JP4731539B2 - ヒンジ機構 - Google Patents

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Description

この発明は、携帯電話、ノート型パソコン、電子手帳、DVDモニター、リモコン、ゲーム機といった2つの筐体をもつ小型電子機器等で、2つの筐体を連結して、互いに直交して配置された第1の軸と第2の軸との内から選択された一方の軸の回りにだけ回動させる動作制限を伴って2つの展開状態を採るヒンジ機構に関する。
一般に、ビデオカメラ本体(以下、VTR部と記す)とは別の筐体としてモニター画面部を備えたビデオカメラが市販されている。このようなビデオカメラでは、VTR部とモニター画面部とを2軸ヒンジ装置で接続した構成とし、先ず、モニター画面部を2軸ヒンジ装置の第1の回転軸を中心にVTR部に対して水平に回動させてVTR部に垂直な位置まで開き、次に、その開いた状態において、2軸ヒンジ装置の第2の回転軸を中心にモニター画面部を回転可能としている。
このような2軸ヒンジ装置を備えたビデオカメラでは、2軸ヒンジ装置の2つの回転軸を同時に回転させた場合に、VTR部の筐体とモニター画面部の筐体の角部が衝突し、いずれかの筐体に損傷を与えてしまう可能性がある。
そこで、このようなビデオカメラでは、VTR部とモニター画面部とを、回転規制機能付の2軸ヒンジ装置で構成している。これにより、VTR部に対してモニター画面部を直角に開いたときに初めて、モニター画面部の回転が可能となり、VTR部とモニター画面部とが衝突して損傷するのを防止できる。
このような、従来の回転規制機能付2軸ヒンジ装置の構成としては、次のようなものが提案されている。
即ち、第1の回転軸と第2の回転軸の、それぞれの軸部を一部切り欠き凹部を形成し、第1の回転軸と第2の回転軸を凹部の位置で直交させ、直交部を保持部材で回転可能に支持している。このとき、直交部における第1の回転軸の軸線と第2の回転軸の軸線との距離は、第1の回転軸の凹部を第2の回転軸に対向させた位置において、第2の回転軸が回転可能とされ、かつ、第2の回転軸の凹部を第1の回転軸に対向させた位置において第1の回転軸の凹部以外の部位と対向した場合には、第2の回転軸は凹部の端部が第1の回転軸に当り回転不能な距離とされている。
更に、第2の回転軸の凹部を第1の回転軸に対向させた位置において、第1の回転軸が回転可能とされ、かつ、第1の回転軸の凹部を第2の回転軸に対向させた位置において第2の回転軸の凹部以外の部位と対向した場合には、第1の回転軸は凹部の端部が第2の回転軸に当り回転不能な距離とされている。
これにより、第1の回転軸と第2の回転軸との両方を、同時に回転することはできない(例えば、特許文献1参照)。
上述のような、従来のビデオカメラに用いられる回転規制機能付2軸ヒンジ装置では、第1の回転軸の中間の軸径部と第2の回転軸の中間の軸径部とにそれぞれ凹部を切欠して形成する必要があるので、第1の回転軸と第2の回転軸の軸方向のいずれも、長さを短くすることは困難である。また、第1の回転軸と第2の回転軸との間隔を大きくするには、第1の回転軸の軸径と第2の回転軸の軸径のいずれをも大きくしなければならない。
これらから、従来の回転規制機能付2軸ヒンジ装置を小型化することは困難である。
一方、2つ折り型の携帯電話機では、プッシュボタンが設置された第1筐体と、画像を写す液晶モニターが組み込まれた第2筐体とを連結する、回転規制機能付2軸ヒンジ装置の小型化が望まれている。
さらに、最近の2つ折り型の携帯電話機では、1つのヒンジ装置で、プッシュボタンが設置された第1筐体と画像を写す液晶モニターが組み込まれた第2筐体とを、例えば、第2筐体を、第1の回転軸の回りに回動させて第1筐体の縦方向に配置させる展開方向と、第2筐体を第2の回転軸の回りに回動させて第1筐体の横方向に配置させる展開方向と、の2つの方向の展開を可能にしたいという要望がある。
しかし、従来のビデオカメラに用いられている回転規制機能付2軸ヒンジ装置をそのまま用いた場合には、モニター画面部を閉じた状態から、第1の回転軸で回転させた縦方向の展開は可能であるが、第2の回転軸で回転させて横方向に展開することはできない。
特許第3496445号
本発明は、上述した点に鑑み、2つの筐体を、直交して配置された第1の回転軸と第2の回転軸に連結し、選択されたいずれの方向にも展開可能とするヒンジ機構を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、一方の筐体に取り付けられ、端部に開閉制限用突起部が設けられた動作規制用開閉軸部材と、他方の筐体に取り付けられ、端部に回転制限用突起部を設けた動作規制用回転軸部材と、前記動作規制用開閉軸部材を回動自在に支持する開閉軸用保持部と、前記開閉軸用保持部と直交して配置され、前記動作規制用開閉軸部材に直交させて前記動作規制用回転軸部材を回動自由に支持すると共に、前記開閉制限用突起部と前記回転制限用突起部を直接接触可能に対向させる回転軸用保持部と、を備えたヒンジハウジングと、前記開閉制限用突起部に形成した円弧状の開閉規制用外周面部と、前記外周面部の一部を切欠いて面状とした制止端面と、前記回転制限用突起部に形成した円弧状の回転規制用外周面部と、前記回転規制用外周面部の一部を切欠いて段差とした制止端部と、を有し、前記制止端面と前記制止端部が対向している状態では、前記動作規制用開閉軸部材及び前記動作規制用回転軸部材を回動自在とし、前記回転規制用外周面部が前記制止端面と対向している状態では、前記制止端面が前記回転規制用外周面部に当って前記動作規制用開閉軸部材の回動を制止し、前記開閉規制用外周面部が前記制止端部と対向している状態では、前記制止端部が前記開閉規制用外周面部に当って前記動作規制用回転軸部材の回動を制止するように、前記開閉軸用保持部と前記回転軸用保持部の間隔を設定したことを特徴としている。
請求項1に記載の発明では、動作規制用開閉軸部材に設けられた開閉制限用突起部の制止端面と、動作規制用回転軸部材に設けられた回転制限用突起部の制止端部が対向している状態では、動作規制用開閉軸部材及び前記動作規制用回転軸部材は回動自在となっている。
つまり、一方の筐体と他方の筐体が閉じた状態から、一方の筐体を動作規制用開閉軸部材及び前記動作規制用回転軸部材の回りに展開可能となっている。このため、一方の筐体を横開き、縦開きにすることが出来る。
また、開閉制限用突起部の制止端面と回転制限用突起部の回転規制用外周面部が対向している状態では、制止端面が回転規制用外周面部に当って動作規制用開閉軸部材の回動を制止する。このため、一方の筐体を横開きしているときは、動作規制用開閉軸部材の回りに展開できないので、一方の筐体と他方の筐体がぶつからない。
さらに、開閉規制用外周面部が制止端部と対向している状態では、制止端部が開閉規制用外周面部に当って動作規制用回転軸部材の回動を制止する。
このため、一方の筐体を縦開きしているときは、動作規制用回転軸部材の回りに展開できないので、他方の筐体と一方の筐体がぶつからない。
請求項2に記載の発明は、前記開閉制限用突起部の軸方向の長さを前記回転制限用突起部の軸方向の長さの約半分としたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明では、開閉制限用突起部の軸方向の長さを回転制限用突起部の軸方向の長さの約半分とすることで、小型化でき、ヒンジ機構全体のデザインを向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、前記動作規制用開閉軸部材に設けられたロック突部と、前記開閉軸用保持部に形成され、前記制止端部と前記開閉規制用外周面部による制止を越えて前記動作規制用開閉軸部材が回動したとき、ロック突部が当たって前記動作規制用開閉軸部材の回動範囲を制限する制止面部と、有することを特徴としている。
請求項3に記載の発明では、制止端部と開閉規制用外周面部による制止を越えて動作規制用開閉軸部材が回動したときには、ロック突部が制止面部に当たって動作規制用開閉軸部材の回動範囲を制限するので、所定の角度以上に筐体が開放されない。
請求項4に記載の発明は、前記動作規制用回転軸部材に設けられたロック突部と、前記回転軸用保持部に形成され、前記制止端面と前記回転規制用外周面部による制止を越えて前記動作規制用回転軸部材が回動したとき、ロック突部が当たって前記動作規制用回転軸部材の回動範囲を制限する制止面部と、有することを特徴としている。
請求項4に記載の発明では、制止端面と回転規制用外周面部による制止を越えて動作規制用回転軸部材が回動したとき、ロック突部が制止面部に当たって動作規制用回転軸部材の回動範囲を制限するので、所定の角度以上に筐体が開放されない。
請求項5に記載の発明は、前記動作規制用開閉軸部材に固着したホルダ部材に前記一方の筐体に固定した取り付け部材を結合したことを特徴としている。
請求項5に記載の発明では、ホルダ部材を介して一方の筐体の取り付け部材に動作規制用開閉軸部材を取付けるたけで、組み付けが簡単にできる。
請求項6に記載の発明は、前記動作規制用回転軸部材を前記他方の筐体に配置した取り付け部材に結合したことを特徴としている。
請求項6に記載の発明では、他方の筐体に配置した取り付け部材に動作規制用回転軸部材を取付けるだけで組み付けが簡単にできる。
本発明のヒンジ機構によれば、2つの筐体を、直交して配置された第1の軸と第2の軸に連結し、選択されたいずれの軸の回りにも展開させることができる。
以下、本発明のヒンジ機構について、図1〜図10を参照しながら説明する。
図1〜図4はヒンジ機構の全体斜視図である。1はヒンジハウジングで、互いに交差する状態(ここでは直交する状態)に回転中心軸が配置されるように、開閉軸部2と回転軸部3とをそれぞれ装着してヒンジ機構が構成されている。
図9及び図10に示すように、このヒンジ機構におけるヒンジハウジング1は、開閉軸部2の端部と回転軸部3の端部とを直角に交差(直角以外の角度で交差するように構成してもよい)させて向かい合わせ、回動可能に支持できるように金属材料で構成されている。
このためヒンジハウジング1は、回転軸部3を支持するための筒状の軸孔を形成した回転軸用保持部4と、回転軸用保持部4の端部には、開閉軸部2を支持するための筒状の軸孔を形成した開閉軸用保持部5の端部が直交する状態で一体化されており、全体が略L字状に構成されている。
即ち、回転軸用保持部4の軸孔の内部に挿入されて支持される回転軸部3の軸線と、開閉軸用保持部5の軸孔の内部に挿入されて支持される開閉軸部2の軸線とが平面視で直交している。
この、回転軸用保持部4と開閉軸用保持部5が直交する位置では、お互いの筒状の部分が切り欠かれ、この切り欠かかれた部分同士を重ねて、直交部が形成されている。
これにより、回転軸部3の軸線と開閉軸部2の軸線が直交する位置におけるヒンジハウジング1の高さは、切り欠き部を設けずに、外形寸法をそれぞれ合計したと仮定した時の高さの約半分となり、小型化が図られている。
小型化された量を体積換算すると、お互いの筒状の部分を切り欠いて、切り欠き部を重ねた場合には、回転軸用保持部4と開閉軸用保持部5を、切り欠き部を形成せずに外形寸法のまま直交させた場合に比べ、ヒンジハウジング1の全体の体積の約4分の1に相当する体積の削減となる。
更に、開閉軸用保持部5の先端部に制止面部6を形成することで、開閉軸用保持部5の角部がそのまま出っ張ることも避けることができる。
開閉軸用保持部5の軸孔の両端の開口部には、開閉軸部2の回動範囲を制限するための制止面部6、7が形成されている。さらに、開閉軸用保持部5の軸孔内部には、開閉軸部2を軸方向に回転可能に支持する摺接支持面部8が形成されている。
また、回転軸用保持部4の中心線と開閉軸用保持部5の中心線が直交する位置には、第1の回転動作範囲制限用の小型頭部49を支持する凹部111が形成されており、凹部111の底面には、小型頭部49と、第2の回転動作範囲制限用の頭部31とを直接接触可能に対向させる、開口部9が設けられている。
ヒンジハウジング1には、回転軸用保持部4の軸孔の両端の開口部には、回転軸部3の回動範囲を制限するための制止面部10、11が形成されている。さらに、回転軸用保持部4の軸孔内部には、図示していないが開閉軸用保持部5の摺接支持面部8と同様に、回転軸部3を軸方向に回転可能に支持するための、摺接支持面部が形成されている。
図9に示すように、ヒンジハウジング1の回転軸用保持部4に装着する回転軸部3は、動作規制用回転軸部材12に対して、第1摺動板13、第2摺動板15、第1圧縮コイルばね16、第1固定カム17、第1回転カム18、第1固定板19、第1ホルダ部材20及び第1ロック板33を装着した構成である。
図10に示すように、ヒンジハウジング1の開閉軸用保持部5に装着する開閉軸部2は、動作規制用開閉軸部材21に対して、第3摺動板22、第4摺動板24、第2圧縮コイルばね25、第2固定カム26、第2回転カム27、第2固定板28、第2ホルダ部材29及び第2ロック板34を装着した構成である。
図9に示すように、動作規制用回転軸部材12は、断面長円形の軸部材の先端部に第2の回転動作範囲制限用の頭部31が一体的に形成されている。
動作規制用回転軸部材12の第2の回転動作範囲制限用の頭部31は、円柱形に形成された第2の規制用の外周面部31Aと、この第2の規制用の外周面部31Aの所定部分を回転軸部3の軸線と平行な方向に切断した逃げ凹部32Aと、逃げ凹部32Aの終端から断面L字形に切欠して形成された制止端部32とを有している。
即ち、頭部31は、外周面部31Aの一部を切り欠いて段差とした制止端部32を有する。
なお、後述するように、頭部31に設けられた逃げ凹部32Aは、小型頭部49の逃げ部として利用され、頭部31に設けられた制止端部32は、小型頭部49の制止部として利用される。このため、逃げ凹部32Aは、平面状の断面に限定されず凹部等の形状で形成しても良い。
また、頭部31の先端から延出した部分には、第1ロック板33が取り付けられている。この第1ロック板33は、長円形の外周部の一部から、ロック突部35が突設して設けられている。この第1ロック板33は、その中央部に開口された長円形の開口部に、動作規制用回転軸部材12の第2の回転動作範囲制限用の頭部31から延出した先端部が挿入される。
このように構成した動作規制用回転軸部材12は、その先端部に第1ロック板33を取り付け、第1摺動板13を動作規制用回転軸部材12の軸部材部分を通して頭部31の側面に当接させ、動作規制用回転軸部材12を回転軸用保持部4の軸孔内へ挿入する。このとき、頭部31を開口部9に位置させる。
この状態でヒンジハウジング1の回転軸用保持部4から延出した動作規制用回転軸部材12の軸部材部分には、ステンレス製の第2摺動板15を摺動自在に挿入する。
さらに、ヒンジハウジング1の回転軸用保持部4から延出した動作規制用回転軸部材12の軸部材部分には、第2摺動板15に続けて、第1圧縮コイルばね16が挿入される。さらに、2組の動作制限手段としての第1固定カム17、第1回転カム18及び第1固定板19が相互に摺接可能に挿入される。
第1固定カム17には、動作規制用回転軸部材12の断面長円形の軸部材が、摺動自在でかつ回動不能に挿入される軸孔38が穿設されている。
また、第1回転カム18には、動作規制用回転軸部材12の断面長円形の軸部材が回動自由に挿入される軸孔39が穿設されている。この第1回転カム18には、径方向に向けて外周からそれぞれ延出する、取り付け用突片部40が突設されている。
さらに、第1固定板19には、動作規制用回転軸部材12の断面長円形の軸部材が、摺動自在でかつ回動不能に挿入される軸孔41が穿設されている。
回転軸部3では、2組の動作制限手段を構成するため、ヒンジハウジング1の回転軸用保持部4から延出した動作規制用回転軸部材12の軸部材部分に、第1圧縮コイルばね16に続けて第1固定カム17を、動作規制用回転軸部材12と一体的に回動するよう挿入する。
第1回転カム18には、その軸孔39に動作規制用回転軸部材12の軸部材部分を挿入すると共に、2つの取り付け用突片部40を、回転軸用保持部4の軸孔開口部に設けた各係止用凹部42に嵌合させ、回転軸用保持部4に対して回転しないように設置する。
第1固定板19は、長円形の貫通孔41に動作規制用回転軸部材12の軸部材部分を挿入し、回転軸部3と一体的に回動する。
第1固定カム17と第1回転カム18との摺接面には、それぞれ回転軸方向に対して突出するカム面(凹凸部)を形成し、形成されたカム面において、第1固定カム17と第1回転カム18が相対的に170度回転したときにそれぞれのカム面(凹凸部)が嵌まって制止する動作を行うよう構成されている。
さらに、第1回転カム18と第1固定板19との摺接面には、回転軸方向に対して突出するカム面(凹凸部)が形成されている。この、カム面において、第1回転カム18と第1固定板19とが相対的に135度回転したときに、相互のカム面(凹凸部)が嵌まって、仮留めのために制止するクリック動作が行なわれる。
このように回転軸部3に2組の動作制限手段を構成した結果、所定の閉状態の基準位置からヒンジハウジング1と動作規制用回転軸部材12とが相対的に回転を始め、135度回動したときに仮留めされて一旦制止され、さらに相対的に回転させて170度回動したときに所定の開状態となり制止される。なお、開状態から閉状態へ移行する場合には、上述と逆の動作が行なわれる。
回転軸用保持部4から延出した動作規制用回転軸部材12の軸部材部分には、第1固定板19の次に第1ホルダ部材20を取り付ける。この第1ホルダ部材20には、動作規制用回転軸部材12における断面長円形の軸部材の自由端部が挿入される貫通孔43が設けされている。
第1ホルダ部材20の貫通孔43には、第1圧縮コイルばね16を圧縮させながら、動作規制用回転軸部材12の軸部材先端部を挿入し、所定位置まで挿入した状態で軸部材先端部をカシメ(リベット止め)等で固定する。
この第1ホルダ部材20は、小型電子機器等(ここでは携帯電話機)を構成し、2つ折りとされる2つの筐体(プッシュボタンを配置した筐体62とLCDモニターを配置した筐体63)の、いずれか一方に取り付けられる(図2参照)。
このように構成した回転軸部3では、第1圧縮コイルばね16の付勢力により、動作規制用回転軸部材12の回転制限用突起部31が、第1摺動板13を介してヒンジハウジング1の軸孔内に設けた摺接支持面部(図示せず)に圧接されるので、ヒンジハウジング1に対する動作規制用回転軸部材12の取り付け状態を適切に保持できる。
これと共に、この回転軸部3では、圧縮コイルばね16の付勢力で第1固定カム17と第1回転カム18とのカム面が圧接された状態を保つことができるので、カム面(凹凸部)が嵌まって制止する動作が確実に行える。
また、第1回転カム18と第1固定板19とのカム面も圧接された状態を保つことができるので、カム面(凹凸部)が嵌まって仮留めするように制止するクリック動作が確実に行える。
また、このように構成した回転軸部3では、動作規制用回転軸部材12が、第1固定カム17と第1回転カム18とによって、閉状態の基準位置から所定の開状態の位置である170度回動した位置で制止される。
さらに、動作規制用回転軸部材12に設置した第1ロック板33に設けたロック突部35が、所定の開状態の位置以上に開けようとした場合に、ヒンジハウジング1に設けられた2つの制止面部10に当り制止される構成とされており、動作規制用回転軸部材12の所定の開状態以上の回動動作が制限される。
また、第1ホルダ部材20の回転動作範囲制限用に、第1回転カムの外周に設けられた取付用突片部40が、回転軸用保持部4の2つの制止面部42で回動動作が制限される。
これらの作用で、動作規制用回転軸部材12により大きな回動負荷が加わった場合でも、確実に動作規制用回転軸部材12が過剰に回動することを防止できる。
図10に示すように、ヒンジハウジング1の開閉軸用保持部5に装着する開閉軸用の回転系を構成する開閉軸部2の動作規制用開閉軸部材21は、断面長円形の軸部材の先端部に第1の回転動作範囲制限用の小型頭部49が一体的に形成されている。
小型頭部49は、円柱形に形成された第1の規制用の外周面部49Aと、外周面部49Aの外周部分の一部を開閉軸部2の軸線に平行な平面で切断して形成された制止端面50とを有している。
即ち、小型頭部49は断面視がD字形に形成され、小型頭部49の開閉軸部2の軸線方向の長さは、頭部31の回転軸部3の軸線方向の長さの約半分で形成されている。これにより、小型化が図られている。
動作規制用開閉軸部材21に設けられた小型頭部49の側面から延出した軸部21Eには、第2ロック板34が取り付けられている。
第2ロック板34は、長円形に形成された外周部の一部から、ロック用の凸部であるロック突部51が突設されている。この第2ロック板34は、中央部に設けられた長円形の開口部に、小型頭部49から延出された軸部21Eを挿入して固定する。
動作規制用開閉軸部材21の、第1の回転動作範囲制限用の小型頭部49と反対側の端部には、固定用の貫通孔52が設けられている。
動作規制用開閉軸部材21の軸部材部分には、第3摺動板22が挿入され、第3摺動板22を小型頭部49の端面48に当接させた状態で開閉軸用保持部5の軸孔内へ挿入する。このとき、小型頭部49を開口部9に位置させる。
この状態で凹部111から延出した動作規制用開閉軸部材21の軸部材部分には、ステンレス製の第4摺動板24を挿入して、ヒンジハウジング1の軸孔内部の摺接支持面部8と当接させる。
さらに、ヒンジハウジング1の開閉軸用保持部5から延出した動作規制用開閉軸部材21の軸部材部分には、第4摺動板24に続けて第2圧縮コイルばね25を挿入し、続いて動作制限手段としての第2固定カム26及び第2回転カム27を、隣接する側面が相互に摺接するように挿入する。
この第2固定カム26には、動作規制用開閉軸部材21の断面長円形の軸部材が、軸方向の摺動は自在で、かつ回動不能に挿入される軸孔53が穿設されている。
また、第2回転カム27には、動作規制用開閉軸部材21の断面長円形の軸部材が回動自由に挿入される軸孔54が穿設されている。この第2回転カム27には、径方向に沿って外周から凸設された取り付け用突片部55が設けられている。
開閉軸部2には、動作制限手段を構成するため、ヒンジハウジング1の開閉軸用保持部5から延出した動作規制用開閉軸部材21の軸部材部分に、第2圧縮コイルばね25に続けて第2固定カム26が、動作規制用開閉軸部材21と一体的に回動するよう挿入されている。
第2回転カム27は、軸孔54に動作規制用開閉軸部材21の軸部材部分を挿入すると共に、外周に設けられた2つの取り付け用突片部55を、開閉軸用保持部5の軸孔開口部に設けられた2つの係止用凹部56に嵌合させる。これにより、回転カム27の回転が開閉軸用保持部5により制限される。
第2固定カム26と第2回転カム27との摺接面には、回転軸方向に対して突出するカム面(凹凸部)が形成されている。第2固定カム26と第2回転カム27が相対的に160度回転したときに、カム面(凹凸部)が嵌まって回転が制止される。
このように開閉軸部2に動作制限手段を設けたことで、所定の閉状態の基準位置から開閉軸用保持部5と動作規制用開閉軸部材21が、相対的に回転を開始して160度回動したときに所定の開状態となり、回動が制止される。なお、開状態から閉状態へ移行する場合には、上述と逆の動作が行なわれる。
ヒンジハウジング1の開閉軸用保持部5から延出した動作規制用開閉軸部材21の軸部材部分には、動作制限手段を構成する第2回転カム27の次に、長円形の開口部を有する第2固定板28を挿入してから第2ホルダ部材29を取り付ける。
この第2ホルダ部材29には、動作規制用開閉軸部材21における断面長円形の軸部材の自由端部が挿入される中空部57が設けられている。
また、動作規制用開閉軸部材21の固定用の貫通孔52と連通させ、固定ピン60で固定するための固定ピン用の貫通孔59が、第2ホルダ部材29の対応した位置に設けられている。
これにより、第2ホルダ部材29は、中空部57に動作規制用開閉軸部材21の軸部材先端部を挿入しながら、開閉軸部2の軸方向に第2圧縮コイルばね25を圧縮させ、動作規制用開閉軸部材21の固定用の貫通孔52と、固定ピン用の貫通孔59を一致させ、固定ピン60で動作規制用開閉軸部材21を固定する。
第2ホルダ部材29は、小型電子機器等(ここでは携帯電話機)を構成し、2つ折りとされる2つの筐体(プッシュボタンを配置した筐体62、LCDモニターを配置した筐体63)の、いずれか一方に取り付けられる(図2参照)。
例えば、第2ホルダ部材29をLCDモニターを配置した筐体63に取付ける場合には、断面外形が長円形の第2ホルダ部材29を、携帯電話機の筐体63側の取り付け部材61の嵌合穴61Aに挿入して、前述した固定ピン60を利用して固定する。
これにより、携帯電話機筐体63に第2ホルダ部材29を取り付けることができる。
なお、この取り付け部材61は、図示した形状に限定されるものではない。離間した複数の部品で構成し、動作規制用開閉軸部材21の対応する各部所を保持しても良い。
開閉軸部2では、第2圧縮コイルばね25の付勢力により、小型頭部49の側面に形成された摺動台座部48が第3摺動板22を介してヒンジハウジング1の軸孔内に設けた摺接支持面部8に圧接されるので、ヒンジハウジング1に対する動作規制用開閉軸部材21の取り付け状態を適切に保持することができる。
また、開閉軸部2では、第2圧縮コイルばね25の付勢力で、第2固定カム26と第2回転カム27のそれぞれの側面に設けられたカム面(凹凸部)が圧接された状態を保つことができるので、カム面(凹凸部)が嵌まって回転を制止する動作が確実に行える。
これにより、開閉軸部2では、動作規制用開閉軸部材21が、第2固定カム26と第2回転カム27とによって、所定の閉状態の基準位置から160度回動したときに、それ以上の回動が制止される。
更に、第2ロック板34の外周から凸設されたロック突部51が、ヒンジハウジング1の2つの制止面部6に当り、開閉軸部2の回動動作が制限される。
また、ホルダ部材29の回転動作範囲制限用に設けられた突片部55が、ヒンジハウジング1の2つの制止面部7で制止されることで回動動作が制限される。
これらにより、動作規制用開閉軸部材21に大きな回動負荷が加わった場合でも、確実に動作規制用開閉軸部材21が過剰に回動することを防止できる。
このヒンジ機構では、ヒンジハウジング1に装着した小型頭部49と、回転軸部3の第2の回転動作範囲制限用の頭部31が、開口部9を通して、図5〜図8に示すように、直接接触可能に対向している。
また、前述したように小型頭部49の開閉軸部の軸線方向の長さは、第2の回転動作範囲制限用の頭部31の回転軸部の軸線方向の長さの約半分に形成されており、小型頭部49の最大直径は、頭部31の最大直径とほぼ同等に形成されている。
さらに、開閉軸部2の回転軸の軸線と回転軸部3の回転軸の軸線との間の距離は、第2の規制用の外周面部31Aの半径と第1の規制用の外周面部49Aの半径とを足した距離より小さい値に設定されている。
これと共に、開閉軸部2の回転軸の軸線と回転軸部3の回転軸の軸線との間の距離を、開閉軸部2の回転軸から制止端面50までの距離に第2の規制用の外周面部31Aの半径を足した距離以上で、かつ第2の規制用の外周面部31Aの半径と第1の規制用の外周面部49Aの半径とを足した距離から制止端部32の回転軸に対する径方向の距離を引いた距離以上に設定する。
なお、ヒンジ機構では、携帯電話の一方の筐体62と他方の筐体63とが閉じられて開閉軸部2と回転軸部3とが所定の閉状態の基準位置にあるとき、図6に示すように、開閉軸部2の制止端面50と回転軸部3の逃げ凹部32Aとが対向し、制止端部32が制止端面50から先端側へ離脱する状態に設定する。
この図6に示すヒンジ機構が閉状態の基準位置にある状態では、開閉軸部2の第1の回転動作範囲制限用の小型頭部49が回転軸部3の逃げ凹部32Aに対向しているので、開閉軸部2が回動自由な状態である。
また、回転軸部3の第2の回転動作範囲制限用の頭部31が開閉軸部2の制止端面50に対向しているので、回転軸部3が回動自由な状態である。
すなわち、図1、図5及び図6に示すヒンジ機構が閉状態の基準位置にある状態では、ヒンジハウジング1に対して開閉軸部2と回転軸部3とが、共に回動可能な状態となっている。
よって、このヒンジ機構を用いて2つの筐体62、63を接続した2つ折り型の携帯電話機では、図2に示す閉状態から、図3に示すいわゆる縦方向の開状態又は図4に示すいわゆる横方向の開状態のいずれかを、任意に選ぶことができる。
このヒンジ機構を備えた2つ折り型の携帯電話機で、図2に示す閉状態から図3に示す縦方向の開状態に開く動作を行う場合には、使用者が一方の(例えばプッシュボタンを配置した筐体)筐体62を持って、他方の(例えばLCDモニターを配置した筐体)筐体63を縦方向に持ち上げる操作により、ヒンジ機構の開閉軸部2を中心にして、一方の筐体62と他方の筐体63とを縦方向の開状態に開くことができる。
この動作では、図2及び図6に示すヒンジ機構の閉状態から、開閉軸部2が回動することにより、図7に示すように第1の回転動作範囲制限用の小型頭部49が回動して第1の規制用の外周面部49Aが、回転軸部3の第2の回転動作範囲制限用の頭部31における逃げ凹部32Aの部分に入り込む。
この状態で開閉軸部2は、逃げ凹部32Aに入った第1の規制用の外周面部49Aが円弧であるため、回動自由となる。
開閉軸部2は、動作制限手段としての固定カム26及び回転カム27により、閉状態から160度回転して制止されるまでの範囲を、縦方向に開くことができる。なお、開閉軸部2は、開状態と閉状態との回動範囲から外れて過剰に回動することがないよう、ロック板34のロック突部51が制止面部6に当たって制止されると共に、ホルダ部材29のロック突部55が制止面部7に当たって制止する。
また、筐体62と筐体63を縦方向に開いた状態では、回転軸部3が横方向の開状態に開くよう回動しようとしても、制止端部32が開閉軸部2の小型頭部49の先端面49Bに線接触の状態で当たって負荷を分散しており、安定した状態で回動を制止する。
また、制止端部32が開閉軸部2の第1の回転動作範囲制限用の小型頭部49の先端面49Bに当たる方向が、動作規制用開閉軸部材21の回転軸の方向であるので、制止端部32が第1の回転動作範囲制限用の小型頭部49を押圧する力が摺接支持面部8によって支持されているため、動作規制用開閉軸部材21を変形させることがない。
すなわち、制止端部32が、小型頭部49の端面に線接触の状態で当たる場合には、点接触で当たる場合と比較して応力集中を回避して接触部に傷が付くことを防止できると共に、点接触で当たる部所に凹みがある等の加工形状の誤差によって制止位置に誤差を生じる確率を、線接触で当たるようにすることにより凹みがある等の加工形状の誤差を平均化して制止位置に誤差を生じる確率を低下させることができる。
なお、回転軸部3の回動を制止するため、動作規制用開閉軸部材21の第1の回転動作範囲制限用の小型頭部49を回転軸に直交する方向に押圧するよう構成した場合には、動作規制用開閉軸部材21が回転軸に対して曲がるように変形するので、これを防止するため、ヒンジハウジング1の剛性を高め、軸受穴の加工精度を高めなければならなくなり、ヒンジハウジング1が高価となる。
さらに、この携帯電話機では、回転軸部3が横方向の開状態に開くのと反対側に回動しようとする負荷が加わると、第1の規制用の外周面部49Aに逃げ凹部32Aが当たって回動を制止する。
この携帯電話では、縦方向の開状態から閉状態に戻す場合には、上述の動作と逆の動作を行う。
次に、携帯電話機を閉状態から横方向の開状態に開く場合について説明する。
この横方向の開状態に開く場合には、使用者が一方の(例えばプッシュボタンを配置した筐体)筐体62を持って、他方の(例えばLCDモニターを配置した筐体)筐体63を横方向に広げる操作により、ヒンジ機構の回転軸部3を中心にして一方の筐体62と他方の筐体63とを横方向の開状態に開くことができる。
この動作では、図2及び図6に示すヒンジ機構の閉状態から、回転軸部3が回動することにより、図8に示すように、第2の回転動作範囲制限用の頭部31が回動して第2の規制用の外周面部31Aが、開閉軸部2の第1の回転動作範囲制限用の小型頭部49における制止端面50が形成された凹部内に入り込む。
この状態で回転軸部3は、制止端面50が形成された凹部内に入った第2の規制用の外周面部31Aが円弧であるため、回動自由となる。
よって、回転軸部3は、2組の動作制限手段としての第1固定カム17、第1回転カム18及び第1固定板19の作用により、一方の筐体62と他方の筐体63とを横方向に135度回転したときに第1回転カム18及び第1固定板19における相互のカム面の凹凸が嵌まって仮留めされて制止するクリック動作を行う。
引き続き、回転軸部3は、一方の筐体62と他方の筐体63とを横方向の回転を進め、170度回動したときに第1固定カム17と第1回転カム18のカム面(凹凸部)同士が嵌まって所定の横方向の開状態で制止される。
なお、回転軸部3は、開状態と閉状態との回動範囲から外れて過剰に回動することがないよう、第1ロック板33のロック突部35が制止面部10に当たって制止されると共に、第1ホルダ部材20のロック突部40が制止面部11に当たって制止される。
また、筐体62と筐体63とを横方向の開状態に開く状態では、制止端面50を形成した凹部内に入った第2の回転動作範囲制限用の頭部31の第2の規制用の外周面部31Aが、制止端面50近傍に隣接する状態となっているので、開閉軸部2が縦方向の開状態に開くよう回動しようとしても、制止端面50が回転軸部3の第2の規制用の外周面部31Aに当たって回動が制止される。
なお、開閉軸部2が横方向の開状態に開くのと反対側に回動しようとする負荷が加わった場合でも、制止端面50が回転軸部3の第2の規制用の外周面部31Aに当たって回動を制止する。
このヒンジ機構は、開閉軸部2の軸線方向の小型頭部49の長さを、回転軸部3の軸線方向の頭部31の軸線方向の長さの約半分の長さに形成して、小型化を図っている。
この小型頭部49に形成した制止端面50は、開閉軸部2の回転軸に直交する方向で第2の規制用の外周面部31Aに当接して回動を制限する。
これにより、小型頭部49の小型化のため、制止端面50における開閉軸部2の回転軸方向の幅を短く形成しても、開閉軸部2の回転軸に直交する方向の長さは短くならないので、開閉軸部2の回動を制止する作用に変わりがない。
なお、横方向の開状態から閉状態に戻す場合には、上述の動作と逆の動作を行う。
また、上述のヒンジ機構の構成は、縦方向の開状態に回動する軸を開閉軸部2とし、横方向の開状態に回動する軸を回転軸部3として構成したが、縦方向の開状態に回動する軸を回転軸部3とし、横方向の開状態に回動する軸を開閉軸部2とした構成でも良い。
さらに、この携帯電話機に装着するヒンジ機構では、開閉軸部2を所定の細い軸部材として形成した動作規制用開閉軸部材21の頭部に携帯電話の筐体62、63の厚さ寸法に対応した大径の第1の回転動作範囲制限用の小型頭部49を形成し、回転軸部3を所定の細い軸部材として形成した動作規制用回転軸部材12の頭部に携帯電話機の筐体62、63の厚さ寸法に対応した大径の第2の回転動作範囲制限用の頭部31を形成して構成する。
よって、開閉軸部2と回転軸部3との軸間距離を携帯電話機の筐体62、63の厚さ寸法に対応して任意に設定して構成することができると共に、動作規制用開閉軸部材21と動作規制用回転軸部材12とを必要な強度に対応した細い軸部材で構成して小型化を図ることができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、その他種々の構成を取り得ることは勿論である。
本発明の実施の形態に係るヒンジ機構の外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るヒンジ機構を装着した2つ折り型の携帯電話機を、閉状態とした状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るヒンジ機構を装着した2つ折り型の携帯電話機を、縦方向に開いた状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るヒンジ機構を装着した2つ折り型の携帯電話機を、横方向に開いた状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るヒンジ機構を閉状態としたときの開閉軸部と回転軸部とを示す要部の斜視図である。 本発明の実施の形態に係るヒンジ機構を閉状態としたときの開閉軸部の回転動作範囲制限用の小型頭部と回転軸部の回転動作範囲制限用の頭部とを示す要部の拡大斜視図である。 本発明の実施の形態に係るヒンジ機構を縦方向の開状態とするときの開閉軸部の回転動作範囲制限用の小型頭部と回転軸部の回転動作範囲制限用の頭部とを示す要部の拡大斜視図である。 本発明の実施の形態に係るヒンジ機構を横方向の開状態とするときの開閉軸部の回転動作範囲制限用の小型頭部と回転軸部の回転動作範囲制限用の頭部とを示す要部の拡大斜視図である。 本発明の実施の形態に係るヒンジ機構におけるヒンジハウジングに装着する開閉軸部を取り出して示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るヒンジ機構におけるヒンジハウジングに装着する回転軸部を取り出して示す分解斜視図である。
符号の説明
1 ヒンジハウジング
2 開閉軸部
3 回転軸部
4 回転軸用保持部
5 開閉軸用保持部
6 制止面部
7 制止面部
8 摺接支持面部
9 開口部
10 制止面部
11 制止面部
12 動作規制用回転軸部材
20 第1取り付け部材(ホルダ部材)
21 動作規制用開閉軸部材
29 第2取り付け部材(ホルダ部材)
31 第2の回転動作範囲制限用の頭部(回転制限用突起部)
31A 第2の規制用の外周面部(回転規制用外周面部)
32 制止端部
32A 逃げ凹部
33 第1ロック板
34 第2ロック板
35 ロック突部
44 ロック突部
47 回転軸用保持部
49 第1の回転動作範囲制限用の小型頭部(開閉制限用突起部)
49A 第1の規制用の外周面部(開閉規制用外周面部)
50 制止端面
51 ロック突部
58 ロック突部
61 取り付け部材
62 筐体
63 筐体

Claims (6)

  1. 一方の筐体に取り付けられ、端部に開閉制限用突起部が設けられた動作規制用開閉軸部材と、
    他方の筐体に取り付けられ、端部に回転制限用突起部を設けた動作規制用回転軸部材と、
    前記動作規制用開閉軸部材を回動自在に支持する開閉軸用保持部と、前記開閉軸用保持部と直交して配置され、前記動作規制用開閉軸部材に直交させて前記動作規制用回転軸部材を回動自由に支持すると共に、前記開閉制限用突起部と前記回転制限用突起部を直接接触可能に対向させる回転軸用保持部と、を備えたヒンジハウジングと、
    前記開閉制限用突起部に形成した円弧状の開閉規制用外周面部と、
    前記外周面部の一部を切欠いて面状とした制止端面と、
    前記回転制限用突起部に形成した円弧状の回転規制用外周面部と、
    前記回転規制用外周面部の一部を切欠いて段差とした制止端部と、
    を有し、
    前記制止端面と前記制止端部が対向している状態では、前記動作規制用開閉軸部材及び前記動作規制用回転軸部材を回動自在とし、
    前記回転規制用外周面部が前記制止端面と対向している状態では、前記制止端面が前記回転規制用外周面部に当って前記動作規制用開閉軸部材の回動を制止し、前記開閉規制用外周面部が前記制止端部と対向している状態では、前記制止端部が前記開閉規制用外周面部に当って前記動作規制用回転軸部材の回動を制止するように、前記開閉軸用保持部と前記回転軸用保持部の間隔を設定したことを特徴とするヒンジ機構。
  2. 前記開閉制限用突起部の軸方向の長さを前記回転制限用突起部の軸方向の長さの約半分としたことを特徴とする請求項1に記載のヒンジ機構。
  3. 前記動作規制用開閉軸部材に設けられたロック突部と、
    前記開閉軸用保持部に形成され、前記制止端部と前記開閉規制用外周面部による制止を越えて前記動作規制用開閉軸部材が回動したとき、ロック突部が当たって前記動作規制用開閉軸部材の回動範囲を制限する制止面部と、
    を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のヒンジ機構。
  4. 前記動作規制用回転軸部材に設けられたロック突部と、
    前記回転軸用保持部に形成され、前記制止端面と前記回転規制用外周面部による制止を越えて前記動作規制用回転軸部材が回動したとき、ロック突部が当たって前記動作規制用回転軸部材の回動範囲を制限する制止面部と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のヒンジ機構。
  5. 前記動作規制用開閉軸部材に固着したホルダ部材に前記一方の筐体に固定した取り付け部材を結合したことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のヒンジ機構。
  6. 前記動作規制用回転軸部材を前記他方の筐体に配置した取り付け部材に結合したことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のヒンジ機構。
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