JP4725540B2 - 圧力制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、高圧状態で燃料を蓄えるとともに該燃料を内燃機関の燃料噴射弁に供給する蓄圧室と、該蓄圧室に燃料を圧送する燃料ポンプと、前記蓄圧室に設けられて且つ該蓄圧室内部から受ける圧力が所定以上となることで機械的に開弁する減圧手段とを備える燃料噴射装置に適用され、前記燃料ポンプを操作することで前記蓄圧室内の燃圧を制御する制御手段を備える圧力制御装置に関する。
ディーゼル機関の各気筒の燃料噴射弁に高圧の燃料を供給する共通の蓄圧室(コモンレール)を備える燃料噴射装置が周知である(特許文献1)。こうした燃料噴射装置を備えるいわゆるコモンレール式のディーゼル機関によれば、機関運転状態に応じてコモンレール内の燃圧の目標値(目標燃圧)を自由に設定することができ、ひいては燃料噴射弁に供給される燃圧を自由に制御することができる。
一方、上記コモンレール内の燃圧を制御する圧力制御装置は、コモンレール内の燃圧を目標燃圧に追従させるべく、通常、ディーゼル機関の運転状態に基づき燃料ポンプの操作量を定めるオープン制御や、燃圧センサによって検出されるコモンレール内の燃圧と目標燃圧との差に基づき燃料ポンプの操作量を定めるフィードバック制御を行っている。
ただし、上記コモンレール内の燃圧の制御が適切に行われなくなる状況下にあっては、コモンレール内の燃圧がコモンレールの信頼性を低下させるほど過度に上昇するおそれがある。そこで従来は、コモンレールにプレッシャレギュレータ(減圧手段)を設けることも提案されている。プレッシャレギュレータはコモンレール内の燃圧が所定以上となることで機械的に開弁するために、燃料を外部へと流出させることができ、ひいてはコモンレール内の燃圧が過度に上昇することを回避することができる。
特開平62−258160号公報
上記プレッシャレギュレータは、一旦開弁すると、閉弁状態から開弁状態へと変化する際の圧力よりも低い圧力とならなければ再び閉弁状態となることはない。このため、プレッシャレギュレータが一旦開弁すると、コモンレール内の燃料はプレッシャレギュレータを介して燃料タンクへと流出し続ける傾向にある。したがって、コモンレール内の実際の燃圧はその目標値よりも低くなる傾向にあり、燃料ポンプの吐出量は、最大吐出量となる傾向にある。そしてこの場合、プレッシャレギュレータによる圧力の調節機能によって、コモンレール内の燃圧が制御されることとなる。
ただし、上記状況下、内燃機関の回転速度が上昇するときには、コモンレール内の燃圧が上昇する傾向にあることが発明者によって見出されている。このため、プレッシャレギュレータの開弁状態であるにもかかわらず、コモンレール内の燃圧が過度に上昇することが懸念される。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、高圧状態で燃料を蓄える蓄圧室の内部から受ける圧力が所定以上となることで減圧手段が機械的に開弁している状況下にあって、蓄圧室内の燃圧が過度に上昇することを回避することのできる圧力制御装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
請求項1記載の発明は、前記減圧手段が開弁しているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記減圧手段が開弁していると判断される場合であって且つ前記内燃機関の回転速度が規定回転速度以上となるとき、前記燃料ポンプからの燃料の吐出を行いつつも吐出される燃料量を制限すべく、前記燃料ポンプの電気的な操作を制限する制限手段とを備えることを特徴とする。
減圧手段が開弁状態であるときにおいて、回転速度が上昇するほど、蓄圧室内の燃圧が上昇する傾向にある。上記発明では、この点に鑑み、回転速度に基づき燃料ポンプの操作をフィードフォワード制御によって制限することで、蓄圧室内の燃圧の過度の上昇を好適に回避することができる。特に、減圧手段が開弁する状況下にあっては、蓄圧室内の圧力制御に何らかの異常が生じている可能性が高いため、蓄圧室内の圧力を制御する際に直接用いるパラメータ(燃圧の検出値)の信頼性も低下しているおそれがある。この点、上記発明では、回転速度に基づき制限をかけることで、この処理の信頼性を高く維持することもできる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明によれば、前記減圧手段が閉弁状態から開弁状態へと変化する際の前記蓄圧室内の燃圧よりも、開弁状態から閉弁状態へと変化する際の前記蓄圧室内の燃圧の方が低いことを特徴とする。
上記発明では、減圧手段の開弁条件と閉弁条件とが相違するために、減圧手段が一旦開弁状態となると、その状態が維持されると考えられる。この場合、減圧手段を介して蓄圧室内の燃料が流出するため、これを補償するために、燃料ポンプの吐出量が増量される傾向にある。そしてこうした状況下、何らかの要因で蓄圧室内から流出する燃料量が減少すると、蓄圧室内の燃圧が上昇するおそれがある。この点、上記発明では、制限手段を備えることで、蓄圧室内の燃圧の過度の上昇を回避することができる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記蓄圧室内の燃圧を検出する検出手段を更に備え、前記制御手段は、前記燃料噴射弁を介して噴射されることなく前記蓄圧室から単位時間あたりに流出する燃料量であるリーク燃料量が前記内燃機関の回転速度の変化に起因して変化することを補償するための前記燃料ポンプの操作量の変更を、前記検出手段の検出値と前記蓄圧室内の燃圧の目標値との差に基づき行うことを特徴とする。
内燃機関の回転速度が上昇するときには、通常、燃料噴射弁を介して噴射される単位時間当たりの燃料量の増量分は、燃料ポンプから吐出される単位時間当たりの燃料量の増量分によって補償される。ただし、内燃機関の回転速度が上昇するにつれて、単位時間当たりに燃料噴射弁を介して噴射されることなく蓄圧室から流出するリーク燃料量は減少する傾向にある。このため、燃料ポンプの吐出量が変化しなくても、蓄圧室内の燃圧は上昇するおそれがある。ここで、上記発明では、回転速度の変化に起因したリーク燃料量の変化を補償するためにフィードフォワード制御を行わず、燃圧のフィードバック制御によってリーク燃料量の変化が補償される。このため、回転速度が上昇すると、一旦蓄圧室内の燃圧が上昇するおそれがある。このため、上記発明は、上記制限手段の作用効果を特に好適に奏することができる。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記制御手段は、前記目標値に対する前記検出値の差の累積値に基づき前記燃料ポンプを操作することを特徴とする。
上記累積値は、減圧手段が閉弁状態にあるときであって且つ内燃機関の定常運転状態にあっては、蓄圧室内から流出する燃料量を表現する。このため、定常状態にあっては、累積値に基づき燃料ポンプを操作することで、蓄圧室内の燃圧を高精度に制御することができる。ただし、上記減圧手段が開弁するときには、減圧手段を介して蓄圧室内から燃料が流出するために、検出手段の検出値が目標値よりも低い状態が継続し、累積値が増大するおそれがある。そして、こうした状況下、蓄圧室から流出する燃料量が減少したとしても、累積値が大きい値となっているために燃料ポンプの吐出量を急激に低減することはできず、ひいては蓄圧室内の燃圧が過度に上昇するおそれがある。このため、上記発明では、制限手段の作用効果を特に好適に奏することができる。
請求項記載の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の発明において、前記燃料ポンプが複数の吐出系統からなり、前記制限手段は、前記複数の吐出系統のうち前記蓄圧室内に燃料を実際に圧送するために用いられる吐出系統の数を低減することを特徴とする。
上記発明では、吐出系統の数を低減することで、蓄圧室内に圧送される燃料量を確実に制限することができる。このため、蓄圧室内の燃圧が過度に上昇することを確実に回避することができる。
なお、上記燃料ポンプは、ノーマリークローズタイプの電子制御式の調量弁を備えて吐出量を調量するものであることが望ましい。これにより、調量弁に対する電気エネルギの供給を停止することで吐出量をゼロとすることができる。
請求項記載の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の発明において、前記蓄圧室内の燃圧を検出する検出手段を更に備え、前記判断手段は、前記検出手段によって検出される燃圧が前記減圧手段が開弁する圧力以上となるとき、前記減圧手段が開弁していると判断することを特徴とする。
上記発明では、検出手段の検出値に基づき、減圧手段が開弁しているか否かを適切に判断することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかる圧力制御装置をコモンレール式の車載ディーゼル機関の圧力制御装置に適用した第1の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に、本実施形態にかかるエンジンシステムの全体構成を示す。
燃料タンク2内に貯蔵される燃料は、ディーゼル機関のクランク軸3の回転によって動力を付与される機関駆動式の燃料ポンプ4によって汲み上げられる。燃料ポンプ4は、図示しない第1及び第2のプランジャと、これらと対応する第1の調量弁6及び第2の調量弁8とを備えている。これら第1の調量弁6及び第2の調量弁8は、燃料タンク2から汲み上げられた燃料のうち、吐出される燃料量を調節する吐出調量弁である。詳しくは、第1の調量弁6及び第2の調量弁8は、第1及び第2のプランジャが上死点及び下死点間を往復動作する際、下死点から上死点へ向けて変位する期間内の所定のタイミングにおいて閉弁状態となることで、燃料ポンプ4から燃料を吐出させる。
燃料ポンプ4から吐出される燃料は、コモンレール10に加圧供給(圧送)される。そして、コモンレール10は、フライホイールダンパ12、高圧燃料通路14を介して各気筒(ここでは、6気筒を例示)の燃料噴射弁16に燃料を供給する。なお、燃料噴射弁16には、低圧燃料通路18が接続されており、低圧燃料通路18を介してコモンレール10内の燃料を燃料タンク2に戻すことが可能となっている。また、コモンレール10には、コモンレール10内部と燃料タンク2とを導通及び遮断するプレッシャレギュレータ20が設けられている。
プレッシャレギュレータ20は、コモンレール10側と連通する高圧室21と、低圧燃料通路18側と連通する低圧室22とを備えている。そして、これら高圧室21と低圧室22とは、遮蔽部材23に設けられた孔24によって連通可能となっている。ただし、この孔24は、スプリング25により遮蔽部材23側に押し付けられたバルブ26により通常は遮蔽されている。そして、高圧室21内の燃圧が所定以上となると、高圧室21内の燃圧が孔24を介してバルブ26を押す力が、スプリング25がバルブ26を遮蔽部材23へと押し付ける力に打ち勝つため、バルブ26が開弁する。なお、遮蔽部材23に設けられた孔24は、低圧室22側においてその口径が拡大されており、一旦バルブ26が開弁すると、高圧室21側からの圧力を受けるバルブ26の受圧面積が増大するため、開弁状態が保持されやすい構成となっている。
一方、電子制御装置(ECU30)は、第1の調量弁6や第2の調量弁8、燃料噴射弁16等のディーゼル機関のアクチュエータを操作することで、ディーゼル機関の燃焼制御を行なう。図2に、ECU30の構成を示す。
図示されるように、ECU30は、マイクロコンピュータ(マイコン31)を主体として構成されている。ECU30には、イグニッションスイッチIGを介してバッテリBから電力を供給可能となっている。更に、ECU30は、メインリレー32を介しても、バッテリBから電力を供給可能となっている。メインリレー32は、イグニッションスイッチIGがオフとされた後、ECU30内でイグニッションスイッチIGのオフ後に行う後処理をする間、バッテリBからの給電を維持すること等を目的として設けられている。
バッテリBの電力は、リレー33を介して第1の調量弁6及び第2の調量弁8のそれぞれの一方の端子と接続されている。そして、第1の調量弁6及び第2の調量弁8の他方の端子は、トランジスタT1,T2のコレクタ及びエミッタを介して接地されている。トランジスタT1,T2のベースには、マイコン31から駆動電流が出力され、これにより、第1の調量弁6、第2の調量弁8が駆動される。
更に、ECU30は、バッテリBの電圧を昇圧する昇圧回路や定電流を流す定電流回路等を備えて構成される電源回路34と電源回路35とを備えている。ここで、電源回路34は、1番気筒から3番気筒までの燃料噴射弁16に給電を行なうための回路であり、電源回路35は、4番気筒から6番気筒までの燃料噴射弁16に給電を行なうための回路である。ECU30は、各燃料噴射弁16と接地との間を導通及び遮断するスイッチング素子SW1〜SW6を備えている。これにより、電源回路34、燃料噴射弁16及びスイッチング素子SW1〜SW3により、1番気筒から3番気筒の燃料噴射弁16の給電経路が構成されている。また、電源回路35、燃料噴射弁16及びスイッチング素子SW4〜SW6により、4番気筒から6番気筒の燃料噴射弁16の給電経路が構成されている。
ECU30は、更に、上記コモンレール10内の燃圧を検出する燃圧センサ42や上記クランク軸3の回転角度を検出するクランク角センサ44等、ディーゼル機関の運転状態を検出する各種センサの検出値を取り込む。また、ECU30は、アクセルペダルの操作量を検出するアクセルセンサ46の検出値を取り込む。
そして、ECU30は、上記各種センサの検出値に基づき、ディーゼル機関の燃焼状態を制御する。特にECU30は、ディーゼル機関の燃焼制御を良好に行なうべく、コモンレール10内の燃圧を目標値(目標燃圧)にフィードバック制御する。図3に、燃圧のフィードバック制御の処理手順を示す。この処理は、ECU30により、例えば所定周期で繰り返し実行される。
この一連の処理では、まずステップS10において、アクセルセンサ46によって検出されるアクセルペダルの操作量と、クランク角センサ44の検出値に基づくクランク軸の回転速度とに基づき、燃料噴射弁16に対する噴射量の指令値(指令噴射量)を算出する。続くステップS12では、指令噴射量と回転速度とに基づき、目標燃圧を算出する。
そして、ステップS14においては、図4に示すマップに基づき、燃料の圧送開始のクランク角度(燃料ポンプ4による燃料の吐出開始のクランク角度)のベース値(ベース角度AB)をマップ演算する。このマップは、燃料ポンプ4や、コモンレール10、燃料噴射弁16等が基準となる特性であるとの前提の下に、燃圧を目標燃圧とするために適切な圧送開始角度を定めるものである。なお、この基準となる特性を、コモンレール10や燃料ポンプ4、燃料噴射弁16を量産したときの平均的な特性であるいわゆる中央特性とすることが望ましい。
このマップは、図4に示されるように、指令噴射量及び目標燃圧と圧送開始角度との関係を定めるものである。図示されるように、指令噴射量が多いほど、圧送開始角度が進角側に設定される。これは、指令噴射量が多いほど、燃料ポンプ4に要求される吐出量が多くなることに対応している。また、燃圧が高いほど圧送開始角度が進角側に設定される。これは、燃圧が高いほど、燃料噴射弁16によって噴射されることなくコモンレール10から燃料噴射弁16、低圧燃料通路18を介して燃料タンク2へとリークする燃料量が増加すること等による。
ベース角度ABが算出されると、ステップS16において、燃圧センサ42によるコモンレール10内の燃圧の検出値と目標燃圧との差圧に基づき、PID制御により、フィードバック補正量FBを算出する。続くステップS18では、上記ベース角度ABと補正量FBとを加算することで算出される圧送開始角度にて、第1の調量弁6や第2の調量弁8を操作する。なお、上記ステップS18の処理が完了すると、この一連の処理を一旦終了する。
上記態様にてコモンレール10内の燃圧を目標燃圧に制御することができる。ただし、燃圧センサ42の出力信号にノイズが混入する等の燃圧センサ42の異常時や、燃料噴射系の異常(燃料噴射弁16の異常、フライホイールダンパ12の作動、高圧燃料通路14のつまり等)により、上記燃圧の制御性が低下することがある。そしてこれによりコモンレール10内の燃圧が過度に上昇するときには、プレッシャレギュレータ20が機械的に開弁状態となることで、コモンレール10内の燃料が低圧燃料通路18を介して燃料タンク2へと戻され、コモンレール10内の燃圧が過大となることを回避する。ただし、プレッシャレギュレータ20が開弁しているときであっても、ディーゼル機関の回転速度が上昇するにつれて、コモンレール10内の燃圧が上昇することが発明者によって見出されている。以下、これについて、図5に基づき説明する。
図5(a)に、実線にてコモンレール10内の燃圧の推移を示し、1点鎖線にて目標燃圧の推移を示し、2点鎖線にてプレッシャレギュレータ20が開弁する閾値を示す。また、図5(b)に、プレッシャレギュレータ20の開閉状態の推移を示し、図5(c)に、ディーゼル機関の回転速度を推移を示す。更に、図5(d)に、燃料ポンプ4の吐出開始角度の推移を示し、図5(e)に、上記フィードバック制御の積分項の推移を示す。
図示されるように、時刻t1において燃圧が閾値を上回った後、時刻t2において、プレッシャレギュレータ20が開弁する。これにより、コモンレール10内の燃圧は急激に低下する。そして、これにより、コモンレール10内の燃料はプレッシャレギュレータを介して燃料タンク2へと戻されるため、燃圧が目標燃圧を下回ることとなる。このため、先の図3に示した燃圧のフィードバック制御によって、燃料ポンプ4の吐出量が増量操作される。しかし、これによっても燃圧が目標燃圧を下回る場合、燃料ポンプ4の吐出量は最大吐出量となって定常となる。
一方、時刻t3以降、ディーゼル機関の回転速度が上昇すると、燃料ポンプ4の吐出量が変化しないにもかかわらず、コモンレール10内の燃圧が上昇する。これは、単位時間当たりに燃料噴射弁16、低圧燃料通路18を介して燃料タンク2へとリークする燃料量が減少することによる。ここで、回転速度が上昇すると、単位時間当たりに燃料噴射弁16による燃料の噴射回数が増加するが、単位時間当たりの燃料の圧送回数もこれに応じて増加する。このため、燃料の噴射回数の増加によるコモンレール10からの燃料の流出量の増量の影響は、燃料の圧送回数の増加によるコモンレール10への燃料の流入量の増量によって補償される。一方、回転速度が上昇すると、単位時間当たりに燃料噴射弁16、低圧燃料通路18を介してコモンレール10から燃料タンク2へとリークする燃料量が減少する。このため、燃料ポンプ4が最大吐出量の燃料を吐出し続ける場合、回転速度の上昇に伴ってコモンレール10内から流出する燃料量よりも流入する燃料量の方が多くなり、コモンレール10内の燃圧が上昇する。
ただし、回転速度が上昇すると、目標燃圧も上昇する設定とされることが常である。このため、コモンレール10内の燃圧が上昇しても、その燃圧は目標燃圧を下回る状態が継続する。そして、時刻t4において、燃圧が目標燃圧を上回ったとしても、積分項はその最大値(図5(e)に2点鎖線にて示すガード値)となっているために、燃料ポンプ4の吐出量は減少しない。このため、コモンレール10内の燃圧が目標燃圧を過度に上回って上昇するおそれがある。
そこで本実施形態では、プレッシャレギュレータ20が開弁しているときにおいて、ディーゼル機関の回転速度が所定以上となると、燃料ポンプ4の吐出量を制限する処理を行う。以下、図6に基づき、これについて説明する。図6に、プレッシャレギュレータ20の開弁時の処理の手順を示す。この処理は、ECU30により、例えば所定周期で繰り返し実行される。
この一連の処理では、まずステップS20において、燃圧センサ42による燃圧の検出値が、プレッシャレギュレータ20を開弁させる閾値Pthとなった後、検出値の減少速度(<0)が所定速度α(<0)より小さくなったか否か(減少速度の絶対値が|α|以上であるか否か)を判断する。この処理は、プレッシャレギュレータ20が開弁したか否かを判断するものである。すなわち、プレッシャレギュレータ20が開弁すると、先の図5(a)に示したように、コモンレール10内の燃圧が急激に低下するために、閾値Pthを超えた後のコモンレール10の燃圧の減少速度に基づきプレッシャレギュレータ20が開弁したか否かを判断する。上記所定速度αは、プレッシャレギュレータ20が開弁する際の燃圧の減少速度として想定される最大値(想定される速度の絶対値の最小値)に基づき設定される。
ステップS20において肯定判断されるときには、ステップS22に移行する。ステップS22においては、回転速度が規定回転速度β以上であるか否かを判断する。この処理は、プレッシャレギュレータ20が開弁しているときにおいて、コモンレール10内の燃圧が過度に上昇するおそれがあるか否かを判断するものである。規定回転速度βは、コモンレール10内の燃圧が過度に上昇すると想定される最小の回転速度に応じて設定される。ステップS22において肯定判断されるときには、ステップS24において、燃料ポンプ4の吐出量を制限する。ここでは、吐出開始角度の進角ガード値Gを回転速度に応じて設定する。
なお、上記ステップS20、S22の処理において否定判断されるときや、ステップS24の処理が完了するときには、この一連の処理を一旦終了する。
図7に、上記処理による燃圧制御の態様を示す。なお、図7(a)〜図7(e)は、先の図5(a)〜図5(e)と対応している。
図示されるように、プレッシャレギュレータ20が開弁した後、回転速度が規定回転速度β以上となる時刻t21において、燃料ポンプ4の吐出量にガードがかけられるために、先の図3に示したフィードバック制御にかかわらず、燃料ポンプ4の吐出量が減少する。このため、回転速度が上昇しているにもかかわらず、コモンレール10内の燃圧が過度に上昇することを回避することができる。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)プレッシャレギュレータ20が開弁していると判断される状況下、燃料ポンプ4から吐出される燃料量を制限すべく、燃料ポンプ4の操作を制限した。これにより、コモンレール10内の燃圧が過度に上昇することを好適に回避することができる。
(2)コモンレール10内の燃圧が所定以上となると開弁する減圧手段として、閉弁状態から開弁状態へと変化する際のコモンレール10内の燃圧よりも、開弁状態から閉弁状態へと変化する際のコモンレール10内の燃圧の方が低いプレッシャレギュレータ20を備えた。これにより、プレッシャレギュレータ20が一旦開弁された後には燃料ポンプ4の吐出量が最大吐出量となりやすい。このため、何らかの要因でコモンレール10内から流出する燃料量が減少すると、コモンレール10内の燃圧が上昇するおそれがある。このため、上記(1)の効果を特に好適に奏することができる。
(3)燃料噴射弁16を介して噴射されることなくコモンレール10から単位時間あたりに流出する燃料量であるリーク燃料量が回転速度に起因して変化することを補償するための燃料ポンプ4の操作量の変更を、燃圧の検出値と目標燃圧との差に基づき行った。これにより、プレッシャレギュレータ20が開弁している状況下、回転速度が上昇すると、コモンレール10内の燃圧が上昇するおそれがある。このため、上記(1)の効果を特に好適に奏することができる。
(4)目標燃圧に対する検出値の差の積分項に基づき燃料ポンプ4を操作した。これにより、定常状態において、コモンレール10内の燃圧を高精度に制御することができる。ただし、プレッシャレギュレータ20が開弁しているときには、積分項が過度に大きくなる傾向にある。このため、実際の燃圧が目標燃圧を上回るようになったときに先の図3に示すフィードバック制御によっては燃料ポンプ4の吐出量を迅速に減少させることが困難となるおそれがある。このため、上記(1)の効果を特に好適に奏することができる。
(5)ディーゼル機関の回転速度が規定回転速度β以上となるとき、燃料ポンプ4の吐出量を制限した。これにより、コモンレール10内の燃圧の過度の上昇を好適に回避することができる。特に、プレッシャレギュレータ20が開弁する状況下にあっては、コモンレール10内の圧力制御に何らかの異常が生じている可能性が高いため、コモンレール10内の圧力を制御する際に直接用いるパラメータ(燃圧の検出値)の信頼性も低下しているおそれがある。この点、回転速度に基づき制限をかけることで、この処理の信頼性を高く維持することもできる。
(6)燃料ポンプ4の吐出量を、先の図3に示したフィードバック制御による要求に対して減量することで、燃料ポンプ4の吐出量に制限を加えた。これにより、先の図3に示した制御によってはコモンレール10内の燃圧が過度に上昇することを回避することができない場合であっても、同燃圧の過度の上昇を回避することができる。
(7)燃圧センサ42によって検出される燃圧がプレッシャレギュレータ20が開弁する圧力(閾値Pth)以上となるとき、プレッシャレギュレータ20が開弁していると判断した。これにより、プレッシャレギュレータ20が開弁しているか否かを適切に判断することができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図8に、本実施形態にかかるプレッシャレギュレータ20の開弁時の処理の手順を示す。この処理は、ECU30により、例えば所定周期で繰り返し実行される。なお、図8において、先の図6に示した処理と同一の処理については便宜上同一のステップ番号を付している。
この一連の処理では、ステップS22において肯定判断されるとき、ステップS24aにおいて、調量弁6を介した燃料の吐出を停止させる。具体的には、本実施形態では調量弁6,8としてノーマリークローズタイプのものを想定しているため、調量弁6に対する通電を停止する。これにより、燃料ポンプ4からコモンレール10へと圧送される燃料量が半減することから、コモンレール10内の燃圧が過度に上昇することを回避することができる。
以上説明した本実施形態によれば、先の第1の実施形態の上記(1)〜(5)、(7)の効果に加えて、更に以下の効果が得られるようになる。
(8)燃料ポンプ4が複数の吐出系統を有して且つ、複数の吐出系統のうちコモンレール10に燃料を実際に圧送するために用いられる吐出系統の数を低減することで燃料ポンプ4の吐出量を制限した。これにより、コモンレール10内に圧送される燃料量を確実に制限することができる。このため、コモンレール10内の燃圧が過度に上昇することを確実に回避することができる。特に、本実施形態では、調量弁6,8としてノーマリークローズタイプのものを想定しているため、調量弁6,8に対する電気エネルギの供給を停止することで吐出量をゼロとすることができる。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
図9に、本実施形態にかかるプレッシャレギュレータ20の開弁時の処理の手順を示す。この処理は、ECU30により、例えば所定周期で繰り返し実行される。なお、図8において、先の図6に示した処理と同一の処理については便宜上同一のステップ番号を付している。
この一連の処理では、ステップS20において肯定判断されるとき、ステップS22aに移行する。ステップS22aにおいては、燃圧センサ42によって検出される燃圧が閾値γ以上であるか否かを判断する。この処理は、プレッシャレギュレータ20が開弁している状況下、コモンレール10内の燃圧が過度に上昇しているか否かを判断するものである。そして、ステップS22aにおいて肯定判断されるときには、ステップS24の処理を行う。
ここで、このときにも先の図3に示したフィードバック制御はなされている。このため、燃圧が上昇するときには、燃圧センサ42の検出値に基づき、これを低下させるように燃料ポンプ4の操作がなされ得る。しかし、上述したように積分項が過大となっている場合には、先の図3に示した処理によっては、燃料ポンプ4の吐出量を迅速に減少させることができないことについては上述したとおりである。更に、先の図3に示したフィードバック制御の各ゲインは、プレッシャレギュレータ20が開弁していないときにおいて適切な値に設定されるため、プレッシャレギュレータ20の開弁時において、燃料ポンプ4の吐出量を迅速に低下させる上では必ずしも適切なものとはならない。このため、本実施形態では、燃圧センサ42に基づき、先の図3に示したフィードバック制御よりも燃料ポンプ4の吐出量を制限することでコモンレール10内の燃圧が過度に上昇することを確実に回避する。
以上説明した本実施形態によれば、先の第1の実施形態の上記(1)〜(4)、(6)、(7)の効果に加えて、更に以下の効果が得られるようになる。
(9)燃圧センサ42の検出値が所定以上となるとき、先の図3に示した燃料ポンプ4の操作量の設定に制限を加えた。これにより、先の図3に示した制御によってはコモンレール10内の燃圧が過度に上昇することを回避することができない場合であっても、同燃圧の過度の上昇を回避することができる。
(その他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・上記各実施形態では、プレッシャレギュレータ20が開弁しているときにも先の図3に示したフィードバック制御を継続したがこれに限らない。例えば、プレッシャレギュレータ20が開弁するときには、フェールセーフ処理として、専用のフィードバック制御に切り替えてもよい。また、これに代えて、フェールセーフ処理として、オープン制御を行ってもよい。この場合であっても、例えば回転速度が所定以上となるときには、燃料ポンプ4の吐出量を制限することは有効である。
・上記第1及び第3の実施形態では、燃料ポンプ4の吐出量の上限ガード値を設定することで燃料ポンプ4の吐出量を制限したが、これに限らず、例えば燃料ポンプ4の吐出量(圧送開始のクランク角度)の値そのものを、先の図3に示した処理に対して強制的に変更してもよい。
・プレッシャレギュレータ20が開弁したか否かを判断する手法としては、上記各実施形態で例示したものに限らない。例えば燃圧センサ42の出力線の断線異常を判断する機能を有する場合、燃圧センサ42の出力線に断線ありと判断されるときにプレッシャレギュレータ20が開弁されていると判断してもよい。すなわち、燃圧センサ42の出力線が断線する場合、断線ありと判断されるまで、コモンレール10内の燃圧の検出値は、実際の燃圧よりも過度に低いにもかかわらず正常な値としてフィードバック制御等の燃圧制御に反映されていたと考えられる。このため、コモンレール10内の燃圧が過度に高くなっており、プレッシャレギュレータ20が開弁していると考えられる。この場合、燃料ポンプ4の操作に際して、燃圧センサ42の検出値を参照できず開ループ制御を行うこととなるが、この場合であっても例えば回転速度が所定以上であるときには燃料ポンプ4の吐出量を制限することは有効である。
また、プレッシャレギュレータ20の開弁の有無を検出する専用のセンサを備えてもよい。
・プレッシャレギュレータ20の構成としては、上述したものに限らない。ここでは、高圧室及び低圧室を連通及び遮断するバルブの高圧室への露出面積が、バルブの閉弁時より開弁時の方が大きくなるものであることが望ましい。そして、このバルブの閉弁方向に力を及ぼす手段を備えることで、閉弁状態から開弁状態へと変化する際の燃圧よりも開弁状態から閉弁状態へと変化する際の燃圧の方が低い減圧手段を構成することができる。なお、ここで、「バルブの閉弁方向に力を及ぼす手段」としては、スプリングに限らず、一乃至複数の材料が加工されて構造的に弾性の高められた部材等の任意の弾性体であればよい。
・コモンレール10内部の圧力が所定以上となるとき開弁する減圧手段としては、プレッシャレギュレータ20に限らない。例えば逆止弁であってもよい。
・燃圧制御としては、先の図3に示したものに限らない。例えば先の図4に示したフィードフォワード制御を有しないものであってもよい。
・燃料ポンプ4の備える調量弁としては、吸入調量弁であってもよい。また、吐出系統を3つ以上備えるものであってもよい。この場合、回転速度の上昇に応じて、コモンレール10内の実際に燃料を圧送する吐出系統の数を低減させることが望ましい。また、吐出系統の数が1つであっても、先の第1、第3の実施形態を実現することはできる。
・内燃機関としては、ディーゼル機関等の圧縮着火式内燃機関に限らず、例えば筒内噴射式ガソリン機関等であってもよい。
第1の実施形態にかかる燃料噴射制御システムの全体構成を示す図。 同実施形態におけるECU及びこれと電気的に接続される部材を示す図。 同実施形態にかかる燃圧の制御の処理手順を示す流れ図。 同実施形態における圧送開始角度を定めるためのマップを示す図。 プレッシャレギュレータの開弁時における不都合を説明するタイムチャート。 上記実施形態にかかるプレッシャレギュレータの開弁時の吐出量制限処理の手順を示す流れ図。 上記処理による吐出量の制限態様を示すタイムチャート。 第2の実施形態にかかるプレッシャレギュレータの開弁時の吐出量制限処理の手順を示す流れ図。 第3の実施形態にかかるプレッシャレギュレータの開弁時の吐出量制限処理の手順を示す流れ図。
符号の説明
4…燃料ポンプ、10…コモンレール、20…プレッシャレギュレータ、30…ECU(圧力制御装置の一実施形態)。

Claims (6)

  1. 高圧状態で燃料を蓄えるとともに該燃料を内燃機関の燃料噴射弁に供給する蓄圧室と、該蓄圧室に燃料を圧送する燃料ポンプと、前記蓄圧室に設けられて且つ該蓄圧室内部から受ける圧力が所定以上となることで機械的に開弁する減圧手段とを備える燃料噴射装置に適用され、前記燃料ポンプを操作することで前記蓄圧室内の燃圧を制御する制御手段を備える圧力制御装置において、
    前記減圧手段が開弁しているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記減圧手段が開弁していると判断される場合であって且つ前記内燃機関の回転速度が規定回転速度以上となるとき、前記燃料ポンプからの燃料の吐出を行いつつも吐出される燃料量を制限すべく、前記燃料ポンプの電気的な操作を制限する制限手段とを備えることを特徴とする圧力制御装置。
  2. 前記減圧手段が閉弁状態から開弁状態へと変化する際の前記蓄圧室内の燃圧よりも、開弁状態から閉弁状態へと変化する際の前記蓄圧室内の燃圧の方が低いことを特徴とする請求項1記載の圧力制御装置。
  3. 前記蓄圧室内の燃圧を検出する検出手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記燃料噴射弁を介して噴射されることなく前記蓄圧室から単位時間あたりに流出する燃料量であるリーク燃料量が前記内燃機関の回転速度の変化に起因して変化することを補償するための前記燃料ポンプの操作量の変更を、前記検出手段の検出値と前記蓄圧室内の燃圧の目標値との差に基づき行うことを特徴とする請求項2記載の圧力制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記目標値に対する前記検出値の差の累積値に基づき前記燃料ポンプを操作することを特徴とする請求項3記載の圧力制御装置。
  5. 前記燃料ポンプが複数の吐出系統からなり、
    前記制限手段は、前記複数の吐出系統のうち前記蓄圧室内に燃料を実際に圧送するために用いられる吐出系統の数を低減することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の圧力制御装置。
  6. 前記蓄圧室内の燃圧を検出する検出手段を更に備え、
    前記判断手段は、前記検出手段によって検出される燃圧が前記減圧手段が開弁する圧力以上となるとき、前記減圧手段が開弁していると判断することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の圧力制御装置。
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