JP2004028203A - 2部材連結装置 - Google Patents

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秋田 秀樹
Osamu Itsukida
五木田 修
Takashi Konno
今野 高志
Hiromasa Muraki
村木 弘昌
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Nippon Valqua Industries Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Nippon Valqua Industries Ltd
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Abstract

【課題】ボス部材と連結ピンとの間に設けられるシール部材のシール性を長期に亘って良好に保つ。
【解決手段】ダストシール19を、円筒部19Aと、内向き環状部19Bと、リップ部19Cとからなる円筒体として樹脂材料を用いて一体形成し、円筒部19Aの外周面には、ブッシュ14と連結ピン17との間に注入された潤滑剤の一部を外部に排出する凹溝19Dを設ける。これにより、潤滑剤の注入圧が過大となったとしても、ダストシール19の凹溝19Dを通じて潤滑剤の一部を外部に排出することができるので、潤滑剤の注入圧によってダストシール19がアームボス12から抜出すのを抑えることができ、シール性を良好に保つことができる。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば油圧ショベル等の建設機械に装備される作業装置の2部材を連結するに好適な2部材連結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、油圧ショベル等の建設機械にあっては、作業用のフロント部を構成するブーム、アームおよびバケット等を互いに回動可能に連結するために2部材連結装置を設ける構成としている。
【0003】
そして、上述の連結装置は、前記ブーム、アームおよびバケット等のうち一方の部材に設けられ内周側がブッシュ嵌合穴となった筒状のボス部材と、このボス部材のブッシュ嵌合穴に嵌着して設けられたブッシュと、このブッシュの内周側に挿通されボス部材を相手方部材に回動可能に連結する連結ピンと、前記ブッシュの軸方向両端側に位置してボス部材と連結ピンとの間に設けられたシール部材とにより大略構成されている(例えば、特開2000−320687号公報等)。また、上述のシール部材は、ブッシュの内側に充填されたグリース等の潤滑剤をボス部材内に密封し保持するオイルシールと、ブッシュ内に外部からのダスト、水等の異物が侵入するのを抑えるダストシールとに大別される。
【0004】
ここで、従来技術によるダストシールは、通常、鋼材等を用いて環状に形成された金属環と、ゴム等の樹脂材料を用いて環状に形成され金属環の内周側に接着されるリップ部とにより構成されている。
【0005】
そして、ダストシールは、通常、金属環をボス部材の内周側に圧入することによりこのボス部材に取付けられ、リップ部を連結ピンの外周面に摺接させることにより、ブッシュの内側にダスト、水等の異物が侵入するのを防止すると共に、ブッシュへの給脂時にグリースをボス部材内に均一に充填するための弁の役目を果たすものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来技術によるダストシールは、鋼材等からなる金属環と樹脂材料からなるリップ部とを接着剤等を用いて接着した2層構造となっている。このため、金属環とリップ部との接着部の不具合により、あるいは連結ピンとブッシュとの摩擦に伴う熱によって金属環とリップ部との間の接着力が低下することにより、リップ部が金属環から離脱(剥離)してしまうことがある。
【0007】
このように、リップ部が金属環から離脱した場合には、外部からの異物に対するダストシールのシール性が損なわれ、ブッシュ内に侵入した異物がブッシュと連結ピンとの摺接面に付着することにより、ブッシュを用いて支持されたブーム、アーム、バケット等の円滑な動作が損なわれてしまうという問題がある。
【0008】
また、この種のシールにおいては、ブッシュの内側と連結ピンの外周との隙間にグリースを注入するが、このグリースの注入圧が過大となると、ダストシールがブッシュの端部から外方に抜け出し、そのシール性を損なうという問題がある。
【0009】
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、ボス部材と連結ピンとの間に設けられたシール部材のシール性を長期に亘って良好に保つことができるようにした2部材連結装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、請求項1の発明は、筒状のボス部材と、このボス部材の内側に設けたブッシュと、前記ボス部材の両側に配置した相手部材と、前記ブッシュの内周側に挿通され前記ボス部材と前記相手方部材とを回動可能に連結する連結ピンと、前記ブッシュの軸方向両端側に位置して前記ボス部材と連結ピンとの間に設けられたシール部材とを備えてなる2部材連結装置において、前記シール部材は、前記ボス部材の内周に嵌合される円筒部から径方向内向きに延びた内向き環状部に前記連結ピンに摺接するリップ部を有し、樹脂材料を用いて一体形成された円筒体により構成し、前記シール部材には、前記ブッシュと前記連結ピンとの間に注入された潤滑剤を外部に排出する排出部を設けたことを特徴としている。
【0011】
この請求項1の発明によれば、ブッシュの内側と連結ピンの外周との隙間に潤滑剤を注入するときに、この潤滑剤の注入圧が過大となったとしても、シール部材に設けた排出部を通じて潤滑剤の一部を外部に排出することができるので、潤滑剤の注入圧によってシール部材がボス部材から抜出すのを抑えることができる。また、シール部材は、樹脂材料を用いて一体形成されているので、ブッシュと連結ピンとの摩擦等によって熱が発生したとしても、シール部材からリップ部が離脱するのを抑えることができ、シール部材のシール性を良好に保つことができる。
【0012】
請求項2の発明は、前記排出部は、前記シール部材の円筒部に少なくとも1つの溝を設けることにより構成したことにある。
【0013】
この請求項2の発明によれば、潤滑剤の一部はシール部材の円筒部に設けた溝を通じて外部に排出されるので、簡単な構成によって潤滑剤の注入圧によるシール部材の抜けを抑えることができる。
【0014】
請求項3の発明は、前記排出部は、前記シール部材のリップ部に少なくとも1つの切り欠き部を設けることにより構成したことにある。
【0015】
この請求項3の発明によれば、潤滑剤の一部はシール部材のリップ部に設けた切り欠き部を通じて外部に排出されるので、簡単な構成によって潤滑剤の注入圧によるシール部材の抜けを抑えることができる。
【0016】
請求項4の発明は、前記排出部は、前記シール部材の内向き環状部に少なくとも1つ設けられた貫通孔と、この貫通孔に設けられた弁とにより構成したことにある。
【0017】
この請求項4の発明によれば、潤滑剤の注入圧が過大となったときには、シール部材の内向き環状部に設けた貫通孔を通じて潤滑剤の一部が外部に排出されるので、潤滑剤の注入圧によるシール部材の抜けを抑えることができる。また、貫通孔に弁を設けることにより、排出された潤滑剤が土砂、水等を伴ってボス部内に逆流するのを抑えることができ、信頼性を向上することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の装置の実施の形態を、油圧ショベルのアームとバケットとの連結部に適用した場合を例に挙げ、図1乃至図8を参照しつつ詳細に説明する。
【0019】
図1は本発明の装置の第1の実施の形態を備えた油圧ショベルを示すもので、この図1において、1は油圧ショベルで、この油圧ショベル1は、クローラ式の走行体2と、この走行体2上に旋回可能に搭載された旋回体3と、この旋回体3の前部側に俯仰動可能に設けられた作業装置4とにより大略構成されている。
【0020】
そして、作業装置4は、旋回体3の前部側にピン結合されブームシリンダ5によって作動するブーム6と、このブーム6の先端側にピン結合されアームシリンダ7によって作動するアーム8と、このアーム8の先端側にピン結合されバケットシリンダ9によって作動するバケット10とにより大略構成されている。
【0021】
ここで、作業装置4のうち、例えばアーム8とバケット10との間のピン結合部には、2部材連結装置11が装備されている。そして、この2部材連結装置11は、後述のアームボス12、ブッシュ14、ブラケット15,16、連結ピン17、ダストシール19等により構成されている。
図2は、2部材連結装置11の詳細な構成を示すもので、この図2において、図1と同符号のものは同一部分である。12はアーム8の先端部に設けられたボス部材となるアームボスで、このアームボス12は、例えば鋼管等により円筒状に形成されている。ここで、アームボス12の内周側には、後述のブッシュ14、ダストシール19が嵌合される嵌合穴12Aが形成されている。
【0022】
また、アームボス12には、このアームボス12内にグリース等の潤滑油を給脂するための左,右の潤滑油通路12B,12Bが径方向に穿設され、これら各潤滑油通路12Bは給脂ニップル13によって閉塞されている。
【0023】
14はアームボス12のブッシュ嵌合穴12A内に圧入等の手段によって嵌着された円筒状のブッシュで、このブッシュ14の内周側は後述の連結ピン17が挿通される軸受面14Aとなっている。また、ブッシュ14の両側外周面には、アームボス12の潤滑油通路12Bと対応する部位に全周に亘って凹設された全周溝14Bと、この全周溝14Bから軸受面14Aに向けて径方向に貫通する潤滑油通路14Cとが形成されている。これにより、給脂ニップル13から給脂された潤滑油は、アームボス12の潤滑油通路12B、ブッシュ14の全周溝14B、潤滑油通路14Cを通じて、ブッシュ14の軸受面14Aに供給される構成となっている。
【0024】
ここで、ブッシュ14の軸方向寸法は、アームボス12の軸方向寸法よりも小さく設定され、ブッシュ14の軸方向両側の端面14Dとアームボス12の軸方向両側の端面12Cとの間には、後述のダストシール19を収容する環状のシール収容空間が形成されている。
【0025】
15,16はバケット10に一体に設けられた相手方部材としての左,右のブラケットで、これら各ブラケット15,16は、アームボス12を左,右両側から挟むように配設されている。そして、左,右のブラケット15,16には、アームボス12のブッシュ嵌合穴12Aと同心上にピン挿通穴15A,16Aが穿設されている。各ブラケット15,16は、ピン挿通穴15A,16Aに挿通された連結ピン17を介して、アームボス12に対して相対回動可能に連結されている。
【0026】
17はアームボス12と左,右のブラケット15,16との間を連結する連結ピンで、この連結ピン17は、軸方向の一端側に大径なフランジ部17Aが設けられ、その他端側には径方向に貫通するボルト挿通穴17Bが穿設されている。そして、連結ピン17は、軸方向の一端側がブラケット15のピン挿通穴15Aに挿通され、軸方向の中間部がブッシュ14の軸受面14Aに摺動可能に挿通され、軸方向の他端側がブラケット16のピン挿通穴16Aに挿通される。また、連結ピン17は、フランジ部17Aをブラケット15に当接させた状態で、ブラケット16の外側面に固着された固定環16Bとボルト挿通穴17Bとにボルト18を挿通することにより、ブラケット15,16に対して抜止め状態及び廻止め状態に保持される構成となっている。
【0027】
19,19はブッシュ14の軸方向両端側に位置してアームボス12と連結ピン17との間に設けられたシール部材としてのダストシールで、このダストシール19は、アームボス12内にダスト、水等の異物が侵入するのを防止するものである。
【0028】
ここで、ダストシール19は、図3及び図4に示すように、アームボス12の嵌合穴12Aに嵌合される円筒部19Aと、この円筒部19Aの軸方向の一側(ブッシュ14側)から連結ピン17に向けて径方向内向きに延び、ブッシュ14の端面14Dに対面する平板状の内向き環状部19Bと、この内向き環状部19Bから軸方向の他側(ブラケット15側)に向けて斜めに延び、連結ピン17の外周面に適度な弾性をもって摺接するリップ部19Cとにより、全体としてコ字状の断面形状を有する円筒体として形成されている。また、円筒部19Aの外周面には、例えば4個の潤滑剤排出部としての凹溝19Dが軸方向に延びて設けられている。
【0029】
そして、これら円筒部19A、内向き環状部19B、リップ部19C及び凹溝19Dからなるダストシール19は、強度の高い樹脂材料を用いて一体形成され、円筒部19Aと内向き環状部19Bとは、例えば2mm程度の肉厚を有し、リップ部19Cは、例えば1.5mm程度の肉厚を有している。
【0030】
ここで、ダストシール19に用いられる樹脂材料としては、例えば高硬度エステル系ウレタン樹脂、ポリイミド、ポリアセタール、充填材入りポリテトラフルオロエチレン、フッ素添加ブチレンゴム等が挙げられる。
【0031】
そして、ダストシール19は、ブッシュ14の端面14Dとの間に潤滑剤の流通用の隙間20を形成した状態で、アームボス12の嵌合孔12Aに嵌合されている。この状態で、リップ部19Cは、連結ピン17の外周面に適度な弾性をもって摺接し、ダスト、水等の異物がブッシュ14と連結ピン17との摺接面に侵入することを抑える構成となっている。また、ブッシュ14の軸受面14Aと連結ピン17の外周面との間の隙間21、ダストシール19とブッシュ14の端面14Dとの間の隙間20、及びダストシール19の各凹溝19Dには、潤滑剤が充填されている。
【0032】
次に、上述した第1の実施の形態の動作を説明すると、バケット10を用いた掘削作業時には、2部材連結装置11によってアーム8の先端側にピン結合されたバケット10が、バケットシリンダ9の伸縮動作に応じて連結ピン17を中心として回動動作を行う。
【0033】
そして、この掘削作業時において、アームボス12と連結ピン17との間に設けられたダストシール19は、ブッシュ14の軸受面14Aと連結ピン17の外周面との摺接面にダスト(土砂)、水等の異物が侵入するのを阻止し、連結ピン17を中心としてバケット10を円滑に回動させる。
【0034】
ここで、ブッシュ14の軸受面14Aと連結ピン17の外周面との間の隙間21等に潤滑剤を充填するときには、給脂ニップル13からアームボス12の潤滑油通路12B、ブッシュ14の全周溝14B、潤滑油通路14Cを通じて、加圧した潤滑剤を隙間20,21内に注入する。
【0035】
この場合、ダストシール19には、その円筒部19Aの外周面に4個の凹溝19Dが形成されているので、潤滑剤の注入圧が過大となったとしても、このアームボス12の内部圧力によりダストシール19が軸方向に抜け出す前に、余剰の潤滑剤は凹溝19Dを通じてブラケット15,16とアームボス12の端面12Cとの間の隙間に排出される。このように、円筒部19Aに凹溝19Dを設けるだけの簡単な構成のもとで、ダストシール19が、潤滑剤の注入圧により軸方向に移動して抜出すのを抑えることができ、ダストシール19を、ブッシュ14の端面14Dとの間に適正な隙間20を確保した位置に確実に保持することができる。このとき、凹溝19D内には潤滑剤が入り込んでいるので、この凹溝19Dからブッシュ14側に異物が侵入することはない。
【0036】
一方、掘削作業時にバケット10が回動することにより、ブッシュ14の軸受面14Aと連結ピン17の外周面との間には摩擦による熱が発生するが、ダストシール19を構成する円筒部19A、内向き環状部19B、リップ部19Cは、強度の高い樹脂材料を用いて一体形成されている。
【0037】
このため、従来技術のように、金属環と樹脂材料からなるリップ部とを接着してなる2層構造のダストシールに比較して、ブッシュ14と連結ピン17との間の摩擦等によって熱が発生したとしても、ダストシール19からリップ部19Cが離脱してしまうのを確実に抑えることができる。これにより、ダストシール19のシール性を長期に亘って良好に保持することができ、2部材連結装置11の信頼性を高めることができる。
【0038】
次に、図5及び図6は本発明の第2の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、潤滑剤排出部を、シール部材のリップ部に設けた切り欠き部により構成したことにある。なお、本実施の形態では、上述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略するものとする。
【0039】
図中、31は本実施の形態による2部材連結装置を示し、この2部材連結装置31は、第1の実施の形態によるものと同様に、アームボス12、ブッシュ14、ブラケット15,16、連結ピン17、後述のダストシール32等により構成されるものの、ダストシール32の構成が、第1の実施の形態によるダストシール19とは異なっている。
【0040】
32はブッシュ14の軸方向両端側に位置してアームボス12と連結ピン17との間に設けられたシール部材としてのダストシールで、該ダストシール32は、第1の実施の形態によるダストシール19に代えて本実施の形態に用いたものである。
【0041】
ここで、ダストシール32は、ダストシール19とほぼ同様に、強度の高い樹脂材料を用いて一体形成され、円筒部32Aと、内向き環状部32Bと、リップ部32Cと、後述の切り欠き部32Dとからなる円筒体として構成されている。そして、ダストシール32は、内向き環状部32Bをブッシュ14の端面14Dに当接させた状態でアームボス12の嵌合孔12Aに嵌合され、リップ部32Cは、連結ピン17の外周面に適度な弾性をもって摺接している。
【0042】
32Dはリップ部32Cに設けられた潤滑剤排出部としての1個の切り欠き部で、該切り欠き部32Dは、リップ部32Cの先端部をコ字状に切り欠くことにより形成されている。そして、切り欠き部32Dは、常時はリップ部32Cが連結ピン17の外周面に摺接することにより閉塞され、ブッシュ14と連結ピン17との間の隙間18等に潤滑剤を注入するときの注入圧が過大となったときには、余剰の潤滑剤を外部に排出するものである。
【0043】
本実施の形態による2部材連結装置31は上述の如きダストシール32を備えるもので、潤滑剤の注入圧が過大となったときには、ダストシール32が軸方向に抜け出す前に、余剰の潤滑剤を切り欠き部32Dを通じてブラケット15,16とアームボス12の端面12Cとの間の隙間に排出することができる。これにより、リップ部32Cに切り欠き部32Dを設けるだけの簡単な構成のもとで、ダストシール32が潤滑剤の注入圧により軸方向に移動して抜出すのを抑え、ダストシール32を、アームボス12の嵌合穴12A内の適正な位置に保持することができるので、2部材連結装置31の信頼性を高めることができる。
【0044】
次に、図7及び図8は本発明の第3の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、潤滑剤排出部を、シール部材の内向き環状部に設けた貫通孔と弁とにより構成したことにある。なお、本実施の形態では、上述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略するものとする。
【0045】
図中、41は本実施の形態による2部材連結装置を示し、この2部材連結装置41は、アームボス12、ブッシュ14、ブラケット15,16、連結ピン17、後述のダストシール42等により構成されている。
【0046】
42はブッシュ14の軸方向両端側に位置してアームボス12と連結ピン17との間に設けられたシール部材としてのダストシールで、該ダストシール42は、第1の実施の形態によるダストシール19とほぼ同様に、強度の高い樹脂材料を用いて一体形成され、円筒部42Aと、内向き環状部42Bと、リップ部42Cと、後述の潤滑剤排出部43とからなる円筒体として構成されている。そして、ダストシール42は、内向き環状部42Bとブッシュ14の端面14Dとの間に隙間20を確保した状態でアームボス12の嵌合孔12Aに嵌合され、リップ部42Cは、連結ピン17の外周面に適度な弾性をもって摺接している。
【0047】
43はダストシール42の内向き環状部42Bに設けられた潤滑剤排出部で、該潤滑剤排出部43は、内向き環状部42Bに穿設された1個の貫通孔43Aと、該貫通孔43Aを開,閉する弁43Bとにより構成されている。
【0048】
ここで、貫通孔43Aは、内向き環状部42Bのうち円筒部42Aとリップ部42Cとの間の1箇所を軸方向(厚さ方向)に貫通し、ダストシール42とブッシュ14の端面14Dとの間の隙間20に開口している。一方、弁43Bは、例えば可撓性を有する材料により薄肉な板体として形成され、固定端が内向き環状部42Bに固着され、自由端側が貫通孔43Aを開,閉可能に覆っている。
【0049】
そして、潤滑剤排出部43は、常時は弁43Bによって貫通孔43Aを閉塞することにより、該貫通孔43Aを通じて土砂、水等の異物がダストシール42とブッシュ14の端面14Aとの間の隙間20内に侵入するのを抑える。一方、潤滑剤の注入圧が過大となったときには、アームボス14内の圧力によって弁43Bが開弁することにより、余剰の潤滑剤を貫通孔43Aを通じてブラケット15,16とアームボス12の端面12Cとの間の隙間に排出させるものである。
【0050】
本実施の形態は上述の如きダストシール42を備えるもので、潤滑剤の注入圧が過大となったときには、弁43Bが開弁することにより、ダストシール42が軸方向に抜け出す前に、余剰の潤滑剤を貫通孔43Aを通じてブラケット15,16とアームボス12の端面12Cとの間の隙間に排出することができる。これにより、ダストシール42が潤滑剤の注入圧によって軸方向に抜出すのを抑え、ダストシール42を、ブッシュ14の端面14Dとの間に適正な隙間20を確保した位置に保持することができる。
【0051】
また、余剰の潤滑剤を排出した後には、弁43Bが閉弁することにより、排出された潤滑剤が土砂、水等を伴ってアームボス12の嵌合孔12A内に逆流するのを抑えることができ、2部材連結装置41の信頼性を一層高めることができる。
【0052】
なお、上述した第1の実施の形態では、ダストシール19の円筒部19Aに4個の凹溝19Dを設けた場合を例示している。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば1〜3個の凹溝19Dを設ける構成としてもよい。
【0053】
また、上述した第2の実施の形態では、ダストシール32のリップ部32Cに1個の切り欠き部32Dを設けた場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば2個以上の切り欠き部32Dを設ける構成としてもよい。
【0054】
さらに、上述した第3の実施の形態では、ダストシール42の内向き環状部42Bに1個の潤滑剤排出部43を設けた場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば2個以上の潤滑剤排出部43を設ける構成としてもよい。
【0055】
また、上述した各実施の形態では、2部材連結装置をアーム8とバケット10との間のピン結合部に適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば作業装置4を構成するブーム6の先端とアーム8との間のピン結合部、ブーム6のフート部と旋回体3との間のピン結合部、各シリンダ5,7,9のピン結合部等に軸受装置を適用してもよい。
【0056】
さらに、上述した各実施の形態では、2部材連結装置を油圧ショベルに適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、油圧クレーン、ホイールローダ等の他の建設機械にも広く適用できるものである。
【0057】
【発明の効果】
以上詳述した如く、請求項1の発明によれば、シール部材に、ブッシュと連結ピンとの間に注入された潤滑剤を外部に排出する排出部を設けたので、ブッシュの内側と連結ピンの外周との隙間に潤滑剤を注入するときに、この潤滑剤の注入圧が過大となったとしても、排出部を通じて余剰の潤滑剤を外部に排出することができ、潤滑剤の注入圧によってシール部材がボス部材から抜出すのを抑え、樹脂材料からなるダストシールをボス部材に確実に保持することができる。また、シール部材を、樹脂材料を用いて一体形成する構成としたので、ブッシュと連結ピンとの摩擦等によって熱が発生したとしても、シール部材からリップ部が離脱するのを抑えることができ、シール部材のシール性を良好に保つことができる。
【0058】
また、請求項2の発明によれば、シール部材の円筒部に少なくとも1つの潤滑剤排出用の溝を設けたので、該溝を通じて余剰の潤滑剤を外部に排出することにより、簡単な構成によって潤滑剤の注入圧によるシール部材の抜けを抑えることができ、シール部材をボス部材に確実に保持することができる。
【0059】
さらに、請求項3の発明によれば、シール部材のリップ部に少なくとも1つの潤滑剤排出用の切り欠き部を設けたので、該切り欠き部を通じて余剰の潤滑剤を外部に排出することにより、簡単な構成によって潤滑剤の注入圧によるシール部材の抜けを抑えることができ、シール部材をボス部材に確実に保持することができる。
【0060】
また、請求項4の発明によれば、シール部材の内向き環状部に少なくとも1つの貫通孔と該貫通孔を開,閉する弁とを設けたので、潤滑剤供給によるブッシュ内の内部圧力が増加したときに、潤滑剤の一部を、貫通孔、弁を通して外部に排出し、シール部材をボス部材に確実に保持することができる。また、弁によって異物侵入が抑えられるので、2部材連結装置の信頼性を更に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る2部材連結装置の第1の実施の形態が適用された油圧ショベルを示す正面図である。
【図2】2部材連結装置を図1中の矢示II−II方向からみた拡大断面図である。
【図3】図2中のアームボス、ブッシュ、連結ピン、ダストシール等を拡大して示す要部拡大断面図である。
【図4】第1の実施の形態に用いるダストシールを単体で示す斜視図である。
【図5】第2の実施の形態による2部材連結装置の要部を示す図3と同様の要部拡大断面図である。
【図6】第2の実施の形態に用いるダストシールを単体で示す斜視図である。
【図7】第3の実施の形態による2部材連結装置の要部を示す図3と同様の要部拡大断面図である。
【図8】第3の実施の形態に用いるダストシールを単体で示す斜視図である。
【符号の説明】
11,31,41 2部材連結装置
12 アームボス(ボス部材)
12A ブッシュ嵌合穴
14 ブッシュ
15,16 ブラケット(相手方部材)
17 連結ピン
19,32,42 ダストシール(シール部材)
19A,32A,42A 円筒部
19B,32B,42B 内向き環状部
19C,32C,42C リップ部
19D 凹溝(排出部)
32D 切り欠き部(排出部)
43 潤滑剤排出部
43A 貫通孔
43B 弁

Claims (4)

  1. 筒状のボス部材と、このボス部材の内側に設けたブッシュと、前記ボス部材の両側に配置した相手部材と、前記ブッシュの内周側に挿通され前記ボス部材と前記相手方部材とを回動可能に連結する連結ピンと、前記ブッシュの軸方向両端側に位置して前記ボス部材と連結ピンとの間に設けられたシール部材とを備えてなる2部材連結装置において、
    前記シール部材は、前記ボス部材の内周に嵌合される円筒部から径方向内向きに延びた内向き環状部に前記連結ピンに摺接するリップ部を有し、樹脂材料を用いて一体形成された円筒体により構成し、
    前記シール部材には、前記ブッシュと前記連結ピンとの間に注入された潤滑剤を外部に排出する排出部を設けたことを特徴とする2部材連結装置。
  2. 前記排出部は、前記シール部材の円筒部に少なくとも1つの溝を設けることにより構成してなる請求項1に記載の2部材連結装置。
  3. 前記排出部は、前記シール部材のリップ部に少なくとも1つの切り欠き部を設けることにより構成してなる請求項1に記載の2部材連結装置。
  4. 前記排出部は、前記シール部材の内向き環状部に少なくとも1つ設けられた貫通孔と、この貫通孔に設けられた弁とにより構成してなる請求項1に記載の2部材連結装置。
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