JP4748792B2 - 情報処理装置及びその制御方法 - Google Patents

情報処理装置及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4748792B2
JP4748792B2 JP2006026179A JP2006026179A JP4748792B2 JP 4748792 B2 JP4748792 B2 JP 4748792B2 JP 2006026179 A JP2006026179 A JP 2006026179A JP 2006026179 A JP2006026179 A JP 2006026179A JP 4748792 B2 JP4748792 B2 JP 4748792B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
service
information processing
processing apparatus
information
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006026179A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007207038A (ja
JP2007207038A5 (ja
Inventor
伸彦 牧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2006026179A priority Critical patent/JP4748792B2/ja
Priority to US11/670,451 priority patent/US8310694B2/en
Publication of JP2007207038A publication Critical patent/JP2007207038A/ja
Publication of JP2007207038A5 publication Critical patent/JP2007207038A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4748792B2 publication Critical patent/JP4748792B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/60Protecting data
    • G06F21/606Protecting data by securing the transmission between two devices or processes
    • G06F21/608Secure printing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Bioethics (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Description

本発明は情報処理装置及びその制御方法に関し、特に、ネットワークを介して外部装置と通信する情報処理装置で使われる通信技術に関するものである。
コンピュータ(以下、PC)に、デバイスからスキャンしたデータを転送するサービスが知られている。このサービスによって、ユーザは、物理的なドキュメントを、電子ドキュメントとして、自分のPCに取り込むことが可能になる。
こうしたサービスを利用するためには、ユーザは、PCをネットワーク上に接続した後、デバイスから自分のPCに対してスキャンしたデータを転送する処理を行う必要がある。このとき、ユーザは、転送先のPCが自分のPCであることを特定するために、そのPCのIPアドレスや認証情報をデバイスから入力したりする(例えば、特許文献1)。
又、デバイスから自分のPCを検索したりする必要も生じる。例えば、デバイスからネットワーク上のPCを検索する場合、ユーザはネットワークに接続している数多くのPCから自分のPCを特定する必要がある。かかる検索に問題が起これば、誤ってほかのPCにデータを転送してしまう可能性もある。
一方、ユーザが自分のPCのIPアドレスをデバイスに入力する方法の場合、ユーザは自分のPCのIPアドレスを知っている必要がある。この場合には、ユーザは、公共のネットワーク環境でその都度割り振られるIPアドレスに注意を払う必要が生じする。すなわち、ネットワーク環境においては、PCのIPアドレスが動的に変化する場合がある。例えば、PCが、自分が起動するたびにサーバにIPアドレスを要求し、サーバから発行されるIPアドレスを自分のIPアドレスとして使用する場合などである。この場合、サーバは、現在ネットワークで使用されていないIPアドレスを動的にPCに割り当てる。このような状況では、ユーザによるIPアドレスの入力ミスにより、デバイスがデータを他PCへ誤送信してしまう可能性も払拭できない。
特開2000-244694号公報
このように、公共の場で一時的にネットワークに接続するPCへデバイスからスキャンデータなどを転送する場合、
(1) スキャンデータの宛先となるPCのIPアドレスの入力操作に手間が生じる。
(2) 誤ってほかのPCにデータを転送してしまう。
といった問題点があった。
例えば、悪意ある第三者がネットワーク上にPCを接続しておき、デバイスからのユーザの認証に対してそのPCが常に認証OKをデバイスに返してしまうと、結局、スキャンしたデータが悪意ある第三者のPCに取り込まれてしまう可能性がある。又、その際、認証情報も悪意ある第三者のPCにわたってしまう可能性も出てくる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、ユーザが特定のサービスを適切に選択して当該サービスをネットワークを介して使用できる情報処理装置及びその制御方法を提供する。
かかる課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、外部装置にサービスを提供する情報処理装置であって、前記情報処理装置が提供する前記サービスを特定可能な識別情報を、ユーザの指示に応じて生成する生成手段と、前記サービスを提供する前記情報処理装置が備える表示部に、前記識別情報を表示する表示手段と、前記情報処理装置が提供する前記サービスを検索するために前記外部装置において入力され、マルチキャスト送信された検索条件を受信する受信手段と、前記検索条件と前記識別情報とが対応するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記検索条件と前記識別情報とが対応すると判定された場合に、前記情報処理装置のアドレス情報を前記外部装置に通知する通知手段とを有することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、ユーザが特定のサービスを適切に選択して当該サービスをネットワークを介して使用できる情報処理装置及びその制御方法を提供できる。
すなわち、一時的に生成される識別情報をデータの転送元や転送先の特定条件として使用することにより、目的のサービスをほぼ確実に実施することができる。又、識別情報でサービスを特定できるのは所定の時間内のみとすることができるため、他の悪意のあるユーザからの不正なアクセスを避けることができ、セキュリティが向上する。又、この識別情報は一時的なものであるため、他人に知られたとしてもその後に攻撃される可能性が少ない。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
<本実施形態のネットワークシステムの構成例>
図1は、本実施形態のネットワークストレージサービスが動作するPC、およびネットワーク接続機能を持つマルチファンクションデバイスがLANに接続しているネットワークシステムの概略構成を示す図である。尚、図1には、LANで接続されるシステム例を示したが、インターネットなどの公共ネットワークを含むシステムであっても、本発明の構成及び効果は同様であり、これらも本発明に含まれる。又、接続される機器やその数についても、何ら制限はない。
図1において、101は、LANに接続可能なマルチファンクションデバイスで、ネットワーク印刷サービスやスキャンサービスをローカルエリアネットワーク(LAN)100を介して提供している。更に、マルチファンクションデバイス101はネットワーク上の他の端末のストレージサービスへのファイル送信機能も備える。同一のネットワーク上にLAN100を介して、ネットワークストレージサービスを持つPC102、およびPC103が接続されている。PC102やPC103は、マルチファンクションデバイス101からのスキャンサービスにより取り込まれたデータを受信するPCである。
実施形態1では、PC102が一時的に生成するサービス名(ワンタイムID:サービス及びサービスを提供する装置を特定可能な識別情報)を用いてネットワークストレージサービスを起動する。マルチファンクションデバイス101では、そのサービス名でストレージサービスの検索を行うことにより、特定のPC102上のストレージサービスを確実に検索する。その検索結果により、マルチファンクションデバイス101のスキャンサービスからPC102のストレージサービスに間違いなくスキャンしたドキュメントデータを渡す。
実施形態2では、マルチファンクションデバイス101が一時的に生成するサービス名(ワンタイムID:サービス及びサービスを提供する装置を特定可能な識別情報)を用いてネットワークスキャンサービスを起動する。PC102では、ストレージサービスの起動時にそのサービス名でスキャンサービスの検索を行うことにより、特定のマルチファンクションデバイス101上のスキャンサービスを確実に検索する。その検索結果により、マルチファンクションデバイス101のスキャンサービスからPC102のストレージサービスに間違いなくスキャンしたドキョメントデータを渡す。
かかる実施形態1及び2の例は、本発明の技術思想を理解するために単純化されたシステム及びその動作例である。従って、これらを組み合わせたあるいは本発明の技術思想の範囲を逸脱しない変形例が当業者には可能であり、それらも本発明に含まれる。それ故、ネットワークに接続されるPCもマルチファンクションデバイスも、本発明では同様に情報処理装置として表現されている。又、サービスもストレージサービスやスキャンサービスに限定されない。更に、サービスによりネットワークを介して転送されるデータもスキャンされたドキョメントデータに限定されない。
[実施形態1]
以下、本発明に係る実施形態1の構成と動作を詳細に説明する。
<実施形態1の動作概念図>
図2は、本実施形態におけるストレージサービス起動から、スキャンサービス起動、ストレージサービスの検索、検索結果表示、ファイル操作、ストレージサービス停止までの流れを概念的に示したフロー図である。図2では、PC102のストレージサービスと、マルチファンクションデバイス101のスキャンサービスとの間で行われるストレージサービスの検索の例を示す。
まず、PC102においてストレージサービスが起動されると、ステップS101において、ストレージサービスは、サービス名(以下、ワンタイムIDとも言う)を生成し、PC102の画面に、以下の図5に示すようなサービス名を表示する。その後、ユーザがサービス名(ワンタイムID)を確認してOKボタンを押すと、ステップS102において、PC102で比較的短期間の有効期限のあるストレージサービスが開始される。
一方、ストレージサービスのクライアントでもあるマルチファンクションデバイス101は、ステップS103において、スキャンデータの転送先を見付ける。そのため、ユーザは以下の図11に示すような画面からサービス名(ワンタイムID)を入力し、マルチファンクションデバイス101はストレージサービスの検索を開始する。検索には、検索条件が指定されたマルチキャスト検索パケットが使用される。マルチファンクションデバイス101は、入力されたサービス名が検索条件として指定されているマルチキャスト検索パケットをLAN100上に送信する。
PC102のストレージサービスでは、ステップS104において、マルチキャスト検索パケットを受信した際に、生成したサービス名と受信したマルチキャスト検索パケット内のサービス名(検索条件)とが一致するか否かを検査する。一致する場合には(サービス名の入力が正しければ一致する)、ストレージサービスはマルチファンクションデバイス101に検索応答パケットを返信する。
検索応答パケットを受信したマルチファンクションデバイス101は、ステップS105で、応答してきたストレージサービスのサービス名とそのストレージサービスを実行しているPC102のIPアドレスとを、以下の図12のように表示する。マルチファンクションデバイス101のユーザが、サービス名が表示されたストレージサービスを選択する。その後は、ステップS106において、マルチファンクションデバイス101はPC102のストレージサービスに対するファイルの書き込みやファイルの削除などのファイル操作を行うことが可能となる。ステップS107では、PC102で起動したストレージサービスの有効期限が経過したことにより、あるいは、PC102でのユーザによる終了指示により、ストレージサービスが停止され、そのサービス名は無効になる。
<本実施形態のPCの構成例>
(PCのブロック構成例)
図3Aは、本実施形態でネットワークに接続されたPCの構成例を示すブロック図である。
302は、PCの制御を司る演算制御用のCPUである。303は、CPU302が実行するブートプログラムが可能されているブートロムである。304は、CPU302が一時記憶メモリとして使用するRAMである。305は、操作部などから設定された値を保持しておくための不揮発性のRAM(NVRAM)である。307は、CPU302が実行するプログラムやデータを記憶するHDDである。308は、現在時刻や時間間隔をカウントするタイマである。309はスピーカ、表示部、操作部やランプなどといったユーザインターフェース部分314を制御するI/O制御部ユニットである。310は、PCが接続されたネットワークを介した送受信を制御するネットワーク制御部ユニットである。これらの上記各構成要素のそれぞれがバス311に接続している。
PCを制御するプログラムはHDD307内に格納されている。電源が投入されると、CPU302はブートロム303からブートプログラムを読み出し、ブートプログラムの制御にしたがって、PCのブートを実行する。CPU302は、ブートプログラムにしたがって、HDD307からPC制御プログラムをRAM304に展開し、RAM304上に展開されたPC制御プログラムを読み出すことによって、PCの制御を実行することになる。
尚、図3Aでは、プログラムやデータを格納する構成要素をHDD307として説明したが、かかる構成要素は不揮発性の記憶媒体、例えばFD、CDROM、メモリカードなどでも良いことは明らかである。
(PCの記憶構成例)
図3Bは、本実施形態でネットワークに接続されたPCの記憶構成例を示す図である。図3Bには、本実施形態1及び2に関連するプログラムやデータを示しており、他のプログラムやデータは省かれている。又、図3BのHDD307、NVRAM305、RAM304への振り分けは一例であって限定されるものではない。
図3Bで、307aは、OSなどを含むシステムプログラムである。307bは、本実施形態でPCが実行するストレージサービスに関連するプログラムであり、図4又は図20にその内容が示されている。307cは、ストレージサービスでデータを保管するストレージ領域である。
305aは、本実施形態でPCが実行するストレージサービスを記憶するストレージサービス実行テ−ブルである。PCは複数のストレージサービスを実行でき、その起動に際して、サービス名(ワンタイムID)を各ストレージサービスに割り振り、その有効期間を管理する。ストレージポインタは、前述のストレージ領域307cの各ストレージサービスに対応するデータの記憶領域を検索可能にポイントしている。305bは、ストレージサービスの起動から終了までの有効期間の幅を記憶する領域である。又、305cは、サービス名(ワンタイムID)をどのようなアルゴリズムで生成するかを記憶する領域である。尚、有効期間幅305bやワンタイムID算出アルゴリズム305cは、固定でも良いしユーザにより書き換え可能にしても良い。特に、ワンタイムID算出アルゴリズム305cをユーザにより書き換え可能とする。そして、サービス名としてはワンタイムID算出元のデータ(ユーザの覚えやすいデータ)を割り当て、PCでワンタイムID算出アルゴリズム305cにより演算したものを比較する。これにより、より簡単でより秘匿性の高いデータ転送が可能となる。
304aは、生成して発行されるワンタイムID(サービス名)である。尚、実施形態2では、ストレージサービスの起動時にユーザにより設定されたワンタイムID(サービス名)となる。304bは、ネットワークに接続される他の装置、本例ではマルチファンクションデバイス101から送信されPCで受信されたワンタイムID(サービス名)である。304cは、マルチファンクションデバイス101から送信されPCで受信されたワンタイムIDとPCで生成して発行されるワンタイムIDとが一致したか否かを示すフラグである。304dは、PCの表示部に表示される画面(例えば、図5や図21〜図23)を記憶する領域である。304eは、操作部から設定される他の設定情報を記憶する設定情報記憶領域である。304fは、本例ではHDD307から読出されたプログラムをCPU302により実行するためにロードするプログラムロード領域である。
<実施形態1のPCの動作例>
(PCのソフトウェア構成例)
図4は、実施形態1におけるPC上で動作するネットワークストレージサービス関連のソフトウェア構成例を示すブロック図である。図4ではPC102として説明する。
403は、ストレージサービス制御部であり、PC102上で動作するストレージサービスの全体の動作を制御するソフトウェアモジュールである。401は、ワンタイムID生成部であり、ストレージサービス起動時に、一時的な識別子としてワンタイムIDを生成するソフトウェアモジュールである。本実施形態のストレージサービスは、ワンタイムID生成部で生成されたワンタイムIDをサービス名として使用する。402は、画面制御部であり、PC102が持つ表示部のディスプレイ上にストレージサービスを制御するための各種画面(ウィンドウ)を表示するためのソフトウェアモジュールである。
404は、検索応答制御部であり、ネットワーク上のクライアントからの検索要求における検索条件に一致する場合に応答を返す動作を制御するソフトウェアモジュールである。例えば、クライアントがサービス名を検索条件に指定して検索要求を発行する。この場合、検索応答制御部404は、クライアントが指定したサービス名とストレージサービスのサービス名とを比較し、一致していればクライアントに応答を返す動作を行う。一方、一致していなければ応答は返さない。あるいは、一致しないとの情報と共に、例えば既に有効期間を過ぎているなどのステータス情報を返す構成としてもよい。
405は、オペレーション制御部である。クライアントからストレージサービスに対する各種指示の解析し、ストレージサービス制御部403に通知するとともに、ストレージサービス制御部403からの指示により応答を返すソフトウェアモジュールである。例えば、クライアントからのファイルの書き込みオペレーションやファイルの削除オペレーションを解析するモジュールである。406は、通信制御部であり、TCP/IPプロトコルを制御するソフトウェアモジュールであり、クライアントとストレージサービスとの間のTCP/IP通信制御を司る。
(PCの表示画面例)
図5は、実施形態1におけるPC上で動作するストレージサービスを起動したときに表示される画面例を示す図である。
501は、サービス名であり、本実施形態のストレージサービスが起動されたときにストレージサービスが一時的に生成するワンタイムIDを表示している。上述のように、本例のストレージサービスでは、ワンタイムIDをサービス名として使用する。このようにすることによって、クライアントはサービス名を検索条件として所望のストレージサービスを検索することができる。502は、ストレージサービスの有効期間を表示している。ストレージサービスが起動後に自動的に停止する時刻を表している。503は、OKボタンであり、ユーザがこのボタンを押すとストレージサービスが起動される。504は、キャンセルボタンであり、ユーザがこのボタンを押すとストレージサービスは起動せずに終了する。
本実施形態におけるストレージサービスは一時的に生成されるワンタイムIDをサービス名として使用しているが、他の検索条件の項目に割り当ててもよいことは言うまでもない。
尚、実施形態1では、サービス名501は画面において書き換え不能であるが、有効期間502は書き換え可能としても良い。
(ストレージサービスの制御例)
図6は、実施形態1におけるPC上で動作するストレージサービスの起動から終了までの動作手順例を示すフローチャートである。尚、かかるフローチャートは、ストレージサービスの起動/終了を制御するプログラムの手順を示している。ストレージサービス自体は、下記ステップS604での起動指示(ストレージサービス実行テーブル305aへの登録)、ステップS606での終了指示(ストレージサービス実行テーブル305aからの削除)を参照して実行されるサブルーチンである。
ストレージサービスが起動されると、CPU302は、ステップS601においてワンタイムID算出アルゴリズム305cを使ってワンタイムIDを生成する。例えば、「1234567890」というキーワードを生成する。ワンタイムIDの生成方法はここでは特に言及しないが、PC102のユーザ名、時刻情報、ランダム値等の組み合わせを用いることにより、他のストレージサービスとできるだけ重複しないようにすることが重要である。又、より重複を避けるために、ワンタイムIDは、PC102の使用者が入力するキーワードとストレージサービスが生成するキーワードとの組み合わせにしてもよい。次に、ステップS602において、CPU302は、図5に示す画面をPC102のディスプレイ上に表示する。ステップS601で生成したワンタイムIDはサービス名501として表示されている。PC102のユーザはこの時点で表示されるサービス名(ワンタイムID)501を記憶しておく。
次に、ステップS603において、CPU302はキャンセルボタン504が押下されたか、OKボタン503が押下されたかを判断する。図5のキャンセルボタン504が押された場合は、CPU302は、ストレージサービスを終了する。一方、OKボタン503が押された場合は、ステップS604へ進む。ステップS604では、CPU302は、ストレージサービスの開始処理を行なう。このとき、ステップS601で生成したワンタイムIDがストレージサービスのサービス名として使用される。その後、ステップS605において、CPU302は、ユーザから終了が指示されたかどうかを判断し、さらに有効期限が経過したかどうかを判断する。ユーザから終了が指示された、あるいは、有効期限が経過した場合は、CPU302は、ステップS606においてストレージサービスの終了処理を行う。
尚、ユーザが記憶し図11の画面で入力するサービス名をワンタイムIDとして説明したが、「1234567890」という10桁の数字もユーザが記憶して置くのは大変である。ユーザが記憶し図11の画面で入力するサービス名として、ワンタイムIDの算出途中で生成されたデータあるいはワンタイムIDの算出元となるデータであってユーザが記憶し易いデータが用いられても良い。この場合は、ワンタイムIDの算出途中で生成されたデータあるいはワンタイムIDの算出元となるデータが図5の画面でサービス名として表示される。そして、以下の図7のステップS702で示すように、マルチファンクションデバイス101から取得したサービス名を元にPCで最終的なワンタイムIDを算出して、生成されたワンタイムIDとの一致を判定してもよい。又、有効期限については特に言及しないが、予めユーザが設定できるようにしてもよいし、特に有効期限を持たなくてもよい。
(ストレージサービスの問合わせ応答手順例)
図7は、マルチファンクションデバイス101から送信されたサービス名に対応するストレージサービスがPCで実行中か否かを判定して、応答する手順例を示すフローチャートである。
まず、ステップS701で、CPU302は、受信したマルチキャスト検索パケットからサービス名を取得する。図11の画面で入力されるべきサービス名がワンタイムIDそのものであるとして設計された場合はステップS703に進む。ステップS703では、CPU302は、ステップS701で取得されたサービス名とステップS601で生成されたワンタイムIDとを比較して、ステップS701で取得したサービス名と同じサービス名を有するストレージサービスを検索する。同じサービス名を有するストレージサービスが見つかれば、CPU302は、ステップS704で、ストレージサービス有りを示す情報とサービス名(ワンタイムID)とを含む検索応答パケットを返信する。尚、この検索応答パケットにはそのストレージサービスを実行しているPCのネットワークにおけるアドレス(例えば、IPアドレスなど)が含まれるのは、当然である。一方、同じサービス名を有するストレージサービスが見つからなければ、返信をせずに終了する、あるいは、ステップS705で、CPU302が有効期間切れなどのステータス情報を返してもよい。
図11の画面で入力されるべきサービス名がワンタイムIDを算出する途中で生成されたデータや算出元のデータであるとして設計された場合は、ステップS702が実行される。ステップS702では、CPU302は、取得したサービス名とワンタイムID算出アルゴリズム305cとに基づいてワンタイムIDを算出する。ステップS703では、CPU302は、ステップS702で算出されたワンタイムIDをサービス名としているストレージサービスを検索する。
<本実施形態のマルチファンクションデバイスの構成例>
(マルチファンクションデバイスのブロック構成例)
図8Aは、本実施形態におけるマルチファンクションデバイスの概略構成例を示すブロック図である。
図8Aで、801は、スキャナエンジン813を制御するスキャナエンジン制御部ユニットである。802は、マルチファンクションデバイスの制御を司る演算制御用のCPUである。803は、CPU802が実行するブートプログラムが可能されているブートロムである。804は、CPU802が一時記憶メモリとして使用するRAMである。805は、操作部などから設定された値を保持しておくための不揮発性のRAM(NVRAM)である。806は、プリンタエンジン812を制御するエンジン制御部ユニットである。807は、CPU302が実行するプログラムやデータを記憶するHDDである。808は、現在時刻や時間間隔をカウントするタイマである。809はスピーカ、タッチパネル、ボタンやランプなどといったユーザインターフェース部分814を制御するI/O制御部ユニットである。810は、マルチファンクションデバイスが接続されたネットワークを介した送受信を制御するネットワーク制御部ユニットである。これらの上記各構成要素のそれぞれがバス811に接続している。
マルチファンクションデバイスを制御するプログラムはHDD807内に格納されている。電源が投入されると、CPU802はブートロム803からブートプログラムを読み出し、ブートプログラムの制御にしたがって、マルチファンクションデバイスのブートを実行する。CPU802は、ブートプログラムにしたがって、HDD807からマルチファンクションデバイス制御プログラムをRAM804に展開する。CPU802は、RAM804上に展開されたマルチファンクションデバイス制御プログラムを読み出すことによって、マルチファンクションデバイスの制御を実行することになる。
尚、図8Aでは、プログラムやデータを格納する構成要素をHDD807として説明したが、かかる構成要素は不揮発性の記憶媒体、例えばFD、CDROM、メモリカードなどでも良いことは明らかである。
(マルチファンクションデバイスの記憶構成例)
図8Bは、本実施形態でネットワークに接続されたマルチファンクションデバイスの記憶構成例を示す図である。図8Bには、本実施形態1及び2に関連するプログラムやデータを示しており、他のプログラムやデータは省かれている。又、図8BのHDD807、NVRAM805、RAM804への振り分けは一例であって限定されるものではない。
図8Bで、807aは、OSなどを含むシステムプログラムである。807bは、本実施形態でマルチファンクションデバイスが実行するスキャンサービス及びドキュメント送信に関連するプログラムであり、図10又は図16にその内容が示されている。307cは、スキャンサービスでドキュメントデータを保管するドキュメント保管領域である。
805aは、本実施形態でマルチファンクションデバイスが実行するスキャンサービスを記憶するドキュメント送信テ−ブルである。マルチファンクションデバイスは複数のスキャンサービスを実行でき、その起動に際して、サービス名(ワンタイムID)を各スキャンサービスに割り振り、その有効期間を管理する。ドキュメントポインタは、前述のドキュメント保管領域807cの各スキャンサービスに対応するデータの記憶領域を検索可能にポイントしている。805bは、スキャンサービスの起動から終了までの有効期間の幅を記憶する領域である。又、805cは、サービス名(ワンタイムID)をどのようなアルゴリズムで生成するかを記憶する領域である。尚、有効期間幅805bやワンタイムID算出アルゴリズム805cは、固定でも良いしユーザにより書き換え可能にしても良い。特に、ワンタイムID算出アルゴリズム805cをユーザにより書き換え可能とする。そして、サービス名としてはワンタイムID算出元のデータ(ユーザの覚えやすいデータ)を割り当て、マルチファンクションデバイスでワンタイムID算出アルゴリズム805cにより演算したものを比較する。これにより、より簡単でより秘匿性の高いデータ転送が可能となる。
804aは、ストレージサービス検索時にタッチパンネルから入力されたワンタイムID(サービス名)である。尚、実施形態2では、スキャンサービスの起動時に生成して発行されたワンタイムID(サービス名)となる。804bは、ストレージサービス検索結として返信された情報から獲得した、送信宛先データ(PCのネットワークにおけるアドレス、例えばIPアドレス)の記憶領域である。804cは、スキャン読み込みした、あるいは今から送信するドキュメントデータの記憶領域である。804dは、マルチファンクションデバイス101のタッチパネルに表示される画面(例えば、図11〜図13や図17)を記憶する領域である。804eは、操作部から設定される他の設定情報を記憶する設定情報記憶領域である。
804fは、ネットワークに接続される他の装置、本例ではPCから送信されマルチファンクションデバイス101で受信されたワンタイムID(サービス名)である。304gは、PCから送信されマルチファンクションデバイス101で受信されたワンタイムIDとマルチファンクションデバイス101で生成して発行されるワンタイムIDとが一致したか否かを示すフラグである。かかる804fと804gは、実施形態2で使用されるデータである。804hは、本例ではHDD807から読出されたプログラムをCPU802により実行するためにロードするプログラムロード領域である。
図9は、本実施形態におけるマルチファンクションデバイス101が所有するユーザインターフェース部分の例を示す図である。
901は大型タッチパネルで、ユーザはタッチパネル901を操作することで、各種設定を行うことが可能である。図の画面はコピーの待機画面である。902はテンキーボタンで、1から0の数字を入力するのに使う。Sボタンはサービスボタンである。ユーザがこのSボタンを押下することにより、タッチパネル上に各種サービス画面が出現し、コピー以外のサービスを行うことができる。本実施形態では、ユーザがこのSボタンを押下することによってドキュメント送信のサービスが起動し、スキャンしたデータを任意のPCのストレージ(HDD等)上に転送することが可能となる。Rボタンは設定ボタンである。ユーザがこのRボタンを押下することによって、タッチパネル上に各種設定画面が出現し、パラメータの設定を行うことができる。903はスピーカで、音声やブザー等をここから出力する。904はランプで、印刷やコピーがジャムした場合にはランプが点滅する。905は省電力へのON/OFFボタンで、ユーザが省電力モードへの移行、および復帰をボタン操作することが可能となる。
<実施形態1のマルチファンクションデバイスの動作例>
(マルチファンクションデバイスのソフトウェア構成例)
図10は、本実施形態におけるマルチファンクションデバイス101上のドキュメント送信機能を司るソフトウェア構成例を示すブロック図である。
1003は、ドキュメント送信制御部であり、マルチファンクションデバイス101のドキュメント送信全体を制御するソフトウェアモジュールである。1001は、スキャナ制御部であり、スキャナエンジン813を制御して紙原稿の読み取りを行うソフトウェアモジュールである。1002は、画面制御部であり、タッチパネル901等のユーザインタフェース部814を制御するソフトウェアモジュールである。1004は、サービス検索制御部であり、検索条件を指定してストレージサービスを検索するためのソフトウェアモジュールである。1005は、オペレーション制御部であり、ストレージサービスに対して通信を行い、例えばファイルの書き込みやファイルの削除を行うためのソフトウェアモジュールである。1006は、通信制御部であり、TCP/IP通信を制御するためのソフトウェアモジュールである。
(マルチファンクションデバイスの表示画面例)
図11は、実施形態1におけるマルチファンクションデバイス101上のタッチパネル301に表示されるストレージサービス検索画面の例を示す図である。
1101は検索条件としてサービス名を入力するフィールドである。図11の例では、ユーザは、サービス名として、図5の画面で表示された「1234567890」を入力している。1102は検索開始ボタンであり、ユーザがこのボタンを押すと、マルチファンクションデバイス101は、入力したサービス名1101を持つネットワーク上のストレージサービスの検索を開始する。1103はキャンセルボタンであり、ユーザはストレージサービスの検索を中止したい場合はこのボタンを押す。
図12及び図13は、実施形態1におけるマルチファンクションデバイス101上のタッチパネル901に表示されるストレージサービスの検索結果画面の例を示す図である。図12は、ストレージサービスが見つかった場合の例であり、図13はストレージサービスが何も見つからなかった場合の例である。
図12においては、サービス名が「1234567890」である1つのストレージサービスが検索により見つかったことを示している。ユーザはこのサービスを選択してOKボタン1203を押すことにより、以後、このサービスに対してファイルの書き込みや削除などのファイル操作を行うことができる。尚、複数のストレージサービスが検索により見つかった場合は、ユーザは選択ボタン1202で所望のストレージサービスを選択してOKボタン1203を押す。ストレージサービスへのスキャンしたドキュメントデータの送信が無ければ、あるいは終われば、ユーザがキャンセルボタン1204を押すことにより終了する。
(ストレージサービスの検索制御例)
図14は、実施形態1におけるマルチファンクションデバイスのドキュメントスキャンサービスの処理手順例を示すフローチャートである。
まず、スキャンサービスの実行時に、マルチファンクションデバイスは、図11のような画面をタッチパネル901に表示し、ユーザによるサービス名(ワンタイムID)の入力を受ける。ステップS1402では、マルチファンクションデバイスは、かかるサービス名を有するマルチキャスト検索パケットを送信することで、起動時にそのサービス名を割り振られたストレージサービスを検索する。
検索応答パケットがあれば、ステップS1403で、マルチファンクションデバイスは、検索応答パケットからサービス名とPCのIPアドレスとを取得し、図12の検索結果をタッチパネル901に表示する。検索応答パケットが無ければ、マルチファンクションデバイスは図13の検索結果を、タッチパネル901に表示する。ステップS1404では、マルチファンクションデバイスは、サービスが選択されてかつOKボタン1203が押されたか、キャンセルボタン1204が押されたかを判断する。キャンセルボタン1204が押された場合は、マルチファンクションデバイスは、スキャンサービスを終了する。サービスが選択されてかつOKボタン1203が押された場合に、マルチファンクションデバイスは、ステップS1405に進んで、スキャナエンジン813でドキュメントデータの読み込みが行われるようスキャナ制御ユニット801を制御する。ステップS1406で、マルチファンクションデバイスは、選択されたストレージサービスを起動しているPCのIPアドレスに基づいて、選択されたストレージサービスへ、読み込まれたドキュメントデータを送信する。なお、選択されたストレージサービスを起動しているPCを識別するために、IPアドレス等のアドレス情報が使用されている。が、PCを識別するその他の識別情報が使用されても良い。例えば、その他の識別情報の一例としてURL(Uniform Resource Locator)やホスト名が挙げられる。
[実施形態2]
以下、本発明に係る実施形態2を説明する。尚、PC及びマルチファンクションデバイスの構成例は、実施形態1で示したので、ここでは省略する。
<実施形態2の動作概念図>
図15は、本実施形態におけるスキャンサービス起動から、ストレージサービス起動、スキャンサービスの検索、検索結果表示、ファイル操作、ストレージサービス停止までの流れを概念的に示したフロー図である。図15では、マルチファンクションデバイス101のスキャンサービスと、PC102のストレージサービスとの間で行われるスキャンサービスの検索の例を示す。
まず、ストレージサービスのクライアントであるマルチファンクションデバイス101においてスキャンサービスが起動される。すると、ステップS1501において、スキャンサービスは、サービス名(以下、ワンタイムIDとも言う)を生成し、マルチファンクションデバイス101の画面に、以下の図17に示すようなサービス名を表示する。その後、ユーザがサービス名(ワンタイムID)を確認してOKボタンを押すと、ステップS1502において、マルチファンクションデバイス101で比較的短期間の有効期限のあるスキャンサービスが開始される。ユーザは、かかるサービス名(ワンタイムID)を記憶して置く。
一方、PC102では、ステップS1503において、ストレージサービスを起動して、スキャンデータの転送元を見付ける。そのため、ユーザは以下の図21に示すような画面から、ユーザが記憶していたサービス名(ワンタイムID)を入力し、PC102はスキャンサービスの検索を開始する。検索には、検索条件が指定されたマルチキャスト検索パケットが使用される。
マルチファンクションデバイス101のスキャンサービスでは、ステップS1504において、マルチキャスト検索パケットを受信する。その際に、生成したサービス名と受信したマルチキャスト検索パケット内のサービス名(検索条件)とが一致するか否かを検査する。一致する場合には(サービス名の入力が正しければ一致する)、スキャンサービスはPC102に検索応答パケットを返信する。
PC102が検索応答パケットを受信する。PC102は、ステップS1505で、応答してきたスキャンサービスのサービス名とそのスキャンサービスを実行しているマルチファンクションデバイス101のIPアドレスとドキュメントデータのファイル名とを、以下の図22のように表示する。PC102のユーザが、サービス名が表示されたスキャンサービスを選択する。その後は、ステップS1506において、PC102はマルチファンクションデバイス101のスキャンサービスに対するファイルの読み出しや削除などのファイル操作を行うことが可能となる。ステップS1507では、マルチファンクション101で起動したスキャンサービスの有効期限が経過したことにより、あるいは、PC102でのユーザによる終了指示によりスキャンサービスが停止され、そのサービス名は無効になる。
<実施形態2のマルチファンクションデバイスの動作例>
(マルチファンクションデバイスのソフトウェア構成例)
図16は、本実施形態におけるマルチファンクションデバイス101上のドキュメント送信機能を司るソフトウェア構成例を示すブロック図である。尚、図10と同じ機能を果たすモジュールには同じ参照番号を付してある。
1603は、ドキュメント送信制御部であり、マルチファンクションデバイス101のドキュメント送信全体を制御するソフトウェアモジュールである。1600は、ワンタイムID生成部であり、スキャンサービス起動時に、一時的な識別子としてワンタイムIDを生成するソフトウェアモジュールである。1001は、スキャナ制御部であり、スキャナエンジン813を制御して紙原稿の読み取りを行うソフトウェアモジュールである。1002は、画面制御部であり、タッチパネル901等のユーザインタフェース部814を制御するソフトウェアモジュールである。
1604は、検索応答制御部であり、ネットワーク上のPCからの検索要求における検索条件に一致する場合に応答を返す動作を制御するソフトウェアモジュールである。例えば、PCのストレージサービスがサービス名を検索条件に指定して検索要求を発行する。その場合、検索応答制御部1604は、PCのストレージサービスが指定したサービス名とスキャンサービスのサービス名とを比較し、一致していればPCに応答を返す動作を行う。一方、一致していなければ応答は返さない。あるいは、一致しないとの情報と共に、例えば既に有効期間を過ぎているなどのステータス情報を返す構成としてもよい。
1605は、オペレーション制御部である。PCからのスキャンサービスに対する各種指示を解析し、ドキュメント送信制御部1603に通知するとともに、ドキョメント送信制御部1603からの指示により応答を返すソフトウェアモジュールである。例えば、PCのストレージサービスからのファイルの読み出しオペレーションやファイルの削除オペレーションを解析するモジュールである。1006は、通信制御部であり、TCP/IP通信を制御するためのソフトウェアモジュールである。
(マルチファンクションデバイスの表示画面例)
図17は、実施形態2におけるマルチファンクションデバイス上で動作するスキャンサービスを起動したときに表示される画面例を示す図である。
1701は、サービス名であり、本実施形態のスキャンサービスが起動されたときにスキャンサービスが一時的に生成するワンタイムIDを表示している。上述のように本例のスキャンサービスでは、ワンタイムIDをサービス名として使用する。このようにすることによって、PCのストレージサービスはサービス名を検索条件として所望のストレージサービスを検索することができる。1702は、スキャンサービスの有効期間を表示している。スキャンサービスが起動後に自動的に停止する時刻を表している。1703は、OKボタンであり、ユーザがこのボタンを押すとスキャンサービスが起動される。1704は、キャンセルボタンであり、ユーザがこのボタンを押すとスキャンサービスは起動せずに終了する。1705は、スキャンサービスで読み込んだドキュメントの保管するためのファイル名であり、ユーザにより書込み可能である。
本実施形態におけるスキャンサービスは一時的に生成されるワンタイムIDをサービス名として使用しているが、他の検索条件の項目に割り当ててもよいことは言うまでもない。
尚、実施形態2では、サービス名1701及び有効期間1702は画面において書き換え不能としている。
(スキャンサービスの制御例)
図18は、実施形態2におけるマルチファンクションデバイス上で動作するスキャンサービスの起動から終了までの動作手順例を示すフローチャートである。尚、かかるフローチャートは、スキャンサービスの起動/終了を制御するプログラムの手順を示している。スキャンサービス自体は、下記ステップS1804での起動指示(ドキュメント送信テーブル805aへの登録)、ステップS1806での終了指示(ドキュメント送信テーブル805aからの削除)を参照して実行されるサブルーチンである。
スキャンサービスが起動されると、CPU802は、ステップS1801においてワンタイムID算出アルゴリズム805cを使ってワンタイムIDを生成する。例えば、「0987654321」というキーワードを生成する。ワンタイムIDの生成方法はここでは特に言及しないが、マルチファンクションデバイス101のユーザ名、時刻情報、ランダム値等の組み合わせを用いることにより、他のスキャンサービスとできるだけ重複しないようにすることが重要である。又、より重複を避けるために、ワンタイムIDは、マルチファンクションデバイス101の使用者が入力するキーワードとスキャンサービスが生成するキーワードとの組み合わせにしてもよい。次に、ステップS1802において、CPU802は、図17に示す画面をマルチファンクションデバイス101のタッチパネル上に表示する。ステップS1801で生成したワンタイムIDはサービス名1701として表示されている。マルチファンクションデバイス101のユーザは、この時点で表示されるサービス名(ワンタイムID)1701を記憶しておく。
次に、ステップS1803において、CPU802はキャンセルボタン1704が押下されたか、OKボタン1703が押下されたかを判断する。図17のキャンセルボタン1704が押された場合は、CPU802は、スキャンサービスを終了する。一方、OKボタン1703が押された場合は、ステップS1804へ進む。ステップS1804では、CPU802は、スキャンサービスの開始処理を行なう。このとき、ステップS1801で生成したワンタイムIDがスキャンサービスのサービス名として使用される。また、CPU802は、スキャナエンジン813でドキュメントデータの読み込みが行われるようにスキャナ制御ユニット801を制御する。その後、ステップS1805において、CPU802は、有効期限が経過したかどうかを判断する。有効期限が経過した場合は、CPU802は、ステップS1806において、読み込まれたドキュメントデータを削除して、スキャンサービスの終了処理を行う。
尚、ユーザが記憶し図21の画面で入力するサービス名をワンタイムIDとして説明したが、「0987654321」という10桁の数字もユーザが記憶して置くのは大変である。ユーザが記憶し図21の画面で入力するサービス名として、ワンタイムIDの算出途中で生成されたデータあるいはワンタイムIDの算出元となるデータであってユーザが記憶し易いデータが用いられても良い。この場合は、ワンタイムIDの算出途中で生成されたデータあるいはワンタイムIDの算出元となるデータが図17の画面でサービス名として表示される。そして、以下の図19のステップS1902で示すように、PC102から取得したサービス名を元にマルチファンクションデバイス101で最終的なワンタイムIDを算出して、生成されたワンタイムIDとの一致を判定してもよい。又、有効期限については特に言及しないが、予めユーザが設定できるようにしてもよいし、特に有効期限を持たなくてもよい。
(スキャンサービスの問合わせ応答手順例)
図19は、PC102から送信されたサービス名に対応するスキャンサービスがマルチファンクションデバイス101で実行中か否かを判定して、応答する手順例を示すフローチャートである。
まず、ステップS1901で、CPU802は、受信したマルチキャスト検索パケットからサービス名を取得する。図21の画面で入力されるべきサービス名がワンタイムIDそのものであるとして設計された場合はステップS1903に進む。ステップS1903では、CPU802は、ステップS1901で取得されたサービス名とステップS1801で生成されたワンタイムIDとを比較して、ステップS1901で取得されたサービス名と同じサービス名を有するスキャンサービスを検索する。同じサービス名を有するスキャンサービスが見つかれば、CPU802は、ステップS1904で、スキャンサービス有りを示す情報とサービス名(ワンタイムID)とを含む検索応答パケットを返信する。尚、この検索応答パケットにはそのスキャンサービスを実行しているマルチファンクションデバイス101のネットワークにおけるアドレス(例えば、IPアドレスなど)が含まれるのは、当然である。一方、同じサービス名を有するスキャンサービスが見つからなければ、返信をせずに終了する、あるいは、ステップS1905で、CPU802が、有効期間切れなどのステータス情報を返してもよい。
図21の画面で入力されるべきサービス名がワンタイムIDを算出する途中で生成されたデータや算出元のデータであるとして設計された場合は、ステップS1902が実行される。ステップS1902では、CPU802は、取得したサービス名とワンタイムID算出アルゴリズム805cとに基づいてワンタイムIDを算出する。ステップS1903では、CPU802は、ステップS1902で算出されたワンタイムIDをサービス名としているスキャンサービスを検索する。
<実施形態2のPCの動作例>
(PCのソフトウェア構成例)
図20は、実施形態2におけるPC上で動作するネットワークストレージサービス関連のソフトウェア構成例を示すブロック図である。尚、図20ではPC102として説明する。又、実施形態1と同じ機能を果たすモジュールには同じ参照番号を付する。
2003は、ストレージサービス制御部であり、PC102上で動作するストレージサービスの全体の動作を制御するソフトウェアモジュールである。401は、ワンタイムID生成部であり、ストレージサービス起動時に、一時的な識別子としてワンタイムIDを生成するソフトウェアモジュールである。本実施形態のストレージサービスは、ワンタイムID生成部で生成されたワンタイムID又はユーザが入力したワンタイムIDをサービス名として使用する。402は、画面制御部であり、PC102が持つ表示部のディスプレイ上にストレージサービスを制御するための各種画面(ウィンドウ)を表示するためのソフトウェアモジュールである。
2004は、ドキュメントファイル検索制御部であり、検索条件を指定してスキャンサービスを検索するためのソフトウェアモジュールである。405は、オペレーション制御部である。すなわち、クライアントからストレージサービスに対する各種指示の解析し、ストレージサービス制御部403に通知するとともに、ストレージサービス制御部403からの指示により応答を返すソフトウェアモジュールである。例えば、クライアントからのファイルの書き込みオペレーションやファイルの削除オペレーションを解析するモジュールである。406は、通信制御部であり、TCP/IPプロトコルを制御するソフトウェアモジュールであり、クライアントとストレージサービスとの間のTCP/IP通信制御を司る。
(PCの表示画面例)
図21は、実施形態2におけるPC上で動作するストレージサービスを起動したときに表示されるスキャンサービス検索画面の例を示す図である。
2101は検索条件としてサービス名を入力するフィールドである。図21の例では、ユーザは、サービス名として、図17の画面で表示された「0987654321」を入力している。
2102は検索開始ボタンであり、ユーザがこのボタンを押すと、マルチファンクションデバイス101は、入力したサービス名2101を持つネットワーク上のスキャンサービスの検索を開始する。
2103はキャンセルボタンであり、ユーザはスキャンサービスの検索を中止したい場合はこのボタンを押す。
図22及び図23は、実施形態2におけるPC102の表示部に表示されるスキャンサービスの検索結果画面の例を示す図である。図22は、スキャンサービスが見つかった場合の例であり、図23はスキャンサービスが何も見つからなかった場合の例である。
図22においては、サービス名が「0987654321」である1つのスキャンサービスが検索により見つかったことを示している。ユーザはこのサービスを選択してOKボタン2203を押すことにより、以後、このサービスに対してファイルの読み出しや削除などのファイル操作を行うことができる。尚、複数のスキャンサービスが検索により見つかった場合は、ユーザは選択ボタン2202で所望のスキャンサービスを選択してOKボタン2203を押す。スキャンサービスへのスキャンしたドキュメントデータの読み出しが無ければ、あるいは終われば、ユーザはキャンセルボタン2204を押すことにより終了する。
(ストレージサービスの制御例)
図24は、実施形態2におけるPC上で動作するストレージサービスの起動から終了までの動作手順例を示すフローチャートである。尚、かかるフローチャートは、ストレージサービスの起動/終了を制御するプログラムの手順を示している。ストレージサービス自体は、下記ステップS2405での起動指示(ストレージサービス実行テーブル305aへの登録)、ステップS2407での終了指示(ストレージサービス実行テーブル305aからの削除)を参照して実行されるサブルーチンである。
ストレージサービスが起動されると、CPU302は、ステップS2401において図21の画面を表示し、ユーザによって入力されたサービス名(ワンタイムID)を取得する。例えば、「0987654321」というキーワードを取得する。次に、ステップS2402では、CPU302は、かかるサービス名を有するマルチキャスト検索パケットを送信することで、起動時にそのサービス名を割り振られたスキャンサービスを検索する。
検索応答パケットがあれば、ステップS2403で、CPU302は、検索応答パケットからサービス名とマルチファンクションデバイスのIPアドレスとを取得して、図22の検索結果を表示部のディスプレイに表示する。検索応答パケットが無ければ、CPU302は図23の検索結果を、表示部のディスプレイに表示する。
次に、ステップS2404において、CPU302は、サービスが選択されてかつOKボタン2203が押されたか、キャンセルボタン2204が押されたかを判断する。図22のキャンセルボタン2204が押された場合は、CPU302は、ストレージサービスを終了する。一方、サービスが選択されてOKボタン2203が押された場合は、ステップS2405へ進む。ステップS2405では、CPU302は、ストレージサービスの開始処理を行ない、選択されたスキャンサービスを起動しているマルチファンクションデバイスのIPアドレスに基づいて、選択されたスキャンサービスにアクセスする。そして、CPU302は、選択されたスキャンサービスに対するファイルの読み出しや削除などのファイル操作を行う。なお、選択されたスキャンサービスを起動しているマルチファンクションデバイスを識別するために、IPアドレス等のアドレス情報が使用されている。が、マルチファンクションデバイスを識別するその他の識別情報が使用されても良い。例えば、その他の識別情報の一例としてURL(Uniform Resource Locator)やホスト名が挙げられる。
その後、ステップS2406において、CPU302は、ユーザから終了が指示されたかどうかを判断する。ユーザから終了が指示された場合は、CPU302は、ステップS2407においてストレージサービスの終了処理を行う。
<サービス名の他例>
上記、算出した最終的なワンタイムIDでないサービス名の例を図25に示す。図25は、マルチファンクションデバイス101におけるPCのストレージサービスの検索時の例である(実施形態1の図11に相当)。尚、他の検索時に設定するサービス名についても同様であるので、ここでは説明しない。
2501aは、ユーザ名の入力領域、2501bは、パスワードの入力領域、2501cは、キーワードの入力領域である。このような入力情報であれば、ユーザ名やパスワードはユーザが常に記憶している情報である。又、例えばキーワードをストレージサービス起動の日付や時間、場所(所属部署)などとすればよい。
これらサービス名を受信したPCは、自身が記憶するワンタイムID算出アルゴリズムでこれらサービス名からワンタイムIDを算出して、同じワンタイムIDを割り振られたストレージサービスを検索する。更に、起動された各ストレージサービスに起動時間などを記憶して置けば、入力するサービス名をユーザの記憶し易い更に簡略化した情報にしても、本発明におけるストレージサービスの検索(起動したPCの識別)の信頼度を達成できる。
尚、上記実施形態の説明の最初にも記載したように、実施形態1と2をそれぞれ独立に説明した。しかし、これらの制御を組み合わせることによって、あるいは本発明の技術思想の範囲内で更なる変形により、同様に簡単な操作で転送元から転送先に誤り無く行なうことができるのは明らかであり、これらも本発明に含まれる。
又、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、プリンタなど)から構成されるシステムあるいは統合装置に適用しても、ひとつの機器からなる装置に適用してもよい。
又、本発明の目的が、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給することによって、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。又、コンピュータが読み出したプログラムコードの指示に基づき、オペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
本実施形態のネットワークストレージサービスが動作するPCとネットワーク接続機能を持つマルチファンクションデバイスとがLANに接続しているネットワークの一例を示す概略図である。 実施形態1におけるストレージサービス起動から、ストレージサービスの検索、検索結果表示、ファイル操作、ストレージサービス停止までの流れを示した動作フロー図である。 本実施形態におけるPCの概略構成例を示すブロック図である。 本実施形態におけるPCの記憶構成例を示す図である。 実施形態1におけるPC上で動作するネットワークストレージサービスのソフトウェアの構成例を示すブロック図である。 実施形態1におけるPCでストレージサービスを起動したときに表示される表示画面例を示す図である。 実施形態1におけるPC上で動作するストレージサービスの起動から終了までの動作例を示すフローチャートである。 実施形態1におけるPC上で動作するストレージサービスの問合わせに対する動作例を示すフローチャートである。 本実施形態におけるマルチファンクションデバイスの概略構成例を示すブロック図である。 本実施形態におけるマルチファンクションデバイスの記憶構成例を示す図である。 本実施形態におけるマルチファンクションデバイスが所有するユーザインターフェース部分の例を示す図である。 実施形態1におけるマルチファンクションデバイス上のドキュメント送信機能を司るソフトウェアの構成例を示すブロック図である。 実施形態1におけるマルチファンクションデバイスのタッチパネルに表示されるストレージサービス検索指示の表示画面例を示す図である。 実施形態1におけるマルチファンクションデバイスのタッチパネルに表示されるストレージサービスの検索結果の表示画面例を示す図である。 実施形態1におけるマルチファンクションデバイスのタッチパネルに表示されるストレージサービスの検索結果の表示画面例を示す図である。 実施形態1におけるマルチファンクションデバイス上で動作するスキャンサービスの動作例を示すフローチャートである。 実施形態2におけるスキャンサービス起動から、ストレージサービス起動、スキャンサービスの検索、検索結果表示、ファイル操作、ストレージサービス停止までの流れを示した動作フロー図である。 実施形態2におけるマルチファンクションデバイス上のドキュメント送信機能を司るソフトウェアの構成例を示すブロック図である。 実施形態2におけるマルチファンクションデバイスでスキャンサービスを起動したときに表示される画面例を示す図である。 実施形態2におけるマルチファンクションデバイス上で動作するスキャンサービスの起動から終了までの動作例を示すフローチャートである。 実施形態2におけるマルチファンクションデバイス上で動作するスキャンサービスの問合わせに対する動作例を示すフローチャートである。 実施形態2におけるPC上で動作するネットワークストレージサービスのソフトウェアの構成例を示すブロック図である。 実施形態2におけるPCでストレージサービスを起動したときに表示される表示画面例を示す図である。 実施形態2におけるPCの表示部に表示されるスキャンサービスの検索結果の表示画面例を示す図である。 実施形態2におけるPCの表示部に表示されるスキャンサービスの検索結果の表示画面例を示す図である。 実施形態2におけるPC上で動作するストレージサービスの起動から終了までの動作例を示すフローチャートである。 本実施形態における他のサービス名の例を示す図である。

Claims (11)

  1. 外部装置にサービスを提供する情報処理装置であって、
    前記情報処理装置が提供する前記サービスを特定可能な識別情報を、ユーザの指示に応じて生成する生成手段と、
    前記サービスを提供する前記情報処理装置が備える表示部に、前記識別情報を表示する表示手段と、
    前記情報処理装置が提供する前記サービスを検索するために前記外部装置において入力され、マルチキャスト送信された検索条件を受信する受信手段と、
    前記検索条件と前記識別情報とが対応するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記検索条件と前記識別情報とが対応すると判定された場合に、前記情報処理装置のアドレス情報を前記外部装置に通知する通知手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 所定の期間経過後に前記識別情報を無効にする制御手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置が提供するサービスを停止する停止手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記停止手段による前記情報処理装置が提供するサービスの停止に応じて、前記識別情報を無効にすることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記判定手段は、前記検索条件を予め定められた方法で処理し、前記識別情報に一致するか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記識別情報は、前記情報処理装置のアドレス情報とは異なる情報であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記識別情報は、ワンタイムIDであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記検索条件として前記識別情報が前記外部装置で入力されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記サービスはドキュメントファイルを保管するストレージサービスであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記サービスはドキュメントファイルを読み込むスキャンサービスであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 外部装置にサービスを提供する情報処理装置の制御方法であって、
    生成手段が、前記情報処理装置が提供する前記サービスを特定可能な識別情報を、ユーザの指示に応じて生成する生成工程と、
    表示手段が、前記サービスを提供する前記情報処理装置が備える表示部に、前記識別情報を表示する表示工程と、
    受信手段が、前記情報処理装置が提供する前記サービスを検索するために前記外部装置において入力され、マルチキャスト送信された検索条件を受信する受信工程と、
    判定手段が、前記検索条件と前記識別情報とが対応するか否かを判定する判定工程と、
    通知手段が、前記判定工程によって前記検索条件と前記識別情報とが対応すると判定された場合に、前記情報処理装置のアドレス情報を前記外部装置に通知する通知工程とを有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  11. 請求項10に記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2006026179A 2006-02-02 2006-02-02 情報処理装置及びその制御方法 Expired - Fee Related JP4748792B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006026179A JP4748792B2 (ja) 2006-02-02 2006-02-02 情報処理装置及びその制御方法
US11/670,451 US8310694B2 (en) 2006-02-02 2007-02-02 Information processing apparatus and control method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006026179A JP4748792B2 (ja) 2006-02-02 2006-02-02 情報処理装置及びその制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007207038A JP2007207038A (ja) 2007-08-16
JP2007207038A5 JP2007207038A5 (ja) 2008-02-14
JP4748792B2 true JP4748792B2 (ja) 2011-08-17

Family

ID=38323524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006026179A Expired - Fee Related JP4748792B2 (ja) 2006-02-02 2006-02-02 情報処理装置及びその制御方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8310694B2 (ja)
JP (1) JP4748792B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011126132A (ja) * 2009-12-17 2011-06-30 Murata Machinery Ltd 画像形成装置
JP6672588B2 (ja) * 2014-02-19 2020-03-25 株式会社リコー 伝送システム、方法、プログラム及びシステム

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11149451A (ja) * 1997-11-14 1999-06-02 Fujitsu Ltd 複数サーバ間のid共有方法及びシステム及び複数サーバ間のid共有プログラムを格納した記憶媒体及び管理装置及び管理プログラムを格納した記憶媒体
JP4392906B2 (ja) * 1998-08-28 2010-01-06 キヤノン株式会社 情報処理装置及び情報処理方法及び情報処理システム及び情報処理プログラムを記憶した記憶媒体及び情報処理プログラムを送出する送出装置及び情報処理プログラム製品
JP2000244694A (ja) 1999-02-17 2000-09-08 Canon Inc 画像処理装置および画像処理方法
US20010027439A1 (en) * 1999-07-16 2001-10-04 Holtzman Henry N. Method and system for computerized form completion
US6694352B1 (en) * 1999-12-16 2004-02-17 Microsoft Corporation Methods and systems for notifying clients concerning live electronic presentations
JP2001175602A (ja) * 1999-12-20 2001-06-29 Casio Comput Co Ltd 通信端末接続確立方法および通信システム
US7298508B2 (en) * 2000-03-28 2007-11-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Device and method for using multicast to transmit print data to networked printers
JP2001282667A (ja) * 2000-03-29 2001-10-12 Hitachi Software Eng Co Ltd 認証サーバ・クライアントシステム
JP2002133198A (ja) * 2000-10-23 2002-05-10 Toppan Printing Co Ltd コンテンツ利用管理システム、コンテンツ利用管理サーバ、通信端末、及びコンテンツ利用管理方法
US20020152261A1 (en) * 2001-04-17 2002-10-17 Jed Arkin Method and system for preventing the infringement of intellectual property rights
WO2002095597A1 (en) * 2001-05-18 2002-11-28 Nikon Corporation Method for providing bulletin board for placing an image and method for providing electronic album service
EP1436967A2 (en) * 2001-10-19 2004-07-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Device authentication system and device authentication method
EP1330100B1 (en) * 2002-01-21 2008-07-30 Canon Kabushiki Kaisha Service providing system
JP4164280B2 (ja) * 2002-04-11 2008-10-15 キヤノン株式会社 周辺機器およびジョブ管理方法およびコンピュータが読み取り可能な記憶媒体およびプログラム
JP2004282295A (ja) * 2003-03-14 2004-10-07 Sangaku Renkei Kiko Kyushu:Kk ワンタイムidの生成方法、認証方法、認証システム、サーバ、クライアントおよびプログラム
US20060143453A1 (en) * 2002-06-19 2006-06-29 Secured Communications, Inc Inter-authentication method and device
JP2004147090A (ja) * 2002-10-24 2004-05-20 Konica Minolta Holdings Inc 画像形成システム
JP2005102133A (ja) * 2003-04-28 2005-04-14 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び宛先情報参照方法
JP2004334330A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Sony Corp 端末機器、提供サーバ、電子情報利用方法、電子情報提供方法、端末機器プログラム、提供サーバプログラム、仲介プログラム、及び記憶媒体
JP2005165976A (ja) * 2003-12-05 2005-06-23 Toshiba Solutions Corp サービス提供システム、方法、プログラム及び商品販売システム
US20050210267A1 (en) * 2004-03-18 2005-09-22 Jun Sugano User authentication method and system, information terminal device and service providing server, subject identification method and system, correspondence confirmation method and system, object confirmation method and system, and program products for them
JP2005316709A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Sharp Corp 記録再生装置及びコンテンツ管理方法
US7613919B2 (en) * 2004-10-12 2009-11-03 Bagley Brian B Single-use password authentication
US7523488B2 (en) * 2004-10-15 2009-04-21 International Business Machines Corporation Method for performing data access transformation with request authorization processing
JP2006221602A (ja) * 2005-01-11 2006-08-24 Ntt Docomo Inc アクセス情報中継デバイス、ネットワーク機器、アクセス情報管理デバイス、資源管理デバイスおよびアクセス管理システム
JPWO2007108127A1 (ja) * 2006-03-23 2009-07-30 三菱電機株式会社 システムプログラムダウンロードシステム

Also Published As

Publication number Publication date
US20070180245A1 (en) 2007-08-02
JP2007207038A (ja) 2007-08-16
US8310694B2 (en) 2012-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7022558B2 (ja) 印刷システム、印刷装置と情報処理装置とその制御方法、及びプログラム
JP7058930B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JP6112779B2 (ja) データ処理装置、データ処理装置の制御方法、及びプログラム
JP6278651B2 (ja) ネットワークシステム、管理サーバシステム、制御方法及びプログラム
JP6942541B2 (ja) 画像形成装置とその制御方法、及びプログラム
JP2005149086A (ja) 画像形成装置およびデータ受信処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム
JP5862240B2 (ja) 情報処理装置、制御システム、制御方法、制御プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP2008152691A (ja) 情報処理装置と印刷装置とネットワーク印刷システム
JP2015143971A (ja) ネットワークデバイス、ネットワークデバイスの制御方法およびそのプログラム
JP5264437B2 (ja) ユーザー認証機能付き印刷装置
JP4882597B2 (ja) 画像処理装置、アプリケーションの管理方法、およびコンピュータプログラム
JP2009296128A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びコンピュータプログラム
JP2008158646A (ja) データ処理装置、印刷装置、印刷処理方法、記憶媒体、プログラム
JP2008299626A (ja) 会議システム、及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
JP4748792B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法
JP5548497B2 (ja) 情報処理装置及び認証システム
US20160072969A1 (en) Information processing system, license server, communication relay device, non-transitory readable recording medium and data restoration method
EP1434421B1 (en) Image data processing system, image data generating apparatus, terminal equipment and program product
JP2008097510A (ja) ネットワークシステム及びサービス検索方法並びに画像形成装置
JP2000357064A (ja) 情報処理装置、複合機器、情報処理システム、情報処理方法、及び記憶媒体
JP2012008736A (ja) 画像形成装置、プログラム、及びインストール方法
JP5806913B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP7388139B2 (ja) 認証システム、共有端末、認証方法およびプログラム
JP6481543B2 (ja) 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
JP2014160390A (ja) 出力制御装置、出力システム及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071220

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071220

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20071220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100903

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101102

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110513

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110516

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees