JP2002118598A - 輻輳検出方法、輻輳防止方法、およびパケット通信システム - Google Patents

輻輳検出方法、輻輳防止方法、およびパケット通信システム

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JP2002118598A
JP2002118598A JP2001238385A JP2001238385A JP2002118598A JP 2002118598 A JP2002118598 A JP 2002118598A JP 2001238385 A JP2001238385 A JP 2001238385A JP 2001238385 A JP2001238385 A JP 2001238385A JP 2002118598 A JP2002118598 A JP 2002118598A
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transmission
congestion
sum
increase
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JP2001238385A
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Toru Sakatani
徹 阪谷
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】輻輳を迅速かつ適確に防止し、通信の実時間性
を守る輻輳防止方法およびパケット通信システムを提供
する。 【構成】送信端末101のパケット送信時間間隔を受信
端末102に伝え、受信端末102で設定されたN個
(Nは3以上)の連続して受信したパケットの受信時間
間隔の和と送信時間間隔の和との差をを計算することに
よって伝送遅延の増加量を求め、該伝送遅延の増加量と
設定されたしきい値とを比較して該伝送遅延の増加量が
該しきい値より大きくなった場合に輻輳を検出し、該検
出結果に従って受信端末102が送信端末101に通知
し、送信端末101は前記通知の受信によって映像ある
いは音声の符号化速度を変化させ、その変化に合わせて
パケットの送信時間間隔とパケット長のいずれか一方ま
たは両方を変化させ、パケット長と送信時間間隔に基づ
いて計算される送信ビットレートを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、パケット網に接続され
る端末および通信システムにおいて、輻輳を検出する輻
輳検出方法、輻輳を防止する輻輳防止方法およびパケッ
ト通信システムに関する。
【従来の技術】パケット網において、網に輻輳が生じた
場合には、パケット伝送遅延が増加し、パケット廃棄が
生じる。伝送遅延が増加すると、実時間通信の映像通信
や音声通信のように許容遅延が小さい通信は不可能にな
る。また、パケット廃棄が生じると、データ再送によ
り、スループットが極端に低下したり、受信端末での復
号映像や復号音声に大きな劣化が生じる。そこで、通信
に先立ち、端末から網に対して通信帯域の予約を行うこ
とで、輻輳の発生を未然に防ぐ方法が従来考えられてい
る。この方法は、中継ノードや網サーバで端末からの通
信帯域の要求を受け、通信帯域が確保できれば、通信を
許可し、できなければ拒否する方法である。
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方法で
は、端末は輻輳の発生を防ぐため、割り当てられた通信
帯域を守る必要があり、網の通信帯域に余裕がある場合
でも利用できないという第1の問題がある。また、通信
帯域が上限まで予約される機会が多いと、新たな通信が
拒否される機会も増えるという第2の問題がある。更
に、非常に広く使用されているパケット網であるIP(v
ersion.4)ネットワークでは、このような通信帯域の割
当を行っていないため、通信帯域の割り当てを行う通信
プロトコルを端末と中継ノードの両方に実装する必要が
ある。一方、網に対して通信帯域の予約を行わない場
合、通信開始後に輻輳を防止する必要がある。そこで、
輻輳を検出し、送信端末の通信ビットレートの制御を行
う方法がある。輻輳の検出は、中継ノードで行う方法と
端末で行う方法がある。中継ノードでは蓄積パケット数
がしきい値を超えたり、バッファあふれによりパケット
廃棄を行った場合に、輻輳を検出し、端末に伝える(EC
N:Explicit Congestion Notification)。検出した輻輳
は、パケットヘッダにフラッグを立てることにより受信
端末に伝え、さらに受信端末は送信端末に制御パケット
を送ることで輻輳を伝える(FENC:Forward ECN)。ある
いは、輻輳を検出した中継ノードが送信端末に輻輳を伝
える制御パケットを送出する(Backword ECN)。この方
法は中継ノードにECNの機能がなければ、使用できな
いという第3の問題がある。また、中継ノードの処理能
力が限界となって、輻輳が生じた場合には、ECN処理
により中継ノードの処理負荷が増し、さらに輻輳が悪化
するという第4の問題がある。端末での輻輳を検出する
方法としては、受信端末における廃棄パケットの検出に
よる方法、あるいは往復パケットを生成し、往復時間が
しきい値を超えた場合を検出する方法がある。輻輳が発
生した場合、伝送遅延の増加後、パケット廃棄が生じる
ため、パケット廃棄の検出では早期に輻輳を検出するこ
とができないという第5の問題がある。また、パケット
往復時間の測定では、通信路が方向毎に独立な場合には
片方向に輻輳が生じた場合でも往復時間が増加するた
め、輻輳が生じていない方向も輻輳として検出してしま
うという第6の問題がある。更に、マルチキャスト通信
の場合には、受信端末が複数存在するため、輻輳を検出
するために、全ての受信端末とのパケット往復時間を測
定すると、送信端末では往復時間測定のための処理負荷
が増大するという第7の問題がある。また、測定のため
の周期的な往復パケットの生成によりトラフィックが増
大するという第8の問題がある。輻輳検出による送信端
末の送信ビットレート制御では、符号化映像や音声の実
時間通信において、送信ビットレート制御を行うと、符
号化された信号が送信できないため、実時間性が保てな
いという第9の問題がある。本発明は、上記に鑑みてな
されたもので、その目的とするところは、輻輳を迅速か
つ適確に防止し、通信の実時間性を守る輻輳防止方法お
よびパケット通信システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の輻輳検出方法は、パケット網に接
続される端末における輻輳検出方法であって、送信端末
からパケット送信時間間隔の通知を受け、設定された個
数の、連続して受信したパケットについてそれらの受信
時間間隔の和と送信時間間隔の和との差を計算すること
によって伝送遅延の増加量を求め、該伝送遅延の増加量
と設定されたしきい値とを比較して該伝送遅延の増加量
が該しきい値より大きくなった場合に輻輳を検出するこ
とを特徴とする。請求項2に記載の輻輳検出方法は、請
求項1に記載の輻輳検出方法であって、パケットを受信
する毎に、伝送遅延の増加量を求め、輻輳を検出するこ
とを特徴とする。請求項3に記載の輻輳検出方法は、パ
ケット網に接続される端末における輻輳検出方法であっ
て、送信端末からパケット送信時間間隔の通知を受け、
最新のパケット受信時刻とそのN−1個以前のパケット
受信時刻の差を計算することによってパケット受信時間
間隔の和を求め、最新の受信パケットの送信時刻とその
N−1個以前の受信パケットの送信時刻の差を計算する
ことによってパケット送信時間間隔の和を求め、前記受
信時間間隔の和と前記送信時間間隔の和との差を計算す
ることによって、伝送遅延の増加量を求め、該伝送遅延
の増加量と設定されたしきい値とを比較して該伝送遅延
の増加量が該しきい値より大きくなった場合に輻輳を検
出することを特徴とする。請求項4に記載の輻輳検出方
法は、請求項3に記載の輻輳検出方法であって、パケッ
トを受信する毎に、伝送遅延の増加量を求め、輻輳を検
出することを特徴とする。また、請求項5に記載の輻輳
防止方法は、パケット網に接続され、符号化映像や符号
化音声を送受信する端末における輻輳防止方法であっ
て、送信端末がパケット送信時間間隔を受信端末に伝
え、受信端末は、設定された個数の、連続して受信した
パケットについてそれらの受信時間間隔の和と送信時間
間隔の和との差を計算することによって伝送遅延の増加
量を求め、該伝送遅延の増加量と設定されたしきい値と
を比較して該伝送遅延の増加量が該しきい値より大きく
なった場合に輻輳を検出し、該検出結果に従って送信端
末に輻輳を通知し、送信端末は、前記通知の受信によっ
て映像あるいは音声の符号化速度を減少させ、その変化
に合わせてパケットの送信時間間隔とパケット長のいず
れか一方または両方を減少させ、パケット長と送信時間
間隔に基づいて計算される送信ビットレートを制御する
ことを特徴とする。請求項6に記載の輻輳防止方法は、
請求項5に記載の輻輳防止方法であって、受信端末にお
いて、パケットを受信する毎に、伝送遅延の増加量を求
め、輻輳を検出し、該検出結果に従って送信端末に輻輳
を通知することを特徴とする。請求項7に記載の輻輳防
止方法は、パケット網に接続され、符号化映像や符号化
音声を送受信する端末における輻輳防止方法であって、
送信端末がパケット送信時刻を受信端末に伝え、受信端
末は、最新のパケット受信時刻とそのN−1個以前のパ
ケット受信時刻の差を計算することによってパケット受
信時間間隔の和を求め、最新の受信パケットの送信時刻
とそのN−1個以前の受信パケットの送信時刻の差を計
算することによってパケット送信時間間隔の和を求め、
前記受信時間間隔の和と前記送信時間間隔の和との差を
計算することによって、伝送遅延の増加量を求め、該伝
送遅延の増加量と設定されたしきい値とを比較して該伝
送遅延の増加量が該しきい値より大きくなった場合に輻
輳を検出し、該検出結果に従って送信端末に輻輳を通知
し、送信端末は、前記通知の受信によって映像あるいは
音声の符号化速度を減少させ、その変化に合わせてパケ
ットの送信時間間隔とパケット長のいずれか一方または
両方を減少させ、パケット長と送信時間間隔に基づいて
計算される送信ビットレートを制御することを特徴とす
る。請求項8に記載の輻輳防止方法は、請求項7に記載
の輻輳防止方法であって、受信端末において、パケット
を受信する毎に、伝送遅延の増加量を求め、輻輳を検出
し、該検出結果に従って送信端末に輻輳を通知すること
を特徴とする。請求項9に記載のパケット通信システム
は、パケット網に接続され、符号化映像や符号化音声を
送受信するパケット通信システムであって、送信端末が
パケット送信時間間隔を受信端末に伝える手段と、受信
端末が、設定された個数の、連続して受信したパケット
についてそれらの受信時間間隔の和と送信時間間隔の和
との差を計算することによって伝送遅延の増加量を求
め、該伝送遅延の増加量と設定されたしきい値とを比較
して該伝送遅延の増加量が該しきい値より大きくなった
場合に輻輳を検出し、該検出結果に従って送信端末に輻
輳を通知する手段と、送信端末が、前記通知の受信によ
って映像あるいは音声の符号化速度を減少させ、その変
化に合わせてパケットの送信時間間隔とパケット長のい
ずれか一方または両方を減少させ、パケット長と送信時
間間隔に基づいて計算される送信ビットレートを制御す
る手段を有することを特徴とする。請求項10に記載の
パケット通信システムは、請求項9に記載のパケット通
信システムであって、受信端末において、パケットを受
信する毎に、伝送遅延の増加量を求め、輻輳を検出し、
該検出結果に従って送信端末に輻輳を通知することを特
徴とする。請求項11に記載のパケット通信システム
は、パケット網に接続され、、符号化映像や符号化音声
を送受信するパケット通信システムであって、送信端末
がパケット送信時刻を受信端末に伝える手段と、受信端
末が、最新のパケット受信時刻とそのN−1個以前のパ
ケット受信時刻の差を計算することによってパケット受
信時間間隔の和を求め、最新の受信パケットの送信時刻
とそのN−1個以前の受信パケットの送信時刻の差を計
算することによってパケット送信時間間隔の和を求め、
前記受信時間間隔の和と前記送信時間間隔の和との差を
計算することによって、伝送遅延の増加量を求め、該伝
送遅延の増加量と設定されたしきい値とを比較して該伝
送遅延の増加量が該しきい値より大きくなった場合に輻
輳を検出し、該検出結果に従って送信端末に輻輳を通知
する手段と、送信端末が、前記通知の受信によって映像
あるいは音声の符号化速度を減少させ、その変化に合わ
せてパケットの送信時間間隔とパケット長のいずれか一
方または両方を減少させ、パケット長と送信時間間隔に
基づいて計算される送信ビットレートを制御する手段を
有することを特徴とする。請求項12に記載のパケット
通信システムは、請求項11に記載のパケット通信シス
テムであって、受信端末において、パケットを受信する
毎に、伝送遅延の増加量を求め、輻輳を検出し、該検出
結果に従って送信端末に輻輳を通知することを特徴とす
る。
【作用】本発明によれば、受信端末だけで早期に輻輳の
検出が可能である。また、方向毎に輻輳の検出が可能で
ある。更に、検出処理は受信端末で行われ、送信端末に
集中せず、輻輳検出のためのパケットの増加は通知パケ
ットだけに限られ、輻輳検出のためのトラフィック増加
が少ない。特に、実時間映像/音声通信については符号
化速度を制御し送信ビットレートを制御するために、実
時間性を確保することが可能である。
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の第1の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。図1において、101は送信端末、110
は伝送路インタフェース制御部、120は接続器、12
3は伝送路、300はパケット送信部、400は輻輳通
知受信部、102は受信端末、130は伝送路インタフ
ェース制御部、121は接続器、500はパケット受信
部、700は輻輳通知送信部である。なお、伝送路12
3は中継ノードを含んでもよい。本実施例においては、
パケット網において通信端末のパケット送信時間間隔を
受信端末に伝達し、受信側で設定された個数の連続して
受信したパケットの受信時間間隔の和と前記パケット送
信時間間隔の和との差を検出し、この差が所定のしきい
値よりも大きい場合、輻輳が発生しているとして、送信
端末に通知し、これにより送信端末における送信ビット
レートを制御して、輻輳を防止しようとするものであ
る。上述したパケット送信時間間隔および受信時間間隔
は図13に示すように設定され、この場合の受信時間間
隔の和(ΣTr )と送信時間間隔の和(ΣTp )の差は
伝送遅延量の増加に等しい。また、輻輳が生じた場合
は、伝送遅延の増加量が増大する。なお、図13は、説
明の簡単化のために、3個のパケットの場合について示
しているが、N個のパケットの場合でも同じである。次
に、図1に示す実施例の動作を図14に示すフローチャ
ートを参照して説明する。送信端末101および受信端
末102の接続器120/121は伝送路123上の信
号をそれぞれ伝送路インタフェース制御部110/13
0に供給する。伝送路インタフェース制御部110/1
30では宛先アドレスが自アドレスに合致するパケット
を取り込む処理を行う。また、伝送路インタフェース制
御部110/130はパケット送信部300/輻輳通知
送信部700から転送されたパケットに自アドレスを付
加し、接続器120/121に送出し、伝送路123上
に供給する。送信端末101のパケット送信部300は
パケットを生成し、伝送路インタフェース制御部110
に転送する。また、生成の時間間隔を送信時間間隔Tp
として、また宛先アドレスを伝送路インタフェース制御
部130のアドレスとして、パケット情報に付加し、伝
送路インタフェース制御部110に転送し、該伝送路イ
ンタフェース制御部110から接続器120を介して伝
送路123に送信する(ステップ1100)。送信端末
101から伝送路123に送信されたパケットは、受信
端末102の伝送路インタフェース制御部130で取り
込まれ、パケット受信部500に転送される(ステップ
1110)。パケット受信部500では、送信端末10
1が送信したパケットの受信時間間隔Tr と、送信端末
101により通知されたパケット送信時間間隔Tp か
ら、連続したパケットN個(Nは2以上の自然数)の総
和(ΣTr −ΣTp )を計算する(ステップ112
0)。該総和を予め設定されたしきい値Tthよりも大き
いか否かをチェックし(ステップ1130)、該総和が
予め設定されたしきい値Tthよりも大きくなった場合、
輻輳が発生したとし、輻輳通知送信部700に信号を送
信する(ステップ1140)。該信号を受信した輻輳送
信部700は輻輳を通知するための輻輳通知パケットを
生成する(ステップ1150)。生成した輻輳通知パケ
ットには宛先アドレスとして伝送路インタフェース制御
部110のアドレスを付加し、伝送路インタフェース制
御部130に転送し、接続器121を介して伝送路12
3に送信する(ステップ1160)。送信端末101の
伝送路インタフェース制御部110は受信端末102が
送信した輻輳通知パケットを接続器120を介して受信
し、輻輳通知受信部400に転送する(ステップ117
0)。輻輳通知受信部400では輻輳通知パケットを受
信すると、パケット送信部300に信号を転送する。信
号を受信したパケット送信部300では送信ビットレー
トを制御する(ステップ1180)。次に、上述した送
信時間間隔の通知方法について説明する。送信パケット
には送信時間間隔の情報を付加するが、受信端末の処理
を軽減するために、送信時間間隔の変更を示す変更フラ
グをさらに付加してもよい。これにより変更がない場合
には、受信端末はフラグを確認するだけでよい。また、
送信時間間隔を通知する別の方法として、送信時間間隔
が変更される毎にパケット生成部300で送信時間間隔
の情報を含む制御パケットを生成することで通知しても
よい。この場合、例えば、通信中に送信時間間隔を変更
しない場合は、通信開始時に制御パケットを送信するだ
けでよい。更に、送信時間間隔の通知方法として、送信
時刻の情報を付加してもよい。この場合、送信時間間隔
は受信端末で、時刻の差を計算することで求める。特
に、送信時間間隔が予め設定されていない場合には、こ
の方法が適している。また、送信時刻はパケットN個毎
に付与してもよい。次に、上述した総和(ΣTr −ΣT
p )の計算方法について説明する。この計算方法には、
パケット受信毎に計算する方法、N個のパケットを受信
する毎に計算する方法、およびタイマのタイムアウトを
利用する方法がある。まず最初に、パケット受信毎に計
算する方法について説明する。この方法では、パケット
を受信する毎に、パケット受信部500は内部クロック
を利用し、受信時刻を調べ記憶する。パケット受信時間
間隔Tr の和ΣTr は、最新のパケット受信時刻とN−
1個以前のパケット受信時刻の差を求めることで得られ
る。一方、パケット送信時間間隔Tp の和ΣTp を求め
る場合は、パケットに送信時間間隔の情報が付与されて
いる場合には、最新のN個の通知されたTp の和をと
る。このとき、送信時間間隔に変更がなければ、通知さ
れた送信時間間隔をN倍するだけでよい。また、送信時
刻が通知される場合には、最新の受信したパケットの送
信時刻と、N−1個以前に受信したパケットの送信時刻
の差を求める。この方法の場合、最新のN個の受信パケ
ットの受信時刻と送信時間間隔あるいは送信時刻を記憶
しておく必要がある。次に、N個のパケットを受信する
毎に計算する方法について説明する。連続して受信する
パケットN個毎に、ΣTr −ΣTp の計算をしてもよ
い。N個受信した時点で、ΣTr −ΣTp の計算をし、
しきい値Tthを越えるかどうかを調べる。この場合、到
着時刻はN個受信した時点の時刻と、そのN−1個前の
時刻を記憶しておくだけでよい。また、パケット送信部
300で送信時刻をパケットN個毎に付与する場合には
この方法をとる。次に、タイマのタイムアウトを利用す
る方法について説明する。通信中に送信時間間隔を変更
しない場合には、N個受信する毎に、(N×Tp+Tt
h)のタイマを起動し、N個受信するまでにタイマがタ
イムアウトした場合を輻輳の検出としてもよい。この場
合、N個のパケットを受信以前にタイムアウトした場合
は、その時点で輻輳の検出とし、新たにタイマを起動す
る。この方法では時刻を調べる必要はない。なお、パケ
ット廃棄が発生した場合には、廃棄されたパケットは受
信されないため、総和の計算に誤りが起きるが、パケッ
ト廃棄を無視して到着したパケットだけで計算してもよ
い。あるいは、送信パケットにシーケンス番号を付与
し、受信側でパケット廃棄を検出し、廃棄されたパケッ
トの受信時間間隔は送信時間間隔に等しいとして計算し
てもよい。次に、上述した総和(ΣTr −ΣTp )とし
きい値Tthとの比較について説明する。前記総和(ΣT
r −ΣTp )としきい値Tthとの比較は、(ΣTr −Σ
Tp )を計算する度に行う。そして、最新の(ΣTr −
ΣTp )とのしきい値Tthとの比較の結果、(ΣTr −
ΣTp )>Tthの場合を輻輳の状態とし、(ΣTr −Σ
Tp )≦Tthの場合を輻輳解除の状態とする。パケット
受信部500は(ΣTr −ΣTp )>Tthが生じると、
輻輳通知受信部700に対して輻輳通知を示す信号を送
出し続けるが、(ΣTr −ΣTp )≦Tthとなると、輻
輳解除の状態であるため、輻輳通知を示す信号の送出を
終了する。また、しきい値Tthを2種類与え、TthとT
th2(Tth1>Tth2)として、輻輳の検出を(ΣTr
−ΣTp )>Tth1で行い、輻輳解除の検出を(ΣTr
−ΣTp )<Tth2としてもよい。なお、後述する第2
および第3の実施例では蓄積されたパケット数と設定さ
れたパケット数のしきい値とを比較したり、または蓄積
された符号化信号の量と設定された符号化信号の量のし
きい値とを比較するが、比較の方法は同様である。更
に、タイマのタイムアウトを利用する場合は、タイムア
ウトが生じた時点で、輻輳通知を開始し、次にタイムア
ウトが発生しなかった場合に、輻輳解除とし、輻輳通知
を終了する。次に、輻輳通知パケットの生成の間隔につ
いて説明する。輻輳通知のみを行う場合について説明す
る。図2に示すように設定された時間Ts の間に輻輳通
知部700からの信号を受信した場合に、時間Ts 毎に
輻輳通知パケットを生成する。なお、図2に示すよう
に、信号の受信が途切れたとしても、時間Ts の間に信
号を受信した場合には、輻輳通知パケットを生成する。
また、別の方法としては、図3に示すように時間Ts 以
上の間、輻輳通知パケットを生成していない場合に、輻
輳通知を早く行うために、(a)パケット受信部500
からの信号を受信した場合、直ちに輻輳通知パケットを
生成する。(b)以後は設定された時間Ts の間に輻輳
通知送信部700からの信号を受信した場合に、時間T
s 毎に輻輳通知パケットを生成する。更に、輻輳通知と
輻輳解除通知を行う場合について説明する。図4に示す
ように、設定された時間Ts の間に輻輳通知部700か
らの信号を受信した場合に、輻輳通知パケットを生成
し、以後時間Ts 毎に輻輳通知部700からの信号を監
視し、時間Ts の間に信号を受信しなかった場合に、輻
輳解除通知パケットを生成してもよい。なお、輻輳通知
パケットを生成するのは、それ以前に生成した最後のパ
ケットが輻輳解除通知パケットである場合か、輻輳通知
パケットを1度も生成していないかのどちらかである。
また、輻輳解除通知パケットを生成するのは、それ以前
の最後に生成したパケットが輻輳通知パケットである場
合である。また、他の方法として、図5に示すように、
(a)パケット受信部500からの信号を受信した場
合、直ちに輻輳通知パケットを生成する。(b)以後は
設定された時間Ts 毎に1度も輻輳通知部700からの
信号を受信しない場合に、輻輳解除パケットを生成す
る。なお、輻輳通知パケットを生成するのは、それ以前
に生成した最後のパケットが輻輳解除通知パケットであ
る場合か、または輻輳通知パケットを1度も生成してい
ないのどちらかである。また、輻輳解除通知パケットを
生成するのは、それ以前の最後に生成したパケットが輻
輳通知パケットである場合である。なお、本実施例で
は、説明を簡単にするために、送信端末と受信端末を別
にしているが、送受同時に行う端末であれば、送信パケ
ットに輻輳通知の情報を付加してもよい。この場合、図
2ないし図5に示す黒い太線の間は輻輳通知の情報を付
加する。すなわち、輻輳通知パケットを送信に対応する
時点から以後、Ts 時間の間に送信されるパケットには
輻輳通知の情報を付加する(図2,3)。あるいは、輻
輳通知パケットの生成から輻輳解除パケットの生成まで
の間に送信されるパケットには輻輳通知の情報を付加す
る(図4,5)。なお、輻輳通知パケットの生成は後述
する第2および第3の実施例でも行うが、方法は同じで
ある。次に、送信ビットレートの制御について説明す
る。輻輳通知が通知のみを行う場合について説明する。
制御の基本は以下の通りである。パケット送信部300
では、図6に示すように、時間T0 の間に、輻輳通知受
信部400から信号を受信した場合、送信ビットレート
を小さくする。逆に、時間T1 の間に、輻輳通知受信部
400から信号を受信しない場合には、送信ビットレー
トを大きくする。時間T0 およびT1 を設けるのは、制
御の感度を調節するためである。ただし、図7に示すよ
うに、送信ビットレートを1段階小さくしたあと、時間
T0 以上T1 以内で通知受信部400から信号を受信し
た場合は、ただちに、送信ビットレートを1段階小さく
する。なお、送信ビットレートの制御段階数は2以上の
整数である。また、送信ビットレートを小さくする場合
は、1度に2段階以上小さくしてもよい。また、時間T
0 は時間T1 を送信ビットレートの大きさの関数として
もよい。また、図6,7に示した以外に、制御の感度を
調節するために以下のような制御を行ってもよい。図8
に示すように、送信ビットレートが最大レートの場合に
は、輻輳通知受信部400から信号を受信すると、直ち
に、送信ビットレートを1段階小さくする。また、図9
に示すように、送信ビットレートを大きくしたあと、時
間T1 以内に輻輳通知受信部400から信号を受信した
場合には、ただちに、送信ビットレートを1段階小さく
する。図7,8,9に示したビットレート制御を行った
場合には、図10に示すように次の時間T0 に通知受信
部400から信号を受信した場合は、信号を無視し、時
間T0 以後から制御を開始する。次に、送信ビットレー
トの制御において輻輳通知が通知と解除通知の両方を行
う場合について説明する。送信端末101の伝送路イン
タフェース制御部110は受信端末102が送信した輻
輳通知パケットを受信してから、輻輳解除通知パケット
を受信するまで、輻輳通知受信部400に輻輳を示す信
号を送信し続ける。次に、送信ビットレートの変更方法
について説明する。送信ビットレートを変更するには、
パケット長を変更する方法とパケット送出間隔を変更す
る方法、またはその両方を同時に行う方法をとる。次
に、実時間の映像/音声通信を行う場合について説明す
る。符号化映像/音声のビットレートを変更すること
で、送信ビットレートを変更する。符号化映像のビット
レートは量子化幅や符号化フレーム速度を変更すること
で可能である。また、音声符号化速度は、例えば、IT
U TS G.722符号化の場合には、64,56,
48の3段階で符号化速度の変更が可能である。またI
TU TS G.711(64kbps)からG.72
8(16kbps)に変更することで可能である。映像
/音声通信の場合には、パケット化遅延を最小限にする
ため、パケット送出間隔を変更するよりも、パケット長
を変更する。あるいは、パケット化遅延が許容値を超え
ない範囲でパケット送出間隔を変更する。次に、本発明
の第2の実施例について説明する。図11は、本発明の
第2の実施例の構成を示すブロック図である。図11に
示す実施例は、図1に示す第1の実施例において、送信
端末101に符号化器310が追加されたこと、および
受信端末102に復号器510が追加されたことが異な
るのみであり、その他の構成は同じであり、同じ構成要
素には同じ符号が付されている。図11に示す実施例の
作用について図15に示すフローチャートを参照して説
明する。送信端末101および受信端末102の接続器
120/121は伝送路123上の信号を伝送路インタ
フェース制御部110/130に供給する。伝送路イン
タフェース制御部110/130では、宛先アドレスが
自アドレスに合致するパケットを取り込む処理を行う。
伝送路インタフェース制御部110/130はパケット
送信部300/輻輳通知送信部700から転送されたパ
ケットに自アドレスを付加し、接続器120/121に
送出し、伝送路123上に供給する。符号化器310か
らは符号化信号がパケット送信部300に供給される。
パケット送信部300では設定された時間間隔で符号化
信号をパケット化し、伝送路インタフェース制御部11
0に転送する。また、生成の時間間隔を送信時間間隔T
p 、符号化器の符号化速度と宛先アドレスとして伝送路
インタフェース制御部130のアドレスをパケット情報
として付加し、伝送路インタフェース制御部110に転
送し、該伝送路インタフェース制御部110から接続器
120を介して伝送路123に送信する(ステップ12
00)。なお、送信時間間隔Tp を受信端末に通知する
他の方法は第1の実施例で示したが、本実施例の場合、
通信中にTp の値は変更しないとする。また、符号化速
度の通知方法は第1の実施例の送信時間間隔の通知法と
同じとする。送信端末101から送信されたパケット
は、接続器121を介して受信端末102の伝送路イン
タフェース制御部130に取り込まれ、パケット受信部
500に転送される(ステップ1210)。パケット受
信部500では、転送されたパケットを一時的にバッフ
ァに蓄積する。バッファへの蓄積数は任意の設定された
値とする。パケット受信部500では設定されたパケッ
ト数がバッファに蓄積された時点で復号器510に対し
て符号化信号を符号化速度と同じ速度で転送開始する
(ステップ1220)。伝送遅延が増加すると、パケッ
トの到着が遅れるためバッファのパケットの蓄積数が減
少する。パケット受信部500では、パケットを受信す
るごとに、パケット蓄積数を検出し、予め設定されたし
きい値と比較して、輻輳通知送信部700に信号を送信
する(ステップ1230)。該信号を受信した輻輳通知
送信部700は輻輳を通知するため、輻輳通知パケット
を生成する(ステップ1240)。生成した輻輳通知パ
ケットには宛先アドレスとして送信端末101のアドレ
スを付加し、伝送路インタフェース制御部130に転送
し、接続器121を介して伝送路123に送信する(ス
テップ1250)。なお、パケット蓄積数としきい値の
比較の方法は第1の実施例の(ΣTr −ΣTp )としき
い値Tthの比較と同じ方法である。また、輻輳通知パケ
ットの生成の間隔も第1の実施例と同様である。送信端
末101の伝送路インタフェース制御部110は受信端
末102が送信した輻輳通知パケットを接続器120を
介して受信し、輻輳通知受信部400に転送する(ステ
ップ1260)。輻輳通知受信部400では輻輳通知パ
ケットを受信すると、パケット送信部300に信号を転
送する。信号を受信したパケット送信部300では符号
化器の符号化速度を制御する(ステップ1270)(符
号化速度の制御は第1の実施例の送信ビットレートの制
御と同じである)。なお、パケット受信部500のバッ
ファには、パケット単位の蓄積ではなく、受信したパケ
ットから取り出された符号化信号を蓄積してもよい。こ
の場合、設定された量の符号化信号がバッファに蓄積さ
れた時点で復号器に対して符号化信号を符号化速度と同
じ速度で転送を開始する。伝送遅延が増加すると、パケ
ットの到着が遅れるためバッファの符号化信号の量が減
少する。パケット受信部500では受信したパケットか
ら取り出された符号化信号を新たにバッファに蓄積する
ごとに、パケット蓄積量を検出し、設定されたしきい値
と比較する。次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図12は、本発明の第3の実施例の構成を示すブ
ロック図である。図12に示す第3の実施例は、図1に
示す実施例において送信端末101に映像符号化器32
0と音声符号化器330が追加されたこと、および受信
端末102に映像復号器520と音声復号器530が追
加されたことが異なるのみであり、その他の構成は同じ
であり、同じ構成要素には同じ符号が付されている。次
に、図12に示す第3の実施例の作用について図16の
フローチャートを参照して説明する。送信端末101お
よび受信端末102の接続器120/121は伝送路1
23上の信号を伝送路インタフェース制御部110/1
30に供給する。伝送路インタフェース制御部110/
130では宛先アドレスが自アドレスに合致するパケッ
トを取り込む処理を行う。伝送路インタフェース制御部
110/130はパケット送信部300/輻輳通知送信
部700から転送されたパケットに自アドレスを付加
し、接続器120/121に送出し、伝送路123上に
供給する。映像符号化器320と音声符号化器330か
らは映像符号化信号と音声符号化信号がパケット送信部
300に供給される。パケット送信部300では設定さ
れた時間間隔で映像符号化信号と音声符号化信号をパケ
ット化し、伝送路インタフェース制御部110に転送す
る。パケット化する場合に、映像符号化信号と音声符号
化信号は多重してもよく、分離してもよい。音声パケッ
トの送信時間間隔Tp としてパケットの生成時間間隔を
与え、音声符号化器の符号化速度と宛先アドレスとして
伝送路インタフェース制御部130のアドレスをパケッ
ト情報として付加し、伝送路インタフェース制御部11
0に転送し、接続器120を介して伝送路123に送信
する(ステップ1300)。なお、送信時間間隔Tp を
受信端末に通知する方法は第1の実施例で説明したが、
本実施例の場合、通信中にTpの値は変更しないとす
る。また、音声の符号化速度の通知方法は第1の実施例
の送信時間間隔の通知法と同じである。伝送路123か
ら接続器121を介して受信端末102の伝送路インタ
フェース制御部130で取り込まれたパケットはパケッ
ト受信部500に転送される(ステップ1310)。パ
ケット受信部500では、転送されたパケットを一時的
にバッファに蓄積する。バッファへの蓄積数は任意の設
定された値とする。映像と音声が別にパケット化されて
いる場合には、パケット受信部500で、設定された音
声パケット数がバッファに蓄積された時点で、音声復号
器530に対して音声符号化信号を符号化速度と同じ速
度で転送開始する(ステップ1320)。伝送遅延が増
加すると、パケットの到着が遅れるためバッファの音声
パケットの蓄積数が減少する。パケット受信部500で
は音声パケットを受信するごとに、バッファでの音声パ
ケット蓄積数を検出し、予め設定されたしきい値と比較
し、輻輳通知送信部700に信号を送信する(ステップ
1330)。該信号を受信した輻輳通知送信部700は
輻輳を通知するため、輻輳通知パケットを生成する(ス
テップ1340)。生成した輻輳通知パケットには宛先
アドレスとして送信端末101のアドレスを付加し、伝
送路インタフェース制御部130に転送し、接続器12
1を介して伝送路123に送信する(ステップ135
0)。なお、パケット蓄積数としきい値の比較の方法は
第1の実施例の(ΣTr −ΣTp )としきい値Tthとの
比較と同じ方法である。また、輻輳通知パケットの生成
の間隔も第1の実施例と同様である。送信端末101の
伝送路インタフェース制御部110は、受信端末102
が送信した輻輳通知パケットを接続器120を介して受
信し、輻輳通知受信部400に転送する(ステップ13
60)。輻輳通知受信部400では輻輳通知パケットを
受信すると、パケット送信部300に信号を転送する
(ステップ1370)。信号を受信したパケット送信部
300では映像符号化器330の符号化速度を制御する
(ステップ1380)(符号化速度の制御は第1の実施
例の送信ビットレートの制御と同じである)。音声符号
化速度は変えない。なお、映像符号化信号と音声符号化
信号が多重してパケット化されている場合には、パケッ
ト受信部500のバッファには、パケット単位に蓄積す
るのではなく、受信した音声符号化信号を蓄積する。こ
の場合、設定された量の音声符号化信号がバッファに蓄
積された時点で音声復号器530に対して符号化信号を
符号化速度と同じ速度で転送開始する。伝送遅延が増加
すると、パケットの到着が遅れるためバッファの音声符
号化信号の量が減少する。パケット受信部500では受
信したパケットから取り出された符号化信号を新たにバ
ッファに蓄積するごとに、パケット蓄積量を検出し、予
め設定されたしきい値と比較し、輻輳通知送信部700
に信号を送信する。
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パケット通信網において端末で輻輳を早期かつ方向毎に
検出することができ、輻輳検出のための処理負荷が小さ
く、輻輳検出のためのトラフィックの増加は少ない。ま
た、輻輳検出時には送信端末の送信ビットレートを伝送
遅延量の増加量がしきい値を超えないよう送信ビットレ
ートを制御するため、伝送遅延の増加を抑えることがで
きる。特に、実時間映像/音声通信については符号化速
度を制御し送信ビットレートを制御するために、実時間
性を確保することが可能である。更に、本発明によれ
ば、通信帯域を予約した場合に予約した以上に送信ビッ
トレートを増加させても、輻輳検出時には送信ビットレ
ートを予約した値に制御することが可能であるため、網
の通信帯域を有効に使用することが可能である。また、
通信帯域の予約が上限であっても、新たな通信を許可で
き、予約の上限を増やすことが可能である。さらに、端
末での輻輳防止を期待できるため、網での輻輳制御の負
荷が軽減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わる構成を示すブロ
ック図である。
【図2】輻輳の通知を行う時間を説明する図である。
【図3】輻輳の通知を行う時間を説明する図である。
【図4】輻輳の通知を行う時間を説明する図である。
【図5】輻輳の通知を行う時間を説明する図である。
【図6】送信端末の送信ビットレートの制御を説明する
図である。
【図7】送信端末の送信ビットレートの制御を説明する
図である。
【図8】送信端末の送信ビットレートの制御を説明する
図である。
【図9】送信端末の送信ビットレートの制御を説明する
図である。
【図10】送信端末の送信ビットレートの制御を説明す
る図である。
【図11】本発明の第2の実施例に係わる構成を示すブ
ロック図である。
【図12】本発明の第3の実施例に係わる構成を示すブ
ロック図である。
【図13】送信時間間隔に対する受信時間間隔の遅れの
和が伝送遅延の増加量と等価であることを示す図であ
る。
【図14】図1に示す第1の実施例の作用を示すフロー
チャートである。
【図15】図11に示す第2の実施例の作用を示すフロ
ーチャートである。
【図16】図12に示す第3の実施例の作用を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
101 送信端末 102 受信端末 110,130 伝送路インタフェース制御部 120,121 接続器 123 伝送路 300 パケット送信部 310 符号化器 320 映像符号化器 330 音声符号化器 400 輻輳通知受信部 500 パケット受信部 510 復号器 520 映像復号器 530 音声復号器 700 輻輳通知送信部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケット網に接続される端末における輻
    輳検出方法であって、 送信端末からパケット送信時間間隔の通知を受け、設定
    された個数の、連続して受信したパケットについてそれ
    らの受信時間間隔の和と送信時間間隔の和との差を計算
    することによって伝送遅延の増加量を求め、該伝送遅延
    の増加量と設定されたしきい値とを比較して該伝送遅延
    の増加量が該しきい値より大きくなった場合に輻輳を検
    出することを特徴とする輻輳検出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の輻輳検出方法であっ
    て、 パケットを受信する毎に、伝送遅延の増加量を求め、輻
    輳を検出することを特徴とする輻輳検出方法。
  3. 【請求項3】 パケット網に接続される端末における輻
    輳検出方法であって、 送信端末からパケット送信時間間隔の通知を受け、最新
    のパケット受信時刻とそのN−1個以前のパケット受信
    時刻の差を計算することによってパケット受信時間間隔
    の和を求め、最新の受信パケットの送信時刻とそのN−
    1個以前の受信パケットの送信時刻の差を計算すること
    によってパケット送信時間間隔の和を求め、前記受信時
    間間隔の和と前記送信時間間隔の和との差を計算するこ
    とによって、伝送遅延の増加量を求め、該伝送遅延の増
    加量と設定されたしきい値とを比較して該伝送遅延の増
    加量が該しきい値より大きくなった場合に輻輳を検出す
    ることを特徴とする輻輳検出方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の輻輳検出方法であっ
    て、 パケットを受信する毎に、伝送遅延の増加量を求め、輻
    輳を検出することを特徴とする輻輳検出方法。
  5. 【請求項5】 パケット網に接続され、符号化映像や符
    号化音声を送受信する端末における輻輳防止方法であっ
    て、 送信端末がパケット送信時間間隔を受信端末に伝え、 受信端末は、設定された個数の、連続して受信したパケ
    ットについてそれらの受信時間間隔の和と送信時間間隔
    の和との差を計算することによって伝送遅延の増加量を
    求め、該伝送遅延の増加量と設定されたしきい値とを比
    較して該伝送遅延の増加量が該しきい値より大きくなっ
    た場合に輻輳を検出し、該検出結果に従って送信端末に
    輻輳を通知し、 送信端末は、前記通知の受信によって映像あるいは音声
    の符号化速度を減少させ、その変化に合わせてパケット
    の送信時間間隔とパケット長のいずれか一方または両方
    を減少させ、パケット長と送信時間間隔に基づいて計算
    される送信ビットレートを制御することを特徴とする輻
    輳防止方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の輻輳防止方法であっ
    て、 受信端末において、パケットを受信する毎に、伝送遅延
    の増加量を求め、輻輳を検出し、該検出結果に従って送
    信端末に輻輳を通知することを特徴とする輻輳防止方
    法。
  7. 【請求項7】 パケット網に接続され、符号化映像や符
    号化音声を送受信する端末における輻輳防止方法であっ
    て、 送信端末がパケット送信時刻を受信端末に伝え、 受信端末は、最新のパケット受信時刻とそのN−1個以
    前のパケット受信時刻の差を計算することによってパケ
    ット受信時間間隔の和を求め、最新の受信パケットの送
    信時刻とそのN−1個以前の受信パケットの送信時刻の
    差を計算することによってパケット送信時間間隔の和を
    求め、前記受信時間間隔の和と前記送信時間間隔の和と
    の差を計算することによって、伝送遅延の増加量を求
    め、該伝送遅延の増加量と設定されたしきい値とを比較
    して該伝送遅延の増加量が該しきい値より大きくなった
    場合に輻輳を検出し、該検出結果に従って送信端末に輻
    輳を通知し、 送信端末は、前記通知の受信によって映像あるいは音声
    の符号化速度を減少させ、その変化に合わせてパケット
    の送信時間間隔とパケット長のいずれか一方または両方
    を減少させ、パケット長と送信時間間隔に基づいて計算
    される送信ビットレートを制御することを特徴とする輻
    輳防止方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の輻輳防止方法であっ
    て、 受信端末において、パケットを受信する毎に、伝送遅延
    の増加量を求め、輻輳を検出し、該検出結果に従って送
    信端末に輻輳を通知することを特徴とする輻輳防止方
    法。
  9. 【請求項9】 パケット網に接続され、符号化映像や符
    号化音声を送受信するパケット通信システムであって、 送信端末がパケット送信時間間隔を受信端末に伝える手
    段と、 受信端末が、設定された個数の、連続して受信したパケ
    ットについてそれらの受信時間間隔の和と送信時間間隔
    の和との差を計算することによって伝送遅延の増加量を
    求め、該伝送遅延の増加量と設定されたしきい値とを比
    較して該伝送遅延の増加量が該しきい値より大きくなっ
    た場合に輻輳を検出し、該検出結果に従って送信端末に
    輻輳を通知する手段と、 送信端末が、前記通知の受信によって映像あるいは音声
    の符号化速度を減少させ、その変化に合わせてパケット
    の送信時間間隔とパケット長のいずれか一方または両方
    を減少させ、パケット長と送信時間間隔に基づいて計算
    される送信ビットレートを制御する手段を有することを
    特徴とするパケット通信システム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のパケット通信システ
    ムであって、 受信端末において、パケットを受信する毎に、伝送遅延
    の増加量を求め、輻輳を検出し、該検出結果に従って送
    信端末に輻輳を通知することを特徴とするパケット通信
    システム。
  11. 【請求項11】 パケット網に接続され、、符号化映像
    や符号化音声を送受信するパケット通信システムであっ
    て、 送信端末がパケット送信時刻を受信端末に伝える手段
    と、 受信端末が、最新のパケット受信時刻とそのN−1個以
    前のパケット受信時刻の差を計算することによってパケ
    ット受信時間間隔の和を求め、最新の受信パケットの送
    信時刻とそのN−1個以前の受信パケットの送信時刻の
    差を計算することによってパケット送信時間間隔の和を
    求め、前記受信時間間隔の和と前記送信時間間隔の和と
    の差を計算することによって、伝送遅延の増加量を求
    め、該伝送遅延の増加量と設定されたしきい値とを比較
    して該伝送遅延の増加量が該しきい値より大きくなった
    場合に輻輳を検出し、該検出結果に従って送信端末に輻
    輳を通知する手段と、 送信端末が、前記通知の受信によって映像あるいは音声
    の符号化速度を減少させ、その変化に合わせてパケット
    の送信時間間隔とパケット長のいずれか一方または両方
    を減少させ、パケット長と送信時間間隔に基づいて計算
    される送信ビットレートを制御する手段を有することを
    特徴とするパケット通信システム。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のパケット通信シス
    テムであって、 受信端末において、パケットを受信する毎に、伝送遅延
    の増加量を求め、輻輳を検出し、該検出結果に従って送
    信端末に輻輳を通知することを特徴とするパケット通信
    システム。
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