JP2763153B2 - 音声パケット通信方式および装置 - Google Patents

音声パケット通信方式および装置

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JP2763153B2
JP2763153B2 JP24653089A JP24653089A JP2763153B2 JP 2763153 B2 JP2763153 B2 JP 2763153B2 JP 24653089 A JP24653089 A JP 24653089A JP 24653089 A JP24653089 A JP 24653089A JP 2763153 B2 JP2763153 B2 JP 2763153B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、音声パケットの通信方式およびその装置に
関する。
(従来の技術) 従来の音声パケット通信方式では、送信側で音声信号
を信号処理する際、その有音区間/無音区間の別を判定
し、有音区間の音声信号を所定の長さ以下のブロックに
分割してパケットの情報部に収容し、宛先情報などを含
むヘッダをこれに付加してパケット化し、これを通信網
に送出していた。パケットには一連のシーケンス番号が
付加される。
受信側では、パケットを受信すると、音声信号に復元
し、有音区間の音声を再生する。その際、パケットが来
なかった部分は、原則的には無音区間としてノイズを再
生する。より詳細には、パケットを受信した後、複数の
パケット区間についてパケットが連続して受信されない
と、無音区間になったと判定してノイズを再生する。有
音区間であるはずの時に受信したパケットのシーケンス
番号に欠番を検出すると、これは欠番のパケットが網内
で廃棄されたことを意味し、その前に受信しているパケ
ットの音声信号でこの欠落部分の音声を補間する。これ
は、パケットを受信した後、1つのパケット区間につい
てパケットが受信されないときも同様である。つまり、
従来の音声パケット再生方式では、有音区間にあって1
つのパケットが受信されない状態では欠落と判定して音
声信号の補間を行ない、2つ以上のパケット区間でパケ
ットが到来しなくなると、無音区間にはいったと判定し
てノイズを再生する。
(発明が解決しようとする課題) このように従来の方法では、パケットの到来に続いて
パケットの到来しない最初のパケット区間では、パケッ
ト廃棄による音声の補間を行ない、これに続く、パケッ
トの到来しないパケット区間にはいって初めて、無音区
間のノイズ再生を行なう。
したがって、たとえば、送信側で一連のパケットの送
信が2パケット区間以上にわたって真に途切れたとき、
つまり無音区間にはいったとき、受信側ではその無音区
間の先頭部に補間による有音を付加してしまう。また、
有音区間にはさまれた1パケット区間の無音は、パケッ
ト廃棄と同等に処理され、補間音声が再生される。さら
に、通信網内で2つ以上連続してパケットが廃棄される
と、有音区間にも拘らず受信側では、2番目のパケット
区間から無音区間として判定するという欠点があった。
本発明は、これらの欠点を解消し、送信側と同等に有
音/無音区間を再生する音声パケット通信方式およびそ
の装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は上述の課題を解決するために、音声パケット
を転送する音声パケット通信方式において、音声パケッ
トの送信側では、音声信号の有音区間および無音区間を
検出し、有音区間の音声信号を音声パケットに組み立
て、音声パケットの組立ての際、音声パケットが有音で
あることを示す有音識別子と音声パケットの順序を示す
シーケンス表示とを音声パケットに含め、無音区間を検
出すると、有音区間の終了を示す無音識別子を含むパケ
ットを送信し、無音区間におけるノイズのレベルが有意
に変化すると、生成すべきノイズのレベルの変更を要求
するノイズ識別子を含むパケットを送信し、これらのパ
ケットを受信する受信側では、これらのパケットのいず
れかを受信すると、これを分解し、この分解したパケッ
トに含まれる有音識別子および無音識別子により有音区
間および無音区間を識別し、有音期間では音声パケット
に含まれていた音声信号を再生し、音声信号の再生中、
シーケンス表示の順序に欠落を検出すると、その欠落し
た部分の音声信号を補間し、無音区間でノイズ識別子を
検出すると、生成するノイズのレベルを変更する。
本発明によれば、このような音声パケット通信方式を
実現するパケット通信システム、ならびにその送信装置
および受信装置が提供される。
(作用) 本発明によれば、パケットに付加情報として、有音区
間では、シーケンス表示と有音識別子を付加し、有音区
間の終了では無音識別子を含むパケットを送出し、ノイ
ズレベルが変化するとノイズ識別子を含むパケットを送
出する。受信側では、これらの識別子を含むパケットを
受信すると、それらの識別子に従って有音区間、無音区
間およびノイズが忠実に再生され、また有音区間におけ
るパケットの欠落が補間される。
(実施例) 次に添付図面を参照して本発明による音声パケット再
生方法および装置の実施例を詳細に説明する。
本発明による音声パケットの通信方式では、パケット
の、たとえばヘッダ部などの付加情報部にシーケンス番
号の他に識別子が収容される。この識別子は、基本的に
は、有音識別子、無音識別子およびノイズ識別子を含
み、パケットの送信側において、有音区間では有音識別
子が、また無音区間の初頭では無音識別子が付加され
る。無音区間においてノイズレベルが有意に変化する
と、ノイズ識別子が付加される。これらの識別子により
受信側では、有音区間の音声信号と、無音区間のノイズ
を忠実に再生でき、また有音区間におけるパケットの欠
落を適切に補間できる。
本実施例に適用される音声パケット1の構成の一例を
第2図に示す。音声パケット1はヘッダ部2と情報部4
で構成される。情報部1には、符号化された音声信号が
収容される。ヘッダ部2には、有音区間/無音区間の別
とその状態を表わす付加情報が格納される。これらの付
加情報は、本実施例では、ルーチング情報RT、シーケン
ス番号SQ、パケット種別TYPは、およびノイズレベルNL
を含む。ルーチング情報RTは、パケット通信網を通過す
るための自局アドレスや宛先アドレスなどを含む。シー
ケンス番号SQは、パケット1の順序を規定する順序表示
であり、この例では4ビットの0〜15の巡回番号をと
る。パケット種別TYPは、本実施例では2ビットの識別
子であり、「00」は有音区間の表示V、「01」は有音区
間の終了表示E、「11」は無音区間すなわち雑音区間の
表示N(第3図)である。なお「10」は未使用符号であ
る。ノイズレベルNLは2ビットで、0〜3の4段階のノ
イズレベルを表わす識別子である。
本発明による音声パケット通信方式を実現する装置の
実施例を第1図を参照して説明する。第1図に示す装置
10は、たとえば8kHz周期のPCM音声データ16を授受する
回線12Tおよび12Rと音声パケット1を送受信するパケッ
ト回線14Tおよび14Rとの間にあって、パケット1の組立
ておよび分解を行なう信号処理装置である。パケット回
線14Tおよび14Rは、パケット通信網(図示せず)に収容
されている。パケット通信網は、パケット1をそのヘッ
ダ部2の担う情報に従って転送する通信網であり、たと
えばパケットの輻輳によりパケット1が廃棄される可能
性がある。
信号処理装置10は送信回路18および受信回路20を有す
る。前者18は、送信線12Tと14Tとの間に接続され、回線
12Tより受信した音声データをパケット1に組み立てて
パケット回線14Tに送信する回路である。後者すなわち
受信回路20は、受信線14Rと12Rとの間に接続され、パケ
ット回線14Rより受信した音声パケット1を分解して音
声信号として回線12Rに送出する回路である。本発明の
説明のためには、信号処理装置1が両回路18および20と
も備えていなくてもよい。パケット通信網の一端の送信
線14Tに送信回路18が収容され、他端にある別な受信線1
4Rに受信回路20が接続されていれば、本発明の説明のた
めには十分である。
送信回路18はパケット化回路22を有し、これは、送信
回線12Tに接続されて、これより受ける音声データ16を
所定のデータ長以下のブロックに区切り、パケット組立
回路24に送る回路である。回線12Tはレベル検出回路26
および有/無音判定回路28にも接続され、前者26は音声
データ16の信号レベル、とくに無音状態における背景雑
音のレベルを検出する回路である。有/無音判定回路28
は、入力12Tの音声データ16の信号の有音と無音の別を
判定する回路である。
レベル検出回路26の出力27および有/無音判定回路28
の出力29はヘッダ生成回路30の入力に接続されている。
ヘッダ生成回路30は、レベル判定回路26で検出されたレ
ベルと有/無音判定回路28で判定された結果をもとに音
声パケット1のヘッダ部4に挿入すべきデータを生成す
る回路である。パケット組立回路24は、パケット化回路
22より入力された音声データを情報部4に格納し、また
ヘッダ生成回路30で生成されたヘッダ情報をヘッダ部2
に挿入してパケット1を組み立てる回路である。組み立
てられたパケット1は、組立回路24よりパケット回線14
Tに送信される。
受信回路20はパケット分解回路32を有する。パケット
分解回路32は、パケット回線14Rに接続され、これより
音声パケット1を受けると、パケット1を分解し、その
ヘッダ部2のデータをヘッダ解析回路34に、また情報部
4の音声データをパケット一時蓄積回路36に送る回路で
ある。パケット一時蓄積回路36は、この音声データを一
時蓄積するバッファ回路である。
ヘッダ解析回路34は、ヘッダ部2のデータを解析し
て、パケット1の欠落、有音区間/無音区間の判定、お
よび無音区間に挿入すべき雑音レベルの判定を行なう回
路である。判定結果に応じてヘッダ解析回路34は、その
制御出力46を通してセレクタ38を制御し、また雑音生成
回路40に雑音レベルを設定する。雑音生成回路40は、ヘ
ッダ解析回路34によって設定されたレベルで雑音を生成
する回路であり、その出力42がセレクタ38に接続されて
いる。セレクタ38の他方の入力44にはパケット一時蓄積
回路36の読出し出力が接続されている。
セレクタ38は、ヘッダ解析回路34の制御出力46に応動
して2つの入力42および44を選択的に回線12Rに接続す
るスイッチ回路である。セレクタ38は、ヘッダ解析回路
34の解析結果に応じて、有音区間ではパケット一時蓄積
回路36より先入れ先出しで読み出されたパケットを回線
12Rに転送し、欠落パケットについてはその直前のパケ
ットを再送して補間を行なう。無音区間では、セレクタ
38はヘッダ解析回路34の制御の下に雑音生成回路40の雑
音出力42を選択し、その生成する雑音を回線12Rに送
る。この雑音のレベルは、ヘッダ解析回路34のヘッダ解
析結果に応じて雑音生成回路40に設定されたものであ
る。
信号処理装置10による音声パケット通信方式を第3図
を参照して説明する。この図では、信号が送信または受
信される方向に従って、つまり同図の右から左に流れる
形で波形が記載されている。同図の送信側音声波形
(a)において、区間50および53は音声信号の、また区
間51、52および54は背景ノイズの波形を示す。この波形
(a)は、送信回路18の入力回線12Tに入力されるPCM音
声データをアナログ波形に換算したものである。区間51
と52とではノズルレベルが異なる。この音声信号を送信
回路18で信号処理し、有/無音判定回路28で判定した結
果を同図(b)に示す。ここに示す有音検出結果55およ
び57、ならびに無音検出結果56および58が判定回路28の
出力29から出力される。
ヘッダ生成回路30はこの結果よりパケット種別TYPの
データを生成し、またレベル検出回路26の検出レベルに
応じてノイズレベルNLのデータを生成する。これらのヘ
ッダデータはパケット組立回路24に与えられ、同回路24
では、同図の送信側送出パケット(c)に示すように、
ヘッダ部2としてシーケンス番号SQ、パケット種別TYP,
およびノイズレベルNLを情報部4に付加する。同図
(c)において、音声パケット1内の数字1〜14はシー
ケンス番号SQを示す。パケット種別TYPとして、有音検
出区間59および64ではボイス表示Vを付加し、有音から
無音に変化した時点60および65ではエンド表示Eを付加
する。また、無音検出区間61と63の間で図示のようにノ
イズレベルが変化した時点62では、パケット種別TYPと
してノズル表示Nが付加されるとともに、ノイズレベル
NLとしてノイズレベルを表わす値が付加される。こうし
てヘッダ2の付加された音声パケット1がパケット回線
14Tから送信される。
この音声パケット1は、パケット通信網(図示せず)
中を転送され、宛先の受信回線14Rより受信回路20に到
達する。第3図に示す受信側受信パケット(d)におい
て、区間66、68〜74では受信した音声パケット1の状態
が送信側で送出されたパケット1の状態に対応してい
る。しかし区間67は、通信網内においてパケットが廃棄
されたことを意味している。
受信回路18では、受信パケット(d)を順次再生して
ゆく過程でヘッダ解析回路34では、受信側有/無音区間
識別結果(e)が得られる。解析回路34では、受信した
パケット1のヘッダ部2に含まれるボイス表示Vに対応
して有音区間75および77が識別される。また、パケット
廃棄は、ヘッダ解析回路34にてシーケンス番号SQの順番
を監視することによって検出され、これに対しては、た
とえば、パケット一時蓄積回路36に蓄積されているその
直前のパケットの信号を用いるなどして補間をする。無
音区間76は、ヘッダ解析回路34でエンド表示Eを検出す
ることにより識別される。なお、エンド表示を有するパ
ケットがパケット網内で廃棄される可能性もある。その
対策として、送信回路18を、エンド表示Eを有するパケ
ットを複数個、冗長に送出するように構成してもよい。
受信回路20で受信パケット(d)を再生した音声波形
をアナログに換算して第3図の受信側音声再生波形
(f)に示す。これからわかるように、有音区間75およ
び77に対してはボイス表示Vのパケットの音声データに
より音声信号79、80および83が再生される。廃棄パケッ
ト67に対しては、本実施例では1つ前の音声データ79を
用いて補間80を行なう。補間方式は他の方式をとっても
よい。無音区間76および78に対してはノイズ再生81、82
および84が行われる。再生されるノイズのレベルは、ヘ
ッダ解析回路34で解析されたヘッダ部2のノイズレベル
NLのデータより雑音生成回路40に設定される。したがっ
て、区間81ではそれ以前に受信したノイズ表示Nのパケ
ットのノイズレベルNLの値に相当するレベルで雑音が生
成され、区間82では、その時受信したノイズ表示Nのパ
ケットのノイズレベルNLの値に対応するレベルで雑音が
生成される。こうしてノイズレベルが適応的に変化す
る。以上の処理により受信回路では、有音/無音の検出
に対応して有音/無音区間の音声波形が再生される。
受信回路20における有音/無音区間の再生シーケンス
を第4図を参照して説明する。受信回路20では、パケッ
ト受信過程においてパケット1の受信を待つ(100)。
パケット1が到来しないと、無音区間と判定して(10
2),セレクタ38により雑音生成回路40を回線12Rに接続
し、ノイズを再生する(104)。パケット1があると、
そのヘッダ部2の種別TYPがボイス表示Vであるか否か
をヘッダ解析回路34で調べる(106)。ボイス表示Vで
ないと、種別TYPがノイズ表示Nであるか否かを調べる
(108)。ノイズ表示Nでないと無音区間処理102に戻
り、ノイズ表示Nであると、ノイズレベルNLを示す値に
雑音生成回路40のノイズレベルを設定して無音区間処理
102に戻る。
ヘッダ部2の種別TYPがボイス表示Vであると(10
6),そのシーケンス番号SQをロードし(112),有音区
間と判定して(114),音声パケット1の情報部4に含
まれている音声データを再生する(116)。
ステップ100におけるパケット1の到来から所定時間
後、ヘッダ解析回路34の基準シーケンス番号を1単位進
めて(118),パケット1の有無を調べる(120)。該当
するパケット1がなければ、これを補間再生する(12
2)。そのパケット1があれば、その種別TYPがボイス表
示Vであるか否かを調べる。これがボイス表示Vでない
場合は、種別TYPがエンド表示Eならば無音区間処理102
に戻り、エンド表示Eでないと補間再生処理122に変る
(126)。種別TYPがボイス表示Vでシーケンス番号SQが
前のものに連続していると、音声パケット再生処理116
に戻る。しかし、不連続、すなわちパケットの欠落があ
ると、補間再生処理122に戻る。
(発明の効果) 以上説明したように本発明では、送信側の音声パケッ
トにパケットのシーケンス番号、有音、有音の終了およ
び雑音の別、ならびに雑音レベルを示す情報を付加し、
受信側ではこれらの付加情報により有音区間および無音
区間を忠実に識別して音声パケットの再生を行なう。こ
れにより、音声劣化を最小にすることができる。さらに
有音区間が正確に識別できるので、パケット廃棄が適切
に識別できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による音声パケット通信の信号処理装置
の構成例を示す機能ブロック図、 第2図は、第1図に示す信号処理装置に適用される音声
パケットの構成例を示す図、 第3図は同実施例における音声パケット再生シーケンス
の例を示す図、 第4図は同実施例の受信回路における音声パケット再生
動作のフロー図である。 主要部分の符号の説明 1……音声パケット 2……ヘッダ部 10……信号処理装置 18……送信回路 20……受信回路 24……パケット組立回路 26……レベル検出回路 28……有/無音判定回路 30……ヘッダ生成回路 32……パケット分解回路 34……ヘッダ解析回路 38……セレクタ 40……雑音生成回路 NL……ノイズレベル SQ……シーケンス番号 TYP……パケット種別
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−2758(JP,A) 特開 平3−89746(JP,A) 特開 平2−81538(JP,A) 特開 昭61−43853(JP,A) 電子情報通信学会技術研究報告,IN 89−8 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声パケットを転送する音声パケット通信
    方式において、 音声パケットの送信側では、 音声信号の有音区間および無音区間を検出し、 前記有音区間の音声信号を音声パケットに組み立て、 該音声パケットの組立ての際、該音声パケットが有音で
    あることを示す有音識別子と該音声パケットの順序を示
    すシーケンス表示とを該音声パケットに含め、 前記無音区間を検出すると、有音区間の終了を示す無音
    識別子を含むパケットを送信し、 無音区間におけるノイズのレベルが有意に変化すると、
    生成すべきノイズのレベルの変更を要求するノズル識別
    子を含むパケットを送信し、 これらのパケットを受信する受信側では、 これらのパケットのいずれかを受信すると、これを分解
    し、 該分解したパケットに含まれる前記有音識別子および無
    音識別子により有音区間および無音区間を識別し、 有音期間では音声パケットに含まれていた音声信号を再
    生し、 該音声信号の再生中、前記シーケンス表示の順序に欠落
    を検出すると、その欠落した部分の音声信号を補間し、 無音区間でノイズ識別子を検出すると、生成するノイズ
    のレベルを変更することを特徴とする音声パケット通信
    方式。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の方式において、前記送信
    側では、ノイズ識別子を含むパケットを送信する際、生
    成すべきノイズのレベルを規定するノイズレベル識別子
    を付加し、前記受信側では、該ノイズレベル識別子に対
    応するノイズレベルでノイズを生成することを特徴とす
    る音声パケット通信方式。
  3. 【請求項3】音声パケットを転送する音声パケット通信
    システムにおいて、該システムは、 音声信号を音声パケットに組み立て該音声パケットを送
    信する送信装置と、 該音声パケットを受信してこれを分解し、音声信号を再
    生する受信装置とを含み、 前記送信装置は、 音声信号の有音区間および無音区間を検出する第1の検
    出手段と、 無音区間におけるノイズのレベルを検出する第2の検出
    手段と、 有音区間の音声信号を音声パケットに組み立てて送信す
    るパケット組立て手段と、 第1および第2の検出手段に応動して、前記音声パケッ
    トが有音であることを示す有音識別子、有音区間の終了
    を示す無音識別子、生成すべきノイズのレベルの変更を
    要求するノイズ識別子、および該音声パケットの順序を
    示すシーケンス表示を含む付加情報を生成する付加情報
    生成手段とを含み、 該付加情報生成手段は、前記音声パケットの組立ての
    際、有音識別子およびシーケンス表示を該音声パケット
    に含め、第1の検出手段が無音区間を検出すると、無音
    識別子をパケットに含め、第2の検出手段が無音区間に
    おけるノイズのレベルの有意な変化を検出すると、前記
    ノイズ識別子をパケットに含め、 前記パケット組立て手段は、これらのパケットを組み立
    てて送信し、 前記受信装置は、 これらのパケットを受信してこれを分解するパケット分
    解手段と、 該分解したパケットに含まれていた前記付加情報を識別
    する付加情報識別手段と、 該分解した音声パケットに含まれていた音声信号を再生
    する再生手段と、 無音区間でノイズを生成する雑音生成手段とを含み、 前記付加情報再生手段は、前記付加情報に含まれる有音
    識別子および無音識別子により有音区間および無音区間
    を識別し、有音期間では音声パケットに含まれていた音
    声信号を前記再生手段に再生させ、該音声信号の再生
    中、前記シーケンス表示の順序に欠落を検出すると、そ
    の欠落した部分の音声信号を該再生手段で補間させ、無
    音区間でノイズ識別子を検出すると、前記雑音生成手段
    で生成するノイズのレベルを変更することを特徴とする
    音声パケット通信システム。
  4. 【請求項4】音声信号を音声パケットに組み立て該音声
    パケットを送信する音声パケット送信装置において、該
    装置は、 音声信号の有音区間および無音区間を検出する第1の検
    出手段と、 無音区間におけるノイズのレベルを検出する第2の検出
    手段と、 有音区間の音声信号を音声パケットに組み立てて送信す
    るパケット組立て手段と、 第1および第2の検出手段に応動して、前記音声パケッ
    トが有音であることを示す有音識別子、有音区間の終了
    を示す無音識別子、生成すべきノイズのレベルの変更を
    要求するノイズ識別子、および該音声パケットの順序を
    示すシーケンス表示を含む付加情報を生成する付加情報
    生成手段とを含み、 該付加情報生成手段は、前記音声パケットの組立ての
    際、有音識別子およびシーケンス表示を該音声パケット
    に含め、第1の検出手段が無音区間を検出すると、無音
    識別子をパケットに含め、第2の検出手段が無音区間に
    おけるノイズのレベルの有意な変化を検出すると、ノイ
    ズ識別子をパケットに含め、 前記パケット組立て手段は、これらのパケットを組み立
    てて送信することを特徴とする音声パケット送信装置。
  5. 【請求項5】音声信号を含む音声パケットを受信してこ
    れを分解し、該音声信号を再生する音声パケット受信装
    置において、該装置は、 付加情報が付加されたパケットを受信してこれを分解す
    るパケット分解手段と、 該分解したパケットに含まれていた前記付加情報を識別
    する付加情報識別手段と、 該分解した音声パケットに含まれていた音声信号を再生
    する再生手段とを含み、 前記付加情報は、音声パケットが有音であることを示す
    有音識別子、有音区間の終了を示す無音識別子、生成す
    べきノイズのレベルの変更を要求するノイズ識別子、お
    よび該音声パケットの順序を示すシーケンス表示を含
    み、 該装置はさらに、無音区間でノイズを生成する雑音生成
    手段とを含み、 前記付加情報再生手段は、前記付加情報に含まれる有音
    識別子および無音識別子により有音区間および無音区間
    を識別し、有音期間では音声パケットに含まれていた音
    声信号を前記再生手段に再生させ、該音声信号の再生
    中、前記シーケンス表示の順序に欠落を検出すると、そ
    の欠落した部分の音声信号を該再生手段で補間させ、無
    音区間でノイズ識別子を検出すると、前記雑音生成手段
    で生成するノイズのレベルを変更することを特徴とする
    音声パケット受信装置。
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