JP4742919B2 - 熱交換器の製造方法 - Google Patents

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本発明は冷却システム、放熱システムや加熱システム等用の熱交換器の製造方法に関するもので、特にコンパクト性を要求されるシステムで使用される熱交換器の製造方法に関するものである。
従来、この種の熱交換器としては、管とフィンとから構成されたものが一般的であるが、近年はそのコンパクト化を図るために、管径及び管ピッチを小さくし、管を高密度化する傾向にある。その極端な形態としては、管外径が0.5mm程度の非常に細い管のみから熱交換部が構成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
図7は、特許文献1に記載された従来の熱交換器の正面図であり、図8は図7のA−A線断面図である。
図7、図8に示すように、従来の熱交換器は、所定間隔を置いて対向配置される入口タンク1と出口タンク2と、入口タンク1と出口タンク2の間に断面円環の複数の管3が配置され、管3の外部を外部流体が流通されるコア部4が構成されている。管3内を流通する内部流体としては主に水や不凍液が用いられ、外部流体としては空気が主流であり、それぞれが流通し、熱交換を行う。
そして、管3を碁盤目状に配置するとともに、管3の外径を0.2mm以上0.8mm以下とし、隣接する管3のピッチを管外径で除した値を0.5以上3.5以下とすることで、使用動力に対する熱交換量を大幅に向上できるとしている。
特開2001−116481号公報
上記従来の熱交換器を構成する具体的な要素や製造方法については示されていないが、一般的には、多数の細い管3と、特定の面に多数の細かい円孔を予め空けた入口タンク1と出口タンク2を用意し、入口タンク1及び出口タンク2の円孔に管3の両端を挿入し、溶接等によって管3の挿入部を入口タンク1及び出口タンク2に接着する方法が考えられる。しかしながら、長くて細い管3を挿入するために、入口タンク1や出口タンク2に管3の挿入用の微細な円孔を所定の微細なピッチで設けることと、非常に多くの管3を入口タンク1や出口タンク2に挿入し接着する工程が非常に困難であり、熱交換性能が高くても、非常に高価でかつ洩れに対する信頼性が低いものになるという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、非常に優れた熱交換性能を保持しながら、非常に製造が容易で、かつ信頼性の高い熱交換器の製造方法を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の熱交換器の製造方法は多数の貫通穴を備えた基板間に管内が前記貫通穴と連通し前記基板の表面から略垂直に設けられた複数の管から構成される管群ブロックを管軸方向に複数連結した熱交換器を、前記基板の背面の周縁に設けた凹部と隣接する前記管群ブロックの前記基板の背面の周縁に設けた凸部とを直接接触させるとともに、嵌合部外周縁に接着部材を塗布し、前記管群ブロックを連結し、前記基板の背面の周縁に凹部を設け、対向する前記基板の背面の周縁に凸部を設けた前記管群ブロックを連結したものである。
これにより、凹凸部を嵌合し、嵌合部外周に接着部材を塗布して接着しているため、管群ブロック相互間から熱交換器内部に接着部材が流入することはなく、接着部材により管の目詰まりを防ぐことができる。
また、これにより、1種類の管群ブロックを連結することにより熱交換器を製造することができる。
また、本発明の熱交換器の製造方法は前記嵌合部と前記基板とから構成した溝を前記嵌合部外周縁に形成し、前記溝に接着部材を注入し、前記管群ブロックを連結したものである。
これにより、接着部材を厚く塗布することができるとともに、管群ブロックと接着部材の接触面積を大きくすることができる。
本発明の熱交換器の製造方法は、容易かつ信頼性の高い熱交換器を提供することができる。
請求項1に記載の発明は、多数の貫通穴を備えた基板間に管内が前記貫通穴と連通し前記基板の表面から略垂直に設けられた複数の管から構成される管群ブロックを管軸方向に複数連結した熱交換器を、前記基板の背面の周縁に設けた凹部と隣接する前記管群ブロックの前記基板の背面の周縁に設けた凸部とを直接接触させるとともに、嵌合部外周縁に接着部材を塗布し、前記管群ブロックを連結し、前記基板の背面の周縁に凹部を設け、対向する前記基板の背面の周縁に凸部を設けた前記管群ブロックを連結することを特徴とする熱交換器の製造方法であり、凹凸部を嵌合し、嵌合部外周に接着部材を塗布して接着しているため、管群ブロック相互間から熱交換器内部に接着部材が流入することはなく、接着部材により管の目詰まりを防ぐことができ、容易に製作できるとともに信頼性が向上する。また、1種類の管群ブロックを連結することにより熱交換器を製造することができ、さらに容易に熱交換器を製作することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記嵌合部と前記基板とから構成した溝を前記嵌合部外周縁に形成し、前記溝に接着部材を注入し、前記管群ブロックを連結したものであり、接着部材を厚く塗布することができるとともに、管群ブロックと接着部材の接触面積を大きくすることができ、さらに信頼性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した実施の形態と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における熱交換器の正面図であり、図2は側面図である。また、図3は図2のB−B線断面図である。図4は同実施の形態における管群ブロックの正面図である。図5は図4のC方向からの斜視図であり、図6は図4のD方向からの斜視図である。
熱交換器は管群ブロック20を連結して構成した熱交換部と、両端に入口タンク30と出口タンク35を連結し製作されている。
管群ブロック20は基板40と管50から構成されており、基板40aの背面の周縁には凹部41が設けられており、対向する基板40bの背面の周縁には凸部42が設けられている。
管群ブロック20を連結する際、図3から判るように、管群ブロック20aの凹部41aと隣接する管群ブロック20bの凸部42bを嵌合し連結している。この際、嵌合部60と基板40aの背面と基板40bの背面から溝70が形成されており、溝70に接着部材80を注入し、管群ブロック20を接着している。このため、管群ブロック20相互間から熱交換器内部に接着部材80が流入することはなく、接着部材80により管50の目詰まりを防ぐことができる。
また、溝70に接着部材80を注入するため、接着部材80を溝70で保持することができ、接着部材80を厚く塗布することができるとともに、管群ブロック20と接着部材80の接触面積を大きくすることができるため、さらに信頼性が向上する。
また、管群ブロック20の基板40aに凹部41を設け、基板40bに凹部41と嵌合する凸部42を設けているため、1種類の管群ブロック20を連結して熱交換器を構成することができ、安価に熱交換器を製造することができる。
なお、接着部材が樹脂材料であれば、射出成形により溝70に接着部材を注入すれば簡単にかつ確実に接着部材を注入することができる。
以上のように、本実施の形態においては、基板40aの背面の周縁に凹部41を設け、対向する基板40bの背面の周縁に凸部42を設け、凹部41と隣接する管群ブロック20の凸部42を嵌合し、嵌合部60と基板40で構成される溝70に接着部材80を注入し、管群ブロック20を連結したため、管群ブロック20相互間から熱交換器内部に接着部材80が流入することはなく、接着部材80により管50の目詰まりを防ぐことができるとともに、溝70で接着部材80を保持できるため、接着部材80を厚く塗布することができるとともに、管群ブロック20と接着部材80の接触面積を大きくすることができ、さらに信頼性を向上することができる。また、管群ブロック20の基板40aに凹部41を設け、基板40bに凹部41と嵌合する凸部42を設けているため、1種類の管群ブロック20を連結して熱交換器を構成することができ、安価に熱交換器を提供することができる。
以上のように、本発明にかかる熱交換器は、非常に優れた熱交換性能を維持しながら、安価に実現でき、冷凍冷蔵機器や空調機器用の熱交換器や、廃熱回収機器等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における熱交換器の正面図 本発明の実施の形態1における熱交換器の側面図 図2のB−B線断面図 本発明の実施の形態1における管群ブロックの正面図 図4のC方向からの斜視図 図4のD方向からの斜視図 従来の熱交換器の正面図 図7のA−A線断面図
符号の説明
20,20a,20b 管群ブロック
40,40a,40b 基板
41,41a 凹部
42,42b 凸部
50 管
60 嵌合部
70 溝
80 接着部材

Claims (2)

  1. 多数の貫通穴を備えた基板間に管内が前記貫通穴と連通し前記基板の表面から略垂直に設けられた複数の管から構成される管群ブロックを管軸方向に複数連結した熱交換器を、前記基板の背面の周縁に設けた凹部と隣接する前記管群ブロックの前記基板の背面の周縁に設けた凸部とを直接接触させるとともに、嵌合部外周縁に接着部材を塗布し、前記管群ブロックを連結し、前記基板の背面の周縁に凹部を設け、対向する前記基板の背面の周縁に凸部を設けた前記管群ブロックを連結することを特徴とする熱交換器の製造方法。
  2. 前記嵌合部と前記基板とから構成した溝を前記嵌合部外周縁に形成し、前記溝に接着部材を注入し、前記管群ブロックを連結することを特徴とする請求項1に記載の熱交換器の製造方法。
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