JP2989491B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/07Details of compressors or related parts
    • F25B2400/075Details of compressors or related parts with parallel compressors

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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つの熱源側熱交換器
(空冷式熱交換器、水冷式熱交換器)を備えた冷凍装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】空冷式熱交換器と水冷式熱交換器とを並
列につないだ冷凍装置が示されたものとして、特公昭4
9−17776号公報がある。この公報で示された冷凍
装置(空気調和装置)においては、暖房運転時に外気温
が低下した場合には、冷媒を空冷式熱交換器から水冷式
熱交換器へ切り換えて流すようにしている。
【0003】これによって、暖房運転時に外気温が低下
しても暖房能力の低下を極力抑えるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、暖房運転
時に外気温が低下した場合に蒸発器として作用する熱交
換器を空冷式から水冷式に切り換えるため、この切り換
えにともなって水冷式熱交換器へ温水を供給するための
ボイラ等の加熱器の燃料代が急激に上昇する。又、水冷
式熱交換器を作用させる場合は空冷式熱交換器を作用さ
せないようにしているため、この暖房時の熱源は上述の
加熱器の作用にのみ依存することとなり、燃料代のアッ
プは免れない。
【0005】これらによって、空気熱源(空冷式熱交換
器)を利用した「ヒートポンプ暖房の低ランニングコス
ト」というメリットが生かせなくなることが考えられ
る。本発明は、水熱源を利用しながらも空気熱源を利用
した低ランニングコストというメリットが十分発揮で
き、しかも空冷式熱交換器の除霜を行いながらも室内温
度の低下を小さく抑えた冷凍装置(空気調和機)を提供
することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、第1
の圧縮機と温水が供給され蒸発器として作用する前記第
1の圧縮機の吸込側に接続される水冷式熱交換器とから
なる第1直列回路と、前記第1直列回路と並列に接続さ
れ、第2の圧縮機と蒸発器として作用するときに前記第
2の圧縮機の吸込側に接続される空冷式熱交換器とから
なる第2直列回路とを備える室外ユニットに、室内側熱
交換器と減圧器とを備える室内ユニットをつないで構成
される空気調和機において、前記水冷式熱交換器の作用
を停止させ且つ前記空冷式熱交換器のみを蒸発器として
作用させる場合に、前記空冷式熱交換器からの冷媒を前
記第1の圧縮機へ導くための連絡管を設けたことを特徴
とする。
【0007】請求項2の発明は、上記第1の発明におい
て、前記室内熱交換器を凝縮器として作用させ且つ前記
水冷式熱交換器を蒸発器として作用させる除霜運転時に
前記圧縮機から吐出された冷媒の一部を前記空冷式熱交
換器に導くホットガス除霜管を設けたことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】第1の発明では空冷式熱交換器及び水冷式熱交
換器が蒸発器として作用している場合には、水冷式熱交
換器及び空冷式熱交換器からの冷媒はそれぞれ第1の圧
縮機及び第2の圧縮機に導かれ、空冷式熱交換器のみが
作用している場合には空冷式熱交換器からの冷媒は第1
の圧縮機および第2の圧縮機に導かれれる。
【0009】第2の発明では水冷式熱交換器の熱源が空
冷式熱交換器の除霜並びに室内暖房の熱源として用いら
れる。
【0010】
【実施例】図1において、1は空気調和装置(冷凍装
置)で、室外ユニット2と、複数台の室内ユニット3
a,3bと、これらユニットをつなぐユニット間配管4
とから構成されている。これら室内ユニット3a,3b
には弁開度の調整が可能な減圧器(膨張弁)5と室内側
熱交換器6とが内蔵されている。この室内側熱交換器6
は利用側熱交換器とも呼ばれ、暖房運転時に凝縮器とし
て、冷房運転時に蒸発器として作用する。
【0011】71,72は第1圧縮機並びに第2圧縮機
で並列につながれており、その吐出管8は四方弁9の第
1接続口10に、その吸込管11は四方弁9の第2接続
口12に夫々接続されている。13は熱源側熱交換器
で、一般的に暖房運転時に蒸発器として、冷房運転時に
凝縮器として作用する。この熱源側熱交換器13は、水
熱源となる第1の室外熱交換器14と、空気熱源となる
第2の室外熱交換器15とから構成されている。第2の
室外熱交換器15の一端は四方弁9の第3接続口16
に、他端は第2開閉弁17を介して液管18に夫々つな
がれている。19は第2の室外熱交換器15へ送風する
ファンである。第1の室外熱交換器14の一端は第1圧
縮機71の吸込管20に、他端は第1開閉弁21を介し
て液管18に夫々つながれている。22はこの第1室外
熱交換器14に配置された水配管で、暖房運転時にボイ
ラー(図示せず)等で加熱された温水(約15℃以上)
が流れるようにしている。23は第1の圧縮機に設けら
れた逆止弁(開閉弁)で、暖房運転時において、2つの
室外熱交換器14,15を同時に作用させた場合は閉じ
て、第2の室外熱交換器15のみ作用させた場合は開放
するようになる。この動作は本発明の要旨の一つである
ため、後で詳述する。
【0012】24はホットガス除霜管で、入口端が圧縮
機71,72の吐出管8に、出口端が第2の室外熱交換
器15と第2開閉弁17との間につながれている。25
はこのホットガス除霜管24に設けられた除霜弁で、ホ
ットガス除霜運転時に開放される。26はこの空気調和
装置1の運転を制御する制御器で、冷房運転、暖房運
転、ホットガス除霜運転、逆サイクル除霜運転等を行わ
せると共に、これらの運転に応じて四方弁9や各種の開
閉弁等を図2のように制御するものである。
【0013】これら各種の運転について説明する。まず
冷房運転時は四方弁9や各種の開閉弁の開閉状態を図2
のように制御すると共に室内ユニット3a,3bの減圧
器5の開度を室内負荷に応じて調整する。これによって
圧縮機71,72から吐出された冷媒は図1の破線矢印
のように流れる。そして、第2の室外熱交換器15が凝
縮器として、室内側熱交換器6が蒸発器として夫々作用
し、冷房運転を行う。ここで、第1の室外熱交換器14
は作用を停止させる。
【0014】暖房運転は、第2の室外熱交換器15のみ
を利用した空気熱源による暖房運転(以下「高外気温暖
房」という。)と、第2の室外熱交換器15と第1の室
外熱交換器14とを併用する空気熱源+水熱源による暖
房運転(以下「低外気温暖房」という。)とがある。こ
の低外気温暖房は、高外気温暖房では十分な暖房能力が
得られないような低外気温の場合や、室内ユニット3
a,3bの運転台数の増加等により暖房負荷が増加した
場合に行われる。
【0015】まず、高外気温暖房は図1において四方弁
9を実線状態に設定すると共に各種の開閉弁の開閉状態
を図2のように制御する。すなわち、上述の冷房運転時
の冷媒の流れと反対の冷媒の流れとなり、室内側熱交換
器6が凝縮器として、第2の室外熱交換器15が蒸発器
として夫々作用し高外気温暖房を行う。一方、低外気温
暖房は、上述の高外気温暖房と比較して第1開閉弁21
の開度を、外気温の低下状況あるいは暖房負荷の増加状
況に応じて大きくする。すなわち、制御器26からの信
号でこの第1開閉弁21の開度が調整され、これによっ
て液管18内の冷媒は第1の室外熱交換器15と第2の
室外熱交換器14とに並流する。そして、第2の室外熱
交換器15で蒸発作用を受けた冷媒は四方弁9を介して
第2圧縮機72へ吸込まれる。一方、第1の室外熱交換
器14で蒸発作用を受けた冷媒は第1圧縮機71へ吸込
まれる。ここで第2の室外熱交換器15は空冷式である
のに対し、第1の室外熱交換器14は水冷式である。一
般的に空冷式は外気温0℃、水冷式は水温15℃程度の
熱源となっているため、第1の室外熱交換器14から流
出する冷媒の圧力は、第2の室外熱交換器15から流出
する冷媒の圧力よりも高くなる。このため、この低外気
温暖房においては、逆止弁23は常に「閉」となり、第
1の室外熱交換器14から流出した冷媒と、第2の室外
熱交換器15から流出した冷媒とが、両圧縮機71,7
2の吸込側で混流することはない(一点鎖線矢印参
照)。このように、第1の室外熱交換器14を利用し
て、水熱源で冷媒を加熱し、外気温度の低下に応じて冷
媒温度が低下するおそれを少なくしている。これによっ
て第2の室外熱交換器15に流れ込む冷媒の温度の上昇
によって冷媒の密度が増加し、結果的に第2の室外熱交
換器15に流れ込む冷媒量が多くなったことと同じとな
り、第2の室外熱交換器15での冷媒の蒸発温度の低下
を低く抑え着霜しにくくできる。この結果として、低外
気でも安定した運転が行える。
【0016】このように、冷房運転における室外ユニッ
ト2内の冷媒の流れ(破線矢印)と、低外気温暖房運転
における室外ユニット2内の冷媒の流れ(一点鎖線矢
印)とを比較すると、冷房運転時は第2の室外熱交換器
15にのみ冷媒を流し、(低外気温)暖房運転時は第1
並びに第2の室外熱交換器14,15へ冷媒を流すよう
にしている。このように冷媒を流すことによって、冷房
運転はいわゆる「空気熱源方式」、暖房運転は、いわゆ
る「空気熱源方式+水熱源方式」として冷房能力よりも
暖房能力の方が大きくなるようにしている。従って、冷
房能力よりも暖房能力が大きく望まれる日本の風土にマ
ッチしたものとなる。
【0017】次に、低外気温暖房運転における室外ユニ
ット2内の冷媒の流れ(一点鎖線矢印)と、高外気温暖
房における室外ユニット内の冷媒の流れ(実線矢印)と
を比較すると、高外気温暖房時に第2の室外熱交換器1
5で蒸発作用を受けた冷媒は2つの圧縮機71,72へ
並流する(吸込まれる)。一方、低外気温暖房時は、上
述したように第2室外熱交換器15からの冷媒は第2圧
縮機72へ、第1室外熱交換器14からの冷媒は第1圧
縮機71へと流れるようにしている。これを言い換えれ
ば、第1の圧縮機71と第1の蒸発器(第1室外熱交換
器)71とを直列につないだ第1直列回路と、第2の圧
縮機72と第2の蒸発器(第2室外熱交換器)15とを
直列につないだ第2直列回路とを並列に接続し、第2
(いずれか一方)の蒸発器15のみ作用させる場合は、
この第2の蒸発器15からの冷媒を2つの圧縮機71,
72へ並流させるようにしたものであり、このため、逆
止弁23が設けられた第1圧縮機71の吸込管が連絡管
24となる。
【0018】このように低外気温暖房運転時において、
夫々の室外熱交換器14,15から流出された冷媒は夫
々の圧縮機71,72へ吸込まれるようにして冷媒の混
流を防止したので、第1開閉弁21や第2開閉弁17の
開度は夫々の圧縮機71,72や室外熱交換器14,1
5の能力に見合った調整を行って、各熱源を有効に利用
することができる。
【0019】上述した2つの暖房運転によって第2室外
熱交換器15に霜が生成された場合は、ホットガス除霜
もしくは逆サイクル除霜を行って、この生成された霜を
溶かす。このホットガス除霜は、外気温が比較的高い場
合や、生成された霜の量が少ない場合に行うものであ
る。一方、逆サイクル除霜は、外気温が比較的低い場合
や生成された霜の量が多い場合に行う。
【0020】まず、ホットガス除霜時は、基本的には図
3の実線矢印で示すように低外気温暖房と略同一であ
り、相違点は、第2圧縮機72の運転を間欠にする(O
N−OFF)ことと、ファン19の運転を停止するこ
と、並びに除霜弁25を開放することである。この除霜
弁25の開放によって圧縮機71,72から吐出された
冷媒(ホットガス冷媒)の一部は第2室外熱交換器15
に導かれ、これによって第2室外熱交換器15に生成さ
れていた霜を溶かす。このホットガス除霜運転時には、
圧縮機71,72から吐出された冷媒は室内熱交換器6
にも導かれ、且つ第1室外熱交換器14の水熱源が除霜
並びに室内暖房のための熱源として用いられるため、除
霜時間の短縮や室内温度の低下を小さく抑えられる。
【0021】一方、逆サイクル除霜時は、各種の弁等を
図2で示すようにして第1圧縮機71のみ運転させる。
これによって第1圧縮機71から吐出された冷媒は図3
の破線矢印のように流れる。すなわち、第1の圧縮機7
1から吐出された冷媒は四方弁9を介して第2室外熱交
換器15に流入し、ここで除霜を行う。その後、第2開
閉弁17を介して液管18に導かれ、第1開閉弁21を
介して第1室外熱交換器14で加熱される。そして第1
の圧縮機71へ吸込まれる。このため第1室外熱交換器
14の水熱源が除霜並びに室内暖房(後述する)のため
の熱源として用いられるので、上述のホットガス除霜時
と同様に除霜時間の短縮や室内温度の低下を小さく抑え
ることができる。ここで、液管18内の冷媒の一部は減
圧器5を介して室内熱交換器に流れ込むため暖房運転が
継続されることは言うまでもない。
【0022】このように、逆サイクル除霜運転時におい
て、ホットガス冷媒(の一部)を第2室外熱交換器(空
冷式熱交換器)15から第1室外熱交換器(水冷式熱交
換器)14へ流すようにしたので、この除霜用並びに暖
房用の熱源として第1室外熱交換器14の水熱源が用い
られ、除霜時間の短縮化やこの除霜運転時の室内温度の
低下を小さく抑えることができる。
【0023】尚、この実施例において第1室外熱交換器
14はいわゆる「水冷式熱交換器」を、第2室外熱交換
器15はいわゆる「空冷式熱交換器」を夫々採用した
が、本発明は、これらに限定されるものではなく熱源の
温度が異なるものを用いた熱交換器であれば良い。すな
わち、2つの室外熱交換器13をいずれも「水冷式熱交
換器」としても良く。この場合は、ボイラからこの水冷
式熱交換器へ供給される水温を変える。
【0024】図4は、第1の発明の冷凍装置の基本的な
冷媒回路を示す。この図において図1に示した部品と同
一部品には同一符号を記してその説明は省略した。すな
わち、冷房運転時に第2室外熱交換器15のみ使用し
(実線矢印参照)、暖房運転時は第1並びに第2室外熱
交換器14,15を使用する(破線矢印参照)ようにし
たもので、これによって暖房能力を冷房能力よりもアッ
プさせることができる。
【0025】図5は、第2の発明の冷凍装置の基本的な
冷媒回路を示す。この図において、図1に示した部品と
同一部品には同一符号を記してその説明は省略した。す
なわち1つの蒸発器(室外熱交換器)15のみ使用する
場合はこの蒸発器15から吐出された冷媒は、逆止弁2
3の開放によって2つの圧縮機71,72へ並流され
る。一方2つの蒸発器14,15を使用する場合は、逆
止弁23の閉鎖によって夫々の蒸発器14,15から吐
出された冷媒は、この蒸発器と直列につながれた夫々の
圧縮機71,72へ別々に流れ込むようにしている。
【0026】図6は本発明の他の実施例を示すもので、
図1の実施例との相違点は、室外ユニット2において
四方弁を廃止した点と、ユニット間配管を2本から3
本にした点である。すなわち、ユニット間配管41は高
圧ガス管42と低圧ガス管43と液管44とから構成さ
れており、高圧ガス管42は圧縮機71,72の吐出管
8と第2室外熱交換器15の一端45とにつながれてい
る。低圧ガス管43は圧縮機71,72の吸込管46と
第2室外熱交換器15の他端47とにつながれている。
尚、液管18は上述の実施例と同様な接続状態となって
いる。
【0027】室内ユニット3a,3b(側)における相
違点は室内熱交換器6の一端を分岐して、夫々の分岐管
48,49は高圧もしくは低圧開閉弁50,51を介し
て夫々高圧ガス管42並びに低圧ガス管43につながれ
ている点である。このような構成によって室内ユニット
3a,3bは冷房もしくは暖房運転が自由に選択するこ
とができる。すなわち、室内ユニット3aを冷房運転さ
せる場合は低圧開閉弁51を開放する。これによって液
管18からの液冷媒が室内熱交換器6に流入して、この
室内熱交換器6が蒸発作用を行って、室内ユニット3a
が冷房運転を行う。
【0028】一方、室内ユニット3bを暖房運転させる
場合は、高圧開閉弁48を開放する。これによって、高
圧ガス管42からのガス冷媒が室内熱交換器6に流入し
て、この室内熱交換器6が凝縮作用を行って室内ユニッ
ト3bが暖房運転を行う。ここで、室外ユニット2の運
転状態は、上述の各室内ユニットの冷房負荷と暖房負荷
との大きさに応じて変えられる。すなわち、冷房負荷の
方が暖房負荷よりも大きい場合は、冷房主体運転とな
り、この場合は開閉弁52の開放によって冷媒は図6の
実線矢印のように流れる。
【0029】又暖房負荷の方が冷房負荷よりも大きい場
合は、暖房主体運転となり、この場合は開閉弁53の開
放によって冷媒は図7の実線矢印のように流れる。この
際第2室外熱交換器15は蒸発器として作用している
が、この室外熱交換器15で十分熱が汲み上げきれない
場合は、開閉弁21を開放して、液管18から第2室外
熱交換器15へ流れ込む。冷媒の一部を第1室外熱交換
器14へ導いて、ここで蒸発作用を行う。このように室
外ユニット2が冷房主体運転時には第1室外熱交換器1
4を使用せず、暖房主体運転時にこの第1室外熱交換器
14を使用する。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、低外気温時に
は、空冷式熱交換器及び水冷式熱交換器を同時に利用し
て室内ユニットにおいて暖房を行うことができると共
に、高外気温時には空冷式熱交換器のみを用いて暖房を
行うことができる。
【0031】請求項2の発明によれば、水冷式熱交換器
の熱源が空冷式熱交換器の除霜並びに室内暖房の熱源と
して用いられ、室内の暖房を行いながら空冷式熱交換器
の除霜運転が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷凍装置の冷媒回路図である。
【図2】図1に示した各種の弁の開閉状態を示す説明図
である。
【図3】図1に示した運転状態とは異なる運転状態を示
す冷媒回路図である。
【図4】本発明の基本的な一つの冷媒回路図である。
【図5】本発明の基本的な他の冷媒回路図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す冷媒回路図である。
【図7】図6に示した運転状態とは異なる運転状態を示
す冷媒回路図である。
【符号の説明】
5 減圧器 6 利用側(室内側)熱交換器 13 熱源側熱交換器 14 室外熱交換器(第1の蒸発器:水冷式熱交換
器) 15 室外熱交換器(第2の蒸発器:空冷式熱交換
器) 24 連絡管

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の圧縮機と温水が供給され蒸発器と
    して作用する前記第1の圧縮機の吸込側に接続される水
    冷式熱交換器とからなる第1直列回路と、前記第1直列
    回路と並列に接続され、第2の圧縮機と蒸発器として作
    用させるときに前記第2の圧縮機の吸込側に接続される
    空冷式熱交換器とからなる第2直列回路とを備える室外
    ユニットに、室内側熱交換器と減圧器とを備える室内ユ
    ニットをつないで構成される空気調和機において、 前記水冷式熱交換器の作用を停止させ且つ前記空冷式熱
    交換器のみを蒸発器として作用させる場合に、前記空冷
    式熱交換器からの冷媒を前記第1の圧縮機の吸込側へ導
    くための連絡管を設けたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記室内熱交換器を凝縮器として作用さ
    せ且つ前記水冷式熱交換器を蒸発器として作用させる除
    霜運転時に前記圧縮機から吐出された冷媒の一部を前記
    空冷式熱交換器に導くホットガス除霜管を設けたことを
    特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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