JP4774714B2 - 撮像装置及び撮像装置の駆動制御方法 - Google Patents

撮像装置及び撮像装置の駆動制御方法 Download PDF

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本発明は、CMOSセンサー等の撮像装置に係り、特に画素間をトレンチ分離した固体撮像装置の駆動制御方法に関する。
従来からCCD撮像素子においては低暗電流化のためにフォトダイオードとしてP+np型の埋め込みフォトダイオード構造が使われてきた。CMOSセンサーにおいても高S/N、高感度化のためにフォトダイオードとして埋め込み型を採用する場合が多くなっている。このCMOSセンサーでは受光部からの読み出しをCCDなどに比べ低電圧で行う必要があり、そのため埋め込みフォトダイオードのポテンシャルを深く設定することが難しかしく、受光部の取り扱い電荷量が少なくなる。
上記受光部から低電圧で読み出すための埋め込みフォトダイオード構造として、フォトダイオードの電子蓄積層であるN層をホール蓄積層よりも読み出し電極側に張り出す構造が採用されている。このような構造にすることで、電子蓄積層の面積や電子蓄積層のトータルドーズが増すために、受光部の静電ポテンシャルをそれほど深くすることなしに、受光部の取り扱い電荷量を増大させることができる。また、読み出し電圧の増大を抑えるためには、受光部の静電ポテンシャルを深くしないことが肝要であるので、受光部の取り扱い電荷量を増大するためには電子蓄積層のN+層の面積や濃度をだけでなく、表面P+層と電子蓄積層の下のP層濃度を高める方法も採られる。
しかし、このような構造ではP+層とN+層の間の電界が増加し易く、電界の増大は暗電流や白点が増えるというディメリットがあった。またN層の張り出し部分では空乏層がシリコン/シリコン酸化膜界面に触れやすく、そのため暗電流が増大しやすいというディメリットがあった。さらに、CMOSセンサーでは画素のトランジスタエリアの縮小やチップ内周辺回路の小型化のために、素子分離構造としてSTI(浅いトレンチ分離)が用いられてきているが、STI構造ではSTI側面に暗電流抑制のためのP層が必要で、それゆえに電荷蓄積層であるN層の実効的面積を減少させ、受光部の取り扱い電荷量を減らす傾向にあるというディメリットがある。
図6は従来の一般的なCMOSセンサーの構成を示した断面図である。CMOSセンサーは、基板1に形成された画素領域Pウエル2内に、ホール蓄積層3、信号電荷蓄積N層4、読み出し領域5、読み出し部N+(FD)7及び浅いトレンチ分離(STI)のための溝10を形成して構成されている。溝10の内側の側壁はSi酸化膜などの絶縁材が充填され、その外側にSTI側壁P層9が形成されている。さらに読み出し領域5の上部には絶縁膜12を介して読み出しゲート6が、このゲート6に隣接してリセットゲート8が配置されている。このような一般的なCMOSセンサーの受光部は、基板最表面のホール蓄積層3とその下層に形成される信号電荷蓄積N層4から成る埋め込みフォトダイオードで構成されている。また、画素分離にはLOCOSを用いることもよくあるが、この図6ではSTIを用いた構成となっている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−231929号公報
図6に示したCMOSセンサーのタイプの制約はSTI側壁P層9のP層幅を暗電流対策上、或る幅以上(或る濃度以上)に確保する必要があるが、これによりフォトダイオードの信号電荷蓄積N層4の実効面積が減少して取り扱い電荷量が少なくなってしまう。そこで、単位面積あたりのフォトダイオード取り扱い電荷量を増大させるために信号電荷蓄積N層4のドナー濃度を上げると、ホール蓄積層3との電界が高まり、これによって白傷が発生し易くなったり、或いは読み出しゲート6の読み出しに高い電圧値を要するなどのディメリットがある。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、低暗電流、低読み出し電圧及び高い取り扱い電荷量を得ることができる埋め込みフォトダイオード及びトレンチ分離構造を備えた撮像装置及びこの撮像装置の駆動制御方法を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、N型の信号蓄積層とこの上部の正孔蓄積層とを有し受光して電荷を生成する受光部を含む複数の画素と、前記受光部に蓄積された電荷量を検出して画素信号を出力する信号検出部と、前記受光部の信号電荷を前記信号検出部に読み出す読み出し部と、前記複数の画素の画素間に設けられたトレンチ分離部と、前記トレンチ分離部の溝内に充填された絶縁材を介して当該溝内に埋め込まれた埋め込み電極と、前記埋め込み電極を駆動する駆動制御部とを具備し、前記駆動制御部は、受光蓄積期間の少なくとも一部において前記埋め込み電極を負電位である第1の電位とし、蓄積された電荷を前記読み出し部を介して前記信号検出部に読み出す読み出し期間の少なくとも後半において前記埋め込み電極をゼロまたは前記第1の電位よりも高い負電位である第2の電位とすることを特徴とする。
また、本発明の駆動制御部は、前記受光蓄積期間及び前記読み出し期間の前半は前記正孔蓄積層正電位である第3の電位とし、前記読み出し期間の後半は当該正孔蓄積層負電位である第4の電位とする制御を行うことを特徴とする。
また、本発明は、N型の信号蓄積層とこの上部の正孔蓄積層とを有し受光して電荷を生成する受光部を含む複数の画素と、前記受光部に蓄積された電荷量を検出して画素信号を出力する信号検出部と、前記受光部の信号電荷を前記信号検出部に読み出す読み出し部と、前記複数の画素の画素間に設けられたトレンチ分離部と、前記トレンチ分離部の溝内に充填された絶縁材を介して当該溝内に埋め込まれた埋め込み電極と、前記埋め込み電極を駆動する駆動制御部とを具備する撮像装置の駆動制御方法であって、前記駆動制御部での制御により、受光蓄積期間の少なくとも一部において前記埋め込み電極を負電位である第1の電位とし、蓄積された電荷を前記読み出し部を介して前記信号検出部に読み出す読み出し期間の少なくとも後半において前記埋め込み電極をゼロまたは前記第1の電位よりも高い負電位である第2の電位とする。さらに前記駆動制御部での制御により、前記受光蓄積期間の全期間及び前記読み出し期間の前半においては前記正孔蓄積層を正電位である第3の電位とし、前記読み出し期間の後半においては当該正孔蓄積層を負電位である第4の電位とすることを特徴としている。
このように本発明では、撮像装置を構成する複数の画素間をトレンチ分離で分離し、このトレンチ分離部を形成する溝の内部に電極を埋め込む構成とする。このような撮像装置において、読み出し期間中はゼロ電位である埋め込み電極を受光期間中には負電位にすることで、受光部N層のトレンチ側壁近傍にホール反転層を誘起し(所謂ピニング状態にする)、トレンチ側壁の界面からの暗電流発生を抑制できる。また、受光期間中に受光部上層の電荷生成部(ホール蓄積層)の電位を正(+1Vなど)にすることにより、受光期間中のP+層の電荷蓄積層であるN+の間の電界を減少させることができ、この電界の減少により、受光部(フォトダイオード)で発生する白傷等、暗電流の発生を抑制することができる。また、読み出し時には受光部上部の電荷生成部を負電位にすることで、センサーポテンシャルが浅くなり、これにより受光部からの読み出しにポテンシャル差が大きくとれるため低電圧の電荷転送を可能にすることができる。更に上記の効果により低電圧での受光部からの読み出しが可能なため、センサー部のN層濃度を濃く形成してセンサーポテンシャルが深い構造として、センサー部の取り扱い電荷量を増大させることができ、白傷の発生や暗電流を抑えることができる。
本発明によれば、複数の画素をトレンチ分離で分離し、半導体基板の最表面に形成され、受光量に応じた電荷を生成する電荷生成部とこの電荷生成部の下層に形成される電荷蓄積部から成る埋め込みフォトダイオードを有する撮像装置において、前記各画素間を分離するためのトレンチ分離部を形成する溝の内部に電極を埋め込み、読み出し期間中はゼロ電位である埋め込み電極を受光期間中には負電位にすることで、受光部N層のトレンチ側壁近傍にホール反転層を誘起し(所謂ピニング状態にする)、トレンチ側壁の界面からの暗電流発生を抑制できる。
受光期間中に受光部上層の電荷生成部(正孔蓄積層)の電位を正(+1Vなど)にすることにより、受光期間中のP+層の電荷蓄積層であるN+の間の電界を減少させることができ、この電界の減少により、受光部(フォトダイオード)で発生する白傷等、暗電流の発生を抑制することができる。
読み出し時には受光部上部の電荷生成部を負電圧にすることで、センサーポテンシャルが浅くなり、これにより受光部からの読み出しにポテンシャル差が大きくとれるため低電圧の電荷転送を可能にすることができる。
上記効果によって、より低電圧での受光部からの読み出しが可能なため、センサー部のN層濃度を濃く形成してセンサーポテンシャルが深い構造として、センサー部の取り扱い電荷量を増大させることができ、白傷の発生や暗電流を抑えることができる。
埋め込みフォトダイオード及びトレンチ分離構造を備えたCMOSセンサーにおいて、低暗電流、低読み出し電圧及び高い取り扱い電荷量を得る目的を、複数の画素をトレンチ分離で分離し、受光部を半導体基板の最表面に形成されて受光量に応じた電荷を生成する電荷生成部とこの電荷生成部の下層に形成される電荷蓄積部から成る埋め込みフォトダイオードで構成し、且つ、各画素間を分離するためのトレンチ分離部を形成する溝の内部に電極を埋め込む構成とし、読み出し期間中はゼロ電位である埋め込み電極を受光期間中には負電位とし、また、受光期間中に受光部上層の電荷生成部(正孔蓄積層)の電位を正とし、また、読み出し時には受光部上部の電荷生成部を負電圧にすることによって実現した。
図1は、本発明の一実施の形態に係る撮像装置の構成を示した断面図である。但し、従来例と同様の部分には同一符号を付して説明する。撮像装置(この例ではCMOSセンサー)は、基板1に形成された画素領域Pウエル2内に、ホール蓄積層3、信号電荷蓄積N層4、読み出し領域5、読み出し部N+(FD)7及び浅いトレンチ分離(STI)のための溝10を形成して構成されている。溝10の内部には埋め込みポリシリコン電極11が埋め込まれ、また溝10にはSi酸化膜などの絶縁材が充填されているため、その内側壁は当然Si酸化膜で覆われると共に、溝10の外側を覆うようにSTI側壁P層9が形成されている。さらに読み出し領域5の上部にはSi酸化膜などの絶縁膜12を介して読み出しゲート6が配置され、この読み出しゲート6の近辺に読み出し部7をリセットするリセットゲート8が配置されている。また、上記CMOSセンサーの画素部のフォトダイオード周りでは上記埋め込みポリシリコン電極11に印加電圧を可変できる図示されない駆動制御回路が配置され、この駆動制御回路は読み出しゲート6、リセットゲート8、埋め込みポリシリコン電極11及びホール蓄積層3などの印加電圧を所定のタイミングで可変することによってCMOSセンサーを駆動する。また、ホール蓄積層3と信号電荷蓄積N層4が受光部(埋め込みフォトダイオード部)を構成している。
図2は、図1に示したCMOSセンサーの平面図であり、CMOSセンサーの画素部のフォトダイオード周りに、上記埋め込みポリシリコン電極11に負電圧を印加する機構(配線)が形成されている。すなわち、埋め込みポリシリコン電極11の印加電圧を制御するための電極制御配線(破線)40が配設され、また、ホール蓄積層3の印加電圧を制御するための電極制御配線50が配設され、図3のように電極制御配線40は埋め込みポリシリコン電極11に接続され、電極制御配線50はホール蓄積層3に接続されている。
図3は図1に示したCMOSセンサーの配線接続図で、読み出し部N+(FD)7にトランジスタ部のトランジスタTr1のドレイントとトランジスタTr2のゲートが接続され、トランジスタTr1を通してリセット電圧が読み出し部N+(FD)7にパルス的に印加され、また、トランジスタTr2、Tr3により読み出し電圧(光電変換電圧)が増幅され、画素信号が出力されるようになっている。
次に本実施の形態の動作について図4、図5を用いて説明する。図4の時刻t0で、CMOSセンサーの受光が開始される。その時、CMOSセンサーの埋め込みポリシリコン電極11には電極制御配線40を介して−3Vが印加されると共に、電極制御配線50を介してホール蓄積層3には正電圧(+1V)が印加される。その時の電位状態は図5(A)に示される。
図4の時刻t0からt1までの受光期間中では、ホール蓄積層3に正電圧(+1V)が継続的に印加される。また、埋め込みポリシリコン電極11に負電圧(−3V)が継続的に印加されることにより、溝10の側面(トレンチ側面)の空乏化を防ぎ、側壁界面からの暗電流抑制を行う。その時の電位状態は図5(B)に示され、信号電荷蓄積N層4に受光量に応じた電荷が蓄積される。なお、図4では、埋め込みポリシリコン電極11の負電圧期間が読み出し期間に入り込んでいるが、これでも支障はない。
図4の時刻t1からt1までの読み出し期間では、読み出しゲート6に読み出しパルス(+3V)が印加され、信号電荷蓄積N層4内の信号電荷を読み出してトランジスタ部(図3参照)へ転送する。まず、読み出し期間が開始される時刻t0の直前にリセットゲート8にリセットパルス電圧が印加され、読み出し部N+(FD)7がリセットされる。その後、上記したように時刻t1から時刻t3の間、読み出しゲート6に読み出しパルス電圧(3V)が印加される。時刻t1からt2は読み出し初期期間(前半)で、その時の電位状態は図5(C)に示される。
図4の時刻t2からt3までは読み出し期間の後半で、その間はホール蓄積層3の電圧を負電位(−3Vなど)にする。これによって信号電荷蓄積N層4のFD7に対する電位を浅くし、読み出しゲート6との間により大きな電位勾配ができるようにする。この時、ホール蓄積層3がトレンチ側壁P層を通してGndと電気的に接続されるのを防ぐために、埋め込みポリシリコン電極11の印加電圧をー3VからゼロVに戻す制御をして、側壁のピニングをはずす(ホール反転層を無くす)駆動を行う。図5(D)はこの読み出し期間の後半の電位状態図である。その後、時刻t0より受光蓄積期間の開始となり、図5(A)の電位状態に戻る。
本実施形態によれば、CMOSセンサーの画素のトランジスタ分離構造として浅いトレンチ分離を用い、このトレンチ部である溝10をSi酸化膜等の絶縁材で充填し、且つ溝10の内部にポリシリコン電極11を埋め込んだ構造とし、受光期間中には埋め込みポリシリコン電極11を負電圧にすることで、受光部の信号電荷蓄積N層4のトレンチ側壁近傍にホール反転層を誘起し(所謂ピニング状態にする)、トレンチ側壁の界面からの暗電流発生を抑制することができる。
また、受光期間中に受光部上層のホール蓄積層3の電位を正(+1Vなど)にすることにより、受光期間中のP+層と信号電荷蓄積N層4である+Nの間の電界を減少させることができ、この電界の減少により、受光部で発生する白傷等、暗電流の発生を抑制することができる。
また、ホール蓄積層3のP+は受光期間中に、受光部が少数キャリアである電子でフルの状態になれば、電子を流すドレインとして機能させることができ、撮像素子のブルーミング抑制機能を持たせることができる。
また、受光部ホール蓄積層3に正および負の電圧を印加できる配線50を設けて、受光期間中は正の電圧を印加し、読み出し期間の後半においては負電圧を印加することにより、受光部からの読み出しにポテンシャル差を大きくとれて低電圧の電荷転送を可能にすることができる。
また、本実施の形態では、上記効果により低電圧での受光部からの読み出しが可能なため、センサー部の信号電荷蓄積N層4の濃度を濃く形成してセンサーポテンシャルが深い構造とすることもでき、センサー部の取り扱い電荷量を増大することが可能になる。
また、信号電荷を読み出してトランジスタ部へ転送する転送期間内では、上記埋め込みポリシリコン電極11の印加電圧を負電圧から0電圧に制御して側壁のピニングをはずすことによりホール蓄積層3がトレンチ側壁P層を通してGndと電気的に接続されるのを防ぐ駆動を行うことにより取り扱い電荷量を多くできる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲において、具体的な構成、機能、作用、効果において、他の種々の形態によっても実施することができる。上記実施の形態ではCMOSセンサーに本発明を適用した例について説明しているが、本発明をCCD撮像素子などのその他の撮像素子に適用しても同様の効果を得ることができる。
本発明の一実施の形態に係る撮像装置の構成を示した断面図である。 図1に示したCMOSセンサーの平面図である。 図1に示したCMOSセンサー配線図である。 図1に示したCMOSを動作させるための電圧制御タイミング図である。 図1に示したCMOSの動作に対応して電位状態図である。 従来の一般的なCMOSセンサーの構成を示した断面図である。
符号の説明
1……基板、2……画素領域Pウエル、3……ホール蓄積層、4……信号電荷蓄積N層、5……読み出し領域、6……読み出しゲート、7……読み出し部N+(FD)、8……リセットゲート、9……STI側壁P層、10……溝、11……埋め込みポリシリコン電極、12……絶縁膜、40、50……電極制御配線。

Claims (4)

  1. N型の信号蓄積層とこの上部の正孔蓄積層とを有する受光部を含む複数の画素と、
    前記受光部に蓄積された電荷量を検出して画素信号を出力する信号検出部と、
    前記受光部の信号電荷を前記信号検出部に読み出す読み出し部と、
    前記複数の画素の画素間に設けられたトレンチ分離部と、
    前記トレンチ分離部の溝内に充填された絶縁材を介して当該溝内に埋め込まれた埋め込み電極と、
    前記埋め込み電極を駆動する駆動制御部とを具備し、
    前記駆動制御部は、
    受光蓄積期間の少なくとも一部において前記埋め込み電極を負電位である第1の電位とし、
    蓄積された電荷を前記読み出し部を介して前記信号検出部に読み出す読み出し期間の少なくとも後半において前記埋め込み電極をゼロまたは前記第1の電位よりも高い負電位である第2の電位とし、
    前記受光蓄積期間の全期間及び前記読み出し期間の前半において前記正孔蓄積層を正電位である第3の電位とし、
    前記読み出し期間の後半において当該正孔蓄積層を負電位である第4の電位とする
    撮像装置。
  2. 前記駆動制御部と前記埋め込み電極とを接続する配線及び同駆動制御部と前記正孔蓄積層とを接続する配線を具備する
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記埋め込み電極はポリシリコン電極である
    請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. N型の信号蓄積層とこの上部の正孔蓄積層とを有する受光部を含む複数の画素と、前記受光部に蓄積された電荷量を検出して画素信号を出力する信号検出部と、前記受光部の信号電荷を前記信号検出部に読み出す読み出し部と、前記複数の画素の画素間に設けられたトレンチ分離部と、前記トレンチ分離部の溝内に充填された絶縁材を介して当該溝内に埋め込まれた埋め込み電極と、前記埋め込み電極を駆動する駆動制御部とを具備する撮像装置の駆動制御方法であって、
    前記駆動制御部での制御により、
    受光蓄積期間の少なくとも一部においては前記埋め込み電極を負電位である第1の電位とし、
    蓄積された電荷を前記読み出し部を介して前記信号検出部に読み出す読み出し期間の少なくとも後半においては前記埋め込み電極をゼロまたは前記第1の電位よりも高い負電位である第2の電位とし、
    前記受光蓄積期間の全期間及び前記読み出し期間の前半においては前記正孔蓄積層を正電位である第3の電位とし、
    前記読み出し期間の後半においては当該正孔蓄積層を負電位である第4の電位とする
    撮像装置の駆動制御方法。
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