JP4778820B2 - 吸収性物品 - Google Patents

吸収性物品 Download PDF

Info

Publication number
JP4778820B2
JP4778820B2 JP2006085814A JP2006085814A JP4778820B2 JP 4778820 B2 JP4778820 B2 JP 4778820B2 JP 2006085814 A JP2006085814 A JP 2006085814A JP 2006085814 A JP2006085814 A JP 2006085814A JP 4778820 B2 JP4778820 B2 JP 4778820B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
absorbent article
corner
main body
absorbent
back sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006085814A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007259923A (ja
Inventor
和代 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Livedo Corp
Original Assignee
Livedo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Livedo Corp filed Critical Livedo Corp
Priority to JP2006085814A priority Critical patent/JP4778820B2/ja
Publication of JP2007259923A publication Critical patent/JP2007259923A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4778820B2 publication Critical patent/JP4778820B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Description

本発明は、着用者からの***物を受ける吸収性物品に関する。
使い捨ておむつでは、少量の排尿時であってもおむつ全体を交換する必要があるため、使用者にとって経済的な負担が大きくなってしまう。そこで、従来より、使い捨ておむつの内側において安価な補助吸収具(いわゆる、尿取りパッド等)により着用者の***部を覆い、少量の排尿時には補助吸収具のみを交換することが行われている。
このような補助吸収具の1つとして、使い捨ておむつの内側に取り付けられるシート状の吸収パッドが利用されており、吸収パッドの取り付けの際には、使い捨ておむつの着用者側の面に、吸収パッドのバックシート上に設けられた面ファスナや粘着テープ等の止着部を止着することが行われている。例えば、特許文献1では、吸収性物品の縦方向の末端領域に係止ファスナ等を設けることにより、吸収性物品が取り付けられた使い捨ておむつを着用する際に、吸収性物品が縒れたりたくれることを抑制する技術が開示されている。
また、他の種類の補助吸収具として、使い捨ておむつや下着の内側において着用者の陰茎に装着される男性用尿吸収物品も利用されている。例えば、特許文献2では、2つ折りにされた平板状の吸収性物品の両側縁部を接着して形成される袋状の男性用吸収パッドにおいて、折り目の一方側に陰茎を袋内部に挿入するための十字形状のスリット部が形成されている。
特開2000−139982号公報 特開2002−336285号公報
ところで、特許文献2の男性用吸収パッドは、当然、女性に対して装着することはできない。一方、特許文献1のシート状の吸収性物品は、男性および女性の双方に対して装着することができるが、男性に対して装着した場合、着用者の動作により吸収性物品の内側で陰茎の位置や向きが変わってしまい、吸収性物品から尿が漏れてしまう恐れがある。
したがって、病院や介護施設等では、外装物品の内側に取り付けられる様々なサイズの吸収パッドや男性用尿吸収物品等の多種類の補助吸収具が使用されることになる。その結果、着用者に装着する際に適切な種類の補助吸収具を選別したり、多種類の補助吸収具を種類毎に管理するために多大な労力を要している。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、一の吸収性物品を、吸収パッドおよび男性用尿吸収物品のいずれの目的でも使用することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、吸収性物品であって、吸収体、前記吸収体の着用者側である内側の主面を覆うトップシート、および、前記吸収体の外側の主面を覆うバックシートを有する略矩形状の本体部と、前記本体部の長手方向の一方側の端部において、一の角部前記バックシート上に設けられる角部止着部とを備え、前記本体部の前記一方側の端部において、前記吸収体の外縁にて前記トップシートと前記バックシートとが接合されたエッジ部が設けられており、外装物品の内側において着用者からの***物を受ける吸収パッドとして使用される際に、前記角部止着部が前記外装物品の内側に止着され、男性用尿吸収物品として使用される際に、前記本体部の前記一方側の端部において、前記一の角部およびもう1つの角部が前記トップシート側へと折り返され、前記角部止着部により互いに止着されることにより陰茎を包む筒状部が形成され、前記本体部が前記バックシートを外側に向けて2つ折りにされて前記本体部の他方側の部位が前記筒状部に重ねられ、前記エッジ部が、前記バックシート側に折り返され、前記角部止着部または前記バックシート上に設けられた他の止着部により前記バックシート上に止着され、前記エッジ部が前記バックシート側に折り返された状態で、前記角部止着部の少なくとも一部が前記エッジ部と重ならない
請求項に記載の発明は、請求項に記載の吸収性物品であって、前記角部止着部が面ファスナであり、前記本体部の前記一方側の端部において、前記バックシートの外側の面が不織布により形成されている。
請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の吸収性物品であり、前記一の角部側の側縁部における前記エッジ部の前記長手方向の長さが10mm以上40mm以下である。
請求項に記載の発明は、請求項ないしのいずれかに記載の吸収性物品であって、前記本体部の前記一方側の端部の前記バックシート上において、前記長手方向に垂直な幅方向のおよそ中央から前記幅方向の両側に伸びる中央止着部をさらに備え、前記バックシート側に折り返された前記エッジ部により、前記中央止着部が覆われる。
請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載の吸収性物品であって、前記本体部の前記一方側の端部において、前記角部止着部との間に止着部非存在領域を挟み、前記もう1つの角部の前記バックシート上に前記角部止着部とは個別に設けられるもう1つの角部止着部をさらに備える。
請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載の吸収性物品であって、前記本体部の前記長手方向の前記他方側の端部において、前記本体部の一の角部の前記バックシート上に他の角部止着部をさらに備える。
請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載の吸収性物品であって、前記本体部の前記長手方向のほぼ全長に亘って前記本体部の前記長手方向に垂直な幅方向の両側に設けられた一対の側壁部をさらに備える。
本発明では、吸収性物品を吸収パッドおよび男性用尿吸収物品のいずれの目的でも使用することができる。また、吸収性物品の着用感を向上することができる。さらに、吸収性物品を容易に着用することができる。請求項の発明では、エッジ部を容易に止着することができる。請求項の発明では、吸収性物品を迅速に着用することができる。請求項の発明では、吸収性物品からの***物の漏出を防止することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る吸収性物品1の構成を示す平面図である。吸収性物品1は、外装物品である使い捨ておむつの内側(すなわち、着用者側)に取り付けられて着用者からの***物を受ける吸収パッドとして使用され、また、使い捨ておむつの内側において着用者の陰茎に装着されて尿を吸収する男性用尿吸収物品としても使用される。図1では、吸収性物品1の着用者側を手前側にして吸収性物品1を描いている。
図1に示すように、吸収性物品1は、略矩形状かつ略シート状の本体部2、および、本体部2の長手方向(すなわち、図1中の上下方向)のほぼ全長に亘って長手方向に垂直な幅方向の両側に設けられた一対の側壁部3を備える。また、吸収性物品1は、本体部2の長手方向の両側の端部26,27のそれぞれにおいて、2つの角部25の着用者側とは反対側(すなわち、図1中の奥側)にそれぞれ個別に設けられる略矩形状の角部止着部である角部面ファスナ41を備える。
図2は、吸収性物品1を図1中に示すA−Aの位置で長手方向に垂直な面で切断した断面図である。図1および図2に示すように、本体部2の内側に設けられた一対の側壁部3のそれぞれには、長手方向に伸びる弾性部材31が接合されており、図1に示すように吸収性物品1を広げた状態では、弾性部材31は伸張状態となっている。吸収性物品1では、弾性部材31が収縮することにより、本体部2の側方において側壁部3が着用者側に向かって立ち上がり、着用時に着用者の足の付け根近傍に当接する立体ギャザーが形成される。なお、各側壁部3には複数の弾性部材31が設けられてもよい。
側壁部3は、撥水性または不透液性の不織布(例えば、スパンボンド不織布やメルトブロー不織布、SMS(スパンボンド・メルトブロー・スパンボンド)不織布)やプラスチックフィルム、あるいは、これらの複合材料により形成される。吸収性物品1の快適性向上の観点からは、側壁部3は通気性を有することが好ましい。弾性部材31としては、ポリウレタン糸、ポリウレタンフィルム、天然ゴム等が用いられる。
図1および図2に示すように、本体部2は、吸収体である吸収コア22、吸収コア22の内側(すなわち、着用者側)の主面を覆うトップシート21、および、吸収コア22の外側(すなわち、着用者側とは反対側)の主面を覆うバックシート23を備える。トップシート21およびバックシート23は、ホットメルト接着剤等により吸収コア22の周囲にて互いに接合される。以下の説明では、図1に示す本体部2の長手方向の両側の端部26,27においてトップシート21とバックシート23とが接合された部位24(すなわち、吸収コア22の長手方向の外縁(正確には、外縁よりも外側)に設けられた部位)を「エッジ部24」という。図1に示すように、エッジ部24の長手方向の長さは幅方向においてほぼ均一であり、本実施の形態では、約20mmとされる。
トップシート21は透液性の材料、例えば、親水性繊維により形成された不織布であり、着用者からの***物の水分を速やかに捕捉して吸収コア22へと移動させる。トップシート21として利用される不織布は、例えば、ポイントボンド不織布やエアスルー不織布、スパンレース不織布であり、これらの不織布を形成する親水性繊維としては通常、セルロースやレーヨン、コットン等が用いられる。なお、トップシート21として、表面を界面活性剤により親水処理した疎水性繊維(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、ナイロン)にて形成された透液性の不織布が利用されてもよく、また、開孔を有するプラスチックフィルムが利用されてもよい。
吸収コア22は、親水性繊維(例えば、粉砕したパルプ繊維やセルロース繊維)に粒状の吸水性ポリマー(例えば、SAP(Super Absorbent Polymer))を混合したものをティッシュペーパーや透液性不織布等の被覆シートにより包み込んで形成され、トップシート21を透過した水分を吸収して迅速に固定する。親水性繊維を包む被覆シートは、親水性繊維および吸水性ポリマーとホットメルト接着剤により接合されて、親水性繊維の型崩れ、および、吸水性ポリマーの脱落(特に、吸水後における脱落)を防止する。
バックシート23は撥水性または不透液性の不織布であり、トップシート21を透過した水分、および、吸収コア22に一旦吸収された水分が、本体部2の着用者側とは反対側にしみ出すのを防止する。バックシート23として利用される不織布は、例えば、スパンボンド不織布やメルトブロー不織布、SMS不織布であり、必要に応じて撥水処理が施されてもよい。
図1に示すように、4つの角部面ファスナ41は、本体部2の吸収コア22が存在する領域に配置されており、図2に示すように、バックシート23上にホットメルト接着剤等の接着剤40により接着されている。角部面ファスナ41は微小なフック部材を多数有し、吸収性物品1が使い捨ておむつの内側において着用者からの***物を受ける吸収パッドとして使用される際には、当該使い捨ておむつの内側の不織布や布地中の繊維群に着脱可能に止着される。これにより、使い捨ておむつの内側において吸収性物品1がずれてしまうことを防止することができ、着用者からの***物を吸収性物品1により確実に受けることができる。
次に、吸収性物品1が男性用尿吸収物品として使用される際の装着方法について説明する。図3.Aないし図3.Dは、装着途上の吸収性物品1を示す図である。図3.Aは、吸収性物品1の一方の端部近傍を示す底面図であり、図3.Bは、吸収性物品1の平面図である。図3.Cは、吸収性物品1の斜視図であり、図3.Dは、2つ折りにされた吸収性物品1を後述する筒状部200側から見た平面図である。なお、図3.C中では、側壁部3の図示を省略している。
吸収性物品1が装着される際には、まず、図3.Aに示すように、本体部2の長手方向の一方側の端部26において、エッジ部24がバックシート23側に折り返されて2つの角部面ファスナ41に止着される。吸収性物品1では、この状態(すなわち、エッジ部24が折り返された状態)で、2つの角部面ファスナ41の一部がエッジ部24とは重ならずにバックシート23上においてエッジ部24から露出している。
続いて、図3.Bに示すように、本体部2の端部26において、一の角部25(すなわち、図3.B中の右側の角部25)がトップシート21側へと折り返され、続いて、もう1つの角部25(すなわち、図3.B中の左側の角部25)が、トップシート21側へと折り返される。そして、先に折り返された角部25の角部面ファスナ41が、後から折り返された角部25のトップシート21に止着されることにより、2つの角部25が互いに止着されて陰茎を包む筒状部200が形成される。吸収性物品1が着用者に装着された状態においては、筒状部200の自由端201が着用者の陰茎の付け根近傍に位置する。
ここで、筒状部200が形成されるためには、エッジ部24がバックシート23側に折り返された状態において、本体部2の角部25における角部面ファスナ41の少なくとも一部が、エッジ部24から露出している(すなわち、エッジ部24とは重ならない)ことが必要である。角部面ファスナ41をエッジ部24から露出させるという観点からは、角部25の側縁部(すなわち、幅方向の端部)におけるエッジ部24の長手方向の長さは40mm以下とされることが好ましい。一方、吸収性物品1の製造においてトップシート21とバックシート23とを容易に接合するとともに、吸収コア22が吸水して膨張した状態においてもトップシート21とバックシート23との接合を維持するという観点からは、エッジ部24の長手方向の長さは10mm以上とされることが好ましい。
次に、図3.Cに示すように、本体部2がバックシート23を外側に向けて2つ折りにされ、本体部2の他方側の部位202(すなわち、筒状部200が形成される側とは反対側のシート状の部位であり、以下、「シート部202」という。)が、図3.Dに示すように筒状部200に重ねられる。このとき、本体部2は、シート部202の長手方向の長さが筒状部200の長手方向の長さよりも長くなるように2つ折りにされる。吸収性物品1では、図3.Cに示す筒状部200の外側に位置する角部面ファスナ41(すなわち、筒状部200の形成に寄与していない方の角部面ファスナ41)が、シート部202のトップシート21に止着されることにより、筒状部200がシート部202に止着される。
その後、図3.Dに示すシート部202のバックシート23上に設けられている角部面ファスナ41が、使い捨ておむつ等の外装物品の内側に止着されることにより、吸収性物品1が使い捨ておむつ等に止着される。
以上に説明したように、吸収性物品1は、外装物品の内側において着用者からの***物を受ける吸収パッドとして使用することができるとともに、着用者の陰茎に装着されて尿を吸収する男性用尿吸収物品としても使用することができる。このように、吸収性物品1は、吸収パッドおよび男性用尿吸収物品のいずれの目的でも使用することができるため、病院や介護施設等において、着用者への装着の際に適切な種類の吸収性物品を選別するための労力を軽減することができる。また、使用する吸収性物品の種類を減らして、吸収性物品の管理に要する労力を軽減することもできる。
吸収性物品1が吸収パッドとして使用される際には、角部面ファスナ41により吸収性物品1が使い捨ておむつ等の外装物品の内側に止着されることにより、吸収性物品1のずれや縒れを防止して吸収性物品1からの尿等の***物の漏れを防止することができる。また、本体部2のトップシート21側において、幅方向の両側に側壁部3が設けられることにより、吸収性物品1の側方から***物が漏出することを確実に防止することができる。
吸収性物品1では、本体部2の一方側の端部26において、両側の角部25に角部面ファスナ41が設けられることにより、吸収性物品1を外装物品に対してより強固に止着することができる。また、本体部2の他方側の端部27にも角部面ファスナ41が設けられることにより、吸収性物品1の外装物品に対する止着をさらに強固なものとすることができる。
一方、吸収性物品1が男性用尿吸収物品として使用される際には、本体部2の一方側の端部26において、一の角部25に設けられた角部面ファスナ41により2つの角部25が互いに止着されて陰茎を包む筒状部200が形成される。これにより、陰茎に対する吸収性物品1の密着性を向上することができるとともに陰茎の移動を制限することができ、吸収性物品1から使い捨ておむつ等の外装物品への尿の漏れを防止することができる。
吸収性物品1では、装着時に本体部2が2つ折りにされてシート部202が筒状部200に重ねられることにより、筒状部200から外側に流れ出る尿をシート部202により吸収して吸収性物品1からの尿の漏れを確実に防止することができる。また、シート部202の長手方向の長さが筒状部200よりも長いため、シート部202が筒状部200よりも長手方向において突出して着用者の腹側の肌に接する。これにより、筒状部200の自由端201側(すなわち、陰茎の付け根側)から尿が流れ出ることがあっても、流れ出た尿をシート部202により吸収することができるため、吸収性物品1からの尿の漏れをより確実に防止することができる。さらに、本体部2のトップシート21側において、幅方向の両側に側壁部3が設けられることにより、吸収性物品1の側方から尿等の***物が漏出することを確実に防止することができる。
吸収性物品1では、本体部2の端部26において、筒状部200を形成する角部面ファスナ41とは反対側の角部面ファスナ41により、筒状部200がシート部202に対して止着される。これにより、筒状部200がシート部202に対してずれたり、筒状部200とシート部202との間に隙間が生じることを防止することができ、吸収性物品1の着用者に対する密着性をより向上することができる。また、端部26の両側の角部25に角部面ファスナ41が設けられることにより、どちら側の角部25から先に折り返しても筒状部200を形成することができるため、吸収性物品1の装着を行う者の利き手等にかかわらず、吸収性物品1を容易に着用することができる。
さらに、吸収性物品1では、シート部202上の角部面ファスナ41により吸収性物品1を外装物品に止着することにより、吸収性物品1の外装物品内におけるずれ等を防止し、吸収性物品1の着用者に対する密着性をさらに向上することができる。また、本体部2の長手方向の両側の端部26,27に角部面ファスナ41が設けられることにより、どちら側の端部においても筒状部200を形成することができるため、装着時に吸収性物品1の向きを変更する必要がなく、吸収性物品1を迅速に着用することができる。
本体部2の端部26では、エッジ部24がバックシート23側に折り返されることにより、エッジ部24が着用者側に突出して陰茎の付け根近傍に強く接触することを抑制することができるため、吸収性物品1の着用感を向上することができる。また、2つの角部面ファスナ41が、止着部非存在領域(すなわち、止着部である面ファスナが設けられない領域)を間に挟んで個別に配置されることにより、陰茎の付け根近傍において面ファスナが着用者の肌に接触することを防止して吸収性物品1の着用感をさらに向上することができる。
吸収性物品1では、折り返されたエッジ部24が2つの角部面ファスナ41(すなわち、筒状部200を形成する一の角部面ファスナ41、および、当該一の角部面ファスナ41とは個別にバックシート23上に設けられた他の角部面ファスナ41)によりバックシート23上に止着されることにより、エッジ部24を折り返した状態で固定することができるため、筒状部200を容易に形成して吸収性物品1を容易に着用することができる。
本体部2の端部26では、エッジ部24の外側の面(すなわち、折り返された状態で角部面ファスナ41に対向する面)となるバックシート23が、角部面ファスナ41に止着可能な不織布により形成されていることにより、エッジ部24を角部面ファスナ41に容易に止着することができる。吸収性物品1では、バックシート23として、撥水性または不透液性のプラスチックフィルムの外側に不織布が積層された複合材料が利用されてもよく、この場合も、本体部2の端部26においてバックシート23の外側の面(すなわち、着用者側とは反対側の面)が不織布により形成されていることにより、上記同様、エッジ部24を角部面ファスナ41に容易に止着することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る吸収性物品1aについて説明する。図4は、吸収性物品1aを示す底面図である。図4に示すように、吸収性物品1aでは、本体部2の長手方向の両側の端部26,27のそれぞれにおいて、2つの角部面ファスナ41の間に中央止着部である中央面ファスナ42が設けられる。その他の構成は図1ないし図3.Dと同様であり、以下の説明において同符号を付す。吸収性物品1aも、第1の実施の形態と同様に、吸収パッドおよび男性用尿吸収物品のいずれの目的でも使用することができる。
図4に示すように、中央面ファスナ42は、本体部2の一方側の端部26および他方側の端部27のバックシート23上において、本体部2の幅方向のおよそ中央から当該幅方向の両側に伸びる。中央面ファスナ42の長手方向の長さ(すなわち、短い方の幅)は、角部面ファスナ41の長手方向の長さよりも小さい。また、中央面ファスナ42は、角部面ファスナ41の長手方向の中央よりもエッジ部24側に偏って配置されている。
図5は、吸収性物品1aの一方の端部近傍を示す底面図である。吸収性物品1aが男性用尿吸収物品として使用される際には、本体部2の端部26においてエッジ部24がバックシート23側へと折り返され、中央面ファスナ42および2つの角部面ファスナ41によりバックシート23上に止着される。このとき、吸収性物品1aでは、バックシート23側に折り返されたエッジ部24により、中央面ファスナ42の全体と角部面ファスナ41の一部とが覆われる。そして、角部面ファスナ41のエッジ部24から露出する部位(すなわち、エッジ部24と重ならない部位)により2つの角部25が互いに止着されて筒状部200(図3.B参照)が形成される。
吸収性物品1aでは、角部面ファスナ41に加えて中央面ファスナ42が設けられることにより、吸収性物品1aが吸収パッドとして使用される際に、吸収性物品1aを外装物品に対して強固に止着することができる。また、吸収性物品1aが男性用尿吸収物品として使用される際に、中央面ファスナ42の全体がエッジ部24により覆われることにより、陰茎の付け根近傍において中央面ファスナ42が着用者の肌に接触することを防止して吸収性物品1aの着用感を向上することができる。
吸収性物品1aでは、中央面ファスナ42は、幅方向に配列された小さな面ファスナの集合であってもよい。また、吸収性物品1aでは、必ずしも角部面ファスナ41と中央面ファスナ42とが個別に設けられる必要はなく、図6に示すように、一の角部25から反対側の角部25まで幅方向のほぼ全長に亘って伸びる一体物の面ファスナ43が設けられてもよい。この場合、面ファスナ43のうち、角部25上に位置する部位が角部面ファスナに対応し、当該角部面ファスナに対応する部位の間の細い部位が中央面ファスナに対応する。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る吸収性物品1bについて説明する。図7は、吸収性物品1bを示す底面図である。図7に示すように、吸収性物品1bでは、本体部2の長手方向の両側の端部26,27のそれぞれにおいて、図1に示す2つの角部面ファスナ41に代えて1つの面ファスナ43aが設けられ、また、エッジ部24に代えてエッジ部24とは形状が異なるエッジ部24aが設けられる。その他の構成は図1ないし図3.Dと同様であり、以下の説明において同符号を付す。吸収性物品1bも、第1の実施の形態と同様に、吸収パッドおよび男性用尿吸収物品のいずれの目的でも使用することができる。
図7に示すように、面ファスナ43aは、一の角部25から反対側の角部25まで幅方向のほぼ全長に亘って伸びており、長手方向の長さは一定とされる。面ファスナ43aでは、角部25上に位置する部位が、第1および第2の実施の形態に係る吸収性物品の角部面ファスナに対応し、当該角部面ファスナに対応する部位の間の部位が、第2の実施の形態に係る吸収性物品の中央面ファスナに対応する。
エッジ部24aでは、幅方向の両側の部位241の長手方向の長さが、当該部位241の間の部位242の長手方向の長さよりも小さくされる。エッジ部24aでも、第1の実施の形態と同様に、角部25の側縁部におけるエッジ部24aの長手方向の長さは10mm以上40mm以下とされることが好ましい。
図8は、吸収性物品1bの一方の端部近傍を示す底面図である。吸収性物品1bが男性用尿吸収物品として使用される際には、本体部2の端部26においてエッジ部24aがバックシート23側へと折り返され、面ファスナ43aによりバックシート23上に止着される。このとき、吸収性物品1bでは、エッジ部24aにより面ファスナ43aの大部分が覆われ、両側の角部25の幅方向の端部においてのみ、面ファスナ43aの一部がエッジ部24aから露出する。そして、面ファスナ43aのエッジ部24aから露出する部位(すなわち、エッジ部24aと重ならない部位)により2つの角部25が互いに止着されて筒状部200(図3.B参照)が形成される。
吸収性物品1bでは、角部25のみならず角部25間にも面ファスナ43aが設けられることにより、吸収性物品1bが吸収パッドとして使用される際に、吸収性物品1bを外装物品に対して強固に止着することができる。また、吸収性物品1bが男性用尿吸収物品として使用される際に、面ファスナ43aの幅方向の端部以外の部位がエッジ部24aにより覆われることにより、陰茎の付け根近傍において面ファスナ43aが着用者の肌に接触することを防止して吸収性物品1bの着用感を向上することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、第1および第2の実施の形態に係る吸収性物品では、エッジ部24がバックシート23側に折り返された状態で、角部面ファスナ41の全体がエッジ部24と重ならずにエッジ部24から露出していてもよい。なお、筒状部200を形成するという観点からは、角部面ファスナ41の少なくとも一部がエッジ部24と重ならないように角部面ファスナ41が設けられていればよい。
図9は、吸収性物品の他の例を示す底面図である。図9では、吸収性物品1cの一部を図示する。図9に示すように、吸収性物品1cでは、本体部2の長手方向の端部26において、一の角部25にのみ角部面ファスナ41が設けられるとともに、幅方向のおよそ中央であって端部26よりも長手方向の中央寄りに面ファスナ43bが設けられる。吸収性物品1cが吸収パッドとして使用される際には、角部面ファスナ41および面ファスナ43bにより、吸収性物品1cが外装物品に対して強固に止着される。また、吸収性物品1cが男性用尿吸収物品として使用される際には、角部面ファスナ41により筒状部200(図3.B参照)が形成される。
第1ないし第3の実施の形態に係る吸収性物品では、長手方向の両側の端部に設けられる面ファスナの形状は、互いに異なっていてもよい。また、吸収性物品では、吸収パッドとして使用される場合のずれや捩れを確実に防止するという観点、および、男性用尿吸収物品として使用される場合の容易かつ迅速な着用を実現するという観点からは、本体部2の4つの角部25に角部面ファスナが設けられることが好ましいが、吸収性物品のずれや捩れを許容範囲内(例えば、尿等の漏出がなく、着用時の不快感もない範囲内)に抑えることができる場合等、角部面ファスナは本体部2の少なくとも一の角部25に設けられていればよい。
吸収性物品では、また、角部止着部や中央止着部として、面ファスナに代えて例えば粘着テープが利用されてもよい。この場合、バックシート23がプラスチックフィルムのみから形成されていても、バックシート23側に折り返されたエッジ部を、粘着テープによりバックシート23上に止着することができる。
第1の実施の形態に係る吸収性物品の平面図である。 吸収性物品の断面図である。 吸収性物品の一部を示す底面図である。 吸収性物品の平面図である。 吸収性物品の斜視図である。 吸収性物品の平面図である。 第2の実施の形態に係る吸収性物品の底面図である。 吸収性物品の一部を示す底面図である。 吸収性物品の一部を示す底面図である。 第3の実施の形態に係る吸収性物品の底面図である。 吸収性物品の一部を示す底面図である。 吸収性物品の他の例を示す底面図である。
符号の説明
1,1a〜1c 吸収性物品
2 本体部
3 側壁部
21 トップシート
22 吸収コア
23 バックシート
24,24a エッジ部
25 角部
26,27 端部
41 角部面ファスナ
42 中央面ファスナ
43,43a,43b 面ファスナ
200 筒状部
202 シート部

Claims (7)

  1. 吸収性物品であって、
    吸収体、前記吸収体の着用者側である内側の主面を覆うトップシート、および、前記吸収体の外側の主面を覆うバックシートを有する略矩形状の本体部と、
    前記本体部の長手方向の一方側の端部において、一の角部前記バックシート上に設けられる角部止着部と、
    を備え、
    前記本体部の前記一方側の端部において、前記吸収体の外縁にて前記トップシートと前記バックシートとが接合されたエッジ部が設けられており、
    外装物品の内側において着用者からの***物を受ける吸収パッドとして使用される際に、前記角部止着部が前記外装物品の内側に止着され、
    男性用尿吸収物品として使用される際に、前記本体部の長手方向の前記一方側の端部において、前記一の角部およびもう1つの角部が前記トップシート側へと折り返され、前記角部止着部により互いに止着されることにより陰茎を包む筒状部が形成され、前記本体部が前記バックシートを外側に向けて2つ折りにされて前記本体部の他方側の部位が前記筒状部に重ねられ、前記エッジ部が、前記バックシート側に折り返され、前記角部止着部または前記バックシート上に設けられた他の止着部により前記バックシート上に止着され、前記エッジ部が前記バックシート側に折り返された状態で、前記角部止着部の少なくとも一部が前記エッジ部と重ならないことを特徴とする吸収性物品。
  2. 請求項に記載の吸収性物品であって、
    前記角部止着部が面ファスナであり、前記本体部の前記一方側の端部において、前記バックシートの外側の面が不織布により形成されていることを特徴とする吸収性物品。
  3. 請求項1または2に記載の吸収性物品であり、
    前記一の角部側の側縁部における前記エッジ部の前記長手方向の長さが10mm以上40mm以下であることを特徴とする吸収性物品。
  4. 請求項ないしのいずれかに記載の吸収性物品であって、
    前記本体部の前記一方側の端部の前記バックシート上において、前記長手方向に垂直な幅方向のおよそ中央から前記幅方向の両側に伸びる中央止着部をさらに備え、
    前記バックシート側に折り返された前記エッジ部により、前記中央止着部が覆われることを特徴とする吸収性物品。
  5. 請求項1ないしのいずれかに記載の吸収性物品であって、
    前記本体部の前記一方側の端部において、前記角部止着部との間に止着部非存在領域を挟み、前記もう1つの角部の前記バックシート上に前記角部止着部とは個別に設けられるもう1つの角部止着部をさらに備えることを特徴とする吸収性物品。
  6. 請求項1ないしのいずれかに記載の吸収性物品であって、
    前記本体部の前記長手方向の前記他方側の端部において、前記本体部の一の角部の前記バックシート上に他の角部止着部をさらに備えることを特徴とする吸収性物品。
  7. 請求項1ないしのいずれかに記載の吸収性物品であって、
    前記本体部の前記長手方向のほぼ全長に亘って前記本体部の前記長手方向に垂直な幅方向の両側に設けられた一対の側壁部をさらに備えることを特徴とする吸収性物品。
JP2006085814A 2006-03-27 2006-03-27 吸収性物品 Expired - Fee Related JP4778820B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006085814A JP4778820B2 (ja) 2006-03-27 2006-03-27 吸収性物品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006085814A JP4778820B2 (ja) 2006-03-27 2006-03-27 吸収性物品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007259923A JP2007259923A (ja) 2007-10-11
JP4778820B2 true JP4778820B2 (ja) 2011-09-21

Family

ID=38633523

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006085814A Expired - Fee Related JP4778820B2 (ja) 2006-03-27 2006-03-27 吸収性物品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4778820B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5566712B2 (ja) * 2010-01-29 2014-08-06 大王製紙株式会社 吸収性物品
JP5793003B2 (ja) * 2011-05-31 2015-10-14 株式会社リブドゥコーポレーション 使い捨ておむつ
JP5833345B2 (ja) * 2011-05-31 2015-12-16 株式会社リブドゥコーポレーション 使い捨て補助パッド
JP5827825B2 (ja) * 2011-06-15 2015-12-02 株式会社リブドゥコーポレーション 使い捨て補助パッド
JP6106025B2 (ja) * 2013-05-21 2017-03-29 日本製紙クレシア株式会社 吸収性物品
JP7421975B2 (ja) * 2020-03-26 2024-01-25 大王製紙株式会社 吸収性物品
JP7469275B2 (ja) 2021-09-17 2024-04-16 大王製紙株式会社 補助吸収性物品

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0556991A (ja) * 1991-09-04 1993-03-09 Jujo Kinbarii Kk 使い捨て吸収性パツド及びその使用方法
JP3901891B2 (ja) * 1999-11-09 2007-04-04 白十字株式会社 男性用使い捨て吸収性物品
JP3605535B2 (ja) * 1999-11-19 2004-12-22 ユニ・チャーム株式会社 使い捨ての体液処理用品
JP3913631B2 (ja) * 2002-07-30 2007-05-09 ユニ・チャーム株式会社 男性用尿取りパッド
JP2005334348A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Crecia Corp 粘着材を備えた吸収性物品
JP2007159714A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Kami Shoji Kk 男性用使い捨ておむつ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007259923A (ja) 2007-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4926742B2 (ja) 吸収性物品
JP4627473B2 (ja) 男性用尿吸収物品
US10092460B2 (en) Absorbent article
JP4627472B2 (ja) 男性用尿吸収物品
EP2593060B1 (en) Disposable diaper
JP4778820B2 (ja) 吸収性物品
JP2010115218A (ja) 吸収性物品
JP4522281B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP5102106B2 (ja) 吸収性物品
JP2010012216A (ja) 吸収性物品
JP5480001B2 (ja) 吸収性物品
JP2011050525A (ja) 吸収性物品
JP2010012002A (ja) 使い捨ておむつ
JP2007185329A (ja) 吸収具保持カバー
JP6044415B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP5719896B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP2011177427A (ja) おむつ
US9308136B2 (en) Disposable diaper
JP5515536B2 (ja) 吸収性物品
JP2010187777A (ja) 使い捨ておむつ
JP5407341B2 (ja) 吸収性物品
JP4315848B2 (ja) 吸収性物品
JP5237084B2 (ja) 吸収性物品
JP5302775B2 (ja) 吸収性物品
JP2006218056A (ja) 吸収性物品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110607

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110704

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4778820

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140708

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees