JP2000111131A - 送風装置の空気吹出口構造 - Google Patents

送風装置の空気吹出口構造

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JP2000111131A
JP2000111131A JP10286794A JP28679498A JP2000111131A JP 2000111131 A JP2000111131 A JP 2000111131A JP 10286794 A JP10286794 A JP 10286794A JP 28679498 A JP28679498 A JP 28679498A JP 2000111131 A JP2000111131 A JP 2000111131A
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air
passage
blowing
state
air outlet
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JP10286794A
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English (en)
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Toru Iwata
透 岩田
Makio Takeuchi
牧男 竹内
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機等送風装置の空気吹出口における
空気吹出時の流れをスムーズにして圧損を低減するとと
もに低騒音化を図り、かつ空気吹出状態可変時のドラフ
ト感を解消する。 【解決手段】 空気流の吹出方向等空気吹出口8からの
空気の吹出状態を所望の状態に可変制御できるようにし
てなる空気調和機等の送風装置1において、上記空気吹
出口8の空気吹出通路8aの相対向する通路壁18a,
18bの何れか一方側の一部を可動壁16、25,26
に形成し、該可動壁16、25,26を相対向する通路
壁18a,18bの何れか一方側に任意に組合せること
によって、上記空気吹出通路8aの通路形状そのものを
変えることにより、空気の吹出状態を可変するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、吹出口の通路形
状を変えることにより空気の吹出状態を変えることがで
きるようにした空気調和機等送風装置の空気吹出口の構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】先ず図32および図33は、該送風装置
の一例である従来一般の例えば天井埋込型空気調和機の
構成を示している。
【0003】図中、先ず符号2は、上記天井埋込型空気
調和機1のカセット型の本体ケーシングである。該本体
ケーシング2は、その吸気・吹出パネル部(下面側外装
パネル部)4が天井3と略同一平面状に近い形で連続す
るようにして天井3内に埋設されている。
【0004】そして、上記本体ケーシング2の上記吸気
・吹出パネル部4には、例えば中央部に空気吸込グリル
5が設けられ、該空気吸込グリル5の内側に位置してプ
レフィルタ7およびベルマウス9が設けられている。ま
た、上記吸気・吹出パネル部4の上記空気吸込グリル5
の外周部4方位置には、風向調節の可能な空気吹出通路
8a,8a・・を備えた所定の幅の空気吹出口8,8・
・が、相互に直交する方向にストレートに延びて設けら
れている。
【0005】そして、以上の構成により、上記本体ケー
シング2内には上記空気吸込グリル5からプレフィルタ
7およびベルマウス9を経て機内空間部で周方向にUタ
ーンした後、上記空気吹出口8,8・・に到る送風路1
0が形成されている。また該送風路10の途中(機内空
間中央部)には、筒形の空調用熱交換器15が上下方向
に延び、上記本体ケーシング2の天板部12と吸気・吹
出パネル4側ドレンパン14との間に支持される形で設
けられている。そして、該空調用熱交換器15によって
上流側と下流側の2つの通路に仕切られた上記送風路1
0の上流側通路下流域にはファン11が設けられてい
る。このファン11は、ハブ11aを介してファンモー
タ11bのモータ軸11cに一体に連結され、該ファン
モータ11b部分を介して上記本体ケーシング2の天板
部12の下面側にファン取付ブラケット13を介して吊
設されている。
【0006】従って、上記のように構成された空気調和
機1では、例えば上記ファン11が運転されて冷房又は
暖房運転が行われた場合においては、該ファン11の運
転により上記空気吸込グリル5から機内空間内送風路1
0に吸い込まれる室内空気は、上記プレフィルタ7およ
びベルマウス9を介してファン11を通り、上記熱交換
器15を半径方向外方に貫通して熱交換された後に、上
記空気吹出口8,8・・の空気吹出通路8a,8a・・
から、冷風あるいは温風として再び室内に吹き出され
る。
【0007】そして、以上のような従来の空気調和機等
の他の送風装置では、例えば図32〜図34に示すよう
に、上記室内への空気吹出口8,8・・の空気吹出通路
8a,8a・・部分にフラップ構造の風向制御板38,
38・・を回転可能に軸支し、該風向制御板38,38
・・をモータ駆動によるオート方式で回転させて通路軸
方向との相対角(傾斜角)を変えることにより、上記室
内への空気の吹出状態(吹出方向や吹出量)を例えば図
34の(a)〜(c)に示すように任意の状態に可変制
御する構成が採用されている。
【0008】このようにすると、例えば冷房運転時に、
上記風向制御板38,38・・を図34の(a)に示す
ように上方側水平状態に近くなるように回動させると、
吹出される空気流の主流が風向制御板38,38の上面
に沿って流れ、水平方向に向かうようになる一方、例え
ば暖房運転時に同風向制御板38,38・・を図34の
(c)に示すように回動させて下方向に向けると、吹出
される空気流が風向制御板3,3・・・の反りの大きい
下面に沿って流れ、下方に向かうようになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
フラップ構造の風向制御板38により、空気の吹出状態
を可変制御するようにした場合、冷房時において、例え
ば図34の(a)に示すように、その空気吹出通路8a
の通路軸との相対角が直交状態に近くなる水平状態に制
御した時に、吹出空気流の主流側および副流側の通路幅
(通路断面積)が何れも小さくなり、通路抵抗が増大し
て圧損が増大する。また該状態では、図35に示すよう
に、風向制御板38のガイド面に沿って流れがスムーズ
に追従できなくなり、その裏面側で流れが剥離して乱流
が生じやすくなるので、騒音が増大する一方、吹出方向
等空気吹出状態の制御性能が低下し、結露が生じやすく
なる。
【0010】また、同構造の場合、風向制御板38を長
手方向に延びた支軸を中心として回転させる必要がある
ので、どうしても空気吹出口8の形状が直線的な方向に
開口したものに限定される。
【0011】さらに、上述のようなフラップ構造の風向
制御板38の場合、図34の(a)のような水平の上吹
出状態から図34の(c)のような下吹出状態に変更す
る場合、図34の(b)のような中間状態を経て徐々に
風の向きが変化するために、中間状態においてユーザー
に対してドラフト感を与える問題がある。
【0012】本願発明は、このような問題を解決するた
めになされたもので、空気吹出状態の制御機能をもった
各種送風装置の任意の形状の空気吹出口に適用可能で、
しかも圧損が低く、制御性能が高く、かつ低騒音で冷風
時の結露も生じにくい良好な気流制御機能を有した空気
吹出口構造を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願各発明は、上記の目
的を達成するために、それぞれ次のような課題解決手段
を備えて構成されている。
【0014】(1) 請求項1の発明 この発明の送風装置の空気吹出口構造は、空気流の吹出
方向等空気吹出口8からの空気の吹出状態を所望の状態
に可変制御できるようにしてなる空気調和機等の送風装
置1において、該空気吹出口8の空気吹出通路8aの形
状そのものを変えることにより、空気の吹出状態を可変
するようになっている。
【0015】したがって、該構成では、空気吹出口8の
空気吹出通路8aそのものが、制御すべき空気吹出状態
に適した形状のものとなるので、従来の空気吹出通路8
a中において、フラップ構造の風向制御板が通路軸に対
して交叉方向に角度を変えられる場合のような通路幅の
縮小、それによる圧損の増大、乱流の発生による騒音の
増大、気流制御性能の低下、結露の発生等を生じること
なく、スムーズに空気の吹出状態を制御することができ
るようになる。
【0016】また、空気吹出口8の長手方向に回転軸を
必要とする場合と異なって、円弧状等任意の空気吹出口
形状に対応することができる。
【0017】(2) 請求項2の発明 この発明の送風装置の空気吹出口構造は、空気流の吹出
方向等空気吹出口8からの空気の吹出状態を所望の状態
に可変制御できるようにしてなる空気調和機等の送風装
置1において、上記空気吹出口8の空気吹出通路8aの
相対向する通路壁18a,18bの何れか一方側の一部
を可動壁16、25,26に形成し、該可動壁16、2
5,26を相対向する通路壁18a,18bの何れか一
方側に任意に組合せることによって、上記空気吹出通路
8aの通路形状そのものを変えることにより、空気の吹
出状態を可変するようになっている。
【0018】したがって、該構成では、空気吹出通路8
aの通路壁18a又は18bの一部である可動壁16、
25,26の移動により、空気吹出口8の空気吹出通路
8aそのものの形状が、制御すべき空気吹出状態に適し
た形状のものとなるので、従来の空気吹出通路8a中に
おいて、フラップ構造の風向制御板が通路軸に対して交
叉方向に角度を変えられる場合のような通路幅の縮小、
それによる圧損の増大、乱流の発生による騒音の増大、
気流制御性能の低下、結露の発生等を生じることなく、
スムーズに空気の吹出状態を制御することができるよう
になる。
【0019】また、空気吹出口8の長手方向に回転軸を
必要とする場合と異なって、円弧状等任意の空気吹出口
形状に対応することができる。
【0020】そして、この場合において、上記可動壁1
6の何れか一方側通路壁18aとの組合せによる上吹出
状態から他方側通路壁18bとの組合せによる下吹出状
態への移行又はその逆の吹出状態への移行を択一的に速
かに切替えるように制御すると、従来のように上記2種
の吹出状態間で徐々に風向制御板が位置変化する場合の
ようなドラフト感がなくなる。
【0021】(3) 請求項3の発明 この発明の送風装置の空気吹出口構造は、空気流の吹出
方向等空気吹出口8からの空気の吹出状態を所望の状態
に可変制御できるようにしてなる空気調和機等の送風装
置1において、上記空気吹出口8の空気吹出通路8aの
相対向する通路壁18a,18bの何れか一方側の一部
を可動壁16、25,26に形成し、該可動壁16、2
5,26を相対向する通路壁18a,18bの何れか一
方側又はそれらの間の中間位置に任意に組合せることに
よって、上記空気吹出通路8aの通路形状そのものを変
えることにより、空気の吹出状態を可変するようになっ
ている。
【0022】したがって、該構成では、空気吹出通路8
aの通路壁18a又は18bの一部である可動壁16、
25,26の移動により、空気吹出口8の空気吹出通路
8aそのものの形状が、制御すべき空気吹出状態に適し
た形状のものとなるので、従来の空気吹出通路8a中に
おいて、フラップ構造の風向制御板が通路軸に対して交
叉方向に角度を変えられる場合のような通路幅の縮小、
それによる圧損の増大、乱流の発生による騒音の増大、
気流制御性能の低下、結露の発生等を生じることなく、
スムーズに空気の吹出状態を制御することができるよう
になる。
【0023】しかも、その場合において、可動壁16の
通路8a間中間位置への組合せにより、上方側と下方側
への複数に分割された流れを形成することもできる。
【0024】また、空気吹出口8の長手方向に回転軸を
必要とする場合と異なって、円弧状等任意の空気吹出口
形状に対応することができる。
【0025】(4) 請求項4の発明 この発明の送風装置の空気吹出口構造は、上記請求項2
又は3記載の発明の送風装置の空気吹出口構造におい
て、その可動壁16、25,26は、相互に独立して移
動できる複数の可動壁25,26により構成されてい
る。
【0026】したがって、該構成では、それら複数の可
動壁16、25,26の相互に独立した移動により、複
数方向の流れに分割された所望の空気吹出状態を低圧
損、低騒音、かつ結露を生じない状態で実現することが
できるようになる。
【0027】(5) 請求項5の発明 この発明の送風装置の空気吹出口構造は、上記請求項
1,2,3又は4記載の発明の送風装置の空気吹出口構
造において、その空気吹出口8が、直線状に開口されて
いる。
【0028】したがって、該構成では、上記直線状に開
口された空気吹出口構造において、上述の請求項1,
2,3又は4記載の発明の作用が適切に実現される。
【0029】(6) 請求項6の発明 この発明の送風装置の空気吹出口構造は、上記請求項
1,2,3又は4記載の発明の送風装置の空気吹出口構
造において、その空気吹出口8が、円弧状に開口されて
いる。
【0030】したがって、該構成では、上記円弧状に開
口された空気吹出口構造においても、上述の請求項1,
2,3又は4記載の発明の作用が適切に実現される。
【0031】(7) 請求項7の発明 この発明の送風装置の空気吹出口構造は、上記請求項
2,3,4,5又は6記載の発明の送風装置の空気吹出
口構造において、可動壁16、25,26は、電気的に
駆動されるアクチュエータ17、27,28、37によ
り、自動的に作動制御されるようになっている。
【0032】したがって、該構成によると、上記請求項
2,3,4,5又は6記載の発明の空気吹出口構造にお
ける各可動壁16、25,26が、該電気的に駆動され
るアクチュエータ17、27,28、37により適切に
自動で作動制御されて、上述の対応する各発明の作用が
適切に実現される。
【0033】(8) 請求項8の発明 この発明の送風装置の空気吹出口構造は、上記請求項
1,2,3,4,5,6又は7記載の発明の送風装置の
空気吹出口構造において、その送風装置1は、空気調和
機となっている。
【0034】したがって、該構成によると、空気調和機
の空気吹出口部分において、上述した請求項1,2,
3,4,5,6又は7記載の発明の作用が適切に実現さ
れる。
【0035】
【発明の効果】以上の結果、上記本願各発明の送風装置
の空気吹出口構造によると、それぞれ目的とする空気の
吹出状態に応じた通路形状で適切に空気の吹出方向を設
定制御することができるようになることから、次のよう
な有益な効果を得ることができる。
【0036】(1) 空気吹出通路の通路幅自体の変動
が小さいから、吹出気流の制御形態如何に拘わらず圧損
が少ない。
【0037】(2) 流れの剥離による乱流(カルマン
渦)が生じにくくなるので、騒音が低減される。
【0038】(3) フラップ構造の風向制御板がない
ので、結露が生じにくい。
【0039】(4) 空気吹出口の長手方向に回転軸を
設ける必要がないので、円弧状等任意の形状の空気吹出
口に適用することができる。
【0040】(5) 吹出方向可変時のドラフト感がな
くなる。
【0041】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)先ず図1および
図2は、本願発明の実施の形態1に係る送風装置の空気
吹出口の構造を適用して構成された天井埋込型空気調和
機の構成を示している。
【0042】図1中、先ず符号2は、上記天井埋込型空
気調和機1のカセット型の本体ケーシングである。該本
体ケーシング2は、その吸気・吹出パネル部(下面側外
装パネル部)4が天井3と略同一平面状に近い形で連続
するようにして天井3内に埋設されている。
【0043】そして、上記本体ケーシング2の上記吸気
・吹出パネル部4には、例えば中央部に方形の空気吸込
グリル5が設けられ、該方形の空気吸込グリル5の内側
に位置してプレフィルタ7およびベルマウス9が設けら
れている。また、上記吸気・吹出パネル部4の上記空気
吸込グリル5の外周部4方位置には、風向調節の可能な
空気吹出通路8a,8a・・を備えた所定の幅の空気吹
出口8,8・・が、それぞれ相互に直交する方向にスト
レート(直線状)に延びて開口されている。
【0044】そして、以上の構成により、上記本体ケー
シング2内には上記空気吸込グリル5からプレフィルタ
7およびベルマウス9を経て機内空間部で周方向にUタ
ーンした後、上記空気吹出口8,8・・に到る送風路1
0が形成されている。また該送風路10の途中(機内空
間中央部)には、筒形の空調用熱交換器15が上下方向
に延び、上記本体ケーシング2の天板部12と吸気・吹
出パネル4側ドレンパン14との間に支持される形で設
けられている。そして、該空調用熱交換器15によって
上流側と下流側の2つの通路に仕切られた上記送風路1
0の上流側通路の下流域にはファン11が設けられてい
る。このファン11は、ハブ11aを介してファンモー
タ11bのモータ軸11cに一体に連結され、該ファン
モータ11b部分を介して上記本体ケーシング2の天板
部12の下面側にファン取付ブラケット13を介して吊
設されている。
【0045】従って、上記のように構成された空気調和
機1では、例えば上記ファン11が運転されて冷房又は
暖房運転が行われた場合においては、該ファン11の運
転により上記空気吸込グリル5から機内空間内送風路1
0に吸い込まれる室内空気は、上記プレフィルタ7およ
びベルマウス9を介してファン11を通り、上記熱交換
器15を半径方向外方に貫通して熱交換された後に、上
記空気吹出口8,8・・の空気吹出通路8a,8a・・
から、清浄な冷風あるいは温風として再び室内に吹き出
される(図1中の矢線部分を参照)。
【0046】ところで、この場合、本実施の形態の空気
吹出通路8a,8a・・は、例えば、図3〜図8に詳細
に示すように、その相対向する通路壁18a,18bの
何れか一方側の一部(内周側通路壁18aの一部)が略
断面三角形状で対辺側がアール面R1となった可動壁1
6に構成されており、該可動壁16を作動ロッド17a
を介して上記吸気・吹出パネル部4の空気吸込グリル5
側に設けた電磁プランジャ又はエアシリンダ等の電気的
に駆動されるアクチュエータ17に連結し、該アクチュ
エータ17により、例えば図3及び図4のように内周側
の通路壁18aのアール面R2部分に一体化された状態
から、図5および図6のように外周側の通路壁18bに
一体化された状態、又は図7および図8のように、それ
らの中間の内周側通路壁18aおよび外周側通路壁18
bの何れからも分離された状態の複数の状態に可動制御
され、その通路形状そのものを変えて、空気吹出口8か
らの空気の吹出方向を冷房時の上吹出状態(図3)から
暖房時の下吹出状態(図5)、それらの中間の状態(図
7)の任意の吹出方向に電気的に自動制御するようにな
っている。
【0047】このような構成によると、従来のフラップ
構造の風向制御板を付設した場合と異なって、上吹出状
態、下吹出状態、それらの中間状態の何れの場合にも、
空気吹出通路8a,8a・・そのもののトータルの通路
幅(通路断面積)は略一定になるとともに吹出される空
気が通路形状にスムーズに追従して流れるようになり、
通路抵抗の増大や乱流も生じなくなるので、圧損が小さ
くなって、騒音も低減され、かつ結露も生じにくくな
る。
【0048】また、空気吹出口8の長手方向に回転軸を
設ける必要もないので、空気吹出口8の形状は、図示の
ような直線状に開口したものでなくても良くなる。
【0049】(実施の形態2)なお、以上の実施の形態
1の構成において、上述した図7および図8のような中
間状態の制御をなくし、上記図3および図4の上吹出状
態と図5及び図6の下吹出状態との2つの状態の何れか
の状態のみを択一的に切替えるように制御することも可
能であり、その場合においては、例えば図3および図4
の状態からストレートに図5および図6の状態、又はそ
の逆の状態に速かに移行させるようにする。そのように
すると、従来のように上記2種の状態間で徐々に風向制
御板が位置変化する場合(従来例の場合の図34の
(a)〜(c)又は(c)〜(a))のようなドラフト
感がなくなる。
【0050】(実施の形態3)次に図9および図10
は、本願発明の実施の形態3に係る送風装置の空気吹出
口の構造を適用して構成された天井埋込型空気調和機の
構成を示している。
【0051】図中、先ず符号2は、上記天井埋込型空気
調和機1のカセット型の本体ケーシングである。該本体
ケーシング2は、その吸気・吹出パネル部(下面側外装
パネル部)4が天井3と略同一平面状に近い形で連続す
るようにして天井3内に埋設されている。
【0052】そして、上記本体ケーシング2の上記吸気
・吹出パネル部4には、例えば中央部に円形の空気吸込
グリル5が設けられ、該円形の空気吸込グリル5の内側
に位置してプレフィルタ7およびベルマウス9が設けら
れている。また、上記吸気・吹出パネル部4の上記空気
吸込グリル5の半径方向に等距離の外周部4方位置に
は、風向調節の可能な空気吹出通路8a,8a・・を備
えた所定の幅の円弧状の空気吹出口8,8・・が、相互
に所定の間隔を置いて連続するように同一円周方向に延
びて設けられている。
【0053】そして、以上の構成により、上記本体ケー
シング2内には上記空気吸込グリル5からプレフィルタ
7およびベルマウス9を経て機内空間部で周方向にUタ
ーンした後、上記空気吹出口8,8・・に到る送風路1
0が形成されている。また該送風路10の途中(機内空
間中央部)には、円筒形の空調用熱交換器15が上下方
向に延び、上記本体ケーシング2の天板部12と吸気・
吹出パネル4側ドレンパン14との間に支持される形で
設けられている。そして、該空調用熱交換器15によっ
て上流側と下流側の2つの通路に仕切られた上記送風路
10の上流側通路にはファン11が設けられている。こ
のファン11は、ハブ11aを介してファンモータ11
bのモータ軸11cに一体に連結され、該ファンモータ
11b部分を介して上記本体ケーシング2の天板部12
の下面側にファン取付ブラケット13を介して吊設され
ている。
【0054】従って、上記のように構成された空気調和
機1では、例えば上記ファン11が運転されて冷房又は
暖房運転が行われた場合においては、該ファン11の運
転により上記空気吸込グリル5から機内空間内送風路1
0に吸い込まれる室内空気は、上記プレフィルタ7およ
びベルマウス9を介してファン11を通り、上記熱交換
器15を半径方向外方に貫通して熱交換された後に、上
記空気吹出口8,8・・の空気吹出通路8a,8a・・
から、清浄な冷風あるいは温風として再び室内に吹き出
される(図9中の矢線部分を参照)。
【0055】ところで、この場合、本実施の形態の空気
吹出通路8a,8a・・は、例えば、図11〜図16に
詳細に示すように、その相対向する通路壁18a,18
bの何れか一方側の一部(内周側通路壁18aの一部)
が、上記空気吹出口8,8・・の通路形状に対応して円
弧状に曲成された略断面三角形状で対辺側がアール面R
1となった可動壁16に構成されており、該可動壁16
を作動ロッド17aを介し、上記吸気・吹出パネル部4
の空気吸込グリル5側に設けた電磁プランジャ又はエア
シリンダ等の電気的に駆動されるアクチュエータ17に
連結し、該アクチュエータ17により、例えば図11及
び図12のように内周側の通路壁18aのアール面R2
部分に一体化された状態から、図13および図14のよ
うに外周側の通路壁18bに一体化された状態、又は図
15および図16のように、それらの中間の内周側通路
壁18aおよび外周側通路壁18bの何れからも分離さ
れた状態の複数の状態に可動制御され、その通路形状そ
のものを変えて、空気吹出口8からの空気の吹出方向を
冷房時の上吹出状態(図11)から暖房時の下吹出状態
(図13)、それらの中間の状態(図15)の任意の吹
出方向に電気的に自動制御するようになっている。
【0056】このような構成によると、従来のフラップ
構造の風向制御板を付設した場合と異なって、上吹出状
態、下吹出状態、それらの中間状態の何れの場合にも、
空気吹出通路8a,8a・・そのもののトータルの通路
幅(通路断面積)は一定になるとともに吹出される空気
が通路形状にスムーズに追従して流れるようになり、通
路抵抗の増大や乱流も生じなくなるので、圧損が小さく
なって、騒音も低減され、かつ結露も生じにくくなる。
【0057】また、空気吹出口8の長手方向に回転軸を
設ける必要もないので、空気吹出口8の形状は、図示の
ような円弧状に開口したものに自由に適用することがで
きる。
【0058】なお、この実施の形態3の構成において
も、上記実施の形態2のように、図15および図16の
ような中間状態の制御をなくし、図11および図12の
上吹出状態と図13及び図14の下吹出状態との2つの
状態の何れかのみを択一的に切替えるように制御するこ
とも可能であり、その場合においては、図11および図
12の状態からストレートに図13および図14の状
態、又はその逆の状態に速やかに移行させるようにす
る。そのようにすると、従来のように上記2種の状態間
で徐々に風向制御板が位置変化する場合(図34の
(a)〜(c)又は(c)〜(a))のようなドラフト
感がなくなる。
【0059】(実施の形態4)次に図17および図18
は、本願発明の実施の形態4に係る送風装置の空気吹出
口の構造を適用して構成された天井埋込型空気調和機の
構成を示している。
【0060】図中、先ず符号2は、上記天井埋込型空気
調和機1のカセット型の本体ケーシングである。該本体
ケーシング2は、その吸気・吹出パネル部(下面側外装
パネル部)4が天井3と略同一平面状に近い形で連続す
るようにして天井3内に埋設されている。
【0061】そして、上記本体ケーシング2の上記吸気
・吹出パネル部4には、例えば中央部に長方形状の空気
吸込グリル5が設けられ、該長方形状の空気吸込グリル
5の内側に位置してプレフィルタ7が設けられている。
また、上記吸気・吹出パネル部4の上記長方形状の空気
吸込グリル5の外周部両側方位置には、風向調節の可能
な空気吹出通路8a,8aを備えた所定の幅の緩やかな
円弧形状の空気吹出口8,8が、相互に対称な状態で設
けられている。
【0062】そして、以上の構成により、上記本体ケー
シング2内には上記空気吸込グリル5からプレフィルタ
7を経て機内空間部で周方向にUターンした後、上記空
気吹出口8,8に到る送風路10が形成されている。該
送風路10の途中(機内空間中央部)には、筒形の空調
用熱交換器15が上下方向に延び、上記本体ケーシング
2の天板部12と吸気・吹出パネル4側ドレンパン14
との間に支持される形で設けられている。そして、該空
調用熱交換器15によって上流側と下流側の2つの通路
に仕切られた上記送風路10の上流側通路には多翼送風
機(シロッコファン)20が設けられている。この多翼
送風機20は、スクロールハウジング20b側部の空気
吸込口20aを本体ケーシング2内の長手方向に沿って
開口させるとともに、その吹出口20cを天板部12方
向に開口させて設けられている。
【0063】従って、上記のように構成された空気調和
機1では、例えば上記多翼送風機20が運転されて冷房
又は暖房運転が行われた場合においては、該多翼送風機
20の運転により上記空気吸込グリル5から機内空間内
送風路10に吸い込まれる室内空気は、上記プレフィル
タ7を介して同多翼送風機20を通り、上記熱交換器1
5を半径方向外方に貫通して熱交換された後に、上記左
右2組の空気吹出口8,8の空気吹出通路8a,8aか
ら、清浄な冷風あるいは温風として再び室内に吹き出さ
れる(図17中の矢線部分を参照)。
【0064】ところで、この場合、本実施の形態の空気
吹出通路8a,8aは、例えば図19〜図21に詳細に
示すように、その相対向する通路壁18a,18bの何
れか一方側の一部(内周側通路壁18aの一部)が、上
記空気吹出口8,8の形状に対応して緩やかな円弧状に
曲成された略断面三角形状で対辺側がアール面R1とな
った可動壁16に構成されており、該可動壁16を作動
ロッド17aを介し上記吸気・吹出パネル部4の空気吸
込グリル5側に設けた電磁プランジャ又はエアシリンダ
等の電気的に駆動されるアクチュエータ17に連結し、
該アクチュエータ17により、例えば図19のように内
周側の通路壁18aのアール面R2部分に一体化された
状態から、図20のように外周側の通路壁18bに一体
化された状態、又は図21のように、それらの中間の内
周側通路壁18aおよび外周側通路壁18bの何れから
も分離された状態の複数の状態に可動制御され、その通
路形状そのものを変えて、空気吹出口8,8からの空気
の吹出方向を冷房時の上吹出状態(図19)から暖房時
の下吹出状態(図20)、それらの中間の状態(図2
1)の任意の吹出方向に電気的に自動制御するようにな
っている。
【0065】このような構成によると、従来のフラップ
構造の風向制御板を付設した場合と異なって、上吹出状
態、下吹出状態、それらの中間状態の何れの場合にも、
空気吹出通路8a,8aそのもののトータルの通路幅
(通路断面積)は一定になるとともに吹出される空気が
通路形状にスムーズに追従して流れるようになり、通路
抵抗の増大や乱流も生じなくなるので、圧損が小さくな
って、騒音も低減され、かつ結露も生じにくくなる。
【0066】なお、この実施の形態4の構成において
も、上記実施の形態2のように、図21の中間状態の制
御をなくし、図19の上吹出状態と図20の下吹出状態
との2つの状態の何れかのみを択一的に切替えるように
制御することも可能であり、その場合においては、図1
9の状態からストレートに図20の状態、又はその逆の
状態に速やかに移行させるようにする。そのようにする
と、従来のように上記2種の状態間で徐々に風向制御板
が位置変化する場合(図34の(a)〜(c)又は
(c)〜(a))のようなドラフト感がなくなる。
【0067】(実施の形態5)次に図22および図23
は、本願発明の実施の形態5に係る送風装置の空気吹出
口の構造を適用して構成された天井埋込型空気調和機の
構成を示している。
【0068】図中、先ず符号2は、上記天井埋込型空気
調和機1のカセット型の本体ケーシングである。該本体
ケーシング2は、その吸気・吹出パネル部(下面側外装
パネル部)4が天井3と略同一平面状に近い形で連続す
るようにして天井3内に埋設されている。
【0069】そして、上記本体ケーシング2の上記吸気
・吹出パネル部4には、例えば中央部に円形の空気吸込
グリル5が設けられ、該円形の空気吸込グリル5の内側
に位置してプレフィルタ7が設けられている。また、上
記吸気・吹出パネル部4の上記空気吸込グリル5の半径
方向に等距離の外周部4方位置には、風向調節の可能な
空気吹出通路8a,8a・・を備えた所定の幅の円弧状
の空気吹出口8,8・・が、相互に所定の間隔を置いて
連続するように同一円周方向に延びて設けられている。
【0070】そして、以上の構成により、上記本体ケー
シング2内には上記空気吸込グリル5からプレフィルタ
7を経て機内空間部で周方向にUターンした後、上記空
気吹出口8,8・・に到る送風路10が形成されてい
る。また該送風路10の途中(機内空間中央部)には、
円筒形の空調用熱交換器15が上下方向に延び、上記本
体ケーシング2の天板部12と吸気・吹出パネル4側ド
レンパン14との間に支持される形で設けられている。
そして、該空調用熱交換器15によって上流側と下流側
の2つの通路に仕切られた上記送風路10の上流側通路
にはファン32が、また下流側にファン33が各々設け
られている。これら2つのファン32,33は、大径の
ハブプレート34を介して、ファンモータ31bのモー
タ軸31cに一体化されているハブ31a部分に連結さ
れ、吸気・送風・吹出の一連の作用を行う単一の構造体
の空調ファン31として、上記ファンモータ31bを介
してファン取付ブラケット13により上記本体ケーシン
グ2の天板部12の下面側に吊設されている。
【0071】従って、上記のように構成された空気調和
機1では、例えば上記ファン32およびファン33が運
転されて冷房又は暖房運転が行われた場合においては、
該ファン32およびファン33の運転により上記空気吸
込グリル5から機内空間内送風路10に吸い込まれる室
内空気は、上記プレフィルタ7を介してファン32を通
り、上記熱交換器15を半径方向外方に貫通して熱交換
された後に、ファン33により上記空気吹出口8,8・
・の空気吹出通路8a,8a・・から、清浄な冷風ある
いは温風として大風量で送風効率良く再び室内に吹き出
される(図22中の矢線部分を参照)。
【0072】ところで、このように構成された本実施の
形態の空気調和機1における空気吹出通路8a,8a・
・の場合にも、例えば、上述の図11〜図16に詳細に
示されるものと同様に、その相対向する通路壁18a,
18bの何れか一方側の一部(内周側通路壁18aの一
部)が、上記空気吹出口8,8・・の通路形状に対応し
て円弧状に曲成された略断面三角形状で対辺がアール面
1の可動壁16に構成され、該可動壁16を作動ロッ
ド17aを介し、上記吸気・吹出パネル部4のアール面
2部分側に設けた電磁プランジャ又はエアシリンダ等
の電気的に駆動されるアクチュエータ17に連結し、該
アクチュエータ17により、例えば前述の図11及び図
12のように内周側の通路壁18aのアール面R2部分
に一体化された状態から、同前述の図13および図14
のように外周側の通路壁18bに一体化された状態、又
は前述の同図15および図16のように、それらの中間
の内周側通路壁18aおよび外周側通路壁18bの何れ
からも分離された状態の複数の状態に可動制御され、そ
の通路形状そのものを変えて、空気吹出口8からの空気
の吹出方向を冷房時の上吹出状態(図11参照)から暖
房時の下吹出状態(図13参照)、それらの中間の状態
(図15参照)の任意の吹出方向に電気的に自動制御す
るようになっている。
【0073】このような構成によっても、上述した実施
の形態3のものと同様に、従来のフラップ構造の風向制
御板を付設した場合と異なって、上吹出状態、下吹出状
態、それらの中間状態の何れの場合にも、空気吹出通路
8a,8a・・そのもののトータルの通路幅(通路断面
積)は一定になるとともに吹出される空気が通路形状に
スムーズに追従して流れるようになり、通路抵抗の増大
や乱流も生じなくなるので、圧損が小さくなって、騒音
も低減され、かつ結露も生じにくくなる。
【0074】また、該構成では、吸気送風用および吹出
用の専用のファン32,33が設けられている。したが
って、送風能力が高く吹き出し気流がよりスムーズにコ
ントロールされるようになる。
【0075】なお、この実施の形態5の構成において
も、上記実施の形態2のように、図15および図16の
中間状態の制御をなくし、図11および図12の上吹出
状態と図13及び図14の下吹出状態との2つの状態の
何れかのみを択一的に切替えるように制御することも可
能であり、その場合においては、図11および図12の
状態からストレートに図13および図14の状態、又は
その逆の状態に速やかに移行させるようにする。そのよ
うにすると、従来のように上記2種の状態間で徐々に風
向制御板が位置変化する場合(図34の(a)〜(c)
又は(c)〜(a))のようなドラフト感がなくなる。
【0076】(実施の形態6)次に図24〜図26は、
本願発明の実施の形態6に係る空気調和機等の送風装置
の空気吹出口の構造とその作用を示している。
【0077】本実施の形態の空気吹出口8における空気
吹出通路8aは、例えば、図24〜図26に詳細に示す
ように、その相対向する通路壁18a,18bの何れか
一方側の一部(外周側通路壁18bの一部)が略断面三
ケ月形状で外周側通路壁18bとの接合面側がアール面
1の可動壁16に構成されており、該可動壁16を作
動ロッド17aを介し吸気・吹出パネル部4の空気吸込
グリル5側に設けた電磁プランジャ又はエアシリンダ等
の電気的に駆動されるアクチュエータ17に連結し、該
アクチュエータ17により、例えば図24のように外周
側の通路壁18bに接合一体化された状態から、図25
のように内周側の通路壁18aに一体化された状態、又
は図26のように、それらの中間の内周側通路壁18b
および内周側通路壁18aの何れからも分離された状態
の複数の状態に可動制御され、その通路形状そのものを
変えて、空気吹出口8からの空気の吹出方向を暖房時の
下吹出状態(図24)から冷房時の上吹出状態(図2
5)、それらの中間の状態(図26)の任意の吹出方向
に電気的に自動制御するようになっている。
【0078】このように、上述した可動壁16は、外周
側通路壁18bの一部により形成する構成によっても実
現することができ、上記各実施の形態同様に、従来のフ
ラップ構造の風向制御板を付設した場合と異なって、上
吹出状態、下吹出状態、それらの中間状態の何れの場合
にも、空気吹出通路8aそのもののトータルの通路幅
(通路断面積)は一定になるとともに吹出される空気が
通路形状にスムーズに追従して流れるようになり、通路
抵抗の増大や乱流も生じなくなるので、圧損が小さくな
って、騒音も低減され、かつ結露も生じにくくなる。
【0079】(実施の形態7)次に図27および図28
は、本願発明の実施の形態7に係る空気調和機等送風装
置の空気吹出口の構造とその作用を示している。
【0080】本実施の形態の空気吹出口8における空気
吹出通路8aは、例えば、図27および図28に詳細に
示すように、上記実施の形態6と同様に、その相対向す
る通路壁18a,18bの何れか一方側の一部(外周側
通路壁18bの一部)が略断面三ケ月形状で外周側通路
壁18bのアール面R2との接合面がアール面R1の可動
壁16に構成されており、該可動壁16を作動ロッド1
7aを介し吸気・吹出パネル部4の空気吸込グリル5側
に設けた電磁プランジャ又はエアシリンダ等の電気的に
駆動されるアクチュエータ17に連結し、該アクチュエ
ータ17により、例えば図27のように外周側の通路壁
18bに一体化された状態から、図28のように内周側
の通路壁18aに一体化された状態に任意に可動制御さ
れ、その通路形状そのものを変えて、空気吹出口8から
の空気の吹出方向を暖房時の下吹出状態(図27)から
冷房時の上吹出状態(図28)の吹出方向に、電気的に
自動制御するようになっている。
【0081】このように、上述の可動壁16は、外周側
通路壁18bの一部により形成する構成によっても同様
に実現することができ、上記各実施の形態のものと同様
に、従来のフラップ構造の風向制御板を付設した場合と
異なって、上吹出状態、下吹出状態、それらの中間状態
の何れの場合にも、空気吹出通路8aそのもののトータ
ルの通路幅(通路断面積)は一定になるとともに吹出さ
れる空気が通路形状にスムーズに追従して流れるように
なり、通路抵抗の増大や乱流も生じなくなるので、圧損
が小さくなって、騒音も低減され、かつ結露も生じにく
くなる。
【0082】そして、その場合において、この実施の形
態の場合には、上記実施の形態6の場合に比べて、さら
に上記外周側通路壁18bの空気吹出口端部が鉤状に切
欠かれて、そのエッジ部で水平方向に吹き出される空気
流の一部を下方に押え込むように段部18cを形成して
おり、可動壁16の下部側先端16aもそれに対応して
嵌合する一部フラットな形状に形成されている。
【0083】したがって、上記図28のように可動壁1
6が内周側通路壁18a側に一体化せしめられ、上吹出
状態に制御されている時の空気流が天井面に付着するの
を防止することができるようになる。
【0084】(実施の形態8)次に図29および図30
は、本願発明の実施の形態8に係る空気調和機等送風装
置の空気吹出口の構造とその作用を示している。
【0085】本実施の形態の空気吹出口8における空気
吹出通路8aは、例えば、図29および図30に詳細に
示すように、その相対向する通路壁18a,18bの何
れか一方側の一部(内周側通路壁18aの一部)が、前
端側略断面三角形状で対辺側がアール面R1の第1の可
動壁25と中間側略断面三ケ月形状で前後両面がアール
面R3,R4の第2の可動壁26との2組の可動壁の組合
せによって構成されており、該第1,第2の可動壁2
5,26を作動ロッド27a,28aを介し吸気・吹出
パネル部4の空気吸込グリル5側に設けた電磁プランジ
ャ又はエアシリンダよりなり電気的に駆動される第1,
第2のアクチュエータ27,28に連結し、該第1,第
2のアクチュエータ27,28により、例えば図29の
ように第1,第2の可動壁25,26共に内周側の通路
壁18aのアール面R2側に一体化された状態から、図
30のように第1の可動壁25が外周側通路壁18bに
一体化される一方、第2の可動壁26が通路中間に位置
する状態との異なる2つの通路形状状態に可動制御さ
れ、その通路形状そのものを所望の形状に変えて、空気
吹出口8からの空気の吹出方向を冷房時の上吹出状態
(図29)から暖房時の複数流に分割された下吹出状態
(図30)などの所望の吹出形態に電気的に自動制御す
るようになっている。
【0086】このように、内周側通路壁18aの一部に
より第1,第2の可動壁25,26を形成することによ
って図29、図30のように吹出形態を変えるようにす
ると、従来のフラップ構造の風向制御板を付設した場合
と異なって、上吹出状態、下吹出状態、吹出流での下吹
出状態を自由に実現できるようになるとともに、それら
各状態の何れの場合にも、空気吹出通路8aそのものの
トータルの通路幅(通路断面積)が略一定になるととも
に吹出される空気が通路形状にスムーズに追従して流れ
るようになり、通路抵抗の増大や乱流も生じなくなるの
で、圧損が小さくなって、騒音も低減され、かつ結露も
生じにくくなる。
【0087】しかも、その場合において、この実施の形
態の場合には、特に第1,第2の2組の可動壁25,2
6によって下方に吹き出される空気流を複数流に分割し
て、より適切に制御するようにしているので、暖房時の
ドラフト感を、より適切に解消することが可能になる。
【0088】(実施の形態9)さらに、図31は、本願
発明の実施の形態9に係る空気調和機等送風装置の空気
吹出口の構造における通路形状変更手段としての可動壁
作動用アクチュエータの構成を示している。
【0089】以上の各実施の形態では、その何れにあっ
ても可動壁を作動させるためのアクチュエータとして例
えばエアシリンダ又は電磁プランジャ等よりなるアクチ
ュエータを採用するようにしたが、これは例えば図31
のように、駆動源として電動モータを採用し、該電動モ
ータの回転軸38に対して回転ディスク37を固定する
とともに、該回転ディスク37の半径方向に所定長さの
スリット39を設け、該スリット39内に可動壁作動ロ
ッド37aの後端側に設けた係合ピン40を遊嵌状態で
係合させることにより、上記電動モータにより上記回転
ディスク37を所要ストロークに対応した所定回動角θ
の範囲で正逆両方向に回動させて矢印a,bで示すよう
に可動壁16を往復動させるように構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態1に係る送風装置の空気
吹出口の構造を適用して構成した空気調和機の構成を示
す縦断面図である。
【図2】同底面図である。
【図3】同空気調和機の空気吹出口の構造を拡大して示
す空気上吹出状態の断面図である。
【図4】同上吹出状態の底面図である。
【図5】同空気調和機の空気吹出口の構造を拡大して示
す空気下吹出状態の断面図である。
【図6】同下吹出状態の底面図である。
【図7】同空気調和機の空気吹出口の構造を拡大して示
す空気中間吹出状態の断面図である。
【図8】同中間吹出状態の底面図である。
【図9】本願発明の実施の形態3に係る送風装置の空気
吹出口の構造を適用して構成した空気調和機の構成を示
す縦断面図である。
【図10】同底面図である。
【図11】同空気調和機の空気吹出口の構造を拡大して
示す空気上吹出状態の断面図である。
【図12】同上吹出状態の底面図である。
【図13】同空気調和機の空気吹出口の構造を拡大して
示す空気下吹出状態の断面図である。
【図14】同下吹出状態の底面図である。
【図15】同空気調和機の空気吹出口の構造を拡大して
示す空気中間吹出状態の断面図である。
【図16】同中間吹出状態の底面図である。
【図17】本願発明の実施の形態4に係る送風装置の空
気吹出口の構造を適用して構成した空気調和機の構成を
示す縦断面図である。
【図18】同底面図である。
【図19】同空気調和機の空気吹出口の構造を拡大して
示す空気上吹出状態の断面図である。
【図20】同空気調和機の空気吹出口の構造を拡大して
示す空気下吹出状態の断面図である。
【図21】同空気調和機の空気吹出口の構造を拡大して
示す空気中間吹出状態の断面図である。
【図22】本願発明の実施の形態5に係る送風装置の空
気吹出口の構造を適用して構成した空気調和機の構成を
示す縦断面図である。
【図23】同底面図である。
【図24】同空気調和機の空気吹出口の構造を拡大して
示す空気上吹出状態の断面図である。
【図25】同空気調和機の空気吹出口の構造を拡大して
示す空気下吹出状態の断面図である。
【図26】同空気調和機の空気吹出口の構造を拡大して
示す空気中間吹出状態の断面図である。
【図27】本願発明の実施の形態6に係る送風装置の空
気吹出口の構造を示す下吹出状態の断面図である。
【図28】同空気調和機の空気吹出口の構造を示す空気
上吹出状態の断面図である。
【図29】本願発明の実施の形態7に係る送風装置の空
気吹出口の構造を拡大して示す空気上吹出状態の断面図
である。
【図30】同空気吹出口の空気下吹出状態の断面図であ
る。
【図31】本願発明の実施の形態8に係る送風装置の空
気吹出口構造における可動壁作動用アクチュエータの構
成を示す断面図である。
【図32】送風装置の一例である従来の空気調和機の構
成を示す縦断面図である。
【図33】同底面図である。
【図34】同空気調和機の空気吹出口の構造を拡大して
示す空気吹出状態に対応した断面図である。
【図35】同空気調和機の空気吹出口の上吹出状態時の
問題点を示す断面図である。
【符号の説明】
1は空気調和機、2は本体ケーシング、3は天井、4は
吸気・吹出パネル部、5は空気吸込グリル、7はプレフ
ィルタ、8は空気吹出口、8aは空気吹出通路、9はベ
ルマウス、11はファン、12は天板部、16は可動
壁、17はアクチュエータ、18aは内周側通路壁、1
8bは外周側通路壁、20は多翼送風機、25は第1の
可動壁、26は第2の可動壁である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L051 BG03 BH01 3L080 BA06 BB01 3L081 AA02 AB04 EA03 HA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気流の吹出方向等空気吹出口(8)か
    らの空気の吹出状態を所望の状態に可変制御できるよう
    にしてなる空気調和機等の送風装置(1)において、該
    空気吹出口(8)の空気吹出通路(8a)の形状そのも
    のを変えることにより、空気の吹出状態を可変するよう
    にしたことを特徴とする送風装置の空気吹出口構造。
  2. 【請求項2】 空気流の吹出方向等空気吹出口(8)か
    らの空気の吹出状態を所望の状態に可変制御できるよう
    にしてなる空気調和機等の送風装置(1)において、上
    記空気吹出口(8)の空気吹出通路(8a)の相対向す
    る通路壁(18a),(18b)の何れか一方側の一部
    を可動壁(16)、(25),(26)に形成し、該可
    動壁(16)、(25),(26)を相対向する通路壁
    (18a),(18b)の何れか一方側に任意に組合せ
    ることによって、上記空気吹出通路(8a)の通路形状
    そのものを変えることにより、空気の吹出状態を可変す
    るようにしたことを特徴とする送風装置の空気吹出口構
    造。
  3. 【請求項3】 空気流の吹出方向等空気吹出口(8)か
    らの空気の吹出状態を所望の状態に可変制御できるよう
    にしてなる空気調和機等の送風装置(1)において、上
    記空気吹出口(8)の空気吹出通路(8a)の相対向す
    る通路壁(18a),(18b)の何れか一方側の一部
    を可動壁(16)、(25),(26)に形成し、該可
    動壁(16)、(25),(26)を相対向する通路壁
    (18a),(18b)の何れか一方側又はそれらの間
    の中間位置に任意に組合せることによって、上記空気吹
    出通路(8a)の通路形状そのものを変えることによ
    り、空気の吹出状態を可変するようにしたことを特徴と
    する送風装置の空気吹出口構造。
  4. 【請求項4】 可動壁(16)、(25),(26)
    は、相互に独立して移動できる複数の可動壁(25),
    (26)により構成されていることを特徴とする請求項
    2又は3記載の送風装置の空気吹出口構造。
  5. 【請求項5】 空気吹出口(8)が、直線状に開口され
    ていることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の
    送風装置の空気吹出口構造。
  6. 【請求項6】 空気吹出口(8)が、円弧状に開口され
    ていることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の
    送風装置の空気吹出口構造。
  7. 【請求項7】 可動壁(16)、(25),(26)
    は、電気的に駆動されるアクチュエータ(17)、(2
    7),(28)、(37)により、自動的に作動制御さ
    れるようになっていることを特徴とする請求項2,3,
    4,5又は6記載の送風装置の空気吹出口構造。
  8. 【請求項8】 送風装置(1)は、空気調和機であるこ
    とを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6又は7記
    載の送風装置の空気吹出口構造。
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