JP4754944B2 - 操作ペダルの支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のダッシュパネルに枢支されて車体の前後方向に揺動操作される操作ペダルの支持構造に関するものである。
従来、下記特許文献1に示されるように、ダッシュパネルに取り付けられたペダルブラケットと、このペダルブラケットに支持された支持軸を介して揺動自在に支持されたペダル本体とを有する操作ペダルの支持構造において、車両の衝突時に車体側部材に当接することにより回動変位して上記支持軸を駆動する回動レバーを設け、ペダルブラケットに形成されたガイド溝に沿って上記支持軸を車体の後方側にスライドさせることにより、ブレーキブースタを駆動するプッシュロッドの設置部を支点としてペダル本体の上部を車体の後方側に変位させるとともに、これに対応してペダル本体の下端部に設けられたペダル踏込部を車体の前方側に変位させることが行われている。
また、下記特許文献2には、車両の衝突時に、ペダル本体の揺動支点となる回転軸を、ペダル本体の下端部に設けられたペダル踏込部に対して相対的に車両の後方側に変位させるように構成された車両用ペダルの支持構造において、上記回転軸を初期位置に保持する初期位置保持機構と、上記回転軸を車両の後方側へ付勢する付勢手段とを備え、上記初期位置保持機構に、回転軸を保持する回転リンクと、この回転リンクを上記回転軸から離間した位置で回動可能に支持する固定軸を設けるとともに、上記付勢手段により回転軸を初期位置に維持させるように上記回転リンクを付勢し、かつ車両の衝突時に、上記回転軸を初期位置から車両の後方側へ変位させるように回転リンクを付勢することにより、上記ペダル踏込部を車体の前方側に移動させるようにした構成が開示されている。
さらに、下記特許文献3に示すように、操作ペダルのペダル本体を揺動可能に支持するペダルブラケットを、車両の衝突時に作用する衝撃荷重に応じて拡開変形させるとともに、これに対応して上記ペダル本体の揺動支点となる支持軸をペダルブラケットから離脱させることにより、車両の衝突時にダッシュパネルが後退した場合においてもペダル本体の下端部に設けられたペダル踏込部が車体の後方側に移動するのを防止することが行われている。
国際公開第03/45750号パンフレット 特許3269372号公報 欧州特許出願公開第0659615号明細書
上記特許文献1,2に開示された操作ペダルの支持構造では、車両の衝突時に、ペダル本体の上端部に設けられた揺動支点となる回転軸を車体の後方側に移動させるとともに、これに対応してペダル本体の下端部に設けられたペダル踏込部を車体の前方側に移動させるように構成されているため、このペダル踏込部上に載置された運転者の足元部に入力される負荷、つまり車両の前突荷重に対応して運転者を前方側に移動させようとする慣性力により上記足元部に作用する負荷を軽減することが可能である。
しかし、上記特許文献1に開示された操作ペダルの支持構造では、通常時に回動レバーに設けられたアーム部によりペダル本体の支持軸を支持して上記ガイド溝の上端部に係止させるように構成されているため、上記ペダル本体に作用する外力等に対応して回動レバーにがたつきが生じることにより、ペダル本体の支持状態が不安定になってその操作感が損なわれるとともに、上記回動レバーに大きな外力が作用した場合には、上記アーム部による係止状態が解除されてペダル本体が上記係止部から脱落する可能性があるという問題があった。
また、上記特許文献2に開示されているように、通常時に上記付勢手段の付勢力に応じてペダル本体の回転軸を上方の初期位置に保持するように構成した場合には、付勢手段の付勢力を極端に強く設定しなければ上記回転軸を安定して保持することができず、この回転軸の支持位置が上記付勢手段の伸縮等に応じて変動し易いために、ペダル本体の操作感を良好状態に維持することが困難であるという問題がある。
なお、上記特許文献3に開示されているように、車両の衝突時に作用する衝撃荷重に応じてペダルブラケットを拡開変形させることにより、上記ペダル本体の揺動支点となる支持軸をペダルブラケットから離脱させるように構成した場合には、通常時に上記ペダルブラケットが拡開変形しない限り支持軸がペダルブラケットに安定して支持されるため、ペダル本体の操作感を良好状態に維持することが可能である。しかし、上記構成では、車両の衝突時に作用する衝撃荷重に応じて上記ペダル本体を拡開変形させる際に、ペダルブラケットに支持されたペダル本体に斜め方向の荷重が作用する等により、ペダル本体が傾斜状態となると、ペダル本体がペダルブラケットに引っ掛かるという事態が生じ易く、このような事態が生じると、ペダルブラケットによるペダル本体の拘束状態が維持されて運転者の足元部に所定の負荷が作用することが避けられないという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、通常時にペダル本体の操作感を良好状態に維持できるとともに、車両の衝突時にペダル踏込部の後退を簡単かつ効果的に防止して運転者の足元部に作用する負荷を軽減することができる操作ペダルの支持構造を提供することを目的としている。
請求項1に係る発明は、ダッシュパネルに枢支されて車体の前後方向に揺動操作される操作ペダルの支持構造であって、上記ダッシュパネルに取り付けられて車体の後方側に延びるペダルブラケットと、このペダルブラケットに設置された車幅方向に延びるペダル支軸を介して揺動自在に支持されたペダル本体と、上記ペダルブラケットに設置された車幅方向に延びるレバー支軸を介して揺動自在に支持されるとともに、上記ペダル支軸とは別体に形成された回動レバーとを備え、上記ペダルブラケットに、ペダル支軸の支持孔を設けるとともに、その下方にペダル支軸の下方移動を許容する開口部と、この開口部の上端部において上記ペダル支軸を下方から支持する支持部とを設け、車両の衝突時に上記回動レバーが車体側部材と干渉してレバー支軸を支点に回動変位することにより、上記ペダル支軸を下方に押動するとともに、上記支持部を変形させてペダル支軸を支持孔の下方に脱落させるように構成されたものである。
請求項に係る発明は、上記請求項に記載の操作ペダルの支持構造において、ペダル支軸の下方移動を許容する開口部の一方側部からペダル支軸の中心部よりも他方側部に向けて突出する突出部によりペダル支軸の支持部を構成したものである。
請求項に係る発明は、上記請求項に記載の操作ペダルの支持構造において、ペダル支軸の下方移動を許容する開口部の前方部から後方部側に向けて突出する突出部によりペダル支軸の支持部を構成したものである。
請求項に係る発明は、上記請求項に記載の操作ペダルの支持構造において、ペダル支軸の支持部を構成する突出部の基端部に、この突出部の塑性変形を促進する切欠き部を形成したものである。
請求項に係る発明は、上記請求項に記載の操作ペダルの支持構造において、ペダル支軸を支持する突出部の基端部に形成された切欠き部内に係脱可能に挿入されることにより上記突出部の塑性変形を抑制する変形抑制部を備えたものである。
請求項に係る発明は、上記請求項に記載の操作ペダルの支持構造において、上記切欠き部内に係脱可能に挿入される変形抑制部を回動レバーに設けたものである。
請求項に係る発明は、上記請求項に記載の操作ペダルの支持構造において、車両の衝突時にペダル支軸が回動レバーにより下方に押動される前に、回動レバーの変形抑制部を上記切欠き部から離脱させるように構成したものである。
請求項に係る発明は、上記請求項に記載の操作ペダルの支持構造において、ペダル支軸の下方移動を許容する開口部の上端部に設けられた前後一対の突出部によりペダル支軸の支持部を構成したものである。
請求項に係る発明は、上記請求項1〜のいずれか1項に記載の操作ペダルの支持構造において、車両の衝突時に、ペダルブラケットに設けられた支持孔からペダル支軸下方に脱落した直後にペダルブラケットからペダル本体を離脱させるように構成したものである。
請求項1に係る発明によれば、通常の走行状態では、上記支持部によりペダル支軸をペダルブラケットの支持孔に安定して支持させることにより、ペダル支軸を支点としてペダル本体を揺動操作する際の操作感を良好状態に維持できるとともに、簡単な構成でペダル本体を安定して支持できるという利点がある。そして、車両の衝突時には、上記回動レバーおよび車体側部材からなる脱落手段によりペダル支軸を下方に押動して支持部を変形させる等により、ペダル支軸を支持孔の下方に脱落させるように構成したため、ペダル本体の下端部に設けられたペダル踏込部上に運転者の足が載置された状態で衝突事故が発生した場合においても、このペダル踏込部がペダル本体とともに車体の後方側に押動されることに起因して運転者の足元部に過大に負荷が作用するのを効果的に防止できるという利点がある。
請求項に係る発明では、通常時には、上記支持部によりペダル支軸を安定して支持できるとともに、車両の衝突時には、回動レバーによりペダル支軸を下方に押動することにより、支持部の先端部を下降させるように変形させることにより上記ペダル支軸を効果的に支持孔から離脱させることができる。
請求項に係る発明によれば、上記回動レバーによるペダル支軸の駆動方向と、このペダル支軸の脱落方向とを一致させることにより、車両の衝突時にペダル支軸を支持孔から容易に脱落させることができる。
請求項に係る発明によれば、上記支持部の基端部に切欠き部を形成することにより、その塑性変形を促進するように構成したため、車両の衝突時に、上記支持部を効率よく塑性変形させてペダル支軸を支持孔から容易に脱落させることができる。
請求項に係る発明によれば、通常時には、回動レバーに設けられた変形抑制部をペダルブラケットの切欠き部内に挿入することにより上記支持部の塑性変形を防止してペダル支軸を安定して支持することができるとともに、車両の衝突時に上記切欠き部から変形抑制部を離脱させることにより、上記支持部を容易に塑性変形させてペダル支軸を支持孔から確実に脱落させることができる。
請求項に係る発明によれば、回動レバーに設けられた変形抑制部をペダルブラケットの切欠き部内に係脱可能に挿入したため、通常の走行状態では、簡単な構成で上記支持部の塑性変形を防止してペダル支軸を安定して支持することができるとともに、車両の衝突時に上記回動レバーの回動変位に応じて上記切欠き部から変形抑制部を離脱させることにより、上記支持部を容易に塑性変形させてペダル支軸を支持孔から確実に脱落させることができるという利点がある。
請求項に係る発明によれば、通常の走行状態では、上記変形抑制部により支持部の変形を効果的に抑制することができるとともに、車両の衝突には、上記変形抑制部が切欠き部の外部に導出されて支持部から離間した時点で、この支持部を容易に塑性変形させることにより、上記ペダル支軸をその支持部から容易に脱落させることができる。
請求項に係る発明によれば、ペダルブラケットの構造を簡略化しつつ、通常の走行状態では、ペダル支軸を安定した支持状態に保持することができるとともに、車両の衝突時には、支持部を容易に塑性変形させてペダル支軸をその支持孔から容易に脱落させることができる。
請求項に係る発明によれば、ペダル支軸の脱落直後にペダルブラケットから離脱させるように構成したため、このペダルブラケットによるペダル本体の拘束状態を解除することにより、上記ペダル本体の下端部に設けられたペダル踏込部上に運転者の足が載置された状態で事故が発生した場合に、上記ペダル踏込部がペダル本体とともに車体の後方側に押動されることに起因して運転者に足元部に過大な負荷が作用するのを効果的に防止できるという利点がある。
図1は、本発明の実施形態に係る操作ペダルの支持構造を示している。図1において、1はエンジンルームと車室とを区画するダッシュパネルであり、このダッシュパネル1には、ブレーキペダル等の操作ペダルを構成するペダル本体2を揺動自在に支持するペダルブラケット3と、ブレーキブースタ4とが取り付けられるとともに、上記ペダルブラケット3には、車両の衝突時にペダル本体2の揺動支点を下方に脱落させるように駆動する回動レバー5が枢支されている。
上記ペダルブラケット3は、図2〜図4に示すように、ダッシュパネル1にボルト止めされる取付基板6と、この取付基板6の左右両端部から車体の後方側に延びる左右一対のブラケット本体7とを有し、このブラケット本体7の後端部には、上記ペダル本体2が操作されたことを検出するブレーキセンサ(図示せず)用の取付ブラケット8が下方に向けて突設されている。また、上記ペダルブラケット3のブラケット本体7は、取付基板6の左右両側辺部から車体の後方側に延びる左右一対の鉛直板9と、その下端部から車幅方向の外方側に延びる左右一対の水平板10と、この水平板10の外側端部から下方に延びる左右一対の外側板11と、この外側板11の下端部から車幅方向の内方側に向けて斜め向きに延びる左右一対の傾斜板12とを有している。
上記ブラケット本体7の鉛直板9には、ペダル本体2の揺動支点となる第1支軸(ペダル支軸)13の支持孔14と、この支持孔14の下辺部から斜め後方側に延びる傾斜溝部15とが形成されている。また、上記傾斜溝部15の前方側には、支持孔14に向けて斜め向きに延びる切欠き部16が形成されるとともに、支持孔14の後方側には、上記回動レバー5の揺動支点となる第2支軸17からなるレバー支軸の支持孔18が形成されている。
上記ブラケット本体7の鉛直板9に設けられた傾斜溝部15および切欠き部16の下方側には、上記鉛直板9の下辺部と、水平板10の前後方向中央部と、外側板11の上側辺部とを所定範囲に亘って切り欠くことにより略矩形状の開口部19が形成され、この開口部19と上記傾斜溝部15および切欠き部16とによって略台形状の支持部20が区画形成されている。この支持部20は、上記開口部19の上端部に設けられるとともに、その前方部から第1支軸13の中心部よりも後方部側に向けて突出する突部からなり、通常時に、上記第1支軸13を下方から支持してその下方移動を規制するように構成されている。また、車両の衝突時には、後述するように上記回動レバー5の回動変位に応じて支持部20が変形することにより、上記第1支軸13が支持孔14の下方に脱落することが許容されるようになっている。
そして、上記ペダルブラケット3の鉛直板9に形成された支持孔14の周縁部に対し、第1支軸13の左右両端部に設けられた固定部が車幅方向に圧接されることにより、第1支軸13がペダルブラケット3に取り付けられている。すなわち、上記第1支軸13の軸部を、ブラケット本体7の支持孔14およびペダル本体の2のボス部21に設けられた挿通孔に挿通させるとともに、上記第1支軸13の先端部にナット22を螺着することにより、第1支軸13のボルト頭部23および上記ナット22からなる固定部が上記支持孔14の周縁部に対して車幅方向に圧接された状態で、上記第1支軸13がペダルブラケット3に取り付けられ、この第1支軸13を支点に上記ペダル本体2が揺動可能に支持されている。
上記回動レバー5は、第2支軸17の挿通孔25が下端部に形成された左右一対の脚体26と、この脚体26の上端部に設けられた左右一対の側壁板27と、左右の側壁板27上端部を互いに連結する天板28とを有し、上記天板28の前方部には、脚体26よりも車体の前方側に向けて斜め下向きに延びる延出部28aが設置されるとともに、上記脚体26と側壁板27との連設部には、円弧状のコーナ部29が形成されている。また、上記側壁板27には、通常時に上記ペダルブラケット3の切欠き部16内に挿入されて上記支持部20を補強することにより、この支持部20の変形を抑制する補強部30からなる変形抑制部がコーナ部29の前方部に突設されている。さらに、図4に示すように、上記延出部28aの前端部中央には、後窄まりの切欠き部31が形成され、この切欠き部31がペダル本体2に対向した状態で設置されるようになっている。
そして、上記第2支軸17の軸部を、ブラケット本体7の支持孔18および回動レバー5の挿通孔25に挿通させるとともに、上記第2支軸17の先端部にナットを螺着して、この第2支軸17をペダルブラケット3に取り付けることにより、第2支軸17を支点に上記回動レバー5が揺動可能に支持されている。また、上記回動レバー5の補強部30が、ペダルブラケット3の切欠き部16内に挿入されるとともに、回動レバー5のコーナ部29が、上記第1支軸13と所定距離を置いてその上方部に対向した状態で設置されている。さらに、上記天板28に設けられた前方への延出部28aは、上記第1支軸13の設置部よりも車体の前方側に延びるように設置されることにより、ペダル本体2の前面と所定距離を置いて対向した状態で配設されるようになっている。
図1に示すように、上記回動レバー5の後方側には、パイプ材からなるステアリングコラム支持用のインストルメントパネルレインフォースメント32が所定距離を置いて配設されるとともに、このインストルメントパネルレインフォースメント32には、上記回動レバー5の後端部と所定距離を置いて対向する車体側部材33が設置されている。そして、車両の衝突時にダッシュパネル1およびペダルブラケット3が後退し、このペダルブラケット3に取り付けられた上記回動レバー5の後端部が上記車体側部材33に当接すると、図5に示すように、第2支軸17を支点に回動レバー5の前端部が下降する方向に回動変位することにより、上記補強部30がペダルブラケット3の切欠き部16内からその下方に離脱した後、回動レバー5のコーナ部29が上記第1支軸13を保持するボス部21に当接して第1支軸13が下方に押動されることになる。
車両の衝突荷重に応じて上記ペダルブラケット3がさらに後退すると、図6に示すように、上記ペダルブラケット3に設けられた支持部20が、その前端部に設けられた切欠き部16を起点として下方に押し下げられるように塑性変形することにより、上記傾斜溝部15が拡開変形する。この結果、上記支持部20による第1支軸13の支持状態が解除されて第1支軸13が、上記のように拡開した傾斜溝部15からなるガイド部に沿って下方にスライド変位することにより、上記支持孔14の下方に位置する開口部19内に移動して支持孔14から脱落するとともに、その直後に図7に示すように、上記ボルト頭部23および上記ナット22からなる第1支軸13の固定部が、ペダルブラケット3に形成された開口部19を介して左右の外側板11,11の間に導入され、これに応じて上記ペダル本体2がペダルブラケット3から離脱するようになっている。
また、上記第1支軸13が下方に脱落した後、図8に示すように、回動レバー5に設けられた天板28の前方部(延出部28a)がペダル本体2の上部前面に当接することにより、ペダル本体2の上部が車体の後方側に押動され、ブレーキブースタ4を駆動するプッシュロッド35の設置部を支点としてペダル本体2が回動変位することになる。すなわち、車両の衝突時に、上記ペダルブラケット3の支持部から下方に脱落した第1支軸13の下方部においてペダル本体2の前面に当接することにより、上記第1支軸13およびペダル本体2の上部を車体の後方側に移動させる後方移動手段が、上記天板28の前方部分からなる延出部28aにより構成されている。
上記のようにダッシュパネル1に取り付けられて車体の後方側に延びるペダルブラケット3と、このペダルブラケット3に設置された車幅方向に延びる第1支軸13を介して揺動自在に支持されたペダル本体2とを備えた操作ペダルの支持構造において、上記ペダルブラケット3に、第1支軸13からなるペダル支軸の支持孔14を設けるとともに、その下方に第1支軸13の下方移動を許容する開口部19と、この開口部19の上端部において上記第1支軸13を下方から支持する支持部20とを設けたため、通常の走行状態では、上記支持部20により第1支軸13をペダルブラケット3の支持孔14に安定して支持させることができる。したがって、第1支軸13を支点としてペダル本体2を揺動操作する際の操作感を良好状態に維持できるとともに、上記ペダル本体2を下方に付勢する大きな外力等が作用した場合においても、上記支持部20が変形しない限り第1支軸(ペダル支軸)13が支持孔から脱落するという事態を生じることがなく、簡単な構成でペダル本体2の安定した支持状態が得られるという利点がある。
そして、車両の衝突時には、上記回動レバー5からなる脱落手段により第1支軸13を下方に押動して支持部20を変形させることにより、第1支軸13を支持孔14の下方に脱落させるように構成したため、衝突事故の発生時には、ペダル踏込部34上に載置された運転者の足元部に作用する負荷を効果的に低減できるという利点がある。すなわち、上記実施形態では、車両の前突事故等が発生してダッシュパネル1が後方に押動された場合に、上記車体側部材33の前端部を回動レバー5の後端部に当接させ、第2支軸17を支点に回動レバー5を回動変位させることにより、上記第1支軸13を下方に変位させる押圧力を作用させ、この押圧力に応じて上記支持部20を変形させるように構成したため、衝突事故の発生時に、上記支持部20による第1支軸13の支持状態を解除して上記支持孔14の下方に第1支軸13を脱落させることができる。これにより、上記ペダル踏込部34上に運転者の足が載置された状態で衝突事故が発生した場合においても、このペダル踏込部34がペダル本体2とともに車体の後方側に押動されることに起因して運転者の足元部に過大に負荷が作用するのを効果的に防止できるという利点がある。
また、上記実施形態に示すように、回動レバー5により第1支軸13を駆動して支持孔14の下方に脱落させる脱落手段を構成するとともに、この回動レバー5に、第1支軸13の設置部よりも車体の前方側に延びる延出部28aからなる後方移動手段を設け、車両の衝突時に、上記回動レバー5の延出部28aをペダル本体2の第1支軸13の下方部に当接させることにより(図8参照)、ペダル本体2の上部を車体の後方側に移動させるように構成した場合には、上記第1支軸13を支持孔14から容易に脱落させることができるとともに、その後にペダル本体2を駆動する回動レバー5のレバー比を変化させることにより、上記プッシュロッド35の設置部を支点としてペダル本体2の上部を大きく車体の後方側に変位させるとともに、ペダル踏込部34を車体の前方側に大きく移動させて運転者の足元部に作用する負荷を効果的に軽減することができる。
すなわち、上記のように回動レバー5により脱落手段を構成した場合には、そのコーナ部29を第1支軸13に当接させて第1支軸13を支持孔14から脱落させる際に、上記回動レバー5の駆動力を梃子の原理により増大させてペダル本体2の上端部を大きな力で容易に下方に脱落させることができる。そして、上記第1支軸13を支持孔14から脱落させた後には、それ程大きな駆動力を作用させることなく、ペダル本体2の上部を車体の後方側に移動させることが可能であるため、上記回動レバー5の延出部28aにより駆動されるペダル本体2の被駆動部、つまり上記延出部28aの当接部を、ペダル本体2の揺動支点となる上記プッシュロッド35の設置部に近い位置に設定することにより、ペダル本体2を大きく揺動変位させてペダル踏込部34を車体の前方側に大きく移動させることが可能となる。したがって、上記ペダル本体2の下端部に設けられたペダル踏込部34から運転者の足元部に入力される負荷、つまり車両の前突荷重に対応して運転者を前方側に移動させようとする慣性力により運転者の足元部に作用する負荷を効果的に軽減できるという利点がある。
特に、上記実施形態では、図2および図4に示すように、回動レバー5の天板28の前端部中央に、後窄まりの切欠き部31を形成したため、上記回動レバー5の延出部28aをペダル本体2に当接させて、このペダル本体2を揺動変位させる際に、上記切欠き部31に沿ってペダル本体2を車幅方向に中央部側に引き寄せることにより、上記ペダルブラケット3による拘束が解除されたペダル本体2が大きく横移動することに起因して車体構成部材に引っ掛かるような事態の発生を、さらに効果的に防止できるという利点がある。
なお、上記回動レバー5の延出部28aからなる後方移動手段をペダル本体2に当接させることにより、このペダル本体2の上部を車体の後方側に移動させるように構成した上記実施形態に代え、ペダル本体2の上端部を車体の後方側に付勢する引張コイルばね等からなる後方移動手段を設け、車両の衝突時に、ペダルブラケット3の支持部から第1支軸13が下方に脱落した直後に、上記引張コイルばねによりペダル本体2の上部を車体の後方側に移動させるように駆動するとともに、これに対応して、ペダル本体2の下端部に設けられたペダル踏込部34を車体の前方側に移動させるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、図9に示すように、支持孔14の下方に設けられた開口部19の前方部から後方部側に向けて突出する突出部により上記支持部20を構成し、車両の衝突時に、この支持部20の基端部(前端部)を起点として支持部20を塑性変形させるとともに、この支持部20の塑性変形に応じて拡開した傾斜溝部15、つまり上記支持部20の後方側に配設されたガイド部を介して第1支軸13を支持孔14から下方に脱落させるように構成したため、上記回動レバー5による第1支軸13の駆動方向(矢印参照)と、この第1支軸13の脱落方向とを一致させることにより、車両の衝突時に第1支軸13を支持孔14から容易に脱落させることができるという利点がある。
なお、図10に示すように、支持孔14の下方に設けられた開口部19の前方部に上記支持孔14に連通した傾斜溝部15aを形成するとともに、その後方側に切欠き部16aを形成する等により、上記開口部19の後方部から前方部側に向けて突出する突出部からなる上記支持部20を設け、車両の衝突時に、この支持部20の基端部(後端部)を起点に支持部20を塑性変形させて上記第1支軸13を支持孔14から下方に脱落させるように構成してもよい。このように構成した場合には、通常時に、ペダル本体2を揺動操作する際の反力が作用する上記支持部20の後方部に支持孔14に連通した傾斜溝部を設ける必要がないため、この傾斜溝部が上記支持部20の後方部に形成されることに起因した弊害、つまり上記第1支軸13の支持状態が不安定になってペダル本体2の操作感が悪化するという事態の発生を効果的に防止できるという利点がある。
また、上記実施形態では、第1支軸13の下方移動を許容する上記開口部19の一方側部(前方部または後方部)から第1支軸13の中心部よりも他方側部(後方部または前方部)に向けて突出する突出部により第1支軸13の支持部20を形成し、この支持部20により上記開口部19の上端部の略全域を覆うように構成したため、簡単な構成で通常時における上記第1支軸13の支持状態を効果的に安定させてペダル本体2の操作感を良好に維持できるという利点がある。
さらに、上記実施形態では、第1支軸13の支持部20を構成する突出部の基端部に、支持孔14に向けて斜め向きに延びる切欠き部16を形成することにより、上記突出部の塑性変形を促進するように構成したため、車両の衝突時に、上記支持部20を効率よく塑性変形させて第1支軸13を支持孔14から容易に脱落させることができる。
特に、上記実施形態では、回動レバー5に突設された補強部30からなる変形抑制部を上記ペダルブラケット3の切欠き部16内に係脱可能に挿入することにより、支持部20の変形を上記補強部30によって抑制するように構成したため、通常時に上記支持部20の塑性変形を防止して第1支軸13を安定して支持することができるとともに、車両の衝突時に上記切欠き部16から補強部30を離脱させることにより、上記支持部20を容易に塑性変形させて第1支軸13を支持孔14から確実に脱落させることができる。
なお、上記切欠き部16内に係脱可能に挿入される補強部30を回動レバー5とは別体に設けることも可能であるが、上記のように回動レバー5に突設された補強部30を上記ペダルブラケット3の切欠き部16内に係脱可能に挿入するように構成した場合には、簡単な構成で、通常時に上記支持部20の変形を補強部30により抑制できるとともに、車両の衝突時に上記切欠き部16から補強部30を離脱させることにより、上記支持部20を容易に塑性変形させることができるという利点がある。
また、上記実施形態では、車両の衝突時に第1支軸13が回動レバー5を介して下方に押動される前に、回動レバー5の回動変位に応じて上記補強部30を支持部20から離間させるように構成したため、通常時に、上記支持部20を補強部30により補強して支持部20の変形を防止することができるとともに、車両の衝突に、上記補強部30が切欠き部16の外部に導出されて支持部20から離間した時点で、この支持部20を容易に塑性変形させることにより、上記第1支軸13をその支持部から容易に脱落させることができる。したがって、通常の走行状態では、上記第1支軸13を安定した支持状態に保持することにより、この第1支軸13を支点としてペダル本体2を揺動操作する際の操作感を良好状態に維持することができるとともに、車両の衝突時には、上記切欠き部16を省略した場合に比べ、支持部20を容易に塑性変形させて上記第1支軸13をその支持部から容易に脱落させることができる。
なお、図11に示すように、上記第1支軸13が支持される支持孔14の下方部に形成された開口部19の上端部に相対向する前後一対の突部37を設け、この突部37からなる支持部により、通常時には第1支軸13の下方移動を規制するとともに、車両の衝突時には上記回動レバー5の回動変位に応じて突部37を塑性変形、または弾性変形させて第1支軸13が支持孔14の下方に脱落するのを許容するように構成してもよい。この構成によれば、上記ペダルブラケット3の構造を簡略化しつつ、通常の走行状態では、上記第1支軸13を安定した支持状態に保持することができるとともに、車両の衝突時には、支持部20を容易に塑性変形させて上記第1支軸13をその支持部から容易に脱落させることができる。
上記実施形態では、第1支軸13の脱落直後に上記開口部19を介して第1支軸13の固定部を左右の外側板11,11内に導入させることにより、上記第1支軸13をペダルブラケット3から離脱させるように構成したため、このペダルブラケット3によるペダル本体2の拘束状態を解除することにより、上記ペダル本体2の下端部に設けられたペダル踏込部34上に運転者の足が載置された状態で事故が発生した場合に、上記ペダル踏込部34がペダル本体2とともに車体の後方側に押動されることに起因して運転者に足元部に過大な負荷が作用するのを効果的に防止できるという利点がある。
また、上記実施形態に示すように、ペダルブラケット3を構成する左右一対の鉛直板9に、第1支軸13の支持孔14を設けるともに、第1支軸13の左右両端部に設けられた固定部(ナット22およびボルト頭部23)を上記支持孔14の周縁部に圧接させることにより、第1支軸13の左右両端部を上記ペダルブラケット3に取り付けるように構成した場合には、通常時に上記第1支軸13をペダルブラケット3に安定して支持させることができるとともに、車両の衝突時に上記支持部から離脱した第1支軸13を上記鉛直板9に沿って下方に移動させることにより、ペダルブラケット3に引っ掛かるという事態の発生を効果的に防止できるという利点がある。
特に、上記実施形態では、第1支軸13の支持部の下方、つまり上記支持孔14が形成された鉛直板9の下方に左右一対の外側板11を設け、車両の衝突時に、ペダルブラケット3の支持部から下方に脱落した第1支軸13の固定部を、上記外側板11の間に導入させることにより、この外側板11からなる横移動規制部によって上記第1支軸13の横移動量を一定値以下に規制するように構成したため、上記支持孔14から離脱した第1支軸13が大きく横移動することに起因してペダルブラケット3に引っ掛かるという事態の発生を、さらに効果的に防止することができる。
また、上記実施形態に示すように、第1支軸13の横移動規制部となる上記外側板11の下方に、車幅方向の内方側に向けて斜め向きに延びる左右一対の傾斜板12設けた場合には、車両の衝突時に、ペダルブラケット3の支持部から脱落した第1支軸13が下方に移動するに従い、その横移動許容範囲を上記傾斜板12からなる横移動規制部により次第に減少させることができるため、上記ペダルブラケット3によるペダル本体2の拘束が解除された後に、ペダル本体2が一時的に大きく横移動した場合においても、このペダル本体2が下方に移動するのに応じ、その横移動状態を次第に修正することができる。したがって、上記ペダルブラケット3による拘束が解除されたペダル本体2が大きく横移動することに起因して車体構成部材等に引っ掛かるような事態の発生を効果的に防止できるという利点がある。
なお、第1支軸13の脱落直後に上記開口部19を介して第1支軸13の固定部を左右の外側板11,11内に導入させることにより、上記第1支軸13をペダルブラケット3から離脱させるように構成した上記実施形態に代え、図12に示すように、支持孔14の下端部から車体の後方側に延びるガイド溝からなる開口部19aを形成した構造としてもよい。そして、車両の衝突時に、図13に示すように、回動レバー5の後端部をインストルメントパネルレインフォースメント32からなる車体側部材に当接させ、上記回動レバー5を回動させて第1支軸13を下方に押動することにより、上記開口部19aの上端部に設けられた突部37等からなる支持部を変形させて上記支持孔14から脱落させるとともに、回動レバー5によりペダル本体2の上部を後方に押動する等により、上記開口部19aに沿って第1支軸13を車体の後方側に案内するように構成してもよい。このように構成した場合には、車両の衝突時に、ペダル本体2の上端部をペダルブラケット3から離脱させることなく、車体の後方側に移動させて上記ペダル本体2の下端部に設けられたペダル踏込部34を車体の前方側に大きく移動させることにより、このペダル踏込部34から運転者の足元部に入力される負荷を効果的に軽減できるという利点がある。
本発明に係る操作ペダルの支持構造の実施形態を示す側面図である。 上記操作ペダルの支持構造の具体的構成を示す分解斜視図である。 通常時におけるペダル本体の支持状態を示す側面図である。 上記操作ペダルの支持構造の具体的構成を示す正面断面図である。 衝突初期段階におけるペダル本体の支持状態を示す側面図である。 第1支軸が脱落した状態を示す側面図である。 衝突の後期段階におけるペダル本体の状態を示す正面断面図である。 衝突の後期段階におけるペダル本体の状態を示す正面図である。 第1支軸の下端部を支持する支持部の具体的構成を示す説明図である。 第1支軸の下端部を支持する支持部の別の具体例を示す説明図である。 第1支軸の下端部を支持する支持部のさらに別の具体例を示す説明図である。 本発明に係る操作ペダルの支持構造の別の実施形態を示す説明図である。 上記実施形態におけるペダル本体の変位状態を示す説明図である。
1 ダッシュパネル
2 ペダル本体
3 ペダルブラケット
5 回動レバー
9 鉛直板
10 水平板
11 外側板(横移動規制部)
12 傾斜板(横移動規制部)
13 第1支軸
15 傾斜溝部(ガイド部)
17 第2支軸
19 開口部
20 支持部
22 ナット(固定部)
23 ボルト頭部(固定部)
28a 延出部(後方移動手段)
30 補強部
38 被覆板(干渉抑制部)

Claims (9)

  1. ダッシュパネルに枢支されて車体の前後方向に揺動操作される操作ペダルの支持構造であって、上記ダッシュパネルに取り付けられて車体の後方側に延びるペダルブラケットと、このペダルブラケットに設置された車幅方向に延びるペダル支軸を介して揺動自在に支持されたペダル本体と、上記ペダルブラケットに設置された車幅方向に延びるレバー支軸を介して揺動自在に支持されるとともに、上記ペダル支軸とは別体に形成された回動レバーとを備え、上記ペダルブラケットに、ペダル支軸の支持孔を設けるとともに、その下方にペダル支軸の下方移動を許容する開口部と、この開口部の上端部において上記ペダル支軸を下方から支持する支持部とを設け、車両の衝突時に上記回動レバーが車体側部材と干渉してレバー支軸を支点に回動変位することにより、上記ペダル支軸を下方に押動するとともに、上記支持部を変形させてペダル支軸を支持孔の下方に脱落させるように構成されたことを特徴とする操作ペダルの支持構造。
  2. ペダル支軸の下方移動を許容する開口部の一方側部からペダル支軸の中心部よりも他方側部に向けて突出する突出部によりペダル支軸の支持部を構成したことを特徴とする請求項1に記載の操作ペダルの支持構造。
  3. ペダル支軸の下方移動を許容する開口部の前方部から後方部側に向けて突出する突出部によりペダル支軸の支持部を構成したことを特徴とする請求項に記載の操作ペダルの支持構造。
  4. ペダル支軸の支持部を構成する突出部の基端部に、この突出部の塑性変形を促進する切欠き部を形成したことを特徴とする請求項3に記載の操作ペダルの支持構造。
  5. ペダル支軸を支持する突出部の基端部に形成された切欠き部内に係脱可能に挿入されることにより通常の走行状態で上記突出部の塑性変形を抑制する変形抑制部を備えたことを特徴とする請求項4に記載の操作ペダルの支持構造。
  6. 上記切欠き部内に係脱可能に挿入される上記変形抑制部を回動レバーに設けたことを特徴とする請求項5に記載の操作ペダルの支持構造。
  7. 車両の衝突時にペダル支軸が回動レバーにより下方に押動される前に、回動レバーの変形抑制部を上記切欠き部から離脱させるように構成したことを特徴とする請求項6に記載の操作ペダルの支持構造。
  8. ペダル支軸の下方移動を許容する開口部の上端部に設けられた前後一対の突出部によりペダル支軸の支持部を構成したことを特徴とする請求項に記載の操作ペダルの支持構造。
  9. 車両の衝突時に、ペダルブラケットに設けられた支持孔からペダル支軸が下方に脱落した直後にペダルブラケットからペダル本体を離脱させるように構成したことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の操作ペダルの支持構造。
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