JP4738584B2 - 送風機と浴室乾燥機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、下流に熱交換器などの抵抗体が設置される送風機、および衣類また浴室内を乾燥または換気・暖房するために使用される浴室乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の送風機について図12を参照しながら説明する。
【0003】
下流に熱交換器などの抵抗体101が設置され、同一の回転軸102を持ち、1つのモーター103よって駆動される2つのシロッコファン104と、シロッコファン104を内包する筐体105を備えた送風機であった。
【0004】
また、従来の浴室乾燥機について図13を参照しながら説明する。
【0005】
熱源となる熱交換器107と、熱交換器107を介して温風を浴室内に循環送風する循環ファン108を駆動する循環ファンモーター109と、浴室内の湿気を含む空気を換気する換気ファン110を駆動する換気ファンモーター111と、運転動作を制御する電装部112と、浴室への吹き出し方向を制御する吹き出しルーバー113を備え、循環ファンモーター109および換気ファンモーター111双方の軸方向を製品取付天井面に対しともに垂直となる方向に設けられ、循環ファン108は浴室内の空気を吸い込み、熱交換器を介して温風を吹き出し、換気ファン110は浴室内の空気を吸い込み外部に吹き出す浴室乾燥機であった。
【0006】
また、浴室へ温風を吹き出す吹き出しルーバー113まで温風を導く風路が設置されている浴室乾燥機であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の送風機では、下流に設置された抵抗体101に対して、シロッコファン104の吐出口付近に流速が集中し、圧力損失が大きくなり、また熱交換等の性能も低下してしまうという課題があり、また、筐体105の開口106から聞こえる送風機の騒音が大きいという課題があり、抵抗体に対しより均一な風速で流入させることで、圧力損失を低減させ、また熱交換等の性能を向上させ、さらに騒音を低減させることが要求されている。
【0008】
また、このような従来の浴室乾燥機では、循環用と換気用の二つのファンモーターが必要で、本体重量が大きいため施工性が悪く、またコストが高いという課題があった。
【0009】
また、循環ファン108や換気ファン110が天井面と垂直に設置されているため、本体の厚みが厚くなり、天井裏スペースの小さな浴室に設置できず、また施工性も悪いという課題があった。
【0010】
また、吹き出しルーバー113に到達するまでに、一つの方向の速度成分が突出した流れになっているので、吹き出しルーバー113による風向制御が困難で、ワイドな吹き出しにするために設置するウイングが大きくなってしまい、吐出抵抗が大きくなってしまうという課題があった。
【0011】
また、換気ファン110が天井面と垂直に設置されているため、浴室以外からの換気を行うためのダクト接続部位を設置するスペースが無く、多室換気ができないという課題があった。
【0012】
また、既に換気設備を備えた浴室に設置する際に、使用する必要のない換気機構を取り除くことができないという課題があり、軽量、薄型で施工性が良く、コストが安く、風向制御性が高く、ワイドな吹き出しができ、多室換気ができ、また換気機能を外部の換気扇で行うことができることが要求されている。
【0013】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、軽量、薄型で施工性が良く、コストが安く、風向制御性が高く、ワイドな吹き出しができ、多室換気ができ、また換気機能を外部の換気扇で行うことができる浴室乾燥機を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の送風機は上記目的を達成するために、同一の回転軸を持ち、1つのモーターによって駆動される2つのシロッコファンと、前記シロッコファンを内包する筐体を備えた送風機で、前記シロッコファンの2つのケーシングが、対面する側でのみ、舌部を構成する円弧の下流側端より上流で一体化し、前記筐体の開口が前記シロッコファンの舌部と対面する側にあり、前記開口の回転方向と逆方向の開口端辺を前記開口と垂直方向に投影した時、前記舌部を構成する円弧の上流側端と下流側端の間に位置する送風機としたものである。
【0015】
また他の手段は、前記シロッコファンがともに両吸い込み型である送風機としたものである。
【0016】
また他の手段は、前記シロッコファンの一方が両吸い込み型で、もう一方が片吸い込み型である送風機としたものである。
【0018】
また他の手段は、前記シロッコファンの吸い込み口において、前記筐体の開口と垂直で回転軸を原点とし開口方向を正とする軸をY軸とし、Y軸の負側での回転方向を正とし前記原点を通る軸をX軸とした時、第3象限内で吸い込み口直径Rから1.6Rの間の点Pと接する板状部材が、前記シロッコファンの吸い込み口の少なくとも1つに設置されている送風機としたものである。
【0019】
また、本発明の浴室乾燥機は上記目的を達成するために、浴室内の空気を吸引する前記送風機を天井面と平行に配置し、前記送風機からの吐出空気を排気する排気風路と、前記送風機からの吐出空気を熱交換器を介して加熱し、温風を浴室内に循環させる循環風路と、ダンパモーターによって駆動され前記排気風路と前記循環風路の風量配分を制御するダンパと、運転動作を制御する電装部と、浴室への吹き出し方向を制御する吹き出しルーバーを備え、前記ダンパは排気風路と循環風路の上流に位置し、回転軸を備えた側板と流れを制御する主板とからなる浴室乾燥機としたものである。
【0021】
また他の手段は、前記熱交換機から前記吹き出しルーバーまでの間に温風の流れを制御する部材が無く、前記吹き出しルーバーが回転軸を備えた側板と流れを制御する2枚の主板とからなる浴室乾燥機としたものである。
【0022】
また他の手段は、前記吹き出しルーバーの2枚の主板の間に複数枚のウイングを備え、かつ前記側板もウイング形状となっている浴室乾燥機としたものである。
【0023】
また他の手段は、本体にダクト接続部位を備え、ダクトを通じて浴室以外の換気ができる浴室乾燥機としたものである。
【0024】
また他の手段は、前記排気風路に浴室と直接連通する開口を備え、電装部に換気扇連動端子を備えた浴室乾燥機としたものである。
【0025】
本発明によれば、軽量、薄型で施工性が良く、低コストで、風向制御性が高く、ワイドな吹き出しができ、多室換気ができ、また換気機能を外部の換気扇で行うことができる浴室乾燥機が得られる。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明は、同一の回転軸を持ち、1つのモーターによって駆動される2つのシロッコファンと、前記シロッコファンを内包する筐体を備えた送風機で、前記シロッコファンの2つのケーシングが、対面する側でのみ、舌部を構成する円弧の下流側端より上流で一体化している送風機としたものであり、吐出口面積が増加するので、下流に熱交換器などの抵抗体が設置されている場合に、抵抗体に対しより均一な風速で流入させることができ、圧力損失を低減させ、また熱交換等の性能を向上できるという作用を有する。また、前記筐体の開口が前記シロッコファンの舌部と対面する側にあり、前記開口の回転方向と逆方向の開口端辺を前記開口と垂直方向に投影した時、前記開口端辺が舌部を構成する円弧の上流側端と下流側端の間に位置する送風機としたものであり、開口からの流入が、羽根車の回転方向に沿ってシロッコファンに流入するため、羽根車のブレードとの衝突を緩和し、騒音を低減することができるという作用を有する。
【0027】
また、前記シロッコファンがともに両吸い込み型である送風機としたものであり、軸方向距離が長い抵抗体に対しても羽根車の形状を効率の良い形状にすることができ、またシロッコファンの吸い込み口面積の合計が増加するので吸込抵抗を低減でき、回転数を低減させて騒音を低減することができ、また同一の羽根車を用いることができるので、コストを低減できるという作用を有する。
【0028】
また、前記シロッコファンの一方が両吸い込み型で、もう一方が片吸い込み型である送風機としたものであり、片吸込シロッコファンにモーターの一部を内包する構成が可能となり、シロッコファンの間隔を増加させることができ、吸込抵抗を低減することができるので、回転数を低減させて騒音を低減することができるという作用を有する。
【0030】
また、前記シロッコファンの吸い込み口において、前記筐体の開口と垂直で回転軸を原点とし開口方向を正とする軸をY軸とし、Y軸の負側での回転方向を正とし前記原点を通る軸をX軸とした時、第3象限内で吸い込み口直径Rから1.6Rの間の点Pと接する板状部材が、前記シロッコファンの吸い込み口の少なくとも1つに設置されている送風機としたものであり、開口からの空気を羽根車の回転方向と沿うようにシロッコファンに流入させることができ、羽根車のブレードとの衝突を緩和し、騒音を低減することができるという作用を有する。
【0031】
また、本発明は、浴室内の空気を吸引する請求項1、2、3または4記載の送風機を天井面と平行に配置し、前記送風機からの吐出空気を排気する排気風路と、前記送風機からの吐出空気を熱交換器を介して加熱し、温風を浴室内に循環させる循環風路と、ダンパモーターによって駆動され前記排気風路と前記循環風路の風量配分を制御するダンパと、運転動作を制御する電装部と、浴室への吹き出し方向を制御する吹き出しルーバーを備え、前記ダンパは排気風路と循環風路の上流に位置し、回転軸を備えた側板と流れを制御する主板とからなる浴室乾燥機としたものであり、送風機が1つであるため、本体重量を軽量化して施工性を向上し、またコストダウンができ、また前記ダンパは排気風路と循環風路の上流に位置し、回転軸を備えた側板と流れを制御する主板とからなるので、ダンパの回転軸と主板の間に距離を置くことができ、循環風路と排気風路両方に吐出させる乾燥モード時に主板を各風路から遠ざけた位置に移動して主板による圧力損失を低減することができるという作用を有する。また、天井面と平行に送風機を設置することで本体の厚みを薄くして施工性を向上でき、また低騒音の送風機により騒音を低減できるという作用を有する。
【0033】
また、前記熱交換機から前記吹き出しルーバーまでの間に温風の流れを制御する部材が無く、前記吹き出しルーバーが回転軸を備えた側板と流れを制御する2つの主板とからなる浴室乾燥機としたものであり、温風が吹き出し開口全体から、突出した速度成分を持たずに吹き出すので、2枚の主板により風向制御を容易に行うことができ、またルーバーまでの部材がないのでコストダウンできるという作用を有する。
【0034】
また、前記吹き出しルーバーの2枚の主板の間に複数枚のウイングを備え、かつ前記側板もウイング形状となっている浴室乾燥機としたものであり、温風が吹き出し開口全体から、突出した速度成分を持たずに吹き出すので、小さなウイングでもワイドに吹き出すことが可能となり、吐出抵抗を低減することができ、また側板の外側からも温風が吹き出すので、ウイング形状の側板により、よりワイドに吹き出すことができるという作用を有する。
【0035】
また、本体にダクト接続部位を備え、ダクトを通じて浴室以外の換気ができる浴室乾燥機としたものであり、天井面と平行に送風機を設置しているので本体側面にダクト接続部位を設けることができ、浴室以外からも換気することができるという作用を有する。
【0036】
また、前記排気風路に浴室と直接連通する開口を備え、電装部に換気扇連動端子を備えた浴室乾燥機としたものであり、電装部に換気扇連動端子を備えることにより、排気風路と換気扇とダクト接続することでもともと浴室に備えられた換気扇と連動させて運転することが可能となるため、本体内に換気機構が無くても換気、乾燥運転を行うことができ、本体の軽量化、作業性の向上、コストダウンができるという作用を有する。
【0037】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0038】
【実施例】
参考例1)図1、2に示すように、本発明の送風機は、同一の回転軸1を持ち、1つのモーター2によって駆動される2つのシロッコファン3と、前記シロッコファン3を内包する筐体4を備えた送風機で、前記シロッコファン3の2つのケーシング5が、対面する側でのみ、舌部を構成する円弧の下流側端より上流で一体化している構成にされている。
【0039】
上記構成により、吐出口面積が増加するので、下流に熱交換器などの抵抗体7が設置されている場合に、抵抗体7に対しより均一な風速で流入させることができ、圧力損失を低減させ、また熱交換等の性能を向上することができる。
【0040】
参考例2)図3に示すように、前記シロッコファン3がともに両吸い込み型である構成にされている。
【0041】
上記構成により、軸方向距離が長い抵抗体7に対しても羽根車8の形状を効率の良い形状にすることができ、またシロッコファン3の吸い込み口面積の合計が増加するので吸込抵抗を低減でき、回転数を低減させて騒音を低減することができ、また同一の羽根車を用いることができるので、コストを低減できる。
【0042】
なお、モーター2は2つのシロッコファン3の間ではなく、外側に配置することにより、流れに対するモーター2の影響が低減するので、なお良い。
【0043】
参考例3)図4に示すように、前記シロッコファン3の一方が両吸い込み型で、もう一方が片吸い込み型である構成にされている。
【0044】
上記構成により、片吸込シロッコファン9にモーター2の一部を内包する構成が可能となり、シロッコファン3の間隔を増加させることができ、吸込抵抗を低減することができるので、回転数を低減させて騒音を低減することができる。
【0045】
(実施例)図5に示すように、前記筐体4の開口10が前記シロッコファン3の舌部と対面する側にあり、前記開口10の回転方向と逆方向の開口端辺11を前記開口10と垂直方向に投影した時、舌部を構成する円弧6の上流側端と下流側端の間に位置する構成にされている。
【0046】
上記構成により、開口10からの流入が、羽根車8の回転方向に沿ってシロッコファン3に流入するため、羽根車8のブレードとの衝突を緩和し、騒音を低減することができる。
【0047】
(実施例)図6に示すように、前記シロッコファン3の吸い込み口13において、前記筐体4の開口10と垂直で回転軸を原点とし開口方向を正とする軸をY軸とし、Y軸の負側での回転方向を正とする軸をX軸とした時、第3象限内で吸い込み口直径Rから1.6Rの間の点Pと接する板状部材14が、前記シロッコファン3の吸い込み口13の少なくとも1つに設置されている構成にされている。
【0048】
上記構成により、開口10からの空気を羽根車8の回転方向12と沿うようにシロッコファン3に流入させることができ、羽根車8のブレードとの衝突を緩和し、騒音を低減することができる。
【0049】
なお、板状部材14は、平板でも曲率を持っていても良く、また吸い込み口13に対して垂直でなくても良い。
【0050】
なお、板状部材14はケーシング5、もしくは筐体4と一体化していても良い。
【0051】
(実施例)図7に示すように、本発明の浴室乾燥機は、浴室内の空気を吸引する送風機15と、前記送風機15からの吐出空気を排気する排気風路16と、前記送風機15からの吐出空気を熱交換器17を介して加熱し、温風を浴室内に循環させる循環風路18と、ダンパモーターによって駆動され前記排気風路16と前記循環風路18の風量配分を制御するダンパ19と、運転動作を制御する電装部20と、浴室への吹き出し方向を制御する吹き出しルーバー21を備え、前記ダンパ19は排気風路16と循環風路18の上流に位置し、回転軸22を備えた側板23と流れを制御する主板24とからなる構成にされている。
【0052】
上記構成により、送風機が1つであるため、本体重量を軽量化して施工性を向上し、またコストダウンができ、また前記ダンパ19は排気風路16と循環風路18の上流に位置し、回転軸22を備えた側板23と流れを制御する主板24とからなるので、ダンパ19の回転軸22と主板24の間に距離を置くことができ、排気風路16と循環風路18両方に吐出させる乾燥モード時に主板24を各風路から遠ざけた位置に移動して主板24による圧力損失を低減することができる。
【0053】
なお、主板24は平板でも曲率を持っていても良い。
【0054】
(実施例)図7に示すように、前記送風機15を請求項1、2、3または記載の送風機とし、天井面と平行に配置した構成にされている。
【0055】
上記構成により、天井面と平行に送風機15を設置することで本体の厚みを薄くして施工性を向上でき、また低騒音の送風機により騒音を低減できる。
【0056】
(実施例)図8に示すように、前記熱交換機17から前記吹き出しルーバー21までの間に温風の流れを制御する部材が無く、前記吹き出しルーバー21が回転軸25を備えた側板26と流れを制御する2枚の主板27とからなる構成にされている。
【0057】
上記構成により、温風が吹き出し開口28全体から、突出した速度成分を持たずに吹き出すので、2枚の主板27により風向制御を容易に行うことができ、また吹き出しルーバー21までの部材がないのでコストダウンができる。
【0058】
なお、吹き出しルーバー21は手動でも、原動機で動作させても良い。
【0059】
(実施例)図8、9に示すように、前記吹き出しルーバー21の2枚の主板27の間に複数枚のウイング29を備え、かつ前記側板26もウイング形状となっている構成にされている。
【0060】
上記構成により、温風が吹き出し開口28全体から、突出した速度成分を持たずに吹き出すので、小さなウイングでもワイドに吹き出すことが可能となり、吐出抵抗を低減することができ、また側板26の外側からも温風が吹き出すので、ウイング形状の側板26により、よりワイドに吹き出すことができ、乾燥性能を向上することができる。
【0061】
(実施例)図10に示すように、本体30にダクト接続部位31を備え、ダクトを通じて浴室以外の換気ができる構成にされている。
【0062】
上記構成により、天井面と平行に送風機を設置しているので本体側面にダクト接続部位31を設けることができ、浴室以外からも換気することができる。
【0063】
(実施例)図11に示すように、前記排気風路16に浴室と直接連通する開口32を備え、電装部20に換気扇連動端子を備えた構成にされている。
【0064】
上記構成により、電装部20に換気扇連動端子を備えることにより、排気風路と換気扇をダクト接続することでもともと浴室に備えられた換気扇と連動させて運転することが可能となるため、本体内に換気機構が無くても換気、乾燥運転を行うことができ、本体の軽量化、作業性の向上、コストダウンができる。
【0065】
なお、換気扇と電気的に連動をさせず、個別に運転しても良い。
【0066】
なお、ダンパ19を取り外し、送風機15を循環専用にしても良い。
【0067】
【発明の効果】
以上の実施例から明らかなように、本発明によれば、圧力損失を低減させ、また熱交換等の性能を向上させ、さらに騒音を低減させる送風機を提供できる。
【0068】
また、本発明によれば、軽量、薄型で施工性が良く、低コストで、風向制御性が高く、ワイドな吹き出しができ、多室換気ができ、また換気機能を外部の換気扇で行うことができる浴室乾燥機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】a)本発明の参考例1の送風機の正面図
b)本発明の参考例1の送風機の側断面図
【図2】同ケーシング斜視図
【図3】同参考例2の送風機正面図
【図4】同参考例3の送風機正面図
【図5】同実施例の送風機の側断面図
【図6】同実施例の送風機の側断面図
【図7】a)同実施例の浴室乾燥機の側断面図
b)同実施例の浴室乾燥機のダンパ斜視図
【図8】a)同実施例の浴室乾燥機の側断面図
b)同実施例の浴室乾燥機の吹き出しルーバー斜視図
【図9】同実施例の吹き出しルーバー側面図
【図10】同実施例の浴室乾燥機の側面図
【図11】同実施例の浴室乾燥機の側面図
【図12】a)従来の送風機の正面図
b)従来の送風機の側断面図
【図13】従来の浴室乾燥機の側面図
【符号の説明】
1 回転軸
2 モーター
3 シロッコファン
4 筐体
5 ケーシング
6 円弧
7 抵抗体
8 羽根車
9 片吸込シロッコファン
10 開口
11 開口端辺
12 回転方向
13 吸い込み口
14 板状部材
R 吸い込み口径
P 点
15 送風機
16 排気風路
17 熱交換器
18 循環風路
19 ダンパ
20 電装部
21 ルーバー
22 回転軸
23 側板
24 主板
25 回転軸
26 側板
27 主板
28 吹き出し開口
29 ウイング
30 本体
31 ダクト接続部位
32 開口

Claims (9)

  1. 同一の回転軸を持ち、1つのモーターによって駆動される2つのシロッコファンと、前記シロッコファンを内包する筐体を備えた送風機で、前記シロッコファンの2つのケーシングが、対面する側でのみ、舌部を構成する円弧の下流側端より上流で一体化し、前記筐体の開口が前記シロッコファンの舌部と対面する側にあり、前記開口の回転方向と逆方向の開口端辺を前記開口と垂直方向に投影した時、前記舌部を構成する円弧の上流側端と下流側端の間に位置する送風機。
  2. 前記シロッコファンがともに両吸い込み型である請求項1記載の送風機。
  3. 前記シロッコファンの一方が両吸い込み型で、もう一方が片吸い込み型である請求項1記載の送風機。
  4. 前記シロッコファンの吸い込み口において、前記筐体の開口と垂直で回転軸を原点とし開口方向を正とする軸をY軸とし、Y軸の負側での回転方向を正とし前記原点を通る軸をX軸とした時、第3象限内で吸い込み口直径Rから1.6Rの間の点Pと接する板状部材が、前記シロッコファンの吸い込み口の少なくとも1つに設置されている請求項1、2または3記載の送風機。
  5. 浴室内の空気を吸引する請求項1、2、3または4記載の送風機を天井面と平行に配置し、前記送風機からの吐出空気を排気する排気風路と、前記送風機からの吐出空気を熱交換器を介して加熱し、温風を浴室内に循環させる循環風路と、ダンパモーターによって駆動され前記排気風路と前記循環風路の風量配分を制御するダンパと、運転動作を制御する電装部と、浴室への吹き出し方向を制御する吹き出しルーバーを備え、前記ダンパは排気風路と循環風路の上流に位置し、回転軸を備えた側板と流れを制御する主板とからなる浴室乾燥機。
  6. 前記熱交換機から前記吹き出しルーバーまでの間に温風の流れを制御する部材が無く、前記吹き出しルーバーが回転軸を備えた側板と流れを制御する2枚の主板とからなる請求項記載の浴室乾燥機。
  7. 前記吹き出しルーバーの2枚の主板の間に複数枚のウイングを備え、かつ前記側板もウイング形状となっている請求項記載の浴室乾燥機。
  8. 本体にダクト接続部位を備え、ダクトを通じて浴室以外の換気ができる請求項または記載の浴室乾燥機。
  9. 前記排気風路に浴室と直接連通する開口を備え、電装部に換気扇連動端子を備えた請求項または記載の浴室乾燥機。
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