JP4765305B2 - コンバイン - Google Patents

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本発明は、穀稈を刈取り移送する刈取機の前部に設けて、刈取る穀稈を分離する分草ガイド板と、分草杆とよりなる分草体を、分草パイプの前部へ遠隔操作レバーにより、左右へ回動自在に設けた構成であり、コンバインの穀稈分草装置として利用できる。
コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、走行車台の前方部の一方側へ設け、刈取部の前部へ設けた複数個のデバイダにより、穀稈は、分離され、分離された穀稈は、引起装置で引起しされ、引起し穀稈は、刈刃装置で刈取りされる。
前記刈取機の他方側には、特開2003−125631号公報で示す如く運転部を設け、この運転部の前側で、右外側のデバイダの外側には、運転部横側へ穀稈を案内する分草体を設け、この分草体は、穀稈を機体進行に伴ない運転部の横側へ案内する作用姿勢と、運転部の前部の穀稈を、この運転部の横外側へ案内しない格納姿勢とに変更自在に設けた構成である。
特開2003−125631号公報
運転部の前部で、右外側のデバイダの外側へ設けた分草体を廃止して、デバイダ自体を左右回動移動構成として、操作の容易化、及びコスト低減と、又、穀稈の分離性能の向上を、この発明により、図ろうとするものである。
このために、請求項1に記載の発明においては、走行車台(2)の前方部に立毛穀稈を刈取り移送する刈取機(3)を設け、該刈取機(3)には、前部より順次穀稈を分離する分草体(4)及びナローガイド(3a)と、穀稈を引起す引起装置(7)と、引起し穀稈を掻込む掻込装置(8a)と、掻込み穀稈を刈取る刈刃装置(9)とを設けたコンバインにおいて、刈取機(3)の後部より前方へ分草パイプ(6)を突出させて設け、分草体(4)は、正面視略逆三角形状に形成して穀稈を分離する分草ガイド板(5b)と、前部を分草ガイド板(5b)へ装着し、後部を左右両側へ回動自在に分草パイプ(6)の前端部に設ける分草杆(5a)とで構成し、該分草杆(5a)と遠隔操作レバー(10)とは、連結部材(11)で連結して設けると共に、遠隔操作レバー(10)の操作により、分草体(4)が左側、又は右側へ回動する構成とし、ナローガイド(3a)の前端部を分草杆(5a)の前端部に回動自在に装着し、ナローガイド(3a)の後端部を分草パイプ(6)の前後方向の中間位置に回動自在に装着する構成とし、ナローガイド(3a)の前端部及び後端部は前記分草体(4)の回動移動に伴って左右両側に回動する構成とし、前記連結部材(11)をワイヤーで構成し、分草杆(5a)の後端部には右外側へ突出状態に形成する受板(5d)を設け、分草パイプ(6)の所定距離後方部に設けたワイヤ受板(6b)には前記ワイヤーを挿入して支持させ、該ワイヤーの前端部と受板(5d)の右外側へ突出させた受板(5d)の突出部との間にスプリング(4e)を設けたことを特徴とするコンバインとしたものである。
また、請求項2に記載の発明においては、遠隔操作レバー(10,33)は操作板(34a)に複数形成する操作溝(34b)のいずれかの溝に回動操作することにより、ワイヤーを介して左側の分草体の分草杆及び分草ガイド板が回動移動するか、右側の分草体の分草杆及び分草ガイド板が回動移動するか、左右両側の分草体の分草杆及び分草ガイド板が回動移動するかのいずれかを行なうことができる構成としたことを特徴とする請求項1記載のコンバインとする。
請求項1に記載の発明においては、走行車台(2)の前方部に立毛穀稈を刈取り移送する刈取機(3)を設け、該刈取機(3)には、前部より順次穀稈を分離する分草体(4)及びナローガイド(3a)と、穀稈を引起す引起装置(7)と、引起し穀稈を掻込む掻込装置(8a)と、掻込み穀稈を刈取る刈刃装置(9)とを設けたコンバインにおいて、刈取機(3)の後部より前方へ分草パイプ(6)を突出させて設け、分草体(4)は、正面視略逆三角形状に形成して穀稈を分離する分草ガイド板(5b)と、前部を分草ガイド板(5b)へ装着し、後部を左右両側へ回動自在に分草パイプ(6)の前端部に設ける分草杆(5a)とで構成し、該分草杆(5a)と遠隔操作レバー(10)とは、連結部材(11)で連結して設けると共に、遠隔操作レバー(10)の操作により、分草体(4)が左側、又は右側へ回動する構成とし、ナローガイド(3a)の前端部を分草杆(5a)の前端部に回動自在に装着し、ナローガイド(3a)の後端部を分草パイプ(6)の前後方向の中間位置に回動自在に装着する構成とし、ナローガイド(3a)の前端部及び後端部は前記分草体(4)の回動移動に伴って左右両側に回動する構成とし、前記連結部材(11)をワイヤーで構成し、分草杆(5a)の後端部には右外側へ突出状態に形成する受板(5d)を設け、分草パイプ(6)の所定距離後方部に設けたワイヤ受板(6b)には前記ワイヤーを挿入して支持させ、該ワイヤーの前端部と受板(5d)の右外側へ突出させた受板(5d)の突出部との間にスプリング(4e)を設けたことにより、穀稈を分離する分離性能の向上を図ることができる。
また、分草体の分草ガイド板5b等の左右回動移動に連動して、ナローガイド3aをスムーズに回動移動させることができる。また、分草体の先端衝撃時のダメージをナローガイド(3a)で吸収することができる。
また、分草体(4)の分草ガイド板(5b)等の左右回動移動に連動して、ナローガイド(3a)をスムーズに回動移動させることができる。また、ナローガイド(3a)を最適位置へ保持させることができる。
また、遠隔操作レバー(10)の操作により、分草体(4)とナローガイド(3a)を左側、又は右側へ回動移動自在にすることができる。
また、請求項2記載の発明においては、遠隔操作レバー(10,33)の操作位置により、左側、及び右側の分草体を個別に作動することと、左右両側の分草体を同時に作動することとを行うことができる。
これにより、左右両側の分草体の各分草杆と、各分草ガイド板との両者を同時に回動移動させることができて便利である。又、内側へ回動移動させることにより、穀稈を走行クローラで踏み付けることを防止できる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
コンバイン1の走行車台2の前方部には、立毛穀稈を刈取り移送する刈取機3を設け、この刈取機3には、前部より順次穀稈を分離する分草体4と、穀稈を引起す各引起装置7と、引起し穀稈を掻込む掻込装置8aと、掻込み穀稈を刈取る刈刃装置9等とを設けた構成である。右外側の前記分草体4は、刈取機3の後部より、前方へ突出させて設けた分草パイプ6の前部には、分草ガイド板5bへ内装して装着した分草杆5aを左右両側へ回動移動自在に設け、この分草杆5aと、遠隔操作する遠隔操作レバー10とは、連結部材11で連結して設けると共に、遠隔操作レバー10の操作により、分草体4の分草杆5aの回動中心(イ)位置で、左側、又は右側へ回動移動自在な構成である。このコンバイン1の刈取機3の右外側部へ設けた分草体4の分草杆5a、及び分草ガイド板5b等を主に図示して説明する。
前記コンバイン1は、2条列を刈取りする構成を説明する。このコンバイン1の走行車台2の下側には、図11、及び図12で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行クローラ12aを張設した走行装置12を配設し、走行車台2の上側には、脱穀機13を載置した構成である。走行車台2の前方部の刈取機3で立毛穀稈を刈取りし、この刈取り穀稈は、この刈取機3で後方上部へ移送され、脱穀機13のフィードチェン14aと、挟持杆14bとで引継ぎされて、挟持移送されながら脱穀される。脱穀済みで選別済み穀粒は、脱穀機13の右横側に配設した穀粒貯留タンク15内へ一時貯留される。
前記走行車台2の前方部には、図11で示す如く刈取機3を設け、この刈取機3は、前端位置から立毛穀稈を分離するナローガイド3a、及び左右両外側部と、中央部との各分草体4と、立毛穀稈を引起す左右両側の各引起装置7と、引起された穀稈を掻込みする穀稈掻込移送装置8の各掻込装置8aと、掻込された穀稈を刈取る刈刃装置9と、刈取りされた穀稈を挟持移送して、脱穀機13のフィードチェン14aと、挟持杆14bとへ受渡しする穀稈掻込移送装置8の根元・穂先移送装置8b・8c等からなる刈取機3を設けている。該刈取機3は、油圧駆動による伸縮シリンダ16により、土壌面に対して、昇降自在に移動する構成である。
前記刈取機3の前方下部から後方上部へ傾斜する支持杆17aの上端部には、左右方向に支持パイプ杆17bを設け、この支持パイプ杆17bを走行車台2の上側面に設けた支持装置17cで回動自在に支持させて、伸縮シリンダ16の作動により、刈取機3は支持パイプ杆17bを回動中心として、上下に回動する構成である。支持杆17aの下端部には、伝動機構17eを内装した下伝動ケース17dを設け、又、この下伝動ケース17dには、上方へ突出する各引起駆動ケース7aへ個別に内装した伝動機構7bで各引起装置7を回転駆動する構成である。
前記刈取機3の穀稈掻込移送装置8によって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機13へ穀稈の供給の有無を検出する穀稈センサ3bを設けた構成である。
前記左右両外側の分草体4、4と、中央部の分草体4は、図3、及び図4で示す如く設けた構成である。
前記右外側へ設けた分草体4は、図1、及び図2で示す如く刈取機3の後方部へ位置する支持杆17aの下端部へ設けた下伝動ケース17dの右外側端部に分草パイプ6を装着して設け、この分草パイプ6の前部に設けた構成である。この分草体4は、正面視略逆三角形状で、穀稈を分離する分草ガイド板5bの下部へ先端部を内装した分草杆5aを装着して設けて、これら分草杆5aと、分草ガイド板5b等とにより、分草体4を形成した構成である。
前記分草体4の分草杆5aの後部を、分草パイプ6の前部へ装着して設けて、左右両側へ接合部を回動中心(イ)として、回動移動自在に設けた構成である。コンバイン1を運転操作する運転作業者が操縦席18bへ着座して、操作可能に右外側の引起装置7の裏側面には、遠隔操作する遠隔操作レバー10を設けた構成である。この遠隔操作レバー10と、分草体4の分草杆5aとは、連結部材11であるワイヤ等で接続した構成である。遠隔操作レバー10の操作により、連結部材11を介して右外側の分草体4を左側、又は右側へ回動移動させる構成である。分草パイプ6と、分草杆5aの接続部、及び回動構成の詳細は後述する。
前記刈取機3の右外側部へ設けた分草体4は、刈取機3の後部である下伝動ケース17dへ前方へ突出させて設けた分草パイプ6の前部に、分草ガイド板5bと、分草杆5a等とよりなる分草体4の分草杆5aの後部を左右へ回動移動自在に装着して設け、この分草杆5aと、遠隔操作する遠隔操作レバー10とは、連結部材11で接続して設け、この遠隔操作レバー10の操作により、分草体4を左側、又は右側へ回動移動させる構成としたことにより、穀稈を分離する分離性能の向上を図ることができる。又、回動移動の操作が容易である。
右側の前記分草パイプ6の前部には、左右両側へ回動移動自在に設けた、分草体4の分草杆5aと、分草ガイド板5bとは、遠隔操作レバー10の操作により、所定位置へ回動移動させるが、通常時は、分草体4の分草杆5aと、分草ガイド板5bとは、図1で示す如く平面視前後方向に略直線状に配設した構成である。
右側の前記分草パイプ6の前部へ左右両側へ回動移動自在に設けた、分草体4の分草杆5aと、分草ガイド板5bとは、通常時には、平面視前後方向に略直線状に設けたことにより、分草体4を回動移動操作したときに、回動移動位置を明確に知ることができる。 又、これにより、誤操作の防止ができる。
右側の前記分草パイプ6の前部には、左右両側へ回動移動自在に、分草体4の分草杆5aと、分草ガイド板5bとを設け、この分草体4の分草杆5a回動中心(イ)位置は、図2で示す如く右側の引起装置7の後側へ位置させて設けた構成である。
右側の前記分草パイプ6の前部へ左右両側へ回動移動自在に設けた、分草体4の分草杆5aの回動中心(イ)位置を、引起装置7の後側へ位置させて設けたことにより、分草杆5aの回動中心(イ)位置から、分草ガイド板5bの前端部までの距離を長くすることができ、このために、この分草ガイド板5bの回動移動の範囲が広くなり、穀稈の分離効果の向上を図ることができる。又、回動移動の操作が簡単で容易である。
前記分草体4の分草パイプ6と、分草ガイド板5bへ設けた分草杆5aとの接続構成、及び回動構成は、図1〜図4で示す如く分草パイプ6の前端部には、コ字形状の後接続板6aを固着して設けると共に、この後接続板6aの所定距離後方部には、ワイヤ受板6bを固着して設けた構成である。
前記分草杆5aの後端部には、コ字形状の前接続板5cを固着して設けると共に、この前接続板5cの上側の折曲部内側面には、受板5dを外側へ突出状態に固着して設け、前接続板5cの前側の内側面には、所定間隔を設けて各ナット5eを固着して設け、この各ナット5eには、後接続板6aの後側面へ当接状態と、所定の隙間とを設け、外・内ロックボルト4c、4dを螺挿入して設けた構成である。
前記前・後接続板5c、6aは、互に重合状態に組合せて、前後方向、及び左右方向の略中央部を支持軸4aで軸支した構成である。この支持軸4aには、抜け止めを施した構成である。この支持軸4aでトルクスプンク4bを軸支して設けた構成である。
前記分草パイプ6の後接続板6aの所定距離後方部に設けたワイヤ受板6bには、連結部材11であるワイヤーを挿入して、支持させると共に、この連結部材11の前端部と、前接続板5cへ設けた受板5dの右外側へ突出させた突出部との間には、スプリング4eを設けた構成である。
前記分草パイプ6の後側部の内側面へ当接した外ロックボルト4dの頭部と、内ロックボルト4cの頭との間の隙間(L)の中間部が、分草体4は前後方向に略直線状態の通常の収穫作業状態になる構成である。外ロックボルト4dの頭部が当接状態で右外側へ最大回動移動状態になる構成である。内ロックボルト4cの頭部が当接状態で左内側へ最大回動移動状態になる構成である。これらの作動は遠隔操作レバー10の操作により、回動移動する構成である。
右側の前記分草体4の分草杆5aと、分草ガイド板5bとが、分草パイプ6の前端部で回動自在に設けた構成において、左右両側の各分草体4の外側には、図3で示す如くパイプ材よりなるナローガイド3aを左右両側へ設けた構成である。この各ナローガイド3aは、各分草体4より、強度を弱くするために、パイプ材の外径(D1)は、分草パイプ6、及び分草杆5aのパイプ材の外径(D2)より、小径に形成して設けた構成である。
これにより、前記各ナローガイド3aは、特に倒伏した穀稈を分離することが多く、このために、必要以上の強度確保が不用である。
右側の前記ナローガイド3aは、図3で示す如く前端部は、分草体4の分草ガイド板5bへ装着し、後端部は、分草パイプ6へ装着し、このナローガイド3aは、右外側へ回動移動自在に設けた構成である。分草体4の分草杆5aの回動中心(イ)は、ナローガイド3aの略中間部へ位置させて設けた構成である。
これにより、前記ナローガイド3a、及び分草体4の回動移動操作が容易である。
右側の前記分草体4が左右両側へ回動移動自在な構成において、刈取機3を伸縮シリンダ16の始動操作により、上下回動移動させると、この上下回動に連動して、分草体4の分草ガイド板5bは、ワイヤ(図示せず)により、左右両側へ回動移動する構成である。
上述の回動移動の復元には、トルクスプリング4bを使用した構成である。又、ワイヤは、左右回動、又は上下回動しない部位へ設けた構成である。更に刈取機3を上下回動移動に連動して、分草体4の分草ガイド板5bも上下に回動移動する構成である。
これにより、前記刈取機3が上昇回動移動操作されたときには、刈取り収穫作業状態でないときであり、分草体4の分草ガイド板5bが内側、又は上方へ回動移動制御されることにより、障害物への当接が防止されて、分草体の破損が防止できる。
右側の前記分草体4を分草パイプ6の前部には、図3で示す如く先端部へ分草ガイド板5bを設けた、分草杆5aの後部を左右両側へ回動移動自在に設けた構成において、左側の分草体4も、右側の分草体4と同じように、この左側の分草体4も、先端部へ分草ガイド板5bを設けた、分草杆5aの後部を、分草パイプ6の前部へ左右へ回動移動自在に設けた構成である。又、これら左・右両側の分草杆5a、5aの左右両側への移動量は、同じ移動量とした構成である。
これにより、左右両側の前記分草体4が障害物へ当接して、破損することを防止できる。
前記分草体4の分草パイプ6の前部と、分草杆5aの前部との回動中心(イ)部の支持軸4aの外径部、又は外側部へ図1で示す如くトルクスプリング4bを設け、回転外力により、分草体4の分草ガイド板5bと、分草杆5aとが、左右両側へ回動移動する構成である。
これにより、前記分草杆5aと、遠隔操作レバー10とを接続する連結部材11(ワイヤ)、及び遠隔操作レバー10等を廃止することができ、コスト低減を図ることができる。
前記分草体4の分草パイプ6と、分草杆5aとで形成する形状は、図3で示す如く分草体4の分草ガイド板5bの前端部から、刈刃装置9までの間は、略直線形状に形成し、この刈刃装置9の後側以後で、分草パイプ6を横方向、例えば、内側へ折曲させて、下伝動ケース17dへ分草パイプ6の後端部を装着した構成である。
これにより、前記刈刃装置9までの横方向のスペースを広く取ることができて、穀稈の刈取りが容易になる。
前記分草体4の分草パイプ6の前部と、分草ガイド板5bを前端部へ装着した分草杆5aの後部とを、回動中心(イ)として支持軸4aで軸支して、左右両側へ回動移動自在に設けた構成において、コンバイン1の進行方向に対して、引起装置7の穀稈の引起作用の最外側位置と、分草体4の分草ガイド板5bの作用の内側位置とは、略同じ位置に形成した構成である。
又、前記分草体4の分草ガイド板5bを、左側、又右側へ回動移動操作したときであっても、この分草ガイド板5bの先端中心位置の後方部には、刈刃装置9を位置させて設けた構成である。
これにより、前記分草体4で分離した穀稈をスムーズに引起装置7で引起しすることができる。又、分離した穀稈を確実に刈刃装置9で刈取りでき、刈り残しをなくすることができる。
中央部の前記分草体4位置から右外側の分草体4位置は、中央部の分草体4位置から左外側の分草体4位置より、外側へ設けて、分草巾を広巾にすると共に、右側の分草体4を左右へ回動移動自在に設けた構成において、穀稈掻込移送装置8の右側の掻込装置8aの掻込ラグ付の掻込ベルト8dの前後方向の長さを、図2で示す如く左側の掻込装置8aの掻込ラグ付の掻込ベルト8dの前後方向の長さを所定寸法長くして設けた構成である。
又、前端部に設ける前掻込プーリ8e位置は、引起装置7へ前後方向は、近接させて設けると共に、左右方向は、外側へ位置させた構成である。
これにより、右外側の分草体4の位置を、左外側へ寄せて広くしたときであっても、右側へ掻込ベルト8dの前後方向の長さを長くしたことにより、確実に右側のこの掻込ベルト8dで穀稈は掻込されて移送される。
右外側へ回動移動自在に設けた分草体4は、図3で示す如く右外側へ回動移動操作したときは、この分草体4の前端部に設けた分草ガイド板5b先端中心部は、走行装置12右側の走行クローラ12aの左右方向略中央部へ位置させて設けた構成である。又、右側の引起装置7の右側へ位置するサイドカバー7cの右外側面は、右側の走行クローラ12aの左右方向略中央部へ位置させて設けた構成である。
これにより、中割り刈取り作業のときに、未刈取り穀稈を走行クローラ12aで踏むことを防止できる。又、切断藁を右側の分草体4へ引掛けることを防止できる。
右側の前記分草体4を左右両側へ回動移動自在に設けた、分草杆5aと、この分草杆5aの前端部へ設けた分草ガイド板5bとを、左右両側へ回動移動させるときに操作する遠隔操作レバー10は、図5〜図8で示す如く運転作業者が操縦席18へ着座状態で操作可能位置である。右外側の引起装置7の内側面の上部へ装着して設けた構成である。
前記遠隔操作レバー10は、引起装置7の内側面へ略L字形成で、操作溝19aを有する操作板19を固着して設け、この操作板19の下部には、遠隔操作レバー10のレバー10aを、一方側の先端部へ固着した、略L字形状のレバー板10bを支持ボルト20で回動自在に軸支した構成である。この支持ボルト20は、操作板19へ挿入してナット等により、装着して設け、支持ボルト20の外径部で、遠隔操作レバー10のレバー板10bと、操作板19との間には、カラー20aを挿入して軸支した構成である。又、支持ボルト20の外径部で、この支持ボルト20の頭部と、遠隔操作レバー10のレバー板10bとの間には、弾発用のスプリング20bを設けた構成である。
前記遠隔操作レバー10のレバー板10bの他方側部には、折曲部10cを設け、この折曲部10cへ連結部材11であるワイヤを取付ピン11a等により、装着して設けた構成である。7dは、引起装置7の上部の上部伝動ケースであり、又、7eは内装した伝動機構である。
前記操作板19の操作溝19aの形状は、図9で示す如く略L字形状に形成するか、又は図10で示す如く略コ字形状に形成した構成である。遠隔操作レバー10をこれら操作板19の各操作溝19a内を手前へ引き操作することにより、右側の分草体4の分草杆5aと、分草ガイド板5bとが、連結部材11を介して、左右両側へ回動移動する構成である。
これにより、前記分草体4の左右両側への回動移動操作が容易である。又、先端部を内側へ操作することにより、走行クローラ12aで穀稈を踏みつけることを防止できる構成である。
前記遠隔操作レバー10は、図5〜図8で示す構成において、分草体4の回動移動構成は、図13、及び図14で示す如く分草パイプ6の前端部には、コ字形状の取付板21aを固着して設けると共に、この取付板21aの前側には、コ字形状の後接続板21bを固着して設けた構成である。又、分草パイプ6の外周上側面で、取付板21aの所定距離後方部には、略L字形状の後受板21cを固着して設けた構成である。
前記分草杆5aの前部には、分草ガイド板5bを設けると共に、後端部には、コ字形状の前接続板22を固着して設け、この前接続板22の上側面には、前受板22bを固着して設けた構成である。前接続板22と、後接続板21bとは、互に重合状態に組付けて、前後方向、及び左右方向の略中央部へ支持軸4aを挿入して、左右両側へ回動自在に軸支した構成であり、抜け止を施した構成である。前・後接続板22、21bには、切欠部22a、21cを設けて、回動移動範囲を設定した構成である。
前記後受板21cと、前受板22bとの間の一方側には、連結部材11であるワイヤの先端部側をナット等により、装着して設けて接続した構成である。又、他方側には、調節用ボルト23と、スプリング23aとを設けて接続した構成である。遠隔操作レバー10の操作により、連結部材11を介して、分草体4の分草杆5aと、分草ガイド板5bとを左右両側へ回動自在な構成である。
これにより、前記分草体4の分草ガイド板5b等の左右両側への回動移動操作が容易である。又、先端部を内側へ操作することにより、走行クローラ12aで穀稈を踏み付けることを防止できる。
前記遠隔操作レバー10は、図5〜図8で示す構成において、分草体4の回動構成は、図15、及び図16で示す如く分草パイプ6の前端部には、略コ字形状の後接続板25を固着して設けた構成である。又、この後接続板25の所定距離後部で、分草パイプ6の外周部上側には、後受板25aを固着して設けた構成である。
前記分草杆5aの前部には、分草ガイド板5bを設けると共に、後端部には、前接続ボス24を固着して設けた構成である。この前接続ボス24の外周部の左右両側には、後方外側へ所定角度で傾斜する前受板24aを固着して設けた構成である。
前記分草パイプ6の後接続板25内には、分草杆5aの前接続ボス24と、スプリング25bとを挿入して設け、これらに支持軸4aを挿入して、左右両側へ回動自在に軸支した構成であり、この支持軸4aは、抜け止めを施した構成である。
前記後受板25aと、左右両側の前受板24aとの間の一方側には、連結部材11であるワイヤの先端部側をナット等により、装着して設けて接続した構成である。又、他方側には、調節用ボルト23と、スプリング23aとを設けて接続した構成である。遠隔操作レバー10の操作により、連結部材11を介して、分草体4の分草杆5aと、分草ガイド板5bとを左右両側へ回動移動自在な構成である。
これにより、前記分草体4の分草ガイド板5b等の左右両側への回動移動操作が容易である。又、先端部を内側へ操作することにより、走行クローラ12aで穀稈を踏み付けることを防止できる。
前記遠隔操作レバー10は、図5〜図8で示す構成において、分草体4の回動構成は、図17、及び図18で示す如く分草パイプ6の前端部には、後ロックプレート26を固着して設け、この後ロックプレート26の内側上部には、上固定ボス26aを固着して設けた構成である。後ロックプレート26の所定距離後部で、分草パイプ6の外周上部には、後受板25aを固着して設けた構成である。
前記分草杆5aの後端部には、前ロックプレート27を固着して設け、この前ロックプレート27の内側下部には、下固定ボス27aを固着して設け、この下固定ボス27a内には、ベアリング27cを上下二段に内装し、抜け止めを施した構成である。前ロックプレート27の前側で、分草杆5aの外周上側には、前受板27bを固着して設けた構成である。上固定ボス26と、ベアリング27cとの内径部には、支持軸28を挿入し、軸支した構成である。この支持軸28を回動中心とした構成である。
前記後受板25aと、前受板27bとの間の一方側には、連結部材11であるワイヤの先端部側をナット等により、装着して設けて接続した構成である。又他方側には、調節用ボルト23と、スプリング23aとを設けて接続した構成である。遠隔操作レバー10の操作により、連結部材11を介して、支持軸28を回動中心として、分草体4の分草杆5aと、分草ガイド板5bとを左右両側へ回動移動自在な構成である。又、前・後ロックプレート27、26間の隙間を回動移動する構成であり、隙間が0となって、当接することにより、回動移動が規制される構成である。
これにより、前記分草体4の分草ガイド板5b等を左右両側への回動移動操作が容易である。又、先端部を内側へ操作することにより、走行クローラ12aで穀稈を踏み付けることを防止できる。
前記遠隔操作レバー10は、図5、及び図8で示す構成において、分草杆5aの後端部へ固着して設けた前接続板22の内側面には、図19、及び図20で示す如くストッパプレート29aを設けると共に、このストッパプレート29aと、分草パイプ6へ設けた後受板21cとの間には、左右方向に所定間隔でストッパボルト29を設け、この各ストッパボルト29の頭部は、ストッパプレート29aへ当接させて設けると共に、後部は後受板21cへ挿入し、後端部へナットを螺挿入して固定して設け、分草体4の分草ガイド板5b等の左右両側への回動移動を、各ストッパボルト29で規制した構成である。
これにより、前設分草体4の分草ガイド板5b等を左右両側への回動移動操作が容易である。又、先端部を内側へ操作することにより、走行クローラ12aで穀稈を踏み付けることを防止できる。
右側の前記分草体4の分草杆5aと、分草ガイド板5bとが左右両側へ回動移動する構成において、この左右両側への回動移動に連動して、右側部へ設けたナローガイド3aは、図21〜図24で示す如く左右両側へ回動移動する構成である。
前記ナローガイド3の前端部は、分草杆5aの前端部へ設けた支持板5fの後部には、プレート30へ固着して設け、このプレート30へ固着した支持ピン30aへ回動自在に挿入して軸支した構成である。又、後端部は、分草パイプ6へ固着して設けた取付板6cへ支持ボルト31aを軸支して設け、この支持ボルト31aへ座金31cと、ナローガイド3aの後部の下端部と、座金31cと、スプリング31bと、座金31cとを順次挿入し、一方側の端部へナット31d、31dを螺挿入して、これらを固定すると共に支持した構成である。
右側の前記ナローガイド3aの前部の装着位置は、右側の回動する分草杆5aの前端位置へ装着した構成とすると共に、後部の装着位置は、固定用の分草パイプ6の前後方向へ略中間位置へ装着した構成である。ナローガイド3aの前側部は、図23で示す如く支持板5fへ設けた取付板30cへボルト30d、及びナット30eで装着した構成である。後端部はナローガイド3aの後端部へ支持ピン32を設け、この支持ピン32を分草パイプ6へ固着した取付板6cへ挿入し、この取付板6cの内外両側で、支持ピン32の外周部には、座金31cを挿入して支持した構成であり、ナローガイド3aの後部は、内外へ摺動移動自在に設けた構成である。
これらにより、前記分草体4の分草ガイド板5b等の左右回動移動に連動して、ナローガイド3aをスムーズに回動移動させることができる。又、分草体4の先端衝撃時のダメージを吸収することができる。このナローガイド3aを最適位置へ保持させることができる。
左右両外側の分草体4が、図1、及び図2で示す構成において、この分草体4の分草杆5aと、分草ガイド板5bとを、分草パイプ6の前端部位置から、分草杆5aの後端部位置を、分草ガイド板5bと共に、左右両側へ回動移動させるときに操作する操作レバー33の基部は、図26〜図28で示す如く右外側の引起装置7の上部の後側、又は、メタルパネル(図示せず)へ設けた構成である。この発明は、引起装置7の上部の後側へ設ける構成で説明する。
右外側の引起装置7の後側へ設けた支持パイプ34の外周上側面には、操作溝34bを設けた操作板34aを固着して設けると共に、操作レバー33の基部へ設けた支持ボス33aを軸支する支持ボルト34cを設けた構成である。この支持ボルト34cの外周部には、操作レバー33の支持ボス33aと、スプリング34dとを挿入して軸支すると共に、先端部には、ナット2個を螺挿入し、抜け止めを施した構成である。
前記支持ボルト34cの所定距離下部位置には、受動支点軸35cを支持パイプ34へ固着して設けた構成である。この受動支点軸35cの外周部には、L字形状の左・右受動レバー35a、35bの下端部へ固着して設けた左・右支持板35d、35eを個別に挿入して、回動自在に軸支した構成である。これら左・右支持板35d,35eの端部には、左・右連結部材36a、36bであるワイヤを個別に各取付ピン36cで装着して設けた構成である。左・右連結部材36a,36bは、支持パイプ34へ設けた支持板36dへナット等により、装着して設けた構成である。
前記操作レバー33を、図29で示す如く操作板34aの操作溝34bの左側位置へ回動操作することにより、左受動レバー35aが回動移動操作され、左連動部材36aであるワイヤを介して、左側の分草体4の分草杆5a、及び分草ガイド板5bが回動移動される構成である。又、操作レバー33を、図29で示す如く操作板34aの操作溝34bの右側位置へ回動操作することにより、右受動レバー35bが回動移動操作され、右連動部材36bであるワイヤを介して、右側の分草体4の分草杆5a、及び分草ガイド板5bが回動移動される構成である。更に操作レバー33を、図29で示す如く操作板34aの操作溝34bの左・右側位置へ回動操作することにより、左・右受動レバー35a、35bが回動移動操作され、左・右連結部材36a、36bである各ワイヤを介して、左・右両側の分草体4の各分草杆5a、及び各分草ガイド板5bが同時に回動移動される構成である。
前記操作レバー33の操作位置により、三種類の動きが可能である。左側、及び右側の分草体4を個別に作動と、左右両側のこの分草体4、4を同時に作動とを行うことができる構成である。
これにより、左右両側の分草体4の各分草杆5aと、各分草ガイド板5bとの両者を同時に、回動移動させることができて便利である。又、内側へ回動移動させることにより、穀稈を走行クローラ12aで踏み付けることを防止できる。
前記穀粒貯留タンク15側の前部には、図11で示す如くコンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う操作装置18aと、これら操作を行う作業者が搭乗する操縦席18bとを設け、この操縦席18bの下側で、走行車台2の上側面には、エンジン16aを載置すると共に、後方部には、穀粒貯留タンク15を配設する。これら走行装置12と、刈取機3と、脱穀機13と、エンジン16a等により、コンバイン1の機体1aを形成した構成である。
前記走行車台2の前端部に装架した走行用のミッションケース37内の伝動機構37aの伝動経路中には、その出力に基づいて、走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ37bを設けた構成である。
前記穀粒貯留タンク15内に貯留した穀粒を機外へ排出する。この穀粒貯留タンク15の後側には、縦移送螺旋38aを内装した排出支持筒38を略垂直姿勢で旋回自在に装着して設け、この排出支持筒38の上端部には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋39aを伸縮自在に内装した排出オーガ39を伸縮自在、上下回動自在、及び左右旋回自在に前後方向に配設した構成である。
分草体部の拡大平面図 分草体部の拡大側面図 分草体部と、引起装置部との拡大平面図 分草体部と、引起装置部と、走行クローラ部との拡大正面図 分草体部と、引起装置部と、遠隔操作レバー部との拡大正面図 遠隔操作レバー部の拡大正面図 遠隔操作レバー部の拡大側面図 遠隔操作レバー部の拡大側面図 遠隔操作レバーの操作板部の平面図 遠隔操作レバーの操作板部の平面図 コンバインの左側全体側面図 コンバインの左側全体側面斜視図 他の実施例を示す図で、分草体部の拡大平面図 他の実施例を示す図で、分草体部の拡大側面図 他の実施例を示す図で、分草体部の拡大平面図 他の実施例を示す図で、分草体部の拡大側面図 他の実施例を示す図で、分草体部の拡大平面図 他の実施例を示す図で、分草体部の拡大側面図 他の実施例を示す図で、分草体部の拡大平面図 他の実施例を示す図で、分草体部の拡大側面図 他の実施例を示す図で、右側ナローガイド部の拡大側面図 他の実施例を示す図で、右側ナローガイド部の拡大平面図 他の実施例を示す図で、右側ナローガイド部の前部の取付部拡大平面図 他の実施例を示す図で、右側ナローガイド部の後部の取付部拡大平面図 他の実施例を示す図で、右側ナローガイド部の拡大側面図 他の実施例を示す図で、左・右分草体と、引起装置と、操作レバーとの拡大正面図 他の実施例を示す図で、操作レバー部の拡大正面図 他の実施例を示す図で、操作レバー部の拡大側面図 他の実施例を示す図で、操作レバーの操作板部の拡大平面図
2 走行車台
3 刈取機
3a ナローガイド
4 分草体
4e スプリング
5a 分草杆
5b 分草ガイド板
5d 受板
6 分草パイプ
6b ワイヤ受板
7 引起装置
8a 掻込装置
9 刈刃装置
10 遠隔操作レバー
11 連結部材
34a 操作板
イ 回動中心

Claims (2)

  1. 走行車台(2)の前方部に立毛穀稈を刈取り移送する刈取機(3)を設け、該刈取機(3)には、前部より順次穀稈を分離する分草体(4)及びナローガイド(3a)と、穀稈を引起す引起装置(7)と、引起し穀稈を掻込む掻込装置(8a)と、掻込み穀稈を刈取る刈刃装置(9)とを設けたコンバインにおいて、刈取機(3)の後部より前方へ分草パイプ(6)を突出させて設け、分草体(4)は、正面視略逆三角形状に形成して穀稈を分離する分草ガイド板(5b)と、前部を分草ガイド板(5b)へ装着し、後部を左右両側へ回動自在に分草パイプ(6)の前端部に設ける分草杆(5a)とで構成し、該分草杆(5a)と遠隔操作レバー(10)とは、連結部材(11)で連結して設けると共に、遠隔操作レバー(10)の操作により、分草体(4)が左側、又は右側へ回動する構成とし、ナローガイド(3a)の前端部を分草杆(5a)の前端部に回動自在に装着し、ナローガイド(3a)の後端部を分草パイプ(6)の前後方向の中間位置に回動自在に装着する構成とし、ナローガイド(3a)の前端部及び後端部は前記分草体(4)の回動移動に伴って左右両側に回動する構成とし、前記連結部材(11)をワイヤーで構成し、分草杆(5a)の後端部には右外側へ突出状態に形成する受板(5d)を設け、分草パイプ(6)の所定距離後方部に設けたワイヤ受板(6b)には前記ワイヤーを挿入して支持させ、該ワイヤーの前端部と受板(5d)の右外側へ突出させた受板(5d)の突出部との間にスプリング(4e)を設けたことを特徴とするコンバイン。
  2. 遠隔操作レバー(10,33)は操作板(34a)に複数形成する操作溝(34b)のいずれかの溝に回動操作することにより、ワイヤーを介して左側の分草体の分草杆及び分草ガイド板が回動移動するか、右側の分草体の分草杆及び分草ガイド板が回動移動するか、左右両側の分草体の分草杆及び分草ガイド板が回動移動するかのいずれかを行なうことができる構成としたことを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
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