JP4773621B2 - 光学装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオカメラ,デジタルスチルカメラ等の撮像装置に用いられる撮影レンズ鏡筒等の光学装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、デジタルビデオカメラおよびデジタルスチルカメラ等の高性能化、高画質化が進んでいるが、これに伴い撮影レンズユニットに対する要求性能も高くなってきている。
【0003】
特に、フォーカシングの高速化およびフォーカスレンズの位置制御の高精度化等を図るため、フォーカスレンズ等の移動レンズ群の駆動には、マグネットとコイルによるリニアアクチュエータが用いられるようになってきている。
【0004】
また、移動レンズ群の位置制御には、磁気感知(又は磁気強度感知)式センサであるMRセンサと、エンコーダマグネットとを組み合わせた微細位置検知方式が用いられるようになっている。
【0005】
ここで、MRセンサは、エンコーダマグネットとのギャップ変動に対する出力特性の変化が大きいため、特開平10- 166628号公報等にて提案されているように、MRセンサの出力をモニタしながらギャップ調整を行うことが多い。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】
しかしながら、上記特開平10- 166628号公報等にて提案されているように、MRセンサの位置を調整し、MRセンサの出力をモニタしながらギャップ調整を行うためには、レンズユニットの組立て作業時に多大な調整時間と設備を必要としてしまう。
【0007】
また、従来の移動レンズ群周囲の構造は、本願図5(A)に示すようになっているが、エンコーダマグネット214における着磁面214aと移動レンズ群を保持する移動鏡枠205に対する位置出し面214bとが異なっており、しかも着磁面214aと位置出し面214bとが平行になっていない場合がある。この場合、エンコーダマグネット214の着磁面214aと移動枠205のスリーブの位置出し基準面205aとの平行度ずれが生じ易く、移動鏡枠205とともにエンコーダマグネット214が移動した場合、その移動方向に対してエンコーダマグネット214の着磁面214aとMRセンサ216の磁気感知面との間のギャップが、上記平行度ずれ分変化してしまう。
【0008】
そして、この結果、MRセンサ216の位置を調整することで上記ギャップ量の調整を行っても、図5(A)に示すように、移動鏡枠205が移動するとエンコーダマグネット214とMRセンサ216のギャップ量が変化してしまうため、出力特性に変動が生じてしまう。しかも、この変動量を制御により補正することは困難であり、実際のレンズ移動位置と制御位置とにずれが生じてしまう。
【0009】
なお、このことは、図5(B)に示すように、MRセンサ216をエンコーダマグネット214の着磁面214aに平行になるよう調整を行っても、同様である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明では、光学素子を保持し、所定方向に移動可能な可動部材と、前記可動部材に固定保持されたエンコーダマグネットと、前記エンコーダマグネットの着磁面に対向配置されて前記エンコーダマグネットの前記所定方向への移動に伴う磁気の変化に応じて電気信号を出力する磁気感知式の位置検出センサとを有する光学装置であって、前記エンコーダマグネットが、前記エンコーダマグネットにおける前記着磁面とは反対側の面と前記可動部材との間に間隔を空けた状態で、前記エンコーダマグネットの着磁面が前記位置検出センサの磁気感知面に対して前記所定方向にて略平行となるよう前記可動部材に対して位置決めされ、前記可動部材に対して固定保持されていることを特徴とする。
【0011】
すなわち、エンコーダマグネットにおける着磁面とは反対側の面をこのエンコーダマグネットの可動部材に対する位置出し面とはせずに、上記反対側の面と可動部材との間に間隔がくようにエンコーダマグネットを可動部材に対して位置決めする構成とすることにより、装置組み立て時に、上記間隔分のスペースがあることによって、エンコーダマグネットの着磁面が位置検出センサの磁気感知面に対して上記所定方向にて略平行となるようエンコーダマグネットを位置決め調整したり可動部材に設けられた位置決め基準面に着磁面の一部が当接する位置にエンコーダマグネットを組み込んだりすることが可能となる。
【0012】
これにより、エンコーダマグネットの部品精度(着磁面とその反対側の面との平行度の精度)にかかわらず、エンコーダマグネットが可動部材とともに移動したときの位置検出センサとエンコーダマグネットとのギャップ量変化をほぼなくすことが可能となり、ギャップ量変化による位置検出センサの出力特性変動を防止することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1には、本発明の第1実施形態であるズームレンズ鏡筒の全体構成を示している。
【0014】
上記ズームレンズ鏡筒におけるズーム光学系は、物体側から順に凸凹凸凸の4群からなるリヤフォーカス光学系である。
【0015】
図1において、1は第1群である固定レンズ群を保持する固定鏡筒である。2は第2群である変倍レンズ群を保持する2群保持枠であり、スリーブ部2aとU溝部2bが形成されている。スリーブ部2aとU溝部2bはそれぞれ、ガイドバー8、9に移動可能に係合しており、これにより2群保持枠2はガイドバー8、9によってガイドされながら略光軸方向に移動することができる。
【0016】
3は絞りユニットであり、駆動部3aによって絞り羽根3b、3cを駆動して光量を制御する。
【0017】
4は第3群であるアフォーカルレンズ群を固定保持する3群保持枠である。5は光学素子としての第4群であるフォーカス群を兼ねた補正レンズ群を保持する4群保持枠(可動部材)であり、スリーブ部5aとU溝部5bが形成されている。スリーブ部5aとU溝部5bはそれぞれ、ガイドバー9、8に移動可能に係合しており、これにより4群保持枠5はガイドバー8、9によってガイドされながら略光軸方向に移動することができる。
【0018】
2群保持枠2にはラック部材7が取り付けられており、このラック部材7は、駆動源であるステッピングモータ19の出力軸に設けられたねじ部に噛み合っている。このため、2群保持枠2は、ステッピングモータ19が回転すると、ねじ部とラック部材7との噛み合い作用によって略光軸方向に駆動される。
【0019】
また、2群保持枠2には遮光部2cが設けられており、この遮光部2cがフォトセンサ15の発光部と受光部との間を遮光することで、2群保持枠2が基準位置に位置しているか否かが検出される。そして、2群保持枠2は、この基準位置からステッピングモータ19に与えられる駆動パルス数によって駆動位置が制御される。
【0020】
6はホルダー鏡筒であり、撮像素子であるCCD18と赤外カットおよびローパスフィルター17を固定保持している。
【0021】
4群保持枠5には空芯のコイル10が固定されており、このコイル10に通電すると、ホルダー鏡筒6に固定保持されたヨーク11、マグネット12およびヨーク13ととも形成される磁気回路の作用によって、4群保持枠5が略光軸方向に駆動される。
【0022】
ここで、4群保持枠5の初期位置は、4群保持枠5とホルダー鏡筒6との突き当てにより決定され、ここからの4群保持枠5の位置検出および駆動制御は、4群保持枠5に位置決め保持されたエンコーダマグネット14が位置検出センサとしてのMRセンサ16に対して移動することに伴ってMRセンサ16に作用する磁気の変化(又は磁気の強度変化)に応じたMRセンサ16からの出力信号に基づいて行われる。
【0023】
MRセンサ16は、90degの位相差を有する2相の正弦波出力を持ち、これら2相の出力によってエンコーダマグネット14(つまりは4群保持枠5)の移動量と移動方向を判定することができる。
【0024】
但し、MRセンサの出力は3相以上でもかまわない。また、位相角も90deg以外の角度であってもよい。
【0025】
図2には、MRセンサ16の出力変化と4群保持枠5の位置制御の概要を示している。図2(A)に示すように、MRセンサ16はエンコーダマグネット14のS,N変化により、90degの位相差を有する電気信号である2相の正弦波を出力する。
【0026】
これらの2相をA相、B相とし、その出力をA,Bとすると、本実施形態のズームレンズ鏡筒が備えられるカメラ内のマイコン(図示せず)は、図2(B)に示すように、A,B相それぞれの反転出力−A、−Bを作り出す。
【0027】
さらに、マイコンは、図2(C)に示すように、上記出力A,B,−A,−Bのそれぞれの交点までの略直線部のみを切り出し、いわゆるのこぎり波の出力を得る。
【0028】
そして、マイコンは、上記初期位置からの上記のこぎり波形の数と出力値とに基づいて、4群保持枠5の移動量と移動方向を判定する。
【0029】
次に、4群保持枠5に対するエンコーダマグネット14の保持構造について図3を用いて説明する。
【0030】
図3に示すように、MRセンサ16は、エンコーダ着磁面14aに対して対向配置されており、磁気感知面20aを有するセンサ部20をモールドのケース部にインサート成形したものである。インサート型の構造としては、センサ部20の磁気感知面20aを受ける型の面と取付け面16aを形成する型の面とが同一の平面となったものであり、取付け面16aからのセンサ位置精度を高精度化している。
【0031】
また、エンコーダマグネット14を、そのエンコーダ着磁面14aが4群保持枠5のスリーブ部5aに形成されたバー嵌合穴5c、5dの中心軸X−Xに平行となりかつ、MRセンサ16の磁気感知面20aに対して所定のギャップを維持して略平行となるようスリーブ部5aに対して位置決め調整可能とするために、スリーブ部5aとエンコーダマグネット14におけるエンコーダ着磁面14aとは反対側の面(以下、裏面という)14bとの間には、上記位置決め調整を許容するのに十分な大きさ(高さ)の間隔tがけられている。
【0032】
つまり、スリーブ部5aはエンコーダマグネット14の裏面14bを受けず、裏面14bを突き当てることによるエンコーダマグネット14の位置出し基準面を持たない。但し、エンコーダマグネット14の光軸方向一端面をスリーブ部5aの同方向一端面に突き当てることにより、エンコーダマグネット14のスリーブ部5aに対する光軸方向位置決めが行われる。
【0033】
エンコーダマグネット14は、鏡筒組み立て時において、図示しない外部治具によって上述したように位置決め調整された後、UV硬化型等の接着剤でスリーブ部5aに固定保持される。
【0034】
この際、スリーブ部5aとエンコーダマグネット14の裏面14bとの間の間隔分の空間には、上記接着剤が回り込み、接着強度を向上させる。
【0035】
そして、このようにエンコーダマグネット14をスリーブ部5aに対して位置決め固定することにより、エンコーダマグネット14の部品精度(エンコーダ着磁面14aと裏面14bとの平行度の精度)にかかわらず、エンコーダマグネット14が4群保持枠5とともに移動したときのMRセンサ16の磁気感知面20aとエンコーダマグネット14のエンコーダ着磁面14aとのギャップ量変化をほぼなくすことができ、ギャップ量変化によるセンサ出力特性の変動を防止することができ、4群保持枠5(つまりは補正レンズ群)の高精度の位置検出および位置制御を行うことができる。
【0036】
なお、本実施形態では、4群保持枠5のスリーブ部5aに対してエンコーダマグネット14を位置決め調整するため、部品レベルでの調整が可能であり、レンズ鏡筒の組み立てが容易である。
【0037】
(第2実施形態)
図4には、本発明の第2実施形態であるズームレンズ鏡筒における4群保持枠に対するエンコーダマグネットの保持構造を示している。
【0038】
なお、本実施形態のズームレンズ鏡筒の基本構成は第1実施形態のものと同じである。
【0039】
本実施形態では、4群保持枠105のスリーブ部105aに、エンコーダマグネット14のエンコーダ着磁面14aの両端部を突き当てることによって、エンコーダ着磁面14aがスリーブ部105aのバー嵌合穴105c、105dの中心軸X−Xに平行でかつ、MRセンサ16の磁気感知面20aに対して所定のギャップを維持して略平行となるようエンコーダマグネット14を位置決めするための位置出し基準面105e、105fを形成している。
【0040】
そして、本実施形態でも、エンコーダマグネット14が位置出し基準面105e、105fによりスリーブ部105aに対して位置決めされた状態では、スリーブ部105aとエンコーダマグネット14における裏面14bとの間には、間隔tがけられている。
【0041】
このような構造において、鏡筒組み立て時には、外部治具によらずに、位置出し基準面105e、105fにエンコーダマグネット14のエンコーダ着磁面14aの両端部を突き当てるようにエンコーダマグネット14を組み込む。上記間隔tは、このエンコーダマグネット14の組み込み作業を行うために十分な大きさ(高さ)を有する。
【0042】
エンコーダマグネット14は、スリーブ部105aへの組み込み後、UV硬化型等の接着剤でスリーブ部105aに固定保持される。この際、スリーブ部105aとエンコーダマグネット14の裏面14bとの間の間隔分の空間には、上記接着剤が回り込み、接着強度を向上させる。
【0043】
そして、このようにエンコーダマグネット14をスリーブ部105aに対して位置決め固定することにより、エンコーダマグネット14の部品精度(エンコーダ着磁面14aと裏面14bとの平行度の精度)にかかわらず、エンコーダマグネット14が4群保持枠105とともに移動したときのMRセンサ16の磁気感知面20aとエンコーダマグネット14のエンコーダ着磁面14aとのギャップ量変化をほぼなくすことができ、ギャップ量変化によるセンサ出力特性の変動を防止することができ、4群保持枠105(つまりは補正レンズ群)の高精度の位置検出および位置制御を行うことができる。
【0044】
なお、上記各実施形態では、MRセンサ16の取付け部16aの寸法精度分、MRセンサ16の各相の出力電圧に差が生じるおそれがあるが、相ごとにアンプによるゲイン調整等を行うことで、容易にこの問題を解消することができる。
【0045】
また、上記各実施形態では、カメラのレンズ鏡筒について説明したが、本発明は、レンズ鏡筒以外の装置であって、可動部材の高精度の位置検出や位置制御が必要とされる各種装置にも適用することができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、エンコーダマグネットにおける着磁面とは反対側の面をこのエンコーダマグネットの可動部材に対する位置出し面とはせずに、上記反対側の面と可動部材との間に間隔がくようにエンコーダマグネットを可動部材に対して位置決めする構成としているので、装置組み立て時に、上記間隔分のスペースがあることによって、エンコーダマグネットの着磁面が位置検出センサの磁気感知面に対して所定方向にて略平行となるようエンコーダマグネットを位置決め調整したり可動部材に設けられた位置決め基準面に着磁面の一部が当接する位置にエンコーダマグネットを組み込んだりすることができる。
【0047】
したがって、エンコーダマグネットの部品精度(着磁面とその反対側の面との平行度の精度)にかかわらず、エンコーダマグネットが可動部材とともに移動したときの位置検出センサとエンコーダマグネットとのギャップ量変化をほぼなくすことができ、ギャップ量変化による位置検出センサの出力特性変動を防止することができる。このため、可動部材の高精度の位置検出や位置制御を行うことができる。
【0048】
しかも、位置検出センサとエンコーダマグネットの着磁面とのギャップを規定する部品が最少となるため、部品精度によるセンサ出力の変動が少なく、調整が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるズームレンズ鏡筒を示す分解斜視図である。
【図2】上記第1実施形態のズームレンズ鏡筒に用いられるMRセンサの出力とレンズ保持枠の位置制御の概要を説明する図である。
【図3】上記MRセンサ周辺の詳細図である。
【図4】本発明の第2実施形態であるズームレンズ鏡筒に用いられるMRセンサ周辺の詳細図である。
【図5】従来のMRセンサ周辺の詳細図である。
【符号の説明】
1 固定鏡筒
2 2群保持枠
3 絞りユニット
4 3群保持枠
5 4群保持枠
6 ホルダー鏡筒
7 ラック部材
8,9 ガイドバー
10 コイル
11,13 ヨーク
12 マグネット
14 エンコーダマグネット
14a エンコーダ着磁面
14b 裏面
15 フォトセンサ
16 MRセンサ
20a 磁気感知面
17 赤外カットおよびローパスフィルター
18 CCD
19 ステッピングモータ

Claims (7)

  1. 光学素子を保持し、所定方向に移動可能な可動部材と、前記可動部材に固定保持されたエンコーダマグネットと、前記エンコーダマグネットの着磁面に対向配置されて前記エンコーダマグネットの前記所定方向への移動に伴う磁気の変化に応じて電気信号を出力する磁気感知式の位置検出センサとを有する光学装置であって、
    前記エンコーダマグネットが、前記エンコーダマグネットにおける前記着磁面とは反対側の面と前記可動部材との間に間隔を空けた状態で、前記エンコーダマグネットの着磁面が前記位置検出センサの磁気感知面に対して前記所定方向にて略平行となるよう前記可動部材に対して位置決めされ、前記可動部材に対して固定保持されていることを特徴とする光学装置。
  2. 前記間隔が、装置組み立て時において、前記エンコーダマグネットの着磁面と前記位置検出センサの磁気感知面とを前記所定方向にて略平行となるよう前記エンコーダマグネットの位置決め調整を許容する大きさを有することを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
  3. 前記可動部材は、前記可動部材の移動を案内するバーに係合する穴部を有し、前記エンコーダマグネットは、前記穴部の中心軸に平行となるように、前記可動部材に固定保持されることを特徴とする請求項1または2に記載の光学装置。
  4. 前記可動部材に、前記エンコーダマグネットの着磁面の一部と当接して前記着磁面と前記位置検出センサの磁気感知面とを前記所定方向にて略平行となるよう位置決めするための基準面が設けられており、
    前記間隔が、装置組み立て時において、前記着磁面の一部が前記基準面に当接する位置への前記エンコーダマグネットの組み込みを許容する大きさを有することを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
  5. 前記間隔内に前記エンコーダマグネットを前記可動部材に対して固定するための接着剤を入り込ませたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の光学装置。
  6. 光学素子を保持し、光軸方向に移動可能な可動部材と、前記可動部材に固定保持されたエンコーダマグネットと、前記エンコーダマグネットの着磁面に対向配置されて前記エンコーダマグネットの前記光軸方向への移動に伴う磁気の変化に応じて電気信号を出力する磁気感知式の位置検出センサとを有する光学装置であって、
    前記エンコーダマグネットが、前記エンコーダマグネットにおける前記着磁面の反対側の面と前記可動部材との間に間隔を空けた状態で、前記着磁面の反対側の面と前記可動部材との間に接着剤が充填され、前記エンコーダマグネットの着磁面が前記位置検出センサの磁気感知面に対して前記光軸方向にて略平行となるように前記エンコーダマグネットと前記可動部材とが固定されていることを特徴とする光学装置。
  7. 前記接着剤は、UV硬化型であることを特徴とする請求項5または6に記載の光学装置。
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