JP4774801B2 - ブラインド内蔵間仕切装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ブラインド内蔵間仕切装置に係わり、更に詳しくは支柱を介して表裏両面に所定間隔を設けて装着した一対のガラス板の中間にブラインドを設けた構造のブラインド内蔵間仕切装置に関するものである。
従来から、特許文献1に開示されているようなブラインドを内蔵した間仕切装置は提供されている。この特許文献1に記載されたブラインド内蔵間仕切パネルは、枠体に一対のガラス板を所定間隔を隔てて取付け、その中間にブラインドを設けた構造であり、凹溝又は空間を内部に有し、前記枠体を構成する縦枠の所定高さ位置に、歯車状の動輪と操作輪を一体形成した駆動体を該操作輪を前記縦枠前面開口から一部突出した状態で該縦枠内に定位置回動可能に枢着するとともに、縦枠上部には歯車状の従動輪と前記角度調節軸と連結する連結部を形成した連動体を従動輪を該縦枠内に位置させて定位置回動可能に枢着し、前記動輪と従動輪にはタイミングベルトを噛合張設するとともに、該動輪と従動輪の外周一部には前記タイミングベルトの抜止め用の当接板を当該動輪及び従動輪とそれぞれ同心状に近接配置した構造のものである。
前述のブラインド内蔵間仕切パネルは、複数枚を支柱を介して連結して室内空間を仕切る間仕切装置を構成している。このブラインドを縦枠に設けた操作輪を回転させて、該操作輪に一体形成した動輪、タイミングベルトを介して従動輪を回転させ、従動輪に直結した角度調節軸を回転させてスラットの角度調節を調節することができるのである。
このように、従来のブラインド内蔵間仕切パネルでは、スラットの角度調節機構を間仕切パネル(ガラスパネル)の縦枠内に組み込んでいるため、ガラス板の側方に所定幅の縦枠が必須となる構成であった。従って、複数のブラインド内蔵間仕切パネルを支柱を介して連結する場合には、隣接する間仕切パネルの両縦枠間に支柱が目地部内に臨んでいる外観とならざるを得なかった。近年は、略全面がガラス板となるような外観性のものが好まれるようになり、縦枠の表面側への露出量が非常に少なくなり、この部分に操作輪を設けることができなくなった。そのため、新たな構造のブラインド内蔵間仕切装置の出現が望まれているところである。
実公平6−43435号公報(第1図、第3図)
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、支柱を介して表裏両面に所定間隔を設けて装着した一対のガラス板の中間に、ブラインドを設けた構造のブラインド内蔵間仕切装置において、ガラス板を支持する縦枠部材の表面側への露出量が小さい場合でも、ブラインドのスラットの角度を調節するための機構を組み込むことが可能であり、またデザイン的にもスッキリとしたものとすることが可能なブラインド内蔵間仕切装置を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、複数の支柱を所定間隔を隔てて立設し、隣接する一対の支柱の表面側と裏面側のそれぞれに亘って、ガラス板の両側縁部と上下縁部にそれぞれ縦枠部材と横枠部材を取付けたガラスパネル体を装着し、左右に隣接する前記両ガラスパネル体間に目地部を形成し、表裏のガラスパネル体間にブラインドを配設したブラインド内蔵間仕切装置において、前記ブラインドのスラット角度調節軸を前記支柱内の上部に回動可能に設けた従動輪に接続する一方、前記支柱内の上下中間部に回動可能に動輪を設けて、前記従動輪と動輪とをタイミングベルトで連動させ、前記動輪と一体化して前記支柱内に配した操作輪の一部を該支柱に形成した開口から左右に隣接する前記両ガラスパネル体間の目地部に臨ませてなるブラインド内蔵間仕切装置を構成した(請求項1)。
ここで、前記支柱は、側面板の前後に前面板と後面板とを有する断面略コ字形であり、前記側面板の外側に断面略コ字形の第1支持部材をその凹溝を側方へ向けて取付けるとともに、前記側面板の内側に断面略コ字形の第2支持部材をその凹溝を側方へ向けて該支柱から突出するように取付け、前記ガラスパネル体の両縦枠部材をそれぞれ前記第1支持部材と第2支持部材に係止具にて係止してなるものである(請求項2)。
そして、前記支柱内の上端部に設けた断面略コ字形の天固定具の内部に前記従動輪を設けた連動体を取付けるとともに、前記支柱内の略全長に亘って取付けた前記第2支持部材の内部に前記動輪と操作輪を備えた駆動体を取付け、前記タイミングベルトを前記天固定具と第2支持部材の連続した内部空間に配してなることが好ましい(請求項3)。
更に、前記ガラスパネル体の縦枠部材に、内側縁から該ガラスパネル体の背面側へ延びた内板を形成し、表裏の両ガラスパネル体を支柱を利用して装着した状態で、表裏に相対向する縦枠部材の内板同士が突き合い当接してなることがより好ましい(請求項4)。
以上にしてなる請求項1に係る発明のブラインド内蔵間仕切装置は、ガラス板を支持する縦枠部材に無関係に、ブラインドのスラットの角度を調節するための機構を支柱の内部空間に組み込んだので、ガラスパネル体の側方に露出する縦枠部材の部分を最小限に抑制し、略全面をガラス板とすることができ、つまりあたかも縦枠部材が無いかのような外観にでき、そして操作輪の一部を支柱に形成した開口から左右に隣接する両ガラスパネル体間の目地部に臨ませたので、操作輪が目立たなくなり、ガラスパネル構造としての意匠性を何ら損なうことがない上に、ブラインドのスラットの角度調節における操作性を従来と同様に確保することができるのである。また、目地部内に操作輪を露出させる支柱の開口が位置するので、この開口の周囲を保護し、外観性を高めるための口縁カバーを設けなくても、全く外観性に問題がなく、コスト低減化に寄与するのである。
請求項2によれば、支柱の連結側の内外に第1支持部材及び第2支持部材を取付け、第1支持部材及び第2支持部材にガラスパネル体を装着するようにしたので、支柱の内部に対応する第2支持部材の凹溝には、表裏両面から係止具が突出することがないので、スラット角度調節機構を組み込むための空間を確保することができ、また第1支持部材及び第2支持部材によって重量のあるガラスパネル体の支持強度を高めることができ、ガラスパネル体を確実に支持することができる。
請求項3によれば、支柱を床面と天井間に立起状態で保持する構造を従来と同様にすることができ、またガラスパネル体を支持する第1支持部材及び第2支持部材よりも上方に延びた天固定具の内部に前記従動輪を設けた連動体を取付けることができるので、予め天固定具に連動体を取付けておくことができるので、組立作業が容易になり、支柱の内部に取付けた第2支持部材の内部に駆動体を取付け、該駆動体を支柱から突出することなく取付けることができるので、支柱の表裏両面側に第1支持部材及び第2支持部材を利用してガラスパネル体を取付ける際に邪魔になることがないのである。
請求項4によれば、表裏の両ガラスパネル体を支柱を利用して装着した状態で、表裏に相対向する縦枠部材の内板同士が突き合い当接してなるので、支柱の内部、つまり第2支持部材の内部に設けた駆動体、連動体及びタイミングベルトが、両内板によって隠蔽されるので、別途目隠し部材を取付ける必要がないばかりでなく、縦枠部材に幅の広い内板を有するので、表裏方向に対する曲げ強度が向上し、もってガラスパネル体の剛性を高めることができる。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1〜図4は本発明に係るブラインド内蔵間仕切装置を示し、図5〜図9はその詳細を示し、図中符号1は支柱、2はガラスパネル体、3はブラインド、4はスラット角度調節機構をそれぞれ示している。
本発明のブラインド内蔵間仕切装置は、図1〜図4に示すように、複数の支柱1を所定間隔を隔てて立設し、隣接する一対の支柱1,1の表面側と裏面側のそれぞれに亘ってガラスパネル体2,2を装着し、表裏のガラスパネル体2,2間にブラインド3を配設するとともに、前記支柱1の内部にスラット角度調節機構4を配設した構造を有している。
ここで、前記ブラインド3は、図2、図3及び図5に示すように、その構造に限定されないが、ブラインド本体部5から複数の連結紐で連係された多数のスラット6,…が垂れ下がり、ブラインド本体部5の一側方から横方向に突出した角度調節軸7を回転させることにより、スラット6,…の角度を同時に変えることができるとともに、ブラインド本体部5の内部に設けた巻取り機構(図示せず)によってスラット6,…を昇降させることができるものである。
そして、前記スラット角度調節機構4は、図4〜図9に示すように、連動体8と、駆動体9と、タイミングベルト10からなり、前記連動体8は、前記角度調節軸7に連結する従動輪11を水平軸芯回りに回動可能に保持する軸受部材12とから構成され、前記駆動体9は、動輪13と操作輪14とが一体となった回転部材を水平軸芯回りに回動可能に保持する操作フレーム15とから概略構成されている。そして、前記動輪13と従動輪11とにタイミングベルト10を巻回し、適宜前記駆動体9の操作フレーム15に設けたテンションローラ16でタイミングベルト10に張力を付与し、前記操作輪14を回転させることにより、動輪13、タイミングベルト10、従動輪11を介して、該従動輪11に連結した前記角度調節軸7を回転し、スラット6,…の角度を調節するのである。
そして、本発明のブラインド内蔵間仕切装置は、複数の支柱1を所定間隔を隔てて立設し、隣接する一対の支柱1,1の表面側と裏面側のそれぞれに亘って、ガラス板17の両側縁部と上下縁部にそれぞれ縦枠部材18,18と横枠部材19,19を取付けたガラスパネル体2を装着し、表裏のガラスパネル体2,2間にブラインド3を配設するとともに、該ブラインド3のスラット角度調節軸7を前記支柱1内の上部に回動可能に設けた従動輪11に接続する一方、前記支柱1内の上下中間部に回動可能に動輪13を設けて、前記従動輪11と動輪13とをタイミングベルト10で連動させ、前記動輪13と一体化して前記支柱1内に配した操作輪14の一部を該支柱1に形成した開口20から左右に隣接する前記両ガラスパネル体2,2間の目地部21に臨ませてなるものである。
更に詳しくは、本発明における間仕切装置の構造は、基本的にはガラスパネル装置と同様であり、床面Fに敷設した地レール22と天井Sに取付けた天レール23との間に支柱1を立設し、該支柱1の一側面側に第1支持部材24を取付け、他側面側に第2支持部材25を取付け、前記ガラスパネル体2の両側部を係止具26,…を用いて第1支持部材24と第2支持部材25とに係止して取付けるのである。
ここで、前記ガラスパネル体2は、図2及び図3に示すように、予め所定の大きさに切断したガラス板17の両側縁部と上下縁部にそれぞれ縦枠部材18,18と横枠部材19,19の保持溝27,…に嵌合して取付けるとともに、各角部で縦枠部材18と横枠部材19とを連結して、ガラス板17の周囲を枠体で保護している。このように、パネル製造工場にて、ガラス板17の周囲を縦枠部材18,18と横枠部材19,19からなる枠体で保護してガラスパネル体2としたので、このガラスパネル体2を施工現場へ搬送し、通常のスチール製パネル板と同様に取り扱って施工することができる。
更に詳しくは、前記縦枠部材18及び横枠部材19は、アルミニウム製の押出し型材であり、縦枠部材18は、前記ガラス板17の背面に接合する裏板28の外側縁に該ガラス板17の側端面に対応する側板29及び該側板29の前縁から前記裏板28に平行に内方へ延びた表片30を形成し、前記裏板28、側板29及び表片30とでガラス板17の側縁部を嵌合する保持溝27を形成するとともに、前記裏板28の内側縁から背面側へ延びた内板31を形成し、該内板31の外側に前記裏板28と間に空間を形成して取付板32を延設したものである。そして、前記縦枠部材18の前記取付板32には、前記係止具26を用いて支柱1へ取付けるための取付孔(図示せず)を上下方向へ所定間隔を隔てて複数形成している。ここで、前記縦枠部材18の内板31は、表裏の両ガラスパネル体2,2を支柱1を利用して装着した状態で、表裏に相対向する縦枠部材18,18の内板31,31同士が突き合い当接するように幅広に形成している。
次に、前記ガラスパネル体2を両側の支柱1,1に取付ける構造を簡単に説明する。前記ガラスパネル体2は、直接前記支柱1に取付けるのではなく、支柱1の側面側に取付けた該支柱1より前後幅が小さい前記第1支持部材24と第2支持部材25とに係止具26,…を用いて取付けるのである。ここで、前記支柱1は、側面板33の前後に前面板34と後面板35とを有する断面略コ字形で、前面板34と後面板35の端縁を内向きに折曲して補強縁36,36を形成したものである。そして、前記支柱1の下端にはアジャスター37の支柱部を嵌着し、また上端には天固定具38を嵌着している。
また、前記第1支持部材24は、固定板39の表裏両側に支持板40,40を形成した断面略コ字形の部材であり、その凹溝部41を側方へ向けて前記支柱1の側面板33の外面に前記固定板39を面接合状態でネジにて取付ける。そして、前記第1支持部材24の両支持板40,40には、前記ガラスパネル体2の取付孔に応じて係止具26を係止するための係止孔(図示せず)を上下方向に複数形成している。また、前記第2支持部材25は、横幅寸法が前記第1支持部材24よりも大きくした以外には同じであるので、同一構成には同一符号を付してその説明は省略する。前記第1支持部材24と異なる点は、前記第2支持部材25の凹溝部41を側方へ向けてその大部分を前記支柱1の内部に収容した状態で、前記支柱1の側面板33の内面に前記固定板39を面接合状態で前述と同じネジにて取付ける。そして、前記支柱1から側方へ突出した前記第2支持部材25の両支持板40,40の突出部分に係止孔を上下方向に複数形成している。
前記係止具26は、図2に示すように、中央部にくびれ部42を有し、その両側に係止片43,43を有し、一方の係止片43を前記第1支持部材24と第2支持部材25の係止孔に係止しておき、該前記第1支持部材24と第2支持部材25から突出した他方の係止片43を前記ガラスパネル体2の取付板32に形成した取付孔内に挿入して係止するのである。
先ず、前記ブラインド本体部5は、図2に示すように、前記天レール23の溝内に下向きに取付けた断面略コ字形の保持部材44に下方から嵌着して取付けるようになっている。つまり、保持部材44には凹溝内に係止爪45,45が突設されており、該凹溝内にブラインド本体部5を嵌入すると、係止爪45,45によって外れ止めがなされた状態で嵌着するのである。
次に、図4、図5、図7及び図8に基づいて、前記連動体8の構造及び取付け構造を説明する。前記連動体8は、前記支柱1の上端部に装着し、前記天レール23に支柱1を保持するための天固定具38に予め固定している。尚、前記連動体8は、支柱1を立設した後に、前記天固定具38にネジ止めしても良い。前記天固定具38は、断面略コ字形の部材であり、前記支柱1の補強縁36,36の内面側に両側片46,46を当接した状態で、連結片47をネジ48によって側面板33を押圧して保持する。そして、前記連動体8は、前記天固定具38の内部にネジ止めあるいは溶接にて固定する軸受部材12に前記従動輪11を水平な軸芯回りに回動可能に保持し、その軸部の一端を軸受部材12から側方へ突出させて連結軸49としている。そして、前記支柱1を天固定具38をに嵌着するとともに、角度調節軸7を前記連動体8の連結軸49に連結し、前記従動輪11と角度調節軸7とを直結するのである。
そして、図4、図6、図7、図9に基づいて、前記駆動体9の構造及び取付け構造を説明する。前記駆動体9は、前記支柱1の上下略全長に渡った内部に取付けた前記第2支持部材25の凹溝部41内に装着する。前記駆動体9は、操作フレーム15に動輪13と操作輪14とが一体となった回転部材を水平軸芯回りに回動可能に保持するとともに、テンションローラ16を上方に並設している。前記操作フレーム15は、縦長基板50の上下端部に固定片51,51を設け、その中間に平行な軸受板52,52を折曲形成し、両軸受板52,52の間に前記動輪13と操作輪14とが一体となった回転部材を装着するとともに、テンションローラ16を、軸を前後にずらせて装着している。また、前記操作フレーム15の固定片51,51には、上下に長い長孔53,53を形成している。
そして、前記駆動体9を取付ける支柱1の前面板34には開口20を形成するとともに、該開口20に対応した前記第2支持部材25の両支持板40,40には該開口20の上下寸法より若干大きな切欠部54,54を形成している。尚、両支持板40,40にそれぞれ切欠部54を設けたのは、パネルの前後両面に選択的に駆動体9の操作輪14を露出させる配置で取付けることができるようにするためである。そして、前記操作フレーム15の固定片51,51の長孔53,53に対応して、切欠部54の上下部に対応する支持板40には螺孔55,55を形成し、前記長孔53を通したネジ56を螺合できるようにしている。尚、前記ネジ56がタッピンネジであれば、前記螺孔55は下穴でよい。また、前記螺孔55,55に対応する支柱1の前面板34には、前記ネジ56の頭部が通過する通孔57,57を形成している。前記第2支持部材25は、前記支柱1の両補強縁36,36に略接触するように取付けられているので、該第2支持部材25の支持板40と支柱1の前面板34との間には前記操作フレーム15の固定片51,51を挿入するのに十分な空間を有している。尚、前記操作フレーム15が側方から通過できるように前記支柱1の補強縁36は開口20よりも大き切欠している。
そして、前記タイミングベルト10は、所定長さに切断した状態のものを用意し、前記角度調節軸7を連動体8の連結軸49に連結する前に、その端部から従動輪11を回転させながら所定長さ巻き込んだ状態にしておく。それから、前述のように角度調節軸7を連動体8の連結軸49に連結する。そして、前記タイミングベルト10の端部から前記駆動体9の動輪13に該動輪13を回転させながら巻き込み、それからタイミングベルト10の端部同士を連結する。そして、前記駆動体9を引き下げて、タイミングベルト10に張力を加えながら、操作フレーム15の固定片51,51を前記第2支持部材25の支持板40と支柱1の前面板34との間に挿入し、前記支持板40の前面側に固定片51,51を当接した状態で、前記ネジ56,56を支柱1の通孔57,57から挿入して固定片51,51の長孔53,53を通して螺孔55,55に螺合する。この状態で、前記駆動体9の操作輪14の円周部の一部が支柱1の開口20から前面側へ露出する。それから、前述のように、支柱1の表裏両面側に、前記第1支持部材24と第2支持部材25とを利用してガラスパネル体2,2を装着するのである。この際に、左右に隣接する両ガラスパネル体2,2の間に形成される目地部21に前記操作輪14の一部が露出するのである。
本発明のブラインド内蔵間仕切装置の正面図である。 同じく縦断面図である。 同じく横断面図である。 角度調節機構を示す一部省略縦断面図である。 連動体とその取付構造を示す分解斜視図である。 駆動体とその取付構造を示す分解斜視図である。 角度調節機構を支柱に取付ける状態を示す説明用正面図である。 連動体を取付けた状態の拡大横断面図である。 駆動体を取付ける前と後を示す拡大横断面図である。
符号の説明
1 支柱 2 ガラスパネル体
3 ブラインド 4 角度調節機構
5 ブラインド本体部 6 スラット
7 角度調節軸 8 連動体
9 駆動体 10 タイミングベルト
11 従動輪 12 軸受部材
13 動輪 14 操作輪
15 操作フレーム 16 テンションローラ
17 ガラス板 18 縦枠部材
19 横枠部材 20 開口
21 目地部 22 地レール
23 天レール 24 第1支持部材
25 第2支持部材 26 係止具
27 保持溝 28 裏板
29 側板 30 表片
31 内板 32 取付板
33 側面板 34 前面板
35 後面板 36 補強縁
37 アジャスター 38 天固定具
39 固定板 40 支持板
41 凹溝部 42 くびれ部
43 係止片 44 保持部材
45 係止爪 46 側片
47 連結片 48 ネジ
49 連結軸 50 基板
51 固定片 52 軸受板
53 長孔 54 切欠部
55 螺孔 56 ネジ
57 通孔 F 床面
S 天井

Claims (4)

  1. 複数の支柱を所定間隔を隔てて立設し、隣接する一対の支柱の表面側と裏面側のそれぞれに亘って、ガラス板の両側縁部と上下縁部にそれぞれ縦枠部材と横枠部材を取付けたガラスパネル体を装着し、左右に隣接する前記両ガラスパネル体間に目地部を形成し、表裏のガラスパネル体間にブラインドを配設したブラインド内蔵間仕切装置において、前記ブラインドのスラット角度調節軸を前記支柱内の上部に回動可能に設けた従動輪に接続する一方、前記支柱内の上下中間部に回動可能に動輪を設けて、前記従動輪と動輪とをタイミングベルトで連動させ、前記動輪と一体化して前記支柱内に配した操作輪の一部を該支柱に形成した開口から左右に隣接する前記両ガラスパネル体間の目地部に臨ませたことを特徴とするブラインド内蔵間仕切装置。
  2. 前記支柱は、側面板の前後に前面板と後面板とを有する断面略コ字形であり、前記側面板の外側に断面略コ字形の第1支持部材をその凹溝を側方へ向けて取付けるとともに、前記側面板の内側に断面略コ字形の第2支持部材をその凹溝を側方へ向けて該支柱から突出するように取付け、前記ガラスパネル体の両縦枠部材をそれぞれ前記第1支持部材と第2支持部材に係止具にて係止してなる請求項1記載のブラインド内蔵間仕切装置。
  3. 前記支柱内の上端部に設けた断面略コ字形の天固定具の内部に前記従動輪を設けた連動体を取付けるとともに、前記支柱内の略全長に亘って取付けた前記第2支持部材の内部に前記動輪と操作輪を備えた駆動体を取付け、前記タイミングベルトを前記天固定具と第2支持部材の連続した内部空間に配してなる請求項1又は2記載のブラインド内蔵間仕切装置。
  4. 前記ガラスパネル体の縦枠部材に、内側縁から該ガラスパネル体の背面側へ延びた内板を形成し、表裏の両ガラスパネル体を支柱を利用して装着した状態で、表裏に相対向する縦枠部材の内板同士が突き合い当接してなる請求項1〜3何れかに記載のブラインド内蔵間仕切装置。
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