JP4779055B2 - 換気通路組み立てキット - Google Patents

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本発明は、床から換気扇への換気通路を形成するための換気通路組み立てキットに関する。
換気扇は室内の上方に設置されているが、臭気の発生源が床の近傍であったり、床面に臭気が漂っている場合に、換気扇による換気を効果的に行うための技術として本発明者による先の提案に係る特許文献がある。壁面や天井面にダクトを形成し、これによって床から換気扇への換気通路を形成する。
特開2008−202929号公報 特開2004−53246号公報 特開2004−143926号公報
しかしながら、上記特許文献に記載の技術は施工業者が工事を行って換気のための構造を作成することを想定しており、換気通路を誰でも手軽に組み立て形成することについては考慮されておらず、工事費用が嵩み床からの換気通路を低コストで構成することは容易ではないという点が明らかにされた。
本発明の目的は、床から換気扇の吸気孔への換気通路を容易に且つ低コストで形成することを可能にする換気通路組み立てキットを提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、室内の床から換気扇の吸気孔へ換気通路を形成するための換気通路組み立てキットは、折り曲げと接合によって組み立てられる本体部品と、前記本体部品に取り付けられる取り付け部品と、組み立てられた本体部品を室内に固定する固定部品とを有して成り、前記本体部品は展開された部品であって組み立てられることによって筒状を成し、換気扇の枠が挿入孔から挿入されて、換気通路を構成する。本体部品の挿入孔の周縁には柔軟性を有すパッキンが固定され、挿入孔と換気扇との隙間から通路に空気が流入することを抑制する。更に、組み立てられた換気通路の上側の開放端部における開口を当該通路の下側の開放端部における開口よりも小さく且つその度合いを選択可能に規制する開口規制部品を設け、上方からの換気流量を選択的に絞って床からの換気流量を所望に設定して換気通路の組み立てが可能にされる。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりである。
すなわち、床から換気扇の吸気孔への換気通路を容易に且つ低コストで形成することができる。
図1は壁換気扇への対応に特化した第1の実施の形態に係る換気通路組み立てキットを組み立てて完成した換気通路組立体を例示する縦断面図である。 図2は第1の実施の形態に用いる本体部品の平面図である。 図3は本体部品の素材の断面図である。 図4Aは開口規制部品を例示する縦断面図である。 図4Bは開口規制部品を例示する縦断面図である。 図4Cは開口規制部品の他の例を示す縦断面図である。 図5は本体部品の下端部の開口規制部品を例示する縦断面図である。 図6はメッシュ状の網を例示する平面図である。 図7は補強部品を例示する斜視図である。 図8は固定部品を例示する説明図である。 図9は天井換気扇への対応に特化した第2の実施の形態に係る換気通路組み立てキットを組み立てて完成した換気通路組立体を例示する縦断面図である。 図10Aは水平換気本体部品の平面図である。 図10Bは第1の垂直換気本体部品の平面図である。 図10Cは第2の垂直換気本体部品の平面図である。 図11はストレート連結部品の平面図である。 図12は第3の実施の形態として水平換気本体部品と垂直換気本体部品との接続に利用するL字連結部品の組立体を示す斜視図である。 図13AはL字連結部品の水平部品を示す平面図である。 図13BはL字連結部品の垂直部品を示す平面図である。 図14は第4の実施の形態として水平換気本体部品と垂直換気本体部品との接続に利用する傾斜連結部品の組立体を示す斜視図である。 図15は傾斜連結部品を例示する平面図である。 図16は換気通路組み立てキットを組み立てて完成した換気通路組立体を室内のコーナー部分に設置して使用する状態を例示する説明図である。 図17は固定部品としてフックとリングを用いた場合に説明図である。 図18は本発明の第5の実施の形態に係る換気通路組み立てキットを組み立てて天井に装着した状態を例示する縦断面図である。 図19は第5の実施の形態に係る換気通路組み立てキットの天井側通路部品を例示する展開図である。 図20は第5の実施の形態に係る換気通路組み立てキットの壁側通路部品を例示する展開図である。 図21は第5の実施の形態に係る換気通路組み立てキットの接続部品を例示する展開図である。 図22は取り付け部品を例示する斜視図である。 図23は天井側通路組立体の換気扇挿入孔部分の概略斜視図である。 図24は接続部品を組み立てた接続組立体の概略斜視図である。 図25は接続組立体の側面図である。
1.実施の形態の概要
先ず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。代表的な実施の形態についての概要説明で括弧を付して参照する図面中の参照符号はそれが付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
〔1〕代表的な実施の形態に係る換気通路組み立てキット(190)は、室内の床から換気扇への換気通路を形成するための換気通路組み立てキットであって、折り曲げと接合によって通路が組み立てられる本体部品(100)と、前記本体部品に取り付けられる取り付け部品(107)と、組み立てられた本体部品を前記室内に固定する固定部品(160)とを有する。前記本体部品は、4面を取り囲んで通路を形成するための複数の面部が一体的に形成されていて、その一つの面部は前記換気扇が挿入される挿入孔(106)を有する。前記取り付け部品として、前記一つの面部に形成された前記挿入孔の周縁部に固定される、柔軟性を有すパッキン(107)と、前記本体部品が組み立てられたとき前記複数の面部で4面が囲まれる空間の上側の開放端部における開口を、前記4面が囲まれる空間の下側の開放端部における開口よりも小さく且つその度合いを選択可能に規制する開口規制部品(110、120、130)と、を有する。
これにより、本体部品の挿入孔の周縁に設けられたパッキンは、挿入孔と換気扇との隙間から通路に空気が流入することを抑制する。さらに、開口規制部品により上方からの換気流量を選択的に絞って床からの換気流量を所望に設定して換気通路の組み立てが可能にされる。上記組み立てキットを用いることにより、斯様な換気機能を備える換気通路を誰でも手軽に組み立てることができる。組み立てキットとして提供されることから、工事費用が抑制され、床からの換気通路を低コストで構成することができる。
〔2〕<開口規制部品>
項1の換気通路組み立てキットにおいて、前記開口規制部品は、規制する開口度合いをそれぞれ相違させ、所要の開口度合いに応じて選択使用される複数部品からなる。複数の開口規制部品の中から必要な一つの開口規制部品を選択して組み付けるだけで所要の換気流量を容易に得ることができる。
〔3〕<補強リブ>
項1または2の換気通路組み立てキットにおいて、前記取り付け部品として、前記本体部品による通路に挿入されて通路を補強するリブを構成するための補強部品(150)を有する。換気通路の強度を向上させることが容易になる。
〔4〕<壁換気扇対応>
項1乃至3の何れかの換気通路組み立てキットにおいて、前記本体部品は、前記挿入孔を有する長尺状の背面板部(102)と、前記背面板部とほぼ等しい大きさの長尺状の正面板部(101)と、前記背面板部の長尺状の縁辺と前記正面板部の長尺状の縁辺とをそれぞれ連結するための一対の長尺状の側面板部(103、104)と、が一体的に形成されていて、組み立てられた通路は直線状にされる。これにより、壁に設置された換気扇に対して容易に対応可能になる。
〔5〕<通路分割>
項1乃至4の何れかの換気通路組み立てキットにおいて、前記本体部品は第1の本体部品及び第2の本体部品から成り、前記取り付け部品の一つとしてストレート連結部品を有する。前記第1の本体部品及び第2の本体部品の夫々は、前記挿入孔を有する長尺状の背面板部と、前記背面板部とほぼ等しい大きさの長尺状の正面板部と、前記背面板部の長尺状の縁辺と前記正面板部の長尺状の縁辺とをそれぞれ連結するための一対の長尺状の側面板部と、が一体的に形成されていて、組み立てられた通路は直線状にされる。前記ストレート連結部品は、組み立てられて筒状体を成し、この筒状体の一方が前記第1の本体部品による通路に挿入固定され、前記筒状体の他方が第2の本体部品による通路に挿入固定されて前記第1の本体部品による通路と第2の本体部品による通路を連結する。これにより、本体部品を分割して提供するから換気通路組み立てキットのサイズを小さくできる。
〔6〕<天井換気扇対応>
項1乃至3の何れかの換気通路組み立てキットにおいて、前記本体部品は、水平方向に換気通路を形成するための水平換気本体部品(200)及び水平方向の換気通路に連通して垂直方向に換気通路を形成するための垂直換気本体部品(210)を有する。前記水平換気本体部品は、前記換気扇の枠が挿入される挿入孔を有する長尺状の上面板部(202)と、前記上面板部とほぼ等しい大きさの長尺状の底面板部(201)と、前記底面板部の長尺状の縁辺と前記上面板部の長尺状の縁辺とをそれぞれ連結するための一対の長尺状の側面板部(203、204)と、が一体的に形成されて成る。前記垂直換気本体部品は、長尺状の背面板部(211)と、前記背面板部とほぼ等しい大きさの長尺状の正面板部(212)と、前記背面板部の長尺状の縁辺と前記正面板部の長尺状の縁辺とをそれぞれ連結するための一対の長尺状の側面板部(213、214)と、が一体的に形成されている。水平換気本体部品及び垂直換気本体部品が組み立てられて形成される通路は概略L字状を呈するようにされる。これにより、天井に設置された換気扇に対して容易に対応可能になる。
〔7〕項6の換気通路組み立てキットにおいて、水平換気本体部品と前記垂直換気本体部品は、組み立てられた状態で連通するために接合される直結片を有する。これにより、水平換気本体部品と前記垂直換気本体部品とを結合するために独立した別部品を要しない。
〔8〕項6記載の換気通路組み立てキットにおいて、前記外部取り付け部品の一つとしてL字連結部品(260)を有する。前記L字連結部品は、組み立てられて概略L字状に屈曲された筒状体を成し、この筒状体の一方が前記水平換気本体部品による通路に挿入固定され、前記筒状体の他方が前記垂直換気本体部品による通路に挿入固定されて、前記水平換気本体部品による通路を前記垂直換気本体部品通路を連結するL字連結部品による通路に連結する。これにより、水平換気本体部品と前記垂直換気本体部品とを結合するために独立した別部品を要するが、水平換気本体部品及び前記垂直換気本体部品それ自体の形状を簡素化することに資する。
〔9〕項7又は8記載の換気通路組み立てキットにおいて、前記垂直換気本体部品は第1の垂直換気本体部品(210)及び第2の垂直換気本体部品(220)から成り、前記外部取り付け部品の一つとしてストレート連結部品(230)を有する。前記第1の垂直換気本体部品及び第2の垂直換気本体部品の夫々は、長尺状の背面板部と、前記背面板部とほぼ等しい大きさの長尺状の正面板部と、前記背面板部の長尺状の縁辺と前記正面板部の長尺状の縁辺とをそれぞれ連結するための一対の長尺状の側面板部と、が一体的に形成されていて、組み立てられた通路は直線状にされる。前記ストレート連結部品は、組み立てられて筒状体を成し、この筒状体の一方が前記第1の垂直換気本体部品による通路に挿入固定され、前記筒状体の他方が第2の垂直換気本体部品による通路に挿入固定されて、前記第1の垂直換気本体部品による通路と前記第2の垂直換気本体部品による通路とを連結する。
〔10〕<壁換気扇対応>
壁換気扇への対応に特化した実施の形態に係る換気通路組み立てキットは、床から壁面の換気扇への換気通路を形成するための換気通路組み立てキットであって、折り曲げと接合によって通路が組み立てられる本体部品と、前記本体部品に取り付けられる取り付け部品と、組み立てられた本体部品を壁面に固定する固定部品とを有する。前記本体部品は、前記換気扇が挿入される挿入孔を有する長尺状の背面板部と、前記背面板部とほぼ等しい大きさの長尺状の正面板部と、前記背面板部の長尺状の縁辺と前記正面板部の長尺状の縁辺とをそれぞれ連結するための一対の長尺状の側面板部と、が一体的に形成されて成る。前記取り付け部品として、前記背面板部に形成された前記挿入孔の周縁部に固定される、柔軟性を有するパッキンと、前記本体部品が組み立てられたとき前記背面板部、前記正面板部及び前記一対の側面板部の4面で囲まれる空間の上側における開口を、前記4面で囲まれる空間の下側の開口よりも小さく且つその度合いを選択可能に規制する開口規制部品と、を有する。
〔11〕<天井換気扇対応>
天井換気扇への対応に特化した実施の形態に係る換気通路組み立てキットは、床から天井の換気扇への換気通路を形成するための換気通路組み立てキットであって、折り曲げと接合によって通路が組み立てられる本体部品と、前記本体部品に取り付けられる取り付け部品と、組み立てられた本体部品を天井面及び壁面に固定する固定部品とを有する。前記本体部品は、水平方向に換気通路を形成するための水平換気本体部品及び水平方向の換気通路に連通して垂直方向に換気通路を形成するための垂直換気本体部品を有する。前記水平換気本体部品は、前記換気扇が挿入される挿入孔を有する長尺状の上面板部と、前記上面板部とほぼ等しい大きさの長尺状の底面板部と、前記底面板部の長尺状の縁辺と前記上面板部の長尺状の縁辺とをそれぞれ連結するための一対の長尺状の側面板部と、が一体的に形成されて成る。前記垂直換気本体部品は、長尺状の背面板部と、前記背面板部とほぼ等しい大きさの長尺状の正面板部と、前記背面板部の長尺状の縁辺と前記正面板部の長尺状の縁辺とをそれぞれ連結するための一対の長尺状の側面板部と、が一体的に形成されて成る。前記取り付け部品として、前記上面板部に形成され前記挿入孔の周縁部に固定される、柔軟性を有するパッキンと、前記水平本体部品が組み立てられたとき前記上面板部、前記底面板部及び前記一対の側面板部の4面で囲まれる空間の開放端部における開口を、前記垂直本体部品が組み立てられたとき前記背面板部、前記正面板部及び前記一対の側面板部の4面で囲まれる空間の下端部の開口よりも小さく且つその度合いを選択可能に規制する開口規制部品と、を有する。
〔12〕<天井換気扇対応>
天井換気扇に対応した更に別の実施の形態に係る換気通路組み立てキットは、折り曲げと接合によって筒状の換気通路が形成され、筒内に換気扇を挿入するための挿入孔(502)を有する天井側通路部品(500)と、前記天井側通路部品を用いて組み立てられた天井側通路組立体(500A)を天井に固定するための取付け部品(800)と、折り曲げと接合によって筒状の換気通路が形成される壁側通路部品(600)と、前記天井側通路組立体の一端開口(540)と前記壁側通路部品を用いて組み立てられた壁側通路組立体(600A)の一端開口(620)とを接続するために、折り曲げと接合によって筒状の通路が形成される接続部品(700)と、を有し、前記固定部品で天井に固定された天井側通路組立体に、前記接続部品を用いて壁側通路組立体を接続することにより、室内の床から換気扇への換気通路を形成するためのものとされる。
これにより、天井側通路部品、壁側通路部品及び接続部品に大別された部品が提供されるから、これを用いることにより、床から換気扇にいたる換気通路を誰でも手軽に組み立てることができる。組み立てキットとして提供されることから、工事費用が抑制され、床からの換気通路を低コストで実現することができる。
〔13〕<換気通路横断面>
項12の換気通路組立キットにおいて、前記天井側通路組立体における換気通路の横断面の開口面積は、前記壁側通路組立体における換気通路の横断面の開口面積よりも大きい。
上記開口面積に差によって、換気通路の遠方端の換気流速を容易に確保することができる。
〔14〕<板状部品>
項12又は13の換気通路組立キットにおいて、前記天井側通路部品、前記壁側通路部品及び前記接続部品はそれぞれ1枚の板が裁断され且つ折り曲げ用の溝と切欠きが形成されて成る。
夫々の部品が板状で提供されることにより換気通路組立キットの可搬性及び多数の換気通路組立キットの集積性を向上させることができる。
〔15〕<接続部品の構成>
項12の換気通路組立キットにおいて、前記接続部品は、前記天井側通路組立体の一端開口に挿入され反挿入端に開口を持ち筒状の通路を形成するための第1接続部(712)及び前記壁側通路組立体の一端開口に挿入され反挿入端に前記第1接続部の前記開口と相互に一縁を共有する開口を持つ筒状の通路を形成するための第2接続部(722)を有する接続通路部品と、前記第1接続部と前記第2接続部が一縁を共有する前記開口の間を覆って前記第1接続部と前記第2接続部を位置決め固定するための位置決め固定部品とを有する。
前記天井側通路部品と前記壁側通路部品をほぼ直角に接続する前記接続部品の強度を少ない部品点数で実現可能になる。
〔16〕<板状部品>
項15の換気通路組立キットにおいて、前記第1接続部及び前記第2接続部は1枚の板が裁断され且つ折り曲げ用の溝と切欠きが形成されて成る。
接続部品が板状で提供されることにより換気通路組立キットの可搬性及び多数の換気通路組立キットの集積性の向上に資することができる。
〔17〕<取付け部品>
項12の換気通路組立キットにおいて、前記取付け部品は、前記天井側通路組立体の外方に一部を延在させて前記天井側通路組立体の天井に対向する面に固定される複数個の板片(801)と、前記板片を前記天井に固定する固定具(802)とである。
天井との隙間を小さくして前記天井側通路部品を容易に天井に固定することができる。
2.実施の形態の詳細
<壁換気扇への対応に特化した第1の実施の形態>
図1には壁換気扇への対応に特化した第1の実施の形態に係る換気通路組み立てキットを組み立てて完成した換気通路組立体190が縦断面によって例示される。図2乃至図8には換気通路組み立てキットを構成する各種部品が例示される。
換気通路組み立てキットは、図1に例示されるように、室内の床171から壁面173の換気扇170への換気通路180を形成するためのキットであって、折り曲げと接合によって通路が組み立てられる本体部品100と、前記本体部品100に取り付けられる取り付け部品107、110、140、150と、組み立てられた本体部品を壁面に固定する固定部品160とを有する。
前記本体部品100は、図2に例示されるように、前記換気扇の枠が挿入される挿入孔106を有する長尺状の長方形の背面板部102と、前記背面板部102とほぼ等しい大きさの長尺状の正面板部101と、前記背面板部102の長尺状の縁辺と前記正面板部101の長尺状の縁辺とをそれぞれ連結するための一対の長尺状の側面板部103、104と、接合代105とが一体的に打ち抜き若しくは裁断にて形成されて成る。特に、各部101,102,103,104,105が接する境界部分(実線で図示)には本体部品の打ち抜きによる形成と同工程若しくは別工程にて曲げ易いようにプレス溝などが形成されている。本体部品100を前記プレス溝等に沿って折り曲げて、接合代105を側面板部103の縁辺部分に接着若しくは両面テープ等により固定することによって断面が四角形の通路を形成することができる。プレス溝は浅い切り溝などであってもよい。
本体部品100の素材は、特に制限されないが、図3に例示されるように、厚さ数mmのダンボール100Bを芯材として、表面に化粧紙や化粧布が貼り付けられ、裏面(換気通路180側)に結露防止するためのアルミ箔100Cが貼り付けられた複合材料によって構成される。特に制限されないが、外表面がビニール等でラミネートされた素材を用いてもよい。図示はしないが、薄いプラスチック板で構成してもよいし、また、芯材にハニカム構造を採用して強化してもよい。薄いプラスチック板を使用する場合にはアルミ箔を貼り付けなくてもよい。
前記取り付け部品として、前記背面板部102に形成された前記挿入孔106の周縁部に固定される、柔軟性を有する例えばスポンジ等によって構成されたパッキン107が設けられる。パッキン107は本体部品100に先に固定されていてもよいし、組み立て時に後から接着等によって固定してもよい。図1から明らかなように、本体部品100の挿入孔106の周縁に設けられたパッキン107は、挿入孔106と換気扇170の枠との間に隙間が生じても、その隙間を通して通路180に空気が流入することを抑制する。
前記挿入孔は換気扇の枠の大きさに比べて大きく形成され、壁面の設けられる換気扇の高さが相違されていても、本体部品100の長さや挿入孔106の大きさを現物加工したりすることなく容易に対応することができる。パッキン107も挿入孔106の週縁に配置される大きさを備えているから、換気扇と挿入孔106との間に比較的大きな隙間があっても換気路がその部分から外に開放されてしまうことはない。尚、換気扇の枠の外に保護カバー等のカバーが取り付けられている場合は、換気扇通路を確保するという意味でそれを外した方が望ましい。
更に別の取り付け部品として、前記本体部品100が組み立てられたとき前記背面板部102、前記正面板部101及び前記一対の側面板部103,104の4面で囲まれる空間の上側における開口を、前記4面で囲まれる空間の下側の開口141Aよりも小さく且つその度合いを選択可能に規制する開口規制部品110,120,130を有する。
下側の開口141Aを規制する開口規制部品140は、換気通路180の横断面形状にほぼ等しい平面形状を有し、開口141Aが形成された2枚の規制板141によって図6に例示されるメッシュ状の網(フィルタ)112を挟んで一体的に固定されて構成される。開口規制部品140は、本体部品100を組み立てて形成された通路の下端開口に挿入固定される。
開口規制部品110は、換気通路180の横断面形状にほぼ等しい平面形状を有し、開口111Aが形成された2枚の規制板111によって図6に例示されるメッシュ状の網(フィルタ)112を挟んで一体的に固定されて構成される。同様に開口規制部品120は、換気通路180の横断面形状にほぼ等しい平面形状を有し、開口111Aよりも大きな開口121Aが形成された2枚の規制板121によってメッシュ状の網(フィルタ)112を挟んで一体的に固定されて構成される。開口規制部品130は、換気通路180の横断面形状にほぼ等しい平面形状を有する6枚の規制板132〜137とメッシュ状の網(フィルタ)112によって構成され、規制板132〜137の開口132A〜137Aは順次小さくされ、規制板132と133は図6に例示されるメッシュ状の網(フィルタ)112を挟んで一体的に固定され、他の規制板134〜137はそれぞれ個別に分離され、選択的に規制板133に重ねて貼り付けることにより、所望の開口度合いを得ることができるようになっている。開口規制部品110,120,130のいずれかが選択され、選択された開口規制部品は、本体部品100を組み立てて形成された通路の上端開口に挿入固定される。
開口規制部品110,120,130のいずれかを選択的に用いることによって天井側172からの換気流量を選択的に絞って、床171側からの換気流量を所望に設定して換気通路の組み立てが可能にされる。
尚、開口規制部品は本体部品にそれぞれ開口を形成した上面板部と底面板部とを設け、上面板部の開口に対してマスク板の重ね合わせ量を調整することによって、上面板部の開口の開口度合い選択的に決定するように構成することも可能である。
更に別の取り付け部品として、図7に例示されるように、組み立てられて筒状体を成し、前記本体部品による通路に挿入されて通路を補強するリブを構成するための補強部品150を有する。例えば補強部品150は換気通路180の横断面形状にほぼ等しい平面形状を有し、開口150Aが形成された3枚の板を積層固定して構成される。補強部品150は換気通路180の途中に数箇所挿入配置されて固定される。補強部品150により、換気通路180の強度を向上させることが容易になる。補強部品は板を積層した構成に限定されず、板を折り曲げて筒状に形成する構造であってもよい。
固定部品160は、図8に例示されるマジックテープ(登録商標、以下省略)、図示を省略する両面テープ等とされる。マジックテープ160のループ161は壁面173に接着され、フック162は本体部品100の背面部102の表面に接着固定される。
上記組み立てキットを用いることにより、挿入孔106と換気扇170との隙間から通路に空気が流入することを抑制でき、床からの換気流量を所望に設定して換気通路の組み立てが可能にされるという機能を備える換気通路を誰でも手軽に組み立てることができる。組み立てキットとして提供されることから、工事費用が抑制され、床からの換気通路を低コストで構成することができる。
<天井換気扇への対応に特化した第2の実施の形態>
図9には天井換気扇への対応に特化した第2の実施の形態に係る換気通路組み立てキットを組み立てて完成した換気通路組立体290が縦断面によって例示される。図10乃至図11には換気通路組み立てキットを構成する一部の部品が例示される。
第2の実施の形態に係る換気通路組み立てキットは、図9に例示されるように、室内の床171から天井172の換気扇170への換気通路280A,280B,280Cを形成するためのキットであって、折り曲げと接合によって通路が組み立てられる本体部品200,210,220と、前記本体部品に取り付けられる取り付け部品207、230、110、142、150と、組み立てられた本体部品を壁面に固定する固定部品160とを有する。110に代表される開口規制部品、140で示される開口規制部品、150で示される補強部品については第1の実施の形態で説明したものと同じ部品であるからその詳細な説明を省略する。開口規制部品には120、130で示されるものを採用してもよいことは言うまでもない。
本体部品は水平方向に換気通路280Aを形成するための水平換気本体部品200及び水平方向の換気通路に連通して垂直方向に換気通路280B,280Cを形成するための垂直換気本体部品210,220を有する。
前記水平換気本体部品200は、図10Aに例示されるように前記換気扇の枠170が挿入される挿入孔206を有する長尺状の上面板部202と、前記上面板部とほぼ等しい大きさであって切欠き208が形成された底面板部201と、前記底面板部201の長尺状の縁辺と前記上面板部の長尺状の縁辺とをそれぞれ連結するための一対の長尺状の側面板部203,204と、接合代205が一体的に打ち抜き若しくは裁断にて形成されて成る。水平換気本体部品200の各部をその接続部分に形成された前記プレス溝や浅い切り溝に添って折り曲げて、接合代205を側面板部203の縁辺部分に接着若しくは両面テープ等により固定することによって、断面が四角形の通路280Aを形成することができる。前記挿入孔206は換気扇の枠の大きさに比べて大きく形成され、壁面173からの換気扇の位置が相違されていても、水平換気本体部品200の長さや挿入孔206の大きさを現物加工したりすることなく容易に対応することができる。パッキン207も挿入孔206の週縁に配置される大きさを備えているから、換気扇と挿入孔206との間に比較的大きな隙間があっても換気路がその部分から外に開放されてしまうことはない。
垂直換気本体部品は、図10Bに例示される第1の垂直換気本体部品210及び図10Cに例示される第2の垂直換気本体部品220から成り、前記外部取り付け部品の一つとして図11に例示されるストレート連結部品230を有する。
前記第1の垂直換気本体部品210は、長尺状の背面板部211、押さえ部216、長尺状の正面板部212、前記背面板部の長尺状の縁辺と前記正面板部の長尺状の縁辺とをそれぞれ連結するための一対の長尺状の側面板部213,214、前記水平換気本体部品200の底面板部201に結合される接続部217、割り溝218、及び接合代215が一体的に打ち抜き若しくは裁断にて形成されて成る。第1の垂直換気本体部品210の各部をその接続部分に形成された前記プレス溝や浅い切り溝に添って折り曲げて、接合代215を側面板部213の縁辺部分に接着若しくは両面テープ等により固定することにより、断面が四角形の通路280Bを形成することができる。組み立てられ水平換気本体部品200に組み立てられた第1の垂直換気本体部品210を結合する場合、217を201の内面に固定し、216を202の表面に固定すればよい。切欠き近傍において203及び204の一部を割り溝218近傍において214,213の一部に接着して通路のリークを抑制する。
前記第2の垂直換気本体部品220は、長尺状の背面板部221、長尺状の正面板部222、前記背面板部の長尺状の縁辺と前記正面板部の長尺状の縁辺とをそれぞれ連結するための一対の長尺状の側面板部223,224、及び接合代225が一体的に打ち抜き若しくは裁断にて形成されて成る。第2の垂直換気本体部品220の各部をその接続部分に形成された前記プレス溝や浅い切り溝に添って折り曲げて、接合代225を側面板部223の縁辺部分に接着若しくは両面テープ等により固定することにより、断面が四角形の通路280Cを形成することができる。
前記ストレート連結部品230は、背面板部231、正面板部232、前記背面板部の縁辺と前記正面板部の縁辺とをそれぞれ連結するための一対の側面板部233,234、及び接合代235が一体的に打ち抜き若しくは裁断にて形成されて成り、当該部品230の各部をその接続部分に形成された前記プレス溝や浅い切り溝に添って折り曲げて、接合代235を側面板部233の縁辺部分に接着若しくは両面テープ等により固定することにより、断面が四角形の筒状体を成す。この筒状体の一方が前記第1の垂直換気本体部品210による通路280Bに挿入固定され、前記筒状体の他方が第2の垂直換気本体部品220による通路280Cに挿入固定されて、前記第1の垂直換気本体部品210による通路280Bと前記第2の垂直換気本体部品220による通路280Cとを連結する。
天井換気扇への対応に特化した第2の実施の形態に係る換気通路組み立てキットを用いる場合にも、第1の実施の形態と同様に、挿入孔206と換気扇170との隙間から通路に空気が流入することを抑制でき、床からの換気流量を所望に設定して換気通路の組み立てが可能にされるという機能を備える換気通路を誰でも手軽に組み立てることができる。組み立てキットとして提供されることから、工事費用が抑制され、床からの換気通路を低コストで構成することができる。
<天井換気扇への対応に特化した第3の実施の形態>
第3の実施の形態として水平換気本体部品と垂直換気本体部品との接続にL字連結部品を採用する場合について説明する。この場合、水平換気本体部品は図10Aにおいて切欠き208を廃止した構成を採用する。垂直換気本体部品には図10Cの構成を採用する。このとき採用するL字連結部品を組み立てた組立体260が図12に例示される。L字連結部品は図13Aに例示される水平部品240と図13Bに例示される垂直部品250によって構成される。水平部品240と垂直部品は図10Aの水平換気本体部品と図10Bの垂直換気本体部品との連結部分と同じ構成を備える。
水平部品240は上面板部242、前記上面板部とほぼ等しい大きさであって切欠き246が形成された底面板部241、前記底面板部241の長尺状の縁辺と前記上面板部242の長尺状の縁辺とをそれぞれ連結するための一対の長尺状の側面板部243,244、接合代245が一体的に打ち抜き若しくは裁断にて形成されて成る。水平換気本体部品200の各部をその接続部分に形成された前記プレス溝や浅い切り溝に添って折り曲げて、接合代205を側面板部203の縁辺部分に接着若しくは両面テープ等により固定することにより、断面が四角形の通路280Aを形成することができる。
垂直部品250は、背面板部251、押さえ部257、正面板部252、前記背面板部の縁辺と前記正面板部の縁辺とをそれぞれ連結するための一対の側面板部253,254、前記水平部品240の底面板部241に結合される接続部256、割り溝258、及び接合代255が一体的に打ち抜き若しくは裁断にて形成されて成る。組み立てられ水平部品240に組み立てられた垂直部品250を結合する場合、257を241の内面に固定し、257を242の表面に固定すればよい。切欠き246近傍において243及び244の一部を割り溝258近傍において254,253の一部に接着して通路のリークを抑制する。
<天井換気扇への対応に特化した第4の実施の形態>
第4の実施の形態として水平換気本体部品と垂直換気本体部品との接続に傾斜連結部品を採用する場合について説明する。この場合、水平換気本体部品300は第3の実施の形態と同様に図10Aにおいて切欠き208を廃止した構成を採用し、垂直換気本体部品310には図10Cの構成を採用する。
このとき採用する傾斜連結部品320は図15に例示される展開構造を有する。例えば、6角形の側面板部350,352、長方形の底面板部353、及び長方形の上面板部351を主体とし、水平換気本体部品300に連結される連結切片330A〜330D、垂直換気本体部品310に連結される連結切片340A〜340D、及び接続代354A,354B,355A,355B,353Aが一体的に打ち抜き若しくは裁断にて形成されて成る。傾斜連結部品320の各部をその接続部分に形成された前記プレス溝や浅い切り溝に添って折り曲げて、接合代353A,354B,355Bを350に、接続代354A,355Aを352に、接着若しくは両面テープ等により固定することにより、通路を形成することができる。組み立てられた傾斜連結部品320の連結切片330A〜330Dを水平換気本体部品300の開口に挿入固定し、連結切片340A〜340Dを垂直換気本体部品310の上端開口に挿入固定すればよい。
特に制限されないが、図16に例示されるように、換気通路組み立てキットを組み立てて完成した換気通路組立体430を室内のコーナー部分に設置してもよい。この場合、傾斜連結部品420及び垂直換気本体部品410はコーナー部分に収まるように斜面を有する形状に組み立てられることになる。
換気通路組み立てキットを組み立てて完成した換気通路組立体430を壁173に据付ける場合にはマジックテープ160や両面テープと共に或いはそれに代えて図17に例示されるフック360を組立体430の背面に取り付け、フックを係止するリング361を壁173に設ける構造を採用してもよい。この場合に、フック360とリング361は固定部品として提供される。
<天井換気扇への対応に特化した第5の実施の形態>
第5の実施の形態は第4の実施の形態の細部を改良したものである。図18には第5の実施の形態に係る換気通路組み立てキットを組み立てて装着した状態を縦断面にて図示してある。
第5の実施の形態に係る換気通路組み立てキットは、図19の天井側通路部品500、図20の壁側通路部品600、図21の接続部品700、及び図22の取り付け部品800を有する。図18に示される500Aは天井側通路部品500を用いて組み立てられた天井側通路組立体、600Aは壁側通路部品600を用いて組み立てた壁側通路組立体、700Aは接続部品700を用いて組み立てた接続組立体である。
天井側通路部品500は、図18に示されるように、折り曲げと接合によって筒状の換気通路501が形成され、筒内に換気扇170を挿入するための挿入孔502を有する。天井側通路部品500の平面形状は図19に例示されるように、1枚の板が裁断されて上面板510、下面板511、側面板512〜514、端面板515,516、固定片517,518、及び開口片519が形成され、且つ折り曲げ用の溝520と切欠き521が形成されて成る。特に挿入孔502は、換気通路501内に補強リブを構成するための4個の折り曲げ片530,531を有し、図18及び図23に例示されるように折り曲げ片530は上面板510の裏面に折り返し固定され、折り曲げ片531はほぼ直角に折り曲げられてその足部531Aが下面板511の上面側に固定されるようになっている。前記1枚の板は例えば厚さ3mmの防水性のダンボール紙であり、天井側通路組立体500Aには天井に取り付けられて鉛直方向の力が常時作用され、さらには接続組立体700Aを介して壁側通路組立体600Aを支持するという性質上、多少厚めに設定される。
壁側通路部品600は折り曲げと接合によって筒状の換気通路601が形成されるものであり1枚の板が裁断されて正面板610、奥面板611、側面板612が形成されると共に、折り曲げ用の溝613が形成されて成る。前記1枚の板は例えば厚さ1mmの防水性のダンボール紙であり、天井側通路部品500よりも薄くてよい。天井側通路組立体500Aほど強度が要求されないからである。
前記接続部品700は、前記天井側通路部品500を用いて組み立てられた天井側通路組立体500Aの一端開口540と前記壁側通路部品600を用いて組み立てられた壁側通路組立体600Aの一端開口620とを接続するために、折り曲げと接合によって筒状の通路710が形成される。図21に例示されるように、前記接続部品700は接続通路部品710と位置決め固定部品730から成る。
接続通路部品710は、図18及び図24に例示されるように、前記天井側通路組立体500Aの一端開口540に挿入され反挿入端に開口710を持ち筒状の通路711を形成するための第1接続部712と、前記壁側通路組立体600Aの一端開口620に挿入され反挿入端に前記第1接続部712の前記開口710と相互に一縁を共有する開口720を持つ筒状の通路721を形成するための第2接続部722を有する。740は開口710と720が共有する一つの縁辺としての一縁である。前記第1接続部712及び前記第2接続部722は1枚の板が裁断され、第1の接続上面713、第1の接続下面714、第1の接続側面715、第12の接続上面723、第2の接続下面724、および第2の接続側面725が形成されると共に、折り曲げ用の溝716と切欠き717,727が形成されて成る。
位置決め固定部品730は、前記第1接続部712と前記第2接続部722が一縁740を共有する前記開口710,720の間を覆って前記第1接続部712と前記第2接続部722を位置決め固定するものである。位置決め固定部品730は1枚の板が裁断され、上面731及び側面732が形成されると共に、折り曲げ用の溝733が形成されて成る。図25に例示されるように、第1接続部品712と第2接続部品722が組み立てられてほぼ直角にされた状態で、開口710,720を覆うように位置決め固定部品730を接続通路部品710の組立体の上に接着固定して一体化し、通路711と通路721をほぼ直角に連通させる。
上記接続部品700、天井側通路部品500及び壁側通路部品600の組立には接着剤又は両面テープなどを用いて固定台を相互に固定すればよい。夫々の部品が組み立てられたとき、図18に例示されるように、接続組立体700の第1接続部712を天井側通路組立体500Aの端面から換気通路501に挿入して接着又は両面テープで固定し、接続組立体700Aの第2接続部722を壁側通路組立体600Aの一端開口540に挿入して接着又は両面テープで固定し、接続組立体700Aの背に位置する上面731(図21参照)に、天井側通路組立体500Aの開口片519を接着又は両面テープで固定して、組み立てればよい。また、図20に例示する開口片620を壁側通路部品600に追加し、双方の開口片519、620を上面731に固定して、組立強度を増すようにしてもよい。このとき、接続組立体700Aを天井側通路組立体500A及び壁側通路組立体600Aの一端開口に挿入するとき接着を行わず、双方の開口片519、620を上面731に接着又は両面テープで固定するようにしてもよい。更にこのとき、接続組立体700A、天井側通路組立体500A及び壁側通路組立体600Aの分解と再利用性を向上させるには、双方の開口片519、620を上面731に固定する手段としてマジックテープなどの分離可能な固定具を用いることが望ましい。
取り付け部品800は、図22及び図23に例示されるように、前記天井側通路組立体500Aの外方に一部を延在させて天井側通路組立体500Aの天井172に対向する面に固定される複数個の板片801と、前記板片801を前記天井172に固定するピンや鋲等の固定ピン802とからなる。前記板片801は、前記固定ピン802を通すための貫通孔804を有する。板片801は例えば透明プラスチック板で形成され、板片801は例えば両面テープ803で天井側通路組立体500Aに接着固定される。前記貫通孔804は例えば直径1mmの孔であって、前記板片801の前記貫通孔804に前記固定ピン802を通すことによって前記天井側通路組立体500Aが天井に固定されればよい。
特に制限されないが、前記挿入孔502の周縁部に環状に且つ天井172に向けて配置される、柔軟性を有するパッキンを設けてもよい。天井と前記天井側通路部品との隙間が大きくなっても換気通路から換気扇への吸気効率の低下を抑制することができる。
上記第5の実施の形態によれば、以下の作用効果を得る。
(1)天井側通路部品500、壁側通路部品600及び接続部品700に大別された部品が提供されるから、これを用いることにより、床から換気扇170にいたる換気通路を誰でも手軽に組み立てることができる。組み立てキットとして提供されることから、工事費用が抑制され、床からの換気通路を低コストで実現することができる。
(2)前記天井側通路組立体500Aにおける換気通路501の横断面の開口面積は、前記壁側通路組立体600Aにおける換気通路601の横断面の開口面積よりも大きくされる。この開口面積に差によって、換気通路の遠方端である床側からの換気流速を容易に確保することができる。
(3)接続部品700を図21の如くに構成することにより、天井側通路組立体500Aと前記壁側通路組立体600Aをほぼ直角に接続する接続組立700Aの強度を少ない部品点数で実現する事ができる。
(4)天井側通路500、壁側通路部品600及び接続部品700をそれぞれ板状で提供することにより換気通路組立キットの可搬性及び多数の換気通路組立キットの集積性の向上に資することができる。
(5)板片803を用いて天井側通路組立体700Aを天井172に取り付けることにより、天井との隙間を小さくして前記天井側通組立体700Aを容易に天井172に固定することができると共に、天井との間の小さな隙間によって床からの吸気に支障を生ずることなく天井側からの吸気も可能になる。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前記ストレート連結部品230による連結構造は、図1の換気本体部品100又は図9の水平換気本体部品200を2分割して連結する構造に適用することも可能である。固定部品は上記実施の形態に限定されず工事用ホチキスを使用することも可能である。補強リブにはストレート連結部品と同じ構成を採用することも可能である。また、組み立てた換気通路部品を接続する構成は連結部品等を用いる上記構成に限定されず、通路の開口端部を付き合わせて接着剤又は粘着テープなどを用いて固定するように組み立てる構造を採用してもよい。換気通路組み立てキットは家庭のトイレ等で使用する場合はもとより、学校、作業場、病院、介護施設など、床の空気を換気する種々の用途に対して有用である。
また、第5の実施の形態に係る換気通路組立キットにおいて、前記挿入孔の周縁部に環状に且つ天井に向けて配置される、柔軟性を有するパッキンを設け、更に、天井側通路部品をその閉塞側で外部に連通させる小孔をもうけてもよい。天井と前記天井側通路部品との隙間が大きくなっても換気通路から換気扇への吸気効率の低下を抑制することができる。
また、第5の実施の形態の説明では、前記壁側通路組立体600Aと壁173とを積極的に固定しないものとして説明したが、本発明は限定されず、例えば、両面テープ、マジックテープ、ピン等で前記壁側通路組立体600Aを壁713に固定してもよい。
また、第5の実施の形態における前記天井側通路組立体500Aを壁側の換気扇に利用してもよい。その場合、前記壁側通路組立体600Aを前記天井側通路組立体500Aに直接繋げても良い。
また、第5の実施の形態において、前記天井側通路組立体500A、前記壁側通路組立体600A及び接続組立体700Aを夫々別々に固定しても良い。
また、前記天井側通路部品500と前記壁側通路部品600の板の厚さは同じでも良い。
100 本体部品
107、110、140、150 取り付け部品
106 挿入孔
107 パッキン
110,120,130 開口規制部品
140 開口規制部品
160 固定部品
171 室内の床171
173 壁面173
170 換気扇
180 換気通路
190 換気通路組立体
200,210,220 本体部品
207、230 取り付け部品
240 水平部品
250 垂直部品
260 L字連結部品を組み立てた組立体
290 換気通路組立体
280A,280B,280C 換気通路
300 水平換気本体部品
310 垂直換気本体部品
330 換気通路組立体
500 天井側通路部品
502 挿入孔
500A 天井側通路組立体
600 壁側通路部品
600A 壁側通路組立体
700 接続部品
800 取付け部品
801 板片
802 固定具

Claims (17)

  1. 室内の床から換気扇への換気通路を形成するための換気通路組み立てキットであって、折り曲げと接合によって通路が組み立てられる本体部品と、前記本体部品に取り付けられる取り付け部品と、組み立てられた本体部品を前記室内に固定する固定部品とを有し、
    前記本体部品は、4面を取り囲んで通路を形成するための複数の面部が一体的に形成されていて、その一つの面部は前記換気扇が挿入される挿入孔を有し、
    前記取り付け部品として、前記一つの面部に形成された前記挿入孔の周縁部に固定される、柔軟性を有すパッキンと、
    前記本体部品が組み立てられたとき前記複数の面部で4面が囲まれる換気通路の上側の開放端部における開口を、前記4面が囲まれる換気通路の下側の開放端部における開口よりも小さく且つ部品を重ね合わせて固定することによって所要の開口度合いに規制するための開口規制部品と、を有する、換気通路組み立てキット。
  2. 前記開口規制部品は、規制する開口度合いをそれぞれ相違させ、所要の開口度合いに応じて選択使用される複数部品からなる、請求項1記載の換気通路組み立てキット。
  3. 前記取り付け部品として、前記本体部品による通路に挿入されて通路を補強するリブを構成するための補強部品を有する、請求項1又は2記載の換気通路組み立てキット。
  4. 前記本体部品は、前記挿入孔を有する長尺状の背面板部と、
    前記背面板部とほぼ等しい大きさの長尺状の正面板部と、
    前記背面板部の長尺状の縁辺と前記正面板部の長尺状の縁辺とをそれぞれ連結するための一対の長尺状の側面板部と、が一体的に形成されていて、組み立てられた通路は直線状にされる、請求項1乃至3の何れか1項記載の換気通路組み立てキット。
  5. 前記本体部品は第1の本体部品及び第2の本体部品から成り、前記取り付け部品の一つとしてストレート連結部品を有し、
    前記第1の本体部品及び第2の本体部品の夫々は、長尺状の背面板部と、
    前記背面板部とほぼ等しい大きさの長尺状の正面板部と、
    前記背面板部の長尺状の縁辺と前記正面板部の長尺状の縁辺とをそれぞれ連結するための一対の長尺状の側面板部と、が一体的に形成されていて、組み立てられた通路は直線状にされ、
    前記第1の本体部品又は前記第2の本体部品の何れか一方の背面板部に前記挿入孔が形成され、
    前記ストレート連結部品は、組み立てられて筒状体を成し、この筒状体の一方が前記第1の本体部品による通路に挿入固定され、前記筒状体の他方が第2の本体部品による通路に挿入固定されて前記第1の本体部品による通路と第2の本体部品による通路を連結する、請求項1乃至4の何れか1項記載の換気通路組み立てキット。
  6. 前記本体部品は、水平方向に換気通路を形成するための水平換気本体部品及び水平方向の換気通路に連通して垂直方向に換気通路を形成するための垂直換気本体部品を有し、
    前記水平換気本体部品は、前記換気扇の枠が挿入される挿入孔を有する長尺状の上面板部と、
    前記上面板部とほぼ等しい大きさの長尺状の底面板部と、
    前記底面板部の長尺状の縁辺と前記上面板部の長尺状の縁辺とをそれぞれ連結するための一対の長尺状の側面板部と、が一体的に形成されて成り、
    前記垂直換気本体部品は、長尺状の背面板部と、
    前記背面板部とほぼ等しい大きさの長尺状の正面板部と、
    前記背面板部の長尺状の縁辺と前記正面板部の長尺状の縁辺とをそれぞれ連結するための一対の長尺状の側面板部と、が一体的に形成されて成り、
    組み立てられた前記本体部品による通路は概略L字状を呈する、請求項1乃至3の何れか1項記載の換気通路組み立てキット。
  7. 前記水平換気本体部品と前記垂直換気本体部品は、組み立てられた状態で連通するために接合される直結片を有する、請求項6記載の換気通路組み立てキット。
  8. 記取り付け部品の一つとしてL字連結部品を有し、
    前記L字連結部品は、組み立てられて概略L字状に屈曲された筒状体を成し、この筒状体の一方が前記水平換気本体部品による通路に挿入固定され、前記筒状体の他方が前記垂直換気本体部品による通路に挿入固定されて、前記水平換気本体部品による通路を前記垂直換気本体部品通路を連結するL字連結部品による通路に連結する、請求項6記載の換気通路組み立てキット。
  9. 前記垂直換気本体部品は第1の垂直換気本体部品及び第2の垂直換気本体部品から成り、前記外部取り付け部品の一つとしてストレート連結部品を有し、
    前記第1の垂直換気本体部品及び第2の垂直換気本体部品の夫々は、長尺状の背面板部と、
    前記背面板部とほぼ等しい大きさの長尺状の正面板部と、
    前記背面板部の長尺状の縁辺と前記正面板部の長尺状の縁辺とをそれぞれ連結するための一対の長尺状の側面板部と、が一体的に形成されていて、組み立てられた通路は直線状にされ、
    前記ストレート連結部品は、組み立てられて筒状体を成し、この筒状体の一方が前記第1の垂直換気本体部品による通路に挿入固定され、前記筒状体の他方が第2の垂直換気本体部品による通路に挿入固定されて、前記第1の垂直換気本体部品による通路と前記第2の垂直換気本体部品による通路とを連結する、請求項7又は8記載の換気通路組み立てキット。
  10. 床から壁面の換気扇への換気通路を形成するための換気通路組み立てキットであって、折り曲げと接合によって通路が組み立てられる本体部品と、前記本体部品に取り付けられる取り付け部品と、組み立てられた本体部品を壁面に固定する固定部品とを有し、
    前記本体部品は、前記換気扇が挿入される挿入孔を有する長尺状の背面板部と、
    前記背面板部とほぼ等しい大きさの長尺状の正面板部と、
    前記背面板部の長尺状の縁辺と前記正面板部の長尺状の縁辺とをそれぞれ連結するための一対の長尺状の側面板部と、が一体的に形成されて成り、
    前記取り付け部品として、前記背面板部に形成された前記挿入孔の周縁部に固定される、柔軟性を有するパッキンと、
    前記本体部品が組み立てられたとき前記背面板部、前記正面板部及び前記一対の側面板部の4面で囲まれる換気通路の上側における開口を、前記4面で囲まれる換気通路の下側の開口よりも小さく且つ部品を重ね合わせて固定することによって所要の開口度合いに規制するための開口規制部品と、を有する、換気通路組み立てキット。
  11. 床から天井の換気扇への換気通路を形成するための換気通路組み立てキットであって、折り曲げと接合によって通路が組み立てられる本体部品と、前記本体部品に取り付けられる取り付け部品と、組み立てられた本体部品を天井面及び壁面に固定する固定部品とを有し、
    前記本体部品は、水平方向に換気通路を形成するための水平換気本体部品及び水平方向の換気通路に連通して垂直方向に換気通路を形成するための垂直換気本体部品を有し、
    前記水平換気本体部品は、前記換気扇が挿入される挿入孔を有する長尺状の上面板部と、
    前記上面板部とほぼ等しい大きさの長尺状の底面板部と、
    前記底面板部の長尺状の縁辺と前記上面板部の長尺状の縁辺とをそれぞれ連結するための一対の長尺状の側面板部と、が一体的に形成されて成り、
    前記垂直換気本体部品は、長尺状の背面板部と、
    前記背面板部とほぼ等しい大きさの長尺状の正面板部と、
    前記背面板部の長尺状の縁辺と前記正面板部の長尺状の縁辺とをそれぞれ連結するための一対の長尺状の側面板部と、が一体的に形成されて成り、
    前記取り付け部品として、前記上面板部に形成され前記挿入孔の周縁部に固定される、柔軟性を有するパッキンと、
    前記水平本体部品と前記垂直換気本体部品が組み立てられて連通されたとき前記組立たれた水平換気本体部品の前記上面板部、前記底面板部及び前記一対の側面板部の4面で囲まれる空間の開放端部における開口を、前記組み立てられた垂直換気本体部品前記背面板部、前記正面板部及び前記一対の側面板部の4面で囲まれる空間の開放端部における開口よりも小さく且つ部品を重ね合わせて固定することによって所要の開口度合いに規制するための開口規制部品と、を有する、換気通路組み立てキット。
  12. 折り曲げと接合によって筒状の換気通路が形成され、筒内に換気扇を挿入するための挿入孔を有する天井側通路部品と、
    前記天井側通路部品を用いて組み立てられた天井側通路組立体を天井に固定するための天井取付け部品と、
    前記挿入孔の周縁部に設けられる、柔軟性を有するパッキンと
    折り曲げと接合によって筒状の換気通路が形成される壁側通路部品と、
    前記天井側通路組立体の一端開口と前記壁側通路部品を用いて組み立てられた壁側通路組立体の一端開口とを接続するために、折り曲げと接合によって筒状の通路が形成される接続部品と、を有し、
    前記天井取付け部品で天井に固定された天井側通路組立体に、前記接続部品を用いて壁側通路組立体を接続することにより、室内の床から換気扇への換気通路を形成するための換気通路組立キットであって、
    前記天井側通路組立体の他端開口を、前記壁側通路組立体の他端開口よりも小さく且つ部品を重ね合わせて固定することによって所要の開口度合いに規制するための開口規制部品を、更に有する、換気通路組み立てキット。
  13. 前記天井側通路組立体における換気通路の横断面の開口面積は、前記壁側通路組立体における換気通路の横断面の開口面積よりも大きい、請求項12記載の換気通路組み立てキット。
  14. 前記天井側通路部品、前記壁側通路部品及び前記接続部品はそれぞれ1枚の板が裁断され且つ折り曲げ用の溝と切欠きが形成されて成る、請求項12又は13記載の換気通路組み立てキット。
  15. 前記接続部品は、前記天井側通路部品の一端開口に挿入され反挿入端に開口を持ち筒状の通路を形成するための第1接続部及び前記壁側通路部品の一端開口に挿入され反挿入端に前記第1接続部の前記開口と相互に一縁を共有する開口を持つ筒状の通路を形成するための第2接続部を有する接続通路部品と、前記第1接続部と前記第2接続部が一縁を共有する前記開口の間を覆って前記第1接続部と前記第2接続部を位置決め固定するための位置決め固定部品とを有する、請求項12記載の換気通路組み立てキット。
  16. 前記第1接続部及び前記第2接続部は1枚の板が裁断され且つ折り曲げ用の溝と切欠きが形成されて成る、請求項15記載の換気通路組み立てキット。
  17. 前記天井取付け部品は、前記天井側通路組立体の外方に一部を延在させて前記天井側通路組立体の天井に対向する面に固定される複数個の固定板と、前記固定板を前記天井に固定する固定具とである、請求項12記載の換気通路組み立てキット。
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