JP4757614B2 - 中皿上昇式吐出容器 - Google Patents

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Description

本発明は、クリーム状物等の高粘度の液体を吐出するのに好適な中皿上昇式吐出容器に関するものである。
この種の容器として、例えば下記特許文献1に示されるような、胴部の下部内面にこの胴部内の負圧化により中皿を上昇摺動可能に嵌合させた容器体と、この容器体の上部に嵌合されたシリンダ部材と、このシリンダ部材の上部に上下摺動可能に設けられた筒状ピストンからステムを起立して、このステム上端にノズル付き押し下げヘッドを圧縮ばねにより上方に付勢させた状態で装着した作動部材と、ノズル付き押し下げヘッドを覆うように作動部材に着脱可能に取り付けられたオーバーキャップとを備え、ノズル付き押し下げヘッドを圧縮ばねの弾性力に抗して押し下げることで、シリンダ部材の内部の高粘度の内容物を加圧してノズルから吐出させ、かつその押し下げを解放することで中皿を容器体内の負圧化により上昇させることによって、容器体内の内容物をシリンダ部材の内部に吸上げるような構成が知られている。
実用新案登録2566681号
しかしながら、従来の中皿上昇式吐出容器では、オーバーキャップが容器体に対して着脱可能とされているので、オーバーキャップが取り外されノズル付き押し下げヘッドが露出された後にこのキャップを再度取り付けると、オーバーキャップが取り外されたことがあったか否か判断することができないという問題があった。すなわち、需要者にあっては、オーバーキャップが取り外されてノズル付き押し下げヘッドが一度でも露出すれば、例えば容器体の内部に異物が混入されたり、あるいは内容量が減らされたりしているのではないか等といった不安要因を生じさせるおそれがあるので、供給者側にあっては、このような不安要因の発生を防ぐ手段に対する要望が高まっている。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、オーバーキャップが取り外されて、ノズル付き押し下げヘッドが露出したことがあったか否かの判断を容易にさせる中皿上昇式吐出容器を提供することを目的とする。
このような課題を解決して、前記目的を達成するために、本発明の中皿上昇式吐出容器は、胴部の下部内面にこの胴部内の負圧化により中皿を上昇摺動可能に嵌合させた容器体と、この容器体の上部に嵌合されたシリンダ部材と、このシリンダ部材の上部に上下摺動可能に設けられた筒状ピストンからステムを起立して、このステム上端にノズル付き押し下げヘッドを上方に付勢させた状態で装着した作動部材と、ノズル付き押し下げヘッドを覆うように着脱可能に設けられたオーバーキャップとを備えた中皿上昇式吐出容器であって、オーバーキャップとノズル付き押し下げヘッドとの間には、少なくともノズル付き押し下げヘッドを覆うようにシリンダ部材の最外周部に取付けられた保護キャップが設けられ、この保護キャップのうちシリンダ部材の最外周部に取り付けられた部分には弱化部が形成されて、この保護キャップは前記弱化部が破断されることにより取り外し可能とされ、前記オーバーキャップの天板部の下面には下方に向けて突出した押圧部が設けられ、該天板部を下方に向けて押圧して前記天板部を撓ませることにより、前記押圧ヘッドを押圧して前記容器体内の圧力を開放可能に構成されていることを特徴とする。
この発明によれば、保護キャップが取り付けられているので、たとえオーバーキャップが取り外されたとしてもノズル付き押し下げヘッドが露出することはないので、需要者に、例えば容器体の内部に異物が混入されたり、あるいは内容量が減らされたりしているのではないか等といった不安要因を抱かせるのを防ぐことができる。また、ノズル付き押し下げヘッドを露出させるには弱化部を破断させて、保護キャップを取り外さなければならないので、この露出があったか否かの判断を容易にすることが可能になる。
ここで、前記保護キャップの天板部には、前記押圧部が挿通された貫通孔が形成されてもよい。
この場合、オーバーキャップの天板部を押圧してこれを撓ませることにより、この天板部の下面に設けられた押圧部によって保護キャップの天板部に形成された貫通孔から押し下げヘッドを押圧させることが可能になる。したがって、シリンダ部材を容器体に取り付けるのに、このシリンダ部材を容器体に対して相対的に下方に向けて押圧することにより嵌合する場合において、この押圧により中皿上昇式吐出容器の内部で圧縮された空気が逃げ場を失って加圧される等してこの容器体内の圧力が高められたとしても、密封後出荷前に予め、オーバーキャップや保護キャップを取り外すことなく押し下げヘッドを前記のように押圧して、その圧力を開放させることが可能になる。これにより、シリンダ部材を容器体に取り付けたときに、容器体内の圧力が高圧になったことに起因して、中皿が容器体から外れたり、あるいは需要者が押し下げヘッドを押圧しても容器体の内部の空気が体積変化するのみで中皿が上昇せずに吐出不良が発生するのを防止することができる。
また、これに代えて、前記保護キャップの天板部の下面には、下方に向けて突出した押圧部が設けられてもよい。
この場合においても、オーバーキャップの天板部を押圧してこれを撓ませることにより、このオーバーキャップの押圧部により保護キャップの天板部を押圧させて撓ませ、この保護キャップの押圧部により押し下げヘッドを押圧させることが可能になる。したがって、前記と同様に中皿が容器体から外れたり、吐出不良が発生するのを防ぐことができる。
本発明に係る中皿上昇式吐出容器によれば、オーバーキャップが取り外されて、ノズル付き押し下げヘッドが露出したことがあったか否かの判断を容易にするとともに、中皿が容器体から外れたり、吐出不良が発生するのを防ぐことができる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1は、この発明の一実施形態として示した中皿上昇式吐出容器の概略構成を示すものである。
本実施形態の中皿上昇式吐出容器10は、胴部11の下部内面にこの胴部11内の負圧化により中皿12を上昇摺動可能に嵌合させた容器体13と、この容器体13の上部内面部に嵌合されたシリンダ部材14と、このシリンダ部材14の上部内面に上下摺動可能に嵌め込まれた筒状ピストン15からステム16を起立して、このステム16上端にノズル17付き押し下げヘッド18を圧縮ばね18aにより上方に付勢させた状態で装着した作動部材19と、ノズル17付き押し下げヘッド18を覆うように容器体13の上端部に着脱可能に取り付けられたオーバーキャップ20とを備えている。なお、胴部11の下端部内面には底蓋11aが固定状態で嵌合されている。
ここで、容器体13の上部内面には上方に向けて開口した嵌合凹部21が設けられている。この嵌合凹部21は、容器体13の上部内面から第1内向きフランジ状壁22を介して上方に向けて起立した内周壁23と、第1内向きフランジ状壁22と、第1内向きフランジ状壁22よりも上方の胴部11部分とにより囲まれた構成とされている。
一方、シリンダ部材14は、フランジ状底壁24と、このフランジ状底壁24の内外周縁から上方に向けて起立した内筒部25および外筒部26と、内筒部25の上部内面から第2内向きフランジ状壁27を介して垂下した補助筒部28と、この補助筒部28の下端から第3内向きフランジ状壁29を介して上方に向けて起立したシリンダ30とを備えている。これらの構成要素のうち、フランジ状底壁24と内筒部25と外筒部26とにより嵌合凸部が構成されている。
以上の構成において、シリンダ部材14のフランジ状底壁24の下面が、第1内向きフランジ状壁22の上面に対向するように、内筒部25および外筒部26の下部を嵌合凹部21内へ嵌合させて、外筒部26の下部外面を、第1内向きフランジ状壁22よりも上方に位置する胴部11の内面に緊密に圧接させるとともに、内筒部25の下部内面を内周壁23の外面に緊密に圧接させ、さらに、補助筒部28の外面を内周壁23の内面に緊密に圧接させることにより、容器体13の上部内面部にシリンダ部材14が嵌合されている。
なお、フランジ状底壁24に空気排出孔24aが穿設されおり、シリンダ部材14の内筒部25、外筒部26およびフランジ状底壁24がなす嵌合凸部の内側と、嵌合凹部21をなす第1内向きフランジ状壁22の上面側とを連通させている。
さらに、シリンダ30の外面には基筒部32が嵌着されるとともに、この基筒部32上端から第4内向きフランジ状壁33を介して係合筒部34が下方に向けて延設され、この係合筒部34で筒状ピストン15の抜けを防止している。
そして、本実施形態の中皿上昇式吐出容器10では、オーバーキャップ20とノズル17付き押し下げヘッド18との間には、少なくともノズル17付き押し下げヘッド18を覆うようにシリンダ部材14の最外周部を構成する支持筒部14aに取り付けられた保護キャップ31が設けられている。ここで、シリンダ部材14の支持筒部14aは、外筒部26の上端から第1外向きフランジ状壁14bを介して上方に起立しており、この支持筒部14aの内面に保護キャップ31の下端部外面が取り付けられている。
さらに、保護キャップ31の周壁部31bのうちシリンダ部材14の支持筒部14aに取り付けられた部分には、人手により破断可能な弱化部31aが形成されている。この弱化部31aは、例えばこの保護キャップ31の厚さ方向に貫通するスリットがブリッジを介して周方向に複数形成された構成とされている。さらに、弱化部31aに保護キャップ31の軸方向下方で隣接する周壁部31bには、第2外向きフランジ状壁31cが保護キャップ31の周方向に延在しており、この第2外向きフランジ状壁31cの下面と支持筒部14aの上面とが当接している。
ここで、オーバーキャップ20の周壁部20bの内面には、天板部20cから軸方向下方に向けて延びるリブ20aが設けられており、このリブ20aの内面が保護キャップ31の周壁部31b外面を支持するとともに、リブ20aの下面が保護キャップ31の第2外向きフランジ状壁31cの上面に当接している。つまり、保護キャップ31の第2外向きフランジ状壁31cはその上下面側からリブ20aの下面とシリンダ部材14の支持筒部14aの上面とにより挟み込まれている。
さらに、本実施形態では、オーバーキャップ20の下端部は、支持筒部14aの外面および前記嵌合凹部21を構成する第1内向きフランジ状壁22よりも上方に位置する胴部11部分の外面まで到達し、保護キャップ31、作動部材19およびシリンダ部材14の全体を覆うようにして容器体13に着脱可能に取り付けられている。
以上より、保護キャップ31は、オーバーキャップ20を取り外した状態で弱化部31aの前記ブリッジを破断させることにより、シリンダ部材14から取り外されてノズル17付き押し下げヘッド18が露出されるようになっている。
また、本実施形態では、オーバーキャップ20の天板部20cの下面には下方に向けて突出した押圧部20dが設けられている。一方、保護キャップ31の天板部31eのうち、この押圧部20dと対向する位置には押圧部20dが挿通させられた貫通孔31dが穿設されている。これにより、保護キャップ31をシリンダ部材14に取り付け、かつオーバーキャップ20を容器体13に取り付けた状態で、オーバーキャップ20の天板部20cを下方に向けて押圧し、これを撓ませて押圧部20dを下方に向けて移動させ、この押圧部20dにより貫通孔31dからノズル17付き押し下げヘッド18を押圧できるようになっている。
次に、以上の中皿上昇式吐出容器10の組立て方法について説明する。
まず、両端面が開口した筒状の胴部11の下端部内面に、中皿12を胴部11の軸方向に上昇摺動可能に嵌合させた後に、この胴部11の下端部内面に底蓋11aを固定状態で嵌合させ、その後、この胴部11にその上端面から内容物を充填する。一方、予めシリンダ部材14に作動部材19、保護キャップ31およびオーバーキャップ20を装着させておき、その後、シリンダ部材14の内筒部25および外筒部26の下部を、前記内容物の充填された胴部11の嵌合凹部21上部に浅く嵌合させ、この状態からこれらの内筒部25および外筒部26を嵌合凹部21に押込んで嵌合させる。
次に、以上の中皿上昇式吐出容器10の作動について説明する。
図1に示す状態から圧縮ばね18aの弾性力に抗して押し下げヘッド18を押し下げると、ステム16が筒状ピストン15に対して相対的に下降し、かつシリンダ30内の内容物が加圧されるため、その内容物がステム16に穿設された吐出孔16a等を通ってノズル17から吐出される。一方、この押し下げを解除すると、圧縮ばね18aの弾性力によりステム16が筒状ピストン15に対して相対的に上昇してシリンダ30とステム16との連通が遮断され、かつシリンダ30内が負圧化し、中皿12が胴部11の内部を上昇摺動して内容物がシリンダ30内に吸い上げられる。
以上説明したように、本実施形態による中皿上昇式吐出容器10によれば、保護キャップ31が備えられているので、たとえオーバーキャップ20が取り外されたとしてもノズル17付き押し下げヘッド18が露出することはなく、需要者に、例えば容器体13の内部に異物が混入されたり、あるいは内容量が減らされたりしているのではないか等といった不安要因を抱かせるのを防ぐことができる。また、ノズル17付き押し下げヘッド18を露出させるには弱化部31aを破断させて、保護キャップ31を取り外さなければならないので、この露出があったか否かの判断を容易にすることが可能になる。
また、オーバーキャップ20の天板部20cの下面に押圧部20dが設けられ、保護キャップ31の天板部31eにはこの押圧部20dが挿通させられた貫通孔31dが形成されているので、オーバーキャップ20の天板部20cを押圧してこれを撓ませることにより、押圧部20dによって保護キャップ31の天板部31eに形成された貫通孔31dから押し下げヘッド18を押圧させることが可能になる。
したがって、シリンダ部材14を容器体13に取り付けるのに、前記のように嵌合凹部21に前記嵌合凸部を嵌合させる際に、この押圧により例えばシリンダ30の下部内側に形成された空間等といった中皿上昇式吐出容器10の内部で圧縮された空気が逃げ場を失って加圧されてこの容器体内の圧力が高められたとしても、密封後出荷前に予め、オーバーキャップ20や保護キャップ31を取り外すことなく押し下げヘッド18を前記のように押圧して、その圧力を開放させることが可能になる。これにより、シリンダ部材14を容器体13に取り付けたときに、容器体13内の圧力が高圧になったことに起因して、中皿12が容器体13から外れたり、あるいは需要者が押し下げヘッド18を押圧しても容器体13の内部の空気が体積変化するのみで中皿12が上昇せずに吐出不良が発生するのを防止することができる。
さらに、オーバーキャップ20の内面にリブ20aが設けられ、このリブ20aの内面により保護キャップ31の周壁部31b外面が支持されるとともに、このリブ20aの下面とシリンダ部材14の支持筒部14aの上面とにより保護キャップ31の第2外向きフランジ状壁31cがその上下面から挟み込まれているので、保護キャップ31を堅固に安定させて中皿上昇式吐出容器10に取り付けることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、図1に示す第1実施形態に対して、例えば図2に示されるように、第1外向きフランジ状壁14bを支持筒部14aよりもさらに径方向外方に延長して胴部11の外面にまで到達させ、その径方向外方端から垂下させて胴部11の上端部を覆う覆筒部14dを設けてもよい。そして、この覆筒部14dの上面にオーバーキャップ20の下端面を当接させてこのキャップ20を取り付けるようにしてもよい。さらに、外筒部26を上方に延長して、この外筒部26の上部内面によりノズル17付き押し下げヘッド18の周面を支持させるようにしてもよい。
また、例えば、前記各実施形態で示した第2外向きフランジ状壁31cの配設位置に代えて、図3に示されるように、保護キャップ31の周壁部31bの下端部に第2外向きフランジ状壁31cを設け、この第2外向きフランジ状壁31cの下面を第1外向きフランジ状壁14bの上面に当接させてもよい。さらに、支持筒部14aを設けないで、シリンダ部材14の外筒部26を上方に延長し、この延長した外筒部26の上部(最外周部)外面により保護キャップ31の周壁部31bの下端部内面を支持させるとともに、外筒部26の上部内面によりノズル17付き押し下げヘッド18の周面を支持させるようにしてもよい。そして、弱化部31aを、保護キャップ31のうち前記延長した外筒部26の上端と対応する位置に形成するようにしてもよい。
さらに、以上の各実施形態において、保護キャップ31の天板部31eに貫通孔31dを形成するのに代えて、図2に示されるように、この保護キャップ31の天板部31eの下面にもオーバーキャップ20の押圧部20dと同様にして、下方に向けて突出した押圧部31fを設けてもよい。そして、保護キャップ31の押圧部31fは、オーバーキャップ20の押圧部20dの配設位置と対応する位置に設けるのが望ましい。
この場合、弱化部31aを破断させて保護キャップ31を容器体13から取り外さない限り、ノズル17付き押し下げヘッド18が外部に対して密閉されることになるので、前述した不安要因を確実に排除することができる。
また、前記各実施形態では、シリンダ部材14を容器体13に取り付けるのに、シリンダ部材14を容器体13に対して下方に向けて押圧して、容器体13の内面に形成された嵌合凹部21にシリンダ部材14の外面に形成された前記嵌合凸部を嵌合させる構成を示したが、これに限らず、例えば、シリンダ部材14を容器体13の外面側に嵌合させるようにしてもよいし、あるいはシリンダ部材14の外周面と容器体13の内周面とを嵌合させるようにしてもよい。
オーバーキャップが取り外されて、ノズル付き押し下げヘッドが露出したことがあったか否かの判断を容易にするとともに、中皿が容器から外れたり、吐出不良の発生を防ぐことができる中皿上昇式吐出容器を提供する。
本発明の第1実施形態として示した中皿上昇式吐出容器の一部断面側面図である。 本発明の第2実施形態として示した中皿上昇式吐出容器の一部拡大断面図である。 本発明の第3実施形態として示した中皿上昇式吐出容器の一部拡大断面図である。
符号の説明
10 中皿上昇式吐出容器
11 胴部
12 中皿
13 容器体
14 シリンダ部材
14a 支持筒部(最外周部)
15 筒状ピストン
16 ステム
17 ノズル
18 押し下げヘッド
19 作動部材
20 オーバーキャップ
20c オーバーキャップの天板部
20d オーバーキャップの押圧部
21 嵌合凹部
24 フランジ状底壁(嵌合凸部)
25 内筒部(嵌合凸部)
26 外筒部(嵌合凸部)
31 保護キャップ
31a 弱化部
31d 貫通孔
31e 保護キャップの天板部
31f 保護キャップの押圧部

Claims (3)

  1. 胴部の下部内面にこの胴部内の負圧化により中皿を上昇摺動可能に嵌合させた容器体と、
    この容器体の上部に嵌合されたシリンダ部材と、
    このシリンダ部材の上部に上下摺動可能に設けられた筒状ピストンからステムを起立して、このステム上端にノズル付き押し下げヘッドを上方に付勢させた状態で装着した作動部材と、
    ノズル付き押し下げヘッドを覆うように着脱可能に設けられたオーバーキャップとを備えた中皿上昇式吐出容器であって、
    オーバーキャップとノズル付き押し下げヘッドとの間には、少なくともノズル付き押し下げヘッドを覆うようにシリンダ部材の最外周部に取付けられた保護キャップが設けられ、この保護キャップのうちシリンダ部材の最外周部に取り付けられた部分には弱化部が形成されて、この保護キャップは前記弱化部が破断されることにより取り外し可能とされ
    前記オーバーキャップの天板部の下面には下方に向けて突出した押圧部が設けられ、該天板部を下方に向けて押圧して前記天板部を撓ませることにより、前記押圧ヘッドを押圧して前記容器体内の圧力を開放可能に構成されていることを特徴とする中皿上昇式吐出容器。
  2. 請求項1記載の中皿上昇式吐出容器において、
    前記保護キャップの天板部には、前記押圧部が挿通された貫通孔が形成されていることを特徴とする中皿上昇式吐出容器。
  3. 請求項1記載の中皿上昇式吐出容器において、
    前記保護キャップの天板部の下面には、下方に向けて突出した押圧部が設けられていることを特徴とする中皿上昇式吐出容器。
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