JP4751477B1 - 工作機械におけるワーククランプ装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】ワークをテーブルの割出し角度に合わせて正確に回転させることができ、これによってワークの側面等に、割り出された正確な角度で加工を施すことを可能とするクランプ装置を提供する。
【解決手段】上下方向の軸線回りに回転する割出し装置20を具備するテーブル3上のワーク5を、テーブル3の上方位置に配置され且つ上下動し得る昇降押圧手段19を用いてテーブル3の上面に向けて押圧する。昇降押圧手段19は、上下方向で伸縮し得る流体圧シリンダ42aのロッド45aに、上下動し得る昇降部材47が設けられ、昇降部材47に、制御モータ56が設けられている。制御モータ56のモータ軸55には連結軸60が連結され、連結軸60の下端に押圧具66が連結されている。モータ軸55と連結軸60と押圧具66とテーブル3の夫々の上下方向の軸線は合致しており、制御モータ56とテーブル3は同期して回転できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、工作機械におけるワーククランプ装置に関するものである。より詳しくは、ワークをテーブルの割出し角度に合わせて正確に回転させることができ、これによってワークの側面等に、割り出された正確な角度で加工を施すことを可能とする工作機械におけるワーククランプ装置に関するものである。
ワークの回転ズレを生じさせることなく正確な端面加工を施さんとして開発された、両頭側面フライス盤におけるワーククランプ装置として、特開2007−229828号公報が開示するものが提案されている。
該クランプ装置aは、図7〜8(特許文献1の図1〜2)に示すように、加工フレームbの下部に設けられた、垂直な軸線回りに回転する割出し台cと、該加工フレームbの上部に設けられた、前記割出し台cの軸線と同一軸線上でクランプ動作して、該割出し台c上のワークdをクランプする上部クランプ機構eと、該上部クランプ機構eを軸芯回りに回転させる制御モータfとから構成されていた。そして該上部クランプ機構eは、クランプシリンダgとロッドhとからなる上部クランプjと、前記割出し台c上のワークdを該上部クランプjによってクランプするため、前記上部クランプjに押圧力を伝達する押具kとを具え、前記制御モータfは、前記割出し台cと同期して起動停止し、同一角度だけ前記押具kを回転させるように構成されていた。
そして前記上部クランプ機構eの具体的な回転構造は図8に示すように、クランプシリンダgのロッドhの外周に上部外筒mが螺合され、この上部外筒mの下端には下部外筒nがボルト等で固定されており、この下部外筒nの内周はテーパ筒状に形成され、下端の内径が上端の内径より小さく構成されていた。そして、前記押具kは丸棒状の部材であり、その上端部には上部内筒pが嵌合され、その上面に取り付けられた軸受けホルダーqと共にボルト等で固定されていた。又、前記上部内筒pは、テーパ筒状の部材で、上端の外径が大きく下端の内径が小さくなっており、前記ロッドh側の下部外筒nの中に収容され、軸回りに回転自在に保持されていた。
そして、前記軸受けホルダーqにはスラストベアリングrが嵌められ、更に、このスラストベアリングrは、ロッド側の上部外筒mの下端内周に形成された軸受けホルダー部sに入れられていた。
又、前記押具kの回転機構は、前記上部内筒pの外周に大径ギアtが嵌められており、この大径ギアtには小径ギアuが噛み合っており、該小径ギアuには、制御モータfの主軸vが固定されていた。
前記構成を有する押具kの回転作用は、ワークdの一対の側面の加工を終えると他の対の側面を加工すべく、割出し台cによって、該割出し台c上のパレットwを90度回転させる。このとき、パレットwひいては割出し台cの回転と同期して制御モータfを起動し、押具kを90度回転させる。この押具kの回転は、スラストベアリングqにより低摩擦で行え、押具kの回転とパレットwの回転との間にずれは生じない。このため、押具kと上ジグxとの間も、上ジグxとワークdの上面との間も回転ずれは生じない。又、ワークdの一対の側面と他の対の側面との間の直角を正確に出すことができる。又、ワークdが複数枚を積層したものであっても、各枚のワーク間の回転ずれも生じないので、全てのワークを正確に側面加工することができる、というものであった。
しかしながら、かかる構成を有するクランプ装置aによるときは、制御モータfの主軸vの軸線yと、押具kの軸線zとが位置ズレした平行状態とならざるを得ないことから、該押具kを前記制御モータfで回転させる構成は、特許文献1の実施例に記載されているように、上部内筒pの外周に嵌められた大径ギアtに、主軸vに固定された小径ギアuを噛み合わせた構成等、押具kに対して横方向の荷重が加わる状態での回転機構を採用せざるを得ないと考えられる。
そして、前記押具kを前記制御モータfで回転させる回転機構は、図8(特許文献1の図2)に記載されているように、押具kの上端部に設けられたテーパ筒状の上部内筒pのテーパ状の外周面a1を、テーパ筒状に形成された下部外筒nのテーパ状の内周面b1に当接状態として、該上部内筒pを該下部外筒n内に収容して該上部内筒pを軸線回りに回転自在に保持する構成を採用したときは、前記クランプシリンダgの押圧力が押具kに強く作用した際に、該上部内筒pが浮き上がった状態となり、前記テーパ状の外周面a1と前記テーパ状の内周面b1との間に隙間が発生する恐れがあった。
かかることから、制御モータfで前記押具kを回転させる際に該押具kに横方向の荷重が加わると前記隙間が回転の遊びとなり、押具kに芯ぶれが生じた。このように押具kに芯ぶれが生じると、前記割出し台cによるワークdの回転に合わせて上部クランプ機構eを回転させたときに、ワークdを正確に割出し角度に合わせて回転させることができない場合が生じ、又、ワークが複数枚を積層したものであるときにはワーク間での回転方向のズレも生じやすく、かかることから、ワークの側面を正確な割り出し角度で加工することができない恐れがあった。
特開2007−229828号公報
本発明は、前記従来の問題点に鑑みて開発されたものであり、ワークをテーブルの割出し角度に合わせて正確に回転させることができ、これによってワークの側面等に、割出された正確な角度で加工を施すことを可能とする工作機械におけるワーククランプ装置の提供を課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明は以下の手段を採用する。
即ち、本発明に係る工作機械におけるワーククランプ装置(以下ワーククランプ装置という)は、上下方向の軸線回りに回転する割出し装置を具備するテーブル上のワークを、該テーブルの上方位置に配置され且つ上下動し得る昇降押圧手段を用いて該テーブルの上面に向けて押圧する如くなされ、該ワーク押圧状態でワークを回転させるように構成された工作機械におけるワーククランプ装置であって、該昇降押圧手段は、機械本体に設けられたクランプフレームに固定されてなる昇降装置の上下移動部に、該クランプフレームに設けられて上下方向に延長する上下方向ガイドに案内されて上下動できる昇降部材が設けられている。該昇降部材は、該上下移動部の上下移動によって上下動でき、該昇降部材に、軸線が上下方向であるモータ軸を有する押圧側の制御モータが設けられており、該モータ軸には、軸線が上下方向である連結軸が連結されると共に、該連結軸は、少なくともスラストベアリングにより前記昇降部材に支持され、且つ、該連結軸の下端に、軸線が上下方向である押圧具が連結されており、該モータ軸と、該連結軸と、該押圧具と、前記テーブルの夫々の軸線は合致している。又、前記押圧側の制御モータの回転によって、前記昇降押圧手段によるワーク押圧状態において、該モータ軸と該連結軸と該押圧具とが、合致する前記軸線回りに前記ワークと一体となって回転できると共に、前記押圧側の制御モータと、前記テーブルを前記軸線回りに回転させるテーブル側の制御モータとは同期回転でき、この同期回転によって、前記ワークを挾んで前記押圧具と前記テーブルとは同一角度分同期回転されることを特徴とするものである。
前記ワーククランプ装置において、前記昇降装置を、上下方向で伸縮し得る流体圧シリンダとし、前記上下移動部を該流体圧シリンダのロッドとするのがよい。
又、前記ワーククランプ装置において、前記昇降装置を、サーボモータによって正逆回転せしめられる駆動ネジ軸に、ナット部材としての上下移動部を螺合し、該駆動ネジ軸が正逆回転することによって該上下移動部が、回り止め部により回り止めされて上下動できるように構成するのがよい。
本発明に係るワーククランプ装置は、前記モータ軸と前記連結軸と前記押圧具と前記テーブルの夫々の軸線が合致しており、前記押圧具と前記テーブルとは同一角度分同期回転されるように構成され、然も前記昇降部材が、前記クランプフレームに設けられた上下方向に延長する上下方向ガイドに安定的に案内されて上下動し得るように構成されている。
従って本発明によるときは、テーブル上にクランプされたワークを、割出し装置による割出し角度に合わせて正確に回転させることができる。又、該ワークが板状ワークの複数枚を積層した積層ワークであるときも、板状ワーク間でのズレを生じさせることなく該積層ワークを正しく回転させることができる。これにより、ワークの側面を正確な割出し角度で加工することができる。
本発明に係るワーククランプ装置が両頭フライス盤に応用された場合を示す斜視図である。 ワーククランプ装置によるワークのクランプ状態を示す斜視図である。 割出し装置を、ワークをクランプした状態で示す側面図である。 昇降押圧手段を説明する側面図である。 積層ワークのクランプ状態を示す側面図である。 昇降装置の他の構成を説明する一部断面側面図である。 従来のワーククランプ装置を説明する側面図である。 そのワーククランプ装置の上部クランプ機構の回転構造を説明する断面図である。
図1〜2において本発明に係るワーククランプ装置1は、工作機械2、例えば両頭フライス盤2aに付設のテーブル3上のワーク5を所要状態にクランプするために応用されている。該両頭フライス盤2aは、平面視で正方形状乃至長方形状をなすワーク5の対向する二つの被加工面4a,4a、4b,4b(図2)の同時フライス加工、対向する側角部分4c,4c、4d,4d(図2)の同時面取り加工等を、ワーク5を所要に位置決めして選択的に施すことができるものであり、内蔵された数値制御装置により左右方向F1に移動制御される第1のヘッド6と第2のヘッド7とを具え、該第1、第2のヘッド6,7の主軸9,10にフライス11,12が取り付けられており、該左右の主軸9,10は、互いに軸心が一致するように水平状態に設けられている。
そして、該ワーククランプ装置1はクランプフレーム17に設けられており、該クランプフレーム17は、該第1、第2のヘッド6,7間に設けられた移動路13において、機械本体14のベース15に設けられた前後のレール(図示せず)に案内されて前後方向F2に移動制御される。
該ワーククランプ装置1は、図1に示すように、前記クランプフレーム17の下部に設けられたテーブル3と、該クランプフレーム17の上部に設けられた昇降押圧手段19とを具えている。
前記テーブル3は、例えば図1〜3に示すように、テーブル3上のワーク5の外周をその周方向に所要の角度に分割する割出し装置20を具備しており、その上面21に、適宜のワーク支持台22を介してワーク5が載置される。該割出し装置20は、図3に示すように、前記クランプフレーム17の下側フレーム部23に固定された外輪部材25と、該外輪部材25に対してクロスローラベアリング26を介在させて回転自在となされた内輪部材27とを具えており、該内輪部材27で前記テーブル3が支持されている。そして該テーブル3は、これと軸線を共通にする駆動軸29の上部30にボルト等で固定され、該駆動軸29の軸線37回りに該駆動軸29と共に、水平面内で回転できるようになされている。該駆動軸29の下端部31は、テーブル側の制御モータ(サーボモータやステッピングモータ等の、回転角を正確に制御できるモータ)32の上向きに突出するモータ軸33に減速機35を介して連結されてなり、該テーブル3の軸線36と該駆動軸29の軸線37と該モータ軸33の軸線39は、上下方向を呈して合致している。又、前記内輪部材27には、前記下側フレーム部23に固定された固定フランジ40に対する摩擦作用を生じさせるブレーキ装置41が設けられており、該ブレーキ装置41のブレーキ作用によって、前記フライス11,12が前記ワーク5に加工を施している間において前記テーブル3が回転するのが防止されている。
前記昇降押圧手段19は、図1、図4に示すように、上下方向で伸縮し得る流体圧シリンダ(エアシリンダや油圧シリンダ等)42aとしての昇降装置42が、クランプフレーム17の上側フレーム部43に固定されている。そして、該流体圧シリンダ42aのロッド45aとしての上下移動部45に昇降部材47が設けられている。本実施例においては、該ロッド45aの下端部46に、昇降部材47の上端48が連結部材49を介して連結されており、該昇降部材47は、前記流体圧シリンダ42aの伸縮動作に伴うロッド45aの上下移動(即ち、前記上下移動部45の上下移動)により、前記上側フレーム部43の左右に設けられて上下方向に延長する上下方向ガイド50,50に案内されて上下動できる。そして該昇降部材47の先側部分51の上部52には、軸線53が上下方向である下向き突出のモータ軸55を有する押圧側の制御モータ(サーボモータやステッピングモータ等の、回転角を正確に制御できるモータ)56が設けられており、該モータ軸55に、本実施例においては減速機57を介して、軸線59が上下方向である連結軸60が、例えばボルトを用いて連結されている。該連結軸60は、その中間部が、例えばニードルベアリングであるラジアルベアリング62で支持されると共にその上下がスラストベアリング63,63で支持されている。そして該連結軸60の下端64に、軸線65が上下方向である押圧具66が連結されている。
そして、前記モータ軸55の軸線53と、該連結軸60の軸線59と、該押圧具66の軸線65と、前記テーブル3の軸線36は上下方向を呈して合致している。該押圧具66の軸線65回りの回転は、前記ラジアルベアリング62や前記スラストベアリング63,63により低摩擦で安定的に行うことができる。前記押圧側の制御モータ56の回転によって、該モータ軸55と該連結軸60と該押圧具66とが、合致する該軸線53、59、65回りに一体となって回転できる。
該押圧具66は、図2に示すように、前記テーブル3の上面21上のワーク5の上面67を下方に押圧する。該ワーク5は例えば図5に示すように、平面視で長方形状又は正方形状を呈する(図2においては長方形状を呈する)比較的薄肉の板状ワーク69を複数枚(例えば4枚)積層してなる積層ワーク5aである。該積層ワーク5aを、前記上面21に載置された前記ワーク支持台22の上面70に所要に位置決めして設置して後、該積層ワーク5aの上面67を前記押圧具66により前記上面21に向けて押圧することにより、積層ワーク5aをクランプする。
今、図2(A)に示すように、該積層ワーク5aの対向する被加工面4a,4aを左右方向に向け且つ他方の対向する被加工面4b,4bを前後方向に向けると共に、前記クランプフレーム17を前後に所要に移動させると、該積層ワーク5aを、該クランプフレーム17と共に前後に所要に移動させることができ加工場所に配置できる。該クランプフレーム17をこのように移動させた状態で、該積層ワーク5aの左右の被加工面4a,4aに対して、該被加工面4a,4aを加工すべき量の分だけ、前記第1、第2のヘッド6,7を該積層ワーク5aに向けて移動させる。そして、図示しないモータを駆動させ、夫々のヘッドのフライス11,12を回転させて該被加工面4a,4aの切削を開始する。この際に、前記クランプフレーム17を前後方向で所要に移動させることにより、該フライス11,12によってワーク5の対向する被加工面4a,4aを同時に切削することができる。
切削完了後、前記テーブル3を図2(B)に示すように90度回転させて、前記他の対向する被加工面4b,4bを同様に切削するのであるが、このとき、前記押圧側の制御モータ56を起動して前記押圧具66を90度回転させる。この際、前記押圧側の制御モータ56と、前記テーブル3をその軸線36回りに回転させるテーブル側の制御モータ32とは同期回転でき、この同期回転によって、前記押圧具66と前記テーブル3とは同一角度分(本実施例においては90度)同期回転される。そして、前記モータ軸55と前記連結軸60と前記押圧具66と前記テーブル3の夫々の軸線53,59,65,36が合致しており、且つ、前記昇降部材47が、前記上側フレーム部43に設けられて上下方向に延長する上下方向ガイド50,50に安定的に案内されて上下動できるために、押圧具66に芯ぶれが生ずる恐れがない。従って、積層されている各板状ワーク69の回転ズレを生じさせることなく、該積層ワーク5aを正しく90度回転させることができる。かかることから、積層されている全ての板状ワークについて正確な側面加工を施すことができる。
本発明は、前記実施例で示したものに限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内で種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。その一例を挙げれば次のようである。
(1) 前記昇降装置42は、前記流体圧シリンダ42aとしての他、図6に示すように、サーボモータ70利用の昇降装置42bとして構成することもできる。該昇降装置42bは、クランプフレーム17の上側フレーム部43に固定されている。そして、該昇降装置42bの、サーボモータ70によって正逆回転せしめられる駆動ネジ軸71に螺合されるナット部材45bとして上下移動部45に前記昇降部材47が設けられている。本実施例においては、該ナット部材45bに一体に設けられている筒状部材72の下端部73に、上端48が連結部材49を介して連結されることによって、前記昇降部材47が前記上下移動部45に設けられる。そして、該昇降部材47は、前記昇降装置42bの前記ナット部材45bの上下移動(即ち、前記上下移動部45の上下移動)により、前記上側フレーム部43の左右に設けられて上下方向に延長する上下方向ガイド50,50に案内されて上下動できる。
(2) 前記押圧側の制御モータ56のモータ軸55に、前記連結軸60が、前記減速機57を介さないで直接的に連結されることもある。
(3) 前記テーブル側の制御モータ32のモータ軸33は、前記のように垂直状態を呈することの他、横向きとされることもある。この場合は、該モータ軸33の回転を、例えば、図示しない傘歯車装置を介して前記駆動軸29に伝達でき、これによって、前記テーブル3をその軸線回りに回転させることができる。
1 ワーククランプ装置
2 工作機械
2a 両頭フライス盤
3 テーブル
5 ワーク
17 クランプフレーム
19 昇降押圧手段
20 割出し装置
23 下側フレーム部
29 駆動軸
32 テーブル側の制御モータ
33 モータ軸
36 テーブルの軸線
37 駆動軸の軸線
39 モータ軸の軸線
42 昇降装置
42a 流体圧シリンダ
42b サーボモータ利用の昇降装置
43 上側フレーム部
45 上下移動部
45a ロッド
45b ナット部材
47 昇降部材
50 ガイド
53 モータ軸の軸線
55 モータ軸
56 押圧側の制御モータ
59 連結軸の軸線
60 連結軸
65 押圧具の軸線
66 押圧具
70 サーボモータ

Claims (3)

  1. 上下方向の軸線回りに回転する割出し装置を具備するテーブル上のワークを、該テーブルの上方位置に配置され且つ上下動し得る昇降押圧手段を用いて該テーブルの上面に向けて押圧する如くなされ、該ワーク押圧状態でワークを回転させるように構成された工作機械におけるワーククランプ装置であって、
    該昇降押圧手段は、機械本体に設けられたクランプフレームに固定されてなる昇降装置の上下移動部に、該クランプフレームに設けられて上下方向に延長する上下方向ガイドに案内されて上下動できる昇降部材が設けられており、該昇降部材は、該上下移動部の上下移動によって上下動でき、該昇降部材に、軸線が上下方向であるモータ軸を有する押圧側の制御モータが設けられており、該モータ軸には、軸線が上下方向である連結軸が連結されると共に、該連結軸は、少なくともスラストベアリングにより前記昇降部材に支持され、且つ、該連結軸の下端に、軸線が上下方向である押圧具が連結されており、該モータ軸と、該連結軸と、該押圧具と、前記テーブルの夫々の軸線は合致しており、又、前記押圧側の制御モータの回転によって、前記昇降押圧手段によるワーク押圧状態において、該モータ軸と該連結軸と該押圧具とが、合致する前記軸線回りに前記ワークと一体となって回転できると共に、前記押圧側の制御モータと、前記テーブルを前記軸線回りに回転させるテーブル側の制御モータとは同期回転でき、この同期回転によって、前記ワークを挾んで前記押圧具と前記テーブルとは同一角度分同期回転されることを特徴とする工作機械におけるワーククランプ装置。
  2. 前記昇降装置は、上下方向で伸縮し得る流体圧シリンダであり、前記上下移動部は該流体圧シリンダのロッドであることを特徴とする請求項1記載の工作機械におけるワーククランプ装置。
  3. 前記昇降装置は、サーボモータによって正逆回転せしめられる駆動ネジ軸に、ナット部材としての前記上下移動部が螺合され、該駆動ネジ軸が正逆回転することによって該上下移動部が、回り止め部により回り止めされて上下動できるようになされていることを特徴とする請求項1記載の工作機械におけるワーククランプ装置。
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