JP4748580B2 - 蓋体付き容器 - Google Patents
蓋体付き容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4748580B2 JP4748580B2 JP2005346213A JP2005346213A JP4748580B2 JP 4748580 B2 JP4748580 B2 JP 4748580B2 JP 2005346213 A JP2005346213 A JP 2005346213A JP 2005346213 A JP2005346213 A JP 2005346213A JP 4748580 B2 JP4748580 B2 JP 4748580B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- locking piece
- engaging
- slope
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
上記押釦56を押し下げると、上記第1係合斜面S1を下方へ摺動する押板54が係止片24を押し広げて係合部8と突起部42とを分離させるとともに、押板54が第1係合斜面の下端から更に下降して、押板54外面と係止片24の下部38内面とを圧接させることで、上記押下げ力の解放時に上記突起部42が上記分離状態のままで係合部8形成箇所を乗り越えるように設けた蓋体付き容器において、
上記係止片24は、下内方へ傾斜する屈曲部36から垂直な下部38を垂下するとともに、その下端部内面から上記突起部42を内方突出しており、上記屈曲部36内面を上記第1係合斜面S 1 とするとともに、上記押釦56の押下げ時に、突起部42を除く係止片の下部分内面へ上記押板54を圧接可能に設けた。
上記下蓋16は、口頸部4上端面に載置した中央板部18の周縁に沿って複数の切溝22を穿設するとともに、この切溝の外縁側から複数の上記係止片24を垂下して、これら係止片で容器体2の口頸部4を囲むように設け、
上記操作部材50は、水平板52の外縁から上記各切溝22を介して押板54を垂下するとともに、水平板52の中央部から押釦56を突出しており、
上記上蓋44は、上記押釦挿通用の透孔46を中心部に穿設するとともに、少なく下蓋16中央部との間に間隙を存して、上記操作部材50の上下動可能に下蓋16に対して取り付けられている。
また第1の手段に係る発明によれば、口頸部4の係合部8と係止片24の突起部42とが分離した後に、この係止片24の下部38に上記押板54が圧接するようにしたから、上記係合部8との分離状態を一層確実に維持することができる。
○押釦56を押し下げた後に、係止片24が弾性に原形へ復元することで、蓋体14全体が引き上げられるので、蓋体14の取り外しが更に容易である。
○蓋体14を口頸部4に嵌合するときには、第2係合斜面S2に押板54の下端が当接した後にその押板54外面から係止片24が外れることで、係合部8に突起部42を係合させることができ、突起部が係合部8形成箇所を乗り越える必要がないので、僅かな力で閉蓋させることができる。
(a)図3の状態から、押釦56を押し下げると、押板54の下端面外縁が第1係合斜面S1に当接して、板バネ28の弾性力に抗して係止片24を側外方へ拡開させる。そして押板54の下端面が第1係合斜面S1の下縁に達したときには、突起部42は係合部8から完全に分離する。
(b)突起部42と係合部8とが分離した後に押釦56を更に押し続けると、押板54の下端面は、図4に示すように第1係合斜面S1の下縁から下降して、口頸部4の第2係合斜面S2に当接する。この過程では係止片24の下部は拡開せずに垂直のままであり、押板54の外面が係止片24下部内面にスライドすることで、押板54と係止片24の下部38とが深く嵌まり合うこととなる。
(c)更に押釦56の押下げを続けると、上記押板54の下端面内縁は、第2係合斜面S2に当接した後に図5に示す如くこの第2係合斜面S2の下端付近まで摺動する。この間には、押板54自体が係止片24とともに外方拡開し、これにより押板54と係止片24の下部とはより深く嵌まり合う。また、このとき押板54外面は係止片24の下部内面に強く圧接され、両者の間に摩擦力を生ずる。
(d)押釦56への押下げ力を開放すると、上記押板54は、図6に示す如く押板自身及び板バネ28の弾性復元力により原形に復元するとともに第2係合斜面S2を上昇する。このとき、押板54及び係止片24の下部は深く嵌まり合っているために両者の間の摩擦力によって、押板54により係止片24を介して操作部材を除く蓋体部分全体が引き上げられることとなる。この際に、突起部42は、係合部8から離れたままでリブ6を乗り越えることとなる。
(e)次に係止片24と係合部8と完全に分離した後に蓋体14を持って、除去することができる。この段階で、図7に示す如く操作部材の押板54は係止片24と当接したままであるので、下蓋16及び上蓋44に対して操作部材50がガタつくことを防止できる。
14…蓋体 16…下蓋 18…中央板部 20…張出板部 22…切溝 24…係止片
26…垂下筒 28…板バネ 30…テーパ状筒 32…切割り 36…屈曲部
38…係止片下部 S1…第1係合斜面 42…突起部 44…上蓋 46…透孔 48…鉤部
50…操作部材 52…水平板 54…押板 56…押釦
Claims (4)
- 容器体(2)の口頸部(4)上に蓋体(14)を載置させてなり、この蓋体(14)から、側外方への弾性的な拡開が可能な複数の係止片(24)を垂下し、この係止片の下部(38)に設けた突起部(42)を、上記口頸部(4)外面に形成した係合部(8)へ係止し、この係合部上方の係止片部分内面を上向きの第1係合斜面(S1 )とし、かつこの第1係合斜面に、蓋体(14)表側へ露出する押釦(56)と連設した押板(54)の下端を対向させた操作部材(50)を設け、
上記押釦(56)を押し下げると、上記第1係合斜面(S1 )を下方へ摺動する押板(54)が係止片(24)を押し広げて係合部(8)と突起部(42)とを分離させるとともに、押板(54)が第1係合斜面の下端から更に下降して、押板(54)外面と係止片(24)の下部(38)内面とを圧接させることで、上記押下げ力の解放時に上記突起部(42)が上記分離状態のままで係合部(8)形成箇所を乗り越えるように設けた蓋体付き容器において、
上記係止片(24)は、下内方へ傾斜する屈曲部(36)から垂直な下部(38)を垂下するとともに、その下端部内面から上記突起部(42)を内方突出しており、上記屈曲部(36)内面を上記第1係合斜面(S 1 )とするとともに、上記押釦(56)の押下げ時に、突起部(42)を除く係止片の下部分内面へ上記押板(54)を圧接可能に設けたことを特徴とする、蓋体付き容器。 - 上記係合部(8)上方の口頸部分外面に、上記第1係合斜面(S1 )に近接して、押板(54)拡開用の上外方向きの第2係合斜面(S2 )を形成して、上記押板(54)が第1係合斜面(S1 )と摺接して係合部(8)と係止片(24)とが分離した後に、押板(54)が更に第2係合斜面(S2 )を下外方へ摺動しながら弾性的に拡開して係止片(24)内面に圧接されるとともに、押釦(56)への押下げ力を解放したときに、上記押板(54)が弾性復元しながら上記第2係合斜面(S2 )を上内方へ摺動するとともに、押板(54)と圧接した係止片(24)を介して操作部材(50)を除く蓋体部分が引き上げられるように設けたことを特徴とする、請求項1記載の蓋体付き容器。
- 蓋体(14)は、口頸部(4)閉塞用の下蓋(16)と、この下蓋の中心部に上下動自在に取り付けられた上述の操作部材(50)と、この操作部材抜止め用の上蓋(44)とを具備しており、
上記下蓋(16)は、口頸部(4)上端面に載置した中央板部(18)の周縁に沿って複数の切溝(22)を穿設するとともに、この切溝の外縁側から複数の上記係止片(24)を垂下して、これら係止片で容器体(2)の口頸部(4)を囲むように設け、
上記操作部材(50)は、水平板(52)の外縁から上記各切溝(22)を介して押板(54)を垂下するとともに、水平板(52)の中央部から押釦(56)を突出しており、
上記上蓋(44)は、上記押釦挿通用の透孔(46)を中心部に穿設するとともに、少なく下蓋(16)中央部との間に間隙を存して、上記操作部材(50)の上下動可能に下蓋(16)に対して取り付けられていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の蓋体付き容器。 - 上記係止片(24)を内方に付勢する板バネ(28)を、各係止片(24)の外側に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の蓋体付き容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005346213A JP4748580B2 (ja) | 2005-11-30 | 2005-11-30 | 蓋体付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005346213A JP4748580B2 (ja) | 2005-11-30 | 2005-11-30 | 蓋体付き容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007145416A JP2007145416A (ja) | 2007-06-14 |
JP4748580B2 true JP4748580B2 (ja) | 2011-08-17 |
Family
ID=38207300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005346213A Expired - Fee Related JP4748580B2 (ja) | 2005-11-30 | 2005-11-30 | 蓋体付き容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4748580B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017007670A (ja) * | 2015-06-17 | 2017-01-12 | 株式会社山田工作所 | 易開封性容器 |
CN114013833B (zh) * | 2021-10-15 | 2023-04-07 | 浙江康思特动力机械有限公司 | 一种方便启闭的油箱盖 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5841344U (ja) * | 1981-09-12 | 1983-03-18 | 井上 完二 | 容器と蓋 |
JPS611541U (ja) * | 1985-01-22 | 1986-01-08 | 大塚 晶義 | 建築用陶磁器質タイル |
JPS6119539U (ja) * | 1984-07-11 | 1986-02-04 | 竹内工業株式会社 | 化粧料等の収納容器 |
JP2004123136A (ja) * | 2002-09-30 | 2004-04-22 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 足踏み式噴霧容器 |
-
2005
- 2005-11-30 JP JP2005346213A patent/JP4748580B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5841344U (ja) * | 1981-09-12 | 1983-03-18 | 井上 完二 | 容器と蓋 |
JPS6119539U (ja) * | 1984-07-11 | 1986-02-04 | 竹内工業株式会社 | 化粧料等の収納容器 |
JPS611541U (ja) * | 1985-01-22 | 1986-01-08 | 大塚 晶義 | 建築用陶磁器質タイル |
JP2004123136A (ja) * | 2002-09-30 | 2004-04-22 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 足踏み式噴霧容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007145416A (ja) | 2007-06-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101707455B1 (ko) | 원 터치 방식으로 캡이 개폐 조작되는 화장품 용기 | |
US6371141B1 (en) | Safety umbrella runner ergonomically operated by sliding push button | |
JP6521465B2 (ja) | 材料レフィル包装装置 | |
JP2007044092A (ja) | 気密コンパクト容器 | |
JP4748580B2 (ja) | 蓋体付き容器 | |
JP3216140U (ja) | 密封容器 | |
KR101803794B1 (ko) | 원핸드 방식의 버튼 개폐 구조를 갖는 화장품 용기 | |
KR200437214Y1 (ko) | 원터치 개폐가 가능한 용기의 안전 캡 | |
JP2013047104A (ja) | 二重容器 | |
JP2018104064A (ja) | 抽出容器 | |
JP4195234B2 (ja) | 気密容器 | |
JP2007153348A (ja) | 蓋体付き容器 | |
JP2006345959A (ja) | 化粧料容器 | |
JP6086722B2 (ja) | ヒンジキャップ | |
JP3195450U (ja) | 飲料容器の栓体 | |
JP3986774B2 (ja) | 補助蓋付き安全キャップ | |
WO2001002260A1 (en) | Can lid with opening means providing enhanced opening function and sanitariness | |
JP3229318U (ja) | 飲料容器 | |
JP6216636B2 (ja) | 容器 | |
JP4702791B2 (ja) | 蓋付き容器 | |
JP6286257B2 (ja) | プッシュプルキャップ | |
JP3226157U (ja) | 飲料容器 | |
KR200487318Y1 (ko) | 개봉 후 위치시키는 장치가 구비된 병마개 | |
JP2008226538A (ja) | バッテリー液口栓 | |
JP6053219B1 (ja) | 操作装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080528 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110223 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110418 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110511 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110511 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |