JP4759433B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置であって、上記幅情報取得手段が上記記録部材の幅を検知する幅検知手段であることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2の画像形成装置において、上記記録部材の幅方向に並びながらそれぞれ自らとの対向位置を通過する該記録部材を検知する複数の記録部材検知手段を設け、且つ、上記幅検知手段として、それら記録部材検知手段による検知結果に基づいて該記録部材の幅を検知するものを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記幅情報取得手段として、操作者による幅情報入力操作が行われる入力手段を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体に担持されている潜像を現像して可視像を得る現像手段と、該潜像担持体上の可視像を記録部材に転写する転写装置とを備え、該転写装置が、複数の張架ローラによって張架されながら無端移動せしめられる無端状の中間転写ベルトと、それら張架ローラのうちの1つとして機能しているニップ裏側張架ローラに対するベルト掛け回し箇所にベルトおもて面側から当接して記録部材への転写ニップを形成する転写ニップ形成ローラとを備え、潜像担持体の表面で現像された可視像を該表面から該中間転写ベルトのおもて面に転写した後、該転写ニップ内に挟み込んだ記録部材に転写するものである画像形成装置において、上記複数の張架ローラの少なくとも何れか1つ、あるいは上記中間転写ベルト、に当接する当接部材と、該張架ローラあるいは該中間転写ベルトに対する該当接部材の押圧力を調整する押圧力調整手段と、上記記録部材のすき目の情報であるすき目情報を取得するすき目情報取得手段と、上記記録部材が上記転写ニップに進入する際に、該押圧力を進入直前のときよりも弱めるように該押圧力調整手段を制御するか、あるいは、上記記録部材の後端が上記転写ニップから排出される際に、該押圧力を排出直前のときよりも強めるように該押圧力調整手段を制御し、且つ、上記記録部材が上記転写ニップに進入する際、あるいは該記録部材の後端が該転写ニップから排出される際、における上記押圧力の変更度合いを、該すき目情報に応じて異ならせる処理を実施するする押圧力制御手段とを設けたことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項5の画像形成装置において、上記すき目情報取得手段として、操作者によるすき目情報入力操作が行われる入力手段を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体に担持されている潜像を現像して可視像を得る現像手段と、該潜像担持体上の可視像を記録部材に転写する転写装置とを備え、該転写装置が、複数の張架ローラによって張架されながら無端移動せしめられる無端状の中間転写ベルトと、それら張架ローラのうちの1つとして機能しているニップ裏側張架ローラに対するベルト掛け回し箇所にベルトおもて面側から当接して記録部材への転写ニップを形成する転写ニップ形成ローラとを備え、潜像担持体の表面で現像された可視像を該表面から該中間転写ベルトのおもて面に転写した後、該転写ニップ内に挟み込んだ記録部材に転写するものである画像形成装置において、上記複数の張架ローラの少なくとも何れか1つ、あるいは上記中間転写ベルト、に当接する当接部材と、該張架ローラあるいは該中間転写ベルトに対する該当接部材の押圧力を調整する押圧力調整手段と、画像形成装置内で搬送中の上記記録部材の搬送方向と直行する方向からの傾きを検知する傾き検知手段と、上記記録部材が上記転写ニップに進入する際に、該押圧力を進入直前のときよりも弱めるように該押圧力調整手段を制御するか、あるいは、上記記録部材の後端が上記転写ニップから排出される際に、該押圧力を排出直前のときよりも強めるように該押圧力調整手段を制御し、且つ、上記記録部材が上記転写ニップに進入する際、あるいは該記録部材の後端が該転写ニップから排出される際、における上記押圧力の変更度合いを、該傾きに応じて異ならせる処理を実施するする押圧力制御手段とを設けたことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項7の画像形成装置において、上記記録部材の幅方向に並びながらそれぞれ自らとの対向位置を通過する該記録部材を検知する複数の記録部材検知手段を設け、且つ、上記傾き検知手段として、それら記録部材検知手段による検知結果に基づいて該記録部材の上記傾きを検知するものを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項3又は8の画像形成装置において、上記複数の記録部材検知手段として、それぞれ、上記記録部材を光学的に検知する光学センサを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項3又は8の画像形成装置において、上記複数の記録部材検知手段として、それぞれ、上記記録部材との接離に伴って電気接点を接断するスイッチ部材を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項1乃至10の何れかの画像形成装置において、上記押圧力調整手段として、モータの駆動に伴って上記押圧力を調整するものを用いたことを特徴とする。
また、請求項12の発明は、請求項1乃至11の何れかの画像形成装置において、複数の上記現像手段を1つの上記潜像担持体に対向させて配設し、互いに異なる現像手段によって現像された可視像を上記中間転写ベルトに順次重ね合わせて転写せしめるようにしたことを特徴とするものである。
また、請求項13の発明は、請求項1乃至11の何れかの画像形成装置において、上記潜像担持体と上記現像手段との組合せを上記中間転写ベルトのおもて面に対向させて複数配設し、それぞれの潜像担持体上で現像した可視像を該中間転写ベルトに重ね合わせて転写せしめるようにしたことを特徴とするものである。
まず、第1参考形態に係る複写機の基本的な構成について説明する。図1は、第1参考形態に係る複写機を示す概略構成図である。同図の複写機は、画像を形成するプリンタ部100と、これの上方に固定されたスキャナ200と、これの上方に固定された原稿自動搬送装置(ADF)300とを有している。スキャナ200は、周知の技術によって原稿の画像を光学的に読み取るものである。また、原稿自動搬送装置300は、周知の技術によって原稿をスキャナ200の読み取り部まで自動搬送するものである。
本複写機は、中間転写ベルト41を張架する上述の複数の張架ローラの少なくとも何れか1つ、あるいは中間転写ベルト41、に当接する当接部材を有している。また、張架ローラあるいは中間転写ベルト41に対する当接部材の押圧力を調整する押圧力調整手段を有している。更には、この押圧力調整手段を制御することで押圧力を変化せしめる押圧力制御手段たる図示しない制御部も有している。
[第1参考例]
本複写機では、当接部材として、中間転写ベルト41に当接しながら回転する2次転写ローラ51を利用し、これのベルトに対する押圧力を調整するようになっている。図5は、本第1実施例に係る複写機の転写装置40における2次転写ローラユニット50をその周囲構成とともに示す拡大構成図である。同図において、転写装置40の2次転写ローラユニット50は、2次転写ローラ51、保持体52、付勢コイルバネ53、カム軸54、カム55、保持体回動軸56、光学センサ57、図示しないカムモータなどを有している。そして、上述した2次転写ローラ51は、保持体52に回転自在に保持されている。
図8は、本複写機における2次転写ローラユニット50とその周囲構成とを示す拡大構成図である。本複写機では、カム軸54を駆動する方法が異なる点の他が、第1実施例に係る複写機と同様の構成になっている。具体的には、第1参考例に係る複写機では、カムモータの回転軸をカム軸54に直結して、カムモータを保持体52とともに移動(回動)させる構成になっていた。これに対し、本複写機では、カムモータ58がプリンタ部100側に固定されており、保持体52から切り離されている。カムモータ58の回転軸には、はすばギヤが固定されている。また、カム軸54の一端部には、はすばギヤが形成されている。そして、これらはすばギヤが噛み合うことで、カムモータ58の回転駆動力がカム55に伝達される仕組みになっている。カムモータ58の正転や逆転の制御は、上述したように、制御部110によって行われる。
図9は、本複写機における2次転写ローラユニット50とその周囲構成とを示す拡大構成図である。本複写機では、付勢コイルバネ53をカムによって押し返す代わりに、付勢コイルバネ53による付勢力を調整することで、中間転写ベルトに対する2次転写ローラ51の押圧力を調整するようにした点が、第1参考例に係る複写機と異なっている。具体的には、本複写機の2次転写ローラユニット50は、カム軸や偏心カムを有していない。その代わりに、第1ウォームネジ59、第2ウォームネジ60、圧調整板61などを有している。第2ウォームネジ60は、付勢コイルバネ53のコイル内部に通された状態でコイル軸線方向に延在する姿勢をとっている。そして、圧調整板61には図示しない貫通穴に雌ネジが切られており、その貫通穴に通された第2ウォームネジ60に螺号している。第1ウォームネジ59は、第2ウォームネジ60の軸線方向と直交する方向に延在する姿勢で、第2ウォームネジ60に噛み合っている。更に、この第1ウォームネジ59の端部には、カムモータ58の回転軸に設けられたはすばギヤに噛み合っている。
本複写機では、2次転写ローラ51とは別の当接部材を設け、これの中間転写ベルト41に対する押圧力を調整するようになっている。
図10は、本複写機の転写装置40を示す概略構成図である。同図において、中間転写ベルト41を張架する張架ローラであるテンションローラ47の上方には、ブレーキ機構62が配設されている。そして、このブレーキ機構62は、表面移動不能な当接部材たる摺擦部材63、付勢コイルバネ64、圧調整板65、第1ウォームネジ66、第2ウォームネジ67、ネジモータ68などを有している。
本発明者らは先に説明した第1参考例に係る複写機の構成を備える実験機にて、記録紙Pとして比較的厚いものを用いた場合と、通常の厚みのものを用いた場合とにおける進入タイミングでの色ズレ量の差を比較する実験を行った。2次転写ローラ51の押圧力については、調整しないままとした。この結果を図11にグラフとして示す。同図において、実線で描かれているグラフは、記録紙Pとして90K紙(通常の厚み)を用いた場合における結果を示している。また、点線で描かれているグラフは、記録紙Pとして210K紙(厚紙)を用いた場合における結果を示している。図示のように、記録紙Pの厚みが大きいほど、上述の進入タイミングでのベルト速度変動に起因する色ズレ量が大きくなることがわかる。厚みが大きくなるほど、進入タイミングにおけるトルクアップ量が大きくなるからである。
本複写機も、第5参考例と同様に、記録紙Pの厚みを検知する厚み検知手段を設け、且つ、上記進入タイミングにおける押圧力変化量を、厚み情報に応じて異ならせる制御を実施させるように、押圧力制御手段たる制御部110を構成している。但し、厚み検知手段の構成が第5参考例と異なっている。具体的には、本複写機では、先に図13に示したアンペアメータ111に対してベルト駆動モータ120の駆動電流を検知させるようにし、この検知結果に基づいて記録紙Pの厚みを検知させるように、押圧力制御手段たる制御部110を構成している。かかる構成では、ベルト駆動モータの駆動電流の変化に基づいて、厚みに応じた押圧力の調整による更なる高画質化を図ることができる。但し、1枚目の記録紙Pについては、2次転写ニップ進入前にその厚みを検知することができない。このため、1枚目の記録紙Pの厚みを2次転写ニップ進入時の駆動電流値に基づいて求めた後、2枚目以降の記録紙Pの進入タイミングにおける押圧力をその厚みに応じて調整することになる。よって、3枚目以降における画質の劣化を更に抑えるようになる。なお、ベルト駆動モータとしては、サーボモータを用いている。
本複写機も、第5参考例と同様に、記録紙Pの厚みを検知する厚み検知手段を設け、且つ、上記進入タイミングにおける押圧力変化量を、厚み情報に応じて異ならせる制御を実施させるように、押圧力制御手段たる制御部110を構成している。但し、本複写機も、厚み検知手段の構成が第5参考例と異なっている。具体的には、本複写機では、厚み検知手段として、記録紙Pに対する光透過率に基づいて記録紙Pの厚みを検知する透過型フォトセンサを用いている。2次転写ニップよりも上流側において、この透過型フォトセンサの発光素子から搬送中の記録紙Pに向けて光を照射させる。そして、記録紙Pの厚み方向に透過した透過後を受光素子で受光させる。この受光量(光透過率)は、記録紙Pの厚みが大きくなるほど少なくなる。よって、受光量に応じた電圧を受光素子から出力する透過型フォトセンサは、厚み検知手段として機能している。かかる構成では、駆動電流に基づいて厚みを検知する場合に比べて、記録紙Pの厚みをより細かい単位で検知することができる。但し、透明紙やOHPシートが用いられた場合には、厚みを適切に検知することができなくなる。これに対し、駆動電流に基づいて厚みを検知する場合には、透過型フォトセンサに比べて検知できる厚みの単位が大きくなるが、透明紙やOHPシートでも厚みを適切に検知することができる。
本複写機も、第5参考例と同様に、記録紙Pの厚みを検知する厚み検知手段を設け、且つ、上記進入タイミングにおける押圧力変化量を、厚み情報に応じて異ならせる制御を実施させるように、押圧力制御手段たる制御部110を構成している。但し、本複写機も、厚み検知手段の構成が第5参考例と異なっている。具体的には、本複写機では、搬送部材対における少なくとも何れか一方の部材の変位量を検知する変位量検知手段たるレーザー変位計を設けている。搬送部材対による搬送ニップに記録紙Pが挟み込まれると、搬送部材の位置が微妙に変位する。記録紙Pの厚みが大きくなるほど、搬送部材の変位量が大きくなるので、周知の技術によって被検対象の変位を検知するレーザー変位計による検知結果に基づいて、記録紙Pの厚みを求めることができる。そこで、本複写機では、レーザー変位計による検知結果に基づいて記録紙Pの厚みを求めさせるように、厚み検知手段たる制御部110を構成している。
本複写機も、第5参考例と同様に、記録紙Pの厚みを検知する厚み検知手段を設け、且つ、上記進入タイミング押圧力変化量を、厚み情報に応じて異ならせる制御を実施させるように、押圧力制御手段たる制御部110を構成している。但し、本複写機も、厚み検知手段の構成が第5参考例と異なっている。具体的には、本複写機では、搬送部材対における少なくとも何れか一方の部材の表面移動速度を検知する表面速度検知手段を設けている。搬送部材対による搬送ニップに記録紙Pが挟み込まれると、搬送部材の表面移動速度が微妙に変位する。記録紙Pの厚みが大きくなるほど、搬送部材の表面移動速度が遅くなるので、表面速度検知手段による検知結果に基づいて、記録紙Pの厚みを求めることができる。そこで、本複写機では、搬送部材の表面移動速度を検知する表面速度検知手段による検知結果に基づいて記録紙Pの厚みを求めさせるように、厚み検知手段たる制御部110を構成している。
本複写機も、第5参考例と同様に、記録紙Pの厚み情報を取得する厚み情報取得手段を設け、且つ、上記進入タイミングおける押圧力変化量を、厚み情報に応じて異ならせる制御を実施させるように、押圧力制御手段たる制御部110を構成している。但し、本複写機では、厚み情報取得手段として、厚みを検知する厚み検知手段の代わりに、操作者による厚み情報の入力操作が行われる入力手段たる操作表示部を用いている。図示しないこの操作表示部のテンキーなどといった各種キーに対する入力操作により、記録紙Pの厚み情報を取得する。かかる構成では、厚みを検知するための特別な光学センサ、アンペアメータ、エンコーダーなどを設けることなく、記録紙Pの厚み情報を取得することができる。
[第1実施形態]
本発明者らは先に説明した第1参考例に係る複写機の構成を備える実験機にて、記録紙Pとして通紙幅(搬送方向と直交する方向の長さ)の比較的大きいものを用いた場合と、比較的小さいものを用いた場合とにおける進入タイミングでの色ズレ量の差を比較する実験を行った。2次転写ローラ51の押圧力については、調整しないままとした。この結果を図16にグラフとして示す。同図において、実線で描かれているグラフは、記録紙Pを210[mm]の通紙幅で搬送した場合における結果を示している。また、点線で描かれているグラフは、記録紙Pを420[mm]の通紙幅で搬送した場合における結果を示している。図示のように、記録紙Pの通紙幅が大きくなるほど、上述の進入タイミングでのベルト速度変動に起因する色ズレ量が大きくなることがわかる。通紙幅が大きくなるほど、進入タイミングにおけるトルクアップ量が大きくなるからである。
本複写機も、第1実施形態と同様に、記録紙Pの幅を検知する幅検知手段を設け、且つ、上記進入タイミングにおける押圧力変化量を、厚み情報に応じて異ならせる制御を実施させるように、押圧力制御手段たる制御部110を構成している。但し、幅検知手段の構成が第1実施形態と異なっている。具体的には、本複写機では、記録紙Pの幅方向に並びながらそれぞれ自らとの対向位置を通過する記録紙Pを検知する複数の記録部材検知手段として、それぞれ図17に示すようなスイッチ部材76を用いている。このスイッチ部材76は、後端側に設けられた揺動軸76aを中心にして揺動可能になっているが、通常は、図示しないバネの付勢力によって図17(a)に示すような姿勢をとっている。そして、搬送路内に搬送されてきた記録紙Pに先端側が接触すると、図17(b)に示すように、記録紙Pによって図中矢印方向に所定の角度だけ回転せしめられる。そして、このような揺動に伴って、図示しない電気接点を接断することで、記録紙Pを検知する。
本複写機も、第1実施形態と同様に、記録紙Pの幅情報を取得する幅情報取得手段を設け、且つ、上記進入タイミングにおける押圧力変化量を、幅情報に応じて異ならせる制御を実施させるように、押圧力制御手段たる制御部110を構成している。但し、本複写機では、幅情報取得手段として、幅を検知する幅検知手段の代わりに、操作者による幅情報の入力操作が行われる入力手段たる操作表示部を用いている。図示しないこの操作表示部のテンキーなどといった各種キーに対する入力操作により、記録紙Pの幅情報を取得する。かかる構成では、幅を検知するための特別な光学センサやスイッチ部材を設けることなく、記録紙Pの幅情報を取得することができる。
本発明者らは先に説明した第1参考例に係る複写機の構成を備える実験機にて、記録紙Pとして互いに異なるすき目のものを用いた場合における進入タイミングでの色ズレ量の差を比較する実験を行った。2次転写ローラ51の押圧力については、調整しないままとした。この結果を図18にグラフとして示す。同図に示すように、すき目の状態(目の通し方向(縦通し、横通し)や粗さ)に応じて色ズレ量が異なってくることがわかる(点線、一点鎖線、実線でそれぞれすき目の状態が異なる)。なお、排出タイミングにおいても、同様に、すき目の状態によって色ズレ量が異なった。
本発明者らは先に説明した第1参考例に係る複写機の構成を備える実験機にて、2次転写ニップに進入する際における記録紙Pの傾きθと、色ズレ量との関係を調べる実験を行った。傾θきとは、複写機内の搬送路で搬送される記録紙Pの搬送方向と直行する方向からの傾きのことであるが、この実験では、特に、2次転写ニップに進入する直前における記録紙Pの傾きを示している。2次転写ローラ51の押圧力については、調整しないままとした。この結果を図19にグラフとして示す。同図において、傾きθは、「実線のグラフ>一点鎖線のブラフ>点線のグラフ」となっている。図示のように、傾きθが小さくなるほど、上述の進入タイミングでのベルト速度変動に起因する色ズレ量が大きくなることがわかる。傾きθが小さくなるほど、2次転写ニップに進入する瞬間の紙面積が大きくなることで、トルクアップ量が大きくなるからである。
先に示した図1において、転写装置40は次のような構成を備えている。即ち、中間転写ベルト41の裏面に当接しながら中間転写ベルト41を介して各感光体に対向する潜像対向部材たる1次転写ローラ45Y,C,M,Kに転写電圧たる1次転写バイアスを印加しながら各感光体上のトナー像をベルトに転写するという構成である。かかる構成では、静電転写方式によって各感光体上のトナー像をベルト上に転写することができる。但し、1次転写ローラ45Y,C,M,Kに1次転写バイアスを印加すると、ローラと感光体との間に生ずる静電気力により、中間転写ベルト41に負荷がかかる。そして、これにより、ベルト駆動モータのトルクアップが生じて、ベルト移動速度が僅かながら低下してしまう。この逆に、1次転写バイアスの印加を停止した後には、ベルト移動速度が僅かながら上昇してしまう。
本複写機においては、第1参考例に係る複写機に、次のような構成を付加している。即ち、ベルト駆動モータの駆動電流を検知する駆動電流検知手段たるアンペアメータを設けている。そして、プリントジョブ中における上記進入タイミングや、記録紙Pの後端が2次転写ニップから排出されるタイミングである排出タイミングを除いた期間において、アンペアメータによる検知結果に応じて押圧力を変化させる制御を実施させるように、押圧力制御手段たる制御部110を構成している。より詳しくは、アンペアメータの検知結果、即ち、ベルト駆動モータのトルクアップやトルクダウンを制御部110にフィードバックし、トルクアップの場合には、上記押圧力をトルク増加量に応じた分だけ弱める。また、トルクダウンの場合には、上記押圧力をトルク低下量に応じた分だけ強める。かかる構成では、記録紙Pが2次転写ニップに挟み込まれることに起因するベルト速度変動に加えて、それとは異なる原因によるベルト速度変動も抑えて、色ズレを更に抑えることができる。なお、ベルト駆動モータとしては、サーボモータを用いている。
本複写機においては、第1参考例に係る複写機に、次のような構成を付加している。即ち、複数の張架ローラの何れか1つにおける回転速度又は角速度変動を検知するローラ速度検知手段たるエンコーダーを設けている。そして、エンコーダーによる検知結果に応じて上記押圧力を変化させる制御を実施させるように、押圧力制御手段たる制御部110を構成している。より詳しくは、エンコーダーによる検知結果、即ち、ベルト移動速度が通常よりも遅くなった場合には、上記押圧力を速度低下量に応じた分だけ弱める。また、ベルト移動速度が通常よりも速くなった場合には、上記押圧力を速度増加量に応じた分だけ強める。かかる構成においても、記録紙Pが2次転写ニップに挟み込まれることに起因するベルト速度変動に加えて、それとは異なる原因によるベルト速度変動も抑えて、色ズレを更に抑えることができる。但し、中間転写ベルト41は張架ローラ周面上でスリップすることがあるので、エンコーダーによる検知結果と、ベルト移動速度とは完全な相関関係にはない。
本複写機においては、第1参考例に係る複写機に、次のような構成を付加している。即ち、中間転写ベルト41の表面速度を検知する表面速度検知手段を設けている。そして、この表面速度検知手段による検知結果に応じて上記押圧力を変化させる制御を実施させるように、押圧力制御手段たる制御部110を構成している。より詳しくは、ベルト移動速度が通常よりも遅くなった場合には、上記押圧力を速度低下量に応じた分だけ弱める。また、ベルト移動速度が通常よりも速くなった場合には、上記押圧力を速度増加量に応じた分だけ強める。かかる構成においても、記録紙Pが2次転写ニップに挟み込まれることに起因するベルト速度変動に加えて、それとは異なる原因によるベルト速度変動も抑えて、色ズレを更に抑えることができる。しかも、中間転写ベルト41が張架ローラ周面上でスリップしても、ベルトの移動速度を正確に検知することができる。
本複写機は、中間転写ベルト41を張架する上述の複数の張架ローラの少なくとも何れか1つ、あるいは中間転写ベルト41、に当接する当接部材を有している。また、張架ローラあるいは中間転写ベルト41に対する当接部材の押圧力を調整する押圧力調整手段を有している。更には、この押圧力調整手段を制御することで押圧力を変化せしめる押圧力制御手段たる制御部(110)も有している。この制御部(110)は、押圧力調整手段に対しては、次のような制御を行う。即ち、記録紙Pの後端が2次転写ニップから排出される際に、押圧力を排出直前の値よりも強める制御である。
[第15参考例]
本発明者らは第2参考形態に係る複写機の構成を備える実験機にて、記録紙Pとして比較的厚いものを用いた場合と、通常の厚みのものを用いた場合とにおける排出タイミングでの色ズレ量の差を比較する実験を行った。2次転写ローラ51の押圧力については、調整しないままとした。この結果を図23にグラフとして示す。同図において、実線で描かれているグラフは、記録紙Pとして90K紙(通常の厚み)を用いた場合における結果を示している。また、点線で描かれているグラフは、記録紙Pとして210K紙(厚紙)を用いた場合における結果を示している。図示のように、記録紙Pの厚みが大きいほど、排出タイミングでのベルト速度変動に起因する色ズレ量が大きくなることがわかる。厚みが大きくなるほど、排出タイミングにおけるトルクダウン量が大きくなるからである。
本発明者らは第2参考形態に係る複写機の構成を備える実験機にて、記録紙Pとして通紙幅の比較的大きいものを用いた場合と、比較的小さいものを用いた場合とにおける排出タイミングでの色ズレ量の差を比較する実験を行った。2次転写ローラ51の押圧力については、調整しないままとした。この結果を図24にグラフとして示す。同図において、実線で描かれているグラフは、記録紙Pを210[mm]の通紙幅で搬送した場合における結果を示している。また、点線で描かれているグラフは、記録紙Pを420[mm]の通紙幅で搬送した場合における結果を示している。図示のように、記録紙Pの通紙幅が大きくなるほど、上述の排出タイミングでのベルト速度変動に起因する色ズレ量が大きくなることがわかる。通紙幅が大きくなるほど、排出タイミングにおけるトルクダウン量が大きくなるからである。
本発明者らは第2参考形態に係る複写機の構成を備える実験機にて、記録紙Pとして互いに異なるすき目のものを用いた場合における排出タイミングでの色ズレ量の差を比較する実験を行った。2次転写ローラ51の押圧力については、調整しないままとした。この結果を図25にグラフとして示す。同図に示すように、すき目の状態に応じて色ズレ量が異なってくることがわかる(点線、一点鎖線、実線でそれぞれすき目の状態が異なる)。
本発明者らは第2参考形態に係る複写機の構成を備える実験機にて、2次転写ニップから排出される際における記録紙Pの傾きθと、色ズレ量との関係を調べる実験を行った。2次転写ローラ51の押圧力については、調整しないままとした。この結果を図26にグラフとして示す。同図において、傾きθは、「実線のグラフ>一点鎖線のブラフ>点線のグラフ」となっている。図示のように、傾きθが小さくなるほど、排出タイミングでのベルト速度変動に起因する色ズレ量が大きくなることがわかる。傾きθが小さくなるほど、2次転写ニップから排出される記録紙後端の面積が大きくなることで、トルクダウン量が大きくなるからである。
本複写機においても、第1参考形態や第2参考形態に係る複写機と同様の押圧力調整手段を有している。また、この押圧力調整手段を制御することで押圧力を変化せしめる押圧力制御手段たる制御部(110)も有している。そして、制御部(110)は、押圧力調整手段に対して、次のような制御を行う。即ち、進入タイミングで上記押圧力を進入直前の値よりも弱める。これにより、進入タイミングでの色ズレの発生を抑える。次いで、所定量進入タイミングが到来すると、押圧力を少し強める。これにより、記録紙Pの画像転写領域を2次転写ニップに進入させる前に、2次転写時に必要なだけのニップ圧を確保して、ニップ圧の不足による2次転写不良を抑える。そして、排出タイミングが到来すると、上記押圧力を排出直前の当たりよりも強める。これにより、排出タイミングでの色ズレの発生を抑える。更に、排出タイミングから所定時間経過後に、上記押圧力を初期値に戻す。これにより、排出タイミング後に押圧力を初期値に戻さないことに起因する経時的な色ズレの発生を回避する。これら一連の押圧力の調整を、通紙毎に行う。
7Y:現像装置(現像手段)
40:転写装置
41:中間転写ベルト
45Y,C,M,K:1次転写ローラ(張架ローラ)
46:ニップ裏側張架ローラ(張架ローラ、ベルト駆動ローラ)
47:テンションローラ(張架ローラ)
48:補助ローラ(張架ローラ)
49:ニップ上流ローラ(張架ローラ)
50:2次転写ローラユニット
51:2次転写ローラ(転写ニップ形成ローラ)
52:保持体(押圧力調整手段の一部)
53:付勢コイルバネ(押圧力調整手段の一部)
54:カム軸(押圧力調整手段の一部)
56:保持体回動軸(押圧力調整手段の一部)
110:制御部(押圧力制御手段)
Claims (13)
- 潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体に担持されている潜像を現像して可視像を得る現像手段と、該潜像担持体上の可視像を記録部材に転写する転写装置とを備え、該転写装置が、複数の張架ローラによって張架されながら無端移動せしめられる無端状の中間転写ベルトと、それら張架ローラのうちの1つとして機能しているニップ裏側張架ローラに対するベルト掛け回し箇所にベルトおもて面側から当接して記録部材への転写ニップを形成する転写ニップ形成ローラとを備え、潜像担持体の表面で現像された可視像を該表面から該中間転写ベルトのおもて面に転写した後、該転写ニップ内に挟み込んだ記録部材に転写するものである画像形成装置において、
上記複数の張架ローラの少なくとも何れか1つ、あるいは上記中間転写ベルト、に当接する当接部材と、該張架ローラあるいは該中間転写ベルトに対する該当接部材の押圧力を調整する押圧力調整手段と、
上記記録部材における搬送方向と直交する方向の長さの情報である幅情報を取得する幅情報取得手段と、
上記記録部材が上記転写ニップに進入する際に、該押圧力を進入直前のときよりも弱めるように該押圧力調整手段を制御するか、あるいは、上記記録部材の後端が上記転写ニップから排出される際に、該押圧力を排出直前のときよりも強めるように該押圧力調整手段を制御し、且つ、上記記録部材が上記転写ニップに進入する際、あるいは該記録部材の後端が該転写ニップから排出される際、における上記押圧力の変更度合いを、該幅情報に応じて異ならせる処理を実施するする押圧力制御手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置であって、
上記幅情報取得手段が上記記録部材の幅を検知する幅検知手段であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2の画像形成装置において、
上記記録部材の幅方向に並びながらそれぞれ自らとの対向位置を通過する該記録部材を検知する複数の記録部材検知手段を設け、且つ、上記幅検知手段として、それら記録部材検知手段による検知結果に基づいて該記録部材の幅を検知するものを用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
上記幅情報取得手段として、操作者による幅情報入力操作が行われる入力手段を用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体に担持されている潜像を現像して可視像を得る現像手段と、該潜像担持体上の可視像を記録部材に転写する転写装置とを備え、該転写装置が、複数の張架ローラによって張架されながら無端移動せしめられる無端状の中間転写ベルトと、それら張架ローラのうちの1つとして機能しているニップ裏側張架ローラに対するベルト掛け回し箇所にベルトおもて面側から当接して記録部材への転写ニップを形成する転写ニップ形成ローラとを備え、潜像担持体の表面で現像された可視像を該表面から該中間転写ベルトのおもて面に転写した後、該転写ニップ内に挟み込んだ記録部材に転写するものである画像形成装置において、
上記複数の張架ローラの少なくとも何れか1つ、あるいは上記中間転写ベルト、に当接する当接部材と、該張架ローラあるいは該中間転写ベルトに対する該当接部材の押圧力を調整する押圧力調整手段と、
上記記録部材のすき目の情報であるすき目情報を取得するすき目情報取得手段と、
上記記録部材が上記転写ニップに進入する際に、該押圧力を進入直前のときよりも弱めるように該押圧力調整手段を制御するか、あるいは、上記記録部材の後端が上記転写ニップから排出される際に、該押圧力を排出直前のときよりも強めるように該押圧力調整手段を制御し、且つ、上記記録部材が上記転写ニップに進入する際、あるいは該記録部材の後端が該転写ニップから排出される際、における上記押圧力の変更度合いを、該すき目情報に応じて異ならせる処理を実施するする押圧力制御手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項5の画像形成装置において、
上記すき目情報取得手段として、操作者によるすき目情報入力操作が行われる入力手段を用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体に担持されている潜像を現像して可視像を得る現像手段と、該潜像担持体上の可視像を記録部材に転写する転写装置とを備え、該転写装置が、複数の張架ローラによって張架されながら無端移動せしめられる無端状の中間転写ベルトと、それら張架ローラのうちの1つとして機能しているニップ裏側張架ローラに対するベルト掛け回し箇所にベルトおもて面側から当接して記録部材への転写ニップを形成する転写ニップ形成ローラとを備え、潜像担持体の表面で現像された可視像を該表面から該中間転写ベルトのおもて面に転写した後、該転写ニップ内に挟み込んだ記録部材に転写するものである画像形成装置において、
上記複数の張架ローラの少なくとも何れか1つ、あるいは上記中間転写ベルト、に当接する当接部材と、該張架ローラあるいは該中間転写ベルトに対する該当接部材の押圧力を調整する押圧力調整手段と、
画像形成装置内で搬送中の上記記録部材の搬送方向と直行する方向からの傾きを検知する傾き検知手段と、
上記記録部材が上記転写ニップに進入する際に、該押圧力を進入直前のときよりも弱めるように該押圧力調整手段を制御するか、あるいは、上記記録部材の後端が上記転写ニップから排出される際に、該押圧力を排出直前のときよりも強めるように該押圧力調整手段を制御し、且つ、上記記録部材が上記転写ニップに進入する際、あるいは該記録部材の後端が該転写ニップから排出される際、における上記押圧力の変更度合いを、該傾きに応じて異ならせる処理を実施するする押圧力制御手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7の画像形成装置において、
上記記録部材の幅方向に並びながらそれぞれ自らとの対向位置を通過する該記録部材を検知する複数の記録部材検知手段を設け、且つ、上記傾き検知手段として、それら記録部材検知手段による検知結果に基づいて該記録部材の上記傾きを検知するものを用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3又は8の画像形成装置において、
上記複数の記録部材検知手段として、それぞれ、上記記録部材を光学的に検知する光学センサを用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3又は8の画像形成装置において、
上記複数の記録部材検知手段として、それぞれ、上記記録部材との接離に伴って電気接点を接断するスイッチ部材を用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至10の何れかの画像形成装置において、
上記押圧力調整手段として、モータの駆動に伴って上記押圧力を調整するものを用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至11の何れかの画像形成装置において、
複数の上記現像手段を1つの上記潜像担持体に対向させて配設し、互いに異なる現像手段によって現像された可視像を上記中間転写ベルトに順次重ね合わせて転写せしめるようにしたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至11の何れかの画像形成装置において、
上記潜像担持体と上記現像手段との組合せを上記中間転写ベルトのおもて面に対向させて複数配設し、それぞれの潜像担持体上で現像した可視像を該中間転写ベルトに重ね合わせて転写せしめるようにしたことを特徴とする画像形成装置。
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