JP4736155B2 - インバータ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭で使用される電気機器に使用される電動機を駆動するインバータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のインバータ装置の構成を図9に示す。
【0003】
スイッチング手段1、2、3、4、5、6は半導体素子であるIGBTと逆接続ダイオードの並列回路で構成されている。
【0004】
直列回路7は高電位側のスイッチング手段1と低電位側のスイッチング手段4が直列接続されて構成され、高電位側の直列回路8はスイッチング手段2と低電位側のスイッチング手段5が直列接続されて構成され、直列回路9は高電位側のスイッチング手段3と低電位側のスイッチング手段6が直列接続されて構成されている。
【0005】
インバータ回路10は直列回路7〜8が並列接続されて構成されている。つまり、スイッチング手段1〜6が三相ブリッジになるように構成されている。
【0006】
電動機11は三相結線された固定子巻線12u、12v、12wを有する固定子12と永久磁石を備えた回転子13により構成されている。
【0007】
直流電源15は交流電源を整流回路により整流し、直流電圧を得るように構成される。
【0008】
前記整流回路は例えば、ダイオードブリッジと平滑コンデンサにより全波整流を行うように構成されている。
【0009】
制御手段71は、マイクロコンピュータや複数の論理回路などで構成され、制御手段71は位置検知手段18の出力論理に応じて所定のスイッチング手段1〜6をオンオフ制御する。同時に制御手段71は、スイッチング手段1〜6のオン期間中の通電比を制御する。つまり、図9のインバータ装置ではパルス幅変調(PWM)を行うことで、固定子巻線12u、12v、12wへの印加電圧の平均値を制御している。なお、図9に示したインバータ装置では、パルス幅変調を行うためのキャリア周波数を約15.625kHzにしている。
【0010】
位置検知手段18は、回転子13の永久磁石の磁極を検知する三つのホールIC19、20、21により構成され、ホールIC19〜21は前記永久磁石の磁極に応じてハイまたはローを制御手段18に出力する。ホールIC19〜21は電気角で約120度間隔になるように固定子12に配設されている。
【0011】
以上のように構成されたインバータ装置の動作について説明する。
【0012】
制御手段71を構成するマイクロコンピュータ内のROMには、予め電動機11の回転方向、ホールIC19〜21の出力論理の組み合わせに応じたスイッチング手段1〜6のオンオフ状態が記憶されており、ホールIC19〜21の論理が切り替わるごとに所定のスイッチング手段1〜6をオンオフ制御し、スイッチング手段1〜6を通じて電動機11に三相全波の交流電力を供給する。同時に、制御手段71は電動機11の速度をホールIC19のハイ出力の期間をマイクロコンピュータ内のタイマカウンタにより検知し、電動機11の速度が所定速度になるようにPWMを行う。また、別の従来例としては、PWMを行う代わりに、特に図示していないが、前記整流回路の出力する直流電圧を可変にするために前記整流回路を昇圧回路または、昇降圧回路などの構成にするものもある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、従来のインバータ装置はスイッチング手段の通電比を制御することで電動機の印加電圧を制御するので、所望の回転速度で駆動できるが、前記スイッチング手段の通電比が100%になった状態においては、それ以上の速度で駆動することができないので、複数の動作条件を有する機器においては、不要な動作領域が非常に多い過剰仕様の電動機やインバータ回路を必要とするという課題を有していた。
【0014】
また、別の従来のインバータ装置は整流回路を昇圧回路または昇降圧回路の構成にして、電動機に印加する電圧を拡大し、電動機の動作領域を拡大しているが、前記昇圧回路や前記昇降圧回路を設けるために、制御方式が複雑になったり、部品点数が増え、装置の大型化、高コスト化という課題を有していた。
【0015】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、簡単な回路構成で電動機の動作領域を拡大することを目的にしている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、二つのスイッチング手段からなる直列回路を複数設けたインバータ回路と前記インバータ回路の出力に接続した複数の固定子巻線を有する電動機と、前記インバータ回路の入力端子に接続したコンデンサと、直流電源と、前記直流電源の出力の一端に接続した切換手段と、前記スイッチング手段を制御する制御手段を有し、前記切換手段は前記直流電源の出力の一端と前記コンデンサの一端の間の接続と、前記直流電源の出力の一端と前記固定子巻線どうしの接続部の接続を切り換えるように構成し、前記切換手段により前記直流電源と前記電動機を構成する複数の固定子巻線どうしの接続部が接続されたとき、前記制御手段は、前記切換手段の接続された電位側の前記スイッチング手段のうち回生電流を発生している固定子巻線とは別の固定子巻線に接続される少なくとも一つを最低一回はオンさせるようにしたものである。
【0017】
これにより、前記固定子巻線への印加電圧の最大値を上げることができるので、前記電動機の動作領域を高速まで広げることができるとともに、コンデンサが回生電流により過大に充電されることを防止できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1記載の発明は、二つのスイッチング手段からなる直列回路を複数設けたインバータ回路と前記インバータ回路の出力に接続した複数の固定子巻線を有する電動機と、前記インバータ回路の入力端子に接続したコンデンサと、直流電源と、前記直流電源の出力の一端に接続した切換手段と、前記スイッチング手段を制御する制御手段を有し、前記切換手段は前記直流電源の出力の一端と前記コンデンサの一端の間の接続と、前記直流電源の出力の一端と前記固定子巻線どうしの接続部の接続を切り換えるように構成し、前記切換手段により前記直流電源と前記電動機を構成する複数の固定子巻線どうしの接続部が接続されたとき、前記制御手段は、前記切換手段の接続された電位側の前記スイッチング手段のうち回生電流を発生している固定子巻線とは別の固定子巻線に接続される少なくとも一つを最低一回はオンさせるようにしたものであり、前記固定子巻線への印加電圧の最大値が前記切換手段により約二倍に切り替わるので、前記切換手段により前記直流電源の出力の一端が前記固定子巻線どうしの接続部に接続した場合は、前記切換手段により前記直流電源の出力の一端が前記コンデンサの出力の一端に接続した場合に比べ、前記固定子巻線それぞれに最大約四倍の電力を供給でき、前記電動機の動作領域を変更できるとともに、スイッチング手段がオフした際に生じる回生電流が、オフしたスイッチング手段とは逆の電位側のスイッチング手段がオンすることにより、このスイッチング手段を通じて別の固定子巻線に流れるので、コンデンサが過大に充電されることを防止でき、従って、過電圧による故障の少ないインバータ装置を実現できる。
【0019】
また、本発明の請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、電動機は回転子に永久磁石を有し、前記永久磁石の前記固定子巻線に対する相対的な位置を検知する位置検知手段を有し、制御手段は前記位置検知手段の出力に応じてスイッチング手段を制御するようにしたものであり、前記固定子巻線への印加電圧の最大値が前記切換手段により約二倍に切り替わるので、前記切換手段により前記直流電源の一端が前記固定子巻線どうしの接続部に接続した場合は、前記切換手段により前記直流電源の出力の一端が前記コンデンサの出力の一端に接続した場合に比べ、前記固定子巻線に生じる誘導起電力が約二倍になる速度まで電動機を駆動できる。誘導起電力は前記電動機の速度とは比例関係であるので、前記電動機の速度を最大約二倍にできる。また、回転子に永久磁石を設けることにより、高効率の電動機を駆動するインバータ装置を実現できる。
【0020】
また、本発明の請求項3記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、切換手段は、電動機の目標速度が所定速度以内であるときには直流電源とコンデンサの一端を接続し、所定速度を越えるときには電動機を構成する複数の固定子巻線どうしの接続部と前記直流電源の一端を接続するようにしたものであり、前記電動機を目標速度に適した接続条件で効率良く駆動できる。
【0021】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0022】
(実施例1)
図1に本発明の実施例1のインバータ装置の回路構成を示す。
【0023】
スイッチング手段1、2、3、4、5、6は各々、高周波スイッチングと大電流容量に対応できるIGBTと逆接続ダイオードの並列回路で構成されている。しかし、これに限定するものではなく、IGBTの代わりにトランジスタやMOSFETを使用してもよい。
【0024】
直列回路7は、高電位側のスイッチング手段1と低電位側のスイッチング手段4が直列接続されて構成されている。直列回路8は、高電位側のスイッチング手段2と低電位側のスイッチング手段5が直列接続されて構成されている。直列回路9は、高電位側のスイッチング手段3と低電位側のスイッチング手段6が直列接続されて構成されている。
【0025】
インバータ回路10は直列回路7、8、9が並列接続されて構成されている。つまり、インバータ回路10はスイッチング手段1、2、3、4、5、6が三相ブリッジされて構成されている。
【0026】
電動機11は三相結線された固定子巻線12u、12v、12wを有する固定子12と永久磁石を備えた回転子13により構成されている。
【0027】
コンデンサ14はインバータ回路10の入力端子に接続し、インバータ回路10は直流電源15より切換手段16を介して直流電力をうけ、電動機11に三相電力を供給する。
【0028】
直流電源15は交流電源を整流回路により整流し、直流電圧を得るように構成される。
【0029】
前記整流回路は例えば、ダイオードブリッジと平滑コンデンサにより全波整流を行うように構成されている。しかし、これは一例であり、二つの平滑コンデンサを直列接続し、この直列回路とダイオードブリッジを接続して倍電圧整流回路を構成してもよい。
【0030】
切換手段16はリレーで構成されており、このリレーはコイル励磁により接点bに接続し、無励磁により接点aに接続する。つまり、接点aに接続することでコンデンサ14の高電位側の端子と直流電源15の高電位側の端子とを接続し、接点bに接続することで固定子巻線12u、12v、12wの中性点と直流電源15の高電位側の端子とを接続する。しかしながら、メカニカルラッチ方式のスイッチにより、直流電源15の接続を切り換えるものであってもよい。また、本実施例においては、切換手段16にa点、b点の二つの接点が設けられ、直流電源15が常に固定子巻線12u、12v、12wの中性点か、コンデンサの高電位側の端子のいずれかに接続するようにしているが、特にこれに限定するものではなく、例えば第三の接点を新たに設け、電動機11を駆動しない場合には、この接点に接続して直流電源15の高電位側の端子が開放状態になるようにしてもよい。
【0031】
制御手段17は、マイクロコンピュータや複数の論理回路などで構成される。本実施例においては、制御手段17は位置検知手段18の出力論理に応じて所定のスイッチング手段1、2、3、4、5、6をオンオフ制御するとともに、切換手段16たるリレーをオンオフ制御する。
【0032】
位置検知手段18は、回転子13の永久磁石の磁極を検知する三つのホールIC19、20、21により構成され、ホールIC19、20、21は永久磁石の磁極に応じてハイまたはローを制御手段18に出力する。ホールIC19、20、21は電気角で約120度間隔になるように固定子12に配設されている。なお、これは一例で固定子巻線12u、12v、12wに生じる誘導起電力を検知して、回転子13の位置を検知してもよいし、ロータリエンコーダなどを用いてもよい。
【0033】
図1に示したインバータ装置の動作について説明する。
【0034】
制御手段17は、切換手段18に設けられた接点aが接続した場合と、接点bが接続した場合の二つの状態それぞれに対応して、スイッチング手段のオンオフを制御する。
【0035】
本実施例では、切換手段16により接点aが接続し、直流電源15の高電位側の出力端子とコンデンサ14の高電位側の端子とが接続すると、ホールIC19、20、21の出力論理に応じて、120度通電形の全波駆動で電動機11を駆動する。このときのホールIC19、20、21の出力論理に対するスイッチング手段1、2、3、4、5、6のオンオフ動作については、後で図2を用いて説明する。
【0036】
切換手段16の接点bが接続し、直流電源15の高電位側の出力端子と固定子巻線12u、12v、12wの中性点が接続すると、制御手段17はホールIC19、20、21の出力論理に応じて、120度通電形の半波で電動機11を駆動する。このとき、固定子巻線12u、12v、12wへの最大印加電圧は直流電源15の出力電圧になる。従って、本実施例のように回転子13が永久磁石を有するブラシレスDCモータでは、接点aが接続しているときよりも高速領域まで電動機11を駆動できる。これは以下の理由によるものである。一般的にブラシレスDCモータでは、回転子11の固定子巻線12u、12v、12wに対する相対速度に比例して誘導起電力が生じる。この誘導起電力と固定子巻線12u、12v、12wへの印加電圧の差分の電圧により固定子巻線12u、12v、12wに電流が供給され、この電流と回転子13に設けられた永久磁石によりトルクを発生する。しかしながら、同じトルクを出力するためには固定子巻線12u、12v、12wに供給する電流も大きくなるので、接点aに接続したときよりもトルク領域は減少する。
【0037】
本実施例では、切換手段16の接点bが接続されると、コンデンサ14と直流電源15の高電位側の接続が遮断され、固定子巻線12u、12v、12wに生じる誘導起電力がスイッチング手段1、2、3を構成する逆接続ダイオードを通じて直流電源15へと回生する電流経路が遮断される。これにより、電動機11の回転方向とは逆方向のトルクが生じなくなるので電動機11を効率よく駆動できる。しかし、これだけではスイッチング手段4、5、6オフ時に生じる回生電流が直流電源1に吸収されなくなるので、固定子巻線12u、12v、12wに前記回生電流をゼロにするために過大な電圧が生じることになる。この過電圧を防止するために、前記回生電流を吸収できる容量を有するコンデンサ14を設けている。なお、図1には特に示していないが、コンデンサ14に放電用に抵抗を並列接続してもよいし、抵抗とスイッチング素子の直列回路を並列接続し、前記スイッチング素子のオンオフによりコンデンサ14の電圧を制御してもよい。
【0038】
図2に、切換手段16の接点aが接続したときと、接点bが接続したときの電動機11の速度−トルク特性を示す。(a)は切換手段16の接点aが接続し、直流電源15とコンデンサ14が接続されたときの速度−トルク特性を示している。(b)は切換手段16の接点bが接続し、直流電源15と固定子巻線12u、12v、12wの中性点が接続されたときの速度−トルク特性を示している。図2に示すように、低トルク時には、(b)の切換手段16の接点bが接続したときの方が高速まで駆動できる。低速時には、(a)の切換手段16の接点aが接続したときの方が高トルクまで駆動できる。これは、前述したように切換手段16の接点aと接点bの接続を切り換えることで、固定子巻線12u、12v、12wへの印加電圧の最大値を約2倍に切り替えるとともに、電動機11の駆動方式についても、接点aが接続したときには三相全波駆動、接点bが接続した時には三相半波駆動と切り換えるためである。
【0039】
以上のように、切換手段16により固定子巻線12u、12v、12wへの印加電圧の最大値を切り換えるとともに、電動機11の駆動方法を三相全波と三相半波に切り換えるので、電動機11の動作領域を変えることができる。なお、図1および図2は本発明の一実施例を示している。
【0040】
図3に、切換手段16の接点aが接続したときのスイッチング手段1〜6、ホールIC19〜21、固定子巻線12u、12v、12wに流れる電流の波形を示す。本実施例におけるインバータ装置は、切換手段16の接点aが接続されているときには、120度通電の全波で電動機11を駆動する。(a)はホールIC19の出力波形、(b)はホールIC20の出力波形、(c)はホールIC21の出力波形を示している。(d)はスイッチング手段1のオンオフ状態、(e)はスイッチング手段2のオンオフ状態、(f)はスイッチング手段3のオンオフ状態、(g)はスイッチング手段4のオンオフ状態、(h)はスイッチング手段5のオンオフ状態、(i)はスイッチング手段6のオンオフ状態を示している。(j)は固定子巻線12uの電流波形、(k)は固定子巻線12vの電流波形、(l)は固定子巻線12wの電流波形を示している。(j)(k)(l)の電流波形は図1に示した矢印の方向すなわちスイッチング手段1〜3がオンしたときに流れる方向を正にしている。スイッチング手段1〜6はいずれも電気角120度の期間オンするようにしている。制御手段17を構成するマイクロコンピュータのROMには、ホールIC19〜21の出力信号の論理に対応したスイッチング手段1〜6のオンオフの組み合わせが記憶されている。この組み合わせは電動機11の回転方向に応じてそれぞれ記憶されている。
【0041】
以上のように、切換手段16の接点aが接続したときには、制御手段17は電動機11が120度通電の全波駆動で動作するように、スイッチング手段1〜6をオンオフ制御する。しかし、これは一例であり正弦波駆動にしてもよいし、150度通電の全波駆動にしてもよい。
【0042】
図4に、切換手段16の接点bが接続したときのスイッチング手段1〜6、ホールIC19〜21、固定子巻線12u、12v、12wに流れる電流の動作波形を示す。本実施例におけるインバータ装置は、120度通電の半波で電動機11を駆動する。(a)はホールIC19の出力波形、(b)はホールIC20の出力波形、(c)はホールIC21の出力波形を示している。(d)はスイッチング手段1のオンオフ状態、(e)はスイッチング手段2のオンオフ状態、(f)はスイッチング手段3のオンオフ状態、(g)はスイッチング手段4のオンオフ状態、(h)はスイッチング手段5のオンオフ状態、(i)はスイッチング手段6のオンオフ状態を示している。(j)は固定子巻線12uの電流波形、(k)は固定子巻線12vの電流波形、(l)は固定子巻線12wの電流波形を示している。図3と同様に(j)(k)(l)の電流波形は図1の矢印の方向を正にしている。図4に示したようにスイッチング手段1〜3は全てオフ状態になっているので、固定子巻線12u、12v、12wの正方向に電流は流れない。スイッチング手段4〜6はいずれも電気角120度の期間オンするようにしている。制御手段17を構成するマイクロコンピュータのROMには、ホールIC19〜21の出力信号の論理に対応したスイッチング手段4〜6のオンオフの組み合わせが記憶されている。この組み合わせは電動機11の回転方向に応じてそれぞれ記憶されている。なお、電動機11の駆動方式は一例であり、例えば正弦波半波駆動にしてもよいし、150度通電の半波駆動にしてもよい。
【0043】
以上のように、切換手段16により直流電源15と固定子巻線12u、12v、12wの中性点を接続したときには、スイッチング手段1〜3を全てオフしているので、スイッチング手段4〜6のオフ時に生じる回生電流がスイッチング手段1〜3の逆接続ダイオードに流れるだけとなり、発熱の少ないインバータ装置を実現できる。また、スイッチング手段1〜3をオンするための電力が必要ないので制御手段17の省電力化を実現できる。
【0044】
(実施例2)
図5に、切換手段16の接点bが接続したときのスイッチング手段1〜6、ホールIC19〜21、固定子巻線12u、12v、12wに流れる電流の動作波形の別の一例を示す。その他の構成については、図1、2、3に示したインバータ装置と同様なので省略する。図5について説明する。(a)はホールIC19の出力波形、(b)はホールIC20の出力波形、(c)はホールIC21の出力波形を示している。(d)はスイッチング手段1のオンオフ状態、(e)はスイッチング手段2のオンオフ状態、(f)はスイッチング手段3のオンオフ状態、(g)はスイッチング手段4のオンオフ状態、(h)はスイッチング手段5のオンオフ状態、(i)はスイッチング手段6のオンオフ状態を示している。(j)は固定子巻線12uの電流波形、(k)は固定子巻線12vの電流波形、(l)は固定子巻線12wの電流波形を示している。(j)(k)(l)の電流波形は実施例1と同様に図1の矢印の方向を正にしている。図5に示したように、スイッチング手段1〜6はいずれも電気角120度の期間オンするようにしている。なお、制御手段17を構成するマイクロコンピュータのROMには、ホールIC19〜21の出力信号の論理に対応したスイッチング手段1〜6のオンオフの組み合わせが記憶されている。この組み合わせは電動機11の回転方向に応じてそれぞれ記憶されている。本実施例では、図5に示すように電動機11をスイッチング手段4〜6により120度通電の半波で駆動しながら、同時に予めROMに設定された組み合わせに基づき、スイッチング手段1〜3をオンオフ制御することで、スイッチング手段4〜6がオフしたときに生じる回生電流をスイッチング手段1〜3を通じて、別の固定子巻線に流すので、コンデンサ14が回生電流により過大に充電されることを防止できる。なお、図5に示したように、本実施例のおけるスイッチング手段1〜6のオンオフ制御は、図3に示した直流電源15とコンデンサ14が接続したときのスイッチング手段1〜6のオンオフ制御と同じである。従って、切換手段16の接点aと接点bの接続状態それぞれに対応してスイッチング手段1〜6のオンオフ状態を記憶しておく必要がなく、マイクロコンピュータ内のROMを節約できる。しかし、電動機11の駆動方式は一例であり、例えば高電位側のスイッチング手段1〜3の少なくとも一つが電気角360度内で1回オンするようにしてもよいし、電動機11の動作中に1回だけしかオンしなくてもよいものである。また、高電位側のスイッチング手段1〜3をパルス幅変調(PWM)してもよい。
【0045】
(実施例3)
図6に、本発明の一実施例であるインバータ装置の電動機11の駆動時のフローチャートを示す。なお、インバータ装置の構成は図1と同様であり、ここでは省略する。
【0046】
図6に示したインバータ装置のフローチャートについて説明する。電動機11の運転が開始されると、ステップ31において電動機11の目標速度がNsを設定する。この目標速度Nsは、インバータ装置の使用者が設定してもよいし、あるいはインバータ装置が組み込まれた機器のシーケンス内で予め設定されていてもよいものである。目標速度Nsが設定されると、ステップ32で目標速度Nsと所定速度Nrefを比較し、目標速度Nsが所定速度Nref以下であれば、ステップ33で、切換手段16の接点aと直流電源15の高電位側の端子を接続する。これにより固定子巻線12u、12v、12wの中性点は非接続となる。ステップ34では、制御手段17が図3に示したようにホールIC19〜21の出力論理の組み合わせに対応してスイッチング手段1〜6をオンオフ制御することで、電動機11を三相全波で目標速度Nsまで駆動する。ステップ32において、目標速度Nsが所定速度Nrefを越えていると、ステップ35で、切換手段16の接点bと直流電源15を接続する。つまり直流電源15と固定子巻線12u、12v、12wの中性点を接続する。これにより、電動機11への電力供給は高電位側のスイッチング手段1〜3を通さずに行われることになる。その後、ステップ36で図5に示したようにホールIC19〜21の出力論理の組み合わせに応じて、スイッチング手段1〜6をオンオフ制御することにより電動機11を三相半波で駆動する。所定速度Nrefの設定方法は特に限定するものではないが、本実施例では、図2に示した切換手段16の接点aを接続したときの速度−トルク特性(a)と、切換手段16の接点bを接続したときの速度−トルク特性(b)の交差する速度を所定速度Nrefにしている。本実施例では、電動機11の速度検知は制御手段17がホールIC19の出力信号の周期を検知することで行っている。より具体的に述べると、制御手段17を構成するマイクロコンピュータ内に設けられたカウンタによりホールIC19のハイ期間を検知することで電動機11の速度を検知し、目標速度になるように制御手段17が低電位側のスイッチング手段4〜6のオン期間中の通電比をパルス幅変調(PWM)している。
【0047】
以上のように、電動機11の目標速度Nsが所定速度Nref以下のときには、切換手段16の接点aを接続して電動機11を三相全波で駆動し、目標速度Nsが所定速度Nrefをこえるときには切換手段16の接点bを接続して電動機11を三相半波で駆動することで、電動機11の速度により、より効率の高い駆動方式で電動機11を駆動できる。
【0048】
(実施例4)
図7に、本発明の実施例4におけるインバータ装置の主要部回路構成図を示す。直流電源1とコンデンサ14の低電位側の端子は直接接続し、直流電源15の低電位側の端子とコンデンサ14の低電位側の端子と固定子巻線12u、12v、12wの中性点の間には、切換手段41が設けられている。切換手段41はリレーで構成されており、このリレーはコイル励磁により接点bに接続して固定子巻線12u、12v、12wの中性点と直流電源15の低電位側の端子とを接続し、無励磁により接点aに接続してコンデンサ14と直流電源15の低電位側の端子どうしを接続する。
【0049】
制御手段42はホールIC19、20、21の出力論理の組み合わせに応じてスイッチング手段1〜6のオンオフ制御を行うとともに、切換手段41たるリレーのオンオフ制御も行う。その他の構成については、図1に示したインバータ装置と同様のものであり、ここでは省略する。
【0050】
図7に示したインバータ装置の動作について説明する。切換手段41の接点aが接続された状態では、制御手段42は図3に示したようにホールIC19〜21の出力論理の組み合わせに応じてスイッチング手段1〜6をオンオフ制御する。これにより電動機11は三相全波で駆動される。
【0051】
切換手段41の接点bが接続された状態では、直流電源15と固定子巻線12u、12v、12wの中性点が接続されることになる。制御手段42は切換手段41が設けられた低電位側のスイッチング手段4〜6を全てオフするとともに、スイッチング手段1〜3をホールIC19〜21の出力論理の組み合わせに応じてオンオフ制御する。これにより電動機11は三相半波で駆動される。
【0052】
以上のように、本実施例のインバータ装置においても、切換手段41を構成する接点a、接点bの接続を切り換えることにより直流電源15の低電位側の出力端子をコンデンサ14の低電位側の端子または固定子巻線12u、12v、12wの中性点に接続し、固定子巻線12u、12v、12wへの最大印加電圧を切り換えるとともに、電動機11を三相の全波または半波で駆動するので、電動機11の動作領域を変更できる。なお、図7のインバータ装置における電動機11の速度−トルク特性は図2と同様になる。
【0053】
(実施例5)
図8に本発明の実施例5におけるインバータ装置を示す。
【0054】
スイッチング手段51、52、53、54はそれぞれ、高周波スイッチングと大電流容量に対応できるIGBTと逆接続ダイオードの並列回路で構成されている。しかし、これに限定するものではなく、IGBTの代わりにトランジスタやMOSFETを使用してもよい。
【0055】
直列回路55は高電位側のスイッチング手段51と低電位側のスイッチング手段53が直列接続されて構成されている。直列回路56は高電位側のスイッチング手段52と低電位側のスイッチング手段54が直列接続されて構成されている。
【0056】
インバータ回路57は直列回路55、56が並列接続されて構成されている。つまり、インバータ回路57はスイッチング手段51、52、53、54がフルブリッジになるように構成されている。
【0057】
電動機58は4極の永久磁石を設けた回転子59と、固定子巻線60a、60bを直列接続した固定子60により構成されている。より具体的に説明すると、特に図示していないが、固定子60を構成する鉄心にはスロットが二つ設けられており、固定子巻線60a、60bがそれぞれ各スロットに巻き付けられている。
【0058】
切換手段61はリレーで構成され、直流電源15の高電位側の出力端子とコンデンサ14の高電位側の端子と固定子巻線60a、60bの接続部の間に設けられている。このリレーはコイル励磁により接点bに接続して直流電源15と固定子巻線60a、60bの接続部を接続し、無励磁により接点aを接続してコンデンサ14と直流電源15を接続する。
【0059】
制御手段62はマイクロコンピュータや複数の論理回路などにより構成されており、位置検知手段たるホールIC63の出力論理によりスイッチング手段51〜54をオンオフ制御するとともに切換手段61の接続を制御する。
【0060】
図8に示したインバータ装置の動作について説明する。切換手段61の接点aが接続された状態の時には、直流電源15の高電位側の出力端子はコンデンサ14の高電位側の端子に接続される。制御手段62はホールIC63の出力論理と電動機58の回転方向に応じて、スイッチング手段51〜54をオンオフ制御し、単相全波で電動機58を駆動する。切換手段61の接点bが接続された状態の時には、直流電源15の高電位側の出力端子は固定子巻線60a、60bの接続部に接続される。制御手段62は高電位側のスイッチング手段51、52をオフ状態に保持するともに、ホールIC63の出力論理に応じてスイッチング手段53、54をオンオフ制御する。
【0061】
以上のように、本実施例のインバータ装置においても、切換手段61を用いて直流電源15の高電位側の出力端子の接続をコンデンサ14の高電位側の端子や固定子巻線60a、60bの接続部に切り換えて、固定子巻線60a、60bへの最大印加電圧を変更するとともに、電動機58の駆動方法を全波駆動と半波駆動に変更するので、電動機58の動作領域を変えることができる。
【0062】
以上のように、切換手段により、直流電源の出力端子の接続を固定子巻線の接続部とインバータ回路の入力端子に切り換えるので、固定子巻線への最大印加電圧を変更できる。同時に電動機の駆動方法を全波駆動と半波駆動に切り替えるので、本実施例のように回転子に永久磁石を有するDCブラシレスモータにおいては、固定子巻線に生じる誘導起電力の最大値を大きくすることができ、最高速度を大きくできる。なお、本実施例では示していないが、電動機の構成を誘導電動機やスイッチトリラクタンスモータにしてもよい。この場合についても、切換手段のオンオフにより、巻線への最大印加電圧を切り替えるとともに電動機の駆動方法を全波駆動または半波駆動に切り替えるので、高速駆動時において固定子巻線への電流供給を増やすことができる。従って高速時のトルク出力を増やすことができることになり、電動機の動作領域を拡大できる。
【0063】
【発明の効果】
以上のように、本発明の請求項1記載の発明によれば、二つのスイッチング手段からなる直列回路を複数設けたインバータ回路と前記インバータ回路の出力に接続した複数の固定子巻線を有する電動機と、前記インバータ回路の入力端子に接続したコンデンサと、直流電源と、前記直流電源の出力の一端に接続した切換手段と、前記スイッチング手段を制御する制御手段を有し、前記切換手段は前記直流電源の出力の一端と前記コンデンサの一端の間の接続と、前記直流電源の出力の一端と前記固定子巻線どうしの接続部の接続を切り換えるように構成し、前記切換手段により前記直流電源と前記電動機を構成する複数の固定子巻線どうしの接続部が接続されたとき、前記制御手段は、前記切換手段の接続された電位側の前記スイッチング手段のうち回生電流を発生している固定子巻線とは別の固定子巻線に接続される少なくとも一つを最低一回はオンさせるようにしたので、前記固定子巻線への印加電圧の最大値が前記切換手段により約二倍に切り替えることができ、前記切換手段により前記直流電源の出力の一端が前記固定子巻線どうしの接続部に接続した場合は、前記切換手段により前記直流電源の出力の一端が前記コンデンサの出力の一端に接続した場合に比べ、前記固定子巻線それぞれに最大約四倍の電力を供給でき、前記電動機の動作領域を変更できるとともに、スイッチング手段がオフした際に生じる回生電流が、オフしたスイッチング手段とは逆の電位側のスイッチング手段がオンすることにより、このスイッチング手段を通じて別の固定子巻線に流れるので、コンデンサが過大に充電されることを防止でき、従って、過電圧による故障の少ないインバータ装置を実現できる。
【0064】
また、本発明の請求項2記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明において、電動機は回転子に永久磁石を有し、前記永久磁石の前記固定子巻線に対する相対的な位置を検知する位置検知手段を有し、制御手段は前記位置検知手段の出力に応じてスイッチング手段を制御するようにしたので、前記固定子巻線への印加電圧の最大値が前記切換手段により約二倍に切り替えることができ、前記切換手段により前記直流電源の一端が前記固定子巻線どうしの接続部に接続した場合は、前記切換手段により前記直流電源の出力の一端が前記コンデンサの出力の一端に接続した場合に比べ、前記固定子巻線に生じる誘導起電力が約二倍になる速度まで電動機を駆動できる。誘導起電力は前記電動機の速度とは比例関係であるので、前記電動機の速度を最大約二倍にできる。また、回転子に永久磁石を設けることにより、高効率の電動機を駆動するインバータ装置を実現できる。
【0065】
また、本発明の請求項3記載の発明によれば、上記請求項1または2に記載の発明において、切換手段は、電動機の目標速度が所定速度以内であるときには直流電源とコンデンサの一端を接続し、所定速度を越えるときには電動機を構成する複数の固定子巻線どうしの接続部と前記直流電源の一端を接続するようにしたので、前記電動機の目標速度が低速の場合には前記電動機を全波駆動し、前記電動機の目標速度が高速の場合には前記電動機を半波駆動するので、前記電動機の目標速度に適した接続条件で効率良く駆動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1であるインバータ装置の主要部回路構成図
【図2】 同インバータ装置の電動機の速度−トルク特性図
【図3】 同インバータ装置の切換手段16の接点aが接続された時の主要部動作波形図
【図4】 同インバータ装置の切換手段16の接点bが接続された時の主要部動作波形図
【図5】 本発明の実施例2であるインバータ装置の切換手段16の接点bが接続された時の主要部動作波形図
【図6】 同インバータ装置の電動機の駆動制御フローチャート
【図7】 本発明の実施例4であるインバータ装置の主要部回路構成図
【図8】 本発明の実施例5であるインバータ装置の主要部回路構成図
【図9】 従来のインバータ装置の主要部回路構成図
【符号の説明】
1、2、3、4、5、6 スイッチング手段
7、8、9 直列回路
10 インバータ回路
11 電動機
12 固定子
12u、12v、12w 固定子巻線
13 回転子
14 コンデンサ
15 直流電源
16 切換手段
17 制御手段
18 位置検知手段

Claims (3)

  1. 二つのスイッチング手段からなる直列回路を複数設けたインバータ回路と、前記インバータ回路の出力に接続した複数の固定子巻線を有する電動機と、前記インバータ回路の入力端子に接続したコンデンサと、直流電源と、前記直流電源の出力の一端に接続した切換手段と、前記スイッチング手段を制御する制御手段を有し、前記切換手段は、前記直流電源の出力の一端と前記コンデンサの一端の間の接続と、前記直流電源の出力の一端と前記固定子巻線どうしの接続部の接続を切り換えるように構成し、前記切換手段により前記直流電源と前記電動機を構成する複数の固定子巻線どうしの接続部が接続されたとき、前記制御手段は、前記切換手段の接続された電位側の前記スイッチング手段のうち回生電流を発生している固定子巻線とは別の固定子巻線に接続される少なくとも一つを最低一回はオンさせるようにしたインバータ装置。
  2. 電動機は回転子に永久磁石を有し、前記永久磁石の前記固定子巻線に対する相対的な位置を検知する位置検知手段を有し、制御手段は、前記位置検知手段の出力に応じてスイッチング手段を制御する請求項1に記載のインバータ装置。
  3. 切換手段は、電動機の目標速度が所定速度以内であるときには直流電源とコンデンサの一端を接続し、所定速度を越えるときには電動機を構成する複数の固定子巻線どうしの接続部と前記直流電源の一端を接続する請求項1または2に記載のインバータ装置。
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