JP4754627B2 - 表示素子の駆動方法および表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示素子の駆動方法および表示装置に関し、特に、コレステリック液晶を始めとする静止画表示向けの表示素子の駆動技術に関する。
近年、各企業や大学等の研究機関で電子ペーパの開発が盛んに進められている。電子ペーパが期待されている応用市場としては、電子書籍を筆頭として、モバイル端末のサブディスプレイやICカードの表示部といった多様な応用形態が提案されている。
従来、電子ペーパの有力なものとして、コレステリック液晶が知られている。このコレステリック液晶は、半永久的な表示保持(メモリ性)、並びに、鮮やかなカラー表示、高コントラストおよび高解像性といった優れた特徴を有している。さらに、コレステリック液晶は、RGB各反射色を呈する表示層を積層することにより鮮やかなフルカラー表示も可能になる。
また、コレステリック液晶は、カイラルネマティック液晶とも称されることがあり、ネマティック液晶にキラル性の添加剤(カイラル材とも称される)を比較的多く(数十%)添加することにより、ネマティック液晶の分子がらせん状のコレステリック相を形成する液晶である。
ところで、コレステリック液晶はメモリ性を有する液晶であるため、安価な単純マトリクス駆動が可能であり、例えば、A4サイズ以上の大型化も比較的容易である。そして、コレステリック液晶は、表示内容を更新する(画像を書換える)時だけ電力が消費され、画像の書換えが終了したら電源を全てオフにしても画像はそのまま保持されることになる。
まず、本発明に係る表示素子の一例としてのコレステリック液晶の駆動例について説明する。
図1Aおよび図1Bはコレステリック液晶の配向状態を説明するための図であり、図1Aはプレーナ状態を示し、図1Bはフォーカルコニック状態を示す。
コレステリック液晶は、プレーナ状態およびフォーカルコニック状態の安定した2つの状態を無電界下でとることができる。
すなわち、図1Aに示されるように、プレーナ状態において、入射光は液晶で反射されるため、人間の目はその反射光を見ることができる。
また、図1Bに示されるように、フォーカルコニック状態において、入射光は液晶を通過する。そして、液晶層とは別に光吸収層を設けることにより、フォーカルコニック状態において、黒色を表示させることができる。
ここで、プレーナ状態においては、液晶分子の螺旋ピッチに応じた波長の光が反射され、反射が最大になる波長λは、液晶の平均屈折率をnとし、螺旋ピッチをpとすると、λ=n・pで示される。なお、反射帯域Δλは、液晶の屈折率異方性Δnに伴って大きくなり、液晶の平均屈折率nおよび螺旋ピッチpを選ぶことにより、プレーナ状態時には波長λの色を表示させることができる。
図2A,図2Bおよび図2Cはコレステリック液晶を駆動するための電圧特性(時間と電圧との関係)を示す図であり、液晶に印加する電界と各ホメオトロピック状態、フォーカルコニック状態およびプレーナ状態の変化の様子を示している。ここで、ホメオトロピック状態をH、フォーカルコニック状態をFC、そして、プレーナ状態をPとする。
まず、コレステリック液晶に対して強い電界を与えると、液晶分子の螺旋構造は完全にほどけ、全ての分子が電界の向きに従うホメオトロピック状態Hになる。
図2Bに示されるように、ホメオトロピック状態Hから急激に電界をゼロにすると、液晶の螺旋軸は電極に垂直になり、螺旋ピッチに応じた光を選択的に反射するプレーナ状態Pになる。
一方、図2Aに示されるように、液晶分子の螺旋軸がやっとほどける程度の弱い電界の形成後に電界を除去した場合、或いは、図2Cに示されるように、強い電界をかけ緩やかに電界を除去した場合には、液晶の螺旋軸は電極に平行になり、入射光を透過するフォーカルコニック状態FCになる。
また、中間的な強さの電界を与え、それを急激に除去すると、プレーナ状態Pとフォーカルコニック状態FCの液晶が混在し、中間調の表示が可能になる。
このように、コレステリック液晶は双安定性であり、この現象を利用して情報の表示を行うことができる。
図3はコレステリック液晶の反射率特性(電圧と反射率との関係)を示す図であり、図2A〜図2Cを参照して説明したコレステリック液晶の電圧応答性をまとめて示すものである。
図3に示されるように、初期状態がプレーナ状態P(図3の左端の反射率の高い部分)だと、パルス電圧をある範囲に上げるとフォーカルコニック状態FCへの駆動帯域になり、さらにパルス電圧を上げると再度プレーナ状態P(右端の電圧の高い部分)への駆動帯域になる。
初期状態がフォーカルコニック状態FC(左端の反射率の低い部分)だと、パルス電圧を上げるにつれて次第にプレーナ状態Pへの駆動帯域になる。
なお、プレーナ状態Pでは、右円偏光または左円偏光のみを反射し、残りの円偏光は透過するため、理論上の反射率の最大値は50%である。
従来、プレーナ状態およびフォーカルコニック状態を選択して情報を表示する液晶表示素子の駆動方法において、早送りモードでは表示素子を相転移駆動によって迅速に動作させるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、フルカラー表示素子をモノクロ表示用として転用可能な情報表示装置として、液晶を透明基板間に挟持したR、G、Bをそれぞれ発色する三つの表示層の同一画素を同時に駆動してモノクロで情報を表示するものも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−171837号公報 特開2000−194005号公報
前述したように、近年、電子ペーパは、例えば、コレステリック液晶等を使用して実用化されつつある。ところで、電子ペーパでは、例えば、表示エリア内の特定の領域のみ書換え機能(部分書換え機能)が求められている。
本出願人は、従来、高速に部分的な画面の書換えができる液晶表示素子の駆動方法に関する特許出願を行った(日本国特願2005−099711)。
図4Aおよび図4Bは、日本国特願2005−099711で提案した関連技術の表示素子の駆動方法の一例を説明するための図である。図4Aおよび図4Bにおいて、参照符号100は元の画像(既存の画像)、121は走査側のドライバIC(スキャンドライバ)、122はデータ側のドライバIC(データドライバ)、200は部分書換え後の画像、そして、R0は部分的な書換え領域を示している。
図4Aに示す元の画像100において、部分的な書換え領域R0を書換えて図4Bに示す部分書換え後の画像200を表示する場合、前述した関連技術では、通常の画像を表示する場合のように、スキャン側の全ての領域(全てのスキャン電極)S10を通常の速度でスキャンして画像の書込みを行うのではなく、例えば、書換え領域R0を含むスキャン側の領域(書換え領域R0に対応するスキャン電極)S12を通常の速度でスキャンして画像の書込み(書換え)を行うと共に、書換え領域R0を含まないスキャン側の領域(書換え領域R0に対応しないスキャン電極:スキップ領域)S11およびS13を高速でスキャンして元の画像をそのまま維持するようになっている。
すなわち、スキャンドライバ121によるスキャン動作は、まず、部分書換えを行わない領域S11を高速モードでスキャンし、部分書換えを行う領域R0に到達したら通常の走査速度のスキャンにより画像の書換えを行い、その後、書換え領域R0のスキャンが終わったら、部分書換えを行わない領域S13を高速モードでスキャンする。これにより、画像の部分書換えの処理動作を高速化する。
ここで、書換えを行わないスキップ領域(S11、S13)に対しては、既に書込まれている表示画像に影響を及ぼさないように、データドライバ122からの電圧出力をオフにするのが最も好ましいが、高速にすることで液晶の応答が鈍くなるため、この現象を利用して電圧出力をオフすることなくスキャンを行うこともできる。
図5は高速スキャンによる閾値特性のシフトを説明するための図である。
すなわち、書換え領域R0の前後の領域(S11、S13)をスキャンする高速モードにおいて、例えば、±24V或いは±32Vの電圧が印加されるが、例えば、図5に示されるように、高速スキャン時における閾値特性は大きくシフト(高電位側へシフト)し、具体的に、コレステリック液晶の動作閾値電圧は32V以上の高い電圧にシフトするため、例えば、±24V或いは±32Vの電圧が印加されても液晶の配向状態(表示状態)が変化することはない。従って、スキップ領域S11、S13では、電圧出力をオフせずにスキャンを高速にするだけで元の画像をそのまま維持することができる。
このように、関連技術の表示素子の駆動方法によれば、元の画像の一部を部分書換えする場合、書換え処理の高速化を行うことが可能であった。
しかしながら、関連技術の表示素子の駆動方法には、以下に述べるような解決すべき課題が存在した。
図6Aは関連技術の表示素子の駆動方法における課題を説明するための図である。
図6Aに示されるように、例えば、書換え領域R1がスキャン方向(図6Aにおける縦方向)に長い形状の場合、通常の速度でスキャンを行う書換え領域R1を含む領域S22が殆どの部分を占め、高速スキャンを行う書換えを行わないスキップ領域S21、S23が少なくなり、高速化の効果を十分に発揮させることができない。
すなわち、図6Aに示すような書換え領域R1がスキャン側の殆どの領域をカバーする場合、前述した関連技術の表示素子の駆動方法では、部分的な書換えにも関わらず画面の大半をスキャンすることになるため、部分書換え本来の時間短縮というメリットを活かせないことになる。
本発明は、上述した従来の表示素子の駆動方法が有する課題に鑑み、部分的な画面の書換えをより一層高速化することのできる表示素子の駆動方法および表示装置の提供を目的とする。
本発明の第1の形態によれば、互いに対向状態で交差する複数の第1の電極および複数の第2の電極、並びに、該各第1の電極と該各第2の電極間の表示媒体を備える表示素子を、前記第1の電極に接続された第1のドライバおよび前記第2の電極に接続された第2のドライバにより駆動する表示素子の駆動方法であって、前記第1および第2のドライバの一方をスキャンドライバとし、且つ、前記第1および第2のドライバの他方をデータドライバとし、既存の表示画像における部分的な書換え領域において、該書換え領域に対応する電極の数が少ない方をスキャンドライバとして選択し、前記スキャンドライバは、前記書換え領域に対応するスキャン電極を第1の速度でスキャンし、且つ、その他のスキャン電極を前記第1の速度より高速でスキャンすることを特徴とする表示素子の駆動方法が提供される。
本発明の第2の形態によれば、互いに対向状態で交差する複数の第1の電極および複数の第2の電極、並びに、該各第1の電極と該各第2の電極間の表示媒体を含む表示素子と、前記第1の電極に接続された第1のドライバおよび前記第2の電極に接続された第2のドライバと、を有する表示装置であって、前記第1および第2のドライバの一方をスキャンドライバとし、且つ、前記第1および第2のドライバの他方をデータドライバとして選択するドライバ選択回路を備え、前記ドライバ選択回路は、既存の表示画像における部分的な書換え領域において、該書換え領域に対応する電極の数が少ない方をスキャンドライバとして選択し、前記スキャンドライバは、前記書換え領域に対応するスキャン電極を第1の速度でスキャンし、且つ、その他のスキャン電極を前記第1の速度より高速でスキャンすることを特徴とする表示装置が提供される。
本発明の第3の形態によれば、互いに対向状態で交差する複数の第1の電極および複数の第2の電極、並びに、該各第1の電極と該各第2の電極間の表示媒体を含む表示素子と、前記第1の電極に接続された第1のドライバおよび前記第2の電極に接続された第2のドライバと、を有する表示装置であって、前記第1および第2のドライバの一方をスキャンドライバとし、且つ、前記第1および第2のドライバの他方をデータドライバとして選択するドライバ選択回路を備え、前記ドライバ選択回路は、既存の表示画像における部分的な書換え領域において、該書換え領域に対応する電極の数が少ない方をスキャンドライバとして選択し、前記スキャンドライバは、前記書換え領域に対応するスキャン電極を第1の速度でスキャンし、且つ、その他のスキャン電極を前記第1の速度より高速でスキャンする表示装置を適用したことを特徴とする電子端末が提供される。
本発明によれば、部分的な画面の書換えをより一層高速化することのできる表示素子の駆動方法および表示装置を提供することができる。
まず、本発明に係る表示素子の駆動方法の原理を説明する。
図6Bは本発明に係る表示素子の駆動方法の原理を説明するための図である。
図6Aと図6Bとの比較から明らかなように、本発明に係る表示素子の駆動方法は、書換え領域R1が図面の縦方向に長い形状の場合、書換え領域に対応する電極の数が少ない方をスキャンドライバとして選択する。
すなわち、図6Bに示されるように、書換え領域R1が縦方向に長い形状の場合、スキャン方向を横方向に切換える。従って、図6Bにおいては、縦方向のドライバ121をデータドライバとして使用すると共に、横方向のドライバ122をスキャンドライバとして使用することになる。ここで、横方向のドライバ122をデータドライバとして使用する場合と、縦方向のドライバ121をデータドライバとして使用する場合とでは、データドライバに供給する画像データを変換する必要があるが、これは、後述するドライバ選択およびデータ変換回路(44)で行うことになる。
そして、図6Bに示されるように、例えば、書換え領域R1がスキャン方向(縦方向)に長い形状の場合、書換え領域R1の短辺に対応する領域S32だけ通常の速度でスキャンを行い、他の殆どの領域S31およびS32では高速スキャンを行う。これにより、高速化の効果を十分に発揮させることが可能となる。
以下、本発明に係る表示素子の駆動方法および表示装置の実施例を、添付図面を参照して詳述する。
図7は本発明に係る表示装置(電子端末)の第1実施例を概略的に示すブロック図である。図7において、参照符号1は表示素子、3は電源回路、4は制御回路、5はインバータ、21は第1のドライバIC(第1のドライバ)、そして、22は第2のドライバIC(第2のドライバ)を示している。
図7に示されるように、電源回路3は、昇圧部31、表示素子ドライブ電圧生成部(電圧生成部)32およびレギュレータ33を備える。昇圧部31は、例えば、電池から+3〜+5V程度の入力電圧を受け取り、表示媒体(表示素子1)を駆動する電圧に昇圧して電圧生成部32に供給する。電圧生成部32は、第1のドライバ21および第2のドライバ22に対してそれぞれ必要な電圧を生成し、レギュレータ33は、電圧生成部32からの電圧を安定化させて第1のドライバ21および第2のドライバ22に供給する。
制御回路4は、部分書換え入力部41、画像データ生成部42、サイズ情報生成部43、並びに、ドライバ選択およびデータ変換回路44を備える。制御回路4は、外部から供給された画像データおよび制御信号を演算し、第1のドライバ21および第2のドライバ22のいずれか一方をスキャンドライバまたはデータドライバに設定すると共に、他方をデータドライバまたはスキャンドライバに設定し、且つ、それら設定されたスキャンドライバ21(22)およびデータドライバに22(21)に適した信号を供給する。
部分書換え入力部41は、外部から供給される画像データおよび制御信号から部分書換えを認識し、画像データ生成部42で部分書換えを行う領域の画像データを生成すると共に、サイズ情報生成部43で部分書換えを行う領域のサイズ情報(書換え領域の画面内の位置情報)を生成する。これら書換え領域の画像データおよびサイズ情報は、ドライバ選択およびデータ変換回路44に入力され、ドライバ選択およびデータ変換回路44は、スキャン/データモード信号CS1,データ取り込みクロックCS2,パルス極性制御信号CS3,フレーム開始信号CS4,データラッチ・スキャンシフト信号CS5およびドライバ出力遮断信号CS6を出力する。
ここで、データ取り込みクロックCS2は、データモードに設定されたドライバに供給され、1ライン分のデータ(部分書換えの場合は、書換えを行う領域のデータ)を順次取込むための信号であり、パルス極性制御信号CS3は、表示素子1に与えるパルス電圧の極性を反転制御するための信号であり、フレーム開始信号CS4は、1フレームの画像の開始を示す信号であり、データラッチ・スキャンシフト信号CS5は、データドライバによりデータが格納されるラインおよびスキャンドライバにより選択されるラインの同期制御を行うための信号であり、そして、ドライバ出力遮断信号CS6は、データドライバまたはスキャンドライバのドライバ出力を遮断するための信号である。
スキャン/データモード信号CS1は、第1のドライバ21および第2のドライバ22のいずれをスキャンドライバに設定するかを示す信号であり、このスキャン/データモード信号CS1は、第1のドライバ21に直接入力されると共に、インバータ5を介して第2のドライバ22に入力されるようになっている。これにより、第1のドライバ21および第2のドライバ22の一方をスキャンドライバ(スキャンモード)に設定し、且つ、第1のドライバ21および第2のドライバ22の他方をデータドライバ(データモード)に設定するようになっている。
すなわち、既存の表示画像において一部の領域を書換える場合、その書換え領域に対応する電極の数が少ない方の電極に接続されたドライバをスキャンドライバとして選択し、且つ、書換え領域に対応する電極の数が多い方の電極に接続されたドライバをデータドライバとして選択する。なお、例えば、書換え領域に対応する電極の数が縦および横方向とも同じ場合、すなわち、書換え領域が正方形形状の場合には、例えば、既存の表示画像を書込んだときと同じ選択でスキャンドライバおよびデータドライバを設定する。
従って、ドライバのスキャンモードとデータモードの選択は、図7に示す表示素子において、横長(画像横サイズ>画像縦サイズ)の部分書換え画像パターン(書換え領域)が入力されたら、第1のドライバ21をスキャンモード(スキャンドライバ)に設定すると共に、第2のドライバ22をデータモード(データドライバ)に設定し、逆に、縦長(画像縦サイズ>画像横サイズ)の部分書換え画像パターンが入力されたら、第1のドライバ21をデータモードに設定すると共に、第2のドライバ22をスキャンモードに設定する。
このスキャンモードとデータモードの選択(設定)は、1ビットのスキャン/データモード信号CS1により行い、例えば、この信号CS1が低レベル『L』ならば、そのドライバをスキャンモード(スキャンドライバ)として設定し、逆に、信号CS1が高レベル『H』ならば、そのドライバをデータモード(データドライバ)として設定する。なお、第1のおよび第2のドライバの設定は、上記の手法以外に、従来より知られている他の様々な手法を適用してもよい。
ところで、例えば、縦方向の第1のドライバ21をスキャンドライバとすると共に、横方向の第2のドライバ22をデータドライバとして使用する場合と、縦方向の第1のドライバ21をデータドライバとすると共に、横方向の第2のドライバ22をスキャンドライバとして使用する場合とでは、それぞれデータドライバ22および21に対して供給する画像データを変換する必要があるが、この画像データの変換は、ドライバ選択およびデータ変換回路44で行われる。すなわち、ドライバ選択およびデータ変換回路44は、画像データ生成部42およびサイズ情報生成部43の出力を受け取って各ドライバのスキャンモード/データモードの機能を決定するだけでなく、必要に応じて各ドライバに入力する画像データの再配列(変換)を行う。
図8は図7に示す表示装置における表示素子(液晶表示素子)の一例を概略的に示す断面図である。図8において、参照符号11および12はフィルム基板、13および14は透明電極(例えば、ITO)、15は液晶組成物(コレステリック液晶)、16および17はシール材、18は光吸収層、そして、19は駆動回路を示している。
表示素子1は、液晶組成物15を含み、透明のフィルム基板11および12の内面(液晶組成物15が封入されている面)には、それぞれ垂直に交差する透明電極13および14がそれぞれ形成されている。すなわち、対向するフィルム基板11および12には複数のスキャン電極13および複数のデータ電極14がマトリクス状に形成されている。なお、図8では、一見するとスキャン電極13とデータ電極14が平行するように描かれているが、実際には、例えば、1本のスキャン電極13に対して複数のデータ電極14が交差しているのはいうまでもない。さらに、各フィルム基板11および12の厚さとしては、例えば、0.2mm程度であり、また、液晶組成物15の層の厚さは、例えば、3μm〜6μm程度ではあるが、説明のためにそれらの比率は無視されている。
ここで、各電極13および14上には、絶縁性薄膜や配向安定化膜がコーティングされていることが好ましい。また、光を入射させる側とは反対側の基板(12)の外面(裏面)には、必要に応じて、可視光吸収層18が設けられる。
本実施例において、液晶組成物15は室温でコレステリック相を示すコレステリック液晶であり、これらの材料やその組み合わせについては以下の実験例によって具体的に説明する。
シール材16および17は、液晶組成物15をフィルム基板11および12間に封入するためのものである。なお、駆動回路19は、電極13および14に所定のパルス状の電圧を印加するためのものである。
フィルム基板11および12は、いずれも透光性を有しているが、本実施例の表示素子1として用いることができる一対の基板は、少なくとも一方が透光性を有していることが必要である。なお、透光性を有する基板としては、ガラス基板を例示できるが、ガラス基板以外にも、PETやPCなどの可撓性の樹脂フィルム基板を使用することができる。また、電極13および14としては、例えば、ITO(Indium Tin Oxide:インジウム錫酸化物)が代表的であるが、その他に、例えば、IZO(Indium Zinc Oxide:インジウム亜鉛酸化物)等の透明導電膜、或いは、アルミニウムやシリコン等の金属電極、若しくは、アモルファスシリコン、BSO(Bismuth Silicon Oxide:)等の光導電性膜等を用いることができる。
図8に示す液晶表示素子においては、前述したように、透明フィルム基板11および12の内表面に互いに平行な複数の帯状透明電極13および14が形成されており、これらの電極13および14は基板に垂直な方向から見て互いに交差するように向かい合わされている。
本発明に係る表示素子は、電極間の短絡を防止し、或いは、ガスバリア層として液晶表示素子の信頼性を向上させる機能を有する絶縁性薄膜を形成してもよい。また、配向安定化膜としては、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、アクリル樹脂等の有機膜、或いは、酸化シリコン、酸化アルミニウム等の無機材料を例示することができる。なお、電極13および14にコーティングする配向安定化膜は、絶縁性薄膜と兼用することもできる。
本発明に係る液晶表示素子は、一対の基板間に、基板間ギャップを均一に保持するためのスペーサを設けてもよい。このスペーサとしては、樹脂製または無機酸化物製の球体をF例示することができる。また、表面に熱可塑性の樹脂がコーティングしてある固着スペーサも好適に用いることができる。
液晶組成物(液晶層)15を構成する物質としては、例えば、ネマティック液晶組成物にカイラル剤を10〜40wt%添加したコレステリック液晶である。ここで、カイラル剤の添加量は、ネマティック液晶成分とカイラル剤の合計量を100wt%としたときの値である。
ネマティック液晶としては従来公知の各種のものを用いることができるが、誘電率異方性が20以上あることが、駆動電圧の都合上好ましい。すなわち、誘電率異方性が20以上であれば、駆動電圧が比較的低くなる。また、コレステリック液晶組成物としての誘電率異方性(Δε)は、20〜50あることが好ましい。概ねこの範囲であれば、汎用のドライバが利用可能となる。
また、屈折率異方性(Δn)は、0.18〜0.24が好ましい。この範囲より小さいと、プレーナ状態の反射率が低くなり、この範囲より大きいと、フォーカルコニック状態での散乱反射が大きくなる他、粘度もつられて高くなって応答速度が低下することになる。また、この液晶の厚みは、3μm〜6μm程度が好ましく、これより小さいとプレーナ状態の反射率が低くなり、これより大きいと駆動電圧が高くなりすぎるため好ましくない。
図9A〜図9Dは本発明に係る表示素子の駆動方法の一例を説明するための図であり、また、図10Aおよび図10Bは本発明に係る表示素子の駆動方法の一例を説明するためのフローチャートである。ここで、図9Aおよび図9Bは部分書換え画像パターンが横長の場合を示し、図9Cおよび図9Dは部分書換え画像パターンが縦長の場合を示している。
まず、ステップST1で部分書換え条件、すなわち、画像データExample.dat(u,v)および書換え位置(x,y)を設定する。次に、ステップST2に進んで、画像データExample.dat(u,v)をメモリに格納し、さらに、ステップST3に進んで、書換え位置(x,y)をメモリに格納する。そして、ステップST4に進んで、部分書換え画像のサイズに関して、縦サイズ>横サイズを判別する。
ステップST4において、部分書換え画像(R2)の縦サイズが横サイズ以下(縦サイズ≦横サイズ)、すなわち、表示画像における部分的な書換え領域において、書換え領域R2に対応する縦方向の第1の電極の数が横方向の第2の電極の数よりも少ないと判別されると、ステップST8に進み、部分書換えを開始する。この状態は、図9Aおよび図9Bに対応し、第1のドライバ21はスキャンモード(スキャンドライバ)に設定され、且つ、第2のドライバ22はデータモード(データドライバ)に設定される。なお、この第1のドライバ21がスキャンドライバであり、第2のドライバ22がデータドライバである場合のスキャン方向(図9Aにおける上から下方向)は、予め基本スキャン方向として決められている。
次に、ステップST9に進んで、yライン(領域S41)をスキップ(高速スキャン)し、そして、ステップST15に進んで、領域S42から書換え領域R2に対応した画像の書込みを開始する。すなわち、ステップST16において、図9Aおよび図9Bに示されるように、書換え領域R2の画像データの座標と、領域S42におけるスキャンラインとに対応付けてデータモードのドライバ(第2のドライバ)22へ順次データを供給する。
すなわち、書換え領域R2の画像が「明日の天気 晴れ」という横長文字の場合、縦方向(基本スキャン方向)のスキャンが選択され、その時データモードとなっているドライバ22に対してメモリ内に格納されている部分書換え画像の各ラインの座標データ(0,0),(1,0),(2,0),…,(u−1,0);(0,1),(1,1),(2,1),…,(u−1,1);……;(0,v−1),(1,v−1),(2,v−1),…,(u−1,v−1)を順に領域S42の各スキャンラインに対応させてデータドライバ22に書込む。
さらに、ステップST17に進んで、電圧パルス出力(32Vまたは24V)を対応するデータ電極(第2の電極)に与え、ステップST18に進んで、書換え領域R2の書込を終了する。また、ステップST19に進んで、Y−(y+v)ライン(領域S43)を高速スキャンし、そして、ステップST20に進んで、部分書換えを終了する。
一方、ステップST4において、部分書換え画像(R2)の縦サイズが横サイズよりも大きい(縦サイズ>横サイズ)、すなわち、表示画像における部分的な書換え領域において、書換え領域R2に対応する縦方向の第1の電極の数が横方向の第2の電極の数よりも多いと判別されると、ステップST5に進み、ドライバのモードを切換える。すなわち、スキャンモードをデータモードに変更し、且つ、データモードをスキャンモードに変更する。この状態は、図9Cおよび図9Dに対応し、第1のドライバ21はデータモード(データドライバ)に設定され、且つ、第2のドライバ22はスキャンモード(スキャンドライバ)に設定される。
次に、ステップST6に進んで、部分書換えを開始し、さらに、ステップST7に進んで、xライン(領域S51)をスキップ(高速スキャン)し、そして、ステップST10に進んで、領域S52から書換え領域R3に対応した画像の書込みを開始する。すなわち、ステップST11において、図9Cおよび図9Dに示されるように、書換え領域R3の画像データの座標と、領域S52におけるスキャンラインとに対応付けてデータモードのドライバ(第1のドライバ)21へ順次データを供給する。
すなわち、書換え領域R3の画像が「明日の天気 晴れ」という縦長文字の場合、横方向(変更スキャン方向)のスキャンが選択され、その時データモードとなっているドライバ21に対してメモリ内に格納されている部分書換え画像の各ラインの座標データ(0,v−1),(0,v−2),(0,v−3),…,(0,0);(1,v−1),(1,v−2),(1,v−3),…,(1,0);……;(u−1,v−1),(u−1,v−2),(u−1,v−3),…,(u−1,0)を順に領域S52の各スキャンラインに対応させてデータドライバ21に書込む。
さらに、ステップST12に進んで、電圧パルス出力(32Vまたは24V)を対応するデータ電極(第1の電極)に与え、ステップST13に進んで、書換え領域R3の書込を終了する。また、ステップST14に進んで、X−(x+u)ライン(領域S53)を高速スキャンし、そして、ステップST20に進んで、部分書換えを終了する。
このように、スキャンモード/データモードの切換えに応じて、部分書換えを行う画像パターンのアドレスへのアクセス手順も変えるようになっている。
図11は本発明に係る表示装置の第2実施例の要部を模式的に示す図であり、図12は図11に示す表示装置におけるドライバの切換えを説明するための図である。図11および図12において、参照符号101は青色の光を反射する青(B)層、102は緑色の光を反射する緑(G)層、そして、103は赤色の光を反射する赤(R)層を示している。なお、R層103の下に光を吸収する黒(K)層を設けることもできる。
図11に示されるように、本第2実施例の表示装置は、B層101,G層102およびR層103に対して、それぞれスキャンドライバ(第1のドライバ)211,212および213、並びに、データドライバ(第2のドライバ)221,222および223が設けられている。なお、各層101,102および103では、それぞれスキャンドライバ211,212および213、並びに、データドライバ221,222および223に接続されコレステリック液晶(表示媒体)を挟んで互いに対向状態で交差するスキャン電極およびデータ電極により、表示素子1がフルカラーに近い表示を行うことができるようになっている。
図12に示されるように、例えば、図9Cに示されるような縦長の書換え領域R3を書込む場合、B層101,G層102およびR層103の全てのドライバのスキャンモードとデータモードを切換える。すなわち、スキャンモード(スキャンドライバ)となっているB層101,G層102およびR層103の第1のドライバ211,212および213をデータモード(データドライバ)に切換え、且つ、データモードとなっているB層101,G層102およびR層103の第2のドライバ221,222および223をスキャンモードに切換える。これにより、色数を満足したカラーの部分書換えを行うことができる。
なお、例えば、緑色(G)を用いた部分書換えだけを行う場合には、B層101およびR層103は動作させることなく、G層102のみ画像パターンに応じたドライバのモード切換えおよび書換えを行うようにすることができる。
図13は本発明に係る表示装置の第3実施例の要部を模式的に示す図であり、図14は図13に示す表示装置におけるドライバの切換えを説明するための図である。
図13に示されるように、本第3実施例の表示装置は、B層101,G層102およびR層103に対して、共通のスキャンドライバ(第1のドライバ)21、並びに、個別のデータドライバ(第2のドライバ)221,222および223が設けられている。
図14に示されるように、例えば、図9Cに示されるような縦長の書換え領域R3を書込む場合、B層101,G層102およびR層103に共通のスキャンモードのドライバ21をデータモードを切換え、且つ、データモードとなっているB層101,G層102およびR層103の第2のドライバ221,222および223をスキャンモードに切換える。この場合、データドライバ21は、B層101,G層102およびR層103に共通となるため、部分書換えを行う画像は、例えば、黒白の表示となる。
このように、例えば、部分書換えを行う画像が黒白の表示でよい場合であって部分書換えを高速に行いたい場合には、通常書込みの場合にスキャンドライバとして使用する一方のドライバ(例えば、第1のドライバ21)をB層101,G層102およびR層103で共通化することにより、ドライバの数等を低減して低コスト化することができる。
なお、部分書換えを行う場合、その書換え領域の形状が横長の表示パターンの場合、ドライバのスキャンモードとデータモードの切換えは不要であるため、カラーの部分書換えも可能である。
このように、一方のドライバをB層101,G層102およびR層103で共通化した場合には色数の制約が生じるが、例えば、特にカラー表示の必要がないメモや時間表示といった文字や数字パターンを部分書換えさせる場合には、それでも十分である。この場合、部分書換えさせるパターンが文字か画像かに応じてドライバの機能切換えを行うか否かを選択的に制御することもできる。
以下、上述した図11および図12に示す第2実施例の表示装置を適用して作製したQVGAのカラー表示素子の駆動電圧を、図15A〜図15D、並びに、図16A〜図16Dを参照して説明する。なお、第1のドライバ211〜213および第2のドライバ221〜223としては、汎用のSTNドライバを使用した。また、必要に応じて、各ドライバに入力する電圧を安定化させるために、オペアンプのボルテージフォロアを適用してもよい。
図15Aはスキャンモードおよびデータモードにおけるドライバへの入力電圧の一例を示す図、図15Bはコレステリック液晶を駆動する場合の対応の一例を示す図、図15Cはスキャンモードおよびデータモードにおけるドライバの出力電圧の一例を示す図、そして、図15Dは液晶に印加される合成波形の一例を示す図である。
まず、図15Aおよび図15Bに示されるように、データモード(セグメントモード:データドライバ)では任意のラインが選択可能であり、高レベル『H』のデータ信号に対して、高レベル『H』の交流信号としては電圧V0(32V)および低レベル『L』の交流信号としては電圧V5(0V)、並びに、低レベル『L』のデータ信号に対して、高レベル『H』の交流信号としては電圧V21(28V)および低レベル『L』の交流信号としては電圧V34(4V)を使用する。
また、スキャンモード(コモンモード:スキャンドライバ)では任意のラインの選択は不可であり全ラインをスキャンし、高レベル『H』のデータ信号に対して、高レベル『H』の交流信号としては電圧V5(0V)および低レベル『L』の交流信号としては電圧V0(32V)、並びに、低レベル『L』のデータ信号に対して、高レベル『H』の交流信号としては電圧V21(28V)および低レベル『L』の交流信号としては電圧V34(4V)を使用する。ここで、V0≧V21≧V34≧V5の関係が成立している。
そして、RGBの各素子(R層103、G層102およびB層101)において、オン画素には±32V、オフ画素には±24Vのパルス電圧が安定して印加され、非選択の画素には±4Vのパルス電圧が印加されるようにする。すなわち、図15Bに示されるように、スキャンドライバ(コモンドライバ:COM)およびデータドライバ(セグメントドライバ:SEG)には、例えば、図7における電源回路3で生成された32V,28V,24V,8V,4V,0Vの6つのレベルの電圧が入力される。
従って、スキャンモードのドライバには、32V,28V,4V,0Vが入力され、また、データモードのドライバには、32V,24V,8V,0Vが入力され、ドライバのスキャンモードとデータモードを切換える場合、それらのドライバに入力する各電圧入力も切換える。
図15Cに示されるように、スキャンドライバのオンおよびオフ時の出力電圧は、ON−COMが交流駆動の前半は0Vで後半は32V、および、OFF−COMが交流駆動の前半は28Vで後半は4Vとなっており、また、データドライバのオンおよびオフ時の出力電圧は、ON−SEGが交流駆動の前半は32Vで後半は0V、および、OFF−SEGが交流駆動の前半は24Vで後半は8Vとなっている。
そして、図15Dに示されるように、各スキャン電極および各データ電極間の液晶(画素)に対して、選択オンの液晶には、交流駆動の前半AV11は32Vで後半AV21は−32Vのパルス波形が印加され、選択オフの液晶には、交流駆動の前半AV12は24Vで後半AV22は−24Vのパルス波形が印加され、非選択オンの液晶には、交流駆動の前半AV13は4Vで後半AV23は−4Vのパルス波形が印加され、そして、非選択オフの液晶には、交流駆動の前半AV14は−4Vで後半AV24は4Vのパルス波形が印加されることになる。
なお、部分書換えを行う領域は、例えば、約10msec./ラインの速度でスキャンし、部分書換えを行わない非対象の領域は、例えば、μsec./ライン程度のスキャン速度により一瞬にスキャンが終了することになる。なお、非対象の領域をスキャンする時、ドライバからの電圧出力をオフにするのが好ましいが、高速スキャンにおいて液晶(画素)が応答する電圧以下であれば、それまでの画像を維持するので問題はない。
図16Aはスキャンモードおよびデータモードにおけるドライバへの入力電圧の他の例を示す図、図16Bはコレステリック液晶を駆動する場合の対応の他の例を示す図、図16Cはスキャンモードおよびデータモードにおけるドライバの出力電圧の他の例を示す図、そして、図16Dは液晶に印加される合成波形の他の例を示す図である。
図16Bと上述した図15Bとの比較から明らかなように、本例の場合は、データモード(SEG)とスキャンモード(COM)で同じレベルの電圧32V,26V,6V,0Vの電圧を各ドライバに入力するようになっている。なお、図16Aは前述した図15Aと同じものである。
図16Cに示されるように、スキャンドライバのオンおよびオフ時の出力電圧は、ON−COMが交流駆動の前半は0Vで後半は32V、および、OFF−COMが交流駆動の前半は26Vで後半は6Vとなっており、また、データドライバのオンおよびオフ時の出力電圧は、ON−SEGが交流駆動の前半は32Vで後半は0V、および、OFF−SEGが交流駆動の前半は26Vで後半は6Vとなっている。
そして、図16Dに示されるように、各スキャン電極および各データ電極間の液晶(画素)に対して、選択オンの液晶には、交流駆動の前半AV31は32Vで後半AV41は−32Vのパルス波形が印加され、選択オフの液晶には、交流駆動の前半AV32は26Vで後半AV42は−26Vのパルス波形が印加され、非選択オンの液晶には、交流駆動の前半AV33は6Vで後半AV43は−6Vのパルス波形が印加され、そして、非選択オフの液晶には、交流駆動の前半AV34および後半AV44共に0Vが印加されることになる。
このように、データモードとスキャンモードで各ドライバに入力する電圧レベルを共通化することにより、駆動マージンは少し狭くなるものの、電圧の生成レベルを減少させることができるため省電力化が可能となり、さらに、電圧切換え回路も不要となるため、コストの低減を図ることができる。ここで、駆動マージンは、例えば、素子構造の工夫等によって広げることも可能である。
なお、部分書換えを行う領域は、例えば、約10msec./ラインの速度でスキャンし、部分書換えを行わない非対象の領域は、例えば、μsec./ライン程度のスキャン速度により一瞬にスキャンが終了することになる。ここで、非対象の領域の画素のスキャン時は、ドライバからの電圧出力をオフにしていることが好ましい。
以上、既存の表示画像における部分的な書換えを行う場合、その書換え領域に対応する電極の数が少ない方をスキャンドライバとして選択することで、書込み(書換え)処理をより一層高速化することができる。
本発明は、コレステリック液晶に限らず、例えば、電気泳動や電子分流体を使用した電子ペーパやそれらによる表示装置を有する電子端末に対して幅広く適用することができる。
コレステリック液晶の配向状態を説明するための図(その1)である。 コレステリック液晶の配向状態を説明するための図(その2)である。 コレステリック液晶を駆動するための電圧特性を示す図(その1)である。 コレステリック液晶を駆動するための電圧特性を示す図(その2)である。 コレステリック液晶を駆動するための電圧特性を示す図(その3)である。 コレステリック液晶の反射率特性を示す図である。 関連技術の表示素子の駆動方法の一例を説明するための図(その1)である。 関連技術の表示素子の駆動方法の一例を説明するための図(その2)である。 高速スキャンによる閾値特性のシフトを説明するための図である。 関連技術の表示素子の駆動方法における課題を説明するための図である。 本発明に係る表示素子の駆動方法の原理を説明するための図である。 本発明に係る表示装置の第1実施例を概略的に示すブロック図である。 図7に示す表示装置における表示素子の一例を概略的に示す断面図である。 本発明に係る表示素子の駆動方法の一例を説明するための図(その1)である。 本発明に係る表示素子の駆動方法の一例を説明するための図(その2)である。 本発明に係る表示素子の駆動方法の一例を説明するための図(その3)である。 本発明に係る表示素子の駆動方法の一例を説明するための図(その4)である。 本発明に係る表示素子の駆動方法の一例を説明するためのフローチャート(その1)である。 本発明に係る表示素子の駆動方法の一例を説明するためのフローチャート(その2)である。 本発明に係る表示装置の第2実施例の要部を模式的に示す図である。 図11に示す表示装置におけるドライバの切換えを説明するための図である。 本発明に係る表示装置の第3実施例の要部を模式的に示す図である。 図13に示す表示装置におけるドライバの切換えを説明するための図である。 スキャンモードおよびデータモードにおけるドライバへの入力電圧の一例を示す図である。 コレステリック液晶を駆動する場合の対応の一例を示す図である。 スキャンモードおよびデータモードにおけるドライバの出力電圧の一例を示す図である。 液晶に印加される合成波形の一例を示す図である。 スキャンモードおよびデータモードにおけるドライバへの入力電圧の他の例を示す図である。 コレステリック液晶を駆動する場合の対応の他の例を示す図である。 スキャンモードおよびデータモードにおけるドライバの出力電圧の他の例を示す図である。 液晶に印加される合成波形の他の例を示す図である。
符号の説明
1 表示素子
3 電源回路
4 制御回路
5 インバータ
11,12 フィルム基板
13,14 透明電極(ITO)
15 液晶組成物(コレステリック液晶)
16,17 シール材
18 光吸収層
19 駆動回路
21;211,212,213 第1のドライバIC
22;221,222,223 第2のドライバIC
31 昇圧部
32 電圧生成部
33 レギュレータ
41 部分書換え入力部
42 画像データ生成部
43 サイズ情報生成部
44 ドライバ選択およびデータ変換回路
100 元の画像(既存の画像)
101 青(B)層
102 緑(G)層
103 赤(R)層
121 走査側のドライバIC(スキャンドライバ)
122 データ側のドライバIC(データドライバ)
200 部分書換え後の画像
R0,R1,R2,R3 部分的な書換え領域
FC フォーカルコニック状態
H ホメオトロピック状態
P プレーナ状態

Claims (8)

  1. 互いに対向状態で交差する複数の第1の電極および複数の第2の電極、並びに、該各第1の電極と該各第2の電極間の表示媒体を備える表示素子を、前記第1の電極に接続された第1のドライバおよび前記第2の電極に接続された第2のドライバにより駆動する表示素子の駆動方法であって、
    前記第1および第2のドライバの一方をスキャンドライバとし、且つ、前記第1および第2のドライバの他方をデータドライバとし、
    既存の表示画像における部分的な書換え領域において、該書換え領域に対応する電極の数が少ない方をスキャンドライバとして選択し、
    前記スキャンドライバは、前記書換え領域に対応するスキャン電極を第1の速度でスキャンし、且つ、その他のスキャン電極を前記第1の速度より高速でスキャンすることを特徴とする表示素子の駆動方法。
  2. 請求項1に記載の表示素子の駆動方法において、
    前記第1および第2のドライバのどちらか一方がスキャンドライバとして選択されると共に、他方がスキャンドライバとして選択されるかに応じて、メモリに格納された画像データへのアクセス、並びに、前記データドライバとして選択されたドライバへ供給するデータを変換することを特徴とする表示素子の駆動方法。
  3. 互いに対向状態で交差する複数の第1の電極および複数の第2の電極、並びに、該各第1の電極と該各第2の電極間の表示媒体を含む表示素子と、前記第1の電極に接続された第1のドライバおよび前記第2の電極に接続された第2のドライバと、を有する表示装置であって、
    前記第1および第2のドライバの一方をスキャンドライバとし、且つ、前記第1および第2のドライバの他方をデータドライバとして選択するドライバ選択回路を備え、
    前記ドライバ選択回路は、既存の表示画像における部分的な書換え領域において、該書換え領域に対応する電極の数が少ない方をスキャンドライバとして選択し、
    前記スキャンドライバは、前記書換え領域に対応するスキャン電極を第1の速度でスキャンし、且つ、その他のスキャン電極を前記第1の速度より高速でスキャンすることを特徴とする表示装置。
  4. 請求項に記載の表示装置において、さらに、
    前記第1および第2のドライバのどちらか一方がスキャンドライバとして選択されると共に、他方がスキャンドライバとして選択されるかに応じて、メモリに格納された画像データへのアクセス、並びに、前記データドライバとして選択されたドライバへ供給するデータを変換するデータ変換回路を備えることを特徴とする表示装置。
  5. 請求項に記載の表示装置において、
    前記表示素子は、反射光が異なる複数の表示素子ユニットの積層構造であることを特徴とする表示装置。
  6. 請求項記載の表示装置において、
    前記スキャンドライバおよび前記データドライバは、前記書換え領域のパターンに応じて、部分書換えを行う表示素子ユニットを選択的に駆動することを特徴とする表示装置。
  7. 請求項記載の表示装置において、
    前記各表示素子ユニットの対応する前記第1または第2のドライバの一方は共通化されていることを特徴とする表示装置。
  8. 請求項3〜7のいずれか1項に記載の表示装置を適用したことを特徴とする電子端末。
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