JP2000244694A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法

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JP2000244694A
JP2000244694A JP11038677A JP3867799A JP2000244694A JP 2000244694 A JP2000244694 A JP 2000244694A JP 11038677 A JP11038677 A JP 11038677A JP 3867799 A JP3867799 A JP 3867799A JP 2000244694 A JP2000244694 A JP 2000244694A
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Takuya Kawamura
卓也 河村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザとサーバとを結ぶネットワークシステ
ムにおける、管理者の業務の省力化を図ること。 【解決手段】 サーバの本体1001内の記憶装置に自
動的にプライベートボックスを登録発行し、ユーザがネ
ットワーク1006を介してプライベートボックスを利
用可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データを入出
力する装置と画像データを記憶する装置とネットワーク
を通して画像データや制御命令を送受できるネットワー
ク制御装置を有する画像処理装置および画像処理方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スキャナのような画像八カ装置で
取込んだ画像データやネットワークで接続されたパーソ
ナルコンピュータのようなネットワーク端末から送られ
た画像データを一端ハードディスクのような記憶装置に
蓄積してから、プリントしたり、ディスプレイに表示し
たいするイメージサーバと呼ばれるシステムが提案され
ている。特に、プリントに限る場合は、プリントサーバ
と呼ばれる場合も多い。
【0003】このようなイメージサーバシステムにおい
て、ユーザ個人の画像データを記憶装置内部の特定のユ
ーザ領域に格納し、特定のユーザ領域内の画像データ
は、特定のパスワードを用いなければアクセスできない
ようにする”プライベートボックス”と呼ばれるシステ
ムも提案されている。
【0004】プライベートボックスは、他人に見られた
くないような画像データをネットワーク端末からの操作
でイメージサーバの記憶装置内に格納した後、プリント
装置の前に移動したユーザが、プリント装置に接続され
た操作装置でのパスワードを用いた操作によって、プリ
ントを実行することにより、ハードコピーを他人に入手
されることなく安全に獲得することに用いられる。この
ようなプライベートボックスは、イメージサーバの管理
者(アドミニストレータ)が予め記憶装置内に特定ユー
ザ向けの記憶領域を確保し、ユーザを認定するユーザI
Dを発行することで実現されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、ネットワークの
普及によって“いつでも誰でも利用できるが、他人には
画像データを利用されることが無いイメージサーバー”
への要求が増加している。例えば、プリントサービスシ
ョップで、自宅で作成した画像をプリントしてもらう場
合には、従来、光磁気ディスクのようなリムーバブルメ
ディアに画像データを蓄積して、プリントサービスショ
ップに持ち込んでいた。これをネットワークを使って、
画像データをプリントショップに転送する方法も提案さ
れているが、プライベートボックスを用いなければ、他
人に画像を見られる心配が解消されない。
【0006】一方、プライベートボックスを用いるな
ら、予めショップの管理者と契約することにより、プラ
イベートボックスを設定してもらわなければ、利用する
ことができず、急なプライベートボックスの利用要求に
答えられずに不便である。
【0007】また、イメージサーバのシステム操作部か
らのプライベートボックス設定の場合も、管理者しかプ
ライベートボックスを設定できないシステムでは、ユー
ザの要望に答えるために、プライベートボックスの管理
者をイメージサーバに対して常駐させなければならな
い。イメージサーバのシステム操作部からのプライベー
トボックス設定の場合も、ユーザだけの操作で、プライ
ベートボックスとユーザIDの自動設定ができるように
することによって効率を上げたいという要求もある。
【0008】また、デジタルカメラやPDAといった携
帯型の画像処理装置の普及は、新しい要求を生み出し
た。これら携帯型画像処理装置は、小型化とバッテリー
の持続時間の制約から、十分な画像データ記憶装置を持
っていない場合が多い。このため、メモリカードのよう
なリムーバブルメデイアに画像データを蓄積して、リム
ーバブルメディアを入れ替えて使うが、多くの予備のリ
ムーバブルメディアを持ち歩くことになるため不便であ
った。
【0009】携帯型画像処理装置にネットワーク制御装
置を有する携帯電話を接続することにより、画像データ
をネットワークを用いて自分のパソコン等に転送するこ
とも提案されている。しかし、プリンタを持っていない
ユーザの場合、自分のパソコンに転送した後、再び、プ
リントサービスショップに画像データを持ち込むか、他
人にデータを見られる心配をしながらプリントサービス
ショップのイメージサーバにデータを直接転送するか、
予めプリントサービスショップと契約してプライベート
ボックスを確保しておくかのいずれかを迫られることに
なる。
【0010】そこで、本発明の目的は、サーバ本体に自
動的にプライベートボックスを登録発行し、ユーザがネ
ットワークを介してそのプライベートボックスを利用可
能なシステムを構築することにより、管理者業務の省力
化を図ることが可能な画像処理装置および画像処理方法
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像データを
入力するデータ入力手段と、前記画像データを出力する
データ出力手段と、各部の動作指示を行う操作手段と、
ネットワークを介して情報の送受を行うネットワーク制
御手段と、ユーザに対して一意なユーザ識別情報を発行
する識別発行手段と、前記ユーザ識別情報に対応したユ
ーザ領域を有する記憶手段と、前記操作手段又は前記ネ
ットワーク制御手段から、パスワード、メールアドレ
ス、転送先アドレスを入力する手段と、前記ユーザ識別
情報に対応したユーザ領域内に、前記パスワード、前記
メールアドレス、前記転送先アドレス、前記画像データ
を記憶する手段と、前記ユーザ識別情報と前記パスワー
ドとによってユーザの正当性を判定し、正当なユーザの
みに前記ユーザ領域内における前記画像データの処理を
許可する手段と、前記ユーザ識別情報に対応したユーザ
領域内に前記画像データを記憶するとき、既定時間以上
記憶された画像データを前記転送先アドレスに転送する
か否かを選択する手段と、前記ユーザ領域内の画像デー
タが前記既定時間以上記憶されている場合は、当該画像
データを削除する手段と、前記既定時間以上記憶されて
いる画像データを削除する前に、前記ユーザに警告を行
う手段と、前記既定時間以上記憶されている画像データ
を削除する前に、当該画像データを転送先に転送する手
段と、前記ユーザ領域内に画像データが存在しない場合
は、当該ユーザ領域を削除する手段と、前記画像データ
の削除、転送の結果を前記ユーザに通知する手段とを具
えることによって、画像処理装置を構成する。
【0012】また、本発明は、画像データを入力するデ
ータ入力工程と、前記画像データを出力するデータ出力
工程と、各部の動作指示を行う操作工程と、ネットワー
クを介して情報の送受を行うネットワーク制御工程と、
ユーザに対して一意なユーザ識別情報を発行する識別発
行工程と、前記操作工程又は前記ネットワーク制御工程
により、パスワード、メールアドレス、転送先アドレス
を入力する工程と、記憶手段のユーザ識別情報に対応し
たユーザ領域内に、前記パスワード、前記メールアドレ
ス、前記転送先アドレス、前記画像データを記憶する工
程と、前記ユーザ識別情報と前記パスワードとによって
ユーザの正当性を判定し、正当なユーザのみに前記ユー
ザ領域内における前記画像データの処理を許可する工程
と、前記ユーザ識別情報に対応したユーザ領域内に前記
画像データを記憶するとき、既定時間以上記憶された画
像データを前記転送先アドレスに転送するか否かを選択
する工程と、前記ユーザ領域内の画像データが前記既定
時間以上記憶されている場合は、当該画像データを削除
する工程と、前記既定時間以上記憶されている画像デー
タを削除する前に、前記ユーザに警告を行う工程と、前
記既定時間以上記憶されている画像データを削除する前
に、当該画像データを転送先に転送する工程と、前記ユ
ーザ領域内に画像データが存在しない場合は、当該ユー
ザ領域を削除する工程と、前記画像データの削除、転送
の結果を前記ユーザに通知する工程とを具えることによ
って、画像処理方法を提供する。
【0013】また、本発明は、コンピュータによってデ
ータ処理を制御するためのプログラムを記録した媒体で
あって、該制御プログラムはコンピュータに、画像デー
タを入出力、および、各部の動作指示の操作を行なわ
せ、ネットワークを介して情報の送受を行なわせ、ユー
ザに対して一意なユーザ識別情報を発行させ、パスワー
ド、メールアドレス、転送先アドレスを入力させ、記憶
手段のユーザ識別情報に対応したユーザ領域内に、前記
パスワード、前記メールアドレス、前記転送先アドレ
ス、前記画像データを記憶させ、前記ユーザ識別情報と
前記パスワードとによってユーザの正当性を判定させ
て、正当なユーザのみに前記ユーザ領域内における前記
画像データの処理を許可させ、前記ユーザ識別情報に対
応したユーザ領域内に前記画像データを記憶させると
き、既定時間以上記憶された画像データを前記転送先ア
ドレスに転送させるか否かを選択させ、前記ユーザ領域
内の画像データが前記既定時間以上記憶されている場合
は、当該画像データを削除させ、前記既定時間以上記憶
されている画像データを削除させる前に、前記ユーザに
警告、若しくは、当該画像データを転送先に転送させ、
前記ユーザ領域内に画像データが存在しない場合は、当
該ユーザ領域を削除させ、前記画像データの削除、転送
の結果を前記ユーザに通知させることによって、画像処
理制御プログラムを記録した媒体を提供する。
【0014】ここで、前記データ出力手段は、前記画像
データを印刷、表示する手段とすることができる。
【0015】前記画像データは、前記記憶手段に登録さ
れる日時、データサイズを含むファイル構造を有するこ
とができる。
【0016】前記画像データは、前記ユーザ識別情報に
対応したユーザ領域に分割されたディレクトリ構造を含
むファイルシステムに基づいたデータとすることができ
る。
【0017】前記ネットワーク制御手段からの指示に基
づいて、ネットワークを経由して獲得した画像データを
前記記憶手段内のユーザ領域に記憶することができる。
【0018】前記ネットワーク制御手段からの指示に基
づいて、前記記憶手段内のユーザ領域に記憶された画像
データを削除することができる。
【0019】前記操作手段からの指示に基づいて、前記
データ入力手段からの画像データを前記記憶手段内のユ
ーザ領域に記憶することができる。
【0020】前記操作手段からの指示に基づいて、前記
記憶手段内のユーザ領域に記憶された画像データをプリ
ント装置によってハードコピーすることができる。
【0021】前記操作手段からの指示に基づいて、前記
記憶手段内のユーザ領域に記憶された画像データを表示
装置によって表示することができる。
【0022】前記操作手段からの指示に基づいて、前記
記憶手段内のユーザ領域に記憶された画像データを、前
記ネットワーク制御手段によって前記操作手段で指示し
た転送先に転送することができる。
【0023】前記操作手段からの指示に基づいて、前記
記憶手段内のユーザ領域に記憶された画像データを削除
することができる。
【0024】前記ネットワーク制御手段は、ネットワー
ク先に接続された各種ネットワーク端末との送受を行う
ことができる。
【0025】前記記憶手段は、磁気記録装置とすること
ができる。
【0026】前記データ出力手段は、電子写真方式のプ
リント装置、インクジェット方式のプリント装置、CR
T表示装置を含むことができる。
【0027】前記表示装置は、液晶表示装置とすること
ができる。
【0028】データ入力手段は、フラットヘッドスキャ
ナ、原稿自走型スキャナ、フィルムスキャナとすること
ができる。
【0029】前記ネットワークと接続されるネットワー
ク端末は、デジタルカメラとネットワーク通信装置とに
より構成することができる。
【0030】前記ネットワーク端末は、パーソナルコン
ピュータ、携帯用情報端末とすることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0032】図1は、本発明に適用される画像処理シス
テムの構成例を示す。
【0033】1001は、イメージサーバの本体であ
り、この内部には、記憶装置1001aとしてのディス
クアレイと、ネットワーク制御装置1001bと、本シ
ステム全体を制御するシステム制御装置1001cとし
てのコントローラとを備えている。
【0034】1002は、電子写真式によるデジタルカ
ラープリンタであり、本体1001の記憶装置1001
a内の画像データのプリント処理の実行が可能である。
【0035】1003は、フラットヘッドスキャナであ
り、カラー原稿を読み込んで、カラー画像データを本体
1001に送ることが可能である。
【0036】1004は操作装置であり、各装置の動作
条件の設定に用いる。1005は、表示装置であるカラ
ー液晶ディスプレイであり、本体1001の記憶装置1
001a内の画像データを表示することができる。
【0037】1006はネットワークケーブルであり、
インターネットのようなワールドエリアのネットワーク
を表現している。
【0038】1007は、ネットワークに接続されたネ
ットワーク端末の1つであるパーソナルコンピュータで
あり、画像データを本体1001に転送したり、本体1
001から転送されたりすることが可能である。
【0039】1008は、ネットワークに接続されたネ
ットワーク端末の1つである携帯情報端末(PDA:Pe
rsonal Digital Asistants)であり、画像データを本体
1001に転送したり、本体1001から転送されたり
することが可能である。
【0040】1009は、デジタルカメラであり、とり
来んだ画像データを本体1001にネットワークを通し
て転送することが可能である。
【0041】なお、図1において、1008や1009
は、物理的にネットワークに接続されているように描か
れているが、携帯電話のような無線端末を経由したダイ
アルアップIPサービスによるネットワーク接続を使用
することも可能である。
【0042】図2は、本システムの制御系をブロック化
して示す。
【0043】2001は、本体1001内にあるイメー
ジサーバ制御部であり、本システム全体の制御を行う。
【0044】2002は、本体1001内にある記憶装
置制御部であり、本体1001内のディスクアレイを制
御し、画像データの記憶、読み出し、削除を行う。
【0045】2003は、デジタルカラープリンタ10
02内のプリンタ制御部であり、デジタルカラープリン
タ1002を制御し、画像データのプリントを行う。
【0046】2004は、フラットベットスキャナ10
03内のスキャナ制御部であり、フラットベットスキャ
ナ1003を制御し、画像データを取込む。
【0047】2005は、カラー液晶ディスプレイ10
05内のディスプレイ制御部であり、カラー液晶ディス
プレイ1005の表示装置を制御して画像データを表示
する。
【0048】2006は、操作装置1004を制御する
システム制御(操作)部であり、各種の操作情報を20
01を経由して各制御部に指示する。
【0049】2007は、本体1001内のネットワー
ク制御部であり、画像データや各装置の制御情報をネッ
トワークを経由して送受する。
【0050】図3は、操作装置1004の一部を示す。
【0051】400は、タッチパネルディスプレイであ
り、各種動作モードの設定、および、表示を行う場合に
押す。
【0052】401は、リセットキーであり、動作モー
ドを標準に戻す場合に押す。
【0053】402はストップキーであり、プリントや
スキャン動作を中止する場合に押す。
【0054】403は、テンキー群であり、プリント枚
数の設定及びその他の数値を入力する場合に押す。
【0055】404は、予熱キーであり、本装置の消費
電力を抑制するための予熱モードヘ移行する場合、及
び、予熱モードから復帰する場合に押す。
【0056】405は、割込みキーであり、実行中のプ
リントを一旦中断し、他の動作を割込ませる場合に押
す。
【0057】406は、コールキーであり、例えば3回
までの実行した動作モードを呼び戻す場合に押す。
【0058】407は、暗証キーであり、管理用の暗証
モードで使用する場合に押す。
【0059】408は、クリアキーであり、プリント枚
数を1に戻す場合に押す。
【0060】409は、スタートキーであり、プリント
やスキャン動作を開始する場合に押す。
【0061】410は、機能キーであり、種々の機能を
設定する場合に押す。
【0062】なお、操作装置1004は、図3の図示部
分の加えて、文字情報入力用のキーボードも有する。
【0063】図4は、図3のタッチパネルディスプレイ
400の表示例を示す。
【0064】4001は、倍率表示であり、ズーム設定
用タッチキー4002、拡大設定用タッチキー400
3、縮小設定用タッチキー4004、及び、等倍設定用
タッチキー4005を用いて設定される。
【0065】4006は、用紙選択用タッチキーであ
り、用紙の種類を選択する場合に押す。
【0066】4007は、プリント若しくはコピー枚数
表示である。
【0067】4008は、原稿モード選択用タッチキー
であり、原稿の種類(文字原稿、写真原稿、文字写真混
在原稿)を選択する場合に押す。
【0068】4009は濃度自動調節モードオン・オフ
用タッチキー、4010は濃度をマニュアルで調節する
場合に押す濃度マニュアル調節用タッチキーである。
【0069】4011は、ACS(オートカラーセレク
ト)用タッチキーであり、これを押すと原稿の白黒・カ
ラーを自動的に判定し、白黒原稿のとき白黒スキャン、
カラー原稿のときカラースキャンを自動的に選択する。
【0070】4012はフルカラーコピーを選択する場
合に押すフルカラー用タッチキー、4013は白黒コピ
ーを選択する場合に押す白黒用タッチキー、4014は
コピープリント切替タッチキーであり、本システムをス
キャナからプリンタヘ画像データを送るコピー機として
用いる時に押す。
【0071】コピーモード状態で、もう一度4014を
押すか、ネットワーク制御装置がネットワークからの信
号を受け取ると、プリンタモードヘの切替が行われる。
【0072】4015は、原稿検知用タッチキーであ
り、これを押すと原稿の位置とサイズを自動的に検知す
る。
【0073】4016は、センタ移動用タッチキーであ
り、これを押すと原稿画像を用紙の中央にコピーするこ
とができる。
【0074】4017は、モードメモリ用タッチキー群
であり、予め9組まで記憶させておいた動作モードから
所望の動作モードを選択するためのモードメモリ用タッ
チキーを有している。
【0075】4018は、プライベートボックス機能タ
ッチキーであり、本例においては、プライベートボック
スを制御するための画面を呼び出すために用いる。
【0076】図5は、図4の操作部設定用タッチキーを
押すことにより、呼び出されるプライベートボックス制
御画面であり、ユーザID(識別情報)の入力を行う
か、新規ユーザの登録画面を呼び出すことができる。
【0077】5001は、登録済みユーザのためのユー
ザIDの入力エリアであり、図3のテンキー403を用
いて、ユーザIDのナンバーを入力できる。
【0078】5002は、新規ユーザの登録画面を呼び
出すための新規ユーザキーである。新規ユーザーの登録
画面は、図6で詳述する。
【0079】5003は、OKキーであり、5001に
IDを入力した後、パスワード入力画面を呼び出すため
に押す。パスワード入力画面は、図9で詳述する。
【0080】5004キーは、取消キーであり、操作を
取消して、前の画面に戻るために押す。
【0081】図6は、新規ユーザ登録画面を示す。
【0082】6001は、新規ユーザのユーザID表示
エリアであり、新規ユーザに新しく自動発行されるユー
ザIDが表示される。ユーザIDの自動発行のアルゴリ
ズムは、後述する。
【0083】6002は、パスワードの入力エリアであ
り、1004の一部であるキーボードを用いてユーザが
自分のパスワードを任意に決定して入力することができ
る。
【0084】6003は、OKキーであり、パスワード
入力を確定するために押す。
【0085】6004は、取消キーであり、操作を取消
して前の画面に戻る場合に押す。
【0086】6005は、メールアドレスの入力エリア
であり、ユーザはキーボードを用いてメールアドレスを
入力できる。
【0087】6006は、自動転送希望ボタンであり、
自動転送を希望するユーザがOKキー6003を押す前
に押す。6006を押すと、図7の転送先アドレス入力
画面が現れる。
【0088】図7は、自動転送先アドレス入力画面を示
す。
【0089】39001は、転送先アドレス入力エリア
であり、ユーザはキーボードを用いて、転送先アドレス
を入力することができる。
【0090】39002は、OKキーであり、押される
と転送先アドレスが確定され、図6の画面に戻る。
【0091】39003は、取消しキーであり、操作を
取消して前の画面に戻る場合に押す。
【0092】図8は、図6の入力エリア6002に新規
ユーザが入力したパスワードを確認する画面を示す。O
Kキー6003が押されると、表示される。
【0093】7001は、パスワードの再入力エリアで
あり、操作装置1004の一部であるキーボードを用い
て、ユーザが入力エリア6002に入力したパスワード
をもう一度入力する。
【0094】7002は、OKキーであり、再入力エリ
ア7001に入力されたパスワードを確定するために押
す。
【0095】7003は、取消キーであり、操作を取消
して前の画面に戻るために押す。もし、入力エリア60
02の入力パスワードと再入力エリア7001の入力パ
スワードとが異なる場合は、図8の画面が表示され続け
るため、取消キー7003を押すことによって、図6の
画面に戻ってパスワードを設定し直す。入力エリア60
02と再入力エリア7001の入力パスワードが等しけ
れば、ユーザーのパスワードが確定され、イメージサー
バに保存され、画面は、図10に示すプライベートボッ
クスの機能選択画面に遷移する。パスワードの保存の仕
方については、後述する。
【0096】図9は、登録済みユーザのパスワード入力
画面であり、図5に示すユーザIDの入力エリア500
1にIDを入力した後、5003のOKキーを押された
場合に呼び出される。
【0097】8001は、パスワード入力エリアであ
り、登録済みユーザが操作装置1004の一部であるキ
ーボードを用いて、自分のパスワードを入力する。
【0098】8002は、OKキーであり、パスワード
入力エリア8001に入力したパスワードを確定する時
に押す。
【0099】8003は、取消しキーであり、操作を取
消して前の画面に戻る場合に押す。入力されたパスワー
ドが正しい場合、画面は、図10に示すプライベートボ
ックスの機能選択画面に遷移する。パスワードが正しく
なければ、画面が遷移せず、正しいパスワードを入れ直
すか、取消しキーによって前の画面に戻ることになる。
【0100】図10は、プライベートボックスの機能選
択画面を示す。
【0101】9001は、画像表示機能キー、9002
はプリント出力徴能キー、9003はスキャナ入力機能
キー、9004はデータ転送機能キー、9005はデー
タ削除機能キーであり、各機能の操作画面を選択するた
めに択一的に押される。
【0102】9006は、OKキーであり、9001か
ら9005のいずれかを選択した後に押すことで、画面
が各機能の操作画面に遷移する。
【0103】9007は、取消しキーであり、操作を取
消して前の画面に戻る場合に押す。
【0104】図11は、画像表示操作画面を示してお
り、図10の画像表示機能キー9001により画像表示
機能が選択された後、OKキー9006を押すことによ
り呼び出される。
【0105】10001は、表示する画像データを表す
画像ナンバーを入力するエリアである。
【0106】10002は、記憶装置内でユーザが利用
できるユーザ領域に格納されている画像データの画像ナ
ンバーをリストとして表示している。
【0107】10003と10004とは、画像ナンバ
ーのリストをスクロールするためのスクロールキーであ
る。
【0108】10002に表示されるリストにより、ユ
ーザは選択する画像ナンバーを確認できる。
【0109】10005は、表示キーであり、1000
1に入力された画像ナンバーの画像を表示するために押
す。10005が押されると、イメージサーバ制御部2
001の指示により、記憶装置制御部2002は、10
001に入力された画像ナンバーに対応する画像データ
のファイルを、記憶装置のユーザ領域内から読み出し、
ディスプレイ制御部2005に画像データを引き渡す。
ディスプレイ制御部2005は、引き渡された画像を図
1の画像表示装置1005の画面に表示する。1000
6は、取消しキーであり、操作を取消して前の画面に戻
る場合に押す。
【0110】図12は、プリント出力操作画面を表して
おり、図10のプリント出力機能キー9002により画
像表示機能が選択された後、OKキー9006を押すこ
とにより呼び出される。
【0111】11001は、プリントする画像データを
表す画像ナンバーを入力するエリアである。
【0112】11002は、記憶装置内でユーザが利用
できるユーザ領域に格納されている画像データの画像ナ
ンバーをリストとして表示されたものである。
【0113】11003と11004は、画像ナンバー
のリストをスクロールするためのスクロールキーであ
る。11002に表示されるリストで、ユーザは選択す
る画像ナンバーを確認できる。
【0114】11005は、OKキーであり、1100
1に入力された画像ナンバーを確定して、図13で説明
するプリント画面に遷移するために押す。
【0115】11006は、取消しキーであり、操作を
取消して前の画面に戻る場合に押す。
【0116】図13はプリント画面を表しており、図1
2の11005を押すことによって呼び出される。図1
3は、図4と基本的に同じなので、異なる部分のみを説
明する。
【0117】12001は、図4の4018と同じプラ
イベートボックス機能キーであるが、プライベートボッ
クス機能が選択されていることを表すために反転表示に
なっている。
【0118】12002は、図12の11001で選択
された画像ナンバーが表示され、プリントの対象として
選択されていることを示す。この状態で、図3のスター
トキー409を押すと、イメージサーバ制御部2001
の指示により、記憶装置制御部2002は、11001
に入力された画像ナンバーに対応する画像データのファ
イルを、記憶装置のユーザ領域内から読み出し、プリン
タ制御部2003に画像データを引き渡す。プリンタ制
御部2003は、引き渡された画像を図1のプリント装
置1002によってプリント出力する。
【0119】図3のスタートキー409を押す前に、図
13の操作画面において、プリント枚数の設定や、拡
大、縮小といった画像処理機能を設定することも可能で
ある。
【0120】図14は、スキャナ入力操作画面を表して
おり、図10のスキャナ入力キー9003によりスキャ
ナ入力機能が選択された後、OKキー9006を押すこ
とにより呼び出される。図14は、図4と基本的に同じ
であり、異なる部分のみを説明する。
【0121】13001は、図4に示す4018と同じ
プライベートボックス機能キーであるが、プライベート
ボックス機能が選択されていることを表すために反転表
示になっている。
【0122】13002は、スキャナ入力機能が選択さ
れていることを表すメッセージである。
【0123】13003は、スキャナ入力により画像デ
ータがファイルとして、記憶装置のユーザ領域に格納さ
れた時、ファイル名として付けられる画像ナンバーを表
している。この画像ナンバーは、記憶装置のユーザ領域
内において未使用の画像ナンバーのうち、最も小さな値
を有する画像ナンバーが割当てられる。ユーザ領域内に
画像データが全く無い場合には、画像ナンバーには、1
が割当てられる。この状態で、図3の409のスタート
キーを押すと、イメージサーバ制御部2001の指示に
より、スキャナ制御部2004は図1のスキャナ装置1
003を駆動して画像データを取り込み、記憶装置制御
部2002に引き渡す。記憶装置制御部2002は、1
3003に表示された画像ナンバーをファイル名として
ユーザ領域内に画像データを記憶する。
【0124】図3の409のスタートキーを押す前に、
図14の操作画面において、拡大、縮小といった画像処
理機能を設定することも可能である。画像データが記憶
されたとき、自動転送先アドレスが、後述する自動転送
情報ファイル内に記憶されている場合には、図15の画
面に操作画面は遷移する。
【0125】図15は、画像データが記憶期限を超過し
た場合の自動削除前に、ユーザが登録時に決めた転送先
に、自動転送を行うか否かを選択する画面である。
【0126】40001は、現在記憶した画像を自動転
送の対象とするか否かをユーザーに尋ねるメッセージを
表示するダイアログボックスである。
【0127】40002は、肯定キーであり、これを押
すと、後述する自動転送情報ファイルに、現在の画像デ
ータを自動転送の対象とするフラグが設定される。
【0128】40003は、否定キーであり、これを押
すと、後述する自動転送情報ファイルに、現在の画像デ
ータを自動転送の対象としないことが設定される。
【0129】40002と40003のいずれを押して
も、画面は図14に戻る。
【0130】図16は、データ転送操作画面を表してお
り、図10の9004によりデータ転送機能が選択され
た後、OKキー9006を押すことにより呼び出され
る。
【0131】14001は、転送先のアドレス入力エリ
アであり、図1の操作装置1004の一部であるキーボ
ードを用いて、インターネットアドレスを入力する。
【0132】14002は、転送する画像データの画像
ナンバーを入力するエリアである。
【0133】14003は、全データ転送キーであり、
記憶装置のユーザ領域内の全画像データを転送対象とし
て一度に選択するときに押す。
【0134】14004は、記憶装置内でユーザが利用
できるユーザ領域に格納されている画像データの画像ナ
ンバーをリストとして表示している。
【0135】14005と14006は、画像ナンバー
のリストをスクロールするためのスクロールキーであ
る。14004に表示されるリストにより、ユーザは選
択する画像ナンバーを確認できる。
【0136】14007は、転送キーであり、これを押
すと、イメージサーバ制御部2001の指示により、記
憶装置制御部2002は、エリア14002又は全デー
タ転送キー14003で選択された画像ナンバーに画像
データをファイルとして読み出し、ネットワーク制御部
2007に引き渡す。
【0137】一方、ネットワーク制御部2007は、ア
ドレス入力エリア14001に入力されたアドレスに対
して、インターネットを介したアクセスを行い、記憶装
置制御部2002から引き渡された画像データをファイ
ルとして転送(FTP)する。
【0138】14008は、取消しキーであり、操作を
取消して前の画面に戻る場合に押す。
【0139】図17は、画像データ転送中のデータ転送
操作画面を示す。
【0140】15001は、ユーザに転送中であること
を伝えるメッセージを表示するダイアログボックスであ
り、図16の転送キー14007が押されてデータ転送
が開始されると、表示される。転送が正常に終了する
と、操作画面は図18に遷移し、転送が既定の正常に終
了しない場合は、操作画面は図19に遷移する。
【0141】図18は、画像データ転送が正常に終了す
ると表示される操作画面を示す。
【0142】16001は、正常な転送終了をユーザに
伝えるメッセージを表示するダイアログボックスであ
る。
【0143】16002は、OKキーであり、ユーザが
ダイアログボックス16001のメッセージを確認した
後に押され、操作画面は、図16のデータ転送操作画面
に戻る。
【0144】図19は、画像データ転送が正常に終了し
なかった場合に表示される操作画面を示す。
【0145】17001は、転送が正常に終了しなかっ
たことをユーザに伝えるメッセージを表示するダイアロ
グボックスである。
【0146】17002は、OKキーであり、ユーザー
がOKキー17002のメッセージを確認した後に押さ
れ、操作画面は、図16のデータ転送操作画面に戻る。
【0147】図20はデータ削除操作画面を表してお
り、図10の9005によりデータ削除機能が選択され
た後、9006のOKキーを押すことにより呼び出され
る。
【0148】18001は、削除する画像データの画像
ナンバを入力するエリアである。
【0149】18002は、全データ削除キーであり、
記憶装置のユーザ領域内の全画像データを削除対象とし
て一度に選択するときに押す。
【0150】18003は、記憶装置内でユーザが利用
できるユーザ領域に格納されている画像データの画像ナ
ンバーをリストとして表示したものである。
【0151】18004と18005は、画像ナンバー
のリストをスクロールするためのスクロールキーであ
る。18003に表示されるリストにより、ユーザは選
択する画像ナンバーを確認できる。
【0152】18006は、削除キーであり、これを押
すと、エリア18001で画像ナンバーが指定されてい
る場合は、操作画面は図21に遷移し、全データ削除キ
ー18002で全データ削除が選択されている場合に
は、操作画面は図22に遷移する。
【0153】18007は、取消しキーであり、操作を
取消して前の画面に戻る場合に押す。
【0154】図21は、エリア18001で画像ナンバ
ーが指定された後に、削除キー18006が押された場
合に表示される削除確認の画面を示す。
【0155】19001は、ユーザにデータ削除の意志
があるか否かを確認するメッセージを表示するダイアロ
グボックスである。
【0156】19002は、エリア18001で入力さ
れた画像ナンバーが表示される。
【0157】19003は、取消しキーであり、削除を
取消す場合に押して、操作画面は、図20に戻る。
【0158】19004は、削除決定キーであり、これ
を押すと、イメージサーバ制御部2001の指示によっ
て、記憶装置制御部2002は、エリア18001で入
力された画像データを記憶装置のユーザ領域内から削除
する。
【0159】図22は、全データ削除キー18002で
全画像データ削除が選択された後に、削除キー1800
6が押された場合に表示される削除確認の画面を示す。
【0160】20001は、ユーザにデータ削除の意志
があるか否かを確認するメッセージを表示するダイアロ
グボックスである。
【0161】20002は、取消しキーであり、削除を
取消す場合に押して、操作画面は、図20に戻る。
【0162】20003は、削除決定キーであり、これ
を押すと、イメージサーバ制御部2001の指示によっ
て、記憶装置制御部2002は、記憶装置のユーザ領域
内の全画像データを削除する。
【0163】上述した図4から図22においては、図1
の操作装置1004のシステム制御部2006を用いた
プライベートボックス制御について説明した。
【0164】これに対して、図23以降の図からは、ネ
ットワーク制御部2007と通して、図1のパーソナル
コンピュータ1007、携帯情報端末1008、デジタ
ルカメラ1009といったネットワーク端末からのプラ
イベートボックス制御について説明する。
【0165】図23は、ネットワーク端末からブラウザ
を用いて、イメージサーバのネットワーク制御装置にア
クセスした場合に表示されるハイパーテキストで構成さ
れた操作画面を示す。
【0166】21001は、登録済みユーザが自分のユ
ーザIDを入力するエリアである。
【0167】21002は、新規ユーザが、自分のプラ
イベートボックスを登録するための新規ユーザボタンで
ある。
【0168】エリア21001でユーザIDが入力され
た場合は、ハイパーテキスト画面は図26ヘ遷移し、新
規ユーザボタン21002が選択された場合は、ハイパ
ーテキスト画面は図24ヘ遷移する。
【0169】図24は、新規ユーザがネットワーク端末
から自分のプライベートボックスを登録するためのハイ
パーテキスト画面を表しており、前述したシステム制御
部2006の図6の画面に相当している。
【0170】22001は、ユーザに自動的に発行され
たユーザIDを表示するエリアである。
【0171】22002は、図23の新規ユーザボタン
21002と同じだが、選択されていることを表すため
に反転表示される。
【0172】22003は、ユーザが自分のプライベー
トボックスに設定するパスワードを入力するエリアであ
る。パスワードが入力されると、ハイパーテキスト操作
画面は、図25のパスワード確認画面に遷移する。
【0173】22004は、メールアドレス入力エリア
であり、メールによる通知を希望するユーザは、メール
アドレスを入力することができる。
【0174】22005は、転送先アドレス入力エリア
であり、記憶期限を超過した画像データが削除される前
に自動転送を希望するユーザは、転送先アドレスを入力
することができる。
【0175】図25は、図24のエリア22003で設
定されたパスワードを確認する画面を示す。
【0176】23001は、パスワードの再入力エリア
であり、ユーザがエリア22003と同じパスワードを
入力することにより、パスワードが確定され、ハイパー
テキスト操作画面は、図27の機能選択画面に遷移す
る。
【0177】図26は、図23のエリア21001にユ
ーザIDが入力された場合に、登録済みユーザがパスワ
ードを入力する画面であり、前述したシステム制御部2
006の図9の画面に相当している。
【0178】24001は、パスワード入力エリアであ
り、入力されたパスワードがユーザIDに対応した登録
済みのパスワードと等しければ、ユーザの正当性が確認
され、ハイパーテキスト操作画面は、図27の機能選択
画面に遷移する。
【0179】図27は、ネットワーク端末からプライベ
ートボックスに対して行う機能を選択する画面である。
【0180】25001は、データ転送機能のハイパー
テキスト画面にリンクしているアンカータグであり、こ
れを選択することにより、ハイパーテキスト画面は、図
28に遷移する。
【0181】25002は、データ削除機能のハイパー
テキスト画面にリンクしているアンカータグであり、こ
れを選択することにより、ハイパーテキスト画面は、図
32へ遷移する。
【0182】図28は、データ転送機能を操作する画面
である。
【0183】26001は、転送する画像データファイ
ルを指定するファイル名の入力エリアである。
【0184】26002は、現在記憶した画像を自動転
送の対象とするか否かをユーザに尋ねるメッセージであ
る。
【0185】26003は、肯定キーであり、これを押
すと、後述する自動転送情報ファイルに、これから転送
する画像データを自動転送の対象とするフラグが設定さ
れる。
【0186】26004は、否定キーであり、これを押
すと、後述する自動転送情報ファイルに、これから転送
する画像データを自動転送の対象としないことが設定さ
れる。
【0187】26005は、転送開始キーであり、これ
を押すと、画面は図29に遷移し、ネットワーク端末
は、入力エリア26001で指定された画像データを、
イメージサーバヘファイル転送する。後述する自動転送
情報ファイルに転送先アドレスが設定されていないユー
ザの場合、メッセージ26002、肯定キー2600
3、否定キー26004は、表示されない。
【0188】図29は、データの転送中を表す画面であ
る。
【0189】27001は、画像データがイメージサー
バヘファイル転送中であることをユーザに伝えるメッセ
ージである。
【0190】転送が正常に終了すると、画面は図30に
遷移し、転送が正常に終了しなかった場合は、画面は図
31に遷移する。
【0191】図30は、データ転送の正常終了を表す画
面を示す。
【0192】28001は、転送の正常終了をユーザに
伝えるメッセージである。
【0193】28002は、転送されたデータに割り当
てられた画像ナンバーを表示する。このとき、イメージ
サーバ制御部2001の指示によって、ネットワーク制
御部2007からデータを受け取った記憶装置制御部2
002は、記憶装置内のプライベートボックスに対応し
たユーザ領域に記憶する画像データに割り振る画像ナン
バーのうち、未使用かつ最小の値を持つ画像ナンバーを
自動的に割り当てる。
【0194】図31は、データ転送が正常に終了しなか
ったことを表す画面である。
【0195】29001は、転送が正常に終了しなかっ
たことをユーザに伝えるメッセージである。
【0196】図32は、データ削除機能を操作する画面
であり、図27のアンカータグ25002が選択された
ときに表示される。この画面は、前述したシステム制御
部2006の図20の画面に相当している。
【0197】30001は、削除する画像データの画像
ナンバーを入力するエリアである。
【0198】30002は、全データの一括削除を選択
する時に選択するボタンである。
【0199】30003は、現在、プライベートボック
スに対応したユーザ領域内に記憶されている画像データ
の画像ナンバーのリストを表示する。エリア30001
で画像ナンバーが指定された場合は、画面は図33に遷
移し、ボタン30002で全データ削除が選択された場
合は、画面は図34に遷移する。
【0200】図33は、エリア30001で指定された
画像ナンバーの画像データを削除する意志がユーザに本
当にあるのか否かを確認する画面である。
【0201】31001は、ユーザに本当に指定された
画像ナンバーの画像を削除するのか確認するメッセージ
である。
【0202】31002は、削除ボタンであり、選択さ
れると、画面は図35に遷移する。
【0203】31003は、取消しボタンであり、選択
されると、画面は図32に戻り、画像データの削除は実
行されない。
【0204】図34は、ボタン30002で選択された
全データ削除の意志がユーザに本当にあるのか否かを確
認する画面である。
【0205】32001は、ユーザに本当に全画像デー
タを削除するのか確認するメッセージである。
【0206】32002は、削除ボタンであり、選択さ
れると、画面は図36に遷移する。
【0207】32003は、取消しボタンであり、選択
されると、画面は図32に戻り、画像データの削除は実
行されない。
【0208】図35は、エリア30001で指定された
画像ナンバーに対応する画像データの削除完了を表す画
面である。
【0209】33001は、指定された画像ナンバーの
削除の完了をユーザに伝えるメッセージである。このと
き、イメージサーバの指示により、記憶装置制御部20
02は、ネットワーク制御部2007から指定された画
像ナンバーに対応する画像データをユーザ領域内から削
除する。
【0210】図36は、ボタン30002で選択された
全画像データ削除の完了を表す画面を示す。
【0211】34001は、プライベートボックスに対
応したユーザ領域内の全画像データの削除の完了をユー
ザに伝えるメッセージである。このとき、イメージサー
バの指示により、記憶装置制御部2002は、ネットワ
ーク制御部2007から指定された通りに、画像データ
をユーザ領域内から削除する。
【0212】上述した図23から図36で示したよう
に、ネットワーク端末からブラウザを用いた操作によ
り、ネットワーク端末から、プライベートボックスの登
録と、イメージサーバへの画像データの転送、画像デー
タの削除が可能となる。
【0213】図37は、前述した記憶装置内のプライベ
ートボックスに対応したユーザ領域を概念的に示す。図
37全体は、1つのユーザ領域を表現している。ユーザ
領域は、各ユーザのプライベートボックスに一対一に対
応した、記憶装置内の論理領域であり、いわゆるファイ
ルシステムにおけるディレクトリで構成される。
【0214】35001は、ディレクトリ名であり、ユ
ーザIDが、そのままディレクトリ名になっている。シ
ステム制御部2006やネットワーク端末の操作画面か
らは、ユーザ領域であるディレクトリ以外のディレクト
リヘのアクセスは、制限されており、他ユーザのユーザ
ー領域であるディレクトリヘのアクセスは行うことがで
きない。また、各ユーザ領域内のファイルも同様に、他
ユーザのファイルには、アクセスができないように制限
が行われる。
【0215】35002は、パスワードファイルであ
り、システム制御部2006又はネットワーク端末から
登録されたユーザのパスワードがファイルとして記憶さ
れる。
【0216】35003と35004は、それぞれ画像
データファイルである。各画像データファイルは、35
005の画像ナンバーをファイル名として有している。
【0217】また、画像データファイルの属性として、
35006のファイルデータサイズ、35007の画像
データファイルの更新目時を有している。各画像データ
ファイルのファイル名である画像ナンバーは、前述のよ
うに画像データの操作に利用される。また、各ユーザ領
域であるディレクトリのディレクトリ名は、ユーザID
の値になっており、ユーザ領域の操作に利用される。
【0218】35008は、メールアドレスファイルで
あり、前述したようにシステム制御部2006又はネッ
トワーク端末から、ユーザ領域登録時に、メールアドレ
スを入力された場合にメールアドレスを記憶する。メー
ルアドレスが入力されなかった場合、メールアドレスフ
ァイル35008は、空データとなる。
【0219】35009は、自動転送情報ファイルであ
り、転送先アドレスや画像データ毎の転送要求の有無を
記憶する。35009については、図38で詳述する。
【0220】図38は、自動転送情報ファイルを示す。
【0221】41001は、転送先アドレスの記憶部で
あり、前述したようにシステム制御部2006又はネッ
トワーク端末から、ユーザ領域登録時に、転送先アドレ
スを入力された場合に転送先アドレスを記憶する。転送
先アドレスを入力されなかった場合には、記憶部410
01は空データとなる。
【0222】記憶部41001が空データの場合には、
自動転送を要求しないユーザと判断され、前述したよう
にシステム制御部2006やネットワーク端末の操作画
面には、画像データ無に転送するか否かを尋ねる機能
は、表示されなくなる。
【0223】41002は、画像ナンバーの記憶部であ
り、41003は、画像ナンバーの転送要求の有無のフ
ラグ記憶部である。
【0224】記憶部41002と41003は、それぞ
れ対になって記憶される。前述したようにシステム制御
部2006又はネットワーク端末から、画像データ記憶
時に、自動転送が要求されると、記憶部41002には
画像ナンバーが設定され、記憶部41003には転送要
求を表す1のフラグが設定される。画像データ記憶時
に、自動転送が要求されないと、記憶部41002には
画像ナンバーが設定され、記憶部41003には転送要
求無しを表す0が設定される。
【0225】以上が、本システムの基本的な機能につい
て説明したものである。
【0226】(具体例)次に、本システムの制御を、具
体例を挙げて説明する。
【0227】今、ユーザが画像データをプライベートボ
ックスに転送したいときに、外部のネットワーク端末か
らの要求により、自動的にプライベートボックスを確保
することができれば、前述した問題点を解消することが
可能となる。これにより、プリントサービスショップや
コンビニエンスストア等に設置されたイメージサーバ上
に、ネットワーク経由で自由にプライベートボックスを
獲得し、画像データを転送してから、イメージサーバに
接続されたプリント装置で、他人に見られることなく画
像のハードコピーを得ることも可能となる。
【0228】また、デジタルカメラを多数の人が使用す
るイベント会場や、観光地において、会場のブースや駅
等の人が集まる場所に設置されたイメージサーバに、自
由にプライベートボックスを設置して、デジタルカメラ
の画像データをプライベートボックス内に一時蓄積して
から、プリントしたり、別のネットワーク端末にまとめ
て転送するといった新しいサービスも可能となる。
【0229】一方、プライベートボックス(ユーザ領
域)を一方的に登録できるようにすると、記憶装置の記
憶限界を超える可能性があるため、一定期限以上放置さ
れた画像データは、自動的に削除し、また、画像データ
が格納されなくなったプライベートボックスは、自動的
に削除することにより、記憶装置の自動管理をしたいと
いう要求がある。このとき、ユーザのメールアドレスを
ユーザ領域単位で記憶することにより、データの削除の
前にユーザにアドバイスを与えたり、データの削除やユ
ーザ領域の削除が行われたことを通告できるようにした
いという要求もある。
【0230】また、不注意により、一定期限以上放置さ
れた画像データは、一方的に削除するのではなく、転送
先アドレスをユーザ領域単位で記憶することにより、削
除前に自動的に転送先にデータを転送して待避してか
ら、削除したいという要求もある。
【0231】これは、出先でデジタルカメラの画像デー
タをプライベートボックスに転送した後、何らかの事情
で、イメージサーバのある場所を訪れることができない
まま、記憶期限が過ぎた場合、自分が保有するパソコン
やワークステーションに画像データを待避させたいとき
に、特に有効な技術となるものである。
【0232】(管理制御処理)このような背景に基づい
て、本システムの管理制御例をフローチャートに基づい
て説明する。
【0233】図39は、各ユーザ領域の管理を行う制御
ルーチンを示す。この制御ルーチンは、イメージサーバ
制御部2001において実行される。
【0234】前述した操作画面の例のようにシステム制
御部2006又はネットワーク制御部2007を通して
ユーザーからのアクセスが行われると、イメージサーバ
制御部2001は、図39の制御ルーチンを実行する。
【0235】ステップS36001において、ユーザが
新規ユーザか否かが判定され、新規ユーザならステップ
S36002へ、登録済みユーザならステップS360
04へ進む。
【0236】ステップS36002において、イメージ
サーバ制御部2001は、記憶装置制御部2002に記
憶装置内のユーザディレクトリの検索、操作を行わせ、
空いているユーザIDの内、最も小さな非負の値を新規
ユーザIDとして獲得し、ユーザIDをディレクトリ名
として持つディレクトリをユーザ領域として記憶装置内
に獲得する。
【0237】次に、ステップS36003において、操
作画面から入力されたパスワードをユーザ領域内のパス
ワードファイルとして格納する。ステップS36008
において、操作画面からメールアドレスが入力されたか
否かが判定される。メールアドレスが入力された場合
は、ステップS36009へ、そうでなければ、ステッ
プS36010へ進む。
【0238】ステップS36009において、入力され
たメールアドレスは、ユーザ領域内のメールアドレスフ
ァイルに記憶される。
【0239】ステップS36010において、操作画面
から転送先アドレスが入力されたか否かが判定される。
転送先アドレスが入力された場合は、ステップS360
11へ、そうでない場合は、ステップS36006へ進
む。
【0240】ステップS36011において、入力され
た転送先アドレスは、ユーザ領域内の自動転送情報ファ
イルの転送先アドレス記億部に記憶される。
【0241】ステップS36004において、操作画面
から入力されたユーザIDとパスワードを受け取ったイ
メージサーバ制御部2001は、記憶装置制御部200
2に対して、入力されたユーザIDに対応するディレク
トリの検索と、ディレクトリ内のパスワードファイルの
チェックを指示する。
【0242】ステップS36005において、ユーザI
Dとパスワードの正当性の判定が行われ、ユーザIDに
対応したディレクトリが存在し、かつ、そのディレクト
リ内のパスワードファイルと入力されたパスワードが一
致した場合のみ、ステップS36006に進み、そうで
なければ、ステップS36007に進み、制御ルーチン
を抜ける。
【0243】ステップS36006において、操作画面
からアクセスする対象ディレクトリが、ユーザIDに対
応したディレクトリとなり、ユーザは各画像データの画
像処理を行うことが可能となる。
【0244】また、画像データを記憶装置に記憶する場
合は、画像データサイズに応じたデータファイルとし
て、図37で説明したように、ユーザ領域内に格納され
る。ユーザが画像処理を終了してアクセスを終えると、
ステップS36007に進み、制御ルーチンを抜ける。
【0245】この制御によって、ユーザIDの割当てと
パスワードの設定が自動的に行われるようになり、プラ
イベートボックスの自動獲得が可能となる。また、メー
ルアドレスと転送先アドレスをユーザ毎に記憶すること
が可能となる。
【0246】図40は、画像データの放置を防ぐため
に、イメージサーバ制御部2001が、記憶装置制御部
2002に定期的に実行させるタイムアウトチェックル
ーチンを示す。
【0247】このタイムアウトチェックルーチンは、例
えば1日置きである既定の間隔で、イメージサーバ制御
部2001の指示により、記憶装置制御部2002にお
いて、自動的に実行される。
【0248】ステップS37001において、最も小さ
な値のユーザIDに対応するユーザ領域内において、最
も小さな値の画像ナンバーの画像データファイルの更新
日時を読み込む。ステッシ37002において、例えば
7日である既定の記憶期限と画像データファイルの更新
日時を比較して、画像データが、既定の記憶期限より長
い時間記憶されている場合は、ステップS37003に
進み、そうでなければ、ステップS37006へ進む。
【0249】ステップS37003において、現在のユ
ーザ領域内の自動転送信毅ファイルが検索され、現在の
画像データに転送要求が有るか否かが判定される。転送
要求があるなら一ステップS37004に進み、転送要
求が無いならステップS37005へ進む。
【0250】ステップS37004において、現在の対
象の画像ナンバーと転送先アドレスは、記憶装置制御部
2002内のメモリ内の転送リストにリストアップされ
る。ステップS37005において、現在の対象の画像
ナンバーとメールアドレスと転送要求の有無は、記憶装
置制御部2002内のメモリ内の削除リストにリストア
ップされる。
【0251】ステップS37006において、例えば、
7日間である記憶期限より1日短い6日間である、メー
ル通告期限より長い時間、画像データが記憶されている
か否かが判定される。メール通告期限より記憶時間が長
い場合は、ステップS37007に進み、そうでない場
合にはステップS37008に進む。
【0252】ステップS37007において、現在の対
象の画像ナンバーとメールアドレスと転送要求の有無
が、記憶装置制御部2002内のメモリ内の通告リスト
にリストアップされる。
【0253】ステップS37008において、次の画像
データファイルの存在判定が行われ、現在の対象より大
きな画像ナンバーの画像ファイルがある場合は、現在の
対象の画像ナンバーに最も近い、より大きな画像ナンバ
ーの画像ファイルが次の対象画像ナンバーとなり、ステ
ップS37009へ進む。
【0254】現在の対象より大きな画像ナンバーの画像
ファイルが無く、現在の対象ディレクトリより大きなユ
ーザIDのディレクトリがある場合は、そのディレクト
リ内で最も小さな非負の画像ナンバーが次の画像ナンバ
ーとなり、ステップS37009へ進む。
【0255】現在の対象より大きな画像ナンバーの画像
ファイルが無く、かつ現在の対象ディレクトリより大き
なユーザIDのディレクトリも無い場合は、最後の画像
データのチェックが終了したと判定され、ステップS3
7010へ進む。
【0256】ステップS37009において、次の画像
データの更新日時が読み込まれ、ステップS37002
へ戻る。
【0257】ステップS37010において、記憶装置
制御部2002内のメモリ内の通告リスト内の画像ナン
バーとメールアドレスと転送要求の有無から、ユーザに
一定時間後に画像データが削除される通告のメールがネ
ットワーク制御部2007によって出される。
【0258】転送要求が無い場合には、図41に例示す
るようなメッセージがメールとして送られ、転送要求が
有る場合には、図42に例示するようなメッセージがメ
ールとして送られる。メールのメッセージ内の画像ナン
バーは、通告リストの情報から、ネットワーク制御部2
007が、文字コードに変換して付加している。
【0259】ステップS37011において、記憶装置
制御部2002内のメモリ内の転送リスト内の画像ナン
バーと転送先アドレスから、画像データの自動転送がネ
ットワーク制御部2007によって実行される。このと
き、転送が成功したか否かの情報が、記憶装置制御部2
002内のメモリ内の転送リスト内の削除リストに追加
される。
【0260】ステップS37012において、記憶装置
制御部2002内のメモリ内の削除リスト内の画像ナン
バー、メールアドレス、転送要求の有無、転送の成否か
ら、画像データの自動削除と、ネットワーク制御部20
07による削除情報通告のメール送信が実行される。
【0261】転送要求が無かった場合には、図43に例
示したようなメッセージがメールとして送られる。転送
・要求が有り、転送が成功した場合には、図44に例示
したようなメッセージがメールとして送られる。転送要
求が有り、転送が不成功だった場合には、図45に例示
しようなメッセージがメールとして送られる。メールの
メッセージ内の画像ナンバーは、削除リストの情報か
ら、ネットワーク制御部2007が、文字コードに変換
して付加している。ステップS37012の処理が終わ
ると、ステップS37013へ進み、タイムアウトチェ
ックルーチンを抜ける。
【0262】このタイムアウトチェックルーチンによ
り、放置画像データを自動的に削除することが可能とな
り、記憶装置の空き容量を管理することが可能となる。
また、放置画像データb自動削除前にメールでユーザに
アドバイスを送ることが可能となる。また、放置画像デ
ータの削除前に、ユーザが決めた転送先に画像データを
自動転送することが可能となる。また、画像データの削
除、転送の成功、転送の不正の情報をユーザにメールと
して自動的に通告することが可能となる。
【0263】図46は、不要になったユーザ領域を自動
的に抹消するために、イメージサーバ制御部2001
が、記憶装置制御部2002に定期的に実行させるユー
ザ領域チェックルーチンを示す。
【0264】このユーザ領域チェックルーチンは、例え
ば、1日置きである既定の間隔で、イメージサーバ制御
部2001の指示により、記憶装置制御部2002にお
いて、図40で前述したタイムアウトチェックルーチン
の終了した後に、自動的に実行される。
【0265】ステップS38001において、最も小さ
な非負のユーザIDに対応したディレクトリが、チェッ
クの対象となる。
【0266】ステップS38002において、対象のデ
ィレクトリ内に画像データファイル存在するか否かが判
定され、画像データが存在するか、ユーザがディレクト
リにアクセス中なら、ステップS38006に進み、画
像データが存在せず、かつユーザがアクセスしていない
なら、ステップS38003に進む。
【0267】ステップS38003において、ユーザ領
域内のメールアドレスファイルに記憶されているデータ
が空データか否かが判定される。空データならメール転
送を希望していないと判定され、ステップS38005
へ進み、空データでないならメール転送を希望している
と判定され、ステップS38004へ進む。
【0268】ステップS38004において、ユーザ領
域内のメールアドレスファイルに記憶されているメール
アドレスに対して、ユーザ領域が削除されることを通知
するメールが、ネットワーク制御部2007によって送
信される。
【0269】図47は、ユーザ領域削除のメールのメッ
セージを例示する。
【0270】ステップS38005において、画像デー
タが存在せず、かつ、ユーザがアクセスしていないディ
レクトリは、不要ユーザ領域として削除され、ユーザI
Dは解放される。
【0271】ステップS38006において、記憶装置
内に、現在の対象ディレクトリが有するユーザIDの値
より大きな値のユーザIDを有するディレクトリが存在
するか否かが判定され、存在するなら現在のユーザID
に最も近いより大きなユーザIDを次のユーザIDとし
てステップS38007へ進み、存在しないなら最後の
ユーザIDのディレクトリのチェックが終了したのでス
テップS38008に進み、ユーザ領域チェックルーチ
ンを抜ける。
【0272】ステップS38007において、次のユー
ザIDに対応するディレクトリを対象のディレクトリと
して、ステップS38002に戻る。
【0273】このユーザ領域チェックルーチンにより、
不要ユーザ領域を自動的に削除して、ユーザIDを管理
することが可能となる。また、メール通告を希望するユ
ーザに対して、ユーザ領域自動削除の情報をメールで自
動通告することが可能となる。
【0274】以上の説明から、本システムの制御による
利点について列挙しておく。
【0275】(1)画像処理システムにおいて、管理者
の介在無しに、システム制御部もしくはネットワーク端
末からプライベートボックスを獲得できるようになる。
【0276】(2)プライベートボックス内の画像デー
タの記憶時間による管理と不要になったプライベートボ
ックスの自動削除が可能となる。
【0277】(3)ネットワークを経由して画像を転送
したり、スキャナからデータを取込むことで、プライベ
ートボックスに画像データを蓄積することが可能とな
る。
【0278】(4)プライベートボックス内の画像デー
タの記憶時間が既定あ時間を越える前に、メールを使っ
てユーザにアドバイスを自動的に与えることが可能とな
る。
【0279】(5)プライベートボックス内の画像デー
タの記憶時間が既定の時間を越え、削除される時に、ユ
ーザが予め登録した転送先に画像データを自動的に転送
してから削除することが可能となる。
【0280】(6)プライベートボックス内の画像デー
タの記憶時間が既定の時間を越えて、削除されたり、転
送されたことや、プライベートポックスが自動削除され
たことをメールを使って、ユーザに自動通告できるよう
にすることが可能となる。
【0281】(7)プライベートボックスに画像データ
を蓄積した後、この画像データを、プリント装置に接続
した操作装置からプリントしたり、表示装置に表示した
り、プライベートボックス内の画像データをネットワー
クを経由して転送したりすることが可能となる。
【0282】なお、本発明は、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1
つの機器(例えば、複写機、ファクシミリ装置)からな
る装置に適用してもよい。
【0283】また、本発明は、システム或いは装置にプ
ログラムを供給することによって達成される場合にも適
用できることはいうまでもない。そして、本発明を達成
するためのソフトウェアによって表されるプログラムを
格納した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そ
のシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出
し実行することによっても、本発明の効果を享受するこ
とが可能となる。
【0284】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0285】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
(マスクROM、フラッシュEEPROMなど)などを
用いることができる。
【0286】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0287】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ポー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0288】また、出力装置としては、電子写真式のプ
リンタに限定されるものではなく、インクジェット方式
のプリンタでもよい。また、プリンタの光源としては、
レーザ光源の他に、LEDを用いた方式にも適用でき
る。
【0289】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サーバ本体内の記憶装置に自動的にプライベートボック
スを登録発行し、ユーザがネットワークを介して利用で
きるようにしたので、管理者の業務の省力化を図ること
が可能な画像処理装置ならびにシステムを構築できる。
【0290】また、本発明によれば、既定の時間以上放
置された画像データは自動削除するが、希望するユーザ
には、予め削除を行う前に自動メールでアドバイスを行
い、削除前にユーザが登録時に設定した転送先に画像デ
ータを自動転送するようにしたので、管理者の業務を軽
減することができる。
【0291】さらに、本発明によれば、不要になったプ
ライベートボックスを自動抹消することにより記憶装置
の自動管理を行うが、希望するユーザには、削除したこ
とをメールで自動通告するようにしたので、管理者の業
務を一段と軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるシステム構成を示す
ブロック図である。
【図2】システムの制御系を示すブロック図である。
【図3】操作部の構成を示す正面図である。
【図4】タッチパネル画面を示す正面図である。
【図5】プライベートボックスを登録またはアクセスす
るためのタッチパネル画面を示す説明図である。
【図6】プライベートボックスを登録またはアクセスす
るためのタッチパネル画面を示す説明図である。
【図7】転送先アドレス入力のためのタッチパネル画面
を示す説明図である。
【図8】プライベートボックスを登録またはアクセスす
るためのタッチパネル画面を示す説明図である。
【図9】プライベートボックスを登録またはアクセスす
るためのタッチパネル画面を示す説明図である。
【図10】機能選択のためのタッチパネル画面を示す説
明図である。
【図11】画像表示のためのタッチパネル画面を示す説
明図である。
【図12】画像プリントのためのタッチパネル画面を示
す説明図である。
【図13】画像プリントのためのタッチパネル画面を示
す説明図である。
【図14】画像のスキャナ取り込みのためのタッチパネ
ル画面を示す説明図である。
【図15】自動転送要求のタッチパネル画面を示す説明
図である。
【図16】画像転送のためのタッチパネル画面を示す説
明図である。
【図17】画像転送のためのタッチパネル画面を示す説
明図である。
【図18】画像転送のためのタッチパネル画面を示す説
明図である。
【図19】画像転送のためのタッチパネル画面を示す説
明図である。
【図20】画像削除のためのタッチパネル画面を示す説
明図である。
【図21】画像削除のためのタッチパネル画面を示す説
明図である。
【図22】画像削除のためのタッチパネル画面を示す説
明図である。
【図23】プライベートボックスを登録またはアクセス
するためのブラウザ画面を示す説明図である。
【図24】プライベートボックスを登録またはアクセス
するためのブラウザ画面を示す説明図である。
【図25】プライベートボックスを登録またはアクセス
するためのブラウザ画面を示す説明図である。
【図26】プライベートボックスを登録またはアクセス
するためのブラウザ画面を示す説明図である。
【図27】機能選択のためのブラウザ画面を示す説明図
である。
【図28】画像転送のためのブラウザ画面を示す説明図
である。
【図29】画像転送のためのブラウザ画面を示す説明図
である。
【図30】画像転送のためのブラウザ画面を示す説明図
である。
【図31】画像転送のためのブラウザ画面を示す説明図
である。
【図32】画像削除のためのブラウザ画面を示す説明図
である。
【図33】画像削除のためのブラウザ画面を示す説明図
である。
【図34】画像削除のためのブラウザ画面を示す説明図
である。
【図35】画像削除のためのブラウザ画面を示す説明図
である。
【図36】画像削除のためのブラウザ画面を示す説明図
である。
【図37】ユーザ領域(プライベートボックス)を示す
説明図である。
【図38】自動転送情報ファイルを示す説明図である。
【図39】ユーザ領域の制御処理を示すフローチャート
である。
【図40】タイムアウトチェックの制御処理を示すフロ
ーチャートである。
【図41】ユーザに送られるメールメッセージ例を示す
説明図である。
【図42】ユーザに送られるメールメッセージ例を示す
説明図である。
【図43】ユーザに送られるメールメッセージ例を示す
説明図である。
【図44】ユーザに送られるメールメッセージ例を示す
説明図である。
【図45】ユーザに送られるメールメッセージ例を示す
説明図である。
【図46】ユーザ領域チェックの制御処理を示すフロー
チャートである。
【図47】ユーザに送られるメールメッセージ例を示す
説明図である。
【符号の説明】
1001 サーバ本体 1002 デジタルカラープリンタ 1003 フラットベットスキャナ 1004 操作装置 1005 表示装置 1006 ネットワークケーブル 1007 ネットワーク端末 1008 携帯情報端末 1009 デジタルカメラ 2001 イメージサーバ制御部 2002 記憶装置制御部 2003 プリンタ制御部 2004 スキャナ制御部 2005 ディスプレイ制御部 2006 システム制御部 2007 ネットワーク制御部

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを入力するデータ入力手段
    と、 前記画像データを出力するデータ出力手段と、 各部の動作指示を行う操作手段と、 ネットワークを介して情報の送受を行うネットワーク制
    御手段と、 ユーザに対して一意なユーザ識別情報を発行する識別発
    行手段と、 前記ユーザ識別情報に対応したユーザ領域を有する記憶
    手段と、 前記操作手段又は前記ネットワーク制御手段から、パス
    ワード、メールアドレス、転送先アドレスを入力する手
    段と、 前記ユーザ識別情報に対応したユーザ領域内に、前記パ
    スワード、前記メールアドレス、前記転送先アドレス、
    前記画像データを記憶する手段と、 前記ユーザ識別情報と前記パスワードとによってユーザ
    の正当性を判定し、正当なユーザのみに前記ユーザ領域
    内における前記画像データの処理を許可する手段と、 前記ユーザ識別情報に対応したユーザ領域内に前記画像
    データを記憶するとき、既定時間以上記憶された画像デ
    ータを前記転送先アドレスに転送するか否かを選択する
    手段と、 前記ユーザ領域内の画像データが前記既定時間以上記憶
    されている場合は、当該画像データを削除する手段と、 前記既定時間以上記憶されている画像データを削除する
    前に、前記ユーザに警告を行う手段と、 前記既定時間以上記憶されている画像データを削除する
    前に、当該画像データを転送先に転送する手段と、 前記ユーザ領域内に画像データが存在しない場合は、当
    該ユーザ領域を削除する手段と、 前記画像データの削除、転送の結果を前記ユーザに通知
    する手段とを具えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記データ出力手段は、前記画像データ
    を印刷、表示する手段であることを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像データは、前記記憶手段に登録
    される日時、データサイズを含むファイル構造を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像データは、前記ユーザ識別情報
    に対応したユーザ領域に分割されたディレクトリ構造を
    含むファイルシステムに基づいたデータであることを特
    徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記ネットワーク制御手段からの指示に
    基づいて、ネットワークを経由して獲得した画像データ
    を前記記憶手段内のユーザ領域に記憶することを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれかに記載の画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ネットワーク制御手段からの指示に
    基づいて、前記記憶手段内のユーザ領域に記憶された画
    像データを削除することを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記操作手段からの指示に基づいて、前
    記データ入力手段からの画像データを前記記憶手段内の
    ユーザ領域に記憶することを特徴とする請求項1ないし
    4のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記操作手段からの指示に基づいて、前
    記記憶手段内のユーザ領域に記憶された画像データをプ
    リント装置によってハードコピーすることを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記操作手段からの指示に基づいて、前
    記記憶手段内のユーザ領域に記憶された画像データを表
    示装置によって表示することを特徴とする請求項1ない
    し4のいずれかに記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記操作手段からの指示に基づいて、
    前記記憶手段内のユーザ領域に記憶された画像データ
    を、前記ネットワーク制御手段によって前記操作手段で
    指示した転送先に転送することを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれかに記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記操作手段からの指示に基づいて、
    前記記憶手段内のユーザ領域に記憶された画像データを
    削除することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
    に記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記ネットワーク制御手段は、ネット
    ワーク先に接続された各種ネットワーク端末との送受を
    行うことを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに
    記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記記憶手段は、磁気記録装置である
    ことを特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記載
    の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記データ出力手段は、電子写真方式
    のプリント装置を含むことを特徴とする請求項1ないし
    13のいずれかに記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記データ出力手段は、インクジェッ
    ト方式のプリント装置を含むことを特徴とする請求項1
    ないし13のいずれかに記載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 前記データ出力手段は、CRT表示装
    置を含むことを特徴とする請求項1ないし15のいずれ
    かに記載の画像処理装置。
  17. 【請求項17】 前記表示装置は、液晶表示装置である
    ことを特徴とする請求項16記載の画像処理装置。
  18. 【請求項18】 前記データ入力手段は、フラットヘッ
    ドスキャナであることを特徴とする請求項1ないし17
    のいずれかに記載の画像処理装置。
  19. 【請求項19】 前記データ入力手段は、原稿自走型ス
    キャナであることを特徴とする請求項1ないし17のい
    ずれかに記載の画像処理装置。
  20. 【請求項20】 前記データ入力手段は、フィルムスキ
    ャナであることを特徴とする請求項1ないし17のいず
    れかに記載の画像処理装置。
  21. 【請求項21】 前記ネットワークと接続されるネット
    ワーク端末は、デジタルカメラとネットワーク通信装置
    とにより構成されることを特徴とする請求項1ないし2
    0のいずれかに記載の画像処理装置。
  22. 【請求項22】 前記ネットワーク端末は、パーソナル
    コンピュータであることを特徴とする請求項21記載の
    画像処理装置。
  23. 【請求項23】 前記ネットワーク端末は、携帯用情報
    端末であることを特徴とする請求項21記載の画像処理
    装置。
  24. 【請求項24】 画像データを入力するデータ入力工程
    と、 前記画像データを出力するデータ出力工程と、 各部の動作指示を行う操作工程と、 ネットワークを介して情報の送受を行うネットワーク制
    御工程と、 ユーザに対して一意なユーザ識別情報を発行する識別発
    行工程と、 前記操作工程又は前記ネットワーク制御工程により、パ
    スワード、メールアドレス、転送先アドレスを入力する
    工程と、 記憶手段のユーザ識別情報に対応したユーザ領域内に、
    前記パスワード、前記メールアドレス、前記転送先アド
    レス、前記画像データを記憶する工程と、 前記ユーザ識別情報と前記パスワードとによってユーザ
    の正当性を判定し、正当なユーザのみに前記ユーザ領域
    内における前記画像データの処理を許可する工程と、 前記ユーザ識別情報に対応したユーザ領域内に前記画像
    データを記憶するとき、既定時間以上記憶された画像デ
    ータを前記転送先アドレスに転送するか否かを選択する
    工程と、 前記ユーザ領域内の画像データが前記既定時間以上記憶
    されている場合は、当該画像データを削除する工程と、 前記既定時間以上記憶されている画像データを削除する
    前に、前記ユーザに警告を行う工程と、 前記既定時間以上記憶されている画像データを削除する
    前に、当該画像データを転送先に転送する工程と、 前記ユーザ領域内に画像データが存在しない場合は、当
    該ユーザ領域を削除する工程と、 前記画像データの削除、転送の結果を前記ユーザに通知
    する工程とを具えたことを特徴とする画像処理方法。
  25. 【請求項25】 前記データ出力手段は、前記画像デー
    タを印刷、表示する手段であることを特徴とする請求項
    24記載の画像処理方法。
  26. 【請求項26】 前記画像データは、前記記憶手段に登
    録される日時、データサイズを含むファイル構造を有す
    ることを特徴とする請求項24又は25記載の画像処理
    方法。
  27. 【請求項27】 前記画像データは、前記ユーザ識別情
    報に対応したユーザ領域に分割されたディレクトリ構造
    を含むファイルシステムに基づいたデータであることを
    特徴とする請求項24又は25記載の画像処理方法。
  28. 【請求項28】 前記ネットワーク制御工程による指示
    に基づいて、ネットワークを経由して獲得した画像デー
    タを前記記憶手段内のユーザ領域に記憶することを特徴
    とする請求項24ないし27のいずれかに記載の画像処
    理方法。
  29. 【請求項29】 前記ネットワーク制御工程による指示
    に基づいて、前記記憶手段内のユーザ領域に記憶された
    画像データを削除することを特徴とする請求項24ない
    し27のいずれかに記載の画像処理方法。
  30. 【請求項30】 前記操作工程からの指示に基づいて、
    前記データ入力工程からの画像データを前記記憶手段内
    のユーザ領域に記憶することを特徴とする請求項24な
    いし27のいずれかに記載の画像処理方法。
  31. 【請求項31】 前記操作工程からの指示に基づいて、
    前記記憶手段内のユーザ領域に記憶された画像データを
    プリント装置によってハードコピーすることを特徴とす
    る請求項24ないし27のいずれかに記載の画像処理方
    法。
  32. 【請求項32】 前記操作工程からの指示に基づいて、
    前記記憶手段内のユーザ領域に記憶された画像データを
    表示装置によって表示することを特徴とする請求項24
    ないし27のいずれかに記載の画像処理方法。
  33. 【請求項33】 前記操作工程からの指示に基づいて、
    前記記憶手段内のユーザ領域に記憶された画像データ
    を、前記ネットワーク制御工程によって前記操作工程で
    指示した転送先に転送することを特徴とする請求項24
    ないし27のいずれかに記載の画像処理方法。
  34. 【請求項34】 前記操作工程からの指示に基づいて、
    前記記憶手段内のユーザ領域に記憶された画像データを
    削除することを特徴とする請求項24ないし27のいず
    れかに記載の画像処理方法。
  35. 【請求項35】 コンピュータによってデータ処理を制
    御するためのプログラムを記録した媒体であって、 該制御プログラムはコンピュータに、 画像データを入出力、および、各部の動作指示の操作を
    行なわせ、 ネットワークを介して情報の送受を行なわせ、 ユーザに対して一意なユーザ識別情報を発行させ、 パスワード、メールアドレス、転送先アドレスを入力さ
    せ、 記憶手段のユーザ識別情報に対応したユーザ領域内に、
    前記パスワード、前記メールアドレス、前記転送先アド
    レス、前記画像データを記憶させ、 前記ユーザ識別情報と前記パスワードとによってユーザ
    の正当性を判定させて、正当なユーザのみに前記ユーザ
    領域内における前記画像データの処理を許可させ、 前記ユーザ識別情報に対応したユーザ領域内に前記画像
    データを記憶させるとき、既定時間以上記憶された画像
    データを前記転送先アドレスに転送させるか否かを選択
    させ、 前記ユーザ領域内の画像データが前記既定時間以上記憶
    されている場合は、当該画像データを削除させ、 前記既定時間以上記憶されている画像データを削除させ
    る前に、前記ユーザに警告、若しくは、当該画像データ
    を転送先に転送させ、 前記ユーザ領域内に画像データが存在しない場合は、当
    該ユーザ領域を削除させ、 前記画像データの削除、転送の結果を前記ユーザに通知
    させることを特徴とする画像処理制御プログラムを記録
    した媒体。
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