JP7293897B2 - 間仕切 - Google Patents

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Description

本発明は、間仕切に関する。
従来から、一対のガラスパネルの間にブラインドを設けた種々の間仕切が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
この種の間仕切は、ブラインドを開閉動作させるための操作輪に対する操作力は、複数のプーリー(ベルト車)に支持されたベルトによりブラインドに対して伝達されるものとなっている。
ところが、かかる構成では、ブラインドを動作するための構造が複雑化し易いものとなる。
しかも、一対のガラスパネルの間に設置されるブラインドの開閉機構が、専用構造のものにならざるを得ない。そのため、一般に普及している多様な開閉機構を組み入れたブラインドやカーテンを柔軟に適用することも困難なものとなる。
特開2006-316556号公報
本発明は、以上のような事情に着目してなされたもので、少なくとも、比較的簡易な構成で、ブラインド又はカーテンを進退操作するための操作コードを使用者が操作し得る好適な位置に案内し得る間仕切を提供する。
すなわち、本発明は次の構成をなしている。
請求項1に記載の発明は、上下方向に延びてなり左右に間隔をあけて設けられた一対の支柱と、これら一対の支柱に支持されるとともに前後方向に間隔をあけて配設された一対のガラスパネル体と、これら一対のガラスパネル体の間に開閉動作可能に配設されたブラインド又はカーテンとを備えてなる間仕切であって、前記ブラインド又はカーテンが、開閉機構に設けた操作コードを進退操作することにより開閉動作可能に構成されたものであり、前記操作コードの一部が係わり合う案内通路を有してなり前記操作コードにおける***作部分を前記支柱よりも前に位置し得るように案内し得る案内部材が設けられたものであり、前記案内部材が、前記案内通路が形成された案内部材本体と、この案内部材本体に着脱可能に構成され前記案内通路から前記操作コードが抜け出るのを規制する抜け止め部材とを有している間仕切である。
請求項2に記載の発明は、上下方向に延びてなり左右に間隔をあけて設けられた一対の支柱と、これら一対の支柱に支持されるとともに前後方向に間隔をあけて配設された一対のガラスパネル体と、これら一対のガラスパネル体の間に開閉動作可能に配設されたブラインド又はカーテンとを備えてなる間仕切であって、前記ブラインド又はカーテンが、開閉機構に設けた操作コードを進退操作することにより開閉動作可能に構成されたものであり、前記操作コードの一部が係わり合う案内通路を有してなり前記操作コードにおける***作部分を前記支柱よりも前に位置し得るように案内し得る案内部材が設けられたものであり、前記案内部材が、前記支柱に対して直接又は間接的に取り付け可能に構成されたものであり、前記案内部材を前記支柱の左に配した場合には前記案内部材の右側面を前記支柱側に対面させた状態で取り付け得るように構成されており、且つ、前記案内部材を前記支柱の右に配した場合には前記案内部材の左側面を前記支柱側に対面させた状態で取り付け得るように構成されている間仕切である。
請求項3に記載の発明は、上下方向に延びてなり左右に間隔をあけて設けられた一対の支柱と、これら一対の支柱に支持されるとともに前後方向に間隔をあけて配設された一対のガラスパネル体と、これら一対のガラスパネル体の間に開閉動作可能に配設されたブラインド又はカーテンとを備えてなる間仕切であって、前記ブラインド又はカーテンが、開閉機構に設けた操作コードを進退操作することにより開閉動作可能に構成されたものであり、前記操作コードの一部が係わり合う案内通路を有してなり前記操作コードにおける***作部分を前記支柱よりも前に位置し得るように案内し得る案内部材が設けられたものであり、前記案内部材が、ブラケットを介して前記支柱に取り付けられたものである間仕切である。
請求項4に記載の発明は、上下方向に延びてなり左右に間隔をあけて設けられた一対の支柱と、これら一対の支柱に支持されるとともに前後方向に間隔をあけて配設された一対のガラスパネル体と、これら一対のガラスパネル体の間に開閉動作可能に配設されたブラインド又はカーテンとを備えてなる間仕切であって、前記ブラインド又はカーテンが、開閉機構に設けた操作コードを進退操作することにより開閉動作可能に構成されたものであり、前記操作コードの一部が係わり合う案内通路を有してなり前記操作コードにおける***作部分を前記支柱よりも前に位置し得るように案内し得る案内部材が設けられたものであり、前記案内通路が形成された案内部材本体を備えたものであり、前記案内通路が、前記案内部材本体に設けられた第一の案内通路と、この第一の案内通路の後部及び下部に位置するように並設された第二の案内通路である間仕切である。
請求項5に記載の発明は、上下方向に延びてなり左右に間隔をあけて設けられた一対の支柱と、これら一対の支柱に支持されるとともに前後方向に間隔をあけて配設された一対のガラスパネル体と、これら一対のガラスパネル体の間に開閉動作可能に配設されたブラインド又はカーテンとを備えてなる間仕切であって、前記ブラインド又はカーテンが、開閉機構に設けた操作コードを進退操作することにより開閉動作可能に構成されたものであり、前記操作コードの一部が係わり合う案内通路を有してなり前記操作コードにおける***作部分を前記支柱よりも前に位置し得るように案内し得る案内部材が設けられたものであり、前記案内通路が形成された案内部材本体を備えたものであり、前記案内通路が、前記案内部材本体に設けられ前記操作コードの前コード部を案内する第一の案内通路と、この第一の案内通路の後部及び下部に位置するように並設され前記操作コードの後コード部を案内する第二の案内通路であって、前記第一の案内通路が前向きに開口した第一の前開口部を有するとともに前記第二の案内通路が前向きに開口した第二の前開口部を有するものであり、前記案内部材本体が、前記第一の前開口部と前記第二の前開口部との間に、前記前コード部の***作部分を前記後コード部の***作部分よりも前側に位置させるように案内し得る案内突起が突設されている間仕切である。
請求項6に記載の発明は、前記案内部材本体が、溝状に形成された溝部を有してなる前記案内通路を備えたものであり、前記抜け止め部材が、前記案内部材本体に取り付けられ、前記溝部の側開放部を閉塞し得る板状をなしたものである請求項記載の間仕切である。
請求項7に記載の発明は、前記案内部材が、前記支柱に対して取付ねじを用いて直接又は間接的に取り付け可能に構成されたものであり、前記案内部材が、前記取付ねじを挿通し得る左右方向に貫通した取付ねじ挿通孔を有している請求項記載の間仕切。
以上説明したように本発明によれば、比較的簡易な構成で、ブラインド又はカーテンを進退操作するための操作コードを使用者が操作し得る好適な位置に案内し得る間仕切を提供することができる。
本発明の一実施形態を示す正面図。 同実施形態における斜視図。 同実施形態における分解斜視図。 同実施形態における分解斜視図。 同実施形態における分解斜視図。 同実施形態における斜視図。
以下、本発明の一実施形態を、図1~6を参照して説明する。
この実施形態は、本発明を、一対のガラスパネル体Bの間にカーテンDを開閉動作可能に配置した間仕切Mに適用したものである。
ここで、この実施形態では、間仕切Mが「カーテンD」を備えてなる構成のものを例示しているが、「ブラインド」であってもよい。なお、「カーテン」は、ロールカーテン(ロールスクリーン)やシェードが含まれた概念である。
間仕切Mは、上下方向に延びてなり左右に間隔をあけて設けられた一対の支柱Aと、一対の支柱Aに支持されるとともに前後方向に間隔をあけて配設された一対のガラスパネル体Bと、一対のガラスパネル体Bの間に開閉動作可能に配設されたカーテンDとを備えている。カーテンDは、開閉機構Eに設けた操作コードJを使用者が把持して進退操作することにより左右方向に開閉動作し得るものとなっている。
間仕切Mは、操作コードJにおける前コード部j1及び後コード部j2の***作部分j11、j21、すなわち、操作コードJの下部をなし使用者が把持し得る部分である***作部分j11、j21を支柱Aよりも前に位置し得るように案内し得る案内部材Fが設けられている。案内部材Fは、一対のガラスパネル体Bの横に配設され当該一対のガラスパネル体Bと略面一をなすように支柱Aに支持された一対のサイドパネル体Cにより覆い隠されたものとなっている。換言すれば、間仕切Mは、一対のサイドパネル体Cよりも前に、案内部材Fにより案内された操作コードJの***作部分j11、j21が位置し得るものとなっている。
以下、間仕切Mの各構成について詳述する。
一対の支柱Aは、ガラスパネル体Bの左右両側部に配設されている。一対の支柱Aは、床Hと天井Iとの間を繋ぐように設けられている。一対の支柱Aは、図示しない取付手段を介して前後方向に間隔をあけて配された一対のガラスパネル体Bを起立姿勢に支持している。一対の支柱Aにおける上端部及び下端部は適宜の方法により天井I及び床Hに取り付けられている。
この実施形態では、天井Iにはあらかじめ下向きコ字状をなし左右方向に延びてなる取り付けフレームNが取り付けられている。そして、取り付けフレームNに対して一対の支柱Aにおける上端部が止着されている。つまり、一対の支柱Aの上端部は、取り付けフレームNを介して天井Iに支持されたものとなっている。
ガラスパネル体Bは、矩形枠状をなす枠体b1と、枠体b1に支持された矩形平板状をなすガラスパネルb2とを備えている。一対のガラスパネル体Bは前後方向に所定の間隔をあけて配設されている。換言すれば、鉛直姿勢をなし前後に略平行に配された一対のガラスパネル体Bの間には、カーテンDを配設し得る空間が形成されている。
カーテンDは、布等のシート材を主材として構成された既知の構成のものである。この実施形態におけるカーテンDは、左右方向に伸縮し得るつづら折り構造をなしており、その上端部が開閉機構Eを構成する左右方向に延びた開閉機構本体e1内に設けられたカーテン保持部材(図示せず)に支持されている。
カーテンDは、開閉機構Eに設けた操作コードJの前コード部j1及び後コード部j2を進退操作することにより開閉動作し得るものとなっている。すなわち、カーテンDは、前コード部j1及び後コード部j2を進退操作することにより、視認可能領域を遮る動作(閉動作)、又は、遮られていた状態の視認可能領域を視認可能にする動作(開動作)を行い得るものとなっている。
開閉機構Eは、カーテンDを開閉動作可能に支持し得る左右方向に延びてなる開閉機構本体e1と、開閉機構本体e1の一端部に組み付けられ開閉機構本体e1を駆動し得る操作コードJとを備えたものである。
操作コードJは、ループ状をなしている。使用者は、操作コードJの前コード部j1又は後コード部j2を下方に引く操作を行うことにより、開閉機構本体e1内に設けた図示しないカーテン駆動手段を正逆方向に駆動させ得るようになっている。なお、開閉機構Eは、既知の構成を適用したものであるため、詳細な説明を省略する。
案内部材Fは、ブラケットGを介して一対の支柱Aの内の一方すなわち正面視において左側の支柱Aにおける左に取り付けられている。すなわち、間仕切Mは、案内部材Fを、ブラケットGを介して支柱Aに取り付ける構成を採っている。案内部材Fと支柱Aとの間にブラケットGを介設した構成を採ることにより、案内部材Fは、開閉機構本体e1から垂下する前コード部j1及び後コード部j2を無理なく収容し得る好適な位置に配設され得るものとなっている。
案内部材Fは、操作コードJにおける前コード部j1及び後コード部j2の一部が係わり合う第一、第二の案内通路1、2が形成された案内部材本体Kと、案内部材本体Kに着脱可能に構成され第一、第二の案内通路1、2から操作コードJにおける前コード部j1及び後コード部j2の一部が抜け出るのを規制する抜け止め部材Lとを有している。
案内部材本体Kは、全体として略矩形板状をなす基材に第一、第二の案内通路1、2を設けた合成樹脂製のものである。
第一の案内通路1は、操作コードJにおける前コード部j1の一部が収容され得る溝状に形成された溝部たる第一の溝部11を備えている。第一の溝部11は、側方に開放された側開放部14を有している。第一の溝部11における側開放部14は、第一の溝部11内に前コード部j1の一部が配設された後に、板状をなす抜け止め部材Lにより閉塞されるようになっている。また、第一の案内通路1は、上端部に上向きに開口した第一の上開口部12を有するとともに前端部に前向きに開口した第一の前開口部13を備えている。
第一の案内通路1に形成された第一の溝部11は、下方に向かって漸次前側に位置するように形成されている。つまり、第一の案内通路1は、開閉機構本体e1から垂下する前コード部j1を第一の上開口部12において受け入れ、斜めに傾斜した第一の溝部11を通過させて第一の前開口部13から導出し得るように形成されている。第一の案内通路1による案内作用により、前コード部j1の一部が下方に向かうに連れて前方に案内されることになり、使用者が把持し得る部分となる前コード部j1の***作部分j11が支柱Aやサイドパネル体Cよりも前に位置し得るようになっている。
第二の案内通路2は、第一の案内通路1の後部及び下部に位置するように並設されている。第二の案内通路2は、操作コードJにおける後コード部j2の一部が収容され得る溝状に形成された溝部たる第二の溝部21を備えている。第二の溝部21は、側方に開放された側開放部24を有している。第二の溝部21における側開放部24は、第二の溝部21内に後コード部j2の一部が配設された後に、板状をなす抜け止め部材Lにより閉塞されるようになっている。また、第二の案内通路2は、上端部に上向きに開口した第二の上開口部22を有するとともに前端部に前向きに開口した第二の前開口部23を備えている。第二の上開口部22は第一の上開口部12よりも後に位置しており、第二の前開口部23は第一の上開口部12よりも下に位置している。
第二の案内通路2に形成された第二の溝部21は、下方に向かって漸次前側に位置するように形成されている。つまり、第二の案内通路2は、開閉機構本体e1から垂下する後コード部j2を第二の上開口部22において受け入れ、斜めに傾斜した第二の溝部21を通過させて第二の前開口部23から導出し得るように形成されている。第二の案内通路2による案内作用により、後コード部j2の一部が下方に向かうに連れて前方に案内されることになり、使用者が把持し得る部分となる後コード部j2の***作部分が支柱Aやサイドパネル体Cよりも前に位置し得るようになっている。
抜け止め部材Lは、案内部材本体Kにねじv1により取り付けられている。抜け止め部材Lは、第一、第二の溝部11、21の各側開放部14、24を閉塞し得る板状をなしている。抜け止め部材Lは、金属製のものである。抜け止め部材Lには、上部及び下部にねじ挿通孔h1が形成されている。抜け止め部材Lは、ねじ挿通孔h1を挿通させたねじv1を案内部材本体Kに螺着することにより、案内部材本体Kの左側面に取り付けることができるようになっている。
案内部材本体Kには、第一の前開口部13と第二の前開口部23との間に、前コード部j1と係わり合い当該前コード部j1の***作部分j11を後コード部j2の***作部分j21よりも前側に位置させ得るように案内し得る案内突起3が突設されている。案内突起3は、抜け止め部材Lの前端部よりも前方に突出した形態をなし上面側が第一の前開口部13の直前に位置する前コード部j1の下面に当接し得るものとなっている。
この実施形態では、一対の支柱Aには、一対のガラスパネル体Bに略面一をなすように一対のサイドパネル体Cが取り付けられている。一対のサイドパネル体Cの内、前側のサイドパネル体Cには、操作コードJの***作部分j11、j21を当該サイドパネル体Cよりも前側に導出するための縦長矩形状をなす開口部c21が設けられている。
サイドパネル体Cは、案内部材Fの第一、第二の前開口部13、23に対応する位置に縦長矩形状の貫通孔c11を有したサイドパネル本体c1と、中央部に開口部c21を有するとともに当該開口部c21の上下にねじ挿通孔h2を有しサイドパネル本体c1の貫通孔c11をカバーするカバー部材c2とを備えたものである。
カバー部材c2は、ねじ挿通孔h2に挿通したねじv2を案内部材本体Kにおける第一の前開口部13の上部、及び、第二の前開口部23の下部に螺着することにより、サイドパネル本体c1の前面に取り付けられるようになっている。案内部材本体Kに突設された案内突起3の幅寸法は、開口部c21内に位置し得る所定寸法に設定されている。
以上の構成をなす間仕切Mの案内部材Fは、支柱Aに対して直接又は間接的に取り付け可能に構成されている。この実施形態では、案内部材Fは、ブラケットGを介して左側の支柱Aに間接的に取り付けられている。ブラケットGは、案内部材Fの外側面が添接し得る取付面g1と、支柱Aの外側面に添接し当該支柱Aに螺着するねじv4が挿通し得るねじ挿通孔h4を有した取付鍔g2とを備えている。
間仕切Mは、左側の支柱Aの左側面にブラケットGが取り付けられ、ブラケットGの取付面g1に案内部材Fが取り付けられる構成をなしている。一方で、案内部材Fは、図6に示すように、案内部材Fを右側の支柱Aにおける右に柔軟に取り付け得る構成をなしている。
すなわち、間仕切Mは、案内部材Fを支柱Aの左に配した場合には案内部材Fの右側面を支柱A側に対面させた状態で取り付け得るように構成されており、且つ、案内部材Fを支柱Aの右に配した場合には案内部材Fの左側面を支柱A側に対面させた状態で取り付け得るように構成されている。つまり、案内部材Fは、左右の支柱Aの何れに対しても、取付ねじv3を用いて直接又は間接的に取り付け可能に構成されている。
この実施形態では、案内部材Fを、ブラケットGを介して左右の何れに対しても取り付け可能に構成されている。案内部材Fは、案内部材本体Kに取付ねじv3を挿通し得る左右方向に貫通した取付ねじ挿通孔h3を有している。そして、取付ねじ挿通孔h3の両端部すなわち左の端部及び右の端部に、取付ねじv3の頭部tを収容可能なねじ頭収容部たる一方及び他方のねじ頭収容部h31、h32が形成されている。
抜け止め部材Lにおける上下方向中間部の前後二箇所には、取付ねじ挿通孔h3に挿通される取付ねじv3との干渉を回避するための比較的大径をなす干渉回避孔L1が形成されている。このため、案内部材本体Kに対して右側又は左側の何れかの方向から取付ねじv3を挿入しても、取付ねじv3の頭部tが案内部材本体Kの側面から突出しないものとなり、案内部材Fの右側面及び左側面は突出部分の存在の無いフラットな状態が確保されている。
つまり、案内部材Fは、一対の支柱Aの内、左側の支柱Aにおける左、又は、右側の支柱Aにおける右の何れか一方に姿勢を変えることなく取付ねじv3の挿入方向を変更することにより柔軟に取り付け得る構成をなしている。
例えば、間仕切Mの設置箇所や、カーテンDを開閉し得る開閉機構Eの操作コードJの位置(左側端部にあるか右側端部にあるかの何れか)に対応させて次のようなことが柔軟に実施し得る。すなわち、図1~5の例のように、案内部材本体Kの外側面(右側面)をブラケットGの取付面g1に当接させて当該ブラケットGに案内部材Fを取り付ける態様、又は、図6の例のように抜け止め部材Lの外側面(左側面)をブラケットGの取付面g1に当接させて当該ブラケットGに案内部材Fを取り付ける態様の何れかを柔軟に実施し得るものとなっている。どちらの取付態様を選択した場合であっても、案内部材Fは、取付ねじv3の頭部tが案内部材本体Kの外面から突出し難いものとなっているため、好適な外観を提供し得るとともに取り付けねじv3の頭部tが突出することによる不具合を好適に抑制し得るものとなっている。
以上説明したように、本実施形態に係る間仕切Mは、上下方向に延びてなり左右に間隔をあけて設けられた一対の支柱Aと、一対の支柱Aに支持されるとともに前後方向に間隔をあけて配設された一対のガラスパネル体Bと、一対のガラスパネル体Bの間に開閉動作可能に配設されたカーテンDとを備えてなるものである。
そして、カーテンDが、開閉機構Eに設けた操作コードJを進退操作することにより開閉動作可能に構成されたものであり、操作コードJの一部が係わり合う案内通路たる第一、第二の案内通路1、2を有してなり操作コードJにおける***作部分j11、j21を支柱Aよりも前に位置し得るように案内し得る案内部材Fが設けられている。
このため、比較的簡易な構成で、カーテンDを進退操作するための操作コードJを使用者が操作し得る好適な位置に案内し得る間仕切Mを提供することができるものとなる。
つまり、案内部材Fが、操作コードJの一部が係わり合う第一、第二の案内通路1、2を有しており、当該第一、第二の案内通路1、2による案内作用を利用して操作コードJにおける***作部分j11、j21を支柱Aより前に位置させることができるようになっている。このため、従来の如く複数のプーリーを利用した場合のような構造の複雑化は好適に回避し得るものとなるだけでなく多様なバリエーションを有した既存品である種々のカーテンやブラインドやそれらの開閉機構を無理なく適用し得るものとなっている。
案内部材Fが、第一、第二の案内通路1、2が形成された案内部材本体Kと、案内部材本体Kに着脱可能に構成され第一、第二の案内通路1、2から操作コードJが抜け出るのを規制する抜け止め部材Lとを有している。
このため、第一、第二の案内通路1、2に操作コードJの一部を収容した後に抜け止め部材Lを取り付け得ることにより、案内部材Fと操作コードJとを簡単に係り合わせることができるものとなっている。
案内部材本体Kが、溝状に形成された溝部たる第一、第二の溝部11、21を有してなる案内通路たる第一、第二の案内通路1、2を備えたものであり、抜け止め部材Lが、案内部材本体Kに取り付けられ、第一、第二の溝部11、21の側開放部14、24を閉塞し得る板状をなしたものである。
このため、板状の抜け止め部材Lを案内部材本体Kに取り付けるようにした比較的シンプルな構成をなした案内部材Fを実現し得るものとなっている。
この実施形態では、案内部材本体Kに第一、第二の案内通路1、2が設けられており、第二の案内通路2が第一の案内通路1の後部及び下部に位置するように並設されたものとなっている。操作コードJにおける前コード部j1の一部を第一の案内通路1に配設し得るとともに後コード部j2の一部を第二の案内通路2に配設し得る構成をなしているため、前コード部j1及び後コード部j2を有する操作コードJの***作部分j11、j21を好適に支柱Aよりも前に導くことができるものとなっている。
案内部材Fが、支柱Aに対して間接的に取り付け可能に構成されたもの、すなわち、案内部材Fが、ブラケットGを介して支柱Aに取り付けられたものとなっている。
このため、案内部材Fは、開閉機構Eから垂下する操作コードJの基端部を無理なく受け入れることが可能な位置に柔軟に配設され得るものとなっている。
案内部材Fを支柱Aの左に配した場合には案内部材Fの右側面を支柱A側に対面させた状態で取り付け得るように構成されており、且つ、案内部材Fを支柱Aの右に配した場合には案内部材Fの左側面を支柱A側に対面させた状態で取り付け得るように構成されている。
このため、カーテンDの開閉機構Eの仕様や間仕切Mの設置箇所等に応じて、案内部材Fの取付位置を柔軟に変更し得るものとなっている。
案内部材Fが、取付ねじv3を挿通し得る左右方向に貫通した取付ねじ挿通孔h3を有しており、取付ねじ挿通孔h3の両端部に、取付ねじv3の頭部tを収容可能なねじ頭収容部h31、h32が形成されている。このため、カーテンDの開閉機構Eの仕様や間仕切の設置箇所に応じて、案内部材Fの支柱Aに対する取付位置を柔軟に設定することができるとともに支柱Aに対する取付位置を左右何れに設定しても取付ねじv3の頭部tが案内部材Fから突出し難いものとなり、好適な外観が保持され得るものとなっている。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
一対の支柱やガラスパネル体は種々の構成のものが適用され得るものであり、上述した実施形態に示したものに限られるものではない。
上述した実施形態では、一対のガラスパネル体の間にカーテンを備えてなるものを一例として示したが、カーテンに限られるものではなくブラインドであってもよい。
開閉機構は、種々の構成のものが適用されるものであり、上述した実施形態に示されたものに限定されるものではない。
例えば、開閉機構に設けた操作コードが、案内部材に設けられた単一の案内通路を通過し得る一本のもの又は一束のものであってもよい。換言すれば、案内部材は、単一の案内通路を有したものであってもよい。
抜け止め部材は、案内通路から操作コードが抜け出るのを規制し得るものであればよく、上述した実施形態に示したような板状のものに限られるものではない。
上述した実施形態では、案内部材が、支柱に対して間接的に(ブラケットを介して)取り付け可能に構成されたものを示したが、このようなものに限られるものではない。案内部材は、支柱に対して直接的に取り付けられるものであってもよい。
ブラケットの形状は、支柱の形態に応じて種々の形状のものを採用することができるのは言うまでもない。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
M…間仕切
A…支柱
B…ガラスパネル体
C…サイドパネル体
D…カーテン
E…開閉機構
F…案内部材
G…ブラケット
H…床
I…天井

Claims (7)

  1. 上下方向に延びてなり左右に間隔をあけて設けられた一対の支柱と、これら一対の支柱に支持されるとともに前後方向に間隔をあけて配設された一対のガラスパネル体と、これら一対のガラスパネル体の間に開閉動作可能に配設されたブラインド又はカーテンとを備えてなる間仕切であって、
    前記ブラインド又はカーテンが、開閉機構に設けた操作コードを進退操作することにより開閉動作可能に構成されたものであり、
    前記操作コードの一部が係わり合う案内通路を有してなり前記操作コードにおける***作部分を前記支柱よりも前に位置し得るように案内し得る案内部材が設けられたものであり、
    前記案内部材が、前記案内通路が形成された案内部材本体と、この案内部材本体に着脱可能に構成され前記案内通路から前記操作コードが抜け出るのを規制する抜け止め部材とを有している間仕切。
  2. 上下方向に延びてなり左右に間隔をあけて設けられた一対の支柱と、これら一対の支柱に支持されるとともに前後方向に間隔をあけて配設された一対のガラスパネル体と、これら一対のガラスパネル体の間に開閉動作可能に配設されたブラインド又はカーテンとを備えてなる間仕切であって、
    前記ブラインド又はカーテンが、開閉機構に設けた操作コードを進退操作することにより開閉動作可能に構成されたものであり、
    前記操作コードの一部が係わり合う案内通路を有してなり前記操作コードにおける***作部分を前記支柱よりも前に位置し得るように案内し得る案内部材が設けられたものであり、
    前記案内部材が、前記支柱に対して直接又は間接的に取り付け可能に構成されたものであり、
    前記案内部材を前記支柱の左に配した場合には前記案内部材の右側面を前記支柱側に対面させた状態で取り付け得るように構成されており、且つ、前記案内部材を前記支柱の右に配した場合には前記案内部材の左側面を前記支柱側に対面させた状態で取り付け得るように構成されている間仕切。
  3. 上下方向に延びてなり左右に間隔をあけて設けられた一対の支柱と、これら一対の支柱に支持されるとともに前後方向に間隔をあけて配設された一対のガラスパネル体と、これら一対のガラスパネル体の間に開閉動作可能に配設されたブラインド又はカーテンとを備えてなる間仕切であって、
    前記ブラインド又はカーテンが、開閉機構に設けた操作コードを進退操作することにより開閉動作可能に構成されたものであり、
    前記操作コードの一部が係わり合う案内通路を有してなり前記操作コードにおける***作部分を前記支柱よりも前に位置し得るように案内し得る案内部材が設けられたものであり、
    前記案内部材が、ブラケットを介して前記支柱に取り付けられたものである間仕切。
  4. 上下方向に延びてなり左右に間隔をあけて設けられた一対の支柱と、これら一対の支柱に支持されるとともに前後方向に間隔をあけて配設された一対のガラスパネル体と、これら一対のガラスパネル体の間に開閉動作可能に配設されたブラインド又はカーテンとを備えてなる間仕切であって、
    前記ブラインド又はカーテンが、開閉機構に設けた操作コードを進退操作することにより開閉動作可能に構成されたものであり、
    前記操作コードの一部が係わり合う案内通路を有してなり前記操作コードにおける***作部分を前記支柱よりも前に位置し得るように案内し得る案内部材が設けられたものであり、
    前記案内通路が形成された案内部材本体を備えたものであり、
    前記案内通路が、前記案内部材本体に設けられた第一の案内通路と、この第一の案内通路の後部及び下部に位置するように並設された第二の案内通路である間仕切。
  5. 上下方向に延びてなり左右に間隔をあけて設けられた一対の支柱と、これら一対の支柱に支持されるとともに前後方向に間隔をあけて配設された一対のガラスパネル体と、これら一対のガラスパネル体の間に開閉動作可能に配設されたブラインド又はカーテンとを備えてなる間仕切であって、
    前記ブラインド又はカーテンが、開閉機構に設けた操作コードを進退操作することにより開閉動作可能に構成されたものであり、
    前記操作コードの一部が係わり合う案内通路を有してなり前記操作コードにおける***作部分を前記支柱よりも前に位置し得るように案内し得る案内部材が設けられたものであり、
    前記案内通路が形成された案内部材本体を備えたものであり、
    前記案内通路が、前記案内部材本体に設けられ前記操作コードの前コード部を案内する第一の案内通路と、この第一の案内通路の後部及び下部に位置するように並設され前記操作コードの後コード部を案内する第二の案内通路であって、
    前記第一の案内通路が前向きに開口した第一の前開口部を有するとともに前記第二の案内通路が前向きに開口した第二の前開口部を有するものであり、
    前記案内部材本体が、前記第一の前開口部と前記第二の前開口部との間に、前記前コード部の***作部分を前記後コード部の***作部分よりも前側に位置させるように案内し得る案内突起が突設されている間仕切。
  6. 前記案内部材本体が、溝状に形成された溝部を有してなる前記案内通路を備えたものであり、
    前記抜け止め部材が、前記案内部材本体に取り付けられ、前記溝部の側開放部を閉塞し得る板状をなしたものである請求項記載の間仕切。
  7. 前記案内部材が、前記支柱に対して取付ねじを用いて直接又は間接的に取り付け可能に構成されたものであり、
    前記案内部材が、前記取付ねじを挿通し得る左右方向に貫通した取付ねじ挿通孔を有している請求項記載の間仕切。
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