触面積を大きくできる。
また、軸方向から見た窪み部11aの形状は、回転軸15の周方向に延びた環状または円弧状になっているので、冷却液を受け入れる窪み部11aを周方向に延ばして大きくできる。これにより、空気流路形成部材11と冷却液との接触面積をさらに大きくできる。
空気流路形成部材11は、モータステータ9bにおける、回転軸15の半径方向の内方端付近まで、または、この内方端よりも回転軸15の軸心側まで延びているので、空気流路形成部材11により、モータステータ9bとコンプレッサインペラ5側とを仕切ることができる。
空気流路形成部材11は、回転軸15の半径方向の内方端側に、回転軸15側との間をシールするためのシール部11eを有するので、コンプレッサインペラ5側の圧縮空気がシール部11eを超えて漏れることを抑制できる。
本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、本発明によると、冷却液が空気流路形成部材11に接触する構成であればよく、冷却空間形成部材13に貫通孔13dが無くてもよい。図6は、貫通孔13dが無い場合の構成図であり、図2に対応する。図6に示すように、図2の構成から、シール部材(Oリング)53の位置を変更し、これに伴い空気流路形成部材11、軸受ハウジング7bおよび冷却空間形成部材13の形状を若干変更することで、貫通孔13dを設けずに、冷却液が空気流路形成部材11に接触するようにできる。この場合、他の構成は、図1〜図5に基づいて説明した構成と同様であってよい。
本発明の実施形態による電動機付き過給機の構成図である。 図1のモータステータ付近の部分拡大図である。 空気流路形成部材のシール部の他の構成を示す図である。 図2のIV−IV線断面図である。 図2のV―V線断面図である。 本発明の他の実施形態による構成図を示し図2に対応する。 特許文献1の電動機付き過給機の構成図である。
符号の説明
3 タービンインペラ、5 コンプレッサインペラ、7 ハウジング、
7a タービンハウジング、7b 軸受ハウジング、
7c コンプレッサハウジング、9 電動機、9a モータロータ、
9b モータステータ、10 過給機、11 空気流路形成部材、
11a 窪み部、11b ケーブル孔、11c 外方部、
11d 内方部、11e シール部、13 冷却空間形成部材、
13a 冷却空間、13b 第1の接触面、13c 第2の接触面、
13d 貫通孔、15 回転軸、16 シールリング
17 スクロール室、19 流路、21 排気口、
23 ノズル翼、25 軸受メタル、27 スラストベアリング、
29 スラストカラー、31 潤滑油流路、33 油排出口、
35 吸入口、37 圧縮空気流路、39 スクロール室、
41 鉄心、43 巻線、45 モールド材、
47 鉄心部、49 巻線部、51 ケーブル、
53 シール部材、55 ボルト

Claims (8)

  1. エンジンの排ガスにより回転駆動されるタービンインペラと、該タービンインペラが固定される回転軸と、該回転軸に固定され吸入空気を圧縮してエンジンへ送出するコンプレッサインペラと、前記回転軸を回転可能に支持するハウジングと、該ハウジング内に設けられ前記回転軸を回転駆動する電動機と、を備えた電動機付き過給機であって、
    前記ハウジング内には、コンプレッサインペラからの圧縮空気を回転軸の半径方向外方へ案内する圧縮空気流路の流路面の少なくとも一部を形成する空気流路形成部材が設けられ、
    前記ハウジング内には、前記電動機の前記半径方向外方にて、前記電動機を冷却する冷却液が流れる冷却空間が形成されており、該冷却空間と圧縮空気流路との間に、空気流路形成部材の少なくとも一部が位置し、
    前記冷却空間は、前記冷却液が空気流路形成部材に接触するように形成されている、ことを特徴とする電動機付き過給機。
  2. 前記電動機は、前記回転軸に固定されるモータロータと、該モータロータの半径方向外側にて前記ハウジングに固定され該モータロータを回転駆動するモータステータと、を有し、
    前記ハウジング内には、モータステータの前記半径方向外方に位置し前記冷却空間の内面の少なくとも一部を形成する冷却空間形成部材が設けられ、
    冷却空間形成部材は、空気流路形成部材に接触する接触面を有し、該接触面と圧縮空気流路との間に、空気流路形成部材の少なくとも一部が位置し、
    冷却空間形成部材には、冷却空間の一部を構成する貫通孔が前記接触面に開口するように形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の電動機付き過給機。
  3. 前記接触面に接触する空気流路形成部材の面には、前記貫通孔からの冷却液を受け入れる窪み部が形成されている、ことを特徴とする請求項2に記載の電動機付き過給機。
  4. 前記電動機は、前記回転軸に固定されるモータロータと、該モータロータの半径方向外側にて前記ハウジングに固定され該モータロータを回転駆動するモータステータと、を有し、
    前記モータステータと空気流路形成部材との間には、熱伝導性のモールド材が充填され、これにより、前記モータステータと空気流路形成部材とは一体化されている、ことを特徴とする請求項1に記載の電動機付き過給機。
  5. 前記貫通孔は前記回転軸の軸方向に延びて前記接触面に開口し、該軸方向から見た該開口の形状は、前記回転軸の周方向に延びた環状または円弧状になっている、ことを特徴とする請求項2に記載の電動機付き過給機。
  6. 前記接触面に接触する空気流路形成部材の面には、前記貫通孔からの冷却液を受け入れる窪み部が形成され、
    前記軸方向から見た前記窪み部の形状は、前記回転軸の周方向に延びた環状または円弧状になっている、ことを特徴とする請求項5に記載の電動機付き過給機。
  7. 空気流路形成部材は、前記回転軸の半径方向に関して、前記モータステータにおける該半径方向の内方端付近まで、または、前記内方端よりも内側まで延びている、ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の電動機付き過給機。
  8. 空気流路形成部材は、前記回転軸の半径方向の内方端側に、回転軸側との間をシールするためのシール部を有する、ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の電動機付き過給機。
JP2007187853A 2007-07-19 2007-07-19 電動機付き過給機 Expired - Fee Related JP4780052B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007187853A JP4780052B2 (ja) 2007-07-19 2007-07-19 電動機付き過給機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007187853A JP4780052B2 (ja) 2007-07-19 2007-07-19 電動機付き過給機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009024576A JP2009024576A (ja) 2009-02-05
JP4780052B2 true JP4780052B2 (ja) 2011-09-28

Family

ID=40396612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007187853A Expired - Fee Related JP4780052B2 (ja) 2007-07-19 2007-07-19 電動機付き過給機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4780052B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5359403B2 (ja) * 2009-03-11 2013-12-04 株式会社Ihi ターボチャージャ
JP5707853B2 (ja) * 2010-10-26 2015-04-30 いすゞ自動車株式会社 電動アシストターボチャージャの冷却装置
JP5682245B2 (ja) 2010-11-10 2015-03-11 株式会社Ihi 低圧ループegr装置
JP6223859B2 (ja) * 2014-02-24 2017-11-01 三菱重工業株式会社 過給機及びモータ冷却方法
JP6682374B2 (ja) * 2016-06-15 2020-04-15 三菱重工業株式会社 電動過給圧縮機
JP7315019B2 (ja) * 2019-10-30 2023-07-26 株式会社Ihi 冷却構造体および過給機
CN114829746A (zh) * 2019-12-23 2022-07-29 松下知识产权经营株式会社 旋转机械及使用了该旋转机械的制冷装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009024576A (ja) 2009-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8882478B2 (en) Turbocharger with electric motor
JP4780052B2 (ja) 電動機付き過給機
JP4692820B2 (ja) 電動機付過給機
JP4671177B2 (ja) 電動過給機
CN108884757B (zh) 增压器
JP4605380B2 (ja) 電動過給機
JP4697492B2 (ja) 電動過給機
KR101117943B1 (ko) 전동 과급기
WO2009095985A1 (ja) 過給機
JP4976630B2 (ja) 電動冷媒ポンプ
WO2005078298A1 (ja) 過給機用転がり軸受
JPWO2008020511A1 (ja) 電動過給機
JP6566139B2 (ja) モータロータ、過給機、及びモータロータの製造方法
JP2007297973A (ja) 過給機
JP2004504537A (ja) 真空ポンプのためのモノブロックハウジング
JP2008031949A (ja) 過給機
JP5322028B2 (ja) モータロータ
JP2010501783A (ja) 張り出して支承された円盤電機子型同期モータを備えるブロック形式の回転翼形油回転真空ポンプないしベーン圧縮機
JP2019167954A (ja) ターボ圧縮機
JP2014050133A (ja) ロータ、電動機及び過給機
JP2024512378A (ja) 防爆機能を備えるターボ圧縮機
US11499473B2 (en) Compressor for an intake section of an internal combustion engine of a motor vehicle, internal combustion engine for a motor vehicle, and motor vehicle
KR20070017032A (ko) 전동기 부착 과급기
KR20230063609A (ko) 회전체 내장형 중공 샤프트
JP5903760B2 (ja) 電動アシストターボチャージャの冷却装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100527

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110603

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110607

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110620

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees