JP4725530B2 - 車両の表示装置 - Google Patents

車両の表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4725530B2
JP4725530B2 JP2007039380A JP2007039380A JP4725530B2 JP 4725530 B2 JP4725530 B2 JP 4725530B2 JP 2007039380 A JP2007039380 A JP 2007039380A JP 2007039380 A JP2007039380 A JP 2007039380A JP 4725530 B2 JP4725530 B2 JP 4725530B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
storage mechanism
power storage
display
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007039380A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008206301A (ja
Inventor
真士 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2007039380A priority Critical patent/JP4725530B2/ja
Publication of JP2008206301A publication Critical patent/JP2008206301A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4725530B2 publication Critical patent/JP4725530B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K35/00Instruments specially adapted for vehicles; Arrangement of instruments in or on vehicles
    • B60K35/20Output arrangements, i.e. from vehicle to user, associated with vehicle functions or specially adapted therefor
    • B60K35/28Output arrangements, i.e. from vehicle to user, associated with vehicle functions or specially adapted therefor characterised by the type of the output information, e.g. video entertainment or vehicle dynamics information; characterised by the purpose of the output information, e.g. for attracting the attention of the driver
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K2360/00Indexing scheme associated with groups B60K35/00 or B60K37/00 relating to details of instruments or dashboards
    • B60K2360/16Type of output information
    • B60K2360/172Driving mode indication

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、車両の表示装置に関し、特に、車両に備えられた蓄電機構の電力に関する値を表示する技術に関する。
一般的に、車両には、エンジン回転数を表示するタコメータ、車速を表示するスピードメータ、車両の出力に関する値を表示するパワーメータ等、車両状態に関する各種情報を表示する表示装置が備えられている。このような表示装置に関する技術が、たとえば、特開平10−336801号公報(特許文献1)および特開平2006−224733号公報(特許文献2)に開示されている。
特許文献1に開示されたバッテリ残量表示装置は、電気自動車のバッテリ残量を表示する。このバッテリ残量表示装置は、車載されているバッテリの出力可能パワー特性情報を、バッテリ残量を二次元座標軸の一軸にとり、出力可能パワーを二次元座標軸の他軸にとった二次元曲線にして表示するとともに、二次曲線上で現実のバッテリ残量に対応する出力可能パワーを表示する二次元表示手段を含む。
特許文献1に開示されたバッテリ残量表示装置によると、車載されているバッテリの出力可能パワー特性を、バッテリ残量を一軸にし、出力可能パワーを他軸にした二次元曲線にして表示するとともに、二次曲線上で現実のバッテリ残量に対応する出力可能パワーを表示する。そのため、ドライバにとって現実のバッテリ残量とともに今後の走行可能距離の認識が容易な表示ができる。
特許文献2に開示された表示装置は、エンジンとエンジンに作動的に連結された変速機とを有する車両の表示装置である。この表示装置は、運転者により操作された出力操作部材の操作量に基づいて、その運転者の要求する要求駆動力に対応する要求駆動力関連値を算出するための手段と、現在の車両の走行状態に基づいて車両が発生することが可能な発生可能駆動力関連値を算出するための手段と、要求駆動力関連値と発生可能駆動力関連値との相対関係を把握できるように表示するための手段とを含む。
特許文献2に開示された表示装置によると、エンジンとエンジンに作動的に連結された変速機とを有する車両において、運転者により操作された出力操作部材の操作量に基づいて算出された要求駆動力関連値と、現在の車両の走行状態に基づいて算出された発生可能駆動力関連値との相対関係を把握できるように表示される。そのため、発生可能駆動力関連値の内の如何ほどを運転者自身が要求しているのかが認識可能となる。言い換えれば、発生可能駆動力関連値に対する車両の余能力が認識可能となる。これにより、あと如何ほどの駆動力関連値を要求できるのかを運転者自身が認識することができる。
特開平10−336801号公報 特開平2006−224733号公報
上述のように、特許文献1に開示された表示装置においては、現実のバッテリ残量に対応する出力可能パワーが表示される。しかしながら、現在の出力パワーが表示されていないため、出力可能パワーと現在の出力パワーとの相対関係を把握することができない。そのため、運転者は、現在の出力パワーに対してどの程度の余力があるのかを把握することができない。
また、特許文献2に開示された表示装置においては、運転者による要求駆動力関連値と、現在の発生可能駆動力関連値との相対関係を把握できる。しかしながら、運転者による要求駆動力関連値と現在の出力値とは必ずしも対応しない。特に、電気自動車やハイブリッド車両におけるモータ走行時のように、蓄電機構からの電力を走行源とする場合、蓄電機構の入出力特性が蓄電機構の状態により変化するため、エンジンを走行源とする場合に比べて、要求駆動力関連値と現在の出力値とが対応しない場合が多くなる。そのため、運転者は、現在の出力値に対してどの程度の余力があるのかを把握することができない。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、蓄電機構を備えた車両において、蓄電機構の現在の電力に対してどの程度の余力があるのかを車両の運転者に瞬時に把握させることができる表示装置を提供することができる表示装置を提供することである。
第1の発明に係る表示装置は、蓄電機構を備えた車両の表示装置である。蓄電機構には、車両の走行状態に応じて電力が入出力される。表示装置は、蓄電機構の電力に関する第1の領域を表示する第1の表示部と、第1の表示部における位置を示す指示部と、第1の表示部における第2の領域を表示する第2の表示部と、指示部および第2の表示部を制御するための制御手段とを含む。制御手段は、蓄電機構の現在の電力に関する値を算出するための第1の算出手段と、現在の電力に関する値に応じた位置を示すように、指示部を制御するための第1の制御手段と、蓄電機構の状態に基づいて、蓄電機構の現在の電力に関する上限値を算出するための第2の算出手段と、現在の電力に関する上限値に応じた第2の領域を表示するように、第2の表示部を制御するための第2の制御手段とを含む。
第1の発明によると、蓄電機構の電力に関する第1の領域を表示する第1の表示部に、指示部による位置と第2の表示部による第2の領域とが示される。蓄電機構の現在の電力に関する値(現在の出力電力値や現在の入力電力値)が算出され、算出された値に応じた位置を示すように、指示部が制御される。さらに、蓄電機構の状態に基づいて、蓄電機構の現在の電力に関する上限値(現在の出力電力の上限値や現在の入力電力の上限値)が算出され、算出された上限値に応じた第2の領域を示すように、第2の表示部が制御される。これにより、車両の運転者は、現在の電力に関する値と現在の電力に関する上限値との相対関係を、第1の表示部上で瞬時に把握することができる。そのため、蓄電機構を備えた車両において、蓄電機構の現在の電力に対してどの程度の余力があるのかを車両の運転者に瞬時に把握させることができる表示装置を提供することができる。
第2の発明に係る表示装置においては、第1の発明の構成に加えて、第1の算出手段は、蓄電機機構の現在の出力電力値を算出するための手段を含む。第2の算出手段は、蓄電機構の状態に基づいて、蓄電機構の現在の出力電力の上限値を算出するための手段を含む。
第2の発明によると、蓄電機機構の現在の出力電力値に応じた位置を示すように、指示部が制御される。さらに、蓄電機構の現在の出力電力の上限値に応じた第2の領域を表示するように、第2の表示部が制御される。たとえば、現在の出力電力の上限値を一方の端部とする第2の領域を表示するように、第2の表示部が制御される。これにより、車両の運転者は、現在の出力電力値と現在の出力電力の上限値との相対関係を、第1の表示部上で瞬時に把握することができる。
第3の発明に係る表示装置においては、第2の発明の構成に加えて、第1の表示部は、蓄電機構の出力電力の上限値に応じた第1の領域を表示する。
第3の発明によると、第1の表示部には、蓄電機構の出力電力の上限値に応じた第1の領域が表示される。たとえば、蓄電機構の出力電力の上限値を一方の端部とする第1の領域が表示される。第1の表示部上には、蓄電機構の現在の出力電力の上限値に応じた第2の領域が、第2の表示部により表示される。そのため、車両の運転者は、蓄電機構の出力電力の上限値に対して現在の出力電力の上限値が低下していることを、第1の表示部上で瞬時に把握することができる。
第4の発明に係る表示装置においては、第1の発明の構成に加えて、第1の算出手段は、蓄電機機構の現在の入力電力値を算出するための手段を含む。第2の算出手段は、蓄電機構の状態に基づいて、蓄電機構の現在の入力電力の上限値を算出するための手段を含む。
第4の発明によると、蓄電機機構の現在の入力電力値に応じた位置を示すように、指示部が制御される。さらに、蓄電機構の現在の入力電力の上限値に応じた第2の領域を表示するように、第2の表示部が制御される。たとえば、現在の入力電力の上限値を一方の端部とする第2の領域を表示するように、第2の表示部が制御される。これにより、車両の運転者は、現在の入力電力値と現在の入力電力の上限値との相対関係を、第1の表示部上で瞬時に把握することができる。
第5の発明に係る表示装置においては、第4の発明の構成に加えて、第1の表示部は、蓄電機構の入力電力の上限値に応じた第1の領域を表示する。
第5の発明によると、第1の表示部には、蓄電機構の入力電力の上限値に応じた第1の領域が表示される。たとえば、蓄電機構の入力電力の上限値を一方の端部とする第1の領域が表示される。第1の表示部上には、蓄電機構の現在の入力電力の上限値に応じた第2の領域が、第2の表示部により表示されている。そのため、車両の運転者は、蓄電機構の入力電力の上限値に対して現在の入力電力の上限値が低下していることを、第1の表示部上で瞬時に把握することができる。
第6の発明に係る表示装置においては、第1の発明の構成に加えて、第1の算出手段は、蓄電機機構の現在の出力電力値および蓄電機構の現在の入力電力値のいずれかを算出するための手段を含む。第2の算出手段は、蓄電機構の状態に基づいて、蓄電機構の現在の出力電力の上限値および蓄電機構の現在の入力電力の上限値を算出するための手段を含む。
第6の発明によると、蓄電機機構の現在の出力電力値および蓄電機構の現在の入力電力値のいずれかに応じた位置を示すように、指示部が制御される。さらに、蓄電機構の現在の出力電力の上限値および蓄電機構の現在の入力電力の上限値に応じた第2の領域を表示するように、第2の表示部が制御される。たとえば、現在の出力電力の上限値および現在の入力電力の上限値を両端とする第2の領域を表示するように、第2の表示部が制御される。これにより、車両の運転者は、現在の入出力電力値と現在の出力電力の上限値との相対関係、および現在の入出力電力値と現在の入力電力の上限値との相対関係を、第1の表示部上で瞬時に把握することができる。
第7の発明に係る表示装置においては、第6の発明の構成に加えて、第1の表示部は、蓄電機構の出力電力の上限値および蓄電機構の入力電力の上限値に応じた第1の領域を表示する。
第7の発明によると、第1の表示部には、蓄電機構の出力電力の上限値および蓄電機構の入力電力の上限値に応じた第1の領域が表示される。たとえば、蓄電機構の出力電力の上限値および蓄電機構の入力電力の上限値を両端とする第1の領域が表示される。第1の表示部上には、蓄電機構の現在の出力電力の上限値および蓄電機構の現在の入力電力の上限値に応じた第2の領域が、第2の表示部により表示される。そのため、車両の運転者は、蓄電機構の出力電力の上限値に対して現在の出力電力の上限値が低下していること、および蓄電機構の入力電力の上限値に対して現在の入力電力の上限値が低下していることを、第1の表示部上で瞬時に把握することができる。
第8の発明に係る表示装置においては、第1〜7のいずれかの発明の構成に加えて、制御手段は、蓄電機構の状態に応じて第2の領域の表示態様を変更するように、第2の表示部を制御するための変更手段をさらに含む。
第8の発明によると、蓄電機構の電力に関する上限値は、蓄電機構の状態によって変化する。たとえば、蓄電機構の温度が低温であったり高温であったりすると、蓄電機構の出力電力の上限値および蓄電機構の入力電力の上限値は低下する。そこで、蓄電機構の状態の応じて第2の領域の表示態様が変更される。これにより、運転者は、蓄電機構の電力に関する上限値が低下している要因を第2の表示部の表示態様により把握することができる。
第9の発明に係る表示装置においては、第8の発明の構成に加えて、変更手段は、第2の領域の表示色を変更するように、第2の表示部を制御するための手段を含む。
第9の発明によると、運転者は、蓄電機構の電力に関する上限値が低下している要因を、第2の表示部の表示色により把握することができる。
第10の発明に係る表示装置においては、第1〜9のいずれかの発明の構成に加えて、第2の算出手段は、蓄電機構の温度、劣化度および残存容量の少なくともいずれかに基づいて、現在の電力に関する上限値を算出するための手段を含む。
第10の発明によると、蓄電機構の出力特性に影響する、蓄電機構の温度、劣化度および残存容量の少なくともいずれかに基づいて、現在の電力に関する上限値が算出される。そのため、現在の電力に関する上限値を適切に算出することができる。
第11の発明に係る表示装置においては、第1〜10のいずれかの発明の構成に加えて、指示部は、第1の表示部と重なる位置を示す。第2の表示部は、第1の表示部と重なる第2の領域を表示する。
第11の発明によると、指示部および第2の表示部が、第1の表示部と重なる。そのため、第1の表示部上の小さい領域に指示部と第2の表示部を表示することができるとともに、車両の運転者に指示部、第1の表示部および第2の表示部の相対比較をより的確に行なわせることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る表示装置を含む、ハイブリッド車両全体の制御ブロック図を説明する。なお、本発明は、図1に示すハイブリッド車両に限定されない。本発明は、動力源としての、たとえばガソリンエンジン等の内燃機関(以下、エンジンとして説明する)が、車両を走行させる駆動源(走行源)であって、かつ、ジェネレータの駆動源であればよい。さらに、駆動源がエンジンおよびモータジェネレータであって、モータジェネレータの動力により走行可能な車両であればよく(エンジンを停止させても停止させなくても)、走行用のバッテリを搭載し、EVモードを有するとともに、回生制動制御を行なうことができる他の態様を有するハイブリッド車両であってもよい(いわゆるパラレル型であってもよくパラレルシリーズ型であってもよい)。このバッテリは、リチウムイオン電池やニッケル水素電池などであって、その種類は特に限定されるものではない。また、バッテリの代わりにキャパシタでも構わない。
ハイブリッド車両は、エンジン120と、モータジェネレータ(MG)140とを含む。なお、以下においては、説明の便宜上、モータジェネレータ140を、モータジェネレータ140A(またはMG(2)140A)と、モータジェネレータ140B(またはMG(1)140B)と表現するが、ハイブリッド車両の走行状態に応じて、モータジェネレータ140Aがジェネレータとして機能したり、モータジェネレータ140Bがモータとして機能したりする。このモータジェネレータがジェネレータとして機能する場合に回生制動が行なわれる。モータジェネレータがジェネレータとして機能するときには、車両の運動エネルギが電気エネルギに変換されて、車両が減速される。
ハイブリッド車両は、この他に、エンジン120やモータジェネレータ140で発生した動力を駆動輪160に伝達したり、駆動輪160の駆動をエンジン120やモータジェネレータ140に伝達したりする減速機180と、エンジン120の発生する動力を駆動輪160とモータジェネレータ140B(MG(1)140B)との2経路に分配する動力分割機構(たとえば、後述する遊星歯車機構)200と、モータジェネレータ140を駆動するための電力を充電する走行用バッテリ220と、走行用バッテリ220の直流とモータジェネレータ140A(MG(2)140A)およびモータジェネレータ140B(MG(1)140B)の交流とを変換しながら電流制御を行なうインバータ240と、走行用バッテリ220の状態を管理制御するバッテリ制御ユニット(以下、バッテリECU(Electronic Control Unit)という)260と、エンジン120の動作状態を制御するエンジンECU280と、ハイブリッド車両の状態に応じてモータジェネレータ140およびバッテリECU260、インバータ240等を制御するMG_ECU300と、バッテリECU260、エンジンECU280およびMG_ECU300等を相互に管理制御して、ハイブリッド車両が最も効率よく運行できるようにハイブリッドシステム全体を制御するHV_ECU320等を含む。
走行用バッテリ220とインバータ240との間には昇圧コンバータ242が設けられている。これは、走行用バッテリ220の定格電圧が、モータジェネレータ140A(MG(2)140A)やモータジェネレータ140B(MG(1)140B)の定格電圧よりも低いので、走行用バッテリ220からモータジェネレータ140A(MG(2)140A)やモータジェネレータ140B(MG(1)140B)に電力を供給するときには、昇圧コンバータ242で電力を昇圧する。
なお、図1においては、各ECUを別構成としているが、2個以上のECUを統合したECUとして構成してもよい(たとえば、図1に、点線で示すように、MG_ECU300とHV_ECU320とを統合したECUとすることがその一例である)。
動力分割機構200は、エンジン120の動力を、駆動輪160とモータジェネレータ140B(MG(1)140B)との両方に振り分けるために、遊星歯車機構(プラネタリーギヤ)が使用される。モータジェネレータ140B(MG(1)140B)の回転数を制御することにより、動力分割機構200は無段変速機としても機能する。エンジン120の回転力はキャリア(C)に入力され、それがサンギヤ(S)によってモータジェネレータ140B(MG(1)140B)に、リングギヤ(R)によってモータジェネレータ140A(MG(2)140A)および出力軸(駆動輪160側)に伝えられる。回転中のエンジン120を停止させる時には、エンジン120が回転しているので、この回転の運動エネルギをモータジェネレータ140B(MG(1)140B)で電気エネルギに変換して、エンジン120の回転数を低下させる。
図1に示すようなハイブリッドシステムを搭載するハイブリッド車両においては、車両の状態について予め定められた条件が成立すると、HV_ECU320は、モータジェネレータ140のモータジェネレータ140A(MG(2)140A)のみによりハイブリッド車両の走行を行なうようにモータジェネレータ140A(MG(2)140A)およびエンジンECU280を経由してエンジン120を制御する。たとえば、予め定められた条件とは、走行用バッテリ220のSOC(State Of Charge)が予め定められた値以上であるという条件等である。このようにすると、発進時や低速走行時等であってエンジン120の効率が悪い場合に、モータジェネレータ140A(MG(2)140A)のみによりハイブリッド車両の走行を行なうことができる。この結果、走行用バッテリ220のSOCを低下させることができる(その後の車両停止時に走行用バッテリ220を充電することができる)。
また、通常走行時には、たとえば動力分割機構200によりエンジン120の動力を2経路に分け、一方で駆動輪160の直接駆動を行ない、他方でモータジェネレータ140B(MG(1)140B)を駆動して発電を行なう。この時、発生する電力でモータジェネレータ140A(MG(2)140A)を駆動して駆動輪160の駆動補助を行なう。また、高速走行時には、さらに走行用バッテリ220からの電力をモータジェネレータ140A(MG(2)140A)に供給してモータジェネレータ140A(MG(2)140A)の出力を増大させて駆動輪160に対して駆動力の追加を行なう。一方、減速時には、駆動輪160により従動するモータジェネレータ140A(MG(2)140A)がジェネレータとして機能して回生発電を行ない、回収した電力を走行用バッテリ220に蓄える。なお、走行用バッテリ220の充電量が低下し、充電が特に必要な場合には、エンジン120の出力を増加してモータジェネレータ140B(MG(1)140B)による発電量を増やして走行用バッテリ220に対する充電量を増加する。
バッテリECU260には、走行用バッテリ220に設けられた電圧センサ、電流センサ、温度センサ(いずれも図示せず)から、走行用バッテリ220の端子間電圧値(以下、バッテリ電圧値とも記載する)、走行用バッテリ220の充放電電流値(以下、バッテリ電流値とも記載する)、走行用バッテリ220の温度(以下、バッテリ温度とも記載する)TB、走行用バッテリ220の内部の抵抗値(以下、バッテリ内部抵抗値とも記載する)などの情報が入力される。バッテリECU260は、これらの情報をECU1000に送信する。さらに、バッテリECU260は、これらの情報に基づいて、走行用バッテリ220のSOC(以下、単にSOCあるいはバッテリ残存容量SOCとも記載する)を算出し、算出結果を表わす信号をHV_ECU320に送信する。
また、走行用バッテリ220の目標SOCはいつ回生が行なわれてもエネルギが回収できるように、通常は60%程度に設定される。また、SOCの上限値と下限値とは、走行用バッテリ220のバッテリの劣化を抑制するために、たとえば、上限値を80%とし、下限値を30%として設定され、HV_ECU320は、MG_ECU300を経由してSOCが上限値および下限値を越えないようにモータジェネレータ140による発電や回生、モータ出力を制御している。なお、ここで挙げた値は、一例であって特に限定される値ではない。
さらに、ハイブリッド車両は、運転席前方のインストルメントパネル内に設けられたパワーメータ500と、エンジン120を作動させないで車両を走行するEVモードを運転者が選択するためのEVスイッチ1200とを含む。
パワーメータ500は、メータECU1000を経由してHV_ECU320により制御され、走行用バッテリ220の入出力パワーに関する情報を表示する。なお、本実施の形態において、「パワー」とは電力(単位はワット)を意味するものとする。以下の説明においても同様である。パワーメータ500については、後に詳述する。
EVスイッチ1200は、運転者によりEVモードが選択されると、HV_ECU320にEVモード要求信号を送信する。
本実施の形態において、HV_ECU320は、EVスイッチ1200からEVモード要求信号が入力されると、走行用バッテリ220からの現在の出力可能パワー値WOUTをメータECU1000に出力する。また、HV_ECU320は、回生制動で走行用バッテリ220に受け入れ(充電)可能な現在の入力可能パワー値WINをメータECU1000に出力する。
このような処理は、HV_ECU320で実行されるプログラムにより実行される。なお、HV_ECU320がこのような処理を実行するのではなく、メータECU1000で処理してパワーメータ500に表示するものでも構わない。すなわち、このような処理がどのECUで処理されるのかについては限定されるものではない。なお、以下においては、HV_ECU320が、出力可能パワー値WOUTおよび入力可能パワー値WINをパワーメータ500に表示するものとして説明する。
図2および図3を参照して、パワーメータ500について説明する。パワーメータ500は、入出力領域部510と、指針部514と、入出力領域部510と重なるように設けられた入出力可能パワー表示部520とを含む。
入出力領域部510は、走行用バッテリ220入出力特性により予め定められた最大入力パワー値WIN(MAX)および最大出力パワー値WOUT(MAX)を両端として、走行用バッテリ220の出力可能パワー範囲を円弧状に表示する。なお、入出力領域部510は、中央部を0位置として、紙面右廻りに出力パワーを、紙面左廻りに入力パワーを表わす。
指針部514および入出力領域部510は、HV_ECU320により制御される。指針部514は、回転軸512を中心として回転され、HV_ECU320により算出された現在の入出力パワー値Pを入出力領域部510上に指し示すように制御される。
入出力可能パワー表示部520は、HV_ECU320により算出された現在の入力可能パワー値WINと、HV_ECU320により算出された現在の出力可能パワー値WOUTとを両端として、走行用バッテリ220からの現在の入出力可能パワー範囲を表示するように制御される。
入出力可能パワー表示部520の表示色は、走行用バッテリ220の温度状態によって表示色が変更される。たとえば、図3に示すように、走行用バッテリ220の温度が温度T(1)より低い場合(以下、低温時とも記載する)には青色(以下、低温色とも記載する)530Aで、走行用バッテリ220の温度が温度T(2)(>T(1))より高い場合(以下、高温時とも記載する)には赤色(以下、高温色とも記載する)530Cで、走行用バッテリ220の温度が温度T(1)と温度T(2)の間(以下、常温時とも記載する)であれば緑色(以下、常温色とも記載する)530Bで、入出力可能パワー表示部520の表示色が表示されるように変更される。
図4を参照して、本実施の形態に係る表示装置の機能ブロック図について説明する。図4に示すように、この表示装置は、入出力電力算出部322と、入出力可能電力算出部324とを含む。
入出力電力算出部322は、バッテリECU260から送信される情報に基づいて、現在の入出力パワー値Pを算出し、入出力パワー値Pを指針部514が指し示すように、パワーメータ500に表示指示信号を送信する。
入出力可能電力算出部324は、バッテリECU260から送信される情報に基づいて、入力可能パワー値WINおよび出力可能パワー値WOUTを算出する。さらに、入出力可能電力算出部324は、入出力可能パワー表示部520に、上述のいずれかの表示色で現在の入出力可能パワー範囲を表示するように、パワーメータ500に表示指示信号を送信する。
入出力電力算出部322と入出力可能電力算出部324とは、HV_ECU320に含まれるCPU(Central Processing Unit)およびメモリとメモリから読み出されてCPUで実行されるプログラムとを主体としたソフトウェアで実現される。なお、入出力電力算出部322と入出力可能電力算出部324とを、デジタル回路やアナログ回路の構成を主体としたハードウェアで実現するようにしてもよい。一般的に、ソフトウェアで実現した場合には設計変更の点で有利で、ハードウェアで実現した場合には動作速度の点で有利であると言われている。
図5を参照して、本実施の形態に係る表示装置を構成するHV_ECU320が実行するプログラムの制御構造について説明する。なお、このプログラムは、予め定められたサイクルタイムで繰り返し実行される。
ステップ(以下、ステップをS100と略す)にて、HV_ECU320は、バッテリECU260からの信号に基づいて、バッテリ電流値を検出する。
S102にて、HV_ECU320は、バッテリECU260からの信号に基づいて、バッテリ電圧値を検出する。
S104にて、HV_ECU320は、バッテリ電流値およびバッテリ電圧値に基づいて、現在の入出力パワー値Pを算出する。HV_ECU320は、たとえば、バッテリ電流値とバッテリ電圧値との積を、現在の入出力パワー値Pとして算出する。
S106にて、HV_ECU320は、現在の入出力パワー値Pの表示指令信号を、パワーメータ500に送信する。
S108にて、HV_ECU320は、バッテリECU260からの信号に基づいて、バッテリ残存容量SOCを検出する。
S110にて、HV_ECU320は、バッテリECU260からの信号に基づいて、バッテリ温度TBを検出する。
S112にて、HV_ECU320は、バッテリECU260からの信号に基づいて、バッテリ内部抵抗値を検出する。
S114にて、HV_ECU320は、バッテリ内部抵抗値に基づいて、走行用バッテリ220の劣化度を表わす劣化係数を算出する。
S116にて、HV_ECU320は、バッテリ残存容量SOC、バッテリ温度TBおよび劣化係数に基づいて、入力可能パワー値WINを算出する。HV_ECU320は、たとえば、バッテリ残存容量SOCおよびバッテリ温度TBをパラメータとするマップに基づいて入力可能パワーを算出し、算出された入力可能パワーと劣化係数との積を、入力可能パワー値WINとして算出する。なお、入力可能パワー値WINの算出方法はこれに限定されない。
S118にて、HV_ECU320は、出力可能パワー値WOUTを算出する。HV_ECU320は、たとえば、バッテリ残存容量SOCおよびバッテリ温度TBをパラメータとするマップに基づいて出力可能パワーを算出し、算出された出力可能パワーと劣化係数との積を、出力可能パワー値WOUTとして算出する。なお、出力可能パワー値WOUTの算出方法はこれに限定されない。
S120にて、HV_ECU320は、入力可能パワー値WINおよび出力可能パワー値WOUTを両端とする現在の入出力可能パワー範囲を入出力可能パワー表示部520に表示するように、表示指令信号をパワーメータ500に送信する。
S122にて、HV_ECU320は、バッテリ温度TBが予め定められた温度T(1)より低いか否かを判断する。温度T(1)より低いと(S122にてYES)、処理はS124に移される。そうでないと(S122にてNO)、処理はS126に移される。
S124にて、HV_ECU320は、入出力可能パワー表示部520を青色(低温色)530Aで表示する指令をパワーメータ500に送信する。
S126にて、HV_ECU320は、バッテリ温度TBが予め定められた温度T(2)(>T(1))より低いか否かを判断する。温度T(2)より低いと(S126にてYES)、処理はS128に移される。そうでないと(S126にてNO)、処理はS130に移される。
S128にて、HV_ECU320は、入出力可能パワー表示部520を緑色(常温色)530Bで表示する指令をパワーメータ500に送信する。
S130にて、HV_ECU320は、入出力可能パワー表示部520を赤色(高温色)530Cで表示する指令をパワーメータ500に送信する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る表示装置を構成するパワーメータ500の表示態様について説明する。
上述の図2は、走行用バッテリ220の常温時において、走行用バッテリ220から電力が出力されている場合のパワーメータ500の表示態様を示している。現在の出力パワー値Pが指針部514により入出力領域部510上に指し示めされる(S106)とともに、入力可能パワー値WINおよび出力可能パワー値WOUTを両端とする現在の入出力可能パワー範囲が、入出力領域部510と重なるように設けられた入出力可能パワー表示部520に表示される(S120)。
これにより、運転者は、現在の出力パワー値Pと出力可能パワー値WOUTとの相対関係を、入出力領域部510上で把握することができる。そのため、運転者は、現在の出力パワー値Pに対してどの程度の余力があるのかを瞬時に把握することができる。
さらに、指針部514および入出力可能パワー表示部520が、入出力領域部510と重なる。そのため、入出力領域部510上の小さい領域に、現在の出力パワー値P、入力可能パワー値WINおよび出力可能パワー値WOUTを表示することができるとともに、車両の運転者に、現在の出力パワー値P、入力可能パワー値WINおよび出力可能パワー値WOUTの相対比較をより的確に行なわせることができる。
さらに、バッテリ温度TBが温度T(1)より高く(S122にてNO)、温度T(2)より低い(S126にてYES)ため、図2に示すように、入出力可能パワー表示部520が緑色(常温色)530Bで表示される(S124)。
図6は、走行用バッテリ220の低温時において、走行用バッテリ220から電力が出力されている場合のパワーメータ500の表示態様を示す。この場合においても、走行用バッテリ220の常温時(図2参照)と同様に、運転者は、現在の出力パワー値Pと出力可能パワー値WOUTとの相対関係を把握することにより、現在の出力パワー値Pに対してどの程度の余力があるのかを瞬時に把握することができる。
さらに、入力可能パワー値WINおよび出力可能パワー値WOUTは、バッテリ温度TB等に基づいて算出され(S116、S118)、走行用バッテリ220の低温時においては、入力可能パワー値WINおよび出力可能パワー値WOUTとが、最大入力パワー値WIN(MAX)および最大出力パワー値WOUT(MAX)より低下した値となる。ここで、入出力領域部510の両端は走行用バッテリ220の最大入力パワー値WIN(MAX)および最大出力パワー値WOUT(MAX)である。そのため、運転者は、現在の入力可能パワー値WINと現在の出力可能パワー値WOUTとが、最大入力パワー値WIN(MAX)および最大出力パワー値WOUT(MAX)に対して低下していることを、入出力領域部510上で瞬時に把握することができる。
さらに、バッテリ温度TBが温度T(1)より低いため(S122にてYES)、図6に示すように、入出力可能パワー表示部520が青色530Aで表示される(S124)。これにより、運転者は、走行用バッテリ220が低温であることを、入出力可能パワー表示部520の表示色により把握することができる。そのため、運転者は、走行用バッテリ220が低温であることが現在の入出力可能パワーの低下の要因であることを、入出力領域部510上で瞬時に把握することができる。
図7は、走行用バッテリ220の高温時において、走行用バッテリ220から電力が出力されている場合のパワーメータ500の表示態様を示す。この場合においても、走行用バッテリ220の高温時(図6参照)と同様に、運転者は、現在の出力パワー値Pに対する余力の程度と、現在の入出力可能パワーの低下の程度とを、入出力領域部510上で瞬時に把握することができる。
さらに、バッテリ温度TBが予め定められた温度T(2)より高い(S126にてNO)ため、図7に示すように、入出力可能パワー表示部520が赤色(高温色)530Cで表示される(S130)。これにより、運転者は、走行用バッテリ220が高温であることを、入出力可能パワー表示部520の表示色により把握することができる。そのため、運転者は、走行用バッテリ220が高温であることが現在の入出力可能パワーの低下の要因であることを、入出力領域部510上で瞬時に把握することができる。
以上のように、本実施の形態に係る表示装置によれば、現在の出力パワーが入出力領域部に示されるとともに、現在の入出力可能パワー範囲とが、入出力領域部と重なるように設けられた入出力可能パワー表示部に表示される。これにより、運転者は、現在の入出力パワーと現在の入出力可能パワーとの相対関係を入出力領域部上で把握することができる。そのため、運転者は、現在の出力パワーに対してどの程度の余力があるのかを瞬時に把握することができる。
なお、本実施の形態においては、入力パワーおよび出力パワーの双方を表示する場合について説明したが、本発明に係る表示装置を適用できる場合はこれに限定されない。たとえば、入力パワーのみを表示する場合や、出力パワーのみを表示する場合であっても、本発明に係る表示装置を適用することができる。
<第1の実施の形態の変形例(その1)>
第1の実施の形態においては、入出力可能パワー表示部520の表示色を変更することにより走行用バッテリ220の温度状態を表示するパワーメータ500について説明したが、走行用バッテリ220の温度状態の表示態様はこれに限定されず、他の態様で表示するパワメータを用いるようにしてもよい。
たとえば、図8に示すように、パワーメータ500に対して、上述の図3に示した横棒上に指針部1532を移動表示することによりバッテリ温度TBを表示する温度計1530を備えたパワーメータ1500を用いてもよい。
また、図9に示すように、パワーメータ500に対して、低温の場合に「L」、通常の場合に「M」、高温の場合に「H」のそれぞれの文字を文字表示部2510に表示することにより走行用バッテリ220の温度状態を表示するパワーメータ2500を用いてもよい。なお、図9は、文字表示部2510に高温の場合の「H」を表示した場合を示している。
また、図10に示すように、パワーメータ500に対して、点灯部3510を備え、低温時に第1点灯部3512を、常温時に第2点灯部3514を、高温時に第3点灯部3516を、それぞれ点灯させることにより走行用バッテリ220の温度状態を表示するパワーメータ3500を用いてもよい。
<第1の実施の形態の変形例(その2)>
第1の実施の形態においては、円弧状の入出力領域部510および入出力可能パワー表示部520と、現在の入出力パワー値Pを入出力領域部510上に指し示す指針部514とを備えたパワーメータ500について説明したが、出力可能パワー範囲および現在の入出力パワー値Pの表示態様はこれに限定されず、他の態様で表示するパワーメータを用いてもよい。
たとえば、図11に示すように、横棒状の入出力領域部4510および入出力可能パワー表示部4520と、中央部の0位置から現在の入出力パワー値Pまでの領域を入出力領域部4510上に表示する領域表示部4514とを備えたパワーメータ4500を用いてもよい。なお、図11(A)、図11(B)および図11(C)は、走行用バッテリ220の温度状態がそれぞれ常温時、低温時、高温時のパワーメータ4500の表示態様を示す。
<第2の実施の形態>
図12を参照して、本実施の形態に係る表示装置を備えたハイブリッド車両について説明する。本実施の形態に係るハイブリッド車両は、上述の第1の実施の形態に係るハイブリッド車両の構成と比較して、エネルギモニタ部600を含む点が異なる。これ以外の構成は、上述の第1の実施の形態に係るハイブリッド車両の構成と同じ構成である。同じ構成については同じ参照符号が付してある。それらの機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
図12に示すように、本実施の形態に係るハイブリッド車両は、HV_ECU320に接続されたエネルギモニタ部600を備える。エネルギモニタ部600は、インストルメントパネル内のパワーメータ500に近い位置に設けられる。エネルギモニタ部600は、ハイブリッドシステムを簡略化して図示し、エネルギの伝達方向、現在の駆動方法、エンジンによる発電状況、回生エネルギの利用状況、および走行によるタイヤの回転を運転者に表示する。
図13を参照して、エネルギモニタ部600についてさらに説明する。エネルギモニタ部600の画面上には、車両のタイヤ表示部602、エンジン表示部604、モータ表示部606、バッテリ表示部610が表示されている。
本実施の形態においては、バッテリ表示部610の表示態様が、走行用バッテリ220の状態によって変更される。
図14に示すように、バッテリ表示部610は、外枠部612と、外枠部612の内部に表示された複数のバーグラフ部614を含む。
このバッテリ表示部610において、走行用バッテリ220のSOCは、着色されたバーグラフ部614の本数で表示され、走行用バッテリ220の現在の出力可能パワーが外枠部612および複数のバーグラフ部614の横幅で表示される。すなわち、図14(B)および図14(C)に示すように、走行用バッテリ220が低温や高温となって出力可能パワーが低下すると、常温時(図14(A)参照)よりも、外枠部612およびバーグラフ部614の横幅の長さが短くなる。
さらに、走行用バッテリ220のSOCを表わす着色されたバーグラフ部614の表示色が、走行用バッテリ220の温度状態によって変更される。着色されたバーグラフ部614の表示色は、常温時は図14(A)に示すように、緑色630Bで表示されるが、低温時には図14(B)に示すように、青色630Aで表示され、高温時には図14(C)に示すように赤色630Cで表示される。
以上のように、本実施の形態に係る表示装置によれば、第1の実施の形態と同様に、現在の出力パワーに対する余力の程度、現在の入出力可能パワーの低下の程度および低下している要因を、パワーメータの表示により瞬時に把握することができる。さらに、SOCを表示するエネルギモニタ部のバッテリ表示部の表示態様によっても、現在の入出力可能パワーの低下の程度および低下の要因を、運転者は把握することができる。そのため、運転者に出力可能パワーの低下と低下の要因を、より容易に把握させるができる。
なお、本実施の形態において、現在の出力可能パワーが外枠部612および複数のバーグラフ部614の横幅で表示されるバッテリ表示部610について説明したが、現在の出力可能パワーを他の態様で表示するバッテリ表示部を用いてもよい。
たとえば、図15に示すように、外枠部1612が固定して表示されるとともに、現在の出力可能パワーがバーグラフ部1614の縦幅で表示されるバッテリ表示部1610を用いてもよい。なお、図15(A)、図15(B)および図15(C)は、走行用バッテリ220の温度状態がそれぞれ常温、低温、高温の場合のバッテリ表示部1610の表示態様を示す。これにより、バーグラフ部2614の縦幅が小さい(バーグラフ部2614同士の間隔が大きい)ほど、現在の出力可能パワーが低下していることを運転者に把握させることができる。
また、図16に示すように、外枠部1612が固定して表示されるとともに、現在の出力可能パワーが複数のバーグラフ部2614の横幅で表示されるバッテリ表示部2610を用いてもよい。なお、図16(A)、図16(B)および図16(C)は、走行用バッテリ220の温度状態がそれぞれ常温、低温、高温の場合のバッテリ表示部2610の表示態様を示す。これにより、バーグラフ部2614の横幅と外枠部2612の横幅との差が大きいほど、現在の出力可能パワーが低下していることを運転者に把握させることができる。
なお、本実施の形態において、バッテリ表示部610が、エネルギの伝達方向を示すエネルギモニタ部600に表示される場合について説明したが、これに限定されず、たとえば、単にハイブリッドシステムを表示した画面上にバッテリ表示部610を表示するようにしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
第1の実施の形態に係る表示装置を含むハイブリッド車両全体の制御ブロック図である。 第1の実施の形態に係る表示装置を構成するパワーメータを示す図(その1)である。 第1の実施の形態に係る表示装置を構成するパワーメータの表示色とバッテリ温度との関係を示す図である。 第1の実施の形態に係る表示装置の機能ブロック図である。 第1の実施の形態に係る表示装置を構成するECUの制御構造を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係る表示装置を構成するパワーメータを示す図(その2)である。 第1の実施の形態に係る表示装置を構成するパワーメータを示す図(その3)である。 第1の実施の形態の変形例(その1)に係る表示装置を構成するパワーメータを示す図(その1)である。 第1の実施の形態の変形例(その1)に係る表示装置を構成するパワーメータを示す図(その2)である。 第1の実施の形態の変形例(その1)に係る表示装置を構成するパワーメータを示す図(その3)である。 第1の実施の形態の変形例(その2)に係る表示装置を構成するパワーメータを示す図である。 第2の実施の形態に係る表示装置を含むハイブリッド車両全体の制御ブロック図である。 第2の実施の形態に係る表示装置を構成するエネルギモニタ部を示す図である。 第2の実施の形態に係る表示装置を構成するエネルギモニタ部に表示されるバッテリ表示部を示す図(その1)である。 第2の実施の形態に係る表示装置を構成するエネルギモニタ部に表示されるバッテリ表示部を示す図(その2)である。 第2の実施の形態に係る表示装置を構成するエネルギモニタ部に表示されるバッテリ表示部を示す図(その3)である。
符号の説明
120 エンジン、140,140A,140B モータジェネレータ、160 駆動輪、180 減速機、200 動力分割機構、220 走行用バッテリ、240 インバータ、242 昇圧コンバータ、260 バッテリECU、280 エンジンECU、300 MG_ECU、320 HV_ECU、322 入出力電力算出部、324 入出力可能電力算出部、500,1500,2500,3500,4500 パワーメータ、510,4510 入出力領域部、512 回転軸、514 指針部、520,4520 入出力可能パワー表示部、530A,630A 青色、530B,630B 緑色、530C,630C 赤色、600 エネルギモニタ部、602 タイヤ表示部、604 エンジン表示部、606 モータ表示部、610,1610,2610 バッテリ表示部、612,1612,2612 外枠部、614,1614,2614 バーグラフ部、1000 メータECU、1200 EVスイッチ、1530 温度計、1532 指針部、2510 文字表示部、3510 点灯部、512 第1点灯部、3514 第2点灯部、3516 第3点灯部、4514 領域表示部。

Claims (11)

  1. 蓄電機構を備えた車両の表示装置であって、前記蓄電機構には、前記車両の走行状態に応じて電力が入出力され、
    前記表示装置は、
    前記蓄電機構の電力に関する第1の領域を表示する第1の表示部と、
    前記第1の表示部における位置を示す指示部と、
    前記第1の表示部における第2の領域を表示する第2の表示部と、
    前記指示部および前記第2の表示部を制御するための制御手段とを含み、
    前記制御手段は、
    前記蓄電機構の現在の電力に関する値を算出するための第1の算出手段と、
    前記現在の電力に関する値に応じた位置を示すように、前記指示部を制御するための第1の制御手段と、
    前記蓄電機構の状態に基づいて、前記蓄電機構の現在の電力に関する上限値を算出するための第2の算出手段と、
    前記現在の電力に関する上限値に応じた前記第2の領域を表示するように、前記第2の表示部を制御するための第2の制御手段とを含む、表示装置。
  2. 前記第1の算出手段は、前記蓄電機機構の現在の出力電力値を算出するための手段を含み、
    前記第2の算出手段は、前記蓄電機構の状態に基づいて、前記蓄電機構の現在の出力電力の上限値を算出するための手段を含む、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1の表示部は、前記蓄電機構の出力電力の上限値に応じた前記第1の領域を表示する、請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記第1の算出手段は、前記蓄電機機構の現在の入力電力値を算出するための手段を含み、
    前記第2の算出手段は、前記蓄電機構の状態に基づいて、前記蓄電機構の現在の入力電力の上限値を算出するための手段を含む、請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記第1の表示部は、前記蓄電機構の入力電力の上限値に応じた前記第1の領域を表示する、請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記第1の算出手段は、前記蓄電機機構の現在の出力電力値および前記蓄電機構の現在の入力電力値のいずれかを算出するための手段を含み、
    前記第2の算出手段は、前記蓄電機構の状態に基づいて、前記蓄電機構の現在の出力電力の上限値および前記蓄電機構の現在の入力電力の上限値を算出するための手段を含む、請求項1に記載の表示装置。
  7. 前記第1の表示部は、前記蓄電機構の出力電力の上限値および前記蓄電機構の入力電力の上限値に応じた前記第1の領域を表示する、請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記制御手段は、前記蓄電機構の状態に応じて前記第2の領域の表示態様を変更するように、前記第2の表示部を制御するための変更手段をさらに含む、請求項1〜7のいずれかに記載の表示装置。
  9. 前記変更手段は、前記第2の領域の表示色を変更するように、前記第2の表示部を制御するための手段を含む、請求項8に記載の表示装置。
  10. 前記第2の算出手段は、前記蓄電機構の温度、劣化度および残存容量の少なくともいずれかに基づいて、前記現在の電力に関する上限値を算出するための手段を含む、請求項1〜9のいずれかに記載の表示装置。
  11. 前記指示部は、前記第1の表示部と重なる位置を示し、
    前記第2の表示部は、前記第1の表示部と重なる前記第2の領域を表示する、請求項1〜10のいずれかに記載の表示装置。
JP2007039380A 2007-02-20 2007-02-20 車両の表示装置 Active JP4725530B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007039380A JP4725530B2 (ja) 2007-02-20 2007-02-20 車両の表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007039380A JP4725530B2 (ja) 2007-02-20 2007-02-20 車両の表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008206301A JP2008206301A (ja) 2008-09-04
JP4725530B2 true JP4725530B2 (ja) 2011-07-13

Family

ID=39783193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007039380A Active JP4725530B2 (ja) 2007-02-20 2007-02-20 車両の表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4725530B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11667195B2 (en) 2019-12-13 2023-06-06 Honda Motor Co., Ltd. Display system for a vehicle

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4805328B2 (ja) * 2008-10-31 2011-11-02 本田技研工業株式会社 電動車両
DE102008060265A1 (de) * 2008-12-03 2010-06-10 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Anzeigeeinrichtung für ein Hybridfahrzeug
DE102009035139A1 (de) * 2009-07-29 2011-02-03 Man Nutzfahrzeuge Ag Verfahren und Vorrichtung zur Anzeige von Fahrzuständen eines Hybridfahrzeuges
JP5223822B2 (ja) * 2009-09-11 2013-06-26 トヨタ自動車株式会社 表示装置およびそれを備えるハイブリッド車両
JP5535789B2 (ja) * 2010-06-23 2014-07-02 矢崎総業株式会社 ハイブリッド自動車用表示装置
WO2012114425A1 (ja) * 2011-02-21 2012-08-30 トヨタ自動車株式会社 電動車両の表示システムおよびそれを備える電動車両
DE102011112643B4 (de) * 2011-09-07 2020-11-05 Volkswagen Aktiengesellschaft Anzeigevorrichtung für ein Hybridfahrzeug und Verfahren zur Anzeige und Hybridfahrzeug
DE102011112707B4 (de) * 2011-09-07 2020-11-05 Volkswagen Aktiengesellschaft Anzeigevorrichtung für ein Hybridfahrzeug und Verfahren zur Anzeige und Hybridfahrzeug
DE102012000584A1 (de) * 2012-01-13 2013-07-18 Audi Ag Vorrichtung zur Anzeige von Informationen in einem Hybridfahrzeug
JP5922427B2 (ja) * 2012-02-16 2016-05-24 トヨタ自動車株式会社 車両
JP5270775B1 (ja) * 2012-03-09 2013-08-21 トヨタ自動車株式会社 電動車両および電動車両の制御方法
JP2016001970A (ja) * 2014-06-12 2016-01-07 三菱自動車工業株式会社 車載電池の充放電表示装置
JP6507603B2 (ja) * 2014-12-04 2019-05-08 三菱自動車工業株式会社 モータ制御装置
JP6451621B2 (ja) * 2015-12-24 2019-01-16 トヨタ自動車株式会社 表示装置
JP6656284B2 (ja) * 2018-03-22 2020-03-04 本田技研工業株式会社 車両の電池温度表示装置
JP7151367B2 (ja) * 2018-10-19 2022-10-12 トヨタ自動車株式会社 車両およびその制御方法
JP2020183203A (ja) * 2019-05-09 2020-11-12 マツダ株式会社 メータ表示及びそれを備えた車両
JP7392284B2 (ja) * 2019-05-09 2023-12-06 マツダ株式会社 メータ表示及びそれを備えた車両
JP7162025B2 (ja) * 2020-03-19 2022-10-27 本田技研工業株式会社 制御装置、移動体、及び、プログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3918238B2 (ja) * 1996-09-05 2007-05-23 日産自動車株式会社 電池特性補正方法、および電池の残存容量推定方法
US7023216B2 (en) * 2003-09-26 2006-04-04 Ford Global Technologies, Llc Indicator for use in vehicles having an energy storage device
JP2005328620A (ja) * 2004-05-13 2005-11-24 Toyota Industries Corp バッテリ車両のバッテリ管理装置、バッテリ車両、バッテリ車両のバッテリ管理システム、及びバッテリ車両のバッテリ管理方法
JP4604749B2 (ja) * 2005-02-09 2011-01-05 トヨタ自動車株式会社 メータ表示装置、その方法及びハイブリッド自動車

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11667195B2 (en) 2019-12-13 2023-06-06 Honda Motor Co., Ltd. Display system for a vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008206301A (ja) 2008-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4725530B2 (ja) 車両の表示装置
JP6185945B2 (ja) ハイブリッド車両のsoc表示装置
JP6068531B2 (ja) ハイブリッド車両のsoc表示装置
JP6083438B2 (ja) ハイブリッド車両の走行制御装置
JP4251210B2 (ja) ハイブリッド車両の表示装置
US8386104B2 (en) System and method for displaying power flow in a hybrid vehicle
JP5278614B2 (ja) ハイブリッド車両およびその制御方法
JP4530005B2 (ja) ハイブリッド車両
WO2013021450A1 (ja) ハイブリッド車における車両状態表示装置
JP2005110495A (ja) エネルギー貯蔵装置を持つ車両で使用される表示器
JP2017073886A (ja) 電動車の回生制動制御装置
JP5845930B2 (ja) 少なくとも電動機を用いて走行可能な車両の電動走行可能距離表示装置
JP2016175485A (ja) 車両
JPWO2012143989A1 (ja) 電動車両およびその制御方法
US20150239461A1 (en) Hybrid vehicle and control method thereof
JP6962271B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP6414111B2 (ja) 表示装置
JP2007185986A (ja) 車両の制御装置
JP2008174100A (ja) ハイブリッド車の操作状態表示装置
JP5712941B2 (ja) 車両および車両の制御方法
CN111479739A (zh) 混合动力车辆的控制方法和混合动力车辆的控制装置
JP2012232671A (ja) 車両
JP5790397B2 (ja) 電動車両
JP2019156109A (ja) 車両の制御システム
US20200406748A1 (en) Vehicle system and hybrid vehicle

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110328

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4725530

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140422

Year of fee payment: 3