JP4753668B2 - 通信装置及び通信方法 - Google Patents

通信装置及び通信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4753668B2
JP4753668B2 JP2005250292A JP2005250292A JP4753668B2 JP 4753668 B2 JP4753668 B2 JP 4753668B2 JP 2005250292 A JP2005250292 A JP 2005250292A JP 2005250292 A JP2005250292 A JP 2005250292A JP 4753668 B2 JP4753668 B2 JP 4753668B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
units
encoded
communication
encoded audio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005250292A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007067732A (ja
Inventor
薦 柏瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2005250292A priority Critical patent/JP4753668B2/ja
Priority to US11/466,038 priority patent/US20070055494A1/en
Priority to CNA2006101261606A priority patent/CN1937471A/zh
Publication of JP2007067732A publication Critical patent/JP2007067732A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4753668B2 publication Critical patent/JP4753668B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L19/00Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
    • G10L19/005Correction of errors induced by the transmission channel, if related to the coding algorithm
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L25/00Speech or voice analysis techniques not restricted to a single one of groups G10L15/00 - G10L21/00
    • G10L25/78Detection of presence or absence of voice signals
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L25/00Speech or voice analysis techniques not restricted to a single one of groups G10L15/00 - G10L21/00
    • G10L25/93Discriminating between voiced and unvoiced parts of speech signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、受信した符号化音声情報をフレーム単位で復号化する通信装置及び通信方法に関する。
無線通信において、音声を符号化して伝送することが広く行われている。例えば、VoIP(Voice over Internet Protocol)において音声符号化方式として採用されているITU−T勧告のG.729やG.723等では、20ms又は40msの周期で音声の符号化が行われる。
このような音声無線通信では、伝送路誤りの発生が音声品質の劣化に大きな影響を与える。このため、例えば、特許文献1では、符号化音声情報をフレーム単位で復号化する無線通信装置において、伝送路誤りが発生した場合に、音声符号化方式が規定するエラーフレーム処理に加えて、エラーレートの時間的な変化を加味してエラーフレーム処理に反映させることにより音声品質の劣化を抑える技術が開示されている。
[特許文献1] 特開平10−69298号公報
しかしながら上述した従来の技術では、符号化音声情報には有音区間と無音区間とが存在するという、音声符号化の特質が考慮されておらず、効率的な音声の無線通信が行われていない。
本発明は、上述したような問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、効率的な音声通信を可能とした通信装置及び通信方法を提供することにある。
本発明は、受信した符号化音声情報をフレーム単位で復号化する通信装置であって、前記フレーム単位の符号化音声情報の伝送路誤りを検出する検出手段と、前記フレーム単位の符号化音声情報が有音区間であるか否かを判別及び又は推定する判別・推定手段と、前記検出手段により伝送路誤りが検出され、且つ、前記判別・推定手段により有音区間であると判別及び又は推定された前記フレーム単位の符号化音声情報について、前記フレームに対応する時間内に送信側へ再送要求を行う再送要求手段とを有する。
この構成により、フレーム単位の符号化音声情報において伝送路誤りが検出されても、そのフレーム単位の符号化音声情報が無音区間である場合には、音声の復元には不要な情報であるため、再送要求は行われない。従って、再送を必要最小限に抑え、効率的な音声通信が可能となる。
また、本発明は、前記判別・推定手段が、前記フレーム単位の符号化音声情報に対応する音量が予め定められた閾値を超えた場合に、前記フレーム単位の符号化音声情報が有音区間であると判別及び又は推定する。
また、本発明は、前記判別・推定手段が、既に受信した前記伝送路誤りのない前記フレーム単位の符号化音声情報に対応する音量に基づいて、新たに受信した前記フレーム単位の符号化音声情報が有音区間であるか否かを判別及び又は推定する。
また、本発明は、前記再送要求手段が、前記フレームに対応する時間内に未使用の無線リソースが存在する場合に、再送要求を行う。
また、本発明は、受信した符号化音声情報をフレーム単位で復号化する通信方法であって、前記フレーム単位の符号化音声情報の伝送路誤りを検出する検出ステップと、前記フレーム単位の符号化音声情報が有音区間であるか否かを判別及び又は推定する判別・推定ステップと、前記検出ステップにおいて伝送路誤りが検出され、且つ、前記判別・推定手段において有音区間であると判別及び又は推定された前記フレーム単位の符号化音声情報について、前記フレームに対応する時間内に送信側へ再送要求を行う再送要求ステップとを有する。
また、本発明は、前記判別・推定ステップが、前記フレーム単位の符号化音声情報に対応する音量が予め定められた閾値を超えた場合に、前記フレーム単位の符号化音声情報が有音区間であると判別及び又は推定する。
また、本発明は、前記判別・推定ステップが、既に受信した前記伝送路誤りのない前記フレーム単位の符号化音声情報に対応する音量に基づいて、新たに受信した前記フレーム単位の符号化音声情報が有音区間であるか否かを判別及び又は推定する。
また、本発明は、前記再送要求ステップが、前記フレームに対応する時間内に未使用の無線リソースが存在する場合に、再送要求を行う。
本発明によれば、フレーム単位の符号化音声情報において伝送路誤りが検出されても、そのフレーム単位の符号化音声情報が無音区間である場合には、再送は行われず、効率的な音声通信が可能となる。
図1は、本発明に係る通信装置を適用した通信システムの構成を示す図である。
図1における通信システムは、PHS(Personal Handyphone System)の通信システムであり、本発明に係る通信装置としての基地局装置100、端末200、及び、これら基地局装置100と端末200との通信の媒介を行うワイヤレス通信路300により構成される。なお、図1では、1つの端末200のみが表されているが、基地局装置100は、複数の端末200と通信を行うことが可能である。
基地局装置100は、下位レイヤ処理部101、誤り検出部102、音声符号化パラメータ格納レジスタ103、有音・無音判別部104、再送要求判別部105、エラーフレーム処理部106及び音声復号化部107を有する。一方、端末200は、音声符号化部201、ヘッダ付加部202、下位レイヤ処理部203及び再送制御部204を有する。
図1における通信システムでは、TDD−TDMA方式の音声符号化方式を改善して、VoIPと共用可能な音声符号化方式が採用されており、通話の収容量の増加が図られている。具体的には、通信システムにおいて、各端末200との間の送信と受信とが5ms周期で繰り返される物理レイヤ構造が採用されている。基地局装置100と端末200との間の通信において、伝送路誤りが発生した場合には、20ms以内にデータの再送によるエラー補償が行われれば、通信品質は高く維持される。
このような通信品質維持のため、端末200は、音声をフレーム時間である20ms毎に符号化し、更にヘッダを付加した上で、20msの音声に対応する符号化音声フレームデータを生成する。そして、端末200は、この符号化音声フレームデータを20ms内に5ms毎に存在する逆方向通信(端末200から基地局装置100へ向かう方向の通信)用のタイムスロットのうちの1つを使用して基地局装置100へ送信する。
基地局装置100は、受信した符号化音声フレームデータに伝送路誤りがあり、且つ、その符号化音声フレームデータが有音区間に対応するものである場合には、その符号化音声フレームデータに対応するフレーム時間である20ms以内に端末200に対して、20ms内に5ms毎に存在する順方向通信(基地局装置100から端末200へ向かう方向の通信)用のタイムスロットのうちの1つを使用して、再送要求としてのNAKを返送し、端末200に符号化音声フレームデータの再送を行わせる。一方、基地局装置100は、受信した符号化音声フレームデータに伝送路誤りがない場合、あるいは、伝送路誤りがあるものの、その符号化音声フレームデータが有音区間に対応するものでない場合には、端末200に対して、順方向通信用のタイムスロットのうちの1つを使用して、正常に受信した旨の通知としてのACKを返送する。
図2は、基地局装置100(BS)と端末200(通信呼CALL1に対応するMSα、通信呼CALL2に対応するMSβ、通信呼CALL3に対応するMSγ)とのやり取りの一例を示す図である。20msのフレーム時間を有するフレームは、5ms毎に分割され、第1乃至第4の5msフレームとなり、これら各5msフレームが基地局装置100によって各端末200に割り当てられる。20ms/5msであるため、5msフレームは、最大で4つの端末200に割り当てることが可能であるが、ここでは、第1乃至第3の5msフレームが3つの端末200(MSα、β、γ)に割り当てられ、残りの第4の5msフレームは、再送用として予約されている。
各5msフレームは、更に、8つのタイムスロットに分割されている。これら8つのタイムスロットのうち、前半の4つは逆方向通信用のタイムスロットであり、後半の4つは順方向通信用のタイムスロットである。端末200において低ビットレートの音声符号化が行われる場合には、4つの逆方向通信用のタイムスロットが全て使用される必要はない。図2では、例えば、MSαからBSへの逆方向通信に際して1つの逆方向通信用のタイムスロット(1RL)のみが使用される。
ここでは、逆方向通信用のタイムスロットと順方向通信用のタイムスロットの関係が重要である。TDD方式の利点としては、逆方向通信用のタイムスロットと順方向通信用のタイムスロットが同一の周波数であることにより、基地局装置100は、逆方向通信用のタイムスロットを使用した通信における端末200の最適化した指向性をそのまま順方向通信用のタイムスロットを使用した通信に適用することが可能となる。なお、通信品質の確保のためには、逆方向通信用のタイムスロットと順方向通信用のタイムスロットは、時間的に近接している必要があり、本発明者の経験では、逆方向通信用のタイムスロットと順方向通信用のタイムスロットとが5ms以内に収まることが望ましい。
以下、フローチャートを参照しつつ、基地局装置100及び端末200の動作を説明する。
図3は、基地局装置100の動作を示すフローチャートである。基地局装置100内の下位レイヤ処理部101は、端末200から当該端末200に割り当てられた5msフレームにおける逆方向通信用のタイムスロットを使用して送信される符号化音声フレームデータを、ワイヤレス通信路300を介して受信する(S101)。下位レイヤ処理部101によって受信された符号化音声フレームデータは、誤り検出部102へ送られる。
誤り検出部102は、符号化音声フレームデータについて巡回冗長検査(CRC:Cyclic Redundancy Check)等を行うことにより、当該符号化音声フレームデータに伝送路誤りがあるか否かを判定する(S102)。符号化音声フレームデータに伝送路誤りがある場合、誤り検出部102は、その旨の通知を再送要求判別部105へ送るとともに、符号化音声フレームデータを、音声符号化パラメータ格納レジスタ103を介して有音・無音判別部104へ送る。
有音・無音判別部104は、入力した符号化音声フレームデータが有音区間であるか否かを判別する(S103、S104)。具体的には、有音・無音判別部104は、入力した符号化音声フレームデータよりも以前に受信された符号化音声フレームデータのうち、伝送路誤りのない最新の符号化音声フレームデータに対応する音量のパラメータを音声符号化パラメータ格納レジスタ103から読み出す。そして、有音・無音判別部104は、その音量のパラメータが予め定められた閾値を超えた場合には、入力した符号化音声フレームデータが有音区間であるとみなす。ここで、音量のパラメータとは、音声フレームのトータルエネルギーに関連したパラメータ若しくはピッチゲインのパラメータである。符号化音声フレームデータが有音区間である場合、有音・無音判別部104は、その旨の通知と符号化音声フレームデータとを再送要求判別部105へ送る。なお、有音・無音判別部104に代えて、有音・無音推定部を備え、当該有音・無音推定部が何らかの情報に基づいて、入力した符号化音声フレームデータが有音区間であるか否かを推定するようにしてもよい。
再送要求判別部105は、有音・無音判別部104からの符号化音声フレームデータが有音区間である旨の通知とを受けると、再送用の無線リソースを確認し、その再送用の無線リソースが空いているか否かを判定する(S105、S106)。図2に示すように、再送用として予約された5msフレーム(再送用5msフレーム)は、複数の端末200からの符号化音声フレームデータの再送に共用される。従って、再送用5msフレームが既に他の端末200における再送に割り当てられている場合があり、この場合は、空いていない状態となる。
再送用の無線リソース、換言すれば、再送用5msフレームに空きがある場合、再送要求判別部105は、符号化音声フレームデータの送信元である端末200に割り当てられた5msフレームにおける順方向通信用のタイムスロットを使用して、下位レイヤ処理部101及びワイヤレス通信路300を介して、当該端末200に対して再送要求としてのNAKを返送する(S107)。
その後、下位レイヤ処理部101は、端末200から再送用5msフレームにおける逆方向通信用のタイムスロットを使用して再送される符号化音声フレームデータを、ワイヤレス通信路300を介して受信する(S108)。下位レイヤ処理部101によって受信された符号化音声フレームデータは、誤り検出部102へ送られる。
誤り検出部102は、この再送された符号化音声フレームデータに伝送路誤りがあるか否かを判定する(S109)。符号化音声フレームデータに伝送路誤りがある場合、誤り検出部102は、その旨の通知を再送要求判別部105へ送るとともに、符号化音声フレームデータをエラーフレーム処理部106へ送る。
再送要求判別部105は、誤り検出部102からの符号化音声フレームデータに伝送路誤りを検出した旨の通知を受けると、再送用5msフレームにおける順方向通信用のタイムスロットを使用して、符号化音声フレームデータの送信元の端末200に対して受信が失敗した旨の通知としてのNAKを返送する(S110)。
エラーフレーム処理部106は、誤り検出部102からの符号化音声フレームデータに対して、音声符号化方式が規定するエラーフレーム処理を行う(S111)。例えば、エラーフレーム処理部106は、入力した符号化音声フレームデータよりも以前に受信された符号化音声フレームデータの再利用等を行う。エラーフレーム処理がなされた符号化音声フレームデータは、音声復号化部107へ送られる。
再送要求判別部105は、エラーフレーム処理部106によるエラーフレーム処理の後、再送用5msフレームにおける順方向通信用のタイムスロットを使用して、符号化音声フレームデータの送信元の端末200に対して正常に受信処理が完了した旨のACKを返送する(S112)。その後、音声復号化部107は、入力した符号化音声フレームデータの復号化を行う(S113)。
また、S109において、符号化音声フレームデータに伝送路誤りがないと判定した場合、誤り検出部102は、その旨の通知を再送要求判別部105へ送るとともに、符号化音声フレームデータを、エラーフレーム処理部106を介して音声復号化部107へ送る。再送要求判別部105は、符号化音声フレームデータに伝送路誤りがない旨の通知を受けると、再送用5msフレームにおける順方向通信用のタイムスロットを使用して、符号化音声フレームデータの送信元の端末200に対して正常に受信処理が完了した旨のACKを返送する(S112)。その後、音声復号化部107は、入力した符号化音声フレームデータの復号化を行う(S113)。
また、S106において、再送用の無線リソースが空いていないと判定した場合、再送要求判別部105は、有音・無音判別部104からの符号化音声フレームデータをエラーフレーム処理部106へ送る。エラーフレーム処理部106は、再送要求判別部105からの符号化音声フレームデータに対して、エラーフレーム処理を行う(S111)。そして、再送要求判別部105は、エラーフレーム処理部106によるエラーフレーム処理の後、符号化音声フレームデータの送信元の端末200に割り当てられた5msフレームにおける順方向通信用のタイムスロットを使用して、当該端末200に対して正常に受信処理が完了した旨のACKを返送する(S112)。その後、音声復号化部107は、エラーフレーム処理部106からの符号化音声フレームデータの復号化を行う(S113)。
また、S104において、符号化音声フレームデータが有音区間でないと判定した場合、有音・無音判別部104は、その旨の通知と符号化音声フレームデータとを再送要求判別部105へ送る。再送要求判別部105は、この通知を受けると、符号化音声フレームデータをエラーフレーム処理部106へ送る。その後、エラーフレーム処理部106は、符号化音声フレームデータに対して、エラーフレーム処理を行う(S111)。そして、再送要求判別部105は、エラーフレーム処理部106によるエラーフレーム処理の後、符号化音声フレームデータの送信元の端末200に割り当てられた5msフレームにおける順方向通信用のタイムスロットを使用して、当該端末200に対して正常に受信処理が完了した旨のACKを返送する(S112)。その後、音声復号化部107は、エラーフレーム処理部106からの符号化音声フレームデータの復号化を行う(S113)。
また、S102において、符号化音声フレームデータに伝送路誤りがないと判定した場合、誤り検出部102は、その旨の通知を再送要求判別部105へ送るとともに、符号化音声フレームデータを、エラーフレーム処理部106を介して音声復号化部107へ送る。再送要求判別部105は、符号化音声フレームデータに伝送路誤りがない旨の通知を受けると、再送用5msフレームにおける順方向通信用のタイムスロットを使用して、符号化音声フレームデータの送信元の端末200に対して正常に受信処理が完了した旨のACKを返送する(S112)。その後、音声復号化部107は、入力した符号化音声フレームデータの復号化を行う(S113)。
図3は、端末200の動作を示すフローチャートである。端末200内の音声符号化部201は、音声をフレーム時間である20ms毎に符号化し、符号化音声データを生成する(S201)。符号化音声データは、ヘッダ付加部202へ送られる。
ヘッダ付加部202は、この音声符号化データにヘッダを付加して、符号化音声フレームデータを生成する(S202)。生成された符号化データは、下位レイヤ処理部203へ送られる。
下位レイヤ処理部203は、端末200に割り当てられた5msフレームにおける順方向通信用のタイムスロットを使用して符号化音声フレームデータを、ワイヤレス通信路300を介して基地局装置100へ送信する(S203)。符号化音声フレームデータを受信した基地局装置100は、図3におけるS101乃至S113の処理を行う。
その後、下位レイヤ処理部203は、基地局装置100から端末200に割り当てられた5msフレームにおける順方向通信用のタイムスロットを使用して送信されるデータを受信する(S204)。ここで受信されるデータは、図3におけるS107において基地局装置100から端末200へ返送されるNAK、あるいは、S112において基地局装置100から端末200へ返送されるACKを含んでいる。受信されたデータは、再送制御部204へ送られる。
再送制御部204は、順方向通信用のタイムスロットを使用して送信されたデータに含まれるACK、NAKの判別を行い、NAKであるか否かを判定する(S205、S206)。データにACKが含まれている場合には、一連の動作が終了する。
一方、データにNAKが含まれている場合には、再送制御部204は、下位レイヤ処理部203に対して再送を指示する。下位レイヤ処理部203は、この指示に従って、S203において送信した符号化音声フレームデータを、再送用5msフレームにおける逆方向通信用のタイムスロットを使用して、基地局装置100へ再送する(S207)。
その後、下位レイヤ処理部203は、基地局装置100から再送用5msフレームにおける順方向通信用のタイムスロットを使用して送信されるデータを受信する(S208)。ここで受信されるデータは、図3におけるS110において基地局装置100から端末200へ返送されるNAK、あるいは、S112において基地局装置100から端末200へ返送されるACKを含んでいる。受信されたデータは、再送制御部204へ送られる。
再送制御部204は、順方向通信用のタイムスロットを使用して送信されたデータに含まれるACK、NAKの判別を行い(S209)、NAKであるか否かを判定する(S210)。データにACKが含まれている場合には、一連の動作が終了する。一方、データにNAKが含まれている場合には、再送制御部204は、保持している逆方向通信のエラー数のカウント値に1を加える(S211)。その後、単位時間当たりのカウント値が予め定められた閾値を超えたような場合には、再送制御部204は、再送を中断したり、ビットレートを更に低くして再送を行う等の制御を行うことができる。
このように、本発明に係る通信装置としての基地局装置100は、端末200からの符号化音声フレームデータに伝送路誤りがあり、且つ、その符号化音声フレームデータが有音区間に対応するものである場合には、その符号化音声フレームデータに対応するフレーム時間である20ms以内に端末200に対して、再送用5msフレームにおける順方向通信用のタイムスロットを使用して、再送要求としてのNAKを返送し、端末200に符号化音声フレームデータの再送を行わせる。
従って、符号化音声フレームデータに伝送路誤りが検出されても、その符号化音声フレームデータが無音区間である場合には、音声の復元には不要な情報であるため、再送要求は行われない。従って、再送を必要最小限に抑え、処理負担の軽減や無線リソースの効率的な利用を図った音声通信が可能となる。
なお、上述した実施形態では、再送用5msフレームが予め予約されているが、通信システム全体のトラフィック量が増加し、予め定められた閾値を超えるような場合には、基地局装置100は、再送用5msフレームについても端末200に割り当てるようにし、再送制御を一時中断するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、端末200から基地局装置100へ送られる符号化音声フレームデータの伝送について説明したが、基地局装置100から端末200へのデータ伝送、更には、2つの通信装置間の伝送にも、同様に本発明を適用することができる。
以上、説明したように、本発明に係る通信装置及び通信方法は、効率的な音声通信が可能であり、通信装置及び通信方法として有用である。
通信システムの構成図である。 基地局装置と端末とのやり取りの一例を示す図である。 基地局装置の動作を示すフローチャートである。 端末の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 基地局装置、101 下位レイヤ処理部、102 誤り検出部、103 音声符号化パラメータ格納レジスタ、104 有音・無音判別部、105 再送要求判別部、106 エラーフレーム処理部、107 音声復号化部、200 端末、201 音声符号化部、202 ヘッダ付加部、203 下位レイヤ処理部、204 再送制御部。

Claims (8)

  1. 受信した符号化音声情報をフレーム単位で復号化する通信装置であって、
    前記フレーム単位の符号化音声情報の伝送路誤りを検出する検出手段と、
    前記フレーム単位の符号化音声情報が有音区間であるか否かを判別及び又は推定する判別・推定手段と、
    前記検出手段により伝送路誤りが検出され、且つ、前記判別・推定手段により有音区間であると判別及び又は推定された前記フレーム単位の符号化音声情報について、前記フレームに対応する時間内に送信側へ再送要求を行う再送要求手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記判別・推定手段は、前記フレーム単位の符号化音声情報に対応する音量が予め定められた閾値を超えた場合に、前記フレーム単位の符号化音声情報が有音区間であると判別及び又は推定することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記判別・推定手段は、既に受信した前記伝送路誤りのない前記フレーム単位の符号化音声情報に対応する音量に基づいて、新たに受信した前記フレーム単位の符号化音声情報が有音区間であるか否かを判別及び又は推定することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記再送要求手段は、前記フレームに対応する時間内に未使用の無線リソースが存在する場合に、再送要求を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の通信装置。
  5. 受信した符号化音声情報をフレーム単位で復号化する通信方法であって、
    前記フレーム単位の符号化音声情報の伝送路誤りを検出する検出ステップと、
    前記フレーム単位の符号化音声情報が有音区間であるか否かを判別及び又は推定する判別・推定ステップと、
    前記検出ステップにおいて伝送路誤りが検出され、且つ、前記判別・推定手段において有音区間であると判別及び又は推定された前記フレーム単位の符号化音声情報について、前記フレームに対応する時間内に送信側へ再送要求を行う再送要求ステップと、
    を有することを特徴とする通信方法
  6. 前記判別・推定ステップは、前記フレーム単位の符号化音声情報に対応する音量が予め定められた閾値を超えた場合に、前記フレーム単位の符号化音声情報が有音区間であると判別及び又は推定することを特徴とする請求項5に記載の通信方法。
  7. 前記判別・推定ステップは、既に受信した前記伝送路誤りのない前記フレーム単位の符号化音声情報に対応する音量に基づいて、新たに受信した前記フレーム単位の符号化音声情報が有音区間であるか否かを判別及び又は推定することを特徴とする請求項5又は6に記載の通信方法。
  8. 前記再送要求ステップは、前記フレームに対応する時間内に未使用の無線リソースが存在する場合に、再送要求を行うことを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の通信方法。
JP2005250292A 2005-08-30 2005-08-30 通信装置及び通信方法 Expired - Fee Related JP4753668B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005250292A JP4753668B2 (ja) 2005-08-30 2005-08-30 通信装置及び通信方法
US11/466,038 US20070055494A1 (en) 2005-08-30 2006-08-21 Communication Device and Communication Method
CNA2006101261606A CN1937471A (zh) 2005-08-30 2006-08-28 通信装置以及通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005250292A JP4753668B2 (ja) 2005-08-30 2005-08-30 通信装置及び通信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007067732A JP2007067732A (ja) 2007-03-15
JP4753668B2 true JP4753668B2 (ja) 2011-08-24

Family

ID=37831050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005250292A Expired - Fee Related JP4753668B2 (ja) 2005-08-30 2005-08-30 通信装置及び通信方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20070055494A1 (ja)
JP (1) JP4753668B2 (ja)
CN (1) CN1937471A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8327211B2 (en) * 2009-01-26 2012-12-04 Broadcom Corporation Voice activity detection (VAD) dependent retransmission scheme for wireless communication systems
CN105323130B (zh) * 2014-06-18 2019-02-19 广州汽车集团股份有限公司 一种can总线无应答处理方法及装置
CN107005530A (zh) * 2014-09-22 2017-08-01 诺基亚通信公司 通信网络***中的静音呼叫检测

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2763153B2 (ja) * 1989-09-25 1998-06-11 沖電気工業株式会社 音声パケット通信方式および装置
JPH07212836A (ja) * 1994-01-25 1995-08-11 Sanyo Electric Co Ltd ディジタルコードレス電話装置
JPH08251229A (ja) * 1995-03-09 1996-09-27 Oki Electric Ind Co Ltd 無線通信システム
US6175634B1 (en) * 1995-08-28 2001-01-16 Intel Corporation Adaptive noise reduction technique for multi-point communication system
US7423983B1 (en) * 1999-09-20 2008-09-09 Broadcom Corporation Voice and data exchange over a packet based network
US6637001B1 (en) * 2000-08-30 2003-10-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Apparatus and method for image/voice transmission
JP4127149B2 (ja) * 2003-07-23 2008-07-30 日本電気株式会社 音声通信システムおよび音声通信方法
JP4527369B2 (ja) * 2003-07-31 2010-08-18 富士通株式会社 データ埋め込み装置及びデータ抽出装置
US7546508B2 (en) * 2003-12-19 2009-06-09 Nokia Corporation Codec-assisted capacity enhancement of wireless VoIP

Also Published As

Publication number Publication date
CN1937471A (zh) 2007-03-28
US20070055494A1 (en) 2007-03-08
JP2007067732A (ja) 2007-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100809793B1 (ko) 적응형 멀티레이트 통신 시스템에서의 불연속 전송 및구성변화를 위한 유효 대역내 시그날링
JP3881157B2 (ja) 音声処理方法及び音声処理装置
JP2007124672A (ja) パケット・データ通信システムでデータを送信するための方法および装置
JPH06284114A (ja) デジタル移動無線通信システム
KR20080075518A (ko) 셀룰러 무선 통신 네트워크를 통해 VoIP 서비스를지원하는 방법 및 장치
US7546508B2 (en) Codec-assisted capacity enhancement of wireless VoIP
TW201132043A (en) System and method for supporting higher-layer protocol messaging in an in-band modem
EP3461200A1 (en) Wireless communication method and device
US6658064B1 (en) Method for transmitting background noise information in data transmission in data frames
US20180367254A1 (en) Relaying method and device and destination with feedback in an omamrc system
US7505764B2 (en) Method for retransmitting a speech packet
US20100313095A1 (en) Systems and Methods of Information Transmission
JP4753668B2 (ja) 通信装置及び通信方法
EP1330914A2 (en) Method and system for rate adaptation in a packet voice system
KR101443061B1 (ko) 패킷 손실에 강인한 애드혹 멀티미디어 그룹통신 단말 및 그 동작방법
EP1603262A1 (en) Multi-rate speech codec adaptation method
US20050078615A1 (en) Method and device for duplex communication
US5402447A (en) Speech decoding in a zero BER environment
JP3254126B2 (ja) 可変レート符号化方式
KR101626152B1 (ko) 통신 시스템에서 데이터 재전송 시스템 및 방법
US20110320899A1 (en) Communication system, communication apparatus, radio base station, and communication method
WO2001039424A1 (en) Frame error identification
US20120182961A1 (en) Method for allocating fixed resource in broadband wireless communication system
CN112217602B (zh) 集群语音包的处理方法、装置和终端
CN113450809B (zh) 语音数据处理方法、***及介质

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100413

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110517

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110524

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4753668

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees