JP4752035B2 - 燃料インジェクター用ホルダー及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ガソリンエンジン用電子制御燃料噴射システム等に用いられる部品であって、吸気管や気筒に燃料を供給する燃料供給配管(デリバリーパイプとも称する)に燃料インジェクターを取り付けるための燃料インジェクター用ホルダーと、その製造方法に関する。
燃料インジェクター用ホルダーは、特許文献1に示すように、燃料供給用配管に燃料インジェクターを接続するための接続機能と、燃料インジェクターに取り付けられる電気コネクタの位置決め機能とを有する。このために、燃料インジェクター用ホルダーには、燃料供給配管に挿入される第1の筒状部と、燃料インジェクターが受け入れられる第2の筒状部と、第2の筒状部の開口端にて径方向外方に突出した位置決め用突出部とが一体的に形成される。電気コネクターは、位置決め用突出部に嵌合される凹所を有しており、位置決め用突出部と篏合されることで、取り付けた高さや回り止め等の位置決めに利用される。
この種の燃料インジェクター用ホルダーとして、特許文献2の図14に示すように、頂部側に第1の筒状部を有する第2の筒状部の開口端にて、径方向外側に突出する平板状の位置決め用突出部を、径方向外側に向かうに従い前記開口端からの高さが高くなるように曲げ加工したものがある(第1の方法)。
この燃料インジェクター用ホルダーの製造方法は、第1及び第2の筒状部と、第2の筒部の開口端側のフランジとを有する絞り加工品を、平板のブランク材から複数回の絞り工程を経て製造し、フランジを縁切りして位置決め用突出部を形成した後、この位置決め用突出部を曲げ加工している。
この他、棒鋼を素材として、定寸切断、外表面の燐酸被覆処理(ボンデリューベ処理)、サイジング加工(平坦平押し加工)、冷間鍛造加工、打ち抜き加工、切削加工、ロールバニッシュ加工を経て、位置決め用突出部を備えた燃料インジェクター用ホルダーを成形するものがある(第2の方法)。
さらに他の方法として、第2の方法で位置決め用突出部を備えない部品を成形した後、その部品に位置決め用突出部を溶接またはロウ付けにより形成するものもある(第3の方法)。
特開平6−129326号公報 特開2003−120466号公報
特許文献1に示す第1の方法では、位置決め用突出部が平板であるため、その幅が充分に確保できない場合には、位置決め用突出部の強度を充分に確保できないという問題がある。また、位置決め用突出部の幅を広く確保すると、曲げ加工時にホルダー内壁の径の精度や真円度に狂いを生ずる。
第2の方法及び第3の方法は、位置決め用突出部に充分な強度を確保できるが、製品化に多くの工程を要するため、設備費、材料費、加工費を含めたコストダウンが難しく、部品の軽量化も困難である。
特に、第2の方法にあっては、位置決め用突出部を打ち抜きによって形成するため、位置決め用突出部の側面が破断面となり、機能上必要とされる側面の平滑度に劣る。
また、第3の方法にあっては、位置決め用突出部の溶接またはロウ付け時の熱で、ホルダー内壁の真円度が悪化する。
そこで、本発明の目的は、位置決め用突出部に充分な強度を確保できる上に、ホルダー内壁の寸法精度や真円度を確保できる燃料インジェクター用ホルダー及びその製造方法を提供することにある。
本発明の一態様は、燃料供給配管に燃料インジェクターを接続するための燃料インジェクター用ホルダーの製造方法において、板材を複数回加工して、前記燃料供給配管に形成された孔部に挿通される第1の筒状部と、前記第1の筒状部と連通する頂部及び前記第1の筒状部の外径よりも大きな外径を有し、軸方向にて前記頂部とは逆側の開口端より前記燃料インジェクターが受け入れられる第2の筒状部と、前記第2の筒状部の前記開口端に形成されるフランジ部とを有する絞り加工品を形成する工程と、前記フランジ部を縁切りして、前記第2の筒状部の径方向外方に突出する少なくとも一つの突出部を形成する工程と、前記少なくとも一つの突出部を圧印(コイニング)加工して、前記少なくとも一つの突出部を形成していた前記板材の変形可能な肉部を型内で塑性流動させることで、前記少なくとも一つの突出部よりも前記第2の筒状部の前記開口端からの高さが高い少なくとも一つの位置決め用突出部を形成する工程と、を有する。
本発明の一態様によれば、フランジ部を縁切りして少なくとも一つの突出部を形成した後、この少なくとも一つの突出部を圧印(コイニング)加工している。圧印加工とは、少なくとも一つの突出部を形成する板材に圧力を印加して、少なくとも一つの突出部を形成していた板材の変形可能な肉部を塑性流動させる工程である。この圧印加工の結果、少なくとも一つの突出部よりも、第2の筒状部の開口端からの高さが高い少なくとも一つの位置決め用突出部が形成される。よって、本発明の位置決め用突出部は、曲げ加工された位置決め用突出部よりも高い強度を確保でき上、型内での加工であるので第1,第2の筒状部の寸法精度や真円度も高く維持できる。しかも、本発明の絞り工程、縁切り工程及び圧印工程は、連続加工式のトランスファー形プレス加工機にて実施できるので、製造コストを低減できる。
本発明の一態様では、前記少なくとも一つの位置決め用突出部を成形する工程は、前記少なくとも一つの位置決め用突出部の底面及び側面を規定するダイスと、前記少なくとも一つの位置決め用突出部に凹部を形成するパンチとを用い、前記凹部が形成されることにより前記板材の変形可能な肉部を塑性流動させて、前記少なくとも一つの位置決め用突出部を形成することができる。
圧印加工によって凹部を形成すると、その凹部となった箇所に元々あった板材の変形可能な肉部が塑性流動する。この変形可能な肉部が塑性流動することで、少なくとも一つの突出部よりも第2の筒状部の開口端からの高さが高い少なくとも一つの位置決め用突出部が形成される。
本発明の一態様では、前記ダイスに傾斜面が形成され、前記少なくとも一つの位置決め用突出部は、前記第2の筒状部の前記開口端と連続する面が、径方向外側に向かうに従い、前記第2の筒状部の前記開口端からの高さが高くなるように傾斜加工されてもよい。
傾斜加工は結果的には一種の曲げ加工であるが、圧印加工の一つの態様としての加工であるので、少なくとも一つの位置決め用突出部の強度は維持される。加えて、傾斜加工を伴わない圧印加工だけでは達成できない位置決め用突出部の高さを、この傾斜加工により確保できる。
本発明の一態様では、前記少なくとも一つの位置決め用突出部を成形する工程では、前記少なくとも一つの位置決め用突出部の前記軸方向の厚さが、前記第2の筒状部の前記開口端に位置する基端よりも先端の方が薄肉とされ、薄肉化されることで前記板材の変形可能な肉部が塑性流動する工程を含むことができる。
圧印加工は必ずしも凹部を形成するものに限らず、凹部形成と併せて、あるいは単独にて、位置決め用突出部の厚さを変化させる工程により、薄肉化された板材に変形可能な肉部が生ずるので、その肉部を塑性流動させても良い。このように、圧印加工とは、位置決め用突出部となる板材の厚さ方向を圧縮するものに限らず、位置決め用突出部となる板材の厚さ方向、幅方向または突出方向の少なくとも一つを圧縮することで生じた変形可能な肉部を塑性流動させる全ての態様を含むことができる。
本発明の他の態様は、燃料供給配管に燃料インジェクターを接続するための燃料インジェクター用ホルダーにおいて、前記燃料供給配管に形成された孔部に挿通される第1の筒状部と、前記第1の筒状部と連通する頂部と、軸方向にて前記頂部とは逆側に設けられた開口端とを含み、前記開口端より前記燃料インジェクターが受け入れられる、前記第1の筒状部の外径よりも大きな外径を有するの第2の筒状部と、前記第2の筒状部の前記開口端より、径方向外側に突出する少なくとも一つの位置決め用突出部と、を板材をプレス加工することで一体的に形成され、前記少なくとも一つの位置決め用突出部は、前記板材の変形可能な肉部を塑性流動させることで形成されていることを特徴とする。
本発明の他の態様では、上述した本発明の一態様である製造方法の結果物を定義しており、強度の高い位置決め用突出部を備えた燃料インジェクター用ホルダーを構成できる。
本発明の他の態様では、前記少なくとも一つの位置決め用突出部は、前記第2の筒状部の前記開口端と連続する面と対向する面に凹部を有することができる。その凹部が形成されることにより前記板材の変形可能な肉部が塑性流動されて、前記少なくとも一つの位置決め用突出部が形成されることになる。
本発明の他の態様では、前記少なくとも一つの位置決め用突出部は、前記径方向と直交する幅方向の両端にて、凹部を挟んだ両側にそれぞれリブを有することができる。このリブは位置決め用突出部の補強機能を有する。
本発明の他の態様では、前記少なくとも一つの位置決め用突出部は、前記第2の筒状部の前記開口端と連続する面が、径方向外側に向かうに従い、前記第2の筒状部の前記開口端からの高さが高くなるように傾斜されてもよい。こうすると、位置決め用突出部の高さを容易に確保できる。
本発明の他の態様では、前記少なくとも一つの位置決め用突出部は、前記軸方向の厚さが、前記第2の筒状部の前記開口端に位置する基端よりも先端の方が薄肉であってもよい。薄肉化された板材に変形可能な肉部が生ずるので、その肉部を塑性流動させることで、少なくとも一つの位置決め用突出部を形成することができる。
本発明の他の態様では、前記少なくとも一つの位置決め用突出部の側面の鏡面度を、前記第2の筒状部の前記開口端側の側面よりも高くすることができる。少なくとも一つの位置決め用突出部は、変形可能な肉部を型内にて塑性流動させて閉塞成形することで、その側面として、ダレや破断面のない鏡面に近い滑らかな面が得られる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成のすべてが本発明の必須構成要件であるとは限らない。なお、以下の図において同符号のものは同様の意味を表す。
(燃料インジェクター用ホルダー)
図1(A)は本発明の実施形態に係る燃料インジェクター用ホルダーの断面図、図1(B)はその底面図である。図2は、図1(A)及び図1(B)に示す燃料インジェクター用ホルダーを介して燃料インジェクターが取り付けられた燃料供給配管の断面図である。図3は図2の部分拡大断面図である。
図2において、燃料供給配管20の底面には、例えば4気筒であれば4個の孔部22が所望間隔で形成されている(図2では一つの孔部のみ図示)。この孔部22に燃料インジェクター用ホルダー10が挿通されてロウ付けされている(図3参照)。さらに、燃料インジェクター用ホルダー10に燃料インジェクター30がOリング32により液密に保持されている。燃料供給配管20に供給された燃料は、例えば4つの燃料インジェクター用ホルダー10及びそれらに保持された燃料インジェクター30に分配される。この燃料は、4つの燃料インジェクター30の先端に設けられた噴射ノズル(図示せず)から、例えば各気筒内に直接噴射される。
図1(A)及び図1(B)において、燃料インジェクター用ホルダー10は、燃料供給配管20に形成された孔部22に挿通される第1の筒状部12と、第1の筒状部12に連設されて燃料供給配管20より突出して配置され、燃料インジェクター30が受け入れられる第2の筒状部14とを有する。第2の筒状部14は、第1の筒状部12と連通する頂部15と、軸方向にて頂部15とは逆側に設けられた開口端16とを含み、開口端16より燃料インジェクター30が受け入れられる。第2の筒状部14の頂部15は、第1の筒状部12の外周壁より径方向外方に膨出成形されて、孔部22の周縁にて燃料供給配管20に当接する。
第1の筒状部12が燃料供給配管20の孔部22に挿入される挿入端部では、挿入端面12Aと外周壁面12Bとの間に、C面、R面などの面取り部12Cが成形されている。この面取り部12Cにより、第1の筒状部12を孔部22に挿入し易くしている。
一方、第2の筒状部14が燃料インジェクター30を受け入れる受入端部では、受入端面(広義には開口端面)14Aと内周壁面14Bとの間に、C面、R面などの面取り部14Cが形成されている。この面取り部14Cにより、燃料インジェクター30を第2の筒状部14に受け入れ易くしている。
この燃料インジェクター用ホルダー10は、第1の筒状部12の外径よりも大きな径の頂部15を一体的に有するので、燃料供給配管20に対するロウ付け信頼性を高めることができる。図3では、燃料供給配管20に対する燃料インジェクター用ホルダー10のロウ付け領域40をハッチングで示している。なお、図3は、ロウ付け領域40を分かり易く説明するために、燃料供給配管20とホルダー10との間隙を誇張して描いてある。燃料供給配管20の外側から供給されたロウ材は、毛細管現象によって、燃料供給配管20の内側に浸透されている。特に、頂部15のリング状のフランジ面15Aの全表面と燃料供給配管20とがロウ材によって、ワッシャー状に強固に固定され、ロウ付け信頼性を高めることができる。
第2の筒状部14は、開口端16にて径方向外方に突出する少なくとも一つ、図1(B)では一つの位置決め突出部18を有することができる。この位置決め突出部18は、燃料インジェクター30に取り付けられる電気コネクタの位置決めに用いられる。
この第1,第2の筒状部12,14及び位置決め突出部18は、板材例えばSPCE材をプレス加工することで一体的に成形される。特に、位置決め用突出部18は、圧印加工によって板材の変形可能な肉部を塑性流動させることで形成されている。例えば、図1(A)及び図1(B)に示すように、位置決め用突出部18には圧印加工によって凹部19が形成され、この凹部19は3つのリブ19A〜19Cと、第2の筒状部14の外周壁に囲まれている。リブ19Aは位置決め用突出部18の突出端に位置し、リブ19B,19Cは、位置決め用突出部18の幅方向で凹部19を挟んだ両側に設けられている。
また、位置決め用突出部18は、第2の筒状部14の開口端面14Aと連続する面18Aが、径方向外側に向かうに従い、第2の筒状部14の開口端16からの高さが高くなるように傾斜して設けられている。
さらに、位置決め用突出部18の厚さは、第2の筒状部14の開口端16に位置する基端よりも先端の方が薄肉化されている。
本実施形態の位置決め用突出部18は、圧印加工の過程で凹部19が形成されると共に、その基端よりも突出先端の方が薄肉化されることで変形可能な肉部が生ずる。この板材の変形可能な肉部を塑性流動させることで位置決め用突出部18が形成されている。
板材を圧印加工することによって形成された位置決め用突出部18は、材料繊維の密度が高くなるので、特許文献2のように折り曲げ加工によって形成されたものと比較して充分な強度を有することができる。加えて、この圧印加工では、加工時に燃料インジェクター用ホルダ10の内径寸法が変化してしまうこともない。
(比較例)
図4(A)は、棒鋼を素材として、定寸切断、外表面の燐酸被覆処理(ボンデリューベ処理)、サイジング加工(平坦平押し加工)、冷間鍛造加工、位置決め用突出部の打ち抜き加工、切削加工、ロールバニッシュ加工を経て、位置決め用突出部310を備えた燃料インジェクター用ホルダー300の一部を示している。図4(B)は、その位置決め用突出部の正面図である。図4(A)に示す燃料インジェクター用ホルダー300は、打ち抜き加工のために、第2の筒状部320の開口端側の外壁と、位置決め用突出部310の側面には、図4(A)に示すようにせん断面312,322と破断面314,324が生じている。さらに、図4(B)に示すように、位置決め用突出部310の上面は丸みを帯びたダレ面316となっている。
一方、本実施形態では、位置決め用突出部18は、板材を強圧して成形するため、位置決め用突出部18の側面は型内で閉塞成形される。このため、図5(A)に示すように、第2の筒状部14の開口端側の外壁にはせん断面14Dと破断面14Eが生じているが、位置決め用突出部18の側面は鏡面に近い仕上がり面18Bとなっている。加えて、図5(B)に示すように、位置決め用突出部18の上面は、ダレ面とはならずに平坦面となっている。従って、この位置決め用突出部18は切削加工並みの寸法制度となり、位置決め用突出部18が篏合される電気コネクターとの接触長さを確保することで、取付精度が向上する。
(製造方法)
図6(A)〜図6(F)及び図7(A)〜図7(G)は、本発明の実施形態に係る燃料インジェクター用ホルダー10が、帯状の鋼材を切断したブランク50より段階的に成形される過程を示している。第1工程では、帯状の鋼材がプレス切断されて、図6(A)に示す所定寸法のブランク50が得られる。
このブランク50は、複数段階例えば10段階にて、図6(B)〜図6(F)及び図7(A)に示すように、第一次〜第五次絞り工品60,62,64,66,68を経て、第六次(最終)絞り加工品70へと順次絞り加工される。この結果、図7(A)に示すように、閉鎖された頂部72、筒部74及び開口フランジ76を有する最終絞り加工品70が成形される。なお、この絞り工程の回数は、図7(A)に示す最終絞り加工品70の内径と深さとの比である絞り比に応じて適宜変更できる。
図8は、図6(B)に示す第一次絞り加工品60の加工工程(第2工程)を示している。図8において、クッションピン200に支持されて昇降可能なブランクホルダー202は当初、パンチ204の上面と面一に設定されている。そのブランクホルダー202及びパンチ204上に、第1工程のプレス切断工程が実施されたブランク50が搬入される。その後ダイス206の下降によって、クッションピン200と一体でブランクホルダー202を押し下げながら、パンチ204とダイス206とにより、第一次絞り加工品60が成形される。その後ダイス206が上昇されると、第一次絞り加工品60は、スプリングで付勢されたブランクホルダー202及びノックアウトピン208により、パンチ204及びダイス206から取り外され、次工程に搬出可能となる。
第二次〜第五次絞り加工品62〜68も同様にしてパンチ及びダイスにより成形されるが、第二次絞り加工(第3工程)から五次絞り加工(第6工程)に向かうに従い、パンチの直径は段階的に小さくされて、絞り比(深さ/口径)が大きくなる。
図9は、第五次絞り加工品68を絞り最終絞り加工品70へと加工する第7工程を示している。図9では、クッションピン210に支持されたリフタープレート212上に第五次絞り加工品68が載置され、ダイス216の下降に従いリフタープレート212が下降して、パンチ214とダイス216とによって最終絞り加工品70が成形される。この最終絞り加工品70は、ダイス216の上昇によって、リフタープレート212及びノックアウトピン218により、パンチ214及びダイス216から取り外され、次工程に搬出可能となる。
これに続く第8工程〜第10工程は段絞り(フォーミング)工程であり、図7(B)〜図7(D)に示すが段付加工品80,82,84が段階的に加工される。図10は第9工程の段絞り工程を示している。図7(C)に示す段付加工品82を成形するために、クッションピン220に支持されたリフタープレート222と、パンチ224と、ダイス226と、ガイドブロック227と、ノックアウトピン228が用いられる。ガイドブロック227は、図10に搬入された段付き加工品80から段付き加工品82を成形する間に亘って、その筒部外壁をガイドするものである。
第11工程は、リストライキング(RESTRIKING)工程であり、図7(E)に示すように、最終加工品10の第1,第2の筒状部12,14の外形と同じ形状を持つ中間加工品90が形成されるが、第1の筒状部12には孔が形成されていない。図11は第11工程であるリストライキング工程を示している。中間加工品90を成形するために、クッションピン230に支持されたリフタープレート232と、パンチ234と、ダイス236と、ガイドブロック237と、ノックアウトピン238が用いられる。なお、図11に示す型締め状態では、リフタープレート232はプレス機の基台239に当接し、クッションピン230が働かない状態になっている。
第12工程は、孔あけ工程であり、図7(F)に示すように、最終加工品10の第1の筒状部12と同様に、孔部102が形成された孔付加工品100が形成される。ただし、この孔付加工品100にはフランジ106が形成されている点で、最終加工品10と異なる。
図12は、第12工程である孔あけ工程を示している。孔付加工品100を成形するために、クッションピン240に支持されたリフタープレート242と、パンチ244と、ダイス246と、ガイドブロック247と、キラーピン248が用いられる。ダイス246及びガイドブロック247はキラーピン248と一体で下降し、キラーピン248がリフタープレート242と当接した後に、ダイス246、ガイドブロック247及びキラーピン248の下降は停止する。ダイス246の下降途中にて、パンチ244の先端がダイス246の中心孔に貫入される位置に、パンチ244が固定されている。ダイス246の下降途中にて、孔付加工品100の頂部に孔部102が形成され、スクラップ104がパンチ244の先端に残される。その後、ダイス246の上昇に従ってリフタープレート242により孔付加工品100がパンチ244から取り外されて、次工程に搬出可能となる。
第13工程は、トリミング工程であり、図7(G)に示すように、孔付加工品100からフランジ106の一部をトリミング(縁切り)してスクラップ114とし、トリミングにより残った突出部112を有する突出部付加工品110が成形される。図13は、第13工程であるトリミング工程を示している。この突出部付加工品110を成形するために、スクラップカッター250、パンチ252、ダイス254、プッシュピン256及びノックアウトピン258が用いられる。図13に示すパンチ252に対してダイス254が下降駆動されることによって、スクラップカッター250により孔付加工品100のフランジ106の一部が切断される。その後、ダイス254の上昇に従ってプッシュピン256及びノックアウトピン258により突出部付加工品110がパンチ252から取り外される。
第14工程(最終工程)は、圧印(コイニング:COINING)工程を示し、図1(A)及び図1(B)に示す最終成形品10が成形される。この圧印工程では、突出部付加工品110の突出部112を圧印加工して、その突出部を形成する板材の変形可能な肉部を型内で塑性流動させることで、突出部112よりも高さが高い位置決め用突出部18を有する最終成形品10が成形される。
図14は、圧印工程を示しており、ダイス260と、第1,第2のノックピン261,262と、パンチ264と、プッシュピン266と、第3のノックアウトピン268とが用いられる。上方に付勢された第1,第2のノックアウトピン261,262により、ダイス260の上表面に突出部付加工品110が載置された状態で、パンチ264が下降駆動される。パンチ264と突出部付加工品110の突出部112が当接した以降は、パンチ264とダイス260によって圧印加工され、パンチ264が下死点に到達することで位置決め用突出部18を有する最終成形品10が成形される。
この際、ダイス260及びパンチ264とによって、図1(A)及び図1(B)に示すように、位置決め用突出部18には凹部19と、それを囲む3つのリブ19A〜19Cとが形成される。さらに、位置決め用突出部18の下面18Aは、ダイス260の傾斜形状にならって、図1(B)に示すように、径方向外側に向かうに従い、第2の筒状部14の開口端16からの高さが高くなるように傾斜面とされる。加えて、図1(B)に示すように、ダイス260及びパンチ264により、位置決め用突出部18の厚さは、第2の筒状部14の開口端16に位置する基端よりも先端の方が薄肉化されている。
この圧印工程では、圧印加工の過程で凹部19が形成されると共に、その基端よりも突出先端の方が薄肉化されることで変形可能な肉部が生ずる。この板材の変形可能な肉部を塑性流動させることで位置決め用突出部18が形成されている。
その後、パンチ264の上昇に従って、第1及び第2のノックアウトピン261,262と、プッシュピン266及び第3のノックアウトピン268とにより、完成品10がダイス260から取り外される。
ここで、上述した製造方法によれば、曲げ加工よりも強度が高く、図5(A)及び図5(B)に示すように側面が鏡面に近い仕上げ面18Bとなる燃料インジェクター用ホルダー10を好適に製造できる。また、この燃料インジェクター30での高い噴射効率を確保する顧客ニーズがあり、そのために第1の筒状部12の内径を顧客ニーズに合わせて設計する必要がある。第1の筒状部12の内径の変更によって外径も変更する。上述した製造方法は、第1の筒状部12の内径及び外径を絞り過程でフレシキブルに変更できる。従って、多くのバリエーションに対してほとんどの金型が共用化され、金型を含めたトータル加工コストを低減できる。
燃料インジェクター用ホルダー10の品質チェック対象は、Oリング32との嵌めあい公差が重要である第2の筒状部14の内径とそこでの面粗度や真円度の他、第1の筒状部12の同軸度や、第1の筒状部12と頂部15との直角度などであるが、これらは全てパンチ及びダイスによって規定されるので高い寸法精度が得られる。
上記のように、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。したがって、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書または図面において、少なくとも一度、より広義又は同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書または図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。
例えば、上述した実施形態では、第1の筒状部12の内径が第2の筒状部14の内径よりも小さいが、同径であってもよい。
また、本発明は、位置決め用突出部18の数と形状については、上述した実施形態に示すもの以外で、圧印加工により形成される種々のものを包含する。位置決め用突出部18の数については複数設けることもで、その場合に、複数の位置決め用突出部の各々の突出方向は放射方向(半径方向)に限らず、複数の突出部の突出方向が平行であってもよい。位置決め用突出部の形状としては、図1(B)の2つのリブ19B,19Cを設けずに凹部19が幅方向で貫通しているもの、あるいは図1(B)の突出端のリブ19Aのみを設けないもの等、圧印加工できる形状であれば良い
図1(A)及び図1(B)は、本発明の実施形態に係る燃料インジェクター用ホルダーの断面図、底面図である。 燃料インジェクター用ホルダーを介して燃料インジェクターが取り付けられた燃料供給配管の断面図である。 図2の部分拡大断面図である。 図4(A)は比較例に係る燃料インジェクター用ホルダーの第2の筒状部の開口端及び位置決め用突出部を示す部分拡大図であり、図4(B)は位置決め用突出部の正面図である。 図5(A)は本実施形態に係る燃料インジェクター用ホルダーの第2の筒状部の開口端及び位置決め用突出部を示す部分拡大図であり、図5(B)は位置決め用突出部の正面図である。 図6(A)〜図6(F)は、本発明の実施形態に係る燃料インジェクター用ホルダーの第1〜第6工程の成形過程を示す図である。 図7(A)〜図7(G)は、本発明の実施形態に係る燃料インジェクター用ホルダーの第7〜第13工程の成形過程を示す図である。 第2工程(一次絞り加工工程)の断面図である。 第7工程(最終絞り工程)の断面図である。 第9工程(段絞り工程)の断面図である。 第11工程(リストライキング工程)の断面図である。 第12工程(孔あけ工程)の断面図である。 第13工程(トリミング工程)の断面図である。 第14工程(圧印工程)の断面図である。
符号の説明
10 燃料インジェクター用ホルダー、12 第1の筒状部、14 第2の筒状部、16 フランジ部、18 位置決め突出部、18A〜18C リブ、19 凹部、20 燃料供給配管、22 孔部、30 燃料インジェクター

Claims (10)

  1. 燃料供給配管に燃料インジェクターを接続するための燃料インジェクター用ホルダーの製造方法において、
    板材を複数回加工して、前記燃料供給配管に形成された孔部に挿通される第1の筒状部と、前記第1の筒状部と連通する頂部及び前記第1の筒状部の外径よりも大きな外径を有し、軸方向にて前記頂部とは逆側の開口端より前記燃料インジェクターが受け入れられる第2の筒状部と、前記第2の筒状部の前記開口端に形成されるフランジ部とを有する絞り加工品を形成する工程と、
    前記フランジ部を縁切りして、前記第2の筒状部の径方向外方に突出する少なくとも一つの突出部を形成する工程と、
    前記少なくとも一つの突出部を圧印加工して、前記少なくとも一つの突出部を形成する前記板材の肉部を型内で塑性流動させることで、前記少なくとも一つの突出部よりも前記第2の筒状部の前記開口端からの高さが高い少なくとも一つの位置決め用突出部を形成する工程と、
    を有する燃料インジェクター用ホルダーの製造方法。
  2. 請求項1において、
    前記少なくとも一つの位置決め用突出部を成形する工程は、前記少なくとも一つの位置決め用突出部の底面及び側面を規定するダイスと、前記少なくとも一つの位置決め用突出部に凹部を形成するパンチとを用い、前記凹部が形成されることにより前記板材の肉部を塑性流動させて、前記少なくとも一つの位置決め用突出部を形成することを特徴とする燃料インジェクター用ホルダーの製造方法。
  3. 請求項2において、
    前記ダイスに傾斜面が形成され、前記少なくとも一つの位置決め用突出部は、前記第2の筒状部の前記開口端と連続する面が、径方向外側に向かうに従い、前記第2の筒状部の前記開口端からの高さが高くなるように傾斜加工されることを特徴とする燃料インジェクター用ホルダーの製造方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記少なくとも一つの位置決め用突出部を成形する工程では、前記少なくとも一つの位置決め用突出部の前記軸方向の厚さが、前記第2の筒状部の前記開口端に位置する基端よりも先端の方が薄肉とされ、薄肉化されることで前記板材の肉部が塑性流動する工程を含むことを特徴とする燃料インジェクター用ホルダーの製造方法。
  5. 燃料供給配管に燃料インジェクターを接続するための燃料インジェクター用ホルダーにおいて、
    前記燃料供給配管に形成された孔部に挿通される第1の筒状部と、
    前記第1の筒状部と連通する頂部と、軸方向にて前記頂部とは逆側に設けられた開口端とを含み、前記開口端より前記燃料インジェクターが受け入れられる、前記第1の筒状部の外径よりも大きな外径を有するの第2の筒状部と、
    前記第2の筒状部の前記開口端より、径方向外側に突出する少なくとも一つの位置決め用突出部と、
    が板材をプレス加工することで一体的に形成され、
    前記少なくとも一つの位置決め用突出部は、前記板材の肉部を塑性流動させることで形成されていることを特徴とする燃料インジェクター用ホルダー。
  6. 請求項5において、
    前記少なくとも一つの位置決め用突出部は、前記第2の筒状部の前記開口端と連続する面と対向する面に凹部を有し、前記凹部が形成されることにより前記板材の肉部が塑性流動されて、前記少なくとも一つの位置決め用突出部が形成されていることを特徴とする燃料インジェクター用ホルダー。
  7. 請求項6において、
    前記少なくとも一つの位置決め用突出部は、前記径方向と直交する幅方向の両端にて、凹部を挟んだ両側にそれぞれリブを有することを特徴とする燃料インジェクター用ホルダー。
  8. 請求項5乃至7のいずれかにおいて、
    前記少なくとも一つの位置決め用突出部は、前記第2の筒状部の前記開口端と連続する面が、径方向外側に向かうに従い、前記第2の筒状部の前記開口端からの高さが高くなるように傾斜されていることを特徴とする燃料インジェクター用ホルダー。
  9. 請求項5乃至8のいずれかにおいて、
    前記少なくとも一つの位置決め用突出部は、前記軸方向の厚さが、前記第2の筒状部の前記開口端に位置する基端よりも先端の方が薄肉であることを特徴とする燃料インジェクター用ホルダー。
  10. 請求項5乃至9のいずれかにおいて、
    前記少なくとも一つの位置決め用突出部の側面の鏡面度が、前記第2の筒状部の前記開口端側の側面よりも高いことを特徴とする燃料インジェクター用ホルダー。
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