JP4748926B2 - 皮膚化粧料及び飲食品 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、植物抽出物を有効成分とする抗酸化剤、抗炎症剤及び脂肪分解促進剤、並びに植物抽出物を配合した皮膚化粧料及び飲食品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、特に生体成分を酸化させる要因として、活性酸素が注目されており、その生体への悪影響が問題となっている。
活性酸素の過剰な生成は、生体内の膜や組織を構成する生体内分子を攻撃し、各種疾患を誘発する。例えば、活性酸素は、コラーゲン等の生体組織を分解、変性又は架橋したり、油脂類を酸化して細胞に障害を与える過酸化脂質を生成したりすると考えられており、活性酸素によって引き起こされるこれらの障害が、シワ形成や弾力性低下といった皮膚の老化の原因になるものと考えられている。
【0003】
活性酸素種の中でもヒドロキシルラジカルは最も反応性が高く、タンパク質やDNAを切断し、脂質の過酸化を惹起することが知られ、生体内ではフェントン反応により、過酸化水素と金属イオンとの反応により生成する。したがって、活性酸素種の生成を抑制し、皮膚の老化症状を防止又は改善するには、皮膚における過酸化水素を消去することが有効であると考えられる。生体内で過酸化水素を優先的に消去することが知られているカタラーゼは、ヒト線維芽細胞内では加齢や紫外線曝露により、あるいは、ある種の先天性疾患により減少又は失活することが報告されていることから、このカタラーゼの産生を促進することにより皮膚の老化や皮膚疾患の予防・治療に有効であると考えられる。カタラーゼ産生促進作用又はカタラーゼ活性化作用を有する生薬としては、例えば、アマニン抽出物(特許文献1参照)、ナス抽出物、セイヨウニワトコ抽出物、ショウガ抽出物、オクラ抽出物(以上、特許文献2参照)が報告されている。
【0004】
腫瘍壊死因子(TNF−α)は、腫瘍を壊死させる因子として見いだされたが、最近では腫瘍に対してだけでなく、正常細胞の機能を調節するメディエーター的な役割を担うサイトカインであると言われている。腫瘍壊死因子は炎症の初発から終息までの過程において重要な役割を担っているが、その持続的かつ過剰な産生は、組織障害を引き起こしたり、全身的には発熱やカケクシアの原因となり、炎症の悪化を引き起こしたりする。関節リューマチ、変形性関節症といった慢性炎症性疾患が代表的な例である。したがって、炎症性疾患においては腫瘍壊死因子の過剰な産生を抑制することが重要となる。過剰に産生された腫瘍壊死因子の産生抑制作用を有する生薬としては、例えば、シソ抽出液(非特許文献1参照)、ヒガンバナ科アルカロイドのリコリンとリコリシジノール(非特許文献2参照)が報告されている。
【0005】
炎症性疾患の原因の一つとして血小板凝集によるものが知られている。血小板が凝集して活性化することにより、生理的には止血、病理的には血栓形成を生じる他、血小板の凝集は、動脈硬化の進展、ガン転移、炎症等に関与していると考えられている。このため、血小板の凝集を阻害・抑制する物質により炎症性疾患に対処する試みがなされている。血小板凝集抑制作用を有する生薬としては、例えば、カナリウム属植物の抽出物(特許文献3参照)、コウサンフウ抽出物(特許文献4参照)、藤茶抽出物(特許文献5参照)が報告されている。
【0006】
体内の脂肪は、消費エネルギーに対して摂取エネルギーが過剰である場合、その過剰分が白色脂肪細胞の中性脂肪として蓄積されるものである。体脂肪の蓄積によって生じる肥満は美容上好ましくないばかりでなく、動脈硬化、糖尿病等の様々な疾病を引き起こす。昨今は飽食の時代であり、過食、運動不足、ストレス等による肥満が増加し、特に女性は外見上からもスリムな引き締まった体を切望する傾向にある。したがって、皮下脂肪等の蓄積は、健康上も好ましくなく、皮下脂肪等の減少又は蓄積の防止が重要な問題となっている。脂肪分解促進作用を有する生薬としては、例えば、ハトムギ抽出物、大麦抽出物、決明子抽出物、蕃石榴抽出物、プアール茶抽出物(以上、特許文献6参照)、ケイヒ抽出物、ジュ抽出物、茶抽出物、サルビア抽出物、ビワ抽出物(以上、特許文献7参照)が報告されている。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−122733号公報
【特許文献2】
特開2001−139420号公報
【特許文献3】
特開2002−53478号公報
【特許文献4】
特開2002−53477号公報
【特許文献5】
特開2001−97873号公報
【特許文献6】
特開2002−275078号公報
【特許文献7】
特開平10−158181号公報
【非特許文献1】
「炎症」, Vol.13, No.4, p.337-340, 1993年発行
【非特許文献2】
「薬学雑誌」, Vol.121, No.2, p.167-171, 2001年発行
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、天然物の中から、腫瘍壊死因子産生抑制作用を通じて抗炎症作用を発揮する物質を見いだし、その物質を有効成分とした腫瘍壊死因子の過剰産生に起因する炎症性疾患の予防・治療剤(関節リウマチの予防・治療用途を除く)を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の腫瘍壊死因子の過剰産生に起因する炎症性疾患の予防・治療剤(関節リウマチの予防・治療用途を除く)は、エンドウの若芽からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とする。本発明の炎症性疾患の予防・治療剤において、前記抽出物が腫瘍壊死因子産生抑制作用を有することが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明において、「抽出物」には、抽出処理によって抽出原料から得られる抽出液、該抽出液の希釈液若しくは濃縮液、該抽出液を乾燥して得られる乾燥物、又はこれらの粗精製物若しくは精製物のいずれもが含まれる。
【0015】
抽出原料としては、エンドウ(Pisum sativum L.)の若芽を使用する。エンドウの若芽としては、エンドウの草丈が30cm位になったときに先端10cm位を摘み取ったものを使用することが好ましい。エンドウの蔓先10cm位の若芽を摘み取ったものを特にトウミョウ(豆苗)といい、中国では古くから高級野菜として食されている。エンドウの若芽(トウミョウ)は、中国ではガン予防、貧血予防等を有する野菜として食されているが、抗酸化作用、抗炎症作用及び脂肪分解促進作用を有することはこれまで知られていなかった。
【0016】
エンドウの若芽からの抽出物の組成は不明であるが、植物の抽出に一般に使用される抽出方法によって、エンドウの若芽から、抗酸化作用、抗炎症作用又は脂肪分解促進作用を有する抽出物を得ることができる。抽出原料は、例えば、乾燥後、そのまま又は粗砕機を用いて粉砕し、抽出溶媒による抽出に供される。この際、抽出原料の乾燥は天日で行ってもよいし、通常使用される乾燥機を用いて行ってもよい。また、エンドウの若芽は、ヘキサン、ベンゼン等の非極性溶媒によって脱脂等の前処理を施してから抽出原料として使用してもよい。脱脂等の前処理を行うことにより、極性溶媒による抽出処理を効率よく行うことができる。
【0017】
抽出溶媒としては、水若しくは親水性有機溶媒又はこれらの混合液を室温又は溶媒の沸点以下の温度で使用することができる。
抽出溶媒として使用できる水には、純水、水道水、井戸水、鉱泉水、鉱水、温泉水、湧水、淡水等の他、これらに各種処理を施したものが含まれる。水に施す処理としては、例えば、精製、加熱、殺菌、ろ過、イオン交換、浸透圧の調整、緩衝化等が含まれる。したがって、本発明において抽出溶媒として使用できる水には、精製水、熱水、イオン交換水、生理食塩水、リン酸緩衝液、リン酸緩衝生理食塩水等も含まれる。
【0018】
抽出溶媒として使用し得る親水性有機溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール等の炭素数1〜5の低級アルコール;アセトン、メチルエチルケトン等の低級脂肪族ケトン;1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等の炭素数2〜5の多価アルコール等が挙げられる。
【0019】
水と親水性有機溶媒との混合液を抽出溶媒として使用する場合、低級アルコールの場合には水10質量部に対して1〜90質量部、低級脂肪族ケトンの場合には水10質量部に対して1〜40質量部、多価アルコールの場合には水10質量部に対して10〜90質量部添加することが好ましい。
【0020】
抽出にあたり特殊な抽出方法を採用する必要はなく、室温又は還流加熱下で、任意の装置を使用することができる。具体的には、抽出溶媒を満たした処理槽に抽出原料を投入し、必要に応じて時々攪拌しながら、30分から2時間静置して可溶性成分を溶出した後、ろ過して固形物を除去し、得られた抽出液から抽出溶媒を留去し、乾燥することにより抽出物を得ることができる。抽出溶媒量は通常、抽出原料の5〜15倍量(質量比)であり、抽出条件は、抽出溶媒として水を用いた場合には、通常50〜95℃で1〜4時間程度である。また、抽出溶媒として水とエタノールとの混合溶媒を用いた場合には、通常40〜80℃で30分〜4時間程度である。
【0021】
得られた抽出液は、該抽出液の希釈液若しくは濃縮液、該抽出液の乾燥物、又はこれらの粗精製物若しくは精製物を得るために、常法に従って希釈、濃縮、乾燥、精製等の処理を施してもよい。
【0022】
得られた抽出液は、そのままでも抗酸化剤、抗炎症剤又は脂肪分解促進剤として使用することができるが、濃縮、乾燥又は製剤化したものの方が利用しやすい。抽出物の製剤化は常法に従って行うことができる。製剤化する場合、保存や取扱いを容易にするために、デキストリン、シクロデキストリン等の薬学的に許容され得るキャリアーその他任意の助剤を添加することができ、抽出物を粉末状、果粒状、錠剤状等、任意の剤形に製剤化することができる。
【0023】
エンドウの若芽からの抽出物は特有の匂いを有しているため、その生理活性の低下を招かない範囲で脱臭、脱色を目的とする精製を行うことも可能であるが、化粧料や飲食品等に添加する場合には大量に使用するものではないから、未精製のままでも実用上支障はない。脱臭、脱色等を目的とする精製は、例えば、活性炭処理、吸着樹脂処理、イオン交換樹脂処理等によって行うことができる。
【0024】
以上のようにして得られるエンドウの若芽からの抽出物は、抗酸化作用、抗炎症作用又は脂肪分解促進作用を有しており、それぞれの作用を利用し、抗酸化剤、抗炎症剤又は脂肪分解促進剤の有効成分として使用することができる。
【0025】
エンドウの若芽からの抽出物の抗酸化作用は、カタラーゼ合成促進作用に基づいて発揮される。但し、エンドウの若芽からの抽出物の抗酸化作用は、カタラーゼ合成促進作用に基づいて発揮される抗酸化作用に限定されるわけではない。エンドウの若芽からの抽出物は、カタラーゼ合成促進作用を有しているので、カタラーゼ合成促進剤の有効成分として利用することもできる。
【0026】
エンドウの若芽からの抽出物の抗炎症作用は、腫瘍壊死因子産生抑制作用及び/又は血小板凝集抑制作用に基づいて発揮される。但し、エンドウの若芽からの抽出物の抗炎症作用は、上記作用に基づいて発揮される抗炎症作用に限定されるわけではない。エンドウの若芽からの抽出物は、腫瘍壊死因子産生抑制作用又は血小板凝集抑制作用を有しているので、腫瘍壊死因子産生抑制剤及び血小板凝集抑制剤の有効成分として利用することもできる。
【0027】
本発明の抗酸化剤は、カタラーゼ合成促進作用を通じて活性酸素や生体内ラジカルを消去し、肌荒れ、皮膚の老化及びこれらに伴って生じる各種皮膚疾患を予防及び/又は改善することができる。また、本発明の抗炎症剤は、腫瘍壊死因子産生抑制作用及び/又は血小板凝集抑制作用を通じて、炎症性疾患を予防及び/又は治療することができる。また、本発明の脂肪分解促進剤は、脂肪分解促進作用を通じて、肥満を抑制・防止することができるとともに、肥満体質を改善することができる。
【0028】
エンドウの若芽からの抽出物は、抗酸化作用、抗炎症作用又は脂肪分解促進作用を有しており、皮膚の老化防止・改善、炎症性疾患の予防・治療、肥満の抑制・防止、肥満体質の改善等に有用であると共に、皮膚に適用した場合の使用感と安全性に優れているため、皮膚化粧料に配合するのに好適である。皮膚化粧料には、本発明の抗酸化剤、抗炎症剤又は脂肪分解促進剤のいずれか1種を配合してもよいし、2種以上を組み合わせて配合してもよい。
【0029】
エンドウの若芽からの抽出物を配合し得る皮膚化粧料は特に限定されないが、その具体例としては、軟膏、クリーム、乳液、ローション、パック、入浴剤等が挙げられる。
皮膚化粧料におけるエンドウの若芽からの抽出物の配合量は、皮膚化粧料の種類や抽出物の生理活性等によって適宜調整することができるが、好適な配合率は標準的な抽出物に換算して約0.005〜10重量%である。
【0030】
皮膚化粧料には、エンドウの若芽からの抽出物の抗酸化剤、抗炎症剤又は脂肪分解促進剤の妨げにならない限り、その皮膚化粧料の製造に通常使用される各種主剤及び助剤、その他任意の助剤を使用することができる。皮膚の老化防止・改善、炎症性疾患の予防・治療、肥満の抑制・防止、肥満体質の改善等に関する皮膚化粧料の主剤は、エンドウの若芽からの抽出物のみに限られるわけではない。
【0031】
エンドウの若芽からの抽出物と共に皮膚化粧料構成成分として利用可能なものとしては、例えば、収斂剤、殺菌・抗菌剤、美白剤、紫外線吸収剤、保湿剤、細胞賦活剤、消炎・抗アレルギー剤、抗酸化・活性酸素消去剤、油脂類、ロウ類、炭化水素類、脂肪酸類、アルコール類、エステル類、界面活性剤、香料等が挙げられる。なお、エンドウの若芽からの抽出物とともに上記成分を併用した場合、エンドウの若芽からの抽出物と併用された上記成分との間の相乗作用が、通常期待される以上の優れた使用効果をもたらすことがある。
【0032】
エンドウの若芽からの抽出物は任意の飲食品や栄養補助食品に配合するのに好適である。その場合の配合量は、添加対象飲食品の一般的な摂取量を考慮して成人1日当たりの抽出物摂取量が約1〜1000mgになるようにするのが適当である。
【0033】
エンドウの若芽からの抽出物を配合し得る飲食品は特に限定されないが、その具体例としては、清涼飲料、炭酸飲料、栄養飲料、果実飲料、乳酸飲料等の飲料(これらの飲料の濃縮原液及び調整用粉末を含む);アイスクリーム、アイスシャーベット、かき氷等の冷菓;そば、うどん、はるさめ、ぎょうざの皮、しゅうまいの皮、中華麺、即席麺等の麺類;飴、チューインガム、キャンディー、ガム、チョコレート、錠菓、スナック菓子、ビスケット、ゼリー、ジャム、クリーム、焼き菓子等の菓子類;かまぼこ、ハム、ソーセージ等の水産・畜産加工食品;加工乳、発酵乳等の乳製品;サラダ油、てんぷら油、マーガリン、マヨネーズ、ショートニング、ホイップクリーム、ドレッシング等の油脂及び油脂加工食品;ソース、たれ等の調味料;スープ、シチュー、サラダ、惣菜、漬物などが挙げられる。
【0034】
以上説明した本発明の抗酸化剤、抗炎症剤、脂肪分解促進剤、皮膚化粧料並びに飲食品は、ヒトに対して好適に適用されるものであるが、それぞれの作用効果が奏される限り、ヒト以外の動物に対して適用することもできる。
【0035】
【実施例】
以下、製造例、試験例及び配合例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明は、これらに何ら限定されるものではない。
【0036】
〔製造例1〕
エンドウ(Pisum sativum L.)の若芽の乾燥物を細切りしたもの50gに水、50%エタノール(水とエタノールとの重量比1:1)、又はエタノール500mLを加え、還流抽出器で80℃、2時間加熱抽出し、熱時濾過した。残渣についてさらに同様の抽出処理を行った。得られた抽出液を合わせて減圧下に濃縮し、さらに乾燥して抽出物を得た。抽出物の収率は表1のとおりであった。
【0037】
Figure 0004748926
【0038】
〔試験例1〕カタラーゼ産生促進作用の試験
製造例1による植物抽出物について、下記の試験法によりカタラーゼ産生促進作用を試験した。
ヒト正常新生児線維芽細胞(NB1RGB)1×10個を80cm2フラスコを用いて10%FBSを含むα−MEM培地(pH7.2)で37℃、5%CO −95%airの下にて5日間培養した。トリプシン処理により細胞を集め、5%FBSを含むα−MEM培地を用いて1ウェル当たり8×104個となるように48穴マイクロプレートに200μLづつ播種し、37℃、5%CO−95%airの下で一晩培養した。翌日、試料(試料濃度:100ppm(μg/mL))を溶解した1%FBSを含むα−MEM培地を各ウェルに200μLずつ添加し、37℃、5%CO−95%airの下で1日間培養した。
【0039】
細胞内のカタラーゼ量をEnzyme-linked immunosorbent assay(ELISA)により測定した。同時に線維芽細胞内の総タンパク量を定量し、総タンパク量当たりのカタラーゼ量を算出して、試料無添加(コントロール)の総タンパク質当たりのカタラーゼ量を100としたカタラーゼ産生インデックス(%)を求めた。
結果を表2に示す。
【0040】
Figure 0004748926
【0041】
〔試験例2〕腫瘍壊死因子産生抑制作用の試験
製造例1による植物抽出物について、下記の試験法により腫瘍壊死因子産生抑制作用を試験した。
マウスマクロファージ細胞(RAW264.7細胞;大日本製薬製)を10%牛胎児血清(FBS)を添加したDulbecco's MEM(日水製薬製)培地にて前培養後、セルスクレーパーより細胞を集め、1ウェル当たり3×10cells/100μLの密度で96穴マイクプレートに細胞を播種し、37℃、5%COで4時間前培養した。その後、96穴プレート中の培地を捨て、予め2% DMSOを含む培養液で溶解した試験試料を100μL添加した後、リポポリサッカライド(LPS、最終濃度1μg/mL、E.coli 0111;B4、DIFCO 社)を100μL添加し、細胞を刺激した。その後、37℃、5%CO下で24時間の培養により産生した腫瘍壊死因子の産生量を下記サンドイッチELISA法を用いて測定した。
【0042】
一次抗体であるラット抗マウス腫瘍壊死因子モノクローナル抗体(Endogen社)を50mM炭酸ナトリウム緩衝液(pH9.6)で2.5μg/mLとなるように溶解し、96ウェルマイクロプレートに100μL加え、一夜、4℃でコーティングした。次いで、洗浄液(0.05% Tween20を含むリン酸緩衝液)で各ウェルを洗浄後、1%BSAを含むリン酸緩衝液でブロッキングを行った。洗浄液で各ウェルを洗浄後、試験培地で培養上清を希釈し、その100μLを各ウェルに加え、37℃で60分間インキュベートした。洗浄後、二次抗体として0.3%BSAを含むリン酸緩衝液で2.5μg/mLとなるように溶解したウサギ抗マウス腫瘍壊死因子ポリクローナル抗体(Endogen社)を100μL加え、37℃で60分間インキュベートしてから洗浄した。次いで、500倍に希釈したアルカリフォスファターゼ標識抗ウサギIgG抗体(CHEMICON社)を100μL加え、37℃で60分間インキュベートした。洗浄後、発色用緩衝液(20mM硫酸マグネシウム含有トリス塩酸緩衝液、pH8.0)100mLにp-ニトロフェニルリン酸50mgを溶解してなる基質溶液150μLをウェルに添加し、37℃で20〜30分間酵素反応を行って発色させ、405nmの吸光度を測定し、リコビナントマウス腫瘍壊死因子(Endogen社)標準液より作成した標準曲線から、培養上清中の腫瘍壊死因子量(pg/mL)を求めた。試験試料の腫瘍壊死因子産生抑制率は以下の式に基づいて算出した。
【0043】
腫瘍壊死因子産生抑制率(%)={(B−A)/B}×100
上記式中、「A」は試料添加時の腫瘍壊死因子量、「B」は試料無添加時の腫瘍壊死因子量を表す。
腫瘍壊死因子産生抑制率は、試料200ppm(μg/mL)添加時の値を算出した。その結果を表3に示す。
【0044】
Figure 0004748926
【0045】
〔試験例3〕血小板凝集抑制試験
日本種白色家兎の血液に77mM EDTAを血液量の1/10容量添加し、1000rpmで10分間遠心分離して沈殿物を除いた。上清を2100rpmで10分間遠心分離し、沈殿した血小板を採取した。得られた血小板を血小板洗浄液に浮遊させ、2100rpmで10分間遠心分離した。沈殿した血小板を採取し、血小板数が30万個/μLになるように血小板浮遊液に浮遊させた。上述のようにして調製した洗浄血小板浮遊液223μLに塩化カルシウム溶液1μLを加え、37℃に1分間インキュベーションした。そこに試料溶液1μLを加えてさらに2分間インキュベーションした後、1分間攪拌した。次いで凝集惹起剤として10ppmコラーゲン溶液25μLを添加し、37℃で10分間インキュベーションした後、血小板凝集測定装置 PAM12CL(メバニクス株式会社製)を用いて、凝集率Aを測定した。別に、試料溶液の代わりに試料溶液の溶媒を添加し、上記と同様に操作し、凝集率Bを測定し、次式により血小板擬集抑制率を求めた。
【0046】
血小板凝集抑制率(%)={(B−A)/B}×100
上記式中、「A」は凝集惹起剤添加・試料溶液添加時の凝集率、「B」は凝集惹起剤添加・試料溶液無添加時の凝集率を表す。
試料溶液の濃度を段階的に減少させて上記血小板凝集率を測定し、抑制率が50%になる試料濃度IC50(ppm;μg/mL)を内挿法により求めた。その結果を表4に示す。
【0047】
Figure 0004748926
【0048】
〔試験例4〕脂肪分解促進作用試験
製造例1による植物抽出物について、下記の試験法により脂肪分解促進作用を試験した。
ロッドベルの方法[Rodbell M., J.Biol.Chem., 239, 375(1964)]により、ウィスター系雄性ラット(体重150〜200g)の副睾丸脂肪組織からコラゲナーゼ溶液を用いて遊離脂肪細胞を調製した。遊離脂肪細胞懸濁液90μLに、最終試料濃度が400ppmとなるよう調製した牛血清アルブミンを含むハンクス緩衝液10μLを加え、37℃にて90分間反応した。反応後、遊離した脂肪酸をNEFA C−テストワコーで測定した。
脂肪分解促進率は、試料無添加時の値を100%として算出した。
結果を表5に示す。
【0049】
Figure 0004748926
【0050】
〔試験例5〕
製造例1で得られた50%エタノール抽出物を配合した乳液(以下「実施例乳液」という。)を常法に従って調整した。実施例乳液の組成を以下に示す。
エンドウの若芽50%エタノール抽出物(製造例1) 1.0g
セチルアルコール 0.5g
ミツロウ 2.0g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(10E.0) 1.0g
モノステアリン酸グリセリル 1.0g
ヒアルロン酸 0.1g
プロピレングリコール 5.0g
エタノール 3.0g
パラオキシ安息香酸メチル 0.3g
香料 0.03g
精製水 残部(全量を100gとする)
【0051】
実施例乳液と、エンドウの若芽の抽出物を含まない他は実施例乳液と同じ組成の比較例乳液について、下記の評価試験を行った。
被験者:22〜43歳の女性多数の中から、皮溝・皮丘が消え、広範囲の角質がめくれている(表6に示す評点が1)、又は皮溝・皮丘が不鮮明で角質が部分的にめくれている(表6に示す評点が2)、肌荒れと判定されたもの20名を選抜して被験者とした。
塗布試験:各被験者に、顔の右半分には実施例乳液を、左半分には比較例乳液を、朝夕各1回、30日間塗布させた。
【0052】
[判定1:肌荒れ改善効果]
塗布試験終了後、シルフロ(FLEXICL DEVELOPMENTS LTD製)によるレプリカ法を用いて顔のレプリカをとり、50倍の顕微鏡で皮紋の状態及び角質剥離状態を観察し、表6に示す評価基準で肌の状態を判定した。判定結果を表7に示す。
【0053】
Figure 0004748926
【0054】
Figure 0004748926
【0055】
表7に示されるように、実施例乳液を塗布した領域は、比較例乳液を塗布した領域に比べて顕著に肌荒れ(皮膚の老化)が改善された。
【0056】
[判定2・官能評価]
使用感と肌への効果について、実施例乳液と比較例乳液とを比較した場合の優劣を被験者全員に質問した。回答の集計結果を表8に示す。
【0057】
Figure 0004748926
【0058】
表8に示される結果より、官能評価によっても上記判定1と同様の効果と優れた使用感が確認された。
判定1及び2の結果より、エンドウの若芽の抽出物を配合した皮膚化粧料が皮膚の老化防止・改善作用(肌荒れ改善作用)を有するとともに、皮膚に適用した場合の使用感と安全性に優れていることが確認された。
【0059】
〔試験例6〕
製造例1で得られた50%エタノール抽出物を配合した化粧水(以下「実施例化粧水」という。)を常法に従って調整した。実施例化粧水の組成を以下に示す。
エンドウの若芽50%エタノール抽出物(製造例1) 1.0g
エタノール 5.0g
プロピレングリコール 5.0g
親水性界面活性剤(ポリオキシエチレンセチルエーテル) 0.5g
ヒアルロン酸ナトリウム 0.05g
香料 適量
防腐剤(ヒノキチオール、パラオキシ安息香酸エチル) 0.1g
精製水 残部(全量を100gとする)
【0060】
実施例化粧水と、エンドウの若芽の抽出物を含まないほかは実施例化粧水と同じ組成の比較例化粧水について、下記の評価試験を行った。
肥満度を示すBMI[Body Mass index=体重(kg)/{身長(m)×身長(m)}]が28±2の10名(男女各5名)に対し、3週間毎日入浴後に腹部(前、横)、大腿部内側に塗布しマッサージを行った後、表6に示す評価項目で効果があると感じた人数で官能評価した。評価結果を表9に示す。
【0061】
Figure 0004748926
【0062】
表9に示されるように、実施例化粧料を塗布した領域は、比較例化粧料を塗布した領域に比べて優れた効果及び使用感が確認された。
【0063】
〔配合例1〕
下記の組成の乳液を常法により製造した。
エンドウの若芽の抽出物(製造例1) 1g
ホホバオイル 4g
オリーブオイル 2g
スクワラン 2g
セタノール 2g
モノステアリン酸グリセリル 2g
ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.0) 2.5g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.0) 2g
黄杞エキス 0.1g
イチョウ葉エキス 0.1g
コンキオリン 0.1g
オウバクエキス 0.1g
カミツレエキス 0.1g
1,3-ブチレングリコール 3g
パラオキシ安息香酸メチル 0.15g
香料 0.05g
精製水 残部(全量を100gとする)
【0064】
〔配合例2〕
下記組成の化粧水を常法により製造した。
エンドウの若芽の抽出物(製造例1) 2g
グリセリン 3g
1,3-ブチレングリコール 3g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.0) 0.5g
パラオキシ安息香酸メチル 0.15g
クエン酸 0.1g
クエン酸ソーダ 0.1g
油溶性甘草エキス 0.1g
海藻エキス 0.1g
キシロビオースミクスチャー 0.5g
クジンエキス 0.1g
香料 0.05g
精製水 残部(全量を100gとする)
【0065】
〔配合例3〕
下記組成のクリームを常法により製造した。
エンドウの若芽の抽出物(製造例1) 1g
流動パラフィン 5g
サラシミツロウ 4g
セタノール 3g
スクワラン 10g
ラノリン 2g
ステアリン酸 1g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.0) 1.5g
モノステアリン酸グリセリル 3g
1,3-ブチレングリコール 6g
酵母抽出液 0.1g
シソ抽出液 0.1g
シナノキ抽出液 0.1g
ジユ抽出液 0.1g
パラオキシ安息香酸メチル 1.5g
香料 0.1g
精製水 残部(全量を100gとする)
【0066】
〔配合例4〕
下記組成のパックを常法により製造した。
エンドウの若芽抽出物(製造例1) 5g
ポリビニルアルコール 15g
ポリエチレングリコール 3g
プロピレングリコール 7g
エタノール 10g
セージ抽出液 0.1g
トウキ抽出液 0.1g
ニンジン抽出液 0.1g
パラオキシ安息香酸エチル 0.05g
香料 0.05g
精製水 残部(全量を100gとする)
【0067】
〔配合例5〕
下記の混合物を打錠して,錠剤状栄養補助食品を製造した。
エンドウの若芽の抽出物(製造例1) 50重量部
粉糖(ショ糖) 178重量部
ソルビット 10重量部
グリセリン脂肪酸エステル 12重量部
【0068】
〔配合例6〕
下記の混合物を顆粒状に形成して栄養補助食品を製造した。
エンドウの若芽の抽出物(製造例1) 34重量部
ビートオリゴ糖 1000重量部
ビタミンC 167重量部
ステビア抽出物 10重量部
【0069】
【発明の効果】
本発明によれば、抗酸化剤、抗炎症剤及び脂肪分解促進剤が提供される。また、本発明によれば、抗酸化作用、抗炎症作用又は脂肪分解促進作用を有する皮膚化粧料及び飲食品が提供される。
【0070】
本発明の抗酸化剤は、カタラーゼ合成促進作用等を通じて生体成分の酸化を防止し、皮膚のシワ形成や弾力性低下等の老化現象を効果的に予防・改善することができる。また、本発明の抗炎症剤は、腫瘍壊死因子産生抑制作用、血小板凝集抑制作用等を通じて、種々の炎症性疾患、肌荒れ等を効果的に予防・治療することができる。また、本発明の脂肪分解促進剤は、脂肪分解促進作用を通じて全身又は局所の脂肪組織を減少させ、肥満を効果的に抑制することができるとともに、肥満体質を効果的に改善することができる。本発明の抗酸化剤、抗炎症剤及び脂肪分解促進剤は、皮膚に適用した場合の使用感と安全性に優れているので皮膚化粧料に配合するのに好適なものである。また、本発明の皮膚化粧料及び飲食品は、皮膚老化の予防・改善、炎症性疾患の予防・治療、肥満の予防・改善、肥満体質の予防・改善に有用である。

Claims (2)

  1. エンドウの若芽からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とする腫瘍壊死因子の過剰産生に起因する炎症性疾患の予防・治療剤(関節リウマチの予防・治療用途を除く)
  2. 前記抽出物が腫瘍壊死因子産生抑制作用を有することを特徴とする請求項1記載の炎症性疾患の予防・治療剤。
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