JP4773886B2 - Uパッキン及び流体圧単動シリンダ - Google Patents

Uパッキン及び流体圧単動シリンダ Download PDF

Info

Publication number
JP4773886B2
JP4773886B2 JP2006153309A JP2006153309A JP4773886B2 JP 4773886 B2 JP4773886 B2 JP 4773886B2 JP 2006153309 A JP2006153309 A JP 2006153309A JP 2006153309 A JP2006153309 A JP 2006153309A JP 4773886 B2 JP4773886 B2 JP 4773886B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packing
fluid
piston
acting cylinder
return hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006153309A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007321889A (ja
Inventor
敦宏 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
KYB Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYB Corp filed Critical KYB Corp
Priority to JP2006153309A priority Critical patent/JP4773886B2/ja
Priority to US11/756,608 priority patent/US20070278749A1/en
Priority to CNA2007101096533A priority patent/CN101082378A/zh
Publication of JP2007321889A publication Critical patent/JP2007321889A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4773886B2 publication Critical patent/JP4773886B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Actuator (AREA)
  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)

Description

本発明は、流体圧単動シリンダのピストンのシール溝に外嵌され、前記ピストンで仕切られるボトム側とロッド側間の流体密を維持するUパッキン、及び、このUパッキンを備えた流体圧単動シリンダに関する。
油圧や水圧などを用いた流体圧シリンダの内、そのピストンのボトム側だけに作動流体を供給して直線駆動力を発生させる流体圧単動シリンダがある。この流体圧単動シリンダでは、作動流体が作用すべきボトム側から反対側のロッド側に作動流体が漏れないように、この両者間の流体密を維持するのにUパッキンが用いられている。
そのようなUパッキンを用いた流体圧単動シリンダの一例について以下、図4を用いて説明する。この図4は、本発明の背景技術であるUパッキンを用いた流体圧単動シリンダを例示する断面図であり、特許文献1に記載されたものである。
この流体圧単動シリンダ30は、シリンダ本体25と、このシリンダ本体25内で流体密にスライドするピストン26と、このピストン26を先端に備え、外部へ作動流体によって発生する直線駆動力を出力するピストンロッド27とを備えている。
ピストン26の外周には、シール溝26aが設けられ、このシール溝26aに、ピストン26で仕切られるボトム側流体室Caとロッド側流体室Cbとの間の流体密を維持するUパッキン23が設置されている。
シリンダ本体25のボトム側は、シリンダヘッド25aで閉止され、このシリンダヘッド25aに作動流体の流通のための通路25cが設けられている。シリンダ本体25のロッド側は、ピストンロッド26を流体密かつスライド可能に突出させるシリンダヘッド25bで閉止されている。
流体圧単動シリンダ30は、駆動時にはボトム側流体室Caに作動流体の供給を受けて、ピストン26をこの図で上方に押し上げ、非駆動時(ピストン26が下降する場合をいう。)には、ピストンロッド27への負荷に押されてピストン26が下降するものである。
この際、Uパッキン23で、ボトム側流体室Caからロッド側流体室Cbへの作動流体の漏れを防止しているのであるが、漏れを完全に防止することが出来ず、その際、ロッド側流体室Cbに溜まった作動流体が、ピストン26がその上限まで達するのを阻止することとなる。
そのため、この流体圧単動シリンダ30は、ピストン26がその上限に達しようとする際に、このロッド側流体室Cbに溜まった作動流体をボトム側流体室Caに戻すためのチェック機構28を備えている。
このチェック機構28は、上記Uパッキン23よりロッド側で、ロッド側流体室Cbからボトム側流体室Caに通じるように、ピストン26とピストンロッド27との間に設けられた流体通路28a、28b、28cと、流体通路28cのボトム側流体室Caへの出口に設けられたチェック弁28dとを備えている。
チェック弁28dは、ロッド側流体室Cbの作動流体の圧力が、ボトム側流体室Caの作動流体の圧力より高くなった際に、ロッド側流体室Cbからボトム側流体室Caへの作動流体の流通を許可するものである。
こうして、このチェック機構28を備えた流体圧単動シリンダ30においては、ピストン26がその上限まで達しようとする場合に、ロッド側流体室Cbの作動流体の圧力がボトム側流体室Caの作動流体より高くなった際には、ロッド側流体室Cbの作動流体がボトム側流体室Caに戻され、ピストン26は支障なくその上限に達することができる。
しかしながら、このようなチェック機構28は、チェック弁28dを必要とし、また、ピストン26や、ピストンロッド27に流体通路28a、28b、28cを設ける必要があり、それだけのコストが掛かるものであった。
この問題を解決する方法としては、シール機能を主目的とするUパッキンにチェック機能を持たせるようにすればよく、これまでにも特許文献2〜5のような技術が提案されている。
しかしながら、いずれも本発明のように、ロッド側流体室Cbとボトム側流体室Caとの間の非常に高圧な作動流体の釣り合い条件下という過酷な環境下で適用可能なものではなかった。
特開2003−49806号公報(図1) 特公昭49−49330号公報(第2図、第3図) 実開昭59−51232号公報(第2図、第3図、第4図) 実開平6−51658号公報(図1) 特開平8−35504号公報(図1、図2)
本発明は、上記問題を改善しようとするもので、流体圧単動シリンダのピストンのシール溝に外嵌され、前記ピストンで仕切られるボトム側とロッド側間の流体密を維持するという過酷な環境下でチェック機能を発揮し得るUパッキン、及び、このUパッキンを用いた流体圧単動シリンダを提供することを目的としている。
本発明のUパッキンは、流体圧単動シリンダのピストンのシール溝に外嵌され、前記ピストンで仕切られるボトム側とロッド側間の流体密を維持するUパッキンであって、
前記Uパッキンの開口側が前記ボトム側となるように用いられ、前記開口側と非開口側とを連通する戻し孔が設けられ、前記ボトム側の作動流体圧(以下、「正圧」という。)が前記ロッド側の作動流体圧(以下、「背圧」という。)より大きい場合には前記戻し孔が前記シール溝のロッド側側壁で閉止される一方、前記背圧が、前記正圧より大きい場合には、前記戻し孔が、前記ロッド側側壁に対して開口されるように前記Uパッキンが前記シール溝内で移動するように構成され、
前記戻し孔は、Uパッキンの成形時に、該Uパッキン内の必要部位だけに埋め込まれる剛体の戻し孔形成体により形成されることを特徴とする。
また、本発明の流体圧単動シリンダは、上記Uパッキンを用いたことを特徴とする。
本発明のUパッキンは、流体圧単動シリンダのピストンのシール溝に外嵌され、前記ピストンで仕切られるボトム側とロッド側間の流体密を維持するUパッキンに戻し孔を設け、このUパッキンが、シール溝内で移動して戻し孔が開閉されることでチェック機能を発揮するようにしたので、この過酷な環境下でもチェック機能を発揮することができる。
また、本発明の流体圧単動シリンダは、上記Uパッキンを用いたので、このUパッキンの効果をシリンダとして発揮する。
以下に、本発明の実施の形態(実施例)について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明のUパッキンの一例を示すもので、(a)はその正面図、(b)はその断面図、(c)はそのUパッキンを用いた流体圧単動シリンダの要部断面図、(d)は(c)のUパッキン部分の拡大図、(e)は(d)に比べ、Uパッキンがボトム側に移動した状態の拡大図である。
図1(a)、(b)に示すUパッキン3は、全体としてはリング状であって、その中心を通る平面で切断した断面は、ほぼU字状であって、その開口側は自然状態では、リング状のUパッキン3の外径方向、内径方向に外リップ部3a、内リップ部3bが広がった形状をしており、その開口側と非開口側とを連通する戻し孔1が設けられている点を特徴とする。
外リップ部3a、内リップ部3bとの間の空間を形成する部分を開口部3cと称し、前記戻し孔1は、Uパッキン3の非開口側と、この開口側の開口部3cとを連通させている。
また、戻し孔1は、その非開口側の円周を等分する位置に設けられるが、具体的には、この戻し孔1を形成維持するための必要部位に、このUパッキン3のゴム成形時に、その表面に表れないように適宜埋め込まれた剛体の戻し孔形成体1aにより形成されている。
ここで、必要部位とは、この戻し孔形成体1aが、高圧下でのUパッキン3の使用時に変形等したとしても、戻し孔1が維持されるようにするものであるので、上述したような戻し孔1を設ける位置の近傍ということになる。
この戻し孔形成体1aは、この例では、直方体形状であって、その対向する二面の中心部分を戻し孔1が貫通している。
外リップ部3aの軸方向端縁の要所要所には、戻し孔1及び開口部3cにある作動流体をUパッキン3の外周側に流通させ得る流体凹溝3dが形成されている。
Uパッキン3の素材は、通常のUパッキンと同様の素材、機能的には、自然状態で、それが嵌まり込む溝の内外径にはまり込む形状でありながら、装着時には、その内径が、その溝の外径より拡開することができる程度に伸び縮みし、また、正圧(開口側に作用する作動流体の圧力をいう。)に対して、十分に外リップ部3aがシリンダの内周面、内リップ部3bが前記溝の底周面に流体密に当接してシール機能を発揮するような素材、具体的にはゴム系の合成樹脂であるポリウレタン(PU。TPU、PURを含む。)、ニトリルゴム(NBR)、熱可塑性エラストマー(TPE)などが好適である。
このUパッキン3は、図1(c)に示すような流体圧単動シリンダ30に用いられる。この流体圧単動シリンダ10は、フォークリフトのフォークの昇降などに用いられるもので、シリンダ本体5と、このシリンダ本体5内で流体密にスライドするピストン6と、このピストン6を一端に備え、他端はシリンダ本体5外へ突出し、外部負荷に直線駆動を与えるピストンロッド7とを備えている。
シリンダ本体5の両側はシリンダヘッドで封止されているが、この図1(c)では、そのボトム側のシリンダヘッド5aが見えている。このシリンダヘッド5aに作動流体の流通のための通路5cが設けられている。
ピストン6の外周にシール溝6aが設けられ、このシール溝6aに本発明のUパッキン3がその開口側がボトム側(ボトム側流体室Ca側)となるように填め込まれ、シリンダ本体5とピストン6との間の流体密、換言すれば、ピストン6で仕切られるボトム側流体室Caとロッド側流体室Cbとの間の流体密が維持されている。
なお、これらのシリンダ本体5、ピストン6、ピストンロッド7などの基本的機能は、図4で説明した流体圧単動シリンダ30のものと同じであるので、詳細な説明は省略する。
シール溝6aとUパッキン3との間には、ピストン6の軸方向つまりスライド方向に所定の隙間があり、ボトム側流体室Caの作動流体とロッド側流体室Cbの作動流体との圧力差により、戻し孔1を備えたUパッキン3はシール溝6a内で軸方向に移動し、チェック機能を発揮する。以下、図1(d)、(e)を用いて説明する。
図1(d)は駆動時であって、ピストン6が最上限に達する前の状態で、ボトム側流体室Caの作動流体の圧力(正圧)が、ロッド側流体室Cbの作動流体の圧力(背圧)より高く、この圧力差により、Uパッキン3の非開口側端面がシール溝6aのロッド側壁面6bに当接し、戻し孔1がロッド側壁面6bにより閉止されている状態である。
この状態では、Uパッキン3は、ボトム側流体室Caとロッド側流体室Cbとの間の流体密機能を発揮し、作動流体は、ボトム側流体室Caからロッド側流体室Cbへは流れない。
図1(e)は、図1(d)から更にピストン6が上昇してその最上限に達しようとする状態で、ロッド側流体室Cbに漏れ出た作動流体が、徐々に小さくなるロッド側流体室Cb内に封じ込められて、その圧力(背圧)がボトム側流体室Caの作動流体の圧力(正圧)より高くなった状態を示している。
この際、その圧力差により、Uパッキン3の開口側端面がシール溝6aのボトム側壁面6cに当接し、一方、非開口側端面がロッド側壁面6bから離間して戻し孔1が開放されている状態となる。
したがって、この場合、ロッド側流体室Cb内の作動流体は、Uパッキン3の戻し孔1、開口部3c、流体凹溝3dを通って、ボトム側流体室Caへ戻され、ピストン6は支障なく、その最上限まで上昇することができる。
つまり、本発明の戻し孔1を設けたUパッキン3は、戻し孔1を設けただけという簡単な構成でありながら、必要なチェック機能を果たすことができ、加えて、背景技術である図4の流体圧単動シリンダ30で不可欠であったチェック機構28が不要になり、コストダウンを図ることができる。
換言すれば、本発明のUパッキン3は、流体圧単動シリンダ10のピストン6のシール溝6aに外嵌され、ピストン6で仕切られるボトム側(Ca)とロッド側(Cb)間の流体密を維持するという過酷な環境下で十全なチェック機能を発揮することができる。
また、かかるUパッキン3を用いた流体圧単動シリンダ10は、そのUパッキン3の効果をシリンダ10として発揮することができる。
また、本発明のUパッキン3においては、チェック機能を果たすための戻し孔1は、剛体である戻し孔形成体1aにより形成、確保されているので、ロッド側流体室Cbとボトム側流体室Caとの間の非常に高圧な作動流体のつい合い条件下という過酷な環境下でも、戻し孔1を更に確実に確保することができ、チェック機能を確実に発揮させることができる。
また、かかるUパッキン3を用いた流体圧単動シリンダ10は、そのUパッキン3の効果をシリンダ10として発揮することができる。
図2は、本発明のUパッキンの他例を示すもので、(a)はその正面図、(b)はその断面図、(c)はそのUパッキンを用いた流体圧単動シリンダの要部断面図である。これより、既に説明した部分と同じ部分については、同じ符号を付して重複説明を省略する。
このUパッキン3Aは、図1のUパッキン3に比べ、その非開口側の外周に、バックアップリング4が嵌め込まれるようになっている点が異なっている。
また、戻し孔形成体1bが、図1のように直方体形状ではなく、パイプ状である点も異なっている。しかし、戻し孔形成体は、戻し孔1を確保でき、また、高圧下でも変形しない剛体であれば、必要十分であり、その外形形状には依存しないので、その作用効果は図1の場合と同様である。
バックアップリング4は、バイアスカットタイプであって、ピストン6のシール溝6aに、このバックアップリング4が無い状態で先にUパッキン3Aを嵌め込んで、その後に、Uパッキン3Aの外周非開口側に組み合わせて嵌め込まれるものである。
バックアップリング4は、硬質の素材で形成され、高圧下でUパッキン3Aが変形するのを防止して、Uパッキン3Aのシール機能がより良く発揮されるようにする。また、その変形防止機能は、高圧下での戻し孔1の確保にも好影響を与える。
したがって、このUパッキン3Aによれば、Uパッキン3の基本機能に加え、そのシール機能及びチェック機能をより十全に発揮することができる。
また、図2(c)は、このUパッキン3Aを用いた流体圧単動シリンダ10Aであり、
この流体圧単動シリンダ10Aは、Uパッキン3Aの効果をシリンダとして発揮することができる。
図3は、本発明のUパッキンの他例を示すもので、(a)はその正面図、(b)はその断面図、(c)はそのUパッキンを用いた流体圧単動シリンダの要部断面図である。
このUパッキン3Bは、図1のUパッキン3と比べて、その開口側は、図1のUパッキン3と同様の素材で製作されており共通するが、その非開口側が、より硬質の素材で製作した硬質部3eとされ、全体として一体成形されたものである点が異なっている。
戻し孔1は、この硬質部3eにその主要部分が形成され、高圧下での形状維持、戻し孔1の確保を図っている。
また、この硬質部3eは、硬質であり、拡開して装着できないので、ピストン6のシール溝6a′は、そのロッド側側壁部分が、着脱可能なリング体6dとなっており、このUパッキン3Bの装着時には、一旦、リング体6dを外してから、Uパッキン3Bを嵌め、その後に、リング体6dを元に戻すという手順が必要となる。
このようなUパッキン3Bによれば、硬質部3eを備え、ここに戻し孔1が形成されているので、図1のUパッキン3と同様の効果に加え、図2のバックアップリング4を備えたUパッキン3Aと同様に、バックアップリング効果も発揮する。
また、図3(c)は、このUパッキン3Aを用いた流体圧単動シリンダ10Bであり、この流体圧単動シリンダ10Bは、Uパッキン3Bの効果をシリンダとして発揮することができる。
また、本発明のUパッキン及び流体圧単動シリンダは、上記の実施例に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲、実施例の範囲で、種々の変形例、組み合わせが可能である。
本発明のUパッキンは、流体圧単動シリンダのピストンのシール溝に外嵌され、前記ピストンで仕切られるボトム側とロッド側間の流体密を維持するという過酷な環境下でチェック機能を発揮することが要請されるあらゆる産業分野に用いることができる。
本発明のUパッキンの一例を示すもので、(a)はその正面図、(b)はその断面図、(c)はそのUパッキンを用いた流体圧単動シリンダの要部断面図、(d)は(c)のUパッキン部分の拡大図、(e)は(d)に比べ、Uパッキンがボトム側に移動した状態の拡大図 本発明のUパッキンの他例を示すもので、(a)はその正面図、(b)はその断面図、(c)はそのUパッキンを用いた流体圧単動シリンダの要部断面図 本発明のUパッキンの他例を示すもので、(a)はその正面図、(b)はその断面図、(c)はそのUパッキンを用いた流体圧単動シリンダの要部断面図 背景技術であるUパッキンを用いた流体圧単動シリンダを例示する断面図
符号の説明
1 戻し孔
1a、1b 戻し孔形成体
3〜3B Uパッキン
5 シリンダ本体
6 ピストン
6a シール溝
6b ロッド側側壁
7 ピストンロッド
8 チェック機構
10〜10B 流体圧単動シリンダ

Claims (2)

  1. 流体圧単動シリンダのピストンのシール溝に外嵌され、前記ピストンで仕切られるボトム側とロッド側間の流体密を維持するUパッキンであって、
    前記Uパッキンの開口側が前記ボトム側となるように用いられ、前記開口側と非開口側とを連通する戻し孔が設けられ、前記ボトム側の作動流体圧(以下、「正圧」という。)が前記ロッド側の作動流体圧(以下、「背圧」という。)より大きい場合には前記戻し孔が前記シール溝のロッド側側壁で閉止される一方、前記背圧が、前記正圧より大きい場合には、前記戻し孔が、前記ロッド側側壁に対して開口されるように前記Uパッキンが前記シール溝内で移動するように構成され、
    前記戻し孔は、Uパッキンの成形時に、該Uパッキン内の必要部位だけに埋め込まれる剛体の戻し孔形成体により形成されることを特徴とするUパッキン。
  2. 請求項1記載のUパッキンを用いたことを特徴とする流体圧単動シリンダ。
JP2006153309A 2006-06-01 2006-06-01 Uパッキン及び流体圧単動シリンダ Expired - Fee Related JP4773886B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006153309A JP4773886B2 (ja) 2006-06-01 2006-06-01 Uパッキン及び流体圧単動シリンダ
US11/756,608 US20070278749A1 (en) 2006-06-01 2007-05-31 U-packing and fluid pressure single acting cylinder
CNA2007101096533A CN101082378A (zh) 2006-06-01 2007-05-31 U型垫圈以及流体单动压缸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006153309A JP4773886B2 (ja) 2006-06-01 2006-06-01 Uパッキン及び流体圧単動シリンダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007321889A JP2007321889A (ja) 2007-12-13
JP4773886B2 true JP4773886B2 (ja) 2011-09-14

Family

ID=38854886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006153309A Expired - Fee Related JP4773886B2 (ja) 2006-06-01 2006-06-01 Uパッキン及び流体圧単動シリンダ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4773886B2 (ja)
CN (1) CN101082378A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5388144B2 (ja) * 2012-02-14 2014-01-15 ニチユ三菱フォークリフト株式会社 油圧システムおよび該油圧システムを備えたフォークリフト
CN102865369B (zh) * 2012-09-24 2015-09-02 江苏大学 一种具有静压和动压双重效应的浮动密封环
CN108916383A (zh) * 2015-12-03 2018-11-30 Nok株式会社 轴和密封构造
DE102018100637B3 (de) * 2018-01-12 2019-06-06 Dürr Systems Ag Dichtung und Beschichtungsmittelpumpe mit einer solchen Dichtung

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56127465U (ja) * 1980-02-29 1981-09-28
JPS5959575U (ja) * 1982-10-14 1984-04-18 川崎重工業株式会社 エンジンにおける軸部のオイルシ−ル機構
JPS62155263U (ja) * 1986-03-24 1987-10-02
JPH0218971U (ja) * 1988-07-25 1990-02-08
JPH0547624U (ja) * 1991-11-26 1993-06-25 エヌオーケー株式会社 密封装置
JPH0617936A (ja) * 1993-02-18 1994-01-25 Busak & Luyken Gmbh & Co 密閉装置
JP3774900B2 (ja) * 2001-04-23 2006-05-17 ツインバード工業株式会社 流体軸受機構
JP2003049806A (ja) * 2001-08-08 2003-02-21 Kayaba Ind Co Ltd 単動シリンダ
JP2004028203A (ja) * 2002-06-25 2004-01-29 Hitachi Constr Mach Co Ltd 2部材連結装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN101082378A (zh) 2007-12-05
JP2007321889A (ja) 2007-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101478926B1 (ko) 유체압 실린더의 피스톤 베어링 구조
US20100295253A1 (en) Packing and sealing system
US9512924B2 (en) Sealing structure
CN106051167B (zh) 密封件以及制造和/或使用密封件的方法
JP4773886B2 (ja) Uパッキン及び流体圧単動シリンダ
CN101398085A (zh) 密封装置
JP6518064B2 (ja) 摺動シール構造
CN108138821B (zh) 接合体、流体压缸、以及接合体的制造方法
KR101983482B1 (ko) 완충기
US20070278749A1 (en) U-packing and fluid pressure single acting cylinder
KR20150037928A (ko) 밸브용 중복 립 시일
JP6076789B2 (ja) シール構造
JP5360569B2 (ja) パッキン
WO2013146719A1 (ja) ポンプ
JP2008025649A (ja) シール構造及び流体圧単動シリンダ
JP2012097829A (ja) ベローズ式アキュムレータ
JP6780820B2 (ja) エアシリンダ
JP2008121846A (ja) バックアップリング
JP6929807B2 (ja) シール材
JP2005337440A (ja) シール構造及び油圧シリンダのシール構造
WO2016185982A1 (ja) 液圧シリンダ
JP2011074960A (ja) ピストン部のシール構造
JP5093743B2 (ja) バックアップリング
JPH0414647Y2 (ja)
KR200323348Y1 (ko) 게이트 밸브의 디스크 구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101012

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101210

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20101210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110531

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110624

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140701

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4773886

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees