JP4758372B2 - ネットワーク負荷検出システム、方法、装置及びプログラム - Google Patents

ネットワーク負荷検出システム、方法、装置及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、VoIP網等のパケット網内に設定される通信経路の負荷状況を検出するネットワーク負荷検出システム、方法、装置及びプログラムに関し、特に、通信経路に一時的な特別な負荷状態を発生させて負荷状況をリアルタイムに検出するネットワーク負荷検出システム、方法、装置及びプログラムに関する。
近年、VoIP(Voice over Internet Protcol)網等のパケット網を用いたIP電話等の通信システムが普及してきている。VoIP網等のパケット網における通信品質を維持するため、通信負荷が増大する場合の通信状況を事前に把握することは重要である。
例えば様々な通信負荷における通信状況を基礎データとして予め把握しておき、ユーザ間で行われるVoIP通信等の通信状況を基礎データと照合することにより、通信品質の劣化の兆候を発見し、品質劣化を予測することが可能となる。
基礎データとすべき通信状況を把握する方法として、特許文献1には、通信機器の負荷を様々に変化させながら、パケット通信ネットワークを介して通信機器の反応を計測する方法が開示されている。
特開2005−184471号公報
しかしながら、通信機器の状況を計測する特許文献1の方法を応用して、パケット網内に設定される通信経路(リンク)の通信状況の計測に適用する場合、具体的には、特許文献1に記載の通信機器に対する負荷を通信経路に対する負荷とし、通信経路に対する負荷を様々に変化させて通信経路の通信状況を計測する場合、様々な不都合が生じる。
特許文献1に記載されている方法は、通信機器に対して処理負荷をかけるものであるため、他の通信機器並びに通信経路及び通信網に影響を与えることがなく優れた方法であるが、通信経路に通信負荷をかける方法として応用する場合、運用中の通信サービスに対する通信障害等、他の通信に対する悪影響を及ぼす可能性が高いという問題がある。
本発明は、運用中の通信サービスに対する通信障害等、他の通信に対する悪影響を及ぼすことなく、運用中の通信経路にバースト負荷を掛けてネットワーク負荷を検出するネットワーク負荷検出システム、方法、装置及びプログラムを提供することを目的とする。
(システム)
本発明は、ネットワーク負荷検出システムを提供する。本発明のネットワーク負荷検出システムは、
測定対象とする通信経路に対し所定の第1周期T1で検査パケットを送信する検査パケット送信部と、
通信経路に第1周期T1とは異なる所定の第2周期T2で複数の負荷パケットを連接したバースト負荷を送信するバースト負荷送信部と、
第1周期T1と第2周期T2に基づいて決まるゆらぎ周期Toに亘り、バースト負荷を送信してから検査パケットを送信するまでの経過時間を順次変化して送信された複数の検査パケットを通信経路から受信し、各検査パケットの経過時間に対応した遅延時間を測定する遅延時間測定部と、
測定された遅延時間に基づいて通信経路の遅延時間に対するパケット発生頻度を示した遅延分布を生成する遅延分布生成部と、
生成された前記遅延分布の特定区間における発生頻度に基づいてネットワーク負荷を計算する負荷計算部と、
を備えたことを特徴とする。
ここで、検査パケット送信部とバースト負荷送信部は、両者の送信開始タイミングを同期させて検査パケットとバースト負荷の送信を開始する。
遅延時間測定部は、ゆらぎ周期Toを、第1周期T1と第2周期T2の積(T1×T2)を第1周期と第2周期の最大公約数(T1とT2の最大公約数)で割った値の絶対値に設定する。
Figure 0004758372
遅延時間測定部は、ゆらぎ周期Toに亘って通信経路から受信された複数の検査パケットの遅延時間を、ゆらぎ周期Toの任意の整数倍Nの時間(To×N)に亘り測定して平均値を算出する。
遅延分布生成部は、バースト負荷を送信してから検査パケットを送信するまでの各経過時間に対応した検査パケットの遅延時間から、複数に分割した所定幅の遅延時間帯に含まれる経過時間の第2周期に対する割合を、遅延分布の発生頻度として求める。
負荷計算部は、前記遅延分布生成部で求めた遅延分布の量をDとした場合、ネットワーク負荷Lを
Figure 0004758372
但し、a、b、c、dは定数
から算出する。
ここで、定数a、b、c、dは、
Figure 0004758372
但し、ft:フレーム時間(バースト負荷の送信周期)[ms]
Ta:送信周期内で、バースト負荷パケットが到着する間隔[ms]
Ts:パケットが処理される間隔[ms]
である。
(方法)
本発明はネットワーク負荷検出方法を提供する。本発明のネットワーク負荷検出方法は、
測定対象とする通信経路に対し所定の第1周期T1で検査パケットを送信する検査パケット送信ステップと、
通信経路に第1周期T1とは異なる所定の第2周期T2で複数の負荷パケットを連接したバースト負荷を送信するバースト負荷送信ステップと、
第1周期T1と第2周期T2に基づいて決まるゆらぎ周期Toに亘り、バースト負荷を送信してから検査パケットを送信するまでの経過時間を順次変化して送信された複数の検査パケットを通信経路から受信し、各検査パケットの経過時間に対応した遅延時間を測定する遅延時間測定ステップと、
測定された遅延時間に基づいて通信経路の遅延時間に対するパケット発生頻度を示した遅延分布を生成する遅延分布生成ステップと、
生成された遅延分布の特定区間における発生頻度に基づいてネットワーク負荷を計算する負荷計算ステップと、
を備えたことを特徴とする。
(装置)
本発明はネットワーク負荷検出装置を提供する。本発明は、所定の第1周期T1で検査パケットを送信する共に、第1周期T1とは異なる所定の第2周期T2で複数の負荷パケットを連接したバースト負荷を送信した通信経路の負荷を検出するネットワーク負荷検出装置に於いて、
第1周期T1と第2周期T2に基づいて決まるゆらぎ周期Toに亘り、バースト負荷を送信してから検査パケットを送信するまでの経過時間を順次変化して送信された複数の検査パケットを通信経路から受信し、各検査パケットの経過時間に対応した遅延時間を測定する遅延時間測定部と、
測定された遅延時間に基づいて通信経路の遅延時間に対するパケット発生頻度を示した遅延分布を生成する遅延分布生成部と、
生成された遅延分布の特定区間における発生頻度に基づいてネットワーク負荷を計算する負荷計算部と、
を備えたことを特徴とする。
(プログラム)
本発明はネットワーク負荷検出プログラムを提供する。本発明のネットワーク負荷検出プログラムは、所定の第1周期T1で検査パケットを送信する共に、第1周期T1とは異なる所定の第2周期T2で複数の負荷パケットを連接したバースト負荷を送信した通信経路の負荷を検出するネットワーク負荷検出装置のコンピュータに、
第1周期T1と第2周期T2に基づいて決まるゆらぎ周期Toに亘り、バースト負荷を送信してから検査パケットを送信するまでの経過時間を順次変化して送信された複数の検査パケットを通信経路から受信し、各検査パケットの経過時間に対応した遅延時間を測定する遅延時間測定部と、
測定された遅延時間に基づいて通信経路の遅延時間に対するパケット発生頻度を示した遅延分布を生成する遅延分布生成部と、
生成された遅延分布の特定区間における発生頻度に基づいてネットワーク負荷を計算する負荷計算部と、
を実行させる。
本発明によれば、ネットワーク通信状況の検出に用いる検査パケットを通信経路へ周期的に送信すると同時に、検査用負荷としてバースト負荷を通信経路へ周期的に送信することにより、バースト負荷を送信してから検査パケットを送信するまでの経過時間を順次を変化させて送信し、各経過時間の検査パケットの遅延時間から遅延分布を求め、両端を除いた遅延分布の量から運用中の通信経路のネットワーク負荷を所定の計算式から算出することができる。
即ち、バースト負荷を通信経路へ送信し、通信経路に設けたルータスイッチのバッファにパケットが溜まり、検査パケットの遅延が一時的に増加することを利用し、遅延分布求め、遅延分布とネットワーク負荷の関係を表す計算式に、遅延分布から得られた発生頻度を代入することで、ネットワーク負荷を算出することができる。
更に、計測したいネットワーク負荷がコンスタント負荷(一様負荷)である場合、即ちパケットの送出間隔が所定である場合、100%を超える過負荷になるまで検査パケットの遅延分布は全く変化せず、通信状況の検出ができなかったが、本発明では、検査用負荷としてバースト負荷を通信経路へ周期的に送信することにより、100%未満の負荷、とくに50%に満たない負荷であっても、検査パケットの遅延分布を変化させ、ネットワーク負荷を確実に検出することができる。
図1は本発明によるネットワーク負荷検出システムの実施形態を示したブロック図である。図1において、本実施形態のネットワーク負荷検出システムは、パケット送信装置10から経路設定装置12,14を備えた通信経路48を介して接続されているパケット受信装置16における通信経路48のネットワーク負荷を検出対象としている。
この通信経路48のネットワーク負荷を検出するため、送信側に検査パケット送信装置18、バースト負荷送信装置22を設け、それぞれLAN46−1,46−2,46−3により経路設定装置12に接続している。LAN46−1〜46−3としては例えば100Mbpsのイーサネット(R)などを使用する。
更に、送信側には送信制御装置26が設けられている。送信制御装置26は本実施形態のネットワーク負荷検出処理を開始する際に、検査パケット送信装置18に設けた検査パケット送信部28とバースト負荷送信装置22に設けたバースト負荷送信部30の検査パケットの送信開始とバースト負荷の送信開始のタイミングを同期させる送信同期を取っている。
一方、通信経路48に対する受信側には検査パケット受信装置20とバースト負荷受信装置24が設けられ、それぞれLAN46−4〜46−6により経路設定装置14に接続されている。LAN46−4〜46−6としては例えば100Mbpsのイーサネット(R)などを使用する。また、通信経路48としては例えば10Mbpsのイーサネット(R)などを使用する。
本実施形態のネットワーク負荷検出システムにあっては、通信経路48の負荷状態の検出に用いる検査パケットを、検査パケット送信装置18に設けた検査パケット送信部28から第1周期である所定の周期T1、例えばT1=19msで通信経路48に送信すると同時に、検査用負荷としてバースト負荷送信装置22に設けたバースト負荷送信部30から第2周期である周期T2、例えばT2=20msでバースト負荷を通信経路48に送信し、通信経路48における検査パケットの挙動を変化させる。
そして、受信側の検査パケット受信装置20に設けた遅延時間測定部34により、通信経路48を通過する検査パケットの遅延時間(受信遅れ時間)を測定し、遅延分布生成部36で通信経路の遅延時間に対するパケット発生頻度を示す遅延分布を求め、負荷計算部38で所定の計算式により、遅延分布における両端を除く一定値となる発生頻度Dに基づきネットワーク負荷Lを算出する。
即ち本発明にあっては、通信経路48にバースト負荷42を送信することにより、経路設定装置12,14におけるリンクスイッチのバッファにパケットが溜まり、これによって検査パケット44の遅延が一時的に増加することを利用し、計測対象負荷40の通信経路48におけるネットワーク負荷Lとの関係を、予め定めた計算式から算出する。
更に詳細に説明するならば、検査パケット送信部28は、測定対象とする通信経路48に対し、第1周期である周期T1=19msで検査パケットを送信する。同時にバースト負荷送信部30は、検査パケット44の送信周期T1とは異なる第2周期である周期T2=20msで、複数の負荷パケットを連設したバースト負荷42を通信経路48に送信する。
検査パケット受信装置20に設けた遅延時間測定部34は、検査パケットの送信周期T1とバースト負荷の送信周期T2に基づいて決まるゆらぎ周期T0に亘り、バースト負荷を送信してから検査パケットを送信するまでの経過時間を順次変化して送信した複数の検査パケットを通信経路48から受信し、各検査パケットの経過時間に対応した遅延時間を測定する。
ここでゆらぎ周期T0は、検査パケット送信周期T1とバースト負荷送信周期T2から次式で与えられる。
Figure 0004758372
検査パケット送信周期T1=19ms、バースト負荷送信周期T2=20msの場合には、ゆらぎ周期Toは380msとなる。
検査パケット受信装置20に設けた遅延分布生成部36は、遅延時間測定部34で測定された検査パケットの遅延時間に基づいて、通信経路の遅延時間に対するパケット発生頻度を示す遅延分布を生成する。負荷計算部38は、遅延分布とネットワーク負荷の関係式から、生成された遅延分布の両端を除く遅延分布の発生頻度Dに基づいてネットワーク負荷Lを計算する。
図2は本実施形態の送信装置及び受信装置に使用されるコンピュータのハードウェア環境のブロック図である。図2は経路設定装置12,14を備えた通信経路48に対し送信装置50と受信装置60を接続した場合を例に取っている。
送信装置50には、通信部52、制御部54、記憶部55、記録部56が設けられている。制御部54はコンピュータのCPUであり、CPUからのバスに対し、通信部52、記憶部55、記録部56を設けている。記憶部55はRAMであり、また記録部56はROMやハードディスクドライブで実現され、記録部56には通信プログラム58がOSと共に記録されている。
受信装置60も基本的に送信装置50と同じであり、通信部62、制御部64、記憶部65、記録部66を備えている。制御部64はCPUであり、CPUのバスに通信部62、記憶部65、記録部66を接続している。記憶部65はRAMであり、記録部66はROMやハードディスクドライブで実現され、OSに加え通信プログラム68を備えている。
このような図2における送信装置50は、図1の実施形態のパケット送信装置10、検査パケット送信装置18、バースト負荷送信装置22のハードウェア環境を実現する。また図2の受信装置60は、図1の実施形態のパケット受信装置16、検査パケット受信装置20及びバースト負荷受信装置24のそれぞれのハードウェア環境を提供する。
また図1の実施形態にあっては、送信側及び受信側について、それぞれ専用の検査パケット送信装置18、検査パケット受信装置20、バースト負荷送信装置22及びバースト負荷受信装置24を設けているが、図2のブロック図のように、送信装置50に設けた通信プログラム58の実行による機能として、送信制御装置26、検査パケット送信部28及びバースト負荷送信部30を同じ装置に設けてもよい。
同様に、図2の受信装置60に設けた通信プログラム68の実行により実現する機能として、図1の受信側に設けているバースト負荷受信部32、遅延時間測定部34、遅延分布生成部36及び負荷計算部38を、1つの受信装置60に設けるようにしてもよい。
図3は本実施形態におけるネットワーク負荷検出のための検査パケットとバースト負荷の送信タイミングを示したタイムチャートである。図3(A)は検査パケットのタイムチャートであり、時刻t1を起点に、周期T1=19msで前記(1)式から得られるゆらぎ周期To=380msに亘り、20個の検査パケット70−1〜20−20を通信経路に送信している。
図3(C)はバースト負荷のタイムチャートであり、時刻t1の検査パケットの送信タイミングに同期して、周期T2=20msで通信経路に対し、ゆらぎ周期To=380msに亘り、19個のバースト負荷72−1〜72−19を送信している。
バースト負荷は、先頭のバースト負荷72−1について拡大して示すように、例えば20個の負荷パケット74−1〜74−20を連続的に送信している。ここで負荷パケット74−1〜74−20は、それぞれ到着する間隔が0.02ms(100Mbpsで計算した場合)であり、1回のバースト負荷の送信時間0.4msとなる。
本実施形態にあっては、バースト負荷を送信した後に、バースト負荷の送信からの経過時間Tpを0ms〜19msの範囲で1msずらしながら検査パケット70−1〜70−20を送信することから、図3(A)の検査パケットと図3(C)のバースト負荷の関係を見ると、送信開始時刻t1にあっては検査パケット70−1とバースト負荷72−1を同一タイミングで送信しており、このためバースト負荷72−1に対する検査パケット70−1の経過時間TpはTp=0msとなっている。
この経過時間Tp=0msの場合が、通信経路に設けているリンクスイッチのバッファにバースト負荷により溜まるパケット数が最大となるタイミングであり、このときに検査パケットの遅延時間が最大となる。
ここで、送信開始時刻t1における同一タイミングの送信とは、厳密には、バースト負荷72−1について取り出して示す20個のパケット74−1〜74−20を送信した直後のタイミングで検査パケット70−1を送信している。換言すると21個目のバースト用のパケットとし検査パケット70−1を送信しているということができる。
そのためバースト負荷72−1の送信開始から検査パケット70−1の送信開始までには、バースト負荷72−1として送信する20個のパケット74―1〜74−20分の時間遅れ0.4msがある。
次の検査パケット70−2は、バースト負荷72−1に対する経過時間がTp=19msとなる。次の検査パケット70−3は、バースト負荷72−2に対する経過時間がTp=18msとなる。以下同様にして、残りの検査パケット70−4〜70−20につき、バースト負荷72−3〜72−19に対する経過時間がTp=17ms,16ms,15ms,・・・1msと変化している。
このようなバースト負荷に対する検査パケットの経過時間をTp=0ms〜19msと順次変化させて通信経路に送信し、経過時間が短いほどリンクスイッチのバッファにパケットが溜まって検査パケットの遅延時間が増加し、経過時間が長くなるほど検査パケットの遅延時間が短くなることを利用し、受信側で各検査パケットの経過時間に対する遅延時間を測定することで、測定対象となる通常負荷に周期的にバースト負荷を加えた場合の通信経路の遅延時間に対するパケット発生頻度(%)を示す遅延分布を求めるようにしている。
ここで、本実施形態で測定対象とする通信経路にバースト負荷を与えることにより検査パケットの挙動を変化させる様子を説明する。
図4は通常負荷のみの場合の周期T1=19msで送信した検査パケットの遅延分布を示し、通常負荷を0%,10%,20%,40%,50%と変化させている。ここで遅延分布は、横軸を遅延時間とし、20msを1ms単位に区切り、縦軸にバッファに溜まるパケット数を示すパケット発生頻度(%)を示している。
このように通常負荷のみの場合には、通常負荷を0%,10%,20%,40%,50%と変化させたときの検査パケットの遅延分布は、遅延分布76−1〜76−6のように、すべて遅延時間0msの区分(0〜1ms区間)に分布し、遅延分布は変化しない。
図5は通常負荷に加え、周期T=20msでバースト負荷50%を与えた場合の検査パケットの遅延分布を示し、通常負荷を0〜50%まで6段階に変化させることで、遅延分布78−1〜78−6を得ている。
本実施形態のように通常負荷に50%のバースト負荷を加えた場合には、通常負荷が0%となる遅延分布78−1にあっても、0〜10msまでの1msの各区分ごとに検査パケットの遅延分布の変化が得られている。そして遅延分布78−2〜78−5に示すように、負荷が10%,20%,30%,40%と増加するにつれ、遅延分布の先頭、即ち0〜1msの区分の発生頻度は減少するが、中間の発生頻度は負荷の増加に伴って順次増加している。
更に、バースト負荷50%に対し通常負荷を50%とした負荷100%の遅延分布78−6については、検査パケットの遅延時間が大きく広がって0〜20ms付近まで分布している。
図6は本実施形態における経路設定装置のバッファをバースト負荷が通過する際の経過時間に対する遅延時間の関係を示したグラフ図である。なお、この場合、バースト負荷を50%とし、通常負荷を10%とした場合を例にとっている。
経路設定装置のバッファに対し、パケットの塊からなるバースト負荷が到来すると、リンクスイッチのバッファに一気にパケットが溜まり、時間の経過と共にパケットが処理され、バッファからパケットがなくなるという挙動を示し、このバッファにおけるパケットの挙動は図6のグラフ図のように表すことができる。
図6において、横軸はバッファにバースト負荷の複数パケットが到来してからパケットがなくなるまでの経過時間Tpであり、本実施形態にあっては、バースト負荷はT2=20msの周期で到来している。
まず、経過時間Tp=0となるバースト負荷のバッファに対する到達時には、バッファのパケットが急激に増加し、特性80に示すように遅延時間Wは0msからピーク点86に向けて急激に増加する。
ピーク点86に達すると、バッファにおけるパケットの送信処理に伴い、特性82に示すようにバッファ数の低下に伴って遅延時間が直線的に減少し、転送終了点88に達する。その後、バッファにパケットが存在しないことから、特性84のように遅延時間Wは0msとなっている。
図7は図6のグラフから求めたバースト負荷による遅延分布を示したヒストグラムである。図7において、横軸の遅延時間Wは例えば1ms間隔で区切られ、各区間におけるバッファに残っているパケット数を示すパケット発生頻度D(%)を示している。
例えば図6に斜線部で示す区間
6ms≦W≦7ms
について発生頻度Dを求めると次のようになる。
斜線部の遅延時間の区間に入る特性80の経過時間はTp1であり、また特性82の経過時間はTp2である。したがって、この場合の遅延分布における発生頻度Dは
D=(Tp1+Tp2)/T2 (%)
として求めることができる。これが図7の遅延時間6〜7msの遅延分布94−7である。
同様に、図6のグラフにつき、遅延時間W=0〜10の1msの各区間につき発生頻度Dを同様に求めると、図7の遅延分布92−1〜92−10のようになる。
図7の遅延時間Wの区間0〜1msの遅延分布92−1は、図6から明らかなように、W=0となっている特性84に対応した経過時間の周期T2=20msに対する割合を示していることから、最も高い分布となる。
また遅延時間Wの9〜10msの区間における遅延分布92−10は、図6のピーク点86を含む遅延時間W9〜10msに対応した経過時間であることから、この部分は最も低い値となっている。
この両側の遅延分布92−1〜92−10を除く中央の遅延分布92−2〜92−9は、特性80と特性82の両方につき、各区間の遅延時間に対応した経過時間を加算してT2=20msで割った値であり、図7から明らかなように全て同じ一定の高さD1を持っている。
ここで図6に示したグラフは次のように式で表すことができる。
Figure 0004758372
但し、W:遅延時間[ms]
t:経過時間[ms]
Pb:20msの間に送信されるバーストパケット数[個]
Pc:20msの間に送信される通常パケット数[個]
ft:フレーム時間(バースト負荷の送信周期)[ms]
Ta:送信周期内で、バースト負荷パケットが到着する間隔[ms]
Ts:1パケットの処理間隔[ms]
この(2)式は次の処理内容をもっている。
(遅延時間W)={(到着する通常パケット数Pc)+(到着するバーストパケット数Pb)−(処理されるパケット数)}×(1パケットの処理間隔Ts)
=(バッファのパケット数)×(1パケットの処理間隔Ts)
(2)式で与えられる遅延時間Wは、図6の場合には区間90−1,90−2,90−3の3区間に分けた区分関数として表すことができる。
まず、ゼロ点からピーク点86までの区間90−1の特性80については次式で与えられる。
Figure 0004758372
次のピーク点86から転送終了点88までの区間90−2の特性82については次式で与えられる。
Figure 0004758372
更に、残りの区間90−3の特性84については次式で与えられる。
Figure 0004758372
更に、ピーク点86の遅延時間の最大値Wmaxは次式で与えられる。
Figure 0004758372
このようなバッファにバースト負荷が到来したときの遅延時間Wの式が得られると、通常負荷が変わった場合についても、同様に、計算により遅延分布を求めることができる。
図8は通常負荷が10%,20%,30%,40%と変化したときのバースト負荷が到来してからの経過時間Tpに対する遅延時間Wを示したグラフである。
バースト負荷が到来してピーク点88に達した後に減少する特性が、負荷10%の場合は図6と同じ特性100のようになり、負荷20%の場合は特性102のようになり、負荷30%の場合は特性104のようになり、負荷の増加に応じてバッファからパケットがなくなる経過時間が増加している。
図9は図8のグラフから求めた通常負荷の変化に対するバースト負荷による遅延分布を示した説明図である。図9において、遅延分布108−1は通常負荷10%の場合、遅延分布108−2は通常負荷20%の場合、遅延分布108−3は通常負荷30%の場合、更に遅延分布108−4は通常負荷40%の場合である。
この遅延分布から明らかなように、バースト負荷を一定周期で固定的に加えた場合には、通常負荷の増加に伴って遅延分布が変化し、特に両端の遅延分布を除く所定高さの部分が負荷の増加に応じて順次増加していく様子が明らかである。
このようにして、本実施形態においてバースト負荷を通常負荷に一定周期で固定的に加えることにより遅延分布の変化が得られたならば、この遅延分布に基づき、検出対象とする通信経路のネットワーク負荷を計算式により算出することができる。
図1に示した本実施形態における検査パケット受信装置20に設けた負荷計算部38にあっては、次式の関係から検出対象の負荷を算出するようにしている。
Figure 0004758372
但し、D:単位時間に対する検査パケットの遅延の割合
L:計測対象の負荷
(7)式における定数a,b,c,dは次式で与えられる。
Figure 0004758372
但し、ft:フレーム時間(バースト負荷の送信周期)[ms]
Ta:送信周期内で、バースト負荷パケットが到着する間隔[ms]
Ts:パケットが処理される間隔[ms]

ここで、(7)式の導出を説明すると次のようになる。
Figure 0004758372
但し、ft:フレーム時間(バースト負荷の送信周期)[ms]
Ta:送信周期内で、バースト負荷パケットが到着する間隔[ms]
Ts:パケットが処理される間隔[ms]
このように算出された(7)式における負荷Lに対する遅延分布の発生頻度Dの関係は、図10に示す特性96で与えられる。この計算式の特性96について、(7)式は遅延分布から得られた両端を除く中央の高さである発生頻度D1に対する交点98から与えられる負荷L1を計算により求めることになる。
本実施形態にあっては、図6に示したバースト負荷のバッファにおける挙動を示す特性を、図3のタイムチャートに示したように、検査対象とする通信経路に対し検査パケットを周期T1=19msで送信すると同時に、バースト負荷を周期T2=20msで送信し(厳密にはバースト負荷送信直後に検査パケットを送信し)、このように送信した検査パケットを受信して遅延時間を測定することで、図6の経過時間Tpに対する遅延時間Wの特性を測定し、ここから図7に示す遅延分布を求め、最終的に遅延分布における両側を除く中央の遅延分布の高さである発生頻度を前記(7)式に代入して負荷Lを算出する。
図11は本実施形態におけるバースト負荷を送信してから検査パケットを送信するまでの経過時間の関係を示した説明図である。
図11において、バースト負荷72は周期T2=20msで図3(C)に示したように送信しており、最初の送信タイミングを同期させて、図3(A)に示すように検査パケットを1秒短い周期T1=19msで送信している。厳密には0.4msのバースト負荷送信直後に検査パケットを送信している。
この結果、図3(C)のバースト負荷72−1〜72−19を起点とした、その後に検査パケット70−1〜70−20のそれぞれを送信するまでの経過時間を相対的に同一時間帯にしてまとめると、図11のように、バースト負荷72を送信してから検査パケット70−2〜70−19を送信するまでの経過時間Tpを0ms〜19ms順に並べることができる。
即ち図3の検査パケットとバースト負荷の送信は、結果的に図11に示すようなバースト負荷72に対し検査パケットを送る経過時間を1秒ずつずらして20個送ったと同じ送信動作を行わせている。
このようにバースト負荷を送信してからの経過時間を変化させて検査パケットを送ることにより、図7に示したリンクスイッチにおけるバッファの経過時間における挙動を検査パケットにより検出することができる。
図11に示すようなバースト負荷72を送信してからの経過時間を持つ検査パケット70−1〜70−19の送信を行い、この送信で通信経路から得られた検査パケットを図1の検査パケット受信装置20の遅延時間測定部34で処理すると、図12の経過時間Tpに対する遅延時間Wを持つ測定点P1〜P19が得られる。
図12において、測定点P1は経過時間Tp=0msであることから、バッファにはバースト負荷によるパケットの塊が存在し、遅延時間Wは最大値Wmaxとなる。そして次の検査パケット70−2については、経過時間Tp=19msと最も長くなり、この場合、バッファのパケットは全て送り出されて存在せず、遅延時間WはW=0msである。
次の測定点P3〜P9については検査パケット70−3〜70−10が対応し、この場合の遅延時間WはW=0msである。
測定点P10は検査パケット70−11により得られ、経過時間TpがTp=11msと短くなることで、遅延時間Wが増加を始めている。測定点P11〜P19は検査パケット70−12〜70−20に対応し、経過時間Tpの減少に応じてバッファのパケット数が増加することで、遅延時間Wも直線的に増加している。
この図12のような経過時間Tpに対する遅延時間Wの関係、即ち通信経路におけるリンクスイッチに設けたバッファにおけるバースト負荷による挙動が検査パケットの受信で測定できたならば、図12の特性から図7のような遅延分布を求め、この遅延分布における両側の遅延分布92−1,92−10を除く中央の遅延分布92−2〜92−9の高さとなる発生頻度Dを求め、この発生頻度を前記(7)式に適用することで、そのときの負荷Lを計算により求めることができる。
なお、図12の特性から求めた遅延分布を求めた両側の遅延分布を除く中央の遅延分布の高さとなる発生頻度Dについては、平均値を算出することが望ましい。
図13は本実施形態における送信制御処理を示したフローチャートであり、図1の送信制御装置26の指示による検査パケット送信装置18とバースト負荷送信装置22に設けた検査パケット送信部28及びバースト負荷送信部30による制御処理となる。
図13において、送信制御処理は、まずステップS1で測定開始の有無をチェックしており、オペレータの指示などにより送信開始を受けると、ステップS2に進み、検査パケット送信部28及びバースト負荷送信部30に対する同期送信指示により、検査パケットとバースト負荷を同時に通信経路48に対し送信を開始する。
次にステップS3で、前回の検査パケットの送信からT1時間経過したか否かチェックしており、T1=19msであることから、19msを経過すると、ステップS4に進み、次の検査パケットを通信経路に送信する。
続いてステップS5で、前回のバースト負荷の送信からT2時間、即ちT2=20msを経過したか否かチェックしており、T2=20msの経過を判別するとステップS6に進み、バースト負荷を通信経路に送信する。
このステップS3〜S6による周期T1の検査パケットの送信の繰り返しと周期T2のバースト負荷の送信の繰り返しを、ステップS7で予め設定した測定時間例えば1分を経過するまで繰り返し、測定時間を経過すると一連の送信制御処理を終了する。
図14は本実施形態における負荷測定処理を示したフローチャートであり、図1の検査パケット受信装置20に示した遅延時間測定部34、遅延分布生成部36及び負荷計算部38による処理となる。
図14において、負荷測定処理は、ステップS1でカウンタiをi=0に初期化した後、ステップS2で検査パケットの受信の有無をチェックする。検査パケットの受信を判別するとステップS3に進み、検査パケットのヘッダに含まれる送信時刻と受信時刻を示すパラメータから、通信経路における遅延時間Wiを測定して保持する。
続いてステップS4でカウンタiを1つ増加した後、ステップS5でゆらぎ周期Toにおける検査パケットの受信数を示す閾値=20にカウンタ値iが達したか否かチェックし、i=20未満であればステップS2に戻り、次の検査パケットの受信を繰り返す。
ステップS5で受信する検査パケットの数がi=20に達したならば、ゆらぎ周期Toに亘るすべての検査パケットの受信終了を認識し、ステップS6に進み、経過時間Tp=0〜19msに対する検査パケットの遅延時間W1〜W20の関係、即ち図12のグラフから図7のような遅延分布を導出する。
続いてステップS7で、予め設定した例えば1分の測定時間が経過したか否かチェックしており、1分未満であれば再びステップS2に戻り、次のゆらぎ周期Toに亘る検査パケットの受信に基づく遅延時間を測定した後、遅延分布を求める。ここで測定時間を1分とした場合には、少なくとも15回分の遅延分布を測定することができる。
続いてステップS8に進み、測定時間1分で求められた例えば15回分の遅延分布の平均値を計算する。この複数回の遅延分布の平均計算により、各測定におけるノイズなどによる異常値が吸収され、安定した遅延分布の測定結果が得られる。
続いてステップS9で、平均計算で求めた遅延分布における両端を除いた遅延分布の高さである発生頻度Dを検出する。この場合にも、両端を除いた遅延分布の高さの平均値として発生頻度Dを算出する。
続いてステップS10で、遅延分布から得られた発生頻度Dを前記(7)に適用することで、検出対象とする通信経路の負荷Lを計算し、一連の負荷測定処理を終了する。
また本発明は、図1の検査パケット受信装置20に設けた遅延時間測定部34、遅延分布生成部36、負荷計算部38を実行するためのプログラムを提供するものであり、このプログラムは図14の負荷測定処理のフローチャートに示した内容を持つことになる。
また本発明は、図14の負荷測定処理の内容を持つプログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体を提供する。ここで記録媒体とは、CD−ROM、フロッピィディスク(R)、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの可搬型記憶媒体や、コンピュータシステムの内外に備えられたハードディスクドライブなどの記憶装置の他、回線を介してプログラムを保持するデータベースあるいは他のコンピュータシステム並びにそのデータベースや、更に回線上の伝送媒体を含むものである。
なお、上記の実施形態にあっては、図3に示すように検査パケットの周期をT1=19msとし、これに対しバースト負荷の周期T2を1秒長いT2=20msとした場合を例にとっているが、逆に検査パケットの周期T1をT1=20ms、バースト負荷の周期T2を1秒短いT2=19msとしてもよく、この場合にも同様にして、図11に示すようなバースト負荷72に対し1秒間隔で経過時間が変化する検査パケットの送信タイミングを作り出すことができる。
更に一般的に説明するならば、検査パケットの送信周期T1とバースト負荷の送信周期T2との間には
(T1−T2)=±ΔT
という関係があればよく、大小関係はどちらが大きくても小さくてもよい。またΔTは遅延分布の際の時間区分を与える単位となる。
また、図8のバースト負荷を50%とした場合の特性は、通常負荷が50%を超えると、経過時間Tpに対する遅延時間Wの直線の傾きが減少してバースト周期T=20msを超え、遅延分布を全て求めることができなくなることから、
(1) バースト周期T2を長くする、又は
(2) 固定的なバースト負荷を小さくする
といった方法をとれば良い。
また本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
ここで、本発明の特徴をまとめると次の付記のようになる。
(付記)

(付記1)(システム)
測定対象とする通信経路に対し所定の第1周期で検査パケットを送信する検査パケット送信部と、
前記通信経路に前記第1周期とは異なる所定の第2周期で、複数の負荷パケットを連接したバースト負荷を送信するバースト負荷送信部と、
前記第1周期と第2周期に基づいて決まるゆらぎ周期に亘り、前記バースト負荷を送信してから検査パケットを送信するまでの経過時間を順次変化して送信した複数の検査パケットを前記通信経路から受信し、各検査パケットの前記経過時間に対応した遅延時間を測定する遅延時間測定部と、
測定された前記遅延時間に基づいて、前記通信経路の遅延時間に対するパケット発生頻度を示す遅延分布を生成する遅延分布生成部と、
生成された前記遅延分布の特定区間における発生頻度に基づいてネットワーク負荷を計算する負荷計算部と、
を備えたことを特徴とするネットワーク負荷検出システム。(1)
(付記2)(検査パケットとバースト負荷の開始同期)
付記1記載のネットワーク負荷検出システムに於いて、前記検査パケット送信部とバースト負荷送信部は、両者の送信開始タイミングを同期させて前記検査パケットとバースト負荷の送信を開始することを特徴とするネットワーク負荷検出システム。(2)
(付記3)(ゆらぎ周期)
付記1記載のネットワーク負荷検出システムに於いて、前記遅延時間測定部は、前記ゆらぎ周期を、第1周期と第2周期の積を第1周期と第2周期の差で割った値の絶対値に設定することを特徴とするネットワーク負荷検出システム。(3)
(付記4)(遅延時間)
付記1記載のネットワーク負荷検出システムに於いて、前記遅延時間測定部は、前記ゆらぎ周期を越える時間に亘り測定した遅延時間を算出することを特徴とするネットワーク負荷検出システム。(4)
(付記5)(遅延分布の詳細)
付記1記載のネットワーク負荷検出システムに於いて、前記遅延分布生成部は、前記バースト負荷を送信してから検査パケットを送信するまでの各経過時間に対応した検査パケットの遅延時間から、複数に分割した所定幅の遅延時間帯に含まれる経過時間の第2周期に対する割合を、前記遅延分布の発生頻度として求めることを特徴とするネットワーク負荷検出システム。(5)
(付記6)(負荷の計算)
付記1記載のネットワーク負荷検出システムに於いて、前記負荷計算部は、前記遅延分布生成部で求めた両端を除く遅延分布の発生頻度をDとした場合、ネットワーク負荷Lを
Figure 0004758372
但し、a、b、c、dは定数
から算出することを特徴とするネットワーク負荷検出システム。(6)
(付記7)(負荷の計算)
付記6記載のネットワーク負荷検出システムに於いて、前記定数a、b、c、dは、
Figure 0004758372
但し、ft:フレーム時間(バースト負荷の送信周期)[ms]
Ta:送信周期内で、バースト負荷パケットが到着する間隔[ms]
Ts:パケットが処理される間隔[ms]
であることを特徴とするネットワーク負荷検出システム。(7)
(付記8)(方法)
測定対象とする通信経路に対し所定の第1周期で検査パケットを送信する検査パケット送信ステップと、
前記通信経路に前記第1周期とは異なる所定の第2周期で複数の負荷パケットを連接したバースト負荷を送信するバースト負荷送信ステップと、
前記第1周期と第2周期に基づいて決まるゆらぎ周期に亘り、前記バースト負荷を送信してから検査パケットを送信するまでの経過時間を順次変化して送信した複数の検査パケットを前記通信経路から受信し、各検査パケットの前記経過時間に対応した遅延時間を測定する遅延時間測定ステップと、
測定された前記遅延時間に基づいて前記通信経路の遅延時間に対するパケット発生頻度を示した遅延分布を生成する遅延分布生成ステップと、
生成された前記遅延分布の特定区間における発生頻度に基づいてネットワーク負荷を計算する負荷計算ステップと、
を備えたことを特徴とするネットワーク負荷検出方法。(8)
(付記9)(検査パケットとバースト負荷の開始同期)
付記8記載のネットワーク負荷検出方法に於いて、前記検査パケット送信ステップとバースト負荷送信ステップは、両者の送信開始タイミングを同期させて前記検査パケットとバースト負荷の送信を開始することを特徴とするネットワーク負荷検出方法。
(付記10)(ゆらぎ周期)
付記8記載のネットワーク負荷検出方法に於いて、前記遅延時間測定ステップは、前記ゆらぎ周期を、第1周期と第2周期の積を第1周期と第2周期の最大公約数で割った値の絶対値に設定することを特徴とするネットワーク負荷検出方法。
(付記11)(遅延時間)
付記8記載のネットワーク負荷検出方法に於いて、前記遅延時間測定ステップは、前記ゆらぎ周期に亘って前記通信経路から受信された複数の検査パケットの遅延時間を、前記ゆらぎ周期の任意の整数倍の時間に亘り測定した遅延時間を算出することを特徴とするネットワーク負荷検出方法。
(付記12)(遅延分布の詳細)
付記8記載のネットワーク負荷検出方法に於いて、前記遅延分布生成ステップは、前記バースト負荷を送信してから前記検査パケットを送信するまでの各経過時間に対応した検査パケットの遅延時間から、複数に分割した所定幅の遅延時間帯に含まれる経過時間の第2周期に対する割合を、前記遅延分布の発生頻度として求めることを特徴とするネットワーク負荷検出方法。
(付記13)(負荷の計算)
付記8記載のネットワーク負荷検出方法に於いて、前記負荷計算ステップは、前記遅延分布生成ステップで求めた遅延分布の量をDとした場合、ネットワーク負荷Lを
Figure 0004758372
但し、a、b、c、dは定数
から算出することを特徴とするネットワーク負荷検出方法。
(付記14)(負荷の計算)
付記13記載のネットワーク負荷検出方法に於いて、前記定数a、b、c、dは、
Figure 0004758372
但し、ft:フレーム時間(バースト負荷の送信周期)[ms]
Ta:送信周期内で、バースト負荷パケットが到着する間隔[ms]
Ts:パケットが処理される間隔[ms]
であることを特徴とするネットワーク負荷検出方法。
(付記15)(装置)
所定の第1周期で検査パケットを送信する共に、前記第1周期とは異なる所定の第2周期で複数の負荷パケットを連接したバースト負荷を送信した通信経路の負荷を検出するネットワーク負荷検出装置に於いて、
前記第1周期と第2周期に基づいて決まるゆらぎ周期に亘り、前記バースト負荷を送信してから検査パケットを送信するまでの経過時間を順次変化して送信した複数の検査パケットを前記通信経路から受信し、各検査パケットの前記経過時間に対応した遅延時間を測定する遅延時間測定部と、
測定された前記遅延時間に基づいて前記通信経路の遅延時間に対するパケット発生頻度を示した遅延分布を生成する遅延分布生成部と、
生成された前記遅延分布の特定区間における発生頻度に基づいてネットワーク負荷を計算する負荷計算部と、
を備えたことを特徴とするネットワーク負荷検出装置。(9)
(付記16)(検査パケットとバースト負荷の開始同期)
付記15記載のネットワーク負荷検出装置に於いて、前記検査パケットとバースト負荷は、両者の送信開始タイミングを同期させて送信を開始していることを特徴とするネットワーク負荷検出装置。
(付記17)(ゆらぎ周期)
付記15記載のネットワーク負荷検出装置に於いて、前記遅延時間測定部は、前記ゆらぎ周期を、第1周期と第2周期の積を第1周期と第2周期の最大公約数で割った値の絶対値に設定することを特徴とするネットワーク負荷検出装置。
(付記18)(遅延時間)
付記15記載のネットワーク負荷検出装置に於いて、前記遅延時間測定部は、前記ゆらぎ周期に亘って前記通信経路から受信された複数の検査パケットの遅延時間を、前記ゆらぎ周期の任意の整数倍の時間に亘り測定した遅延時間を算出することを特徴とするネットワーク負荷検出装置。
(付記19)(遅延分布の詳細)
付記15記載のネットワーク負荷検出装置に於いて、前記遅延分布生成部は、前記バースト負荷を送信してから前記検査パケットを送信するまでの各経過時間に対応した検査パケットの遅延時間から、複数に分割した所定幅の遅延時間帯に含まれる経過時間の第2周期に対する割合を、前記遅延分布の発生頻度として求めることを特徴とするネットワーク負荷検出装置。
(付記20)(負荷の計算)
付記15記載のネットワーク負荷検出装置に於いて、前記負荷計算部は、前記遅延分布生成部で求めた遅延分布の量をDとした場合、ネットワーク負荷Lを
Figure 0004758372
但し、a、b、c、dは定数
から算出することを特徴とするネットワーク負荷検出装置。
(付記21)(負荷の計算)
付記20記載のネットワーク負荷検出装置に於いて、前記定数a、b、c、dは、
Figure 0004758372
但し、ft:フレーム時間(バースト負荷の送信周期)[ms]
Ta:送信周期内で、バースト負荷パケットが到着する間隔[ms]
Ts:パケットが処理される間隔[ms]
であることを特徴とするネットワーク負荷検出装置。
(付記22)(プログラム)
所定の第1周期で検査パケットを送信する共に、前記第1周期とは異なる所定の第2周期で複数の負荷パケットを連接したバースト負荷を送信した通信経路の負荷を検出するネットワーク負荷検出装置のコンピュータに、
前記第1周期と第2周期に基づいて決まるゆらぎ周期に亘り、前記バースト負荷を送信してから検査パケットを送信するまでの経過時間を順次変化して送信した複数の検査パケットを前記通信経路から受信し、各検査パケットの前記経過時間に対応した遅延時間を測定する遅延時間測定部と、
測定された前記遅延時間に基づいて前記通信経路の遅延時間に対するパケット発生頻度を示した遅延分布を生成する遅延分布生成部と、
生成された前記遅延分布の特定区間における発生頻度に基づいてネットワーク負荷を計算する負荷計算部と、
を実行させるためのネットワーク負荷検出プログラム。(10)
本発明によるネットワーク負荷検出システムの実施形態を示したブロック図 本実施形態が適用されるコンピュータのハードウェア環境のブロック図 本実施形態における検査パケットとバースト負荷の送信タイミングを示したタイムチャート 通常負荷を変化させた場合の遅延分布を示した説明図 本実施形態により通常負荷にバースト負荷を加えた場合の遅延分布を示した説明図 経路設定装置のバッファをバースト負荷が通過する際の経過時間に対する遅延時間の関係を示したグラフ図 図6のグラフから求めたバースト負荷による遅延分布を示した説明図 経路設定装置のバッファをバースト負荷が通過する際の経過時間に対する遅延時間の関係を通常負荷の変化に対して示したグラフ図 図8のグラフから求めた通常負荷の変化に対するバースト負荷による遅延分布を示した説明図 本実施形態における遅延分布の発生頻度と負荷との関係を示したグラフ図 本実施形態におけるバースト負荷に対する検査パケットを送信するまでの経過時間の関係を示した説明図 本実施形態のバースト負荷の送信後の異なる経過時間で送られた検査パケットの受信で測定された遅延時間を示したグラフ図 本実施形態における送信制御処理を示したフローチャート 本実施形態における負荷測定処理を示したフローチャート
符号の説明
10:パケット送信装置
12,14:経路設定装置
16:パケット受信装置
18:検査パケット送信装置
20:検査パケット受信装置
22:バースト負荷送信装置
24:バースト負荷受信装置
26:送信制御装置
28:検査パケット送信部
30:バースト負荷送信部
32:バースト負荷受信部
34:遅延時間測定部
36:遅延分布生成部
38:負荷計算部
40:計測対象負荷
42:検査パケット
44:バースト負荷
46−1〜46−6:LAN
48:通信経路
50:送信装置
52,62:通信部
54,64:制御部
55,65:記憶部
56,66:記録部
58,68:通信プログラム
60:受信装置
70−1〜70〜21:検査パケット
72−1〜72−20:バースト負荷
74−1〜74−20:負荷パケット
76−1〜76−6,78−1〜78−6,108−1〜108−4:遅延分布
80,82,84,100〜106:遅延時間特性
86:ピーク点
88:転送終了点
90−1〜90−3:区間
92−1〜92−10:遅延分布
96:特性曲線

Claims (10)

  1. 測定対象とする通信経路に対し所定の第1周期で検査パケットを送信する検査パケット送信部と、
    前記通信経路に前記第1周期とは異なる所定の第2周期で、複数の負荷パケットを連接したバースト負荷を送信するバースト負荷送信部と、
    前記第1周期と第2周期に基づいて決まるゆらぎ周期に亘り、前記バースト負荷を送信してから検査パケットを送信するまでの経過時間を順次変化して送信した複数の検査パケットを前記通信経路から受信し、各検査パケットの前記経過時間に対応した遅延時間を測定する遅延時間測定部と、
    測定された前記遅延時間に基づいて、前記通信経路の遅延時間に対するパケット発生頻度を示す遅延分布を生成する遅延分布生成部と、
    生成された前記遅延分布の特定区間における発生頻度に基づいてネットワーク負荷を計算する負荷計算部と、
    を備えたことを特徴とするネットワーク負荷検出システム。
  2. 請求項1記載のネットワーク負荷検出システムに於いて、前記検査パケット送信部とバースト負荷送信部は、両者の送信開始タイミングを同期させて前記検査パケットとバースト負荷の送信を開始することを特徴とするネットワーク負荷検出システム。
  3. 請求項1記載のネットワーク負荷検出システムに於いて、前記遅延時間測定部は、前記ゆらぎ周期を、第1周期と第2周期の積を第1周期と第2周期の最大公約数で割った値の絶対値に設定することを特徴とするネットワーク負荷検出システム。
  4. 請求項1記載のネットワーク負荷検出システムに於いて、前記遅延時間測定部は、前記ゆらぎ周期を越える時間に亘り測定した遅延時間を算出することを特徴とするネットワーク負荷検出システム。
  5. 請求項1記載のネットワーク負荷検出システムに於いて、前記遅延分布生成部は、前記バースト負荷を送信してから検査パケットを送信するまでの各経過時間に対応した検査パケットの遅延時間から、複数に分割した所定幅の遅延時間帯に含まれる経過時間の第2周期に対する割合を、前記遅延分布の発生頻度として求めることを特徴とするネットワーク負荷検出システム。
  6. 請求項1記載のネットワーク負荷検出システムに於いて、前記負荷計算部は、前記遅延分布生成部で求めた両端を除く遅延分布の発生頻度をDとした場合、ネットワーク負荷Lを
    Figure 0004758372
    但し、a、b、c、dは定数
    から算出することを特徴とするネットワーク負荷検出システム。
  7. 請求項6記載のネットワーク負荷検出システムに於いて、前記定数a、b、c、dは、
    Figure 0004758372
    但し、ft:フレーム時間(バースト負荷の送信周期)[ms]
    Ta:送信周期内で、バースト負荷パケットが到着する間隔[ms]
    Ts:パケットが処理される間隔[ms]
    であることを特徴とするネットワーク負荷検出システム。
  8. 測定対象とする通信経路に対し所定の第1周期で検査パケットを送信する検査パケット送信ステップと、
    前記通信経路に前記第1周期とは異なる所定の第2周期で複数の負荷パケットを連接したバースト負荷を送信するバースト負荷送信ステップと、
    前記第1周期と第2周期に基づいて決まるゆらぎ周期に亘り、前記バースト負荷を送信してから検査パケットを送信するまでの経過時間を順次変化して送信した複数の検査パケットを前記通信経路から受信し、各検査パケットの前記経過時間に対応した遅延時間を測定する遅延時間測定ステップと、
    測定された前記遅延時間に基づいて前記通信経路の遅延時間に対するパケット発生頻度を示した遅延分布を生成する遅延分布生成ステップと、
    生成された前記遅延分布の特定区間における遅延分布の発生頻度に基づいてネットワーク負荷を計算する負荷計算ステップと、
    を備えたことを特徴とするネットワーク負荷検出方法。
  9. 所定の第1周期で検査パケットを送信すると共に、前記第1周期とは異なる所定の第2周期で複数の負荷パケットを連接したバースト負荷を送信した通信経路の負荷を検出するネットワーク負荷検出装置に於いて、
    前記第1周期と第2周期に基づいて決まるゆらぎ周期に亘り、前記バースト負荷を送信してから検査パケットを送信するまでの経過時間を順次変化して送信した複数の検査パケットを前記通信経路から受信し、各検査パケットの前記経過時間に対応した遅延時間を測定する遅延時間測定部と、
    測定された前記遅延時間に基づいて前記通信経路の遅延時間に対するパケット発生頻度を示した遅延分布を生成する遅延分布生成部と、
    生成された前記遅延分布の特定区間における遅延分布の発生頻度に基づいてネットワーク負荷を計算する負荷計算部と、
    を備えたことを特徴とするネットワーク負荷検出装置。
  10. 所定の第1周期で検査パケットを送信すると共に、前記第1周期とは異なる所定の第2周期で複数の負荷パケットを連接したバースト負荷を送信した通信経路の負荷を検出するネットワーク負荷検出装置のコンピュータに、
    前記第1周期と第2周期に基づいて決まるゆらぎ周期に亘り、前記バースト負荷を送信してから検査パケットを送信するまでの経過時間を順次変化して送信した複数の検査パケットを前記通信経路から受信し、各検査パケットの前記経過時間に対応した遅延時間を測定する遅延時間測定部と、
    測定された前記遅延時間に基づいて前記通信経路の遅延時間に対するパケット発生頻度を示した遅延分布を生成する遅延分布生成部と、
    生成された前記遅延分布の特定区間における遅延分布の発生頻度に基づいてネットワーク負荷を計算する負荷計算部と、
    を実行させるためのネットワーク負荷検出プログラム。
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