JP4774384B2 - パイプ取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、パイプの外周面から外方に向けて突設された取付部を、壁面等に固定された固定具に取付けてなるパイプ取付構造に関する。
従来、竪樋等のパイプを壁面等に取付けるためのパイプ取付構造として、前記パイプを環状のリング体で包持すると共に、このリング体の基端を壁面等に固定金具で固定するものが一般に知られている。
ところが、このような取付構造では、施工後のパイプの適所に、前記リング体が点在して外被されてしまうため、住宅のデザイン性を損なうという問題があった。
そこで、このような住宅のデザイン性を確保するため、近年では、施工後のパイプに前記リング体が外被されないように、パイプの背面側の外周面から外方に向けて突設された取付部を長手方向に形成すると共に、前記取付部を弾発的に挟持する挟着片を先端に備えた取付具の基端を、壁面等に固定してなるパイプ取付構造が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
このパイプ取付構造によれば、取付具の基端を壁面等に固定すると共に、この取付具の先端に設けた挟着片を、パイプの背面側に突設した取付部に弾発的に挟持することによって、施工後のパイプの正面側に取付具が見えることがなく、パイプをスッキリとした感じに仕上げて施工することができる。
特開2000−34810
しかしながら、このパイプ取付構造では、施工後のパイプをスッキリとした感じに仕上げることができる点では好ましいが、パイプの背面側に突設した取付部を、取付具の挟着片で弾発的に挟持する構造であるため、パイプの支持力が弱く、例えば、高重量のパイプなどは支持できないという問題に加え、風雨等に晒されるパイプに外的な荷重を受けると、パイプががたついたり、外れたりする危険があった。
又、施工時においては、壁面等に予め複数の取付具を固定したうえで、該取付具の先端に設けた挟着片にパイプの取付部を弾発的に挟持していくのであるが、壁面等に固定された前記取付具の位置が少しでもズレていると、前記パイプの取付部を前記挟着片に挟着することができず、施工が困難であるという問題もあった。
本発明は、かかる課題を解決することを目的とするもので、高重量のパイプなどでも安全、確実に支持することができ、しかも施工性の良いパイプ取付構造を提供する。
請求項1に係るパイプ取付構造は、パイプの外周面から外方に向けて突設された取付部にネジ止めする、該取付部の幅と略同じ幅に形成された板状の螺着片を前記取付部の正面に平行に形成すると共に、壁面等に固定された固定具の支持片に取付けされる取付板を前記螺着片の基端より直交方向に折り曲げ延設してパイプ取付具を構成し、前記パイプ取付具の螺着片の中央には、ネジが貫通する取付孔を開設しており、該螺着片を前記パイプの取付部にネジ止めすると共に、前記パイプ取付具の取付板を前記固定具の支持片に締結具にて取付けてなり、前記取付板には、上、下方向に向けて長孔を開設しており、壁面等に固定された固定具の支持片に対して、前記パイプ取付具が上、下方向に位置を調整できる一方、前記支持片には、前記取付板の長孔に重合される長孔を前、後方向に向けて開設しており、壁面等に固定された固定具の支持片に対して、前記パイプ取付具を前、後方向に移動させて前記パイプ取付具の出具合を調整できることを特徴とする。
(削除)
本発明によれば、次のような効果がある。
請求項1に係るパイプ取付構造によれば、壁面等に固定された固定具の支持片に取付けたパイプ取付具の螺着片を、前記パイプの取付部にネジ止めして螺着する構造であるため、壁面等に固定された前記パイプ取付具の位置が多少ズレていても、前記取付部の許容範囲内であれば、前記螺着片を前記パイプの取付部にネジ止めでき、施工を容易に行うことができる。
又、パイプの取付部とパイプ取付具の螺着片とは、ネジ止めしているので、施工後のパイプががたついたり、外れたりする危険を確実に防止できる。
更に、前記パイプ取付具の取付板と前記固定具の支持片とは、締結具にて取付ける構造にしているため、パイプを確実に支持することができる。
そのため、高重量のパイプなどでも安全、確実に支持することができ、施工後のパイプががたついたり、外れたりする危険も確実に防止できる。
又、前記取付板には、上、下方向に向けて長孔を開設しているため、壁面等に固定された固定具の支持片に対して、前記パイプ取付具が上、下方向に位置を調整できる一方、前記支持片には、前記取付板の長孔に重合される長孔を前、後方向に向けて開設しているため、壁面等に固定された固定具の支持片に対して、前記パイプ取付具を前、後方向に移動させて前記パイプ取付具の出具合を調整できる。
(削除)
以下、本発明に係るパイプ取付構造を図面とともに説明する。
図1は、本発明に係るパイプ取付構造Aの一実施例を示した分解斜視図であり、図2(a)、(b)は、図1で示したパイプ取付構造Aの施工状態を概略した斜視図である。
このパイプ取付構造Aは、パイプ10、パイプ取付具20、ネジ30、固定具40、締結具50を備えてなる。
パイプ10は、外周面11の背面側から外方に向けて突設された取付部12を長手方向に形成している。
本実施例のパイプ10は、円筒状に形成すると共に、外周面11の背面側に断面三角状の取付部12を一体形成したものを例示しているが、パイプ10の形状としては、図例のものに限定されず、例えば、四角筒状に形成したもの、三角筒状に形成したものでも構わない。
また、取付部12の形状についても図例のものに限定されず、例えば、断面四角形状のものや、多角形状に形成することも可能であり、この取付部12を後述するパイプ取付具20の螺着片21にネジ止めできる形状であれば採用できる。
パイプ取付具20は、取付部12の幅と略同じ幅に形成した板状の螺着片21を前記取付部12の正面に平行に形成すると共に、螺着片21の基端を直交方向に折り曲げて板状の取付板22を延設している。
螺着片21の中央には、ネジ30が貫通する取付孔21aを開設しており、この取付孔21aを通じて、ネジ30が螺着片21と取付部12とを確実に螺着できるようにしている。
又、取付板22には、上、下方向に向けて長孔22aを開設しており、壁面H等に固定される固定具40の支持片42に対して、パイプ取付具20が上、下方向に位置を調整できるようにしている。
ネジ30は、前記の通り、取付孔21aを通じて、螺着片21と取付部12とを確実に螺着できるものであれば良く、タッピングネジ等で取付部12に揉み込んで螺着するのが好ましい。
固定具40は、壁面H等に固定するための固定部41を設け、前方に向けて板状の支持片42を一体形成してなる。
本実施例の固定部41は、壁面H等に埋設して固定されるボルト軸を例示しているが、この固定部41は、固定具40を壁面H等に確実に固定できるものであれば良く、例えば、ボルト、ナットや、ネジ等による固定手段、釘等による固定手段であっても構わない。
支持片42には、取付板22の長孔22aに重合される長孔43を前、後方向に向けて開設しており、壁面H等に固定された固定具40の支持片42に対して、パイプ取付具20を前、後方向に移動させてパイプ取付具20の出具合を調整できるようにしている。
締結具50は、ボルト51及びナット52で構成しているが、パイプ取付具20の取付板22及び固定具40の支持片42を固着可能なものであれば、本実施例で示したボルト51、ナット52以外の構成による締結具50を採用することも可能である。
以上のように構成した本発明に係るパイプ取付構造Aは、以下の要領で施工する。
先ず、壁面H等の適所にアンカー(不図示)等を埋設し、このアンカー(不図示)等に固定具40の固定部41を螺合して、複数の固定具40を所定間隔で壁面H等に固定する。
次に、パイプ取付具20の螺着片21をパイプ10の取付部12の所望位置に接合すると共に、タッピングネジ等のネジ30を取付孔21aに貫通させて取付部12に揉み込んで螺着し、パイプ10とパイプ取付具20を確実に固定する〔(図2(a)参照。〕。
そして、固定した固定具40の支持片42の一側面に、パイプ取付具20の取付板22を添接し、両者の長孔22a、43を重合させたうえで、これら長孔22a、43の一方からボルト51を貫通し、他方からナット52を軽く締め付けて(仮締めして)、パイプ10を仮支持する。
最後に、パイプ10の上、下位置及び出具合(前、後位置)を所望の位置に調節した後、仮締めしていた締結具50のナット52を確実に締付けて(本締めして)施工を完了するのである〔(図2(b)参照。〕。
このように、本発明に係るパイプ取付構造Aによれば、壁面H等に固定された固定具40の支持片42に取付けたパイプ取付具20の螺着片21を、パイプ10の取付部12にネジ30止めして螺着する構造であるため、壁面H等に固定されたパイプ取付具20の位置が多少ズレていても、取付部12の許容範囲内であれば、螺着片21をパイプ10の取付部12にネジ30止めでき、施工を容易に行うことができる。
又、パイプ10の取付部12とパイプ取付具20の螺着片21とは、ネジ30止めしているので、施工後のパイプ10ががたついたり、外れたりする危険を確実に防止できる。
更に、パイプ取付具20の取付板22と固定具40の支持片42とは、締結具50にて取付ける構造にしているため、締結具50を締付けてパイプ10を確実に支持することができる。
そのため、高重量のパイプ10などでも安全、確実に支持することができ、施工後のパイプ10ががたついたり、外れたりする危険も確実に防止できる。
図3は、本発明に係るパイプ取付構造Aの参考例を示した分解斜視図である。
ここで、図1、2と共通する部材には、同一の符号を付して重複する説明を省略し、以下では、本実施例の特徴についてのみ説明する。
このパイプ取付構造Aは、パイプ10の外周面11から外方に向けて突設された取付部12にネジ30止めする螺着片21を、壁面H等に固定される固定具40の支持片42の先端に一体形成してパイプ取付具20を構成し、このパイプ取付具20の螺着片21をパイプ10の取付部12にネジ30止めして取付けてなる構造にしている。
このようなパイプ取付構造Aによれば、螺着片21の基端には、壁面H等に固定される固定具40の支持片42を一体形成してパイプ取付具20が構成されているので、実施例1と同様の効果が得られると共に、固定具40を壁面H等に固定するだけで、同時にパイプ取付具20を固定でき、部品点数を減少してコストダウンを図ることができるうえ、施工を更に容易にできる。
本発明に係るパイプ取付具Aの一実施例を示した分解斜視図である。 (a)、(b)は、図1で示したパイプ取付構造Aの施工状態を概略した斜視図である。 本発明に係るパイプ取付構造Aの参考例を示した分解斜視図である。
A パイプ取付構造
H 壁面
10 パイプ
11 外周面
12 取付部
20 パイプ取付具
21 螺着片
21a 取付孔
22 取付板
22a 長孔
30 ネジ
40 固定具
42 支持片
43 長孔
50 締結具

Claims (1)

  1. パイプの外周面から外方に向けて突設された取付部にネジ止めする、該取付部の幅と略同じ幅に形成された板状の螺着片を前記取付部の正面に平行に形成すると共に、壁面等に固定された固定具の支持片に取付けされる取付板を前記螺着片の基端より直交方向に折り曲げ延設してパイプ取付具を構成し、
    前記パイプ取付具の螺着片の中央には、ネジが貫通する取付孔を開設しており、該螺着片を前記パイプの取付部にネジ止めすると共に、前記パイプ取付具の取付板を前記固定具の支持片に締結具にて取付けてなり、
    前記取付板には、上、下方向に向けて長孔を開設しており、壁面等に固定された固定具の支持片に対して、前記パイプ取付具が上、下方向に位置を調整できる一方、前記支持片には、前記取付板の長孔に重合される長孔を前、後方向に向けて開設しており、壁面等に固定された固定具の支持片に対して、前記パイプ取付具を前、後方向に移動させて前記パイプ取付具の出具合を調整できることを特徴とするパイプ取付構造。
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