JP4752578B2 - 通信制御装置、通信制御方法および通信制御プログラム - Google Patents

通信制御装置、通信制御方法および通信制御プログラム Download PDF

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Description

この発明は、通信制御装置のストレージを用いてオーダーシートを管理し、このオーダ
ーシートを用いて作成された情報を発信するデータ処理に関する。
送信側の端末が受信側の端末に画像を伝送するファクシミリ伝送では、送信側端末で取
得した画像を音声信号に変換し、音声通信回線を利用して受信側端末に伝送することが行
われている。この音声通信回線としては、従来から使用されてきた通常の電話網の他に、
近年ではインターネットを利用した電話網(IP電話網)が使用されるようになってきた
。そして、IP電話網による音声信号の伝送を利用し、ネットワークを介してファクシミ
リ伝送するファクシミリ伝送装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−309701号公報
上述したこのようなファクシミリ装置においては、通信制御装置を装着して、装着され
た通信制御装置により通信を制御するものがあり、ここで装着された通信制御装置はハー
ドウェアキーとして使用されるものもあるが、この通信制御装置内にメモリを設けておき
、このメモリを介してデータを処理するものも考えられる。さらに、このメモリにオーダ
ーシートを格納して、このオーダーシートを用いてデータの発信処理をするものも考えら
れる。
しかし、この通信制御装置を用いてデータ送信しようとする場合、数字を入力したいと
いう要望があったが、数字の入力キーを用意する場合、通信制御装置を小さな形にして情
報処理装置に接続する構成を想定したとき、この入力キーを採用する場合は通信制御のコ
ストもかかり、さらに通信制御装置のサイズを大きくしなければならなくなってしまうと
いう問題があった。また、通信制御装置において数字の入力キーを用意する場合でも、画
像データの送信は、たとえば複合機などによって提供されるファクシミリ装置側からされ
るので、通信制御装置のところで宛先を入力するという操作はわずらわしくなるという問
題があった。
そこでオーダーシート上で数字を指定することが望まれたが、画像を送信するとき、オ
ーダーシートを含め大量にファイル転送する場合がある。そこでこのオーダーシートを通
信制御装置上で読み取る場合に、どこにオーダーシートが含まれるのかがわからなくなっ
てしまうという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、オーダーシートを検索し
てその情報を抽出してオーダーを実行できる通信制御装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明にかかる通信制御装置は、オーダーシートを読み
込んだ画像を含む複数の画像データを取得する取得手段と、前記取得手段によって取得さ
れた前記画像データのうち所定条件を満たす画像データから前記オーダーシートの画像デ
ータを検索する検索手段と、前記検索手段によって検索された画像データから前記オーダ
ーシートに記入された情報を抽出する抽出手段と、を備えることを特徴とする。
この場合、画像データの中からオーダーシートの情報が検索されるので、オーダー情報
を別途入力しなくても、オーダーシートからデータを抽出して送信することができる。こ
のとき、オーダーシートの条件を満たす画像データに限定して検索を実行するので、必要
以上の処理を実行することなくオーダーシートの抽出を実行することができる。
また、前記検索手段は、所定の装置で作成された画像であるかを判別し、前記所定の装
置でスキャンされた画像から前記オーダーシートの情報を検索してもよい。
この場合、オーダーシートはあらかじめ印刷されたものに記入して読み込まれたもので
あるので、情報処理装置でスキャンされたものを抽出することにより、検索対象を限定す
ることができる。それにより必要以上の処理を実行することなくオーダーシートの抽出を
実行することができる。
また、前記検索手段は、前記画像データが所定のサイズの範囲であるか否かを判別し、
所定サイズの範囲に含まれる画像から前記オーダーシートの情報を検索してもよい。
この場合、オーダーシートはデータ量が少ないので、所定のサイズの範囲のものに限定
することにより、検索対象を限定することができる。それにより必要以上の処理を実行す
ることなくオーダーシートの抽出を実行することができる。
前記検索手段は、前記画像データを新しいものから順番に画像を解析することで検索し
てもよい。
また、前記取得手段は、前記情報処理装置との通信関係を接続してから前記画像データ
を取得し、前記検索手段によって検索処理を実行するときに、前記情報処理装置との通信
関係を切断してもよい。
この場合、画像データを取得した後は、情報処理装置との間のやり取りは必要でなくな
るので切断することで情報処理装置を解放することができる。それにより、情報処理装置
とは別々に通信処理を実行することができる。
また、前記抽出手段によって抽出をした後における、前記情報処理装置との通信関係が
切断されている時に、前記オーダーシートの画像データを削除してもよい。
また、本発明にかかる通信制御方法は、オーダーシートを読み込んだ画像を含む複数の
画像データを取得する取得工程と、前記取得工程によって取得された前記画像データのう
ち所定条件を満たす画像データから前記オーダーシートの画像データを検索する検索工程
と、前記検索工程によって検索された画像データから前記オーダーシートに記入された情
報を抽出する抽出工程と、を含むことを特徴とする。
この場合、画像データの中からオーダーシートの情報が検索されるので、オーダー情報
を別途入力しなくても、オーダーシートからデータを抽出して送信することができる。こ
のとき、オーダーシートの条件を満たす画像データに限定して検索を実行するので、必要
以上の処理を実行することなくオーダーシートの抽出を実行することができる。
また、本発明にかかる通信制御プログラムは、オーダーシートを読み込んだ画像を含む
複数の画像データを取得させる取得工程と、前記取得工程によって取得された前記画像デ
ータのうち所定条件を満たす画像データから前記オーダーシートの画像データを検索させ
る検索工程と、前記検索工程によって検索された画像データから前記オーダーシートに記
入された情報を抽出させる抽出工程と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
この場合、画像データの中からオーダーシートの情報が検索されるので、オーダー情報
を別途入力しなくても、オーダーシートからデータを抽出して送信することができる。こ
のとき、オーダーシートの条件を満たす画像データに限定して検索を実行するので、必要
以上の処理を実行することなくオーダーシートの抽出を実行することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる通信制御装置、通信制御方法および通信
制御プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、ネットワークを構成する情報処理システムの構成を示すブロック図である。図
1では、送信側の情報処理システムについて説明しているが、受信側の情報処理システム
の構成も、送信側の情報処理システムと同様である。
この情報処理システムは、複合機100が、通信制御装置(ドングル)180を介して
、インターネット182に接続されることによって構成されている。送信側はこのように
インターネット182を介してデータを送信し、同様に構成された受信側が、インターネ
ット182から通信制御装置180を介して複合機100でデータを受信する。
複合機100は、中央処理装置(CPU)102と、RAM104と、ROM106と
、プリントエンジン110と、スキャンエンジン120と、USBデバイス制御部130
と、USBホスト制御部170と、メモリカードインターフェース140と、操作パネル
制御部150と、ビューワ制御部160と、を備えている。ROM106には、複合機1
00の制御ソフトウェアが格納されている。中央処理装置102は、ROM106に格納
された制御ソフトウェアを実行することにより、複合機100が有する種々の機能を実現
する。
複合機100のUSBデバイス制御部130は、USBコネクタ132に接続されてい
る。このUSBコネクタ132には、パーソナルコンピュータ(PC)190が接続され
ている。なお、USBコネクタ132には、パーソナルコンピュータ190の他に、任意
のUSBホストを接続することが可能である。USBホスト制御部170は、ルートハブ
172を有しており、ルートハブ172にはUSBコネクタ174が接続されている。こ
のUSBコネクタ174には、デジタルカメラやハードディスクドライブ(HDD)等の
USBデバイスを接続することが可能である。
メモリカードインターフェース140は、メモリカード用のメモリカードスロット14
2に接続されている。操作パネル制御部150には、入力手段としての操作パネル152
が接続されている。ビューワ制御部160には、画像表示手段としてのビューワ162が
接続されている。ユーザは、ビューワ162上に表示された画像やメニューを観察しなが
ら、操作パネル152を用いて種々の指示を入力することができる。
プリントエンジン110は、与えられた印刷データに応じて印刷を実行する印刷機構で
ある。プリントエンジン110に供給される印刷データは、中央処理装置102が、US
Bコネクタ132を介して接続された外部のパーソナルコンピュータ190から供給され
る受信データを解釈し、色変換やハーフトーン処理を実行することにより生成される。プ
リントエンジン110に供給される印刷データは、メモリカードスロット142に挿入さ
れたメモリカードに格納された画像データや、USBコネクタ174を介して接続された
デジタルスチルカメラから供給される画像データから生成することも可能である。また、
中央処理装置102の代わりにプリントエンジン110が色変換やハーフトーン処理の機
能を有するように構成することも可能である。なお、本明細書において、画像データから
生成した印刷データにより印刷を実行することを「画像データを印刷する」ともいう。
スキャンエンジン120は、画像をスキャンして画像を表すスキャンデータを生成する
機構である。スキャンエンジン120で生成されたスキャンデータは、中央処理装置10
2により所定の形式(例えば、JPEG形式)の画像データ(スキャン画像データ)に変
換される。スキャン画像データは、パーソナルコンピュータ190に転送される。スキャ
ン画像データを、メモリカードスロット142に挿入されたメモリカードや、USBコネ
クタ174を介して接続されたデバイスに格納することも可能である。なお、中央処理装
置102の代わりにスキャンエンジン120がスキャンデータから画像データを生成する
機能を有するように構成することも可能である。
通信制御装置180は、USBコネクタ174によって複合機100に接続される。そ
してその一方からインターネット182を介してファックスデータを送信する。ここでは
、複合機100と通信制御装置180を別々に分けて説明しているが、両者を一体型のも
のとすることもできる。
図2は、通信制御装置の各操作部および接続部を説明する説明図である。この通信制御
装置180は、接続端子210および接続端子220を備え、さらに、ランプ230、操
作部240〜270によって構成される。接続端子210は、図1に示した複合機100
に接続する端子である。接続端子220は、図1に示したインターネット182へと接続
する端子である。ランプ230は、接続したファイルをメモリカードにコピーする場合に
、コピー操作を促すよう点灯させるランプである。
操作部240(Aボタン)は、送信用意を指示する指示ボタンである。このAボタンを
押すことにより、通信制御装置180は、データの送信用意の処理を開始する。操作部2
50(Bボタン)は、送信開始を指示する指示ボタンである。このBボタンを押すことに
より、通信制御装置180は、データの送信開始の処理を開始する。操作部260(Cボ
タン)は、オーダーシート印刷を指示する指示ボタンである。このCボタンを押すことに
より、通信制御装置180は、オーダーシート印刷の処理を開始する。操作部270は、
電源ボタンである。この電源ボタンを押すことにより、電源を投入したり切断したりする
ダイヤルボタン280は、数字を入力するボタンである。たとえば、ファクシミリ送信
で相手先の電話番号を入力するとき、このダイヤルボタン280上の数字ボタンを入力す
ることにより受け付ける。液晶画面290は、液晶による画面表示部である。この液晶画
面290を用いて、たとえばファクシミリの送受信先を表示したり、送受信する画像のサ
ムネイル画像を表示したりする。
図3は、通信制御装置の機能的構成を示すブロック図である。通信制御装置180は、
入出力部300、USBコントローラ310、ストレージ320から構成されている。通
信制御装置180は、USBインタフェースにより外部と接続されるがこれに限定される
ものではなく、その他のインタフェースを用いても良い。
この入出力部300は、USBインタフェース回路から構成されており、データ転送を
制御する。即ち、入出力部300は、複合機100からUSBコネクタ174を介して送
られてきたデータを受信してUSBコントローラ310に送ると共に、このデータを送信
する制御を行う。
USBコントローラ310は、例えばCPUから構成されており、ストレージ320へ
のデータの格納処理やストレージ320からのデータの読み出し処理を実行したり、ドン
グルデータの暗号化及び復号化等をしたりする。ストレージ320は、例えばEEPRO
Mから構成され、データを格納する。
図4は、オーダーシートの概要を説明する説明図である。図4に示すオーダーシートは
、識別部405と、宛先入力部410と、送付コメント部430によって構成され、各部
に対応した内容がそれぞれ印刷されており、それぞれマークシートにより塗りつぶすこと
により記入できるようになっている。
識別部405は、位置あわせ用マークおよび識別用マークが書き込まれる欄である。な
お、この位置あわせ用マークおよび識別用マークは視覚的に分かるように印刷されるわけ
ではない。すなわち、スキャンした後にどの位置が黒いとどのチェックをされたのかを判
断するための情報、異なる内容で複数のオーダーシートを印刷してスキャンしたときにど
のオーダーシートか判断するための情報が書き込まれる欄である。
宛先入力部410は、宛先を入力する欄である。宛先としては、事前にA氏、B氏、C
氏が登録されている場合を例に挙げているが、この宛先それぞれについて、グループ1〜
3を指定できるようになっている。また、事前に登録されていない番号を記入することも
でき、その場合は、宛先の下に用意されている「その他」の欄に数字をマークシートで記
入することができる。
送付コメント部430は、送付コメントを選択して指定する欄である。送付コメントは
、事前に用意された複数のコメントから該当するものを指定してマークすることができる
。具体的には、「L版で印刷してください」「A4で印刷してください」「写真用紙で印
刷してください」「普通紙で印刷してください」「きれいに印刷してください」「お約束
の写真です」「(自分の名前)です」、というコメントから指定することができる。この
「(自分の名前)です」の(自分の名前)には、そこに登録されているユーザの名前が入
力される。また、フリーコメントを選択することもでき、この場合、手書き入力エリアに
文字を入力し、この文字を送ることによりメッセージを伝達することができる。
図5は、オーダーシートを印刷する印刷処理を説明するフローチャートである。図2に
示したボタンCが入力された場合、処理を開始する。まず、オーダーシートを作成する(
ステップS501)。次に、複合機100との間でカメラとして接続する(ステップS5
02)。そして、複合機100においてオーダーシート印刷を実行する(ステップS50
3)。オーダーシート印刷を実行後は、通信制御装置180と複合機100との通信関係
を切断する(ステップS504)。そして、データを消去し(ステップS505)、一連
の処理を終了する。
なお、作成されたオーダーシートの画像データを消去するが、識別部405の情報に相
当する、スキャン後に利用するための位置合わせなどのマークについてのデータや、チェ
ック内容が何を意味するのかを示す制御データは消去しない。消去処理については以下同
様とする。以上のようにしてオーダーシートを読み出してきて印刷することができるので
、印刷したオーダーシートに記入して送信することによりオーダーを実行できる。
図6は、オーダーシートの送信処理を説明するフローチャートである。図2に示したA
ボタンが入力された場合、処理を開始する。まず、複合機100との間でストレージ接続
する(ステップS601)。次に、複合機100からプリンタ名を取得する(ステップS
602)。そして、データ受信する(ステップS603)。
その後、図2に示したBボタンが入力されるのを待つ(ステップS604)。入力され
ない場合(ステップS604:No)、入力されるまで待機し、入力された場合(ステッ
プS604:Yes)、通信制御装置180と複合機100との通信関係を切断する(ス
テップS605)。そして、図7に示すオーダーシート検索処理を実行する(ステップS
606)。すなわち、ストレージ320に記憶されている中から、オーダーシートの情報
を検索して抽出する。
そして、オーダーシート分析を実行する(ステップS607)。ここで、オーダーシー
トの記入欄に何がマークされているかを分析し、マークされている情報を抽出する。そし
て、オーダーシート以外を送信する(ステップS608)。すなわち、ここで抽出された
マークされた情報および必要な画像データなどの実質的な情報を送信する。そして、一連
の処理を終了する。
図7は、オーダーシートの検索処理を説明するフローチャートである。図6のステップ
S606で実行されるオーダーシートの検索処理を、図7を用いてさらに説明する。まず
、検索対象を、接続されたプリンタのスキャナで作成したものに限定する(ステップS7
01)。すなわち、ストレージ320に記憶されたデータの属性情報を確認して、接続さ
れた複合機100でスキャンされたデータのみを抽出する。
次に、その対象が何個かを判定する(ステップS702)。対象が0個の場合(ステッ
プS702:0個)、エラーであることを通知し(ステップS703)、一連の処理を終
了する。対象が1個の場合(ステップS702:1個)、その画像データが対象となるオ
ーダーシートとなるので、オーダーシートの特定が完了することになり、一連の処理を終
了する。
対象が2個以上の場合(ステップS702:2個以上)、データサイズが所定範囲のも
のに限定する(ステップS704)。すなわち、対象として挙がったデータのサイズを確
認して、一定以下のサイズのデータのみを抽出する。また、一定以上という条件とするこ
ともでき、大きすぎず、小さすぎないものを選ぶこともできる。また、画像の物理的なサ
イズが記憶されている場合、そのサイズの範囲とすることを条件とすることもできる。
次に、解像度の低い順、新しい順に順番付けをする(ステップS705)。そして、順
に中身を見て、オーダーシートを検索していく(ステップS706)。このように検索す
ることにより、オーダーシートの特定が完了することになり、一連の処理を終了する。
上述の説明において、通信制御装置180をストレージやカメラとして接続する例を挙
げて説明したが、適用される接続形式はこれらのものに限らない。複合機100からデー
タを保存することができる形式であれば、ストレージとは限らない。また、複合機100
に画像を印刷させることができる場合はカメラとは限らない。また、カメラとして接続、
というのはUSBダイレクト(登録商標)やピクトブリッジ(登録商標)の規格で接続し
てもよい。また、プリンタによって内部のデータを管理させることができる場合、管理可
能な形式で接続することも考えられる。
以上説明したように、画像データの中からオーダーシートの情報が検索されるので、オ
ーダー情報を別途入力しなくても、オーダーシートからデータを抽出して送信することが
できる。すなわち、オーダーシートはマークシートで用意しておき、マークシートで入力
されたデータをオーダーとして送信することができる。このとき、オーダーシートの条件
を満たす画像データに限定して検索を実行するので、必要以上の処理を実行することなく
オーダーシートの抽出を実行することができる。
たとえば、接続された情報処理装置側でスキャンされた画像や、データ量の小さい画像
に検索対象を絞ることにより、実際の画像の中身を検索することなく、ヘッダ部分のみの
検索によりオーダーシートを判別することができる。その結果、ドングルにおける処理負
担を下げることができる。実際に送信するデータは大量である場合が考えられ、そのすべ
てを検索する場合、処理負担がかかる場合が考えられる。とくにドングルのコスト削減を
考えた場合、処理能力を最小化することも考えられ、その場合に上述のようにドングルへ
の処理負担を下げることにより、ドングル全体としてのパフォーマンスを上げることがで
きる。
なお、本実施の形態で説明した通信制御方法は、予め用意されたプログラムをパーソナ
ルコンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現するこ
とができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM
、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータに
よって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、イン
ターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体でもよい。
ネットワークを構成する情報処理システムの構成を示すブロック図。 通信制御装置の各操作部および接続部を説明する説明図。 通信制御装置の機能的構成を示すブロック図。 オーダーシートの概要を説明する説明図。 オーダーシートを印刷する印刷処理を説明するフローチャート。 オーダーシートの送信処理を説明するフローチャート。 オーダーシートの検索処理を説明するフローチャート。
符号の説明
100 複合機、102 CPU、104 RAM、106 ROM、180 通信制
御装置、210 接続端子、220 接続端子、300 入出力部、310 USBコン
トローラ、320 ストレージ

Claims (8)

  1. 情報処理装置との通信関係を制御する通信制御手段と、
    前記通信制御手段が前記通信関係を接続している時に、オーダーシートを読み込んだ画像を含む複数の画像データを前記情報処理装置から取得する取得手段と、
    前記通信制御手段が前記通信関係を切断した後に、前記取得手段によって取得された前記画像データのうち所定条件を満たす画像データから前記オーダーシートの画像データを検索する検索手段と、
    前記通信制御手段が前記通信関係を切断した状態で、前記検索手段によって検索された画像データから前記オーダーシートに記入された情報を抽出する抽出手段と、
    前記通信制御手段が前記通信関係を切断した状態で、前記オーダーシートに記入された情報に基づいて前記画像データを送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする通信制御装置。
  2. 前記検索手段は、前記情報処理装置で作成された画像であるかを判別し、前記情報処理装置作成された画像データの中から前記オーダーシートの画像データを検索することを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 前記検索手段は、前記画像データが所定のサイズの範囲であるか否かを判別し、所定サイズの範囲に含まれる画像データの中から前記オーダーシートの画像データを検索することを特徴とする請求項1または2に記載の通信制御装置。
  4. 前記検索手段は、前記画像データを新しいものから順番に画像を解析することで検索することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の通信制御装置。
  5. 前記通信制御手段は、通信制御装置をストレージとして前記情報処理装置に接続することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の通信制御装置。
  6. 前記抽出手段によって抽出をした後であって前記通信制御手段が前記通信関係切断ている時に、前記オーダーシートの画像データを削除することを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の通信制御装置。
  7. 情報処理装置との通信関係を接続している時に、オーダーシートを読み込んだ画像を含む複数の画像データを前記情報処理装置から取得する取得工程と、
    前記通信関係を切断した後に、前記取得工程によって取得された前記画像データのうち所定条件を満たす画像データから前記オーダーシートの画像データを検索する検索工程と、
    前記通信関係を切断した状態で、前記検索工程によって検索された画像データから前記オーダーシートに記入された情報を抽出する抽出工程と、
    前記通信関係を切断した状態で、前記オーダーシートに記入された情報に基づいて前記画像データを送信する送信工程と、
    を含むことを特徴とする通信制御方法。
  8. 情報処理装置との通信関係を接続している時に、オーダーシートを読み込んだ画像を含む複数の画像データを前記情報処理装置から取得させる取得工程と、
    前記通信関係を切断した後に、前記取得工程によって取得された前記画像データのうち所定条件を満たす画像データから前記オーダーシートの画像データを検索させる検索工程と、
    前記通信関係を切断した状態で、前記検索工程によって検索された画像データから前記オーダーシートに記入された情報を抽出させる抽出工程と、
    前記通信関係を切断した状態で、前記オーダーシートに記入された情報に基づいて前記画像データを送信する送信工程と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする通信制御プログラム。
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