JP4744097B2 - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4744097B2
JP4744097B2 JP2004145614A JP2004145614A JP4744097B2 JP 4744097 B2 JP4744097 B2 JP 4744097B2 JP 2004145614 A JP2004145614 A JP 2004145614A JP 2004145614 A JP2004145614 A JP 2004145614A JP 4744097 B2 JP4744097 B2 JP 4744097B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
light receiving
light
receiving element
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004145614A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005327943A (ja
Inventor
和也 北村
聡 相原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Japan Broadcasting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Broadcasting Corp filed Critical Japan Broadcasting Corp
Priority to JP2004145614A priority Critical patent/JP4744097B2/ja
Publication of JP2005327943A publication Critical patent/JP2005327943A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4744097B2 publication Critical patent/JP4744097B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

本発明は画像入力装置に係わり、特に、任意の場所で原稿を画像データ化することができるとともに、曲面状の原稿をむら無く読み取ることのできる画像入力装置に関する。
原稿の読み取り用途に使用されるスキャナ、ファクシミリ及び複写機等の画像入力装置は、一般に一次元ラインセンサを有している。例えば、スキャナの場合には、この一次元ラインセンサにより構成された光電変換部で原稿台上に置かれた原稿を走査することで、原稿を読み取るようになっている。そのため、このようなスキャナ等で原稿を画像データ化する場合には、原稿を画像入力装置に持って行く必要があった。従って、スキャナ等が設置された場所以外では原稿を読み取ることができなかった。
これに対し、特許文献1には、透明支持体上に薄膜トランジスタ、有機半導体層、ハーフミラー及び光入射制御手段を順次配置する画像入力装置が示されている。そのため、任意の場所で画像入力装置を原稿上に配置して原稿を読み取ることができる。
しかしながら、特許文献1の画像入力装置は、透明支持体等の各素子が積層されて構成されるため、画像入力装置を薄く構成することができなかった。そして、これらの素子がある程度の強度を有して平板状に構成されるため、曲面状の原稿を読み取ることができなかった。これに対し、特許文献2には、原稿の静電電場を用いて原稿を保持ローラに吸着させるハンディスキャナが示されている。特許文献2のハンディスキャナでは、原稿が平面状で無くても原稿の読み取りを行うことができる。
特開2003−332552号公報 実開平5−18167号公報
しかしながら、特許文献2のハンディスキャナでは、上述した一次元ラインセンサにより原稿を走査するため、原稿の読み込み速度のむらにより時間軸上のひずみを発生するおそれがあった。また、このハンディスキャナでは紙面以外の原稿に対応できなかった。
本発明はこのような従来の課題に鑑みてなされたもので、任意の場所で原稿を画像データ化することができるとともに、曲面状の原稿をむら無く読み取ることのできる画像入力装置を提供することを目的とする。
このため本発明は、有機材料からなる基板上に一様に配置され、被写体に対し発光する光源と、前記基板上に前記光源と隣接かつ該光源とともに縞状又はモザイク状に交互に配置され、該光源の発光により前記被写体が反射した光を受光して光電変換する受光素子と、前記光源を挟み、該光源を発光させる光源側電極と、前記受光素子を挟み、該受光素子の光電変換により蓄積された電荷を読み出す受光側電極と、前記基板との間に前記光源、前記光源側電極、前記受光素子及び前記受光側電極を収納保持する有機材料からなる保護層と、前記光源及び前記受光素子間に該受光素子への遮光を行う遮光手段とを備え、該遮光手段は、前記光源及び前記受光素子間に立設された壁であり、該壁と前記光源との間、及び該壁と前記受光素子との間の少なくとも一方には隙間が設けられ、かつ、前記光源及び前記受光素子の内の少なくとも一つが有機材料からなり、前記基板及び前記保護層を含めた全体の厚さが0.1mm〜4mmで、前記光源の厚さと前記光源側電極の厚さの和、及び前記受光素子の厚さと前記受光側電極の厚さの和がともに500nm以下で折り曲げ容易であることを特徴とする。
基板上には、光源及び受光素子が縞状又はモザイク状を構成しつつ交互に一様に配置される。そのため、光源及び受光素子は互いに積層等されることなく、画像入力装置全体を薄く構成できる。そして、基板が有機材料からなり、かつ光源及び受光素子の内の少なくとも一つが有機材料からなるため有機材料の部分において折れ曲り易く、画像入力装置全体の折り曲げが可能である。従って、曲面状の被写体であっても読み取りを行うことができる。
保護層が有機材料からなるため、画像入力装置全体の折り曲げが可能である。従って、曲面状の被写体であっても読み取りを行うことができる。なお、光源側電極や受光側電極は、有機材料、無機材料のいずれでも良い。
光源及び受光素子間に受光素子への遮光を行う遮光手段を備えたことにより、光源及び受光素子が基板上に隣接されつつ配置されても、受光素子の光源に対する遮光を行うことができる。
壁と光源との間や壁と受光素子との間に隙間が設けられるため、壁として用いられた材料を作製するときに光源又は受光素子に接触して有機材料が溶解するのを回避できる。また、この隙間により、光源及び受光素子間の折り曲げも容易に行うことができる。なお、壁は、例えば黒インク等により構成される。
さらに、本発明は、前記受光素子が所定のユニットに区切られ、該各ユニットが青、緑及び赤のそれぞれの波長域にのみ感度を有する有機光導電膜を用いて作製され、該青、緑及び赤のそれぞれのユニットが規則的に配列されたことを特徴とする。
このことにより、画像入力装置をカラーの被写体に対して用いることができる。なお、ユニットの配列には、例えばベイヤ配列、インターライン配列、ストライプ配列等を用いることができる。また、各ユニットは、青、緑及び赤の代わりに、これらの補色に対してのみ感度を有する有機光導電膜を用いて作製されても良い。
画像入力装置全体の厚さが0.1mm未満であると画像入力装置の強度が下がるおそれがある。また、光源が薄くなれば電極間で短絡するおそれがある。一方、全体の厚さが4mmを超えると画像入力装置の折り曲げが困難となるおそれがある。また、光源が厚くなれば光源の発光効率が下がるおそれがある。従って、画像入力装置全体の厚さは0.1mm〜4mmであることが望ましい。
光源の厚さと光源側電極の厚さの和は、光源の発光効率、これらの強度及び折り曲げのし易さ等の観点から500nm以下が望ましい。また、受光素子の厚さと受光側電極の厚さの和も、これらの強度及び折り曲げのし易さ等の観点から500nm以下が望ましい。
以上説明したように本発明によれば、有機材料からなる基板上に光源及び受光素子を交互に一様に配置し、かつ光源や受光素子を有機材料で構成したので、画像入力装置を薄く構成することができ、画像入力装置の折り曲げが可能である。従って、曲面状の被写体であっても読み取りが可能である。
以下、本発明の実施形態について説明する。本発明の実施形態である画像入力装置の構成図を図1に示す。
図1において、画像入力装置100は四角形状の基板101を有している。この基板101は、汎用サイズの原稿を読み取り可能とするためにA4〜A3程度の大きさとなっている。また、この基板101は折り曲げ可能な有機材料からなり、例えばポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエーテルサルフォン、ポリプロピレン、ポリイミド、ポリカーボネート等が用いられるようになっている。
さらに、基板101はフィルム状になっており、厚さが0.05mm〜2mmとなっている。厚さが0.05mm未満であると基板101の強度が下がるおそれがある。一方、厚さが2mmを超えると基板101の折り曲げが困難となるおそれがある。
また、この基板101には、画像入力装置100外部からの光を遮断するために、基板101の作製時に黒色顔料等が混入されたり、基板101の表面に直接塗料等が塗られるようになっている(図示略)。
そして、基板101上には、光源側の画素を構成する光源ユニット120が形成されている。この光源ユニット120は、基板101の一辺と平行に多数個の光源ユニット120がライン状に配列されることで、光源ユニット列121を形成するようになっている。以下、この光源ユニット列121の長手方向をy方向といい、これに垂直な方向をx方向という。また、この基板101上には、受光側の画素を構成する受光ユニット130が形成されている。この受光ユニット130も、y方向に沿ってライン状に多数個配列されることで、受光ユニット列131を形成するようになっている。
そして、この基板101上には、x方向に沿って光源ユニット列121及び受光ユニット列131が交互に縞状に多数列形成されるようになっている。なお、光源ユニット120及び受光ユニット130は、図1のように交互に縞状に配列される場合に限られず、用途や解像度等の観点から例えばモザイク状に配列されても良い。
ここで、光源ユニット120及び受光ユニット130の拡大断面図を図2に示す。図2において、光源ユニット120は、基板101上に積層された光源駆動部123と、この光源駆動部123上に積層された光源125とから構成されている。この光源ユニット120は、画像入力装置100の解像度等の観点から、基板101上に50μm×50μm(2500μm2)〜500μm×500μm(250000μm2)の大きさで形成されるようになっている。
このとき、光源駆動部123は、柔軟性の観点から有機材料からなり、例えばPolyethylene dioxythiophene polystyrene sulphonate(以下PEDT/PSSという)等が用いられる。また、この光源駆動部123は、ライン型、X−Yマトリックス型、薄膜トランジスタ(以下TFTという)型等を有するように構成されている。例えばライン型の場合には、同一の光源ユニット列121内の光源125を、上下2本の電極で挟装するようにして構成される(図示略)。
光源125は、これ自身に柔軟性を持たせるために有機エレクトロルミネッセンス素子(以下有機EL素子という)で構成されている。この光源125は、画像入力装置100がモノクロ原稿用途であるかカラー原稿用途であるかを問わず、白色の発光を呈する有機EL素子が用いられるようになっている。そのため、光源125は白色有機EL材料からなり、かつ白色有機EL構造を有している。
具体的には、光源125は、クマリン類、アントラセン類、ナフタレン類、テトラセン類、フルオレセイン類、ペリレン類、ペリノン類、ブタジエン類、ピレン類、オキサジアゾール類、オキシン類、アミノキノリン類、ジフェニルエチレン類、ジアミノカルバゾール類、ポリメチン類、メロシアニン類、キナクリドン類等を単体若しくは組み合わせた白色発光層(図示略)を有している。ここで組み合わせるとは、各材料を積層したり混合したりすることをいう(以下同旨)。
そして、光源125は、上記の白色発光層を、フタロシアニン類、オキサジアゾール類、トリアゾール類、イミダゾール類、ピラゾリン類、ピラゾロン類、オキサゾール類、トリフェニルアミン類、ポリビニルカルバゾール類、ポリシラン類等を単体若しくは組み合わせた正孔輸送層(図示略)と、アルミニウム錯体、フルオレノン類、アントラキノジメタン類、ジフェニルキノン類、オキサジアゾール類等を単体若しくは組み合わせた電子輸送層(図示略)とで挟み込んだ構造等を有している。また、白色発光層を正孔輸送層及び電子輸送層で挟み込んだ構造以外にも、輸送層が正孔や電子を輸送する能力を持ち、かつ強い蛍光を有する場合には、白色発光層が輸送層を兼ねて輸送層を省略した構造を有する場合もある。
そして、このような光源125は厚さが50nm〜200nmとなっている。厚さが50nm未満であると電極間で短絡するおそれがあり、また、光源125の強度が下がるおそれもある。一方、厚さが200nmを超えると発光効率が下がるおそれがあり、また光源125の折り曲げが困難となるおそれがある。
そのため、光源駆動部123及び光源125からなる光源ユニット120は、有機EL素子の発光効率、光源ユニット120の強度及び光源ユニット120の折り曲げのし易さ等の観点から、光源ユニット120全体の厚さが500nm以下とされるのが望ましい。
一方、受光ユニット130は、基板101上に積層された受光素子駆動部133と、この受光素子駆動部133上に積層された受光素子135とから構成されている。この受光ユニット130は、画像入力装置100の解像度等の観点から、基板101上に50μm×50μm(2500μm2)〜500μm×500μm(250000μm2)の大きさで形成されている。なお、図1中受光ユニット130は光源ユニット120と略同じ大きさかつ略同じ形状で示してあるが、これに限られず、光源ユニット120や受光ユニット130に用いられる材料の発光強度や受光感度、解像度等の観点から適宜異なる大きさ等が用いられても良い。
このとき、受光素子駆動部133も、柔軟性の観点から光源駆動部123と同様に有機材料からなり、例えばPEDT/PSS等が用いられる。この受光素子駆動部133は、X−Yマトリックス型、TFT型等を有するように構成されている。例えばX−Yマトリックス型の場合には、x方向及びy方向に沿って走る2本の電極が交差する位置において、個々の受光素子135を上下から挟装するようにして構成される(図示略)。なお、受光素子駆動部133は相補型金属酸化物半導体(CMOS)、電荷結合素子(CCD)を用いることもできる。
受光素子135は、これ自身に柔軟性を持たせるために有機光導電膜からなり、例えばアクリジン系色素、クマリン系色素、シアニン系色素、スクエアリリウム、オキサジン系色素、キサンテン系色素等を単体若しくは組み合わせて感光層とし、これらの色素を単体若しくは組み合わせた色素のみからなる膜が用いられている。
また、この色素のみからなる膜以外にも、上記色素の単体若しくは組み合わせと、トリフェニルアミン類、ベンジジン類、ピラゾリン類、スチリルアミン類、ヒドラゾン類、トリフェニルメタン類、カルバゾール類、ポリシラン類、チオフェン類、フタロシアニン類、ポリアミン類、ペリレン類、オキサジアゾール類、トリアゾール類、トリアジン類、キノキサリン類、フェナンスロリン類、フラーレン類、アルミニウムキノリン類、ポリパラフェニレンビニレン類、ポリフルオレン類、ポリビニルカルバゾール類、ポリチオール類、ポリピロール類、ポリチオフェン類等とを混合した混合膜を用いても良い。なお、色素のみからなる膜であっても混合膜であっても、複数の色素を組み合わせた方が受光波長範囲を広くできる。
そして、この受光素子135には、画像入力装置100がモノクロ原稿用途である場合には、白色用の受光素子135が用いられるようになっている。
一方、画像入力装置100がカラー原稿用途である場合には、複数個の受光ユニット130間でそれぞれ別個に青色用、緑色用、赤色用の受光素子135が用いられるようになっている。この場合、各色の受光素子135が公知のベイヤ配列、インターライン配列、ストライプ配列等で並べられる。例えばベイヤ配列の場合には、2×2の単位で対角線上に緑色用の受光素子135を2個配置し、残りに青色用及び赤色用の受光素子135を1個ずつ配置する(図5で詳述する)。
そして、この青色用、緑色用、赤色用の受光素子135を形成するに際しては、白色用の受光素子135を各色のフィルターで覆う方法や、受光素子135を構成する有機材料自体に波長選択性を持たせる方法等がある。この有機材料自体に波長選択性を持たせる方法では、青色用の受光素子135であればポリフィリン類、緑色用の受光素子135であればペリレン類、赤色用の受光素子135であればフタロシアニン類等の各色のみに感度を持つ有機材料を用いれば良い。
なお、カラー原稿用途である場合の受光素子135には、青色用、緑色用及び赤色用の受光素子135を用いる場合以外にも、それぞれの補色であるイエロー、マゼンダ及びシアン用の受光素子135を用いても良い。これによりベイヤ配列する場合には、2×2の単位で対角線上に緑色用及びイエロー用の受光素子135を1個ずつ配置し、残りにマゼンダ用及びシアン用の受光素子135を1個ずつ配置する。
そして、このような受光素子135は厚さが30nm〜300nmとなっている。厚さが30nm未満であると受光素子135の強度が下がるおそれがある。一方、厚さが300nmを超えると受光素子135の折り曲げが困難となるおそれがある。
そのため、受光素子駆動部133及び受光素子135からなる受光ユニット130は、受光ユニット130の強度及び受光ユニット130の折り曲げのし易さ等の観点から、受光ユニット130全体の厚さが500nm以下とされるのが望ましい。
さらに、これらの光源ユニット120及び受光ユニット130間には、受光ユニット130の光源ユニット120に対する遮光のために壁状に黒インク141が立設されている。また、この黒インク141と光源ユニット120との間、及び黒インク141と受光ユニット130との間には、黒インク141を作製するときに各ユニット120、130の有機材料に接触してこれらが溶解するのを回避するため、また光源ユニット120及び受光ユニット130間の折り曲げを容易にするために、それぞれに隙間が設けられている(図示略)。なお、図示しないが原稿への投射範囲を狭くしたり、個々のユニット120、130間の折り曲げを容易にする等の観点から、個々の光源ユニット120や受光ユニット130の四方を囲うように黒インク141及び隙間が設けられても良い。
さらに、これらの光源ユニット120及び受光ユニット130上には、保護層145が張り合わされている。この保護層145は折り曲げ可能な透明絶縁材料からなり、例えばプラスティックフィルム等が用いられるようになっている。そして、この保護層145の厚さは0.05mm〜2mmとなっている。厚さが0.05mm未満であると保護層145の強度が下がるおそれがある。一方、厚さが2mmを超えると保護層145の折り曲げが困難となるおそれがある。
なお、この保護層145と個々の受光ユニット130間には、折り曲げ可能な樹脂系材料からなるマイクロレンズ(図示略)が介在されても良い。例えばマイクロレンズが凸型である場合には、凸部を受光ユニット130側に向けて配設することで、原稿からの光が受光ユニット130に集光されるようになる。このマイクロレンズにはアクリル樹脂(PMMA)やUV硬化樹脂等が用いられ、保護層145の受光ユニット130等側の面に樹脂膜を成膜して金型により成型したり、インクジェット法により保護層145上に樹脂液を滴下等することで形成される。
そして、以上のような基板101、光源ユニット120、受光ユニット130及び保護層145等からなる画像入力装置100は、光源ユニット120及び受光ユニット130の厚さがともに500nm以下となるように構成され、かつこの光源ユニット120及び受光ユニット130が互いに積層等されることなく縞状等となるように配置されることで、画像入力装置100全体の厚さが0.1mm〜4mmとなっている。
かかる構成において、画像入力装置100を原稿上に載置した状態図を図3に示す。なお、図3では原稿として見開いた本150を対象とする。図3において、画像入力装置100は、保護層145側が本150の紙面側に向けられた状態で、見開いた状態の本150の上に載置される。
このとき、画像入力装置100は、有機材料からなる基板101、光源ユニット120、受光ユニット130及び保護層145等が積層等されて構成されているため、画像入力装置100を持ち運びすることが可能である。このため、任意の場所で画像入力装置を原稿上に配置して原稿を読み取ることができる。
また、この画像入力装置100は、全体の厚さが0.1mm〜4mmとなるように構成されている。そのため、見開いた本150の背表紙部分の折曲部151においても、画像入力装置100が折曲部151に沿って折り曲げられて原稿の読み取りが可能である。具体的には、図4に示すように本150を(平面状態を0°として)150°程度まで折り曲げた状態としても、原稿の読み取りが可能である。
さらに、画像入力装置100は、汎用の原稿サイズ程度の大きさを有しているため、本150の見開き面である原稿の読み取り面に対して全面に密着される。そのため、原稿の読み取りに際し画像入力装置100等を動かす必要が無いため、特許文献2等のハンディスキャナと異なり原稿の読み込み速度のむら等は生じない。
以上から、任意の場所で原稿を画像データ化することができ、曲面状の原稿をむら無く読み取ることができる。
なお、本発明においては、光源駆動部123、光源125、受光素子駆動部133、受光素子135及びマイクロレンズ(図示略)等には全て有機材料が用いられるとして説明してきたが、これに限られない。例えば、画像入力装置100の用途等により折り曲げの程度が小さくても良いことが予め分かっている場合(例えば厚い辞書の読み取り用途で、これを見開きにしたときに生じる角度程度で良い場合)には、各素子に対して無機材料を用いても良い。
このとき、少なくとも光源125又は受光素子135が有機材料であることが望ましい。光源125又は受光素子135が有機材料であれば他の素子が無機材料であっても、有機材料の部分が折れ曲がって画像入力装置100の折り曲げが可能だからである。
以下、各素子に用いることのできる無機材料を示す。
光源ユニット120の光源駆動部123では、電極部分等にアルミニウム、バナジウム、金、銀、白金、鉄、コバルト、炭素、ニッケル、タングステン、パラジウム、マグネシウム、カルシウム、スズ、鉛、チタン、イットリウム、リチウム、ルテニウム、マンガン等の金属薄膜若しくはこれらの合金金属薄膜を用いることができる。また、インジウムスズ酸化物、インジウム酸化物、酸化スズ等の無機透明電極等を用いることもできる。これにより、有機材料を用いたときよりも導電率の点で有利となる。
また、光源125では、CaGaS系材料及びZnS系材料の積層構造や、Sr系材料及びZnS系材料の積層構造等を用いることができる。
さらに、受光ユニット130の受光素子駆動部133では、電極部分等にアルミニウム、バナジウム、金、銀、白金、鉄、コバルト、炭素、ニッケル、タングステン、パラジウム、マグネシウム、カルシウム、スズ、鉛、チタン、イットリウム、リチウム、ルテニウム、マンガン等の金属薄膜若しくはこれらの合金金属薄膜を用いることができる。また、インジウムスズ酸化物、インジウム酸化物、酸化スズ等の無機透明電極等を用いることもできる。この場合も、有機材料を用いたときよりも導電率の点で有利となる。なお、電極部分に限らず、受光素子駆動部133自体を無機材料のCMOSやCCDで構成することが可能である。
さらに、受光素子135ではシリコンフォトダイオード等、マイクロレンズではガラス等の無機透明材料を用いることができる。
本発明の画像入力装置100をスキャナに用いた場合の実施例について説明する。本発明の実施例であるスキャナの構成図を図5に、この光源ユニット及び受光ユニットの拡大断面図を図6に示す。なお、図6では、光源ユニット及び受光ユニットを、その作製手順に沿って図6(a)〜図6(d)の順に示してある。
図5及び図6に示すように、スキャナ200の基板101として黒色タイプのA4サイズのポリカーボネートを用い、その厚さを0.1mmとした。
そして、この基板101上にライン型の光源駆動部123を有する光源ユニット120と、X−Yマトリックス型の受光素子駆動部133を有する受光ユニット130とを形成した。また、この光源ユニット120及び受光ユニット130をそれぞれ多数個ライン状に配列して光源ユニット列121及び受光ユニット列131を形成し、これらをx方向に沿って交互に縞状に配列した。
このとき、図6(a)に示すようにX−Yマトリックス型の受光素子駆動部133として幅100μm及び膜厚100nmでx方向に沿って受光側下部電極132を基板101上に作製した。一方、受光側上部電極134は、PEDT/PSS水溶液を用いてインクジェット法によりパターン形成した。また、受光側下部電極132は、後述する受光側上部電極134とともに図5中紙面手前から見て基板101上にX−Yマトリックスが配列されるように複数本形成した(図5中受光側下部電極132−1、132−2、…と示す)。
さらに、光源ユニット列121の作製予定位置に、受光側下部電極132との絶縁を行うために、y方向に向けて幅100μm及び膜厚50nmで絶縁層129を作製した。この絶縁層129は、ポリカーボネートを用いてインクジェット法によりパターン形成した。
一方、図6(b)に示すようにライン型の光源駆動部123として絶縁層129上に幅100μm及び膜厚100nmでy方向に沿って光源側下部電極122を作製した。この光源側下部電極122は、PEDT/PSS水溶液を用いてインクジェット法によりパターン形成した。また、光源側下部電極122は、光源ユニット列121の列数分だけ複数本形成した(図5中光源側下部電極122−1、122−2、…と示す)。
さらに、この光源側下部電極122上に白色有機EL素子からなる光源125を作製した。この光源125は、白色発光層126が正孔輸送層を兼ねて正孔輸送層を省略した構造とし、厚さ50nm程度の白色発光層126と、白色発光層126上に積層された厚さ30nmの電子輸送層127とで構成した。
白色発光層126は、ポリビニルカルバゾールにクマリンを0.5重量パーセント添加したクロロホルム溶液を調整し、この調整したクロロホルム溶液を用いてインクジェット法により成膜して形成した。また、電子輸送層127は、アルミニウム錯体の一種であるトリス−8−ヒドロキシキノリンアルミニウム(Alq3)をマスクを用いた真空蒸着を行うことで形成した。
さらに、この光源125上に光源駆動部123として幅100μm及び膜厚100nmでy方向に沿って光源側上部電極124を作製した。この光源側上部電極124は、PEDT/PSS水溶液を用いてインクジェット法によりパターン形成した。また、光源側上部電極124も、光源側下部電極122の本数分だけ複数本形成した(図5中光源側上部電極124−1、124−2、…と示す)。
次に、図6(c)に示すようにX−Yマトリックス型の受光素子駆動部133を有する受光ユニット130として、受光ユニット列131の作製予定位置に有機光導電膜からなる受光素子135をy方向に向けて膜厚230nmで作製した。この受光素子135は、受光ユニット列131の列数分だけ複数列形成した。そして、カラー原稿用途に対応するために2×2の単位で青色用(B)、緑色用(G)、赤色用(R)の受光素子135をベイヤ配列した(図5中RGBで示す)。このとき、青色用、緑色用、赤色用の受光素子135は、各色が上記ベイヤ配列となるような金属マスクを用意し、青色受光用の有機材料としてコバルトポルフェリン、緑色受光用の有機材料としてイミダゾールペリレン、赤色受光用の有機材料として亜鉛フタロシアニンをそれぞれ順に真空蒸着を行うことで形成した。
さらに、この受光素子135上に受光素子駆動部133として幅100μm及び膜厚100nmでy方向に沿って受光側上部電極134を作製した。この受光側上部電極134は、PEDT/PSS水溶液を用いてインクジェット法によりパターン形成した。また、受光側上部電極134は、上述した受光側下部電極132とともに図5中紙面手前から見て基板101上にX−Yマトリックスが配列されるように複数本形成した(図5中受光側上部電極134−1、134−2、…と示す)。
そして、図6(d)に示すように、これらの光源ユニット120及び受光ユニット130に対して、光源ユニット120及び受光ユニット130間に幅5μm及び高さ330μmで壁状に黒インク141を立設させた。この黒インク141はインクジェット法を用いて作製した。また、黒インク141の接触に伴う有機材料の溶解を回避し、スキャナ200の折り曲げを容易に行う等の観点から、黒インク141と光源125との間、及び黒インク141と受光素子135との間に、それぞれ幅2.5μmの隙間142、143を形成した。
なお、図示しないが原稿への投射範囲を狭くしたり、個々のユニット120、130間の折り曲げを容易にする等の観点から、個々の光源ユニット120や受光ユニット130の四方を囲うように黒インク141及び隙間が設けられても良い。
最後に、光源ユニット120及び受光ユニット130上に保護層145として膜厚0.3mmのポリビニルアルコール樹脂を張り合わせ、保護層145の周縁部をUV硬化樹脂で封止した。
かかる構成において、原稿の読み取りを行うために、上記スキャナ200を図3に示すように原稿上に載置した。そして、スキャナ200の端部に位置する光源側下部電極122、124(図5中光源側下部電極122−1及び光源側上部電極124−1とする)をオンにした。これにより、光源側下部電極122−1及び光源側上部電極124−1に挟装された光源125が発光した。光源125には10Vの電圧を印加した。
また、これと同時に光源側下部電極122−1及び光源側上部電極124−1に隣り合う受光側上部電極134−1をオンにして、この受光側上部電極134−1に挟装された受光素子135を受光状態とした。受光素子135には20Vの電圧を印加した。
そして、光源125の発光により、その光が保護層145を介して原稿に到達し原稿の反射率に応じて反射された光が受光状態にある受光素子135に入射された。これにより、受光側上部電極134−1との間に挟装された受光素子135で光電変換が行われ、受光素子135に電荷が蓄積された。その後、受光側下部電極132−1、132−2、…をオンにして受光素子135に蓄積された電荷を受光側下部電極132−1、132−2、…を通じて外部に読み出した。これにより、光源側下部電極122−1及び光源側上部電極124−1に挟装された光源125が発光したことに伴う画像データの読み取りを行うことができた。
続いて、光源側下部電極122−1及び光源側上部電極124−1に隣接する次の光源側下部電極122−2及び光源側上部電極124−2に挟装された光源125を発光させた。そして、上述と同様に光源側下部電極122−2及び光源側上部電極124−2に隣り合う受光側上部電極134−2をオンにして、受光側下部電極132−1、132−2、…をオンにすることで、受光素子135に蓄積された電荷を外部に読み出した。
このように光源側下部電極122、光源側上部電極124及び受光側上部電極134を端部からx方向に向けて順次オンにすることで原稿全面の走査を行った。以上により、原稿全体の読み取りを行うことができた。なお、実施例には示さないが、上記走査を短時間に繰り返し行うことで、テレビ画面等の動画を入力することもできた。
本発明の実施形態である画像入力装置の構成図 本発明の実施形態である光源ユニット及び受光ユニットの拡大断面図 画像入力装置を原稿上に載置した状態図 同上(150°程度まで折り曲げた様子) 本発明の実施例であるスキャナの構成図 本発明の実施例である光源ユニット及び受光ユニットの拡大断面図
符号の説明
100 画像入力装置
101 基板
123 光源駆動部
125 光源
133 受光素子駆動部
135 受光素子
141 黒インク
142、143 隙間
145 保護層

Claims (2)

  1. 有機材料からなる基板上に一様に配置され、被写体に対し発光する光源と、
    前記基板上に前記光源と隣接かつ該光源とともに縞状又はモザイク状に交互に配置され、該光源の発光により前記被写体が反射した光を受光して光電変換する受光素子と
    前記光源を挟み、該光源を発光させる光源側電極と、
    前記受光素子を挟み、該受光素子の光電変換により蓄積された電荷を読み出す受光側電極と、
    前記基板との間に前記光源、前記光源側電極、前記受光素子及び前記受光側電極を収納保持する有機材料からなる保護層と、
    前記光源及び前記受光素子間に該受光素子への遮光を行う遮光手段とを備え、
    該遮光手段は、前記光源及び前記受光素子間に立設された壁であり、
    該壁と前記光源との間、及び該壁と前記受光素子との間の少なくとも一方には隙間が設けられ、かつ、前記光源及び前記受光素子の内の少なくとも一つが有機材料からなり、
    前記基板及び前記保護層を含めた全体の厚さが0.1mm〜4mmで、
    前記光源の厚さと前記光源側電極の厚さの和、及び前記受光素子の厚さと前記受光側電極の厚さの和がともに500nm以下で折り曲げ容易であることを特徴とする画像入力装置。
  2. 前記受光素子が所定のユニットに区切られ、該各ユニットが青、緑及び赤のそれぞれの波長域にのみ感度を有する有機光導電膜を用いて作製され、該青、緑及び赤のそれぞれのユニットが規則的に配列されたことを特徴とする請求項1に記載の画像入力装置。
JP2004145614A 2004-05-14 2004-05-14 画像入力装置 Expired - Fee Related JP4744097B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004145614A JP4744097B2 (ja) 2004-05-14 2004-05-14 画像入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004145614A JP4744097B2 (ja) 2004-05-14 2004-05-14 画像入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005327943A JP2005327943A (ja) 2005-11-24
JP4744097B2 true JP4744097B2 (ja) 2011-08-10

Family

ID=35474029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004145614A Expired - Fee Related JP4744097B2 (ja) 2004-05-14 2004-05-14 画像入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4744097B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT505688A1 (de) * 2007-09-13 2009-03-15 Nanoident Technologies Ag Sensormatrix aus halbleiterbauteilen
JP2010041546A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Kaisho Kyo 情報読み取り装置
KR101605018B1 (ko) 2009-08-11 2016-04-04 삼성디스플레이 주식회사 터치 스크린 디스플레이 장치
CN103890947B (zh) 2011-10-28 2017-04-12 株式会社半导体能源研究所 成像装置
JP6361633B2 (ja) * 2015-11-02 2018-07-25 株式会社ニコン 撮像素子

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0518167U (ja) * 1991-08-09 1993-03-05 沖電気工業株式会社 ハンデイスキヤナ
JP2002251164A (ja) * 2000-09-14 2002-09-06 Semiconductor Energy Lab Co Ltd エリアセンサ及び表示装置
JP2003332552A (ja) * 2002-05-15 2003-11-21 Konica Minolta Holdings Inc 反射率検出用素子、シート状画像入力装置及びシート状画像入力方法
JP2004096736A (ja) * 2003-08-04 2004-03-25 Tdk Corp 光源付きイメージセンサ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62279775A (ja) * 1986-05-29 1987-12-04 Oki Electric Ind Co Ltd 密着型イメ−ジセンサ
JPS6394671A (ja) * 1986-10-08 1988-04-25 Ricoh Co Ltd 光走査型イメ−ジスキヤナ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0518167U (ja) * 1991-08-09 1993-03-05 沖電気工業株式会社 ハンデイスキヤナ
JP2002251164A (ja) * 2000-09-14 2002-09-06 Semiconductor Energy Lab Co Ltd エリアセンサ及び表示装置
JP2003332552A (ja) * 2002-05-15 2003-11-21 Konica Minolta Holdings Inc 反射率検出用素子、シート状画像入力装置及びシート状画像入力方法
JP2004096736A (ja) * 2003-08-04 2004-03-25 Tdk Corp 光源付きイメージセンサ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005327943A (ja) 2005-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102406606B1 (ko) 유기 발광 소자, 이를 포함하는 유기 발광 표시 장치, 및 이의 제조 방법
US10249800B1 (en) Stacked transparent pixel structures for electronic displays
US10930709B2 (en) Stacked transparent pixel structures for image sensors
US9177984B2 (en) Solid-state imaging device and electronic apparatus having a solid-state imaging device
US7768196B2 (en) Organic EL light-emitting device and electronic apparatus
Seo et al. A 128× 96 pixel stack-type color image sensor: stack of individual blue-, green-, and red-sensitive organic photoconductive films integrated with a ZnO thin film transistor readout circuit
CN117750828A (zh) 显示装置
JP5032954B2 (ja) カラー撮像装置
US5329112A (en) Multi-capacitance photodiode image sensor
JP4954404B2 (ja) 表示装置
US20050195318A1 (en) Organic information reading unit and information reading device using the same
JP2001356422A (ja) 露光装置
JP4744097B2 (ja) 画像入力装置
CN113474894A (zh) 摄像元件
JP2012129276A (ja) 光電変換素子
CN114005865B (zh) 显示基板及其制备方法、电子装置
JP2014052582A (ja) 表示装置、撮像装置、発光装置、画像形成装置、表示方法の駆動方法および発光装置の駆動方法
JP2005115661A (ja) 画像読取表示装置
CN218868606U (zh) 发光显示装置
JP2005311315A (ja) 有機情報読み取りセンサとその製造方法、及びそれを用いた情報読み取り装置
CN117280408A (zh) 显示设备
JP2014053236A (ja) 表示装置、撮像装置、発光装置、画像形成装置、表示装置の駆動方法および発光装置の駆動方法
US20030142196A1 (en) Image recording apparatus
WO2019205576A1 (zh) 彩膜基板及制作方法、显示面板、显示装置及操作方法
JP5408964B2 (ja) 固体撮像素子および電子情報機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110510

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4744097

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees