JP4774858B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ヒートポンプ運転による暖房運転時において、暖房を継続しながら室外熱交換器に付着した霜を除霜する除霜運転を行うことができる空気調和装置に関するものである。
従来、この種のヒートポンプ式マルチ型空気調和装置の除霜方式は、一般的に四方弁を切り換え、冷凍サイクルの冷媒を逆方向に流す除霜方式をとっていた。
即ち、除霜運転は冷房時と同じ冷媒の流動方向とし、室外側熱交換器に高温高圧の冷媒を流して、熱交換器に付着した霜を融解するものであった。
この除霜方式では、除霜時は室内側の熱交換器が蒸発器となるため、暖房が停止することから室内の部屋の温度が低下して冷風感を感じるという基本的課題があった。
この基本的課題への対策として、暖房継続しながら除霜運転する発明が考えられてきた。
図8は従来の空気調和装置の冷凍サイクルの構成図である。
同図に示すように、圧縮機、四方弁、室内熱交換器、膨張機構および室外熱交換器を冷媒回路で連結してなるヒートポンプ式冷凍サイクルにおいて、この冷凍サイクルにおける前記膨張機構と前記室外熱交換器の間と、前記圧縮機の吸入側の間を連結し、冷媒加熱器を有する冷媒加熱回路と、前記冷凍サイクルにおける圧縮機の吐出側と前記室外熱交換器と前記四方弁の間を連結する除霜用回路とを備え、前記冷凍サイクルのヒートポンプ運転時において前記室外熱交換器の除霜を行う際、前記冷媒加熱器によって加熱された冷媒が、前記圧縮機を通った後、前記室内熱交換器を通る流れと前記除霜用回路から前記室外熱交換器を通る流れとに分岐され、これらの分岐した冷媒の流れが前記冷媒加熱回路の入口で合流し、再び前記冷媒加熱器によって加熱されるように構成されている発明が開示されている。
上記発明で課題として取り上げられているように、ヒートポンプ運転を行った際の室外機の除霜運転を行うときに、暖房を継続しながら、除霜運転を行うことは条件を限定すれば可能である(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−182994号公報
しかしながら、この冷凍サイクルの方式では、次のような課題が発生する。
この冷凍サイクルの構成は、除霜運転を行う際に、二方弁109aを開放にして、室外熱交換器103と四方弁102との間に圧縮機101の吐出冷媒が流れることになるため、圧縮機吸入側に除霜するホットガス冷媒が流れないように二方弁106が必要となる。
二方弁106は圧縮機101の吸入側に連結され、冷房および暖房運転の圧損を低減するためには口径の大きな二方弁106を採用することとなり、非常に高価な二方弁となってしまう。
またヒートポンプ運転から二方弁108を開放させて冷媒加熱運転に切り換え、除霜運転を行う方式で室外熱交換器103の冷媒の流れが逆転するため、除霜運転を行う前に二方弁107を一旦閉運転とする必要があり、この室外熱交換器103の入口に二方弁107が必要となる。
したがって、この冷凍サイクルでは4個もの二方弁が必要となり、複雑で高価な方式となる。
また除霜に供された後の冷媒と室内熱交換器110で放熱した後の冷媒が合流するため、合流箇所における冷媒圧力が除霜に供された後の冷媒の圧力よりも高ければ、室外熱交換器に冷媒が流れ、逆であれば室内側に冷媒が流れることになり、暖房しながら除霜運転を行うことが出来ない場合が発生する。
また、除霜に供された後の冷媒と室内熱交換器110で放熱した後の冷媒が合流するため、冷媒音が発生しやすく、前記の圧力バランスの課題と冷媒音課題を解決するために冷媒合流器を必要とする場合が考えられる。
また、前記合流箇所では冷媒循環量が多くなり圧力損失が増加するため、その対策として配管の管径を大きくすることが必要となり、加熱器が大型になってしまうという構造的課題もある。
また、冷房回路で運転すると冷媒加熱器104の配管内部は、低圧冷媒で冷媒加熱器104の温度が低下するのが常態となることから、冷媒加熱器104には結露が発生し易く、また二方弁108が故障で冷媒漏れを発生した場合でも冷媒加熱器に結露が発生し、特に冷媒加熱器に伝熱ヒータを用いる場合などは、冷媒加熱器の信頼性、安全性に大きな問題がある。
さらに、この技術をマルチ型空気調和装置に応用した場合、室内機が複数あるため、放熱量が大きく、液冷媒が多量に室外機へ戻る現象が発生したり、封入冷媒が多いことから、上記、課題の冷媒合流しにくいことや冷媒音、加熱器の大型化がさらに悪化する傾向となることから、除霜しながら室内側を暖房することが困難になり、なお且つ室内機が複数の部屋に設置されているため、除霜時には冷媒の分流制御ができず、これら複数の部屋の暖房をすることができないことで住環境が極めて悪化する。
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたもので、冷凍サイクルが簡単なバイパス回路で構成でき、冷媒音、圧力バランスの問題も発生しないような、暖房運転を継続しながら除霜運転できるマルチ型の空気調和装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明の空気調和装置は、圧縮機、四方弁、第1の分流器、複数の室内側熱交換器、第2の分流器、開閉弁、室外側熱交換器を冷媒回路で連結したヒ
ートポンプ式冷凍サイクルを搭載し、前記複数の室内側熱交換器はそれぞれの配管で前記室外機と接続され、前記それぞれの配管が室外機内の第1、第2の分流器で単配管に接続された空気調和装置において、第2の分流器の室内機側にはそれぞれの配管に膨張弁を具備し、前記第2の分流器と前記開閉弁の間と前記四方弁と前記室外側熱交換器の間を連結する第1のバイパス回路と、前記第1のバイパス回路に設けられた二方弁及び冷媒加熱ヒータと、前記四方弁と第1の分流器の間と、前記開閉弁と前記室外側熱交換器の間、または、前記圧縮機と前記四方弁の間と、前記開閉弁と前記室外側熱交換器の間を連結する第2のバイパス回路と、前記第2のバイパス回路に設けられた二方弁とを備え、前記第1のバイパス回路の二方弁を開放して、前記冷媒加熱ヒータで加熱した冷媒を前記圧縮機の吸入側に流した後、前記第2のバイパス回路の二方弁を開放して、前記圧縮機の吐出冷媒を、前記室外熱交換器に流す除霜運転を行なうことを特徴とするものである。
本発明の空気調和装置は、暖房運転を継続しながら、除霜を実施することができる。
第1の発明は、圧縮機、四方弁、第1の分流器、複数の室内側熱交換器、第2の分流器、開閉弁、室外側熱交換器を冷媒回路で連結したヒートポンプ式冷凍サイクルを搭載し、前記複数の室内側熱交換器はそれぞれの配管で前記室外機と接続され、前記それぞれの配管が室外機内の第1、第2の分流器で単配管に接続された空気調和装置において、第2の分流器の室内機側にはそれぞれの配管に膨張弁を具備し、前記第2の分流器と前記開閉弁の間と前記四方弁と前記室外側熱交換器の間を連結する第1のバイパス回路と、前記第1のバイパス回路に設けられた二方弁及び冷媒加熱ヒータと、前記四方弁と第1の分流器の間と、前記開閉弁と前記室外側熱交換器の間、または、前記圧縮機と前記四方弁の間と、前記開閉弁と前記室外側熱交換器の間を連結する第2のバイパス回路と、前記第2のバイパス回路に設けられた二方弁とを備え、前記第1のバイパス回路の二方弁を開放して、前記冷媒加熱ヒータで加熱した冷媒を前記圧縮機の吸入側に流した後、前記第2のバイパス回路の二方弁を開放して、前記圧縮機の吐出冷媒を、前記室外熱交換器に流す除霜運転を行なうもので、この構成をなすことにより、室内側熱交換器に高温の冷媒を流しながら、室外側熱交換器にも高温の冷媒を流すことができるので、暖房運転を行ないながら除霜運転を実施することができる。
また暖房を継続しながら、除霜運転を行うため、四方弁を切り換える時の冷媒音は発生しない。
また除霜時に四方弁を切り換えないため、圧力変動が小さく、圧縮機のオイル変動も小さいことから圧縮機の信頼性の高い運転ができる。
また接続配管長が長くなる場合でも除霜回路が室外で行うため、配管長による除霜運転での圧縮機オイルレベルが下がることはなく長配管商品でも圧縮機の信頼性の高い運転ができる。
第2の発明は、圧縮機、四方弁、第1の分流器、複数の室内側熱交換器、第2の分流器、室外側熱交換器を冷媒回路で連結したヒートポンプ式冷凍サイクルを搭載し、前記複数の室内側熱交換器はそれぞれの配管で前記室外機と接続され、前記それぞれの配管が室外機内の第1・第2の分流器で単配管に接続された空気調和装置において、第2の分流器の室内機側にはそれぞれの配管に膨張弁を具備し、第2の分流器と前記複数の室内側熱交換器の間と前記四方弁と前記室外側熱交換器の間を第3の分流器を介して連結する第1のバイパス回路と、前記第1のバイパス回路に設けられた二方弁及び冷媒加熱ヒータと、前記四方弁と第1の分流器の間と、第2の分流器と前記室外側熱交換器の間、または、前記圧
縮機と前記四方弁の間と、第2の分流器と前記室外側熱交換器の間を連結する第2のバイパス回路と、前記第2のバイパス回路に設けられた二方弁とを備え、前記第1のバイパス回路の二方弁を開放して、前記冷媒加熱ヒータで加熱した冷媒を前記圧縮機の吸入側に流した後、前記第2のバイパス回路の二方弁を開放して、前記圧縮機の吐出冷媒を、前記室外熱交換器に流す除霜運転を行なうもので、この構成をなすことにより、冷媒分流用の膨張弁を利用して、室内側熱交換器に高温の冷媒を流しながら、室外側熱交換器にも高温の冷媒を流すことができるので、新しい弁を追加することなく暖房運転を行ないながら除霜運転を実施することができる。
第3の発明は、特に第2の発明の第1のバイパス回路を、前記複数の室内側熱交換器と第2の分流器の間の複数の回路のそれぞれに1系統づつ設け、前記それぞれの系統のバイパス回路に、二方弁および冷媒加熱ヒータを設けたもので、この構成をなすことにより、複数の室内側熱交換器にそれぞれの冷媒加熱器で冷媒加熱して暖房ができるので、室内側熱交換器に高温の冷媒を流しながら、室外側熱交換器にも高温の冷媒を流すことができ、暖房運転を行ないながら除霜運転を実施することができる。
しかも、冷媒加熱器を設けた第1のバイパス回路を複数の室内機用に別個に搭載しているため、室内機側に応じて暖房能力を十分に行なうことができ、それぞれの部屋の負荷に応じた最適な加熱器の運転ができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本願発明にかかる空気調和装置の構成図である。同図において、室外機20には、圧縮機1、四方弁2、第1の分流器3、膨張弁6および7、第2の分流器8、開閉弁9、室外側熱交換器10、第1のバイパス回路30、冷媒加熱用二方弁11、冷媒加熱器12、第2のバイパス回路40、第2のバイパス回路の二方弁13、室外側送風機(図示せず)が搭載されている。
また室内機21および22には、室内側熱交換器4および5、室内側送風機(図示せず)が配設されている。
次に図4は、本願発明にかかる制御ブロック図であり、図5は同制御が動作したときの挙動を示すタイムチャートである。
図4では室外機側20で除霜開始判断が除霜開始判断手段50でなされ、除霜開始と判断された時に圧縮機運転手段51、冷媒加熱用二方弁開閉手段52、除霜用二方弁開閉手段53、膨張弁開度可変手段54、室外送風機運転手段55、四方弁切り換え手段56、加熱器ヒータ運転停止手段57が図5に示す動作をすることにより除霜運転が行われる。
このとき室外機20から除霜開始信号を室内機21および22で除霜開始信号受信手段58で受信して、除霜運転の判断より室内送風機運転手段59で室内送風機(図示せず)を制御する。
具体的には図5に示すように、除霜開始の判断をすると、ステップ1のヒートポンプによる暖房運転からステップ2の冷媒加熱運転による暖房運転に移行する。このときに冷媒加熱用二方弁11をONして開方向に制御する。
また除霜用二方弁13は閉塞したままにし、また加熱器ヒータ12をONして冷媒加熱
運転を行う。このとき開閉弁9は開のままとし、膨張弁6および7は暖房運転の通常の開度を保つ。四方弁2は、暖房を継続するため、暖房回路のままで除霜中も切換えしない。
また、内ファンは暖房を継続するので、停止することはない。外ファンは運転継続する。
次にステップ3で、圧縮機運転周波数を除霜用の値に変更し、冷媒加熱用二方弁11は開のままとする。
また除霜用二方弁13を開とし、加熱器ヒータ12は継続してONして冷媒加熱運転および除霜運転を行う。
また開閉弁9を閉とし、膨張弁6および7は除霜用開度へ移行する。
また、外ファンは運転停止する。
そして、ステップ4で除霜終了と共に除霜する前の動作に戻る。
さらに、ステップ5以降で通常のヒートポンプ暖房運転に復帰する。
なお、上記実施の形態1では圧縮機の運転周波数を変化させているが、一定速の圧縮機でも暖房を継続して除霜運転を行うことができる。
また、室内側ファンの回転数は固定しても変動しても構わない。
また、室内側ファンの回転数は固定しても変動しても構わない。
また、本実施の形態1では第1のバイパス回路の一端を、四方弁と室外側熱交換器の間に連結するものとしたが、四方弁と圧縮機の吸入側の間に連結するものとしてもよい。
また、第2のバイパス回路の一端を、四方弁と第1の分流器の間に連結するものとしたが、第1の分流器と室内側熱交換器の間としても同様の効果が得られる。
(実施の形態2)
次に実施の形態2について、図2および図6を用いて説明する。
図2において、除霜開始の判断をすると、図6に記載のように、ステップ1のヒートポンプによる暖房運転からステップ2の冷媒加熱運転による除霜運転に移行する。このときに冷媒加熱用二方弁11をONして開方向に制御する。
また除霜用二方弁13は閉塞したままにし、また加熱器ヒータ12をONして冷媒加熱運転を行う。このとき、膨張弁6および7は閉とする。四方弁2は、暖房を継続するため、暖房回路のままで除霜中も切換えしない。
また、内ファンは暖房を継続するので、停止することはない。外ファンは運転継続する。
次にステップ3で、圧縮機の運転周波数を除霜用の値へ変化させ、冷媒加熱用二方弁11は開のままとする。
また除霜用二方弁13を開とし、加熱器ヒータ12は継続してONして冷媒加熱運転お
よび除霜運転を行う。また膨張弁6および7は閉とする。また、外ファンは運転停止する。
そして、ステップ4で除霜終了と共に除霜する前の動作に戻る。
さらに、ステップ5以降で通常のヒートポンプ暖房運転に復帰する。
なお、上記実施の形態1では圧縮機の運転周波数を変化させているが、一定速の圧縮機でも暖房を継続して除霜運転を行うことができる。
また、室内側ファンの回転数は固定しても変動しても構わない。
なお、冷媒加熱器のヒータ部は、発熱体であれば形、方式は問わない。
また、本実施の形態2では第1のバイパス回路の一端を、四方弁と室外側熱交換器の間に連結するものとしたが、四方弁と圧縮機の吸入側の間に連結するものとしてもよい。
また、第2のバイパス回路の一端を、四方弁と第1の分流器の間に連結するものとしたが、第1の分流器と室内側熱交換器の間としても同様の効果が得られる。
(実施の形態3)
次に実施の形態3について、図3および図7を用いて説明する。
図3において、除霜開始の判断をすると、図7のタイムチャートに記載のように、ステップ1のヒートポンプによる暖房運転からステップ2の冷媒加熱運転による除霜運転に移行する。このときに冷媒加熱用二方弁15および16をONして開方向に制御する。
また除霜用二方弁13は閉塞したままにし、また加熱器ヒータ17および18をONして冷媒加熱運転を行う。このとき、膨張弁6および7は閉とする。四方弁2は、暖房を継続するため、暖房回路のままで除霜中も切換えしない。
また、内ファンは暖房を継続するので、停止することはない。外ファンは運転継続する。
次にステップ3で、圧縮機の運転周波数を除霜用の値へ変化させ、冷媒加熱用二方弁15および16は開のままとする。
また除霜用二方弁13を開とし、加熱器ヒータ17および18は継続してONして冷媒加熱運転を行う。また膨張弁6および7は閉とする。また、外ファンは運転停止する。
そして、ステップ4で除霜終了と共に除霜する前の動作に戻る。
さらに、ステップ5以降で通常のヒートポンプ暖房運転に復帰する。
なお、上記実施の形態1では圧縮機の運転周波数を変化させているが、一定速の圧縮機でも暖房を継続して除霜運転を行うことができる。
また、室内側ファンの回転数は固定しても変動しても構わない。
また、本実施の形態3では第1のバイパス回路の一端を、四方弁と室外側熱交換器の間
に連結するものとしたが、四方弁と圧縮機の吸入側の間に連結するものとしてもよい。
また、第2のバイパス回路の一端を、四方弁と第1の分流器の間に連結するものとしたが、第1の分流器と室内側熱交換器の間としても同様の効果が得られる。
以上のように本発明の空気調和装置は暖房運転しながら、除霜運転を実施できるので、マルチ型空気調和装置の複数の室内の住環境性を高レベルに保持しながら、室外温度が非常に低温の寒冷地での空気調和装置にも適用できる。
本願発明の実施の形態1の空気調和装置の構成図 本願発明の実施の形態2の空気調和装置の構成図 本願発明の実施の形態3の空気調和装置の構成図 本願発明の制御ブロック図 本願発明の実施の形態1のタイムチャート 本願発明の実施の形態2のタイムチャート 本願発明の実施の形態3のタイムチャート 従来例の空気調和装置の構成図
1 圧縮機
2 四方弁
3 第1の分流器
4 室内側熱交換器
5 室内側熱交換器
6 膨張弁
7 膨張弁
8 第2の分流器
9 開閉弁
10 室外側熱交換器
11 冷媒加熱用二方弁
12 加熱器
13 除霜用二方弁
14 第3の分流器
15 冷媒加熱用二方弁
16 冷媒加熱用二方弁
17 加熱器
18 加熱器
20 室外機
21 室内機
22 室内機
30 第1のバイパス回路
40 第2のバイパス回路

Claims (3)

  1. 圧縮機、四方弁、第1の分流器、複数の室内側熱交換器、第2の分流器、開閉弁、室外側熱交換器を冷媒回路で連結したヒートポンプ式冷凍サイクルを搭載し、前記複数の室内側熱交換器はそれぞれの配管で前記室外機と接続され、前記それぞれの配管が室外機内の第1、第2の分流器で単配管に接続された空気調和装置において、第2の分流器の室内機側にはそれぞれの配管に膨張弁を具備し、前記第2の分流器と前記開閉弁の間と前記四方弁と前記室外側熱交換器の間を連結する第1のバイパス回路と、前記第1のバイパス回路に設けられた二方弁及び冷媒加熱ヒータと、前記四方弁と第1の分流器の間と、前記開閉弁と前記室外側熱交換器の間、または、前記圧縮機と前記四方弁の間と、前記開閉弁と前記室外側熱交換器の間を連結する第2のバイパス回路と、前記第2のバイパス回路に設けられた二方弁とを備え、前記第1のバイパス回路の二方弁を開放して、前記冷媒加熱ヒータで加熱した冷媒を前記圧縮機の吸入側に流した後、前記第2のバイパス回路の二方弁を開放して、前記圧縮機の吐出冷媒を、前記室外熱交換器に流す除霜運転を行なうことを特徴とする空気調和装置。
  2. 圧縮機、四方弁、第1の分流器、複数の室内側熱交換器、第2の分流器、室外側熱交換器を冷媒回路で連結したヒートポンプ式冷凍サイクルを搭載し、前記複数の室内側熱交換器はそれぞれの配管で前記室外機と接続され、前記それぞれの配管が室外機内の第1・第2の分流器で単配管に接続された空気調和装置において、第2の分流器の室内機側にはそれぞれの配管に膨張弁を具備し、第2の分流器と前記複数の室内側熱交換器の間と前記四方弁と前記室外側熱交換器の間を第3の分流器を介して連結する第1のバイパス回路と、前記第1のバイパス回路に設けられた二方弁及び冷媒加熱ヒータと、前記四方弁と第1の分流器の間と、第2の分流器と前記室外側熱交換器の間、または、前記圧縮機と前記四方弁の間と、第2の分流器と前記室外側熱交換器の間を連結する第2のバイパス回路と、前記第2のバイパス回路に設けられた二方弁とを備え、前記第1のバイパス回路の二方弁を開放して、前記冷媒加熱ヒータで加熱した冷媒を前記圧縮機の吸入側に流した後、前記第2のバイパス回路の二方弁を開放して、前記圧縮機の吐出冷媒を、前記室外熱交換器に流す除霜運転を行なうことを特徴とする空気調和装置。
  3. 第1のバイパス回路を、前記複数の室内側熱交換器と第2の分流器の間の複数の回路のそ
    れぞれに1系統づつ設け、前記それぞれの系統のバイパス回路に、二方弁および冷媒加熱ヒータを設けたことを特徴とする請求項2に記載の空気調和装置。
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