JP4736781B2 - 電源システムの制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電源システムの制御装置に関し、より特定的には直流電源から負荷へ電力を供給する電源システムの制御装置に関する。
二次電池に代表される一般的な直流電源には内部抵抗が存在する。したがって、このような直流電源から負荷に電力を供給する電源システムでは、直流電源(二次電池)の出力特性、特に内部抵抗を考慮して、直流電源からの出力が過大となって出力が変動しないような範囲で負荷を作動させる必要がある。
たとえば、特開2000−19233号公報(特許文献1)には、電池の出力範囲を複数の領域に分割し、各領域ごとに測定した電圧−電流特性から電池の最大出力を演算する構成の電池の出力検出装置が開示されている。特に、特許文献1には、このような電池の出力検出装置によってハイブリッド自動車のメインバッテリの最大出力を出力領域ごとに正確に演算することができる点が開示される。
また、特開平7−193903号公報(特許文献2)には、主電池(メインバッテリ)の電圧の異常低下による走行フィーリングの劣化を防止した電気自動車の制御装置が開示されている。特許文献2に開示された構成では、主電池の電圧が、誘導電動機を駆動制御するインバータ制御装置の最低動作電圧以上に設定された基準電圧よりも低下した場合に、誘導電動機の力行トルクを抑制するようにインバータを制御している。
特開2000−19233号公報 特開平7−193903号公報
上記のような電源システムでは、負荷に要求される出力(以下、負荷要求出力と称する)に相当する電力をバッテリから取出す際に、一般的には、想定される負荷要求出力範囲の電力を供給可能なように直流電源は設計されている。しかしながら、直流電源の状態によっては、たとえば気温低下により二次電池の内部抵抗が上昇したときには、負荷要求出力に相当する電力を直流電源から出力できない場合も考えられる。
このような場合に、単純に負荷要求出力に相当する電力が負荷に供給されるように電源システムを動作させると、直流電源の内部抵抗により消費される電力が大きくなって、直流電圧の出力電圧が低下する可能性がある。特に、直流電源およびバッテリの間に平滑コンデンサを設けた構成とすれば、インピーダンスの低い平滑コンデンサの電圧が急激に低下することにより、負荷の動作に不具合が生じる可能性もある。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、この発明の目的は、直流電源から負荷へ電力を供給する電源システムにおいて、直流電源からの出力が過大とならない範囲で安定的に負荷を作動させることが可能な電源システムの制御装置を提供することである。
本発明による電源システムの制御装置は、直流電源から負荷へ電力を供給する電源システムの制御装置であって、動作指令設定手段と、検知手段と、出力制限手段とを備える。動作指令設定手段は、負荷への出力要求に従い負荷の動作指令値を設定する。検知手段は、直流電源の出力が直流電源の出力特性に基づいて設定された通常範囲を超えたときに出力過大状態を検知する。出力制限手段は、検知手段により出力過大状態が検知された場合に、直流電源の出力過大状態が継続しないように動作指令値を制限する。
上記電源システムの制御装置によれば、直流電源が出力過大状態となった場合に、直流電源が出力過大状態となるような範囲で負荷の動作指令値が継続的に生成されることを防止できる。したがって、負荷が継続的に出力過大状態で動作することによって、直流電源の出力電圧が急激に低下して負荷の動作に不具合を発生する現象を防止できる。すなわち、直流電源からの出力が過大とならない範囲で安定的に負荷を作動させることが可能となる。
好ましくは、本発明による電源システムの制御装置は、直流電源の出力電圧を検出する電圧検出器を備える。さらに、検知手段は、電圧検出器により検出された出力電圧が、直流電源の開放電圧に基づいて設定された判定電圧以下となった場合に、出力過大状態を検知する。
上記電源システムの制御装置によれば、直流電源の出力電圧の検出値に基づいて出力過大状態の発生を的確に検知することができる。
さらに好ましくは、本発明による電源システムの制御装置では、判定電圧は開放電圧の1/2近傍に設定される。
上記電源システムの制御装置によれば、直流電源の出力特性に従って、出力過大状態を検知するための判定電圧を適切に設定することができる。
また好ましくは、本発明による電源システムの制御装置は、直流電源の出力電流を検出する電流検出器を備える。さらに、検知手段は、電流検出器により検出された出力電流が、直流電源の開放電圧および内部抵抗に基づいて設定された判定電流以上となった場合に、出力過大状態を検知する。
上記電源システムの制御装置によれば、直流電源の出力電流の検出値に基づいて、出力過大状態を的確に検知することができる。
さらに好ましくは、本発明による電源システムの制御装置では、判定電流は、開放電圧をVboとし内部抵抗をRbとすると(Vbo/2Rb)近傍に設定される。
上記電源システムの制御装置によれば、直流電源の出力特性に従って、出力過大状態を検知するための判定電流を適切に設定することができる。
あるいは好ましくは、本発明による電源システムの制御装置では、出力制限手段は、上限記憶手段および動作指令値生成手段を含む。上限記憶手段は、通常状態から出力過大状態への遷移時にその時点での動作指令値を記憶する。動作指令値生成手段はを含む、遷移時より後での出力過大状態の継続中において、記憶手段に記憶された動作指令値を上限値として、負荷の動作指令値を生成する。
上記電源システムの制御装置によれば、出力過大状態への遷移時点での負荷の動作指令値を上限とする範囲内に負荷の動作指令値に制限することができる。したがって、直流電源が出力過大状態となるような範囲で負荷の動作指令値が継続的に生成されることをより確実に防止できる。
また好ましくは、本発明による電源システムの制御装置では、直流電源は、複数個の負荷に対して電力を供給し、出力制限手段は上限記憶手段および動作指令値生成手段を含む。上限記憶手段は、通常状態から出力過大状態への遷移時に、その時点での複数個の負荷全体に対する直流電源からの出力電力を最大電力として記憶する。動作指令値生成手段は、遷移時より後での出力過大状態の継続中において、上限記憶手段に記憶された最大電力の範囲内で、複数個の負荷の動作指令値を生成する。
上記電源システムの制御装置によれば、複数個の負荷により直流電源を供給する構成において、直流電源からの出力電力が出力過大状態への遷移時点での値を超えない範囲内に負荷の動作指令値に制限することができる。したがって、直流電源が出力過大状態となるような範囲で、複数個の負荷の動作指令値が継続的に生成されることをより確実に防止できる。
この発明による電源システムの制御装置によれば、直流電源から負荷へ電力を供給する電源システムにおいて、直流電源からの出力が過大とならない範囲で安定的に負荷を作動させることが可能である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下では図中の同一または相当部分には同一符号を付してその説明は原則として繰返さないものとする。
図1は、本発明の実施の形態に従う電源システム5の構成を説明するブロック図である。
図1を参照して、本発明の実施の形態に従う電源システム5は、直流電源10と、平滑コンデンサ20と、負荷30とを備える。さらに、電源システム5の制御装置として、電子制御ユニット(ECU)100と、ECU100に対して負荷出力要求に応じた動作指令値を与える上位ECU90とが設けられる。なお、上位ECU90およびECU100については、単一のECUにより構成することも可能である。
直流電源10は、代表的にはリチウムイオン電池やニッケル水素電池等の二次電池によって構成される。なお、直流電源10として、電気二重層キャパシタ等の大容量蓄電装置や燃料電池を適用することも可能である。
直流電源10には、出力電圧(以下バッテリ電圧Vbとも称する)を測定するための電圧センサ60および入出力電流(以下バッテリ電流Ibとも称する)を検出するための電流センサ65が設けられている。直流電源10の起電力(開放電圧)Vboとし内部抵抗をRbとすると、直流電源10の出力特性として下記(1)式が成立する。
Vb=Vbo−Ib・Rb …(1)
なお、直流電源10の充電率(State of Charge:SOC)は、たとえば電流センサ65によって検知されるバッテリ電流Ibの積算値に基づき別途管理されているものとする。あるいは、直流電源10の内部状態を判定した動的モデル式を別途作成し、上述のバッテリ電圧Vb,バッテリ電流Ibおよび図示しない温度センサによって測定されるバッテリ温度等の電池状態量に基づいて、逐次開放電圧Vboや充電率(SOC)をオンラインで求める構成としてもよい。
(1)式中での開放電圧Vboは、充電率(SOC)の正常範囲内において定格値(一定値)としてもよく、あるいは充電率(SOC)に応じて算出されてもよい。特に、リチウムイオン二次電池においては充電率(SOC)と開放電圧Vboの間に高い相関があることが知られている。あるいは、負荷の停止時(すなわちバッテリ電流Ib=0時)におけるバッテリ電圧Vbを測定し、この際の測定値を開放電圧Vboとして適時に記憶する制御構成としてもよい。
平滑コンデンサ20は、直流電源10および負荷30の間に設けられ、両者間で授受される直流電圧を平滑する。
負荷30は、たとえば、インバータ40と、インバータ40によって駆動制御される電動機50とを含んで構成される。この電動機50は、力行動作および回生制動動作の両方が可能な、すなわち電動機および発電機のいずれとしても動作可能なモータジェネレータで構成されてもよい。このようなモータジェネレータとしては、たとえば、3相のコイル巻線が設けられた固定子(図示せず)および回転子(図示せず)を含む、3相同期電動機が用いられる。以下、電動機50について、モータジェネレータ50と称することとする。
たとえば、このモータジェネレータ50は、ハイブリッド自動車等の電動車両に搭載されて、力行動作時には、直流電源10からの供給電力により回転駆動されて、車両駆動力を発生するとともに、電動車両の減速に伴って回転されることにより、回生制動発電を行なう。
なお、ここで言う回生制動とは、ハイブリッド自動車を運転するドライバーによるフットブレーキ操作があった場合の回生発電を伴う制動や、フットブレーキを操作しないものの、走行中にアクセルペダルをオフすることで回生発電をさせながら車両を減速(または加速の中止)させることを含む。
インバータ40は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、電力用MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタあるいは、電力用バイポーラトランジスタ等の電力用半導体スイッチング素子(図示せず)を含んで構成された一般的な3相インバータであるので、構成の詳細説明は省略する。
インバータ40は、ECU100からのスイッチング制御信号SCinvに応答した電力用半導体スイッチング素子(図示せず)のオンオフ制御(スイッチング制御)により、直流電源10からの直流電圧Vbを3相交流電圧に変換し、その変換した3相交流電圧をモータジェネレータ50へ出力することができる。これにより、モータジェネレータ50は、トルク指令値に代表される動作指令値に従った出力を発生するように駆動制御される。
また、インバータ40は、モータジェネレータ50の回生制動動作時には、モータジェネレータ50が発電した3相交流電圧をスイッチング制御信号SCinvに従ったスイッチング制御により、直流電源10を充電する直流電圧へ変換することができる。このように、インバータ40は、直流電源10および負荷30の間で双方向の電力変換を行なう。
モータジェネレータ50には、モータ電流MCRT(三相電流Iu,Iv,Iwを総括的に表記するもの)を検出するための電流センサ45およびモータ回転角(電気角)θを検出するための回転位置センサ55が設けられる。電流センサ45は、インバータ40からモータジェネレータ50への3相配線のうちの少なくとも2相にも受けられる。3相電流の瞬時値の和が0であることにより、2相分のモータ電流を検出することにより各相のモータ電流を検出することができる。また、回転位置センサ55によって検出されるモータ回転角θから、モータジェネレータ50の回転速度Nmを検知することもできる。モータ電流MCRTおよびモータ回転角θは、ECU100へ入力される。
ECU100は、CPU(Central Processing Unit)102を中心としたマイクロプロセッサとして構成されており、処理プログラムやマップデータを記憶したROM(Read Only Memory)104と、一時的にデータを記憶するRAM(Random Access Memory)106と図示しない入出力ポートとを含む。図示するように、ECU100には、電圧センサ60および電流センサ65によって検出されたバッテリ電圧Vbおよびバッテリ電流Ib、ならびに、電流センサ45および回転位置センサ55からのモータ電流MCRTおよびモータ回転角θが入力される。
上位ECU90は、モータジェネレータ50への負荷出力要求に応じて、負荷出力要求に応じたモータジェネレータ50の動作指令値としてのトルク指令値Tqcom#を生成する。たとえば、ハイブリッド自動車等の電動車両では、モータジェネレータ50への負荷出力要求は、車両走行状況やアクセル開度等に基づいて決定される。上位ECU90により生成されたトルク指令値Tqcom#は、ECU100へ入力される。
次に図2を用いて、ECU100によるモータジェネレータ50の制御を詳細に説明する。
図2を参照して、ECU100によるプログラム処理によって実現されるモータ制御ブロック101は、出力過大状態検出部110、トルク指令値生成部120およびモータジェネレータ制御部(MG制御部)130を含む。
出力過大状態検出部110は、バッテリ電圧Vbまたはバッテリ電流Ibに基づいて、直流電源10からの出力が所定の通常範囲を超えた出力過大範囲に達しているかどうかを検出する。そして、出力過大状態検出部110は、直流電源10の出力が通常範囲内である場合(通常出力状態時)には出力状態フラグFLG=0に設定する一方で、直流電源10の出力が出力過大範囲である場合(出力過大状態時)には出力状態フラグFLG=1に設定する。
トルク指令値生成部120は、上位ECU90からのトルク指令値Tqcom#および出力過大状態検出部110からの出力状態フラグFLGに応じて、モータジェネレータ50の最終的なトルク指令値Tqcomを生成する。トルク指令値生成部120で生成されたトルク指令値Tqcomは、モータジェネレータ制御部(MG制御部)130へ与えられる。
MG制御部130は、電流センサ45によって検出されたモータ電流MCRTおよびモータ回転角θに基づき、代表的にはモータ電流MCRTのフィードバック制御やモータ状態量に基づくトルク推定値を用いたトルクフィードバック制御により、インバータ40の動作を制御する。具体的には、MG制御部130は、トルク指令値Tqcomに従った出力トルクをモータジェネレータ50が発生するような交流電力がインバータ40からモータジェネレータ50へ供給されるように、スイッチング制御信号SCinvを生成する。言い換えると、インバータ40がスイッチング制御信号SCinvに従った直流−交流(交流−直流)電力変換を行なうことにより、トルク指令値Tqcomに従った出力トルクを発生するためのモータ電流がインバータ40からモータジェネレータ50へ供給される。
次に図3を用いて、直流電源10の出力特性について説明する。
直流電源10からの出力電力Poutは、下記(2)式で示される。
Pout=Vb・Ib…(2)
上記(2)式に前出の(1)式を代入すると、下記(3)式が得られる。
Figure 0004736781
(3)式および図3に示されるように、出力電力Poutは、バッテリ電流Ibの2次関数で表わされ、バッテリ電流Ib=(Vbo/2Rb)のときに最大値Pout=(Vbo/4Rb)を取る。
また、バッテリ電圧Vbは、(1)式および図3に示されるように、バッテリ電流Ibの1次関数で表わされ、バッテリ電流Ibの増加に伴って内部抵抗Rbでの電圧降下増大により低下していく。特に、出力電力Poutが最大となるバッテリ電流Ib=(Vbo/2Rb)のときに、バッテリ電圧Vb=Vbo/2となる。
本発明の実施の形態では、基本的に、直流電源10の通常の出力範囲を0≦Ib≦(Vbo/2Rb)の範囲とし、バッテリ電流Ib>(Vbo/2Rb)の範囲を出力過大範囲とする。このように、直流電源10の出力特性に基づいて、通常範囲および出力過大範囲が定められる。
通常、直流電源10は、モータジェネレータ50への通常の出力要求を考慮して、上記通常範囲内の出力にて、モータジェネレータ50の出力要求(負荷出力要求)が賄えるように設計されている。
しかしながら、内部抵抗Rbの上昇時やモータジェネレータ50の特殊運転時(たとえば、モータジェネレータ50搭載された電動車両での車輪スリップ発生時等)には、モータジェネレータ50の動作指令値(代表的にはトルク指令値)が通常範囲を超えた出力過大範囲に対応する領域で生成される可能性がある。
したがって、本実施の形態による電源システムの制御装置では、負荷(モータジェネレータ50)の動作指令が、直流電源10の出力過大範囲に対応する領域で継続的に生成されないように、以下に説明するような動作指令値の設定制御を実行する。なお、本実施の形態では、負荷の動作指令値設定制御としてモータジェネレータ50のトルク指令値(Tqcom)の設定制御を説明する。
図4は、本発明の実施の形態に従う負荷の動作指令値設定ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、所定時間毎(たとえば0.2msac毎)にECU100により繰返し実行される。
図4を参照して、ECU100は、ステップS100において、負荷出力要求に従った上位ECU90からのトルク指令値Tqcom#を取得する。さらに、ECU100は、ステップS110において、電圧センサ60の出力よりバッテリ電圧Vbを取得する。この際に、設計値あるいは現在の電池状態(SOC等)からの推定値として、開放電圧Vboについても取得する。
さらに、ECU100は、ステップS120において、直流電源10が出力過大状態であるかどうかを判定する。ステップS120では、ステップS110で取得したバッテリ電圧Vbを判定電圧Vjdと比較することによって上記判定が行なわれる。ここで、判定電圧Vjdは、図3から理解されるように、(Vbo/2)近傍に設定される。
Vb>Vjdのとき(ステップS120のNO判定時)には、ECU100は、直流電源10が通常出力状態であるので、ステップS130により出力状態フラグFLG=0に設定する。一方、Vb≦Vjdのとき(ステップS120のYES判定時)には、ECU100は、直流電源10が出力過大状態であるので、ステップS150により出力状態フラグFLG=1に設定する。
このように、ステップS120、S130およびS150での処理は、図2の出力過大状態検出部110による動作に相当する。
出力状態フラグFLG=0に設定される通常出力状態時には、ECU100は、ステップS140により、負荷出力要求どおりに動作指令値を生成する。すなわち、モータジェネレータ50の最終的なトルク指令値Tqcom=Tqcom#に設定される。
これに対して、出力状態フラグFLG=1に設定される出力過大状態時には、ECU100は、ステップS150,S160により、直流電源10の出力過大状態が継続しないように動作指令値(トルク指令値)に制限を加える。
ECU100は、ステップS160により、今回のトルク指令値設定ルーチンにおいて、通常出力状態から出力過大状態への遷移が発生したか否かを、出力状態フラグFLGにより判定する。そして、ステップS160のYES判定時、すなわち通常出力状態から出力過大状態への遷移時には、現在のトルク指令値Tqcom、すなわち前回の通常出力状態でのトルク指令値Tqcomをトルク指令上限値Tqmaxとして記憶する。
これに対して、ステップS160のNO判定時、すなわち継続的に出力過大状態である場合には、ステップS170は実行されず、トルク指令上限値Tqmaxは更新されない。
さらに、ECU100は、ステップS180により、直流電源10の出力過大状態時には、負荷出力要求どおりに動作指令値(トルク指令値)を生成するのではなく、ステップS170で設定したトルク指令上限値Tqmaxの範囲内に制限して、トルク指令値Tqcomを生成する。
このように、ステップS140およびS160〜S180での処理は、図2のトルク指令値生成部120による動作に相当する。
これにより、本実施の形態による電源システム制御装置によれば、直流電源10が出力過大状態となるような範囲で、モータジェネレータ50のトルク指令値Tqcom(すなわち、負荷の動作指令)が継続的に生成されることを防止可能な、負荷の動作指令値設定制御を実現できる。
これにより、直流電源10を想定された通常出力範囲内で使用することができるので、負荷を指令どおりに制御することが可能となって負荷制御の安定性が向上する。これに対して、出力過大状態で直流電源10を動作させると、出力電圧の低下等により負荷(モータジェネレータ50)が指令どおりに制御することが困難となる。特に、電動車両に搭載されたモータジェネレータ50でこのような現象が発生すると、振動やサージ等が発生して車両挙動が不安定となる可能性があるが、本発明に従ったモータジェネレータ50のトルク指令値設定制御により、このような問題点を確実に回避できる。
また、負荷を直流電源10の通常出力範囲内で確実に作動させることができるため、平滑コンデンサ20(図1)の電圧が急変する可能性を低減できる。これにより、平滑コンデンサの容量についても低減させて、機器の小型化および低コスト化を図ることが可能となる。
なお、直流電源10が出力過大状態であるかどうかを判定(図4のステップS120)については、図5に示すように、電流センサ65によって検出されるバッテリ電流Ibに基づいて実行することもできる。
図5を参照して、本発明の実施の形態に従う負荷の動作指令値設定ルーチンの他の例では、図4に示されたフローチャートと比較して、ステップS110,S120に代えてステップS110♯,S120#が実行される。
ECU100は、図4と同様のステップS100に続いて、ステップS110#において、電流センサ65の出力よりバッテリ電流Ibを取得する。この際に、設計値あるいは現在の電池状態(SOC等)からの推定値として、開放電圧Vboおよび内部抵抗Rbについても取得する。
さらに、ECU100は、ステップS120♯において、直流電源10が出力過大状態であるかどうかの判定を、ステップS110♯で取得したバッテリ電流Ibを判定電流Ijdと比較することによって実行する。ここで、判定電流Ijdは、図3から理解されるように、(Vbo/2Rb)近傍に設定される。
ステップS120#により、図4に示したフローチャートと同様に、その時点において直流電源10が通常出力状態および出力過大状態のいずれであるかが判定される。この判定に従ったそれ以降の処理については、図4と同様であるので詳細な説明は繰返さない。
このように、電流センサ65によって検出されるバッテリ電流Ibを用いても、上記と同様の負荷の動作指令値設定制御を実現できる。
ここで、本発明の実施の形態では、図4,5のステップS140が本発明での「動作指令設定手段」に対応し、ステップS120またはS120♯が本発明での「検知手段」に対応し、ステップS170およびS180が本発明での「出力制限手段」に対応する。特に、ステップS170が本発明の「上限記憶手段」に対応し、ステップS180が本発明の「動作指令生成手段」に対応する。
[実施の形態の変形例]
図6は、本発明の実施の形態の変形例に従う電源システム5#の構成を説明するブロック図である。
図6を参照して、実施の形態の変形例に従う電源システム5#では、共通の直流電源10により、電動機51および発電機52が駆動される構成となっている。すなわち、電源システム5#では、図1での負荷30に代えて、負荷30♯が用いられる。負荷30♯は、複数個の負荷としての電動機51および発電機52と、電動機51および発電機52を駆動制御するためのインバータ41および42を含んで構成される。
代表的には、負荷30♯は、ハイブリッド自動車に搭載される。この際には、電動機51は、図1に示した電源システムにおけるモータジェネレータ50と同様に動作する。すなわち、電動機51は、直流電源10からの電力によって回転駆動されて、その出力は駆動輪(図示せず)の駆動力となる。また、電動機51は、駆動輪の減速に伴って回転される回生制動動作時には、発電機として作用する。
発電機52は、図示しないエンジンからの駆動力によって回転されて発電可能に構成される。さらに、発電機52は、直流電源10からの電力によりエンジンに対して電動機として動作してエンジン始動を行ない得るように構成されてもよい。このような構成では、図示しない動力分割機構が設けられて、エンジンによって生じた駆動力は、駆動輪への経路と発電機52への経路とに分割可能とされる。このように、電動機51および発電機52の各々は、代表的には、モータジェネレータ50と同様の三相同期電動機により構成できる。
インバータ41は電動機51を駆動制御し、インバータ42は発電機52を駆動制御する。インバータ41,42の各々は、電力用半導体スイッチング素子(図示せず)から構成された一般的な三相インバータであるので、構成の詳細説明は省略する。
インバータ41は、ECU100♯からのスイッチング制御信号SCinv1に応答した電力用半導体スイッチング素子のスイッチング制御により、直流電源10からの直流電圧Vbを三相交流電圧に変換し、その変換した三相交流電圧を電動機51へ出力することができる。これにより、電動機51は、トルク指令値(Tqcom1)に従った出力トルクを発生するように駆動制御される。
また、インバータ41は、ハイブリッド車両の回生制動時、駆動輪からの回転力を受けて電動機51が発電した三相交流電圧をスイッチング制御信号SCinv1に従ったスイッチング制御により直流電圧に変換する。
インバータ42は、ECU100♯からのスイッチング制御信号SCinv2に応答しスイッチング制御により、トルク指令値(Tqcom2)に従った出力トルクを発電機52により発生させることができる。さらに、インバータ42は、発電機52がエンジンによって駆動されて発電する場合には、スイッチング制御信号SCinv2に応答したスイッチング制御により、発電機52が発電した三相交流電圧を直流電圧に変換する。このように、インバータ41,42は、直流電源10および電動機51,発電機52の間で双方向の電力変換を行なう。
ECU100#は、ハイブリッド車両の車両状況やアクセル開度等に基づいた、電動機51および発電機52への動作要求(負荷出力要求)に従った電動機51,発電機52のそれぞれのトルク指令値Tqcom1#,Tqcom2#を受ける。トルク指令値Tqcom1#,Tqcom2#は、負荷の動作指令値の代表として示される。
さらに、ECU100#は、電動機51および発電機52の出力を動作指令に従って制御するように、インバータ41のスイッチング制御信号SCinv1およびインバータ42のスイッチング制御信号SCinv2を生成する。ECU100#は、図1に示した電源システム5におけるECU100と同様に、直流電源10の出力過大状態時に電動機51および発電機52の動作指令値(トルク指令値)を制限するような、負荷の動作指令値設定制御を実行する。ここでも、負荷の動作指令値設定制御として、電動機51および発電機52のトルク指令値(Tqcom1,Tqcom2)の設定制御を説明する。
図7を参照して、ECU100#によるプログラム処理によって実現されるモータ制御ブロック101♯は、出力過大状態検出部110と、トルク指令値生成部120#とを含む。出力過大状態検出部110は、図2に示した出力過大状態検出部と同様の機能を有する。
トルク指令値生成部120#は、上位ECU(図1)からの負荷出力要求に従うトルク指令値Tqcom1#,Tqcom2#および出力状態フラグFLGに応じて、電動機51のトルク指令値Tqcom1および発電機52のトルク指令値Tqcom2を生成する。トルク指令値Tqcom1,Tqcom2に従う電動機51および発電機52の各々の制御については、図2に示したMG制御部130以降の動作と同様であるので詳細な説明は繰返さない。
次に、図7に示した機能ブロック図による電動機51および発電機52のトルク指令値Tqcom1およびTqcom2の設定ルーチンについて、図8を用いて説明する。このルーチンは、所定時間毎(たとえば0.2msac毎)にECU100により繰返し実行される。
図8を参照して、本発明の実施の形態の変形例に従う負荷の動作指令値設定ルーチンでは、ECU100♯は、図4および図5に示したフローチャートと同様に、ステップS100,S110(またはS110#)およびS120(またはS120#)を実行して、負荷出力要求に従ったトルク指令値Tqcom1#,Tqcom2#を取得するとともに、直流電源10が通常出力状態および出力過大状態のいずれであるかを判定する。
直流電源10が通常出力状態である場合(ステップS120またはS120#のNO判定時)には、ステップS130,S140が実行されて、負荷出力要求どおりに電動機51および発電機52のトルク指令値が生成される。すなわち、Tqcom1=Tqcom1#、かつTqcom2=Tqcom2#に設定される。
これに対して、直流電源10が出力過大状態であるとき(ステップS120またはS120#におけるYES判定時)には、図4,図5と同様のステップS150およびS160がまず実行される。
ECU100#は、ステップS160のYES判定時には、ステップS170#により、電動機51および発電機52全体に対する直流電源10からの出力電力である電力バランスPmgを算出する。すなわち、電力バランスPmgは、電動機51における消費電力(または回生発電電力)および発電機52による発電電力(または消費電力)の和で与えられる。たとえば、トルク指令値Tqcomおよび角速度ωにより、電動機51および発電機52の各々での消費電力P=Tqcom/ω(P>0:電力消費,P<0:発電)を求めることができる。そして、通常出力状態から出力過大状態への遷移時における電力バランスPmgが、ステップS170♯により、電力バランス上限値Pmaxとして記憶される。
ECU100#は、ステップS180#では、ステップS170#で記憶された電力バランス上限値Pmaxの範囲内で、すなわち、電力バランス上限値Pmaxに対して直流電源10の出力が増加しない範囲で、電動機51,発電機52のトルク指令値Tqcom1,Tqcom2を生成する。
このような制御構造とすることにより、直流電源10が通常出力状態から出力過大状態に変化した場合に、その時点よりも直流電源10からの出力が増加しない範囲内で負荷(電動機51および発電機52)を動作させることができる。これにより、実施の形態に示した電源システムと同様に、直流電源10を想定された通常出力範囲内で使用することができるので、負荷を指令どおりに制御することが可能となって負荷制御の安定性が向上する。
ここで、本発明の実施の形態の変形例では、図8のステップS170♯およびS180♯が本発明での「出力制限手段」に対応し、特に、ステップS170♯が本発明の「上限記憶手段」に対応し、ステップS180♯が本発明の「動作指令生成手段」に対応する。
なお、実施の形態およびその変形例に示された電源システムにおける負荷の構成は限定されるものではなく、動作指令に従って駆動制御される負荷を備えた電動システムであれば、当該負荷の種類および個数に限定されず、本発明に従う負荷の動作指令値設定制御を行なうことが可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に従う電源システムの構成を説明するブロック図である。 図1に示したECUによるモータジェネレータの制御をより詳細に説明するブロック図である。 図1に示した直流電源の出力特性を説明する図である。 本発明の実施の形態に従う負荷の動作指令値設定ルーチンの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に従う負荷の動作指令値設定ルーチンの他の例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態の変形例に従う電源システムの構成を説明するブロック図である。 図6に示したECUによるトルク指令値設定制御に関する機能ブロック図である。 本発明の実施の形態の変形例に従う負荷の動作指令値設定ルーチンの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
5,5♯ 電源システム、10 直流電源、20 平滑コンデンサ、30,30♯ 負荷、40,41,42 インバータ、45 電流センサ、50,51 電動機(モータジェネレータ)、52 発電機、55 回転位置センサ、60 電圧センサ、65 電流センサ、101,101♯ モータ制御ブロック、110 出力過大状態検出部、120 トルク指令値生成部、130 MG制御部、FLG 出力状態フラグ、Ib バッテリ電流、Ijd 判定電流、MCRT モータ電流、Pmax 電力バランス上限値、Pmg 電力バランス、Pout 出力電力、Rb 内部抵抗、SCinv,SCinv1,SCinv2 スイッチング制御信号、Tqcom♯,Tqcom1♯,Tqcom2♯ トルク指令値(負荷出力要求分)、Tqcom,Tqcom1,Tqcom2 トルク指令値(最終)、Tqmax トルク指令上限値、Vb バッテリ電圧、Vbo 開放電圧、Vjd 判定電圧、θ モータ回転角。

Claims (6)

  1. 直流電源から負荷へ電力を供給する電源システムの制御装置であって、
    前記負荷への出力要求に従い前記負荷の動作指令値を設定する動作指令設定手段と、
    前記直流電源の出力が、前記直流電源の出力特性に基づいて設定された通常範囲を超えたときに出力過大状態を検知する検知手段と、
    前記検知手段により前記出力過大状態が検知された場合に、前記直流電源の前記出力過大状態が継続しないように前記動作指令値を制限するための出力制限手段とを備え
    前記出力制限手段は、
    通常状態から前記出力過大状態への遷移時にその時点での前記動作指令値を記憶する上限記憶手段と、
    前記遷移時より後での前記出力過大状態の継続中において、前記上限記憶手段に記憶された動作指令値を上限値として、前記負荷の動作指令値を生成する動作指令値生成手段とを含む、電源システムの制御装置。
  2. 前記電源システムは、前記直流電源の出力電圧を検出する電圧検出器を備え、
    前記検知手段は、前記電圧検出器により検出された前記出力電圧が、前記直流電源の開放電圧に基づいて設定された判定電圧以下となった場合に、前記出力過大状態を検知する、請求項1記載の電源システムの制御装置。
  3. 前記判定電圧は、前記開放電圧の1/2近傍に設定される、請求項2記載の電源システムの制御装置。
  4. 前記電源システムは、前記直流電源の出力電流を検出する電流検出器を備え、
    前記検知手段は、前記電流検出器により検出された前記出力電流が、前記直流電源の開放電圧および内部抵抗に基づいて設定された判定電流以上となった場合に、前記出力過大状態を検知する、請求項1記載の電源システムの制御装置。
  5. 前記判定電流は、前記開放電圧をVboとし前記内部抵抗をRbとすると(Vbo/2Rb)近傍に設定される、請求項4記載の電源システムの制御装置。
  6. 前記負荷は、複数個の負荷を含み
    前記直流電源は、前記複数個の負荷に対して電力を供給し、
    前記上限記憶手段は、通常状態から前記出力過大状態への遷移時に、その時点での前記複数個の負荷全体に対する前記直流電源からの出力電力を最大電力として記憶
    前記動作指令値生成手段は、前記遷移時より後での前記出力過大状態の継続中において、前記上限記憶手段に記憶された前記最大電力の範囲内で、前記複数個の負荷の動作指令値を生成する、請求項1記載の電源システムの制御装置。
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